JPH0728424B2 - 輝度信号・色信号分離回路 - Google Patents

輝度信号・色信号分離回路

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JPH0728424B2
JPH0728424B2 JP2894986A JP2894986A JPH0728424B2 JP H0728424 B2 JPH0728424 B2 JP H0728424B2 JP 2894986 A JP2894986 A JP 2894986A JP 2894986 A JP2894986 A JP 2894986A JP H0728424 B2 JPH0728424 B2 JP H0728424B2
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signal
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color
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忠義 中山
力 佐藤
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は複合カラーテレビジョン信号により輝度信号
(以下、Y信号と称す)と色信号(クロマ信号、以下C
信号と称す)を分離する輝度信号・色信号分離回路に関
する。
〔従来の技術〕
一般に、輝度信号・色信号分離回路(以下、Y/C分離回
路と称す。)としては、第10図に示すくし形フィルタが
知られている。これは、アナログIH遅延回路2を介して
遅延された複合カラーテレビジョン信号S′と現在入力
端子1より入力されているNTSC方式複合カラーテレビジ
ョン信号Sとを減算器3により減算してC信号を取り出
し、また、同信号S′とSとを加算器4により加算して
Y信号を取り出すようになっている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、上記回路を用いた場合、画像を垂直方向、特
にエッジ部分で著しく解像度が劣化するという問題点が
あった。例えば第11図(a)に示す画像は同図(b)に
示す信号として現されるが、この信号は、上記回路を介
す毎に図(c),(d)に示すように垂直方向のエッジ
部分が歪んでしまう。なお、同図(c)は上記回路を1
回通過させた状態を、同図(d)は2回通過させた状態
を示す。
また、上記問題点を解消し得るものとして、デジタル遅
延回路を用い、画素の水平方向および垂直方向の相関を
検出して適宜所定の値を取り出すようにしたものも種々
提案されているが、いづれもアナログ遅延回路を用いた
場合に比べ、極めてコスト高になるという問題点があっ
た。
この発明は、前記問題点に着目して成されたもので、ア
ナログ遅延回路を用いても画像のエッジ部分に解像度の
劣化を生じることのない輝度信号・色信号分離回路の提
供を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、複合カラーテレビジョン信号により一画面
中の任意の注目画素とその注目画素における色副搬送波
の位相に対し180゜の位相差を有する複数の参照画素を
抽出する画素抽出手段と、参照画素の値の中から中央値
を選出する中央値選出手段と、選出された中央値と前記
注目画素との演算を行ない色信号と輝度信号とを出力す
る演算手段とを備えたものである。
〔作用〕
この発明においては、1画面中の任意の注目画素におけ
る色副搬送波の位相に対し180゜の位相差を有する近傍
の画素を複数個抽出し、抽出した各画素の値の中から中
央値を選定し、この中央値と注目画素値との演算によっ
てY信号およびC信号を得るようにしたため、水平・垂
直方向の画像の相関を適宜有効に利用でき解像度の高い
画像が得られる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を第1図ないし第9図に基づ
き説明する。
第1図ないし第7図は、この発明の第1実施例を示す図
である。第1図において、5は入力端子1より入力され
るNTSC方式複合カラーテレビジョン信号S4を140ns遅延
する第1の遅延回路、6はこの第1の遅延回路5からの
信号S3をさらに1H遅延する1H遅延回路で、前記第1,第2
の遅延回路5,6と共に画素抽出手段を構成している。8
は前記第2の遅延回路6からの信号S2と1H遅延回路7か
らの信号S1および前記信号S4の中で、中央値をとる信号
を選出する中央値選出手段としての中央値選出回路、9
は前記信号S3と中央値選出回路8により選出された信号
との減算を行なう減算器、10は同じく信号S3と回路8か
らの信号との加算を行なう加算器で、前記減算器9と共
に演算手段を構成している。
第2図ないし第4図は、この第1実施例における前記中
央値選出回路の構成例を示す図である。
図において、11,12,13は2つの入力値のうち大となる値
を出力する最大値検出回路で、第3図に示すように2個
とトランジスタTR1,TR2と抵抗R1とより成る周知の回路
構成を有し、回路11には信号S4,S2が、回路12には信号S
2とS1が、回路13には信号S1とS4がそれぞれ入力されて
いる。また14は前記回路11,12,13から出力された信号の
中で、最小値を有する信号を出力する最小値検出回路
で、第4図に示すように3個のトランジスタTR3,TR4,TR
5と抵抗R2より成る周知の回路構成となっている。
以上の構成に基づき、次に作用を説明する。
今、入力端子1より信号S4が入力されたとすると、各信
号S1〜S4の画面中の位置関係は第5図のようになる。す
なわち、第1の遅延回路5からの信号S3を注目画素とす
ると、第2の遅延回路6からの信号S1と入力端子1に入
力された信号S4は、それぞれ注目画素S3の左右に隣接す
る画素となり、また信号S1は注目画素の1H前の画素とな
る。従って、これら画素S1,S2,S4(以下参照画素と称
す。)は注目画素S3に対し、色副搬送波において180゜
の位相差があることとなる。
ここで、例えばこれら参照画素S1,S2,S4の値が、S4>S2
>S1…(1)の関係にあったとすると、中央値選出回路
8の最大値検出回路11,12,13からは、画素S4,S2,S4が選
出され、さらにこれを受けて最小値検出回路14からは画
素S2が選出される。すなわち、上記(1)の関係におけ
る中央値S2が選出されることとなる。従って、第6図
(a),(b)に示すように、画面の水平あるいは垂直
方向に画像の大きく変化するエッジeが存在し、一つの
画素の値が他の2個に比べ大きく異なるような場合(第
7図(a),(b)参照)には、その画素は、中央値選
出回路8によって確実に除去される。つまり中央値が選
出されることによって、相関の強い方向の画素は除外さ
れ、相関の高い中央値が選出される。そして、選出され
た中央値は減算器9および10に入力され、ここで信号S3
との演算が行なわれ、減算器9からはC信号が加算器10
からはY信号がそれぞれ出力される。すなわち、C信号
およびY信号は、 C信号={S3−MED(S1,S2,S4)}/2 Y信号={S3+MED(S1,S2,S4)}/2 となる。なお、MED(S1,S2,S4)は(S1,S2,S4)の中央
値を表わす。
以上のように、この実施例では、注目画素S3の左右に隣
接する画素S2,S4および1H前の画素S1を参照画素とし、
この中から中央値を選出することで常に相関性の高い値
が選出され、これに基づきY/C分離のための演算を行な
うことができるため、画像の垂直方向についてのエッジ
部分であっても高解像度が得られる。
次にこの発明の第2実施例を説明する。この第2実施例
は上記第1実施例に示した中央値選出回路に替え、第8
図に示す回路を用いるものである。図において、15,16,
17は入力される2つの信号の差が正であった場合に
「H」を、負であった場合に「L」を出力する比較器
で、比較器15は(S4−S2),16は(S2−S1),17は(S1
S4)に応じて「H」または「L」をそれぞれ出力する。
18,19,20は、排他的論理和回路で、回路18は前記比較器
15,17からの信号が、回路19には比較器16,17からの信号
が、回路20には比較器15,16からの信号が入力されてい
る。21,22,23は前記排他的論理和回路18,19,20からの制
御信号に応じて切換わるスイッチで、制御信号が「H」
のときはa側端子に「L」のときはb側端子に接続され
るようになっている。30は加算器である。
ここで、例えば入力信号S4,S2,S1の値がS4>S2>S1
(1)の関係にあったとすると、比較器15,16,17から
は、それぞれ「H」,「H」,「L」が出力され、さら
に、これを受けて排他的論理和18,19,20からは「L」,
「H」,「L」が出力される。これにより、スイッチ1
8,20はb端子に接続されスイッチ19のみa端子に接続さ
れて信号S2、すなわち上記関係(1)における中間値が
出力される。
以上の第1,第2実施例では、第6図(a),(b)に示
すように参照画素S1,S2,S4を抽出した場合を示したが、
注目画素に対し色副搬送波において180゜の位相差があ
る画素であれば、その他の画素を参照画素としても良く
上記実施例に限定されない。
例えば、第9図(a)および(b)に示すように、第5
図に示した参照画素S4またはS2に替え、画素S5を参照画
素として抽出しても良い。但しこの場合、1H遅延回路7
が2個必要となる。また同図(c)に示すように、注目
画素S3の上,下,左,右の隣接画素S1,S2,S4,S5を抽出
し、参照画素としてS1,S5(S2+S4)/2を用いることも
可能である。これによれば、より理想に近いY/C分離を
行なうことができる。さらには、第9図(c)と同様に
4個の画素S1,S2,S3,S4を抽出する場合において、注目
画素との相関を調べてから画素S2とS4のいづれを参照画
素として用いるかを決定するようにしても良い。
なお、上記実施例では、コスト低減を図る目的によりア
ナログ遅延回路を用いた場合を示したが、この発明はデ
ジタル遅延回路を適用することも可能であることは明ら
かである。
また、この発明はNTSC方式のカラーテレビジョン信号に
限らず、その他の方式、PAL方式,SECAM方式にも適用可
能である。
〔効果〕
以上説明したとおり、この発明によればアナログ遅延回
路を用いても、水平・垂直方向の画像の相関を適宜有効
に利用でき、画像のエッジ部分に解像度の劣化を生じる
ことのない高解像度の画像を得ることができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1実施例を示すブロック図、第2
図は第1図に示したものの中央値選出回路の構成を示す
ブロック図、第3図は第2図に示した最大値検出回路の
具体的回路図、第4図は第2図に示した最小値検出回路
の具体的回路図、第5図は信号S1〜S4の画面中の位置関
係を示す拡大説明図、第6図(a),(b)は第5図に
示した画面中に画像のエッジeが存在した状態を示す
図、第7図(a),(b)は第6図(a),(b)に示
した各画素の信号値を示す線図、第8図はこの発明の第
2実施例における中央値選出回路の構成を示す回路図、
第9図は参照画素抽出の他の例を示す説明図、第10図は
従来のY/C分離回路を示すブロック図、第11図は再生す
べき画像および画像信号を示す図である。 5……第1の遅延回路(画素抽出手段) 6……第2の遅延回路(画素抽出手段) 7……1H遅延回路(画素抽出手段) 8……中央値選出手段としての中央選出回路 9……減算器(演算手段) 10……加算器(演算手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複合カラーテレビジョン信号より一画面中
    の任意の注目画素とその注目画素における色副搬送波の
    位相に対し180゜の位相差を有する複数の参照画素を抽
    出する画素抽出手段と、参照画素の値の中から中央値を
    選出する中央値選出手段と、選出された中央値と前記注
    目画素値との演算を行ない色信号と輝度信号とを出力す
    る演算手段とを備えたことを特徴とする輝度信号・色信
    号分離回路。
JP2894986A 1986-02-10 1986-02-14 輝度信号・色信号分離回路 Expired - Lifetime JPH0728424B2 (ja)

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JP2894986A JPH0728424B2 (ja) 1986-02-14 1986-02-14 輝度信号・色信号分離回路
US07/252,024 US4882615A (en) 1986-02-10 1988-09-28 Video signal processing system
US07/668,748 US5155583A (en) 1986-02-10 1991-03-13 Video signal processing system with selective signal extraction and delay

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JPS62188584A JPS62188584A (ja) 1987-08-18
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JPS63232782A (ja) * 1987-03-20 1988-09-28 Victor Co Of Japan Ltd 輝度信号一色差信号分離回路
JPH0366287A (ja) * 1989-08-04 1991-03-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 信号分離装置

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