JPH07284067A - 画像記録再生装置 - Google Patents

画像記録再生装置

Info

Publication number
JPH07284067A
JPH07284067A JP6069494A JP6949494A JPH07284067A JP H07284067 A JPH07284067 A JP H07284067A JP 6069494 A JP6069494 A JP 6069494A JP 6949494 A JP6949494 A JP 6949494A JP H07284067 A JPH07284067 A JP H07284067A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
recording
screen
image data
mark
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6069494A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3531207B2 (ja
Inventor
Seiichi Takeuchi
誠一 竹内
Shiro Kato
士郎 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP06949494A priority Critical patent/JP3531207B2/ja
Publication of JPH07284067A publication Critical patent/JPH07284067A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3531207B2 publication Critical patent/JP3531207B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 静止画と動画が混在して記録された記録媒体
中に、静止画のみのマルチ画面を自動的に生成し記録す
ることを目的とする。 【構成】 マイコン102は以下の動作が行われるよう
に、各ブロックを制御する。まず、静止画と動画が混在
して記録された記録媒体106を再生する。再生された
付加情報信号データ中の静止画フラグs=1である画像
信号データのみをマルチ画面生成器112がマルチ画面
に取り込み、かつ、その画像信号データの記録位置をマ
ルチ画面の付加情報として記録する。このマルチ画面生
成記録動作によって、静止画と動画が混在して記録され
た記録媒体中から、静止画のみのマルチ画面を自動的に
生成することができ、かつ、再生時に挿入された画像へ
の高速アクセスも可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像信号データを縮小
したものを複数用いて生成されたマルチ画面の画像信号
データおよびマルチ画面の付加情報信号データを記録
し、マルチ画面を再生する画像記録再生装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、画像信号をマルチ画面化してイン
デックスなどに用いることが頻繁に行われている。そこ
で、従来は動画の信号データを記録済みの記録媒体から
再生し、ユーザーが希望する画像の画像信号データを縮
小したものを複数用いてマルチ画面の画像信号データを
生成し、記録媒体中の所定の記録位置に記録していた。
【0003】以下に従来の画像記録再生装置について説
明する。図29は、従来の画像記録再生装置を示すもの
である。
【0004】図29において、1001はユーザーから
の動作の指示やデータを入力し、これをマイコン指令信
号d1として出力するキー入力器、1002は双方向制
御バス(図中の一点破線)を介して図中の全ブロックと
の間で通信信号d16を送受信することにより、これら
のブロックの動作を制御し情報のやりとりを行うマイコ
ン、1003は入力の画像信号データd3とマルチ画面
の画像信号データd15を通信信号d16によって制御
されたように切り替えて、画像信号データd5として出
力するスイッチ、1004は音声信号データd2と前記
画像信号データd5を多重化して多重化信号データd7
を得る多重化器、1005は前記多重化信号データd7
を入力として誤り訂正符号を付加し、記録用の変調を行
って変調信号データd8を得、これを記録媒体に記録す
る記録手段、1006は記録媒体(本実施例では磁気テ
ープ)、1007は記録媒体1006から変調信号デー
タd9(前記変調信号データd8に相当)を読みだして
復調し、誤り訂正して多重化信号データd11(前記多
重化信号データd7に相当)を得る再生手段、1008
は記録媒体1006を駆動するドライブ回路、1009
は前記多重化信号データd11を入力とし、音声信号デ
ータd12と画像信号データd13を分離して得る分離
器、1010は画像信号データd13を入力としマルチ
画面の画像信号データd15を得るマルチ画面生成器で
ある。
【0005】以上のように構成された画像信号記録再生
装置について、まず、記録動作モードすなわち通常の記
録再生装置であるVTRと同様に、音声信号データと画
像信号データを記録する動作モードについてその動作を
説明する。
【0006】ドライブ回路1008は記録媒体1006
を駆動する。音声信号データd2,画像信号データd3
が入力されると、マイコン1002は通信信号d16を
用いて以下のような動作の制御を行う。スイッチ100
3は画像信号データd3を選択し、画像信号データd5
として出力する。多重化器1004は音声信号データd
2と画像信号データd3を多重化した多重化信号データ
d7を出力する。記録手段1005は多重化信号データ
d7に誤り訂正符号を付加し、通信信号d16で制御さ
れたように記録用の変調を行って変調信号データd8を
得、これを記録媒体1006に記録する。
【0007】次に、通常の再生動作モードについてその
動作モードを説明する。ドライブ回路1008は記録媒
体1006を駆動する。ユーザーがキー入力器1001
を用いて再生動作モードを指定すると、マイコン100
2は通信信号d16を用いて以下のような動作の制御を
行う。再生手段1007は記録媒体1006から変調信
号データd9を読みだし、前記変調の逆変換である復調
を行った後、誤り訂正を行った多重化信号データd11
を出力する。分離器1009は多重化信号データd11
を分離して音声信号データd12と画像信号データd1
3を出力する。
【0008】次に、マルチ画面生成記録動作モードにつ
いて、図30のフローチャートを用いて説明する。ここ
で、マルチ画面についてその概要を説明する。マルチ画
面とは、複数の画像を1枚の画像をして表示する画面の
ことで、画像信号データを縮小した縮小画像データを複
数用いて1枚のマルチ画面を生成する。
【0009】まず、キー入力器1001を用いて、ユー
ザーがマルチ画面生成記録動作モードの指定する(動作
1001)。
【0010】マイコン1002は通信信号d16を用い
て以下のような動作の制御を行う。ドライブ回路100
8は、記録媒体1006を最初の記録位置まで巻戻す
(動作1002)。
【0011】再生手段1007は記録媒体1006から
変調信号データd9を読みだし、復調を行った後、誤り
訂正を行った多重化信号データd11を出力する。分離
器1009は多重化信号データd11を分離して音声信
号データd12と画像信号データd13を出力する(動
作1003)。
【0012】ユーザーは、再生された画像から判断して
見出し画面として用いる可能性がある画像が再生された
時に、キー入力器1001を用いてスチル再生を指示す
る。ドライブ回路1008は記録媒体1006を止める
(動作1004)。
【0013】ユーザーはスチル再生された画像をマルチ
画面として用いるならば、キー入力器1001を用いて
マルチ画面への取り込みを指示し、しないならば、キー
入力器1001を用いて再生の継続を指示する(動作1
005)。つまり、マルチ画面へ取り込む場合は、動作
1006からこの動作モードを続け、取り込まない場合
は、動作1003からこの動作モードを続ける。
【0014】マルチ画面生成器1010はスチル再生中
の画像信号データd13をマルチ画面に取り込む(動作
1006)。
【0015】ユーザーはマルチ画面が完成したか否か判
断し、完成した場合は動作1008からこの動作モード
を続け、完成していない場合には動作1003からこの
動作モードを続ける(動作1007)。
【0016】ドライブ回路1008は記録媒体1006
を任意の位置に移動させる(動作1008)。
【0017】再生手段1007は記録媒体1006から
変調信号データd9を読みだし、復調を行った後、誤り
訂正を行った多重化信号データd11を出力する。分離
器1009は多重化信号データd11を分離して音声信
号データd12と画像信号データd13を出力し、スチ
ル再生状態となる(動作1009)。
【0018】ユーザーは、スチル再生された記録媒体1
006の位置にマルチ画面をインサート記録するか否か
を判断し、記録する場合には動作1011からこの動作
モードを続け、記録しない場合には動作1008からこ
の動作を続ける(動作1010)。
【0019】マルチ画面を記録し、この動作モードを終
了する(動作1011)。つまり、マルチ画面生成器1
010は完成したマルチ画面の画像信号データを画像信
号データd15として出力し、スイッチ1003は画像
信号データd15を画像信号データd5として出力し、
多重化器1004は画像信号データd5を多重化した多
重化信号データd7を出力し、記録手段105は多重化
信号データd7に誤り訂正符号の付加や記録用の変調を
行って変調信号データd8を得、これを記録媒体100
6に記録する。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、静止画と動画が混在して記録された記録媒
体中より、マルチ画面を記録するためには、ユーザーが
1度再生画像を見ながら一つ一つ指定して作成しなけれ
ばならないので、使い勝手が悪く、またマルチ画面へ取
り込む画像の枚数が多量である場合は実用的利用が困難
であるという課題を有していた。また、マルチ画面に、
マルチ画面に取り込まれた画像の記録位置情報を持たな
いので、マルチ画面から、マルチ画面に取り込まれた画
像への高速アクセスが困難であるという課題を有してい
た。
【0021】本発明は、上記の課題に鑑み、静止画と動
画が混在して記録された記録媒体中から静止画のみのマ
ルチ画面を自動的に作成することが可能であり、またマ
ルチ画面から、静止画への高速アクセスが可能な、また
は各静止画において前後の静止画への高速アクセスが可
能な画像記録再生装置を提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、第1の発明の画像記録再生装置は、静止画の画像デ
ータと動画の画像データとを混在して記録できる画像記
録再生装置において、予め記録媒体に記録済みの前記両
画像データのうち、所定の付加情報により識別できるも
のであるマーク画像の画像データのみを再生し、これを
縮小して縮小画像データを得、所定数の前記縮小画像デ
ータより構成した画像であるマルチ画面を自動生成する
生成手段と、このマルチ画面の画像データを前記記録媒
体の所定の位置に自動記録するマルチ画面生成記録手段
とを備え、少なくとも前記マルチ画面には前記各縮小画
像データに対応する前記マーク画像の画像データの記録
位置に関する位置情報が付加情報として付加されている
ことを特徴とするものである。
【0023】また、第2の発明の画像記録再生装置は、
静止画の画像データと動画の画像データとを混在して記
録できる画像記録再生装置において、前記各静止画デー
タには少なくともその前または後に位置する静止画像
(前静止画像、後静止画像)の記録位置に関する位置情
報が付加情報として付加されていることを特徴とするも
のである。
【0024】また、第3の発明の画像記録再生装置は、
静止画の画像データと動画の画像データとを混在して記
録できる画像記録再生装置において、予め記録媒体に記
録済みの前記両画像データのうち、所定の付加情報が付
加されているものであるマーク画像の画像データのみを
縮小して縮小画像データを得、複数の前記縮小画像デー
タよりなるマルチ画面を自動生成する生成手段と、この
マルチ画面の画像データを前記記録媒体の所定の位置に
自動記録するマルチ画面生成記録手段とを備え、少なく
とも前記マルチ画面には、前記各縮小画像に対応する前
記マーク画像の画像データの記録位置を示す位置情報
と、前記縮小画像を配置するため前記マルチ画面が水平
方向、垂直方向にどのように分割されているかを示す情
報と、縮小画像の枚数を示すマルチ画面構成情報とが付
加情報として付加されていることを特徴とするものであ
る。
【0025】また、第4の発明の画像記録再生装置は、
静止画の画像データと動画の画像データとを混在して記
録できる画像記録再生装置において、予め記録媒体に記
録済みの前記両画像データのうち、所定の付加情報が付
加されているものであるマーク画像の画像データのみを
縮小して縮小画像データを得、複数の前記縮小画像デー
タより構成されたマルチ画面を自動生成する生成手段
と、このマルチ画面の画像データを前記記録媒体の所定
の位置に自動記録するマルチ画面生成記録手段と、前記
マーク画像の画像データの再生においてすべてのマーク
画像の画像データを再生する全マーク画像再生動作モー
ドと、予め各マーク画像を複数のカテゴリに分類してお
き、指定したカテゴリに属するマーク画像(指定マーク
画像)の画像データのみを再生する指定カテゴリ画像再
生動作モードとのいずれかのモードで再生される再生手
段とを備え、マルチ画面の付加情報が各縮小画像に対応
して、前記指定カテゴリ画像再生動作モードにおいて再
生するか否かを示す再生カテゴリ情報を有することを特
徴とするものである。
【0026】また、第5の発明の画像記録再生装置は、
静止画の画像データと動画の画像データとを混在して記
録できる画像記録再生装置において、予め記録媒体に記
録済みの前記両画像データのうち、所定の付加情報が付
加されているものであるマーク画像の画像データのみを
縮小して縮小画像データを得、複数の前記縮小画像デー
タより構成されたマルチ画面を自動生成する生成手段
と、このマルチ画面の画像データを前記記録媒体の所定
の位置に自動記録するマルチ画面生成記録動作モード
と、前記マーク画像の画像データの再生においてすべて
のマーク画像の画像データを再生する全マーク画像再生
動作モードと、予め各マーク画像を複数のカテゴリに分
類しておき、指定したカテゴリに属するマーク画像(指
定マーク画像)の画像データのみを再生する指定カテゴ
リ画像再生動作モードとのいずれかのモードで再生され
る再生手段とを備え、マーク画像の付加情報が、前記指
定カテゴリ画像再生動作モードにおいて再生するか否か
を示す再生カテゴリ情報を有することを特徴とするもの
である。
【0027】また、第6の発明の画像記録再生装置は、
静止画の画像データと動画の画像データとを混在して記
録できる画像記録再生装置において、予め記録媒体に記
録済みの前記両画像データのうち、所定の付加情報が付
加されているものであるマーク画像の画像データの再生
において、すべてのマーク画像の画像データを再生する
全マーク画像再生動作モードと、予め各マーク画像を複
数のカテゴリに分類しておき、指定したカテゴリに属す
るマーク画像(指定マーク画像)の画像データのみを再
生する指定カテゴリ画像再生動作モードとのいずれかの
モードで再生される再生手段とを備え、カテゴリ画像再
生動作モードにおいて再生するか否かを示す再生カテゴ
リ情報を有することを特徴とするものである。
【0028】また、第7の発明の画像記録再生装置は、
静止画の画像データと動画の画像データとを混在して記
録できる画像記録再生装置において、予め記録媒体に記
録済みの前記両画像データのうち、所定の付加情報が付
加されているものであるマーク画像の画像データのみを
縮小して縮小画像データを得、複数の前記縮小画像デー
タよりなるマルチ画面を自動生成する生成手段と、この
マルチ画面の画像データを前記記録媒体の所定の位置に
自動記録するマルチ画面生成記録手段とを備え、マルチ
画面中の縮小画像に対応したマーク画像、及び必要に応
じてこれに関連する信号データを予め指示した手順、間
隔で順次再生するための情報であるシナリオ情報を前記
マルチ画面または指定マーク画像の付加情報として記録
し、前記シナリオ情報をマイコンで解読することにより
マイコン制御で再生可能なことを特徴とするものであ
る。
【0029】また、第8の発明の画像記録再生装置は、
静止画の画像データと動画の画像データとを混在して記
録できる画像記録再生装置において、予め記録媒体に記
録済みの前記画像データのうち、所定の付加情報が付加
されているものであるマーク画像の画像データのみをま
とめて記録媒体の所定領域に複製記録するマーク画像集
中複製手段を備えたことを特徴とするものである。
【0030】また、第9の発明の画像記録再生装置は、
静止画の画像データと動画の画像データとを混在して記
録できる画像記録再生装置において、予め記録媒体に記
録済みの前記両画像データのうち、所定の付加情報によ
り識別できるものであるマーク画像の画像データのみを
再生し、この縮小して縮小画像データを得、所定数の前
記縮小画像データより構成された画像であるマルチ画面
を自動生成する生成手段と、このマルチ画面の画像デー
タを前記記録媒体の所定の位置に自動記録するマルチ画
面生成記録手段とを備え、少なくとも前記マルチ画面に
は、前記各縮小画像データに対応する前記マーク画像の
画像データの記録位置に関する位置情報が付加情報とし
て付加され、記録媒体と一体化された補助記録媒体また
は記録媒体中の少なくともいずれかの所定の位置に、マ
ルチ画面を生成したか否かを示す情報と、マルチ画面生
成後にマーク画像を追加記録したか否かを示す情報とを
スライス情報として記録することを特徴とするものであ
る。
【0031】また、第10の発明の画像記録再生装置
は、静止画の画像データと動画の画像データとを混在し
て記録できる画像記録再生装置において、予め記録媒体
に記録済みの前記各静止画データに対し少なくともその
前または後に位置する静止画像(前静止画像、後静止画
像)の記録位置に関する位置情報が付加情報として付加
する付加手段を備え、記録媒体と一体化された補助記録
媒体または記録媒体中の所定の位置に、静止画の付加情
報に前記位置情報を記録したか否かを示すフラグと、前
記位置情報記録後に静止画像を追加記録したか否かを示
す情報とを記録することを特徴とするものである。
【0032】
【作用】第1の発明は、以上の構成によって、静止画と
動画が混在して記録された記録媒体中に、ユーザーが予
め指定した画像(マーク画像)のみからなるマルチ画面
を自動生成し記録し、かつマルチ画面の付加情報にマル
チ画面内のマーク画像の記録位置を記録し、マーク画像
の付加情報として、そのマーク画像が挿入されたマルチ
画面の記録位置を記録するので、マルチ画面再生によ
り、複数のマーク画像のみをまとめて見ることができ、
希望のマーク画像に対する高速アクセスが可能となる。
【0033】第2の発明は、静止画の付加情報に別の
(例えば1つ前および1つ後ろ)静止画の記録位置の情
報を付加するので、静止画と動画が混在して記録された
記録媒体において、静止画間の高速アクセスが可能とな
る。
【0034】第3の発明は、マルチ画面の付加情報にマ
ルチ画面内のマーク画像の構成情報を記録するので、そ
の情報を用いて、マルチ画面の構成の自由度が大きくな
るとともに、マーク画像の指定が容易になる。
【0035】第4の発明は、マルチ画面の付加情報に各
マーク画像の再生カテゴリ情報を記録するので、予めマ
ルチ画面再生時にまとめてカテゴリ情報を付加情報とし
て記録でき、これにより、マルチ画面に挿入された各々
の画像のうちユーザーが指定したものだけを再生し、そ
れ以外、例えば撮影に失敗したマーク画像などを再生し
ない再生動作モード(指定カテゴリ画像再生動作モー
ド)を実現することができる。
【0036】第5の発明は、マーク画像の付加情報に再
生カテゴリ情報を記録するので、これにより、マルチ画
面に挿入された各々の画像の付加情報からマルチ画面に
挿入された各々の画像のうちユーザーが予め指定してお
いたものだけを再生し、それ以外、例えば撮影に失敗し
たマーク画像などを再生しない再生動作モード(指定カ
テゴリ画像再生動作モード)を実現することができる。
【0037】第6の発明は、マーク画像(静止画)の付
加情報に再生カテゴリ情報を記録するので、例えば、静
止画などのマーク画像が動画の中に混在して記録された
記録媒体において、予めユーザーが1度マーク画像再生
時カテゴリ情報を指定し、付加情報として記録しておく
ことにより、これ以降の再生に置いて指定したマーク画
像だけを再生し、それ以外を再生しない再生動作モード
(指定カテゴリ画像再生動作モード)を実現することが
できる。
【0038】第7の発明は、マルチ画面の付加情報に各
マーク画像や関連データ,信号をどのように再生するか
を示すシナリオ情報を記録するので、マルチ画面に挿入
された各々の画像のうちユーザーが指定したものを指定
した順番で指定した時間再生するなどのシナリオ再生を
容易に実現することができる。また、シナリオ情報の変
更もマルチ画面の付加情報中のシナリオ情報のみを変更
するのみで行える。
【0039】第8の発明は、静止画のみをまとめて所定
の位置に記録し直すので、静止画のみの再生および静止
画への高速アクセスが容易に行うことができる。
【0040】第9の発明は、マルチ画面に挿入すべきマ
ーク画像を追加記録したか否かを記録するので、マルチ
画面生成後に静止画(マーク画像)を追加記録した場
合、マルチ画面再生時に前記追加画像の有無をユーザー
が知ることができ、ユーザーが追加したマーク画像の存
在を知らないといった不具合の解消が行える。またマル
チ画面生成記録動作モードも再実行の必要性をユーザー
が認識できるので、再実行により記録されている全ての
マーク画像をマルチ画面で見ることができる。
【0041】第10の発明は、静止画を追加記録したか
否かを記録するので、ユーザーが、静止画(マーク画
像)を追加記録したことを認識できる。すなわち静止画
位置情報記録動作モードを再実行する必要を認識できる
ので、この再実行実施により追加した静止画が静止画再
生モードで再生されないといった不具合を解消できる。
【0042】
【実施例】
(実施例1)図1は第1の発明の第1の実施例である画
像記録再生装置のブロック図である。以下に本実施例に
ついて、図1を参照しながら説明する。
【0043】図1において、101は、ユーザーからの
動作の指示やデータを入力し、これをマイコン指令信号
c1として出力するキー入力器、102は、双方向制御
バス(図中の1点破線)を介して図中の全ブロックとの
間で通信信号c21を送受信することにより、これらの
ブロックの動作を制御したり、ユーザーへの出力として
音声信号データc15,画像信号データc16,付加情
報信号データc19を出力したり、記録すべき付加情報
信号データc6を生成するマイコンである。103は、
入力の1つである画像信号データc3と画像信号データ
c20を前記通信信号c21によって制御されて一方を
選択出力し、これを画像信号データc5として出力する
スイッチ、104は、入力の1つである音声信号データ
c2と前記画像信号データc5と前記付加情報信号デー
タc6を多重化して多重化信号データc7を得る多重化
器、105は、前記多重化信号データc7を入力として
誤り訂正符号を付加し、記録用の変調を行って変調信号
データc8を得、これを記録媒体に記録する記録手段、
106は記録媒体(本実施例では磁気テープ)、107
は、記録媒体106から変調信号データc9(前記変調
信号データc8に相当)を読みだして復調し、誤り訂正
して多重化信号データc11(前記多重化信号データc
7に相当)を得る再生手段、108は記録媒体106を
駆動するドライブ回路、109は、前記多重化信号デー
タc11を入力とし、音声信号データc12と画像信号
データc13と付加情報信号データc14を分離して得
る分離器、110は、前記通信信号c21によって制御
され、前記音声信号データc12と前記音声信号データ
c15の一方を選択または合成し、これを音声信号デー
タc17として出力するスイッチ、111は、前記通信
信号c21によって制御され、前記画像信号データ13
と前記画像信号データc16の一方を選択または合成
し、これを画像信号データc18とするスイッチ、11
2は、前記通信信号c21により制御され、前記画像信
号データc13を入力してマルチ画面を生成し、これを
画像信号データc20として出力する、または前記画像
信号データc13をそのまま画像信号データc20とし
て出力するマルチ画面生成器である。
【0044】以上のように構成された画像信号記録再生
装置について、まず記録動作モード、すなわち通常の記
録再生装置であるVTRと同様に、音声信号データと画
像信号データと付加情報信号データを記録する動作モー
ドについて、その動作を説明する。
【0045】まず、ユーザーがキー入力器101を介し
て、記録動作モードをマイコン102に指示することに
より記録動作モードとなる。画像信号記録再生装置に
は、画像信号データc3だけでなく音声信号データc2
さらに必要に応じて付加情報信号データc4が入力され
る。
【0046】マイコン102は次のような一連の動作を
行う。前記付加情報信号データc4から必要な情報を選
び、かつ記録すべき付加情報を付加した付加情報信号デ
ータc6を生成する。双方向制御バスを介して通信信号
c21を送り、スイッチ103が、入力の画像信号デー
タc3を選択するように制御する。また、ユーザーがキ
ー入力器101より、入力の画像信号データc2を静止
画記録動作モードで記録するように指定した場合のみ
に、入力された画像信号データc3を高画質な静止画記
録動作モードで記録するように、通信信号c21で記録
手段105を制御する。この場合、付加情報信号データ
c6に静止画であるという情報を付加する。
【0047】スイッチ103は、通信信号c21で制御
されて画像信号データc3を画像信号データc5として
出力する。多重化器104は、前記音声信号データc
2,スイッチ103からの画像信号データc5と付加情
報信号データc6を多重化して、多重化信号データc7
を出力する。記録手段105は前記多重化信号データc
7に誤り訂正符号を付加し、さらに記録用の変調を行っ
て変調信号データc8を得、これを記録媒体106に記
録する。
【0048】ここで、マイコン102によって生成され
る付加情報信号データc6中に含まれる情報について説
明する。記録動作中に説明したように、本実施例の記録
動作モードには、動画記録動作モードと静止画記録動作
モードがある。そこで、記録する映像信号データが、静
止画の画像データか動画の画像データかを区別するため
に静止画フラグs(1bit)があり、入力の画像デー
タを高画質な静止画モードで記録する場合にはフラグs
=1であり、入力の画像データが動画モードで記録され
る場合にはフラグs=0として、付加情報信号データc
6中に付加する。そして、変調信号データc8が記録さ
れる記録媒体106中のトラック番号(位置情報)や、
撮影した日時のデータ(時間情報)も付加情報信号デー
タc6中に付加される。
【0049】また、記録媒体106は本実施例において
は通常の磁気テープとし、その記録フォーマットを図2
を用いて説明する。図2において、通常の家庭用VTR
と同様に、磁気テープは図中に示す進行方向に走行し、
記録回路105中の回転ヘッドによって図中に示すよう
に斜めにトラックが形成され、トラックにデータが記録
される。各トラックは、音声信号データ記録領域,画像
信号データ記録領域,付加情報信号データ記録領域の3
つの領域に分かれており、音声信号データ、画像信号デ
ータ、付加情報信号データがそれぞれ、専用の領域に記
録される。
【0050】次に、通常の再生動作モードについてその
動作モードを説明する。まず、ユーザーがキー入力器1
01を用いて再生動作モードを指定することにより、画
像信号記録再生装置が再生動作モードとなる。
【0051】マイコン102は次のような一連の動作を
行う。マイコン102は通信信号c21によってドライ
ブ回路108を起動し、かつ、スイッチ110及びスイ
ッチ111がそれぞれ音声信号データc12と画像信号
データc13を選択出力するように制御する。再生手段
107は、記録媒体106から変調信号データc9を読
みだし、記録時に記録手段105で行われた変調の逆変
換である復調を行った後、誤り訂正を行って多重化信号
データc11を得る。分離器109は、前記多重化信号
データc11を入力として音声信号データc12と画像
信号データc13と付加情報信号データc14に分解す
る。
【0052】スイッチ110は通信信号c21によって
制御されて、前記音声信号データc12を音声信号デー
タc17として出力する。同様に、スイッチ111は通
信信号c21によって制御されて、前記画像信号データ
c13を画像信号データc18として出力する。マイコ
ン102は付加情報信号データc14を入力とし、必要
な情報のみを選択して付加情報信号データc19を生成
して外部出力する。
【0053】再生動作モードには、動画の画像データの
みを再生する動画再生動作モード,静止画の画像データ
のみを再生する静止画再生動作モードと、動画の画像デ
ータは動画再生動作モードで再生し、付加情報をみて静
止画が見つかると静止画の画像データは一時停止して再
生する混在再生動作モードがあり、ユーザーが選択でき
るものとする。従って、マイコン102は再生された付
加情報信号データc14から静止画フラグsを読みと
り、これが1であるか否かにより画像信号データが静止
画であるか否かを判定して、再生動作モードに応じた再
生を行う。
【0054】次に、マルチ画面生成記録動作モードにつ
いてその動作モードを説明する。なお、マルチ画面とは
複数の画像を1枚の画像としたものである。
【0055】キー入力器101より本モードが指定され
ると、マイコン102は記録媒体106を先頭より順次
再生し、指定したまたは所定の付加情報(本実施例では
静止画フラグs=1)を持つ画像信号データ(マーク画
像、本実施例では静止画像)のみを取り出し、この画像
信号データを縮小し、これら縮小画像データを所定の数
毎に合成して1枚のマルチ画面を順次生成する。このマ
ルチ画面には、付加情報としてマルチ画面中に挿入され
た画像データの位置情報を付加して、自動的に所定の位
置に(例えば記録媒体の先頭に、好ましくは静止画記録
動作モードで)記録する。従って、マルチ画面を再生す
ることにより、動画の画像データと静止画の画像データ
が混在する記録媒体中であっても、ユーザーの希望する
付加情報を有する画像信号データ(本実施例では静止画
の画像信号データ)のみを縮小画像の形ではあるが、複
数まとめてインデックス的に再生でき、効率的に内容を
把握できる。マルチ画面の付加情報には各縮小画像の原
画像の記録位置情報が付加されているので希望するもの
を容易に高速検索、高速再生できる。また、マルチ画面
に縮小して組み込むべき画像データであるか否かは前述
したように各画像に付属する付加情報で区別できる。こ
の付加情報をここでは一般にマークフラグと呼ぶことに
する。本実施例では、静止画フラグsをマークフラグと
して用いる。マーク画像は静止画である必要はなく、動
画の画像データの場合でもユーザーが所定の別のマーク
フラグを予め付加し記録しておくことにより、マルチ画
面化が可能である。これは記録媒体に複数のソフトが記
録されている場合の内容インデックスとして利用でき、
容易に記録媒体のソフト検索再生が行える。
【0056】マルチ画面生成記録動作モードの動作の詳
細についてフローチャート(図3)を用いて説明する。
【0057】ユーザーがキー入力器101を用いて、マ
イコン102にマルチ画面生成記録動作モードを指定す
る(動作101)。
【0058】マイコン102は通信信号c21を用いて
以下のような動作の制御を行う。ドライブ回路108は
記録媒体106を先頭へ巻き戻す(動作102)。
【0059】マイコン102はポインタM(マイコン内
に設定)に生成されたマルチ画面の画像データを記録す
る位置情報を記憶する(動作103)。
【0060】再生手段107と分離器109は通常の再
生動作を行い音声信号データc12と画像信号データc
13と付加情報信号データc14を出力する(動作10
4)。 マイコン102は、記録媒体106が最後まで
再生されたかどうかを判断して最後である場合には以下
に示す動作111と動作112を行い、この動作モード
を終了し、最後でない場合は動作106からこの動作モ
ードを続ける(動作105)。
【0061】マイコン102は、分離器106の出力で
ある付加情報信号データc14から、前記静止画フラグ
sが1であるマーク画像の画像データ(静止画の画像デ
ータ)を検索して、sが1であるマーク画像が検索され
た場合には動作107を行い、それ以外の場合には動作
104からこの動作モードを続ける(動作106)。
【0062】マルチ画面生成器112は、マーク画像の
画像信号データを縮小した縮小画像データを生成し、こ
れをマルチ画面の画像信号データへ取り込み、かつマル
チ画面の付加情報信号データにマーク画像の位置情報を
付加する(動作107)。
【0063】マイコン102は、マーク画像の付加情報
信号データにポインタMの情報(マルチ画面の記録位置
情報)を付加して、マーク画像の付加情報信号データが
再び元の記録位置に記録されるように制御する(動作1
08)。つまり、マイコン102は、マーク画像の付加
情報信号データにポインタMの情報を付加した付加情報
信号データc6を出力し、多重化器104を介して、記
録手段105は誤り訂正符号の付加や記録用の変調を行
って変調信号データc8を得、これを記録媒体106に
記録する。すなわち付加情報信号データのみを再記録
(アフレコ)する。
【0064】マイコン102は、マルチ画面1枚分の画
像信号データがマルチ画面生成器112内で完成したか
どうか判断し、完成していない場合には動作104から
この動作モードを続け、完成した場合には動作110を
行う(動作109)。
【0065】マイコン102は、現在の記録媒体の位置
をポインタPに記憶する(動作110)。
【0066】ドライブ回路108は、記録媒体106を
ポインタMが示す位置に移動させる(動作111)。
【0067】マイコン102は、マルチ画面の画像信号
データを所定の記録位置(ポインタMが示す記録位置)
に記録する(動作112)。つまり、マイコン102は
マルチ画面の付加情報信号データc6を出力し、マルチ
画面生成器112は生成したマルチ画面の画像信号デー
タc20を出力し、多重化器104は画像信号データc
5と付加情報信号データc6を多重化した多重化信号デ
ータc7を出力し、記録手段105は多重化信号データ
c7に誤り訂正符号の付加や記録用の変調を行って変調
信号データc8を得、これを記録媒体106に記録す
る。
【0068】マイコン102は次のマルチ画面の記録位
置をポインタMに記憶する(動作113)。
【0069】ドライブ回路108は記録媒体106をポ
インタP(マイコン内に設定)の示す位置に移動させる
(動作114)。動作114終了後、動作104からこ
の動作モードを続ける。
【0070】次に、マルチ画面再生動作モードについて
フローチャート(図4)を用いて、その動作モードを説
明する。
【0071】ユーザーがキー入力器101を用いて、マ
ルチ画面再生動作モードを指定する(動作116)。
【0072】マイコン102は、通信信号c21を用い
て以下のような動作の制御を行う。ドライブ回路108
は記録媒体106を先頭へ巻き戻す(動作117)。
【0073】再生手段107と分離器109は通常の再
生動作を行い音声信号データc12と画像信号データc
13と付加情報信号データc14を出力する(動作11
8)。
【0074】マイコン102は、再生された画像信号デ
ータc13がマルチ画面の画像信号データであるかどう
かを判断して、マルチ画面でない場合にはこの動作11
8を行い、マルチ画面である場合には動作120を行う
(動作119)。
【0075】スイッチ111は、マルチ画面の画像信号
データc13を画像信号データc18を出力する(動作
121)。
【0076】動作121終了後、動作を停止し、ユーザ
ーからの指示入力待ち状態Aになる。前記指示入力待ち
状態Aにおいて、ユーザーがマルチ画面内のマーク画像
の原画像の再生を指示する(動作122)。
【0077】ドライブ回路108は、記録媒体106を
指示されたマーク画像の原画像の記録位置に移動させる
(動作125)。
【0078】再生手段107と分離器109は、通常の
再生動作を行い指示されたマーク画像の画像信号データ
c13と付加情報信号データc14を出力し、スイッチ
111は画像信号データc13を画像信号データc18
として出力する(動作126)。
【0079】動作126終了後、動作を停止し、ユーザ
ーからの指示入力待ち状態Bになる。
【0080】前記指示入力待ち状態Bにおいて、ユーザ
ーが元のマルチ画面の再生を指示する(動作127)。
【0081】ドライブ回路108は記録媒体106を再
生中のマーク画像の付加情報信号データに記録された元
のマルチ画面の記録位置に移動させる(動作129)。
【0082】動作129終了後、動作121を行いユー
ザーからの指示入力待ち状態Aになる。前記指示入力待
ち状態Bにおいて、ユーザーが動作終了を指示した場合
には動作を終了する(動作128)。
【0083】前記指示入力待ち状態Aにおいて、ユーザ
ーが次のマルチ画面の再生を指示する(動作123)。
【0084】ドライブ回路108は、記録媒体106を
マルチ画面の付加情報信号データ中に記録された次のマ
ルチ画面の記録位置に移動させる(動作130)。動作
130終了後、動作121からこの動作モードを続け
る。
【0085】前記指示入力待ち状態Aにおいて、ユーザ
ーが動作終了を指示した場合には動作を終了する(動作
124)。
【0086】以上のように本実施例によれば、マーク画
像を自動検出し、かつ、静止画,マルチ画面の位置情報
をも自動記録するマルチ画面生成記録動作モードを設け
ることにより、マルチ画面再生動作モードで動画と混在
して記録されている静止画をすぐに内容把握できるとと
もにマルチ画面から静止画像または逆方向へのアクセス
が高速に行える画像記録再生装置を提供できる。なお、
マルチ画面記録位置が固定である場合にはマーク画像の
付加情報信号データの再帰録は省略できる。
【0087】(実施例2)本実施例は第1の発明の一実
施例であり、装置のブロック図は図1と同じである。以
下に本発明の第2の実施例について説明する。
【0088】図1において、各々の機器および信号の説
明は(実施例1)と同様なので省略し、本実施例の特有
の動作についてのみ、図3から図6のフローチャートを
用いて以下に説明する。
【0089】本実施例のマルチ画面生成記録動作モード
は、図5のフローチャートに示すように、図3のフロー
チャートにおいて動作112の動作を新たな動作132
に変え、かつ、動作113と動作114の間に動作13
3を加えるものである。
【0090】動作132は、動作112と同様にマイコ
ン102はマルチ画面の画像信号データを所定の記録位
置(ポインタMが示す記録位置)に記録するという動作
である。このとき、マイコン102が出力するマルチ画
面の付加情報信号データc6中に1つ前のマルチ画面
(前マルチ画面)の記録位置の情報を付加するものであ
る。前マルチ画面の記録位置の情報は、次の動作133
によってポインタQ(マイコン内に設定)にセットされ
てある。
【0091】動作133は、マイコン102が現在のマ
ルチ画面の記録位置をポインタQに記憶するという動作
である。
【0092】また、本実施例のマルチ画面再生動作モー
ドは、図6のフローチャートに示すように、図4のフロ
ーチャートにおいてユーザからの指示入力待ち状態Aに
おけるユーザーの指示として動作134が加わって、か
つ、その後動作135を行うものである。
【0093】動作134は、前記指示入力待ち状態Aに
おいて、ユーザーが1つ前のマルチ画面の再生を指示す
るという動作である。
【0094】その後、動作135は、ドライブ回路10
8は記録媒体106をマルチ画面の付加情報信号データ
中に記録された前マルチ画面の記録位置に移動させると
いう動作である。動作135終了後、動作121からこ
の動作モードを続ける。
【0095】以上のように、本実施例によれば、マルチ
画面の付加情報として前マルチ画面と1つ後ろのマルチ
画面(後マルチ画面)の位置情報を記録することによ
り、マルチ画面再生時に、複数のマルチ画面が連続して
記録されていなくても前マルチ画面または後マルチ画面
への高速アクセスが可能となり、かつ、(実施例1)と
同様の効果が得られる。
【0096】(実施例3)本実施例は第1の発明の一実
施例であり、装置のブロック図は図1と同じである。以
下に本発明の第3の実施例について説明する。
【0097】図1において、各々の機器および信号の説
明は(実施例1)と同様なので省略し、本実施例の特有
の動作についてのみ、図5と図7のフローチャートを用
いて説明する。
【0098】本実施例のマルチ画面生成記録動作モード
は、図7のフローチャートに示すように、図5のフロー
チャートにおいて動作111終了後、動作136を行い
その選択によっては新たな動作137を行い、それ以外
の場合には、動作132を行うものである。
【0099】動作136は、マイコン102が生成され
るマルチ画面が記録媒体中の最初のマルチ画面であるか
否かを判断する動作であり、最初のマルチ画面である場
合には次の動作137を行い、最初のマルチ画面でない
場合には動作132を行って図5のフローチャートと同
じ動作を行う。
【0100】動作137は、動作112と同様にマイコ
ン102はマルチ画面の画像信号データを所定の記録位
置(ポインタMが示す記録位置)に記録するという動作
である。このとき、マイコン102が出力するマルチ画
面の付加情報信号データc6中に記録される前マルチ画
面の記録位置の情報として現在の記録位置の情報を付加
するものである。その後動作113を行って図5のフロ
ーチャートと同じ動作を行う。
【0101】本実施例のマルチ画面再生動作モードは
(実施例2)と同じ動作を行う。以上のように、本実施
例によれば、最初のマルチ画面であることを示すために
特別の付加情報信号データ中のコードを用意する必要が
なく、効率良く付加情報を記録でき、(実施例2)と同
様の効果が得られることはもちろんである。
【0102】(実施例4)本実施例は第1の発明の一実
施例であり、装置のブロック図は図1と同じである。以
下に本発明の第4の実施例について説明する。
【0103】図1において、各々の機器および信号の説
明は(実施例1)と同様なので省略し、本実施例の特有
の動作についてのみ、図5と図8のフローチャートを用
いて説明する。
【0104】本実施例のマルチ画面生成記録動作モード
は、図8のフローチャートに示すように、図5のフロー
チャートにおいて動作105によって記録媒体の終わり
であると判断された場合に、動作111を行った後に動
作112に代わって、動作139を行うものである。
【0105】動作139は、動作112と同様にマイコ
ン102はマルチ画面の画像信号データを所定の記録位
置(ポインタMが示す記録位置)に記録するという動作
である。このとき、マイコン102が出力するマルチ画
面の付加情報信号データc6中に記録される後マルチ画
面の記録位置の情報として現在の記録位置の情報を付加
するものである。
【0106】以上のように、本実施例によれば、最後の
マルチ画面であることを示すために特別の付加情報信号
データ中のコードを用意する必要がなく、効率良く付加
情報を記録でき、(実施例3)と同様の効果が得られる
ことはもちろんである。
【0107】(実施例5)本実施例は第1の発明の一実
施例であり、装置のブロック図は図1と同じである。以
下に本発明の第5の実施例について説明する。
【0108】図1において、各々の機器および信号の説
明は(実施例1)と同様なので省略し、本実施例の特有
の動作についてのみ、図3,図4と図9から図11を用
いて説明する。
【0109】本実施例のマルチ画面生成記録動作モード
は、図11のフローチャートに示すように、図3のフロ
ーチャート中の動作112を動作140に変えるもので
ある。
【0110】動作140は、動作112と同様にマイコ
ン102がマルチ画面の画像信号データを所定の記録位
置(ポインタMが示す記録位置)に記録するという動作
である。このとき、マイコン102が出力するマルチ画
面の付加情報信号データc6中に、マルチ画面構成情報
とマルチ画面内の各マーク画像のプリント情報を付加す
るものである。
【0111】ここで、図9と図10を用いてマルチ画面
構成情報とプリント情報を説明する。図9に示すよう
に、水平m枚、垂直n枚(m,nともに自然数、図9中
ではm=4,n=4である)のマーク画像によってマル
チ画面が生成されている。
【0112】また、図10に示すように、マルチ画面の
付加情報信号データにu個目(uは自然数)の縮小画像
をプリントアウトするか否かのプリントアウト許可フラ
グp(1bit)と、プリントアウトする枚数を表すプ
リントアウト枚数情報k(kは自然数)を付加してい
る。uで示された順番は、図9に示した順番に対応し、
図10において、プリントアウト許可フラグp=1の場
合はプリントアウト許可であり、プリントアウト許可フ
ラグp=0の場合はプリントアウト不許可である。この
m,nがマルチ画面構成情報であり、u,p,kがプリ
ント情報である。
【0113】本実施例のマルチ画面再生動作モードは、
図11のフローチャートに示すように、図4のフローチ
ャートにおいてユーザからの指示入力待ち状態Aにおけ
るユーザーの指示として動作141が加わり、その後動
作142を行うものである。
【0114】動作141は、ユーザーがマルチ画面内の
プリントアウトを希望するマーク画像を指示し、かつ、
そのプリント枚数指示をするという動作である。
【0115】動作142は、マイコン102がマルチ画
面の画像データを元の記録位置に記録し直すという動作
である。つまり、マイコン102はマルチ画面の付加情
報信号データc6中にユーザーが指示したプリント情報
(図10中のu,p,k)を付加したものを出力し、多
重化器104を介し、記録手段105は誤り訂正符号の
付加や記録用の変調を行って変調信号データc8を得、
これを記録媒体106に記録する。すなわち、マルチ画
面の付加情報のみが書き換えられる(アフレコ)。動作
142終了後、動作121からこの動作モードを続け
る。
【0116】以上のように、本実施例によれば、この記
録方法を行うことによってマルチ画面の付加情報信号デ
ータを読み込める外部プリンタによる自動プリントアウ
トが可能になる。
【0117】(実施例6)本実施例は第1の発明の一実
施例であり、装置のブロック図は図1と同じである。以
下に本発明の第6の実施例について説明する。
【0118】図1において、各々の機器および信号の説
明は(実施例1)と同様なので省略し、図10から図1
2を用いて説明する。
【0119】本実施例のマルチ画面再生動作モードは、
図11のフローチャートにおいて動作141の後に、動
作142の代わりに動作143を行うものである。
【0120】動作143は、マイコン102がマルチ画
面の付加情報信号データを元の記録位置に記録し直すと
いう動作である。つまり、マイコン102はマルチ画面
の付加情報信号データc6中にユーザーが指示したプリ
ント情報(図10中のu,p,k,o=0)を付加した
ものを出力し、多重化器104を介し、記録手段105
は誤り訂正符号の付加や記録用の変調を行って変調信号
データc8を得、これを記録媒体106に記録する。
【0121】ここで、記録するプリント情報において、
(実施例5)と本実施例の違いを説明する。すなわち、
本実施例においては、図12に示すように、図10のデ
ータにプリントアウトが完了したか否かを表すプリント
アウト完了フラグo(1bit)を付加したものである
(但し、マルチ画面生成記録動作モードの記録時にはo
はすべて0である)。図10において、プリントアウト
完了フラグo=0の場合はプリントアウト未完了を示
し、プリントアウト完了フラグo=1の場合はプリント
アウト完了を示す。
【0122】この記録方法を行うことによって、付加情
報信号データを読み込める外部プリンタによって自動プ
リントアウトが行われる場合に、外部プリンタによって
プリントアウト終了時にoが1に書き換えられる。
【0123】以上のように、本実施例によれば、この記
録方法を行うことによって、付加情報信号データを読み
込める外部プリンタによる自動プリントアウトが可能に
なるだけでなく、過去にプリントアウトを行った情報で
2度同じものをプリントしてしまうという失敗がなくな
る。
【0124】(実施例7)本実施例は第1の発明の一実
施例であり、装置のブロック図は図1と同じである。以
下に本発明の第7の実施例について説明する。
【0125】図1において、各々の機器および信号の説
明は(実施例1)と同様なので省略する。本実施例は、
図12のプリントアウト完了フラグo(1bit)を記
録媒体と一体化された補助記録媒体に記録するものであ
る。つまり、図13に示すような記録媒体を用いる。
【0126】本実施例によれば、この記録方法を行うこ
とによって記録媒体内に記録するデータを削減し、(実
施例6)と同様の効果が得られる。
【0127】(実施例8)本実施例は第2の発明の一実
施例であり、装置のブロック図は図1においてマルチ画
面生成器112を省略し、その入出力を直結するように
変更しただけであるので省略する。以下に本発明の第8
の実施例について説明する。
【0128】図1において、各々の機器および信号の説
明は(実施例1)と同様なので省略し、図14から図1
6を用いて説明する。
【0129】本実施例の記録動作モードを図14のフロ
ーチャートを用いて説明する。まず、ユーザーが通常の
記録動作モード時に、キー入力器101を用いてカメラ
のシャッターボタン的にマイコン102に入力画像信号
の内指定したもののみを静止画記録動作モードを指示す
る(動作201)。
【0130】静止画記録動作モードの場合、マイコン1
02は通信信号c21を用いて以下のような動作の制御
を行う。
【0131】入力された画像データを静止画記録動作モ
ードで記録媒体106に記録する(動作202)。つま
り、マイコン102は1つ前の静止画(前静止画像)の
記録位置の情報(ポインタSの情報)を付加した付加情
報信号データc6を出力し、スイッチ103は画像信号
データc3を画像信号データc5として出力し、多重化
器104は画像信号データc5と音声信号データc2と
付加情報信号データc6を多重化した多重化信号データ
c7を出力し、記録手段105は多重化信号データc7
に誤り訂正符号の付加や静止画記録用の変調を行って変
調信号データc8を得、これを記録媒体106に記録す
る。
【0132】記録媒体の先頭から記録しないなどの場合
は、現在の記録位置より前に記録された静止画の有無が
不明である。この場合、不明であることを示す付加情報
をすけて記録する。この付加情報には必ずしも特別のコ
ードを用意する必要はなく、例えば現在の位置よりもあ
との位置情報を記録するなどの方法が考えられる。
【0133】マイコン102は、現在の記録媒体106
の位置をポインタSに記憶する(動作203)。
【0134】マイコン102は、次の静止画記録用の入
力信号があるか否かを判断し、入力信号がある場合に
は、動作202からこの動作モードを続け、ない場合に
は、通常の記録動作モードに戻る(動作204)。
【0135】次に、本実施例の静止画位置情報再記録動
作モードを図15のフローチャートを用いて説明する。
これは、記録媒体に記録してあるすべての静止画像(マ
ーク画像)に対して、前後の静止画像の位置情報を付加
情報に追加する動作を行うものである。
【0136】まず、ユーザーがキー入力器101を用い
て、マイコン102に静止画位置情報再記録動作モード
を指定する(動作205)。
【0137】マイコン102は、通信信号c21を用い
て以下のような動作の制御を行う。ドライブ回路108
は記録媒体106を終端まで送る(動作206)。
【0138】再生手段107と分離器109は逆再生動
作(逆方向再生)を行い、音声信号データc12と画像
信号データc13と付加情報信号データc14を出力す
る(動作207)。マイコン102は記録媒体106が
初めまで再生されたかどうかを判断して、初めである場
合にはこの動作モードを終了する(動作208)。
【0139】マイコン102は、分離器106の出力で
ある付加情報信号データc14から前記静止画フラグs
が1であるか否かを検索して、sが1であるマーク画像
が検索された場合には動作210を行い、それ以外の場
合には動作207からこの動作モードを続ける(動作2
09)。
【0140】再生中の静止画の画像データを記録媒体1
06に再記録する(動作210)。つまり、マイコン1
02は1つ後ろの静止画(後静止画像)の記録位置の情
報(ポインタRの情報)を付加した付加情報信号データ
c6を出力し、多重化器104を介して、記録手段10
5は誤り訂正符号の付加や静止画記録用の変調を行って
変調信号データc8を得、これを記録媒体106に記録
する。
【0141】マイコン102は、現在の記録媒体106
の位置をポインタRに記憶する(動作211)。
【0142】ドライブ回路108は、記録媒体106を
前静止画画像の記録位置に移動する(動作212)。動
作212終了後、動作207からこの動作モードを続け
る。
【0143】以下、本実施例の再生動作モードを図16
のフローチャートを用いて説明する。
【0144】まず、ユーザーがキー入力器101を用い
て、マイコン102に再生動作モードを指定する(動作
213)。
【0145】マイコン102は、通信信号c21を用い
て以下のような動作の制御を行う。再生手段107と分
離器109は再生動作を行い、音声信号データc12と
画像信号データc13と付加情報信号データc14を出
力する(動作214)。
【0146】マイコン102は、付加情報信号データc
14から再生された画像信号データc13が静止画であ
るか否かを判断して、静止画である場合には再生を停止
してユーザーからの指示入力待ち状態Cとなり、静止画
でない場合には動作214からこの動作モードを続ける
(動作215)。
【0147】ユーザーからの指示入力待ち状態Cにおい
て、ユーザーが再生の継続を指示すると、動作214か
らこの動作モードを続ける(動作216)。
【0148】ユーザーからの指示入力待ち状態Cにおい
て、ユーザーが再生の終了を指示すると、この動作モー
ドを終了する(動作217)。
【0149】ユーザーからの指示入力待ち状態Cにおい
て、ユーザーが次の静止画(後静止画像)の再生を指示
する(動作218)。
【0150】再生中の静止画の付加情報信号データから
後静止画像の記録位置を検索し、ドライブ回路108が
記録媒体106をその位置に動かし、その後、動作21
4からこの動作モードを続ける(動作219)。
【0151】ユーザーからの指示入力待ち状態Cにおい
て、ユーザーが1つ前の静止画(前静止画像)の再生を
指示する(動作220)。
【0152】再生中の静止画の付加情報信号データから
前静止画像の記録位置を検索し、ドライブ回路108が
記録媒体106をその位置に動かし、その後、動作21
4からこの動作モードを続ける(動作221)。
【0153】以上のように、本実施例によれば、各静止
画の付加情報として前静止画像と後静止画像の位置情報
を記録する動作モードを付加することにより、静止画再
生時に、1つ前または1つ後ろの静止画が連続した位置
になくてもこれらのへの高速アクセスが可能である。な
お、1つ前のみまたは、1つ後ろの静止画の位置情報の
みを付加情報として記録する構成でも、一方向には高速
アクセスできるという利点が得られる。逆に前後2つず
つというように位置情報を増加させる構成としてもよ
い。また、静止画位置情報再記録動作モードにおいて、
上記の例とは反対に記録媒体を最初に巻き戻して、再生
し、1つ前の静止画(マーク画像)の記録位置を静止画
の付加情報に記録する動作も、行えば、静止画記録時に
1つ前の静止画の記録位置を記録する必要はなくなる。
【0154】(実施例9)本実施例は第2の発明の一実
施例であり、装置のブロック図は図1においてマルチ画
面生成器112を省略し、その入出力を直結するように
変更しただけであるので省略する。以下に本発明の第9
の実施例について説明する。
【0155】図1において、各々の機器および信号の説
明は(実施例1)と同様なので省略し、本実施例の特有
の動作についてのみ、図15と図17のフローチャート
を用いて説明する。
【0156】本実施例の静止画位置情報再記録動作モー
ドは、図17のフローチャートに示すように、図15の
フローチャートにおいて動作208で記録媒体106中
の最初の位置である判断された後、動作222から動作
224を行って、動作を終了するものである。
【0157】動作222は、ドライブ回路108がポイ
ンタSにセットされている最初の静止画の位置へ記録媒
体106を移動するものである。
【0158】動作223は、再生手段107と分離器1
09で最初の静止画の画像信号データc13と付加情報
信号データc14を出力する。
【0159】動作224は、最初の静止画をを記録媒体
106に再記録する。つまり、マイコン102は前静止
画像の記録位置の情報として自分自身の記録位置の情報
を付加した付加情報信号データc6を出力し、多重化器
104を介し、記録手段105は誤り訂正符号の付加や
静止画記録用の変調を行って変調信号データc8を得、
これを記録媒体106に記録する。
【0160】本実施例の静止画再生動作モードは(実施
例8)と同じ動作を行う。以上のように、本実施例によ
れば、最初のマルチ画面であることを示すために特別の
付加情報信号データ中のコードを用意する必要がなく、
効率良く付加情報を記録でき、(実施例2)と同様の効
果が得られることはもちろんである。
【0161】(実施例10)本実施例は第2の発明の一
実施例であり、装置のブロック図は図1においてマルチ
画面生成器112を省略し、その入出力を直結するよう
に変更しただけであるので省略する。以下に本発明の第
10の実施例について説明する。
【0162】図1において、各々の機器および信号の説
明は(実施例1)と同様なので省略し、本実施例の特有
の動作についてのみ、図15と図18のフローチャート
を用いて説明する。
【0163】本実施例の静止画位置情報再記録動作モー
ドは、図18のフローチャートに示すように、図15の
フローチャートにおいて動作209によって静止画であ
ると判断された後に、動作225の判断を行って、最後
の静止画であるならば動作226を行って、最後の静止
画でないなら動作210からこの動作モードを続けるも
のである。
【0164】動作225は、マイコン102が再生され
た静止画が最後の静止画であるか否かを判断して、最後
の静止画であるなら動作225を行い、最後の静止画で
ないなら動作210を行って、静止画位置情報再記録動
作モードを行う動作である。
【0165】動作226は、再生中の静止画の画像デー
タを記録媒体106に再記録する動作である。つまり、
マイコン102は後静止画像の記録位置の情報として自
分自身の記録位置の情報を付加した付加情報信号データ
c6を出力し、多重化器104を介し、記録手段105
は誤り訂正符号の付加や静止画記録用の変調を行って変
調信号データc8を得、これを記録媒体106に記録す
る。
【0166】動作226終了後、動作211を行って静
止画位置情報再記録動作モードを続ける。
【0167】本実施例の静止画再生動作モードは(実施
例8)と同じ動作を行う。以上のように、本実施例によ
れば、最初のマルチ画面であることを示すために特別の
付加情報信号データ中のコードを用意する必要がなく、
効率良く付加情報を記録でき、(実施例2)と同様の効
果が得られることはもちろんである。
【0168】(実施例11)本実施例は第1と第2の発
明の一実施例であり、装置のブロック図は図1と同じで
あるので省略する。以下に本発明の第11の実施例につ
いて説明する。
【0169】図1において、各々の機器および信号の説
明は(実施例1)と同様なので省略する。
【0170】本実施例は(実施例1)〜(実施例4)と
(実施例8)〜(実施例10)において、付加情報とし
て記録した位置情報が、記録された日時のデータ(時間
情報)であるものである。(実施例1)においては、マ
ルチ画面生成記録動作モードにおけるマルチ画面の付加
情報信号データ中のマルチ画面中に挿入された画像デー
タの位置情報と、次のマルチ画面の位置情報およびマー
ク画像の付加情報信号データ中のマルチ画面の位置情報
を時間情報とし、(実施例2)においては、マルチ画面
の付加情報信号データ中の前マルチ画面と、後マルチ画
面の位置情報を時間情報とし、(実施例3)及び(実施
例4)においても(実施例2)と同様にし、(実施例
8)においては、静止画の付加情報信号データ中の前静
止画像と後静止画像の位置情報を時間情報とし、(実施
例9)および(実施例10)においても(実施例8)と
同様にする。
【0171】以上のように、本実施例によれば、(実施
例1)〜(実施例4)と(実施例8)〜(実施例11)
までが位置情報でなく、時間情報を用いることによっ
て、上記実施例と同様の効果が得られる。
【0172】(実施例12)本実施例は第3の発明の一
実施例であり、装置のブロック図は図1と同じであるの
で省略する。以下に本発明の第12の実施例について説
明する。
【0173】図1において、各々の機器および信号の説
明は(実施例1)と同様なので省略し、本実施例の特有
の動作についてのみ、図3と図9を用いて説明する。
【0174】本実施例は図3に示したマルチ画面生成記
録動作モードにおいて、動作112のマルチ画面の画像
信号データを所定の記録位置に記録する際に、マルチ画
面の付加情報信号データc6中の付加情報としてマルチ
画面構成情報を付加したものである。マルチ画面が図9
に示したように、水平方向にm分割,垂直方向にn分割
(m,nは自然数,図9中ではm=4,n=4)され、
図9中の1から13までマーク画像が記録されている場
合に、このマーク画像の数を表すP(図9中では13)
とm,nがマルチ画面構成情報である。
【0175】本実施例は、図4に示したマルチ画面再生
動作モードにおいて、ユーザーからの指示入力待ち状態
Aにおいて動作122が行われる場合に、そのマーク画
像のマルチ画面内の表示位置が、図9中に記した数字
(1から16)を指示するだけで把握できる。従って、
マルチ画面の画像信号データ中のマーク画像の入れ替え
および信号処理が容易にできる。
【0176】以上のように、本実施例によれば、マルチ
画面の構成の自由度を大きくすることが可能となる。
【0177】(実施例13)本実施例は第3の発明の一
実施例であり、装置のブロック図は図1と同じであるの
で省略する。以下に本発明の第13の実施例について説
明する。
【0178】図1において、各々の機器および信号の説
明は(実施例1)と同様なので省略し、本実施例の特有
の動作についてのみ、図3と図19を用いて説明する。
【0179】本実施例は、図3に示したマルチ画面生成
記録動作モードにおいて、動作112のマルチ画面の画
像信号データを所定の記録位置に記録する際に、マルチ
画面の付加情報信号データc6中の付加情報としてマル
チ画面構成情報を付加したものである。マルチ画面が図
9に示したように、水平方向にm分割,垂直方向にn分
割(m,nは自然数,図9中ではm=4,n=4)の分
割最小単位をもつ、この場合、m,nがマルチ画面構成
情報である。このとき、図19に示すように、1番目の
マーク画像は1,2,5,6の領域で、2番目のマーク
画像は3の領域で、3番目のマーク画像は4の領域で、
4番目のマーク画像は7の領域で、5番目のマーク画像
は8の領域で、6番目のマーク画像は9,10,11,
13,14,15の領域で、7番目のマーク画像は1
2,16の領域を用いて記録されている。各マーク画像
の順番u(uは自然数)は図9の番号と同じ番号を用い
て表す。図17の場合、u=1,2,5,6は同じマー
ク画像なので、同じ記録位置情報(または時間情報)を
持つ。
【0180】以上のように、本実施例によれば、一つの
マルチ画面中に縮小率の異なった複数のマーク画像を配
置でき、このための特別な付加情報信号データ中にコー
ドを用意する必要がなくなる。
【0181】(実施例14)本実施例は第4の発明の一
実施例であり、装置のブロック図は図1と同じであるの
で省略する。以下に本発明の第14の実施例について説
明する。
【0182】図1において、各々の機器および信号の説
明は(実施例1)と同様なので省略し、本実施例の特有
の動作についてのみ図4と図20のフローチャートを用
いて説明する。
【0183】本実施例は、図4に示したマルチ画面再生
動作モードのユーザーからの指示入力待ち状態Aにおい
て、図20に示したように新たに動作401と動作40
2を行えるようにしたものである。
【0184】動作401は、ユーザーが、マーク画像の
再生カテゴリ情報を指定する動作である。
【0185】動作402は、マルチ画面の画像データを
再記録する動作である。つまり、マイコン102は再生
カテゴリ情報を付加した付加情報信号データc6を出力
し、多重化器104を介し、記録手段105は誤り訂正
符号の付加や静止画記録用の変調を行って変調信号デー
タc8を得、これを記録媒体106に記録し、その後、
ユーザーからの指示入力待ち状態Aとなる。
【0186】ここで、再生カテゴリ情報について説明す
る。本実施例の画像記録再生装置には、記録媒体中の全
てのマーク画像である画像信号データのみを再生する全
マーク画像再生動作モードと、指定したカテゴリに属す
る再生カテゴリ情報を付加情報信号データ中にもつマー
ク画像の画像信号データ(指定マーク画像)のみを再生
する指定カテゴリ画像再生動作モードを備えたものであ
る。再生カテゴリ情報は、再生時の分類分けに用いられ
る情報である。一例として、再生カテゴリ情報が4種類
ある場合を示す。
【0187】再生カテゴリ情報としてカテゴリフラグc
f(2bit)を付加情報信号データ中に持つとする
と、cf=0(A),cf=1(B),cf=2
(C),cf=3(D),cf=0または1(E),c
f=0または2(F),cf=0または3(G),cf
=1または2(H),cf=1または3(I),cf=
2または3(J),cf=0または1または2(K),
cf=0または1または3(L),cf=0または2ま
たは3(M),cf=1または2または3(N),cf
=0または1または2または3(O)の15種類にカテ
ゴリ分けできる。条件Oの場合を全マーク画像再生動作
モードとして使用する場合でも14種類のカテゴリ分け
が可能である。従って、cf=0をユーザーAの指定カ
テゴリ、cf=1をユーザーBの指定カテゴリ、cf=
2をユーザーCの指定カテゴリ、cf=3をユーザーD
の指定カテゴリとした場合には、ユーザーAとユーザー
Cが一緒に再生画像を見る場合には条件Fを指定すれば
両方の指定マーク画像が再生されるという使用方法が可
能となる。また、カテゴリフラグを再生時の重要度を示
すフラグとして使用し、必ず再生して欲しい画像をcf
=0,その次に重要度の高い画像をcf=1、その次を
cf=2、最も重要度の低い画像をcf=3として条件
A,条件E,条件K,条件Oを用いて重要度に応じた指
定カテゴリ画像再生動作モードが実行できる。また、最
も重要度の低い画像には撮影に失敗したものを指定し、
通常はそれより1つ高いレベルのものを再生するように
すれば、通常二度とみる必要のない画像を見せられるな
どの不都合を排除できる。デモンストレーションなどに
おいては、再生5分コース,10分コース、20分コー
ス,40分コースなどの使い分けにも利用できる。
【0188】以上のように、本実施例によれば、マーク
画像のうち再生したくない画像信号データを再生するこ
となくマーク画像のみの再生を行うなど、バラエティに
富んだ再生が選択できる。
【0189】(実施例15)本実施例は第5の発明の一
実施例であり、装置のブロック図は図1と同じであるの
で省略する。以下に本発明の第15の実施例について説
明する。
【0190】図1において、各々の機器および信号の説
明は(実施例1)と同様なので省略し、本実施例の特有
の動作についてのみ、図4と図21のフローチャートを
用いて説明する。
【0191】本実施例は、図4に示したマルチ画面再生
動作モードのユーザーからの指示入力待ち状態Aにおい
て、図21に示したように新たに動作501から動作5
05を行えるようにしたものである。
【0192】動作501は、ユーザーが、マーク画像の
再生カテゴリ情報を指定する動作である。
【0193】動作502は、ドライブ回路108が指定
されたマーク画像の記録位置に記録媒体106を移動さ
せる動作である。
【0194】動作503は、再生手段107と分離器1
09が画像信号データc13,付加情報信号データc1
4を再生する動作である。
【0195】動作504は、マーク画像の画像データを
再記録する動作である。つまり、マイコン102は再生
カテゴリ情報を付加した付加情報信号データc6を出力
し、多重化器104を介し、記録手段105は誤り訂正
符号の付加や静止画記録用の変調を行って変調信号デー
タc8を得、これを記録媒体106に記録する。
【0196】動作505は、ドライブ回路108が記録
媒体106を元のマルチ画面の記録位置に移動させる動
作である。その後、動作112からこの動作モードを続
ける。
【0197】本実施例は(実施例14)と同様の再生が
行える。以上のように、本実施例によれば、マーク画像
のうち再生したくない画像信号データを再生することな
くマーク画像のみの再生を行うなど、バラエティに富ん
だ再生が選択できる。
【0198】(実施例16)本実施例は第6の発明の一
実施例であり、装置のブロック図は図1においてマルチ
画面生成器112を省略し、その入出力を直結するよう
に変更しただけであるので省略する。以下に本発明の第
16の実施例について説明する。
【0199】図1において、各々の機器および信号の説
明は(実施例1)と同様なので省略し、本実施例の特有
の動作についてのみ、図22のフローチャートを用いて
説明する。
【0200】本実施例は静止画再生(停止)(動作60
1)において、ユーザーが、マーク画像の再生カテゴリ
情報を指定する(動作602)。そして、マーク画像の
画像データを再記録する(動作603)。つまり、マイ
コン102は再生カテゴリ情報を付加した付加情報信号
データc6を出力し、多重化器104を介し、記録手段
105は誤り訂正符号の付加や静止画記録用の変調を行
って変調信号データc8を得、これを記録媒体106に
記録する。その後、動作601からこの動作モードを続
ける。
【0201】本実施例は(実施例14)(実施例15)
と同様の再生が行える。以上のように、本実施例によれ
ば、マルチ画面に関する生成および再生のモードを持た
なくても、静止画像のうち再生したくない画像信号デー
タを再生することなく静止画像のみの再生を行うなど、
バラエティに富んだ再生が選択できる。
【0202】(実施例17)本実施例は第6の発明の一
実施例であり、装置のブロック図は図1と同じであるの
で省略する。以下に本発明の第17の実施例について説
明する。
【0203】図1において、各々の機器および信号の説
明は(実施例1)と同様なので省略し、本実施例の特有
の動作についてのみ図3と図22のフローチャートを用
いて説明する。
【0204】本実施例の、再生カテゴリ情報を静止画の
付加情報信号データに記録する手法は、図22で示した
(実施例16)と同様なので省略する。
【0205】本実施例の画像記録再生装置は、マルチ画
面生成記録機能とマルチ画面再生機能を有し、静止画の
付加情報信号データに付加された再生カテゴリ情報を、
マルチ画面生成記録動作モードにおいて、マルチ画面の
付加情報信号データに記録するものである。本実施例の
マルチ画面生成記録動作モードは図3のフローチャート
における動作107において、マルチ画面の付加情報信
号データ中に静止画の再生カテゴリ情報を付加するもの
である。
【0206】以上のように、本実施例によれば、マルチ
画面に関する生成および再生のモードを持たなくても、
静止画像のうち再生したくない画像信号データを再生す
ることなく静止画像のみの再生を行うなど、バラエティ
に富んだ再生が選択できる。
【0207】(実施例18)本実施例は第7の発明の一
実施例であり、装置のブロック図は図1と同じであるの
で省略する。以下に本発明の第18の実施例について説
明する。
【0208】図1において、各々の機器および信号の説
明は(実施例1)と同様なので省略し、本実施例の特有
の動作についてのみ、図4と図23と図24のフローチ
ャートを用いて説明する。
【0209】本実施例のマルチ画面生成記録動作モード
は、図4で示した動作中のユーザーからの指示入力待ち
状態Aにおいて、図23に示すように新たに動作701
がユーザーの指示として加わり、その後動作702を行
うのもである。
【0210】動作701は、ユーザーがキー入力器10
1を用いてシナリオ情報を入力する動作である。シナリ
オ情報には、マルチ画面中のマーク画像を再生するかい
なか、マーク画像の再生する順番、それぞれのマーク画
像の再生時間、それぞれのマーク画像に付加する文字情
報、それぞれのマーク画像に付加する音声情報などで構
成される。
【0211】動作702は、マルチ画面の付加情報信号
データを再記録する動作である。つまり、マイコン10
2はシナリオ情報を付加した付加情報信号データc6を
出力し、多重化器104を介し、記録手段105は誤り
訂正符号の付加や静止画記録用の変調を行って変調信号
データc8を得、これを記録媒体106に記録する。そ
の後、ユーザーからの指示入力待ち状態Aとなる。
【0212】次に、シナリオ再生動作モードについてフ
ローチャート(図24)を用いてその動作モードを説明
する。
【0213】まず、ユーザーがキー入力器101を用い
て、シナリオ再生動作モードを指定する(動作70
3)。
【0214】マイコン102は、通信信号c21を用い
て以下のような動作の制御を行う。ドライブ回路108
は記録媒体106を先頭へ巻き戻す(動作704)。再
生手段107と分離器109は通常の再生動作を行い、
音声信号データc12と画像信号データc13と付加情
報信号データc14を出力する(動作705)。マイコ
ン102は、再生された画像信号データc13がマルチ
画面の画像信号データであるかどうかを判断してマルチ
画面でない場合には、動作705からこの動作モードを
続け、マルチ画面である場合には動作707を行う(動
作706)。ドライブ回路108は、マルチ画面の付加
情報信号データ中のシナリオ情報に記された、最初に再
生するマーク画像の記録位置に記録媒体106を動かす
(動作707)。
【0215】再生手段107と分離器109は通常の再
生動作を行い、音声信号データc12と画像信号データ
c13と付加情報信号データc14を出力し、スイッチ
110は音声信号データc12を音声信号データc17
として出力し、スイッチ111は画像信号データc13
を画像信号データc18として出力し、かつ、マイコン
102はシナリオ情報中の再生時間にあわせて再生を続
け、文字情報がある場合には、文字情報を画像信号デー
タc16として出力し、スイッチ111は画像信号デー
タc16を画像信号データc18として出力し、また、
音声情報がある場合には、音声情報を音声信号データc
15として出力し、スイッチ110は音声信号データc
15を音声信号データc17として出力する(動作70
8)。
【0216】マイコン102はシナリオ情報から次に再
生すべきマーク画像があるか否かを判断し、ある場合に
は動作710を行い、ない場合には動作711を行う
(動作709)。ドライブ回路108は、マルチ画面の
付加情報信号データ中のシナリオ情報に記された次に再
生するマーク画像の記録位置に記録媒体106を動かす
(動作710)。その後、動作708から、この動作モ
ードを続ける。マイコン102は、次のマルチ画面が記
録媒体中にあるか否かを判定し、ある場合には動作71
2を行い、ない場合にはこの動作モードを終了する(動
作711)。ドライブ回路108は、次のマルチ画面の
記録位置に記録媒体106を動かす(動作712)。そ
の後、動作705から、この動作モードを続ける。
【0217】以上のように、本実施例によれば、マルチ
画面に含まれるマーク画像を、指示された順番に指示さ
れた時間で指示された付加情報を含む再生が行え、これ
をデモンストレーションなどに用いることができる。
【0218】また、シナリオ情報中にキー入力器101
を用いてユーザーが指定した信号によって、動作を変更
する情報をもたすことも可能である。これは、図24の
フローチャートにおいて、動作708終了時にマイコン
102がユーザーの指示をキー入力器101からの入力
から判断して、次のマーク画像を選択することにより可
能となる。この再生方法を行うことによって、マーク画
像を用い、かつ、ユーザーとのインターフェースをもつ
デモンストレーションを行うことが可能となる。
【0219】(実施例19)本実施例は第8の発明の一
実施例であり、装置のブロック図は図1と同じであるの
で省略する。以下に本発明の第19の実施例について説
明する。
【0220】図1において、各々の機器および信号の説
明は(実施例1)と同様なので省略し、本実施例の特有
の動作についてのみ、図25のフローチャートを用いて
説明する。
【0221】マーク画像集中複製動作モードの動作の詳
細について、図25のフローチャートを用いて説明す
る。
【0222】ユーザーがキー入力器101を用いて、マ
イコン102にマーク画像集中複製動作モードを指定す
る(動作801)。
【0223】マイコン102は通信信号c21を用いて
以下のような動作の制御を行う。ドライブ回路108は
記録媒体106を先頭へ巻き戻す(動作802)。マイ
コン102は、記録媒体106の先頭位置(先頭以外の
所定の位置でもよい)をポインタUにセットする(動作
803)。再生手段107と分離器109は通常の再生
動作を行い、音声信号データc12と画像信号データc
13と付加情報信号データc14を出力する(動作80
4)。マイコン102は、記録媒体106が最後まで再
生されたかどうかを判断して最後でない場合には、動作
806からこの動作モードを続け、最後である場合に
は、この動作モードを終了する(動作805)。
【0224】マイコン102は、付加情報信号データか
ら再生中の画像がマーク画像であるか否かを判断して、
マーク画像である場合には動作807からこの動作モー
ドを続け、マーク画像でない場合には動作804を行う
(動作806)。マイコン102は、現在の記録媒体1
06の位置の情報をポインタVにセットする(動作80
7)。ドライブ回路108は記録媒体106をポインタ
Uが示す位置へ動かす(動作808)。マイコン102
はマーク画像の画像信号データおよび付加情報信号デー
タを複製して記録する(動作809)。つまり、マイコ
ン102はマーク画像の付加情報信号データをそのまま
付加情報信号データc6として出力し、マルチ画面生成
器112は再生中のマーク画像の画像信号データc13
をそのまま画像信号データc20として出力し、スイッ
チ103は画像信号データc20を画像信号データc5
として出力し、多重化器104は画像信号データc5と
付加情報信号データc6を多重化した多重化信号データ
c7を出力し、記録手段105は多重化信号データc7
に誤り訂正符号の付加や記録用の変調を行って変調信号
データc8を得、これを記録媒体106に記録する。
【0225】マイコン102は、次にマーク画像を複製
記録する位置(最後に複製した位置の後ろの位置)の情
報をポインタUにセットする(動作810)。ドライブ
回路108は記録媒体106をポインタVが示す位置の
後ろの位置へ動かす(動作811)。
【0226】以上のように、本実施例によれば、マーク
画像がある所定の位置に固まって記録されるので、マー
ク画像のみの再生、特に高速連続再生を容易に行うこと
ができる。各マーク画像が媒体中に2つあることにな
り、データ誤りに強くできる効果も得られる。
【0227】(実施例20)本実施例は第9の発明の一
実施例であり、装置のブロック図は図1と同じであるの
で省略する。以下に本発明の第20の実施例について説
明する。
【0228】図1において、各々の機器および信号の説
明は(実施例1)と同様なので省略し、本実施例の特有
の動作についてのみ、図3と図13と図26のフローチ
ャートを用いて説明する。
【0229】以下、本実施例の記録動作モードについ
て、図26のフローチャートを用いて説明する。
【0230】まず、ユーザーがキー入力器101を介し
て、記録動作モードをマイコン102に指示することに
より、記録動作モードとなる(動作901)。
【0231】画像信号記録再生装置には、画像信号デー
タc3だけでなく音声信号データc2さらに必要に応じ
て付加情報信号データc4が入力される。
【0232】マイコン102は次のような一連の動作を
行う。前記付加情報信号データc4から必要な情報を選
び、かつ記録すべき付加情報を付加した付加情報信号デ
ータc6を生成する(動作902)。双方向制御バスを
介して通信信号c21を送りスイッチ103が入力の画
像信号データc3を選択するように制御する。
【0233】また、ユーザーがキー入力器101より、
入力の画像信号データc2を静止画記録動作モードで記
録するように指定した場合のみに、入力された画像信号
データc3を高画質な静止画記録動作モードで記録する
ように通信信号c21で記録手段105を制御する。こ
の場合、付加情報信号データc6に静止画であるという
情報を付加し、かつ、図13に示した補助記録媒体(ま
たは、記録媒体106中の所定の位置)中のマーク画像
の追加記録を示すステイタス情報としてマーク画像追加
フラグyを1とする(動作904)。
【0234】スイッチ103は、通信信号c21で制御
されて画像信号データc3を画像信号データc5として
出力する。多重化器104は、前記音声信号データc
2,スイッチ103からの画像信号データc5と付加情
報信号データc6を多重化して、多重化信号データc7
を出力する。記録手段105は前記多重化信号データc
7に誤り訂正符号を付加し、さらに記録用の変調を行っ
て変調信号データc8を得、これを記録媒体106に記
録する(動作905)。
【0235】本実施例のマルチ画面生成記録動作モード
は、図3のフローチャートにおいて、この動作モード終
了時に動作906を行うものである。動作906は、補
助記録媒体中のマルチ画面を生成したことを示す情報で
あるマルチ画面生成フラグxが0である(マルチ画面を
1度も生成していないことを示す)ならば、xを1と
し、xが1ならそのまま1とし、マーク画像追加フラグ
yを0とする。
【0236】本実施例の画像記録再生装置によれば、上
記の補助記録媒体中のマルチ画面生成フラグxとマーク
画像追加フラグyの情報をマイコン102が読みとり、
画像記録再生装置に一体化した表示部分または外部装置
である画像表示装置(一般的にはテレビ等)に表示し、
xとyの内容をユーザーに知らせる機能を有し、ユーザ
ーはxとyの内容から判断して、マルチ画面の再生成を
行うか否かを判断することが可能となり、追加すべき時
には、再実行によって、追加されたマーク画像がマルチ
画面再生時に見られないといった不具合を解消すること
ができる。
【0237】(実施例21)本実施例は第9の発明の一
実施例であり、装置のブロック図は図1と同じであるの
で省略する。以下に本発明の第21の実施例について説
明する。
【0238】図1において、各々の機器および信号の説
明は(実施例1)と同様なので省略し、本実施例の特有
の動作についてのみ、図3、図13、図26および図2
7のフローチャートを用いて説明する。
【0239】本実施例は、(実施例20)のマルチ画面
生成記録動作モードにおいて、図13に示した補助記録
媒体(または、記録媒体106中の所定の位置)中のマ
ルチ画面生成フラグxとマーク画像追加フラグyを変更
するときに、同時に補助記録媒体中にマルチ画面を記録
する位置情報を記録し、かつ、本実施例の記録動作モー
ドは、図26の動作904に代わって、動作907を行
うものである。
【0240】動作907は、補助記録媒体中のマルチ画
面の記録位置情報から現在記録しようとしている静止画
の記録位置がマルチ画面の記録位置情報の位置より後ろ
か前かを判断し、前の場合は動作904と同様にマーク
画像追加フラグyを1とし、後ろでありかつy=0の場
合はマーク画像後追加フラグzを1とする動作である。
【0241】本実施例のマルチ画面生成記録動作モード
は、図3のフローチャートにおいて、図27に示すよう
に、動作101の後に動作908を行い、その後動作9
09を加え、かつこの動作モード終了時に動作910を
行うものである。
【0242】動作908は、補助記録媒体に記録された
マーク画像追加フラグyとマーク画像後追加フラグzを
読みだし、y=1なら動作102を行い、z=1なら動
作909を行い、y=0かつz=0なら動作を終了する
動作である。
【0243】動作909は、記録媒体106を補助記録
媒体中のマルチ画面の記録位置に移動させる動作であ
る。その後、動作103からこの動作モードを続ける。
【0244】動作910は、図13に示した補助記録媒
体(または、記録媒体106中の所定の位置)中のマル
チ画面を生成したことを示すフラグであるマルチ画面生
成フラグxが0である(マルチ画面を1度も生成してい
ないことを示す)ならば、xを1とし、xが1ならその
まま1とし、マーク画像追加フラグyとマーク画像後追
加フラグzを0とする。
【0245】本実施例の画像記録再生装置によれば、上
記の補助記録媒体中のマルチ画面生成フラグxとマーク
画像追加フラグyとマーク画像後追加フラグzの情報を
マイコン102が読みとり、画像記録再生装置に一体化
した表示部分または外部装置である画像表示装置(一般
的にはテレビ等)に表示し、xとyとzの内容をユーザ
ーに知らせる機能を有し、ユーザーはxとyとzの内容
から判断して、マルチ画面の再生成を行うか否かを判断
することが可能となり、(実施例20)のように記録媒
体を先頭まで巻き戻さないでも、マルチ画面の再生成が
行える。
【0246】(実施例22)本実施例は第10の発明の
一実施例であり、装置のブロック図は図1においてマル
チ画面生成器112を省略し、その入出力を直結するよ
うに変更しただけであるので省略する。以下に本発明の
第22の実施例について説明する。
【0247】図1において、各々の機器および信号の説
明は(実施例1)と同様なので省略し、本実施例の特有
の動作についてのみ、図13、図14、図15のフロー
チャートを用いて説明する。
【0248】本実施例の記録動作モードは、図14のフ
ローチャートにおいて、動作202の代わりに動作99
1を行うものである。
【0249】動作991は、入力された画像データを記
録媒体106に記録し、かつ、図13に示した補助記録
媒体(または、記録媒体106中の所定の位置)中の静
止画の追加記録を示す情報である静止画追加フラグyy
を1とする動作である。つまり、マイコン102は1つ
前の静止画(前静止画像)の記録位置の情報(ポインタ
Sの情報)を付加した付加情報信号データc6を出力
し、スイッチ103は画像信号データc3を画像信号デ
ータc5として出力し、多重化器104は画像信号デー
タc5と音声信号データc2と付加情報信号データc6
を多重化した多重化信号データc7を出力し、記録手段
105は多重化信号データc7に誤り訂正符号の付加や
静止画記録用の変調を行って変調信号データc8を得、
これを記録媒体106に記録する。
【0250】本実施例の静止画位置情報再記録動作モー
ドは、図15のフローチャートにおいて、この動作モー
ド終了時に動作992を行うものである。
【0251】動作992は、補助記録媒体中の静止画位
置情報再記録動作をしたことを示す情報である静止画再
記録フラグxxが0であるならば、xxを1とし、xx
が1ならそのまま1とし、静止画追加フラグyyを0と
する。
【0252】本実施例の画像記録再生装置によれば、上
記の補助記録媒体中の静止画再記録フラグxxと静止画
追加フラグyyの情報をマイコン102が読みとり、画
像記録再生装置に一体化した表示部分または外部装置で
ある画像表示装置(一般的にはテレビ等)に表示し、x
xとyyの内容をユーザーに知らせる機能を有し、ユー
ザーはxxとyyの内容から判断して、静止画の再記録
動作を行うか否かを判断することが可能となり、再起録
動作を行うことによって、追加した静止画が静止画間の
高速アクセスではアクセスできないといった不具合を解
消できる。
【0253】(実施例23)本実施例は第10の発明の
一実施例であり、装置のブロック図は図1においてマル
チ画面生成器112を省略し、その入出力を直結するよ
うに変更しただけであるので省略する。以下に本発明の
第23の実施例について説明する。
【0254】図1において、各々の機器および信号の説
明は(実施例1)と同様なので省略し、本実施例の特有
の動作についてのみ、図14と図15と図28のフロー
チャートを用いて説明する。
【0255】本実施例は、(実施例22)の静止画位置
情報再記録動作モードにおいて、補助記録媒体中の静止
画再記録フラグxxと静止画追加フラグyyを変更する
ときに、同時に補助記録媒体中に静止画を記録する位置
情報を記録し、かつ、本実施例の記録動作モードは、図
14のフローチャートにおいて、動作202に代わっ
て、動作993を行うものである。
【0256】動作993は、入力された画像データを記
録媒体106に記録し、図13に示した補助記録媒体
(または、記録媒体106中の所定の位置)中の静止画
の記録位置情報の位置より現在記録しようとしている静
止画の記録位置が後ろか前かを判断し、前の場合は静止
画追加フラグyyを1とし、後ろでありかつyy=0の
場合は静止画後追加フラグzzを1とする動作である。
つまり、マイコン102は1つ前の静止画(前静止画
像)の記録位置の情報(ポインタSの情報)を付加した
付加情報信号データc6を出力し、スイッチ103は画
像信号データc3を画像信号データc5として出力し、
多重化器104は画像信号データc5と音声信号データ
c2と付加情報信号データc6を多重化した多重化信号
データc7を出力し、記録手段105は多重化信号デー
タc7に誤り訂正符号の付加や静止画記録用の変調を行
って変調信号データc8を得、これを記録媒体106に
記録する。
【0257】本実施例のマルチ画面生成記録動作モード
は、図15のフローチャートにおいて、図28に示すよ
うに、動作208の代わりに動作994を行いかつ、こ
の動作モード終了時に動作995を行うものである。
【0258】動作994は、補助記録媒体に記録された
静止画追加フラグyyと静止画後追加フラグzzを読み
だし、yy=1なら記録媒体のはじめであるか否かを判
断し、zz=1なら補助記録媒体中の静止画の記録位置
より前であるか否かを判断し、yy=0かつzz=0な
ら動作を終了する動作である。
【0259】動作995は、補助記録媒体中の静止画位
置情報再記録動作モードを行ったことを示すフラグであ
る静止画再記録フラグxxが0であるならば、xxを1
とし、xxが1ならそのまま1とし、静止画追加フラグ
yyと静止画後追加フラグzzを0とする。
【0260】本実施例の画像記録再生装置によれば、上
記の補助記録媒体中の静止画再記録フラグxxと静止画
追加フラグyyと静止画後追加フラグzzの情報をマイ
コン102が読みとり、画像記録再生装置に一体化した
表示部分または外部装置である画像表示装置(一般的に
はテレビ等)に表示し、xxとyyとzzの内容をユー
ザーに知らせる機能を有し、ユーザーはxxとyyとz
zの内容から判断して、マルチ画面の再生成を行うか否
かを判断することが可能となり、(実施例22)のよう
に記録媒体の先頭まで静止画位置情報再記録動作モード
を行わないでも、静止画の再記録が行える。
【0261】(実施例24)本実施例は第9と第10の
発明であり、装置のブロック図は図1と同じである。以
下に本発明の第24の実施例について説明する。
【0262】図1において、各々の機器および信号の説
明は(実施例1)と同様なのでこれを省略し、本実施例
の特有の動作についてのみ説明する。
【0263】本実施例は、(実施例21)において補助
記録媒体中に最も新しく生成されたマルチ画面の生成し
た時間情報を記録し、(実施例23)においては補助記
録媒体中に最も新しく静止画位置情報再記録動作モード
を行った時間情報を記録することによって、それぞれ
(実施例21)におけるマルチ画面の位置情報と(実施
例23)における静止画の位置情報の代わりになる。
【0264】なお、(実施例1)において、静止画フラ
グs=1ならば静止画記録形式で記録されており、静止
画フラグs=0ならば動画記録形式で記録されていると
したものは、静止画パックtが付加情報信号データ中に
あれば静止画記録形式で記録されており、なければ動画
記録形式で記録されているとしてもよい。
【0265】また、(実施例7)において、補助記録媒
体としたものは記録媒体につけられたスイッチを用い
て、スイッチがONならば現在のプリントアウト情報で
プリントアウトされていないとし、OFFなら現在のプ
リントアウト情報でプリントアウトしたとしてもよい。
【0266】なお、(実施例8)において、前静止画像
の記録位置を静止画記録動作モード時に付加情報として
付加しないで、静止画再記録動作モード時にまず、記録
媒体の先頭から前静止画像の記録位置の情報を付加し、
その後、記録媒体の最後から後ろ静止画像の記録位置の
情報を付加してもよい。
【0267】
【発明の効果】以上のように、本発明の画像記録再生装
置によれば、静止画と動画が混在して記録された記録媒
体中に、ユーザーが指定した画像のみで構成したマルチ
画面を生成して記録することができ、かつ、マルチ画面
に挿入された画像の原画像への高速アクセスが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明から第10の発明の実施例における
画像記録再生装置のブロック図
【図2】本発明に係る記録媒体中の記録形式を説明する
【図3】第1の発明のマルチ画面生成記録動作モードを
説明するフローチャート
【図4】第1の発明のマルチ画面再生動作モードを説明
するフローチャート
【図5】第1の発明のマルチ画面生成記録動作モードを
説明するフローチャート
【図6】第1の発明のマルチ画面再生動作モードを説明
するフローチャート
【図7】第1の発明のマルチ画面生成記録動作モードを
説明するフローチャート
【図8】第1の発明のマルチ画面生成記録動作モードを
説明するフローチャート
【図9】第1の発明のマルチ画面の構成状況を説明する
【図10】第1の発明のプリントアウト情報を説明する
【図11】第1の発明のマルチ画面再生動作モードを説
明するフローチャート
【図12】第1の発明のプリントアウト情報を説明する
【図13】第1の発明の補助記録媒体を説明する図
【図14】第2の発明の静止画記録動作モードを説明す
るフローチャート
【図15】第2の発明の静止画位置情報再記録動作モー
ドを説明するフローチャート
【図16】第2の発明の再生動作モードを説明するフロ
ーチャート
【図17】第2の発明の静止画位置情報再記録動作モー
ドを説明するフローチャート
【図18】第2の発明の静止画位置情報再記録動作モー
ドを説明するフローチャート
【図19】第3の発明のマルチ画面構成状況を説明する
【図20】第4の発明のマルチ画面生成記録動作モード
を説明するフローチャート
【図21】第5の発明のマルチ画面生成記録動作モード
を説明するフローチャート
【図22】第6の発明の静止画再生動作モードを説明す
るフローチャート
【図23】第7の発明のマルチ画面再生動作モードを説
明するフローチャート
【図24】第7の発明のシナリオ再生動作モードを説明
するフローチャート
【図25】第8の発明のマーク画像集中複製動作モード
を説明するフローチャート
【図26】第9の発明の記録動作モードを説明するフロ
ーチャート
【図27】第9の発明のマルチ画面生成動作モードを説
明するフローチャート
【図28】第10の発明の静止画位置情報再記録動作モ
ードを説明するフローチャート
【図29】従来の画像記録再生装置のブロック図
【図30】従来の画像記録再生装置のマルチ画面生成記
録動作モードを説明するフローチャート
【符号の説明】
101 キー入力器 102 マイコン 103,110,111 スイッチ 104 多重化器 105 記録手段 106 記録媒体 107 ドライブ回路 108 再生手段 109 分離器 112 マルチ画面生成器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/76 E 5/91

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】静止画の画像データと動画の画像データと
    を混在して記録できる画像記録再生装置において、予め
    記録媒体に記録済みの前記両画像データのうち、所定の
    付加情報により識別できるものであるマーク画像の画像
    データのみを再生し、これを縮小して縮小画像データを
    得、所定数の前記縮小画像データより構成した画像であ
    るマルチ画面を自動生成する生成手段と、このマルチ画
    面の画像データを前記記録媒体の所定の位置に自動記録
    するマルチ画面生成記録手段とを備え、少なくとも前記
    マルチ画面には、前記各縮小画像データに対応する前記
    マーク画像の画像データの記録位置に関する位置情報が
    付加情報として付加されていることを特徴とする画像記
    録再生装置。
  2. 【請求項2】マルチ画面には少なくともその前または後
    に位置するマルチ画面(前マルチ画面、後マルチ画面)
    の記録位置に関する位置情報が付加情報として付加され
    ていることを特徴とする請求項1記載の画像記録再生装
    置。
  3. 【請求項3】最初のマルチ画面に付加する前マルチ画面
    の記録位置情報として、最初のマルチ画面自身の記録位
    置を記録することを特徴とする請求項2記載の画像記録
    再生装置。
  4. 【請求項4】最後のマルチ画面に付加する後マルチ画面
    の記録位置情報として、最後のマルチ画面自身の記録位
    置を記録することを特徴とする請求項2記載の画像記録
    再生装置。
  5. 【請求項5】マルチ画面またはマーク画像または記録媒
    体に一体化された補助記録媒体の付加情報として、縮小
    画像に対応した各マーク画像についてどれを何枚プリン
    トするかを表わすプリント情報を付加可能であることを
    特徴とする請求項1記載の画像記録再生装置。
  6. 【請求項6】プリント情報は、プリントが完了したか否
    かを表わす情報を含むことを特徴とする請求項5記載の
    画像記録再生装置。
  7. 【請求項7】プリントが完了したか、否かを表わす情報
    を記録媒体と一体化された補助記録媒体に記録すること
    を特徴する請求項5または請求項6記載の画像記録再生
    装置。
  8. 【請求項8】静止画の画像データと動画の画像データと
    を混在して記録できる画像記録再生装置において、前記
    各静止画データには少なくともその前または後に位置す
    る静止画像(前静止画像、後静止画像)の記録位置に関
    する位置情報が付加情報として付加されていることを特
    徴とする画像記録再生装置。
  9. 【請求項9】最初の静止画に付加する前静止画像の記録
    位置情報として、最初の静止画像自身の記録位置を記録
    することを特徴とする請求項8記載の画像記録再生装
    置。
  10. 【請求項10】最後の静止画に付加する後静止画像の記
    録位置情報として、最後の静止画像自身の記録位置を記
    録することを特徴とする請求項8記載の画像記録再生装
    置。
  11. 【請求項11】位置情報は、記録時刻情報またはフィー
    ルド,フレーム番号等を表すものであることを特徴とす
    る請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項
    8、請求項9、請求項10のいずれかに記載の画像記録
    再生装置。
  12. 【請求項12】静止画の画像データと動画の画像データ
    とを混在して記録できる画像記録再生装置において、予
    め記録媒体に記録済みの前記両画像データのうち、所定
    の付加情報が付加されているものであるマーク画像の画
    像データのみを縮小して縮小画像データを得、複数の前
    記縮小画像データよりなるマルチ画面を自動生成する生
    成手段と、このマルチ画面の画像データを前記記録媒体
    の所定の位置に自動記録するマルチ画面生成記録手段と
    を備え、少なくとも前記マルチ画面には、前記各縮小画
    像に対応する前記マーク画像の画像データの記録位置を
    示す位置情報と、前記縮小画像を配置するために前記マ
    ルチ画面が水平方向、垂直方向にどのように分割されて
    いるかを示す情報と、縮小画像の枚数を示すマルチ画面
    構成情報とが付加情報として付加されていることを特徴
    とする画像記録再生装置。
  13. 【請求項13】最大N個(Nは自然数)の縮小画面から
    構成可能なマルチ画面の分割最小単位を複数用いて大き
    さの異なった縮小画像を1マルチ画面中に書き込む場合
    は、それぞれ独立したN個の縮小画像があるとしてマル
    チ画面に付加情報を付加することを特徴とする請求項1
    2記載の画像記録再生装置。
  14. 【請求項14】静止画の画像データと動画の画像データ
    とを混在して記録できる画像記録再生装置において、予
    め記録媒体に記録済みの前記両画像データのうち、所定
    の付加情報が付加されているものであるマーク画像の画
    像データのみを縮小して縮小画像データを得、複数の前
    記縮小画像データより構成されたマルチ画面を自動生成
    する生成手段と、このマルチ画面の画像データを前記記
    録媒体の所定の位置に自動記録するマルチ画面生成記録
    手段と、前記マーク画像の画像データの再生においてす
    べてのマーク画像の画像データを再生する全マーク画像
    再生動作モードと、予め各マーク画像を複数のカテゴリ
    に分類しておき、指定したカテゴリに属するマーク画像
    (指定マーク画像)の画像データのみを再生する指定カ
    テゴリ画像再生動作モードとのいずれかのモードで再生
    される再生手段とを備え、マルチ画面の付加情報は、各
    縮小画像に対応して前記指定カテゴリ画像再生動作モー
    ドにおいて再生するか否かを示す再生カテゴリ情報を有
    することを特徴とする画像記録再生装置。
  15. 【請求項15】静止画の画像データと動画の画像データ
    とを混在して記録できる画像記録再生装置において、予
    め記録媒体に記録済みの前記両画像データのうち、所定
    の付加情報が付加されているものであるマーク画像の画
    像データのみを縮小して縮小画像データを得、複数の前
    記縮小画像データより構成されたマルチ画面を自動生成
    する生成手段と、このマルチ画面の画像データを前記記
    録媒体の所定の位置に自動記録するマルチ画面生成記録
    手段と、前記マーク画像の画像データの再生においてす
    べてのマーク画像の画像データを再生する全マーク画像
    再生動作モードと、予め各マーク画像を複数のカテゴリ
    に分類しておき、指定したカテゴリに属するマーク画像
    (指定マーク画像)の画像データのみを再生する指定カ
    テゴリ画像再生動作モードとのいずれかのモードで再生
    される再生手段とを備え、マーク画像の付加情報は、前
    記指定カテゴリ画像再生動作モードにおいて再生するか
    否かを示す再生カテゴリ情報を有することを特徴とする
    画像記録再生装置。
  16. 【請求項16】静止画の画像データと動画の画像データ
    とを混在して記録できる画像記録再生装置において、予
    め記録媒体に記録済みの前記両画像データのうち、所定
    の付加情報が付加されているものであるマーク画像の画
    像データの再生において、すべてのマーク画像の画像デ
    ータを再生する全マーク画像再生動作モードと、予め各
    マーク画像を複数のカテゴリに分類しておき、指定した
    カテゴリに属するマーク画像(指定マーク画像)の画像
    データのみを再生する指定カテゴリ画像再生動作モード
    とのいずれかのモードで再生される再生手段を備え、マ
    ーク画像の付加情報は、前記指定カテゴリ画像再生動作
    モードにおいて再生するか否かを示す再生カテゴリ情報
    を有することを特徴とする画像記録再生装置。
  17. 【請求項17】静止画の画像データと動画の画像データ
    とを混在して記録できる画像記録再生装置において、予
    め記録媒体に記録済みの前記両画像データのうち、所定
    の付加情報が付加されているものであるマーク画像の画
    像データのみを縮小して縮小画像データを得、複数の前
    記縮小画像データより構成されたマルチ画面を自動生成
    する生成手段と、このマルチ画面の画像データを前記記
    録媒体の所定の位置に自動記録するマルチ画面生成記録
    手段と、前記マーク画像の画像データの再生においてす
    べてのマーク画像の画像データを再生する全マーク画像
    再生動作モードと、予め各マーク画像を複数のカテゴリ
    に分類しておき、指定したカテゴリに属するマーク画像
    (指定マーク画像)の画像データのみを再生する指定カ
    テゴリ画像再生動作モードとのいずれかのモードで再生
    される再生手段とを備え、マーク画像の付加情報は、前
    記指定カテゴリ画像再生動作モードにおいて再生するか
    否かを示す再生カテゴリ情報を有し、マルチ画面生成記
    録動作モードにおいて、前記再生カテゴリ情報をもつ前
    記マーク画像の縮小画像をもつマルチ画面の付加情報
    に、前記再生カテゴリ情報を少なくともその1部を複製
    し、付加することを特徴とする画像記録再生装置。
  18. 【請求項18】静止画の画像データと動画の画像データ
    とを混在して記録できる画像記録再生装置において、予
    め記録媒体に記録済みの前記両画像データのうち、所定
    の付加情報が付加されているものであるマーク画像の画
    像データのみを縮小して縮小画像データを得、複数の前
    記縮小画像データよりなるマルチ画面を自動生成する生
    成手段と、このマルチ画面の画像データを前記記録媒体
    の所定の位置に自動記録するマルチ画面生成記録手段と
    を備え、マルチ画面中の縮小画像に対応したマーク画
    像、及び必要に応じてこれに関連する信号データを予め
    指示した手順、間隔で順次再生するための情報であるシ
    ナリオ情報を前記マルチ画面または指定マーク画像の付
    加情報として記録し、前記シナリオ情報をマイコンで解
    読することによりマイコン制御で再生可能なことを特徴
    とする画像記録再生装置。
  19. 【請求項19】静止画の画像データと動画の画像データ
    とを混在して記録できる画像記録再生装置において、予
    め記録媒体に記録済みの前記画像データのうち、所定の
    付加情報が付加されているものであるマーク画像の画像
    データのみをまとめて記録媒体の所定領域に複製記録す
    るマーク画像集中複製手段を備えたことを特徴とする画
    像記録再生装置。
  20. 【請求項20】静止画の画像データと動画の画像データ
    とを混在して記録できる画像記録再生装置において、予
    め記録媒体に記録済みの前記両画像データのうち、所定
    の付加情報により識別できるものであるマーク画像の画
    像データのみを再生し、これを縮小して縮小画像データ
    を得、所定数の前記縮小画像データより構成された画像
    であるマルチ画面を自動生成する生成手段と、このマル
    チ画面の画像データを前記記録媒体の所定の位置に自動
    記録するマルチ画面生成記録手段とを備え、少なくとも
    前記マルチ画面には前記各縮小画像データに対応する前
    記マーク画像の画像データの記録位置に関する位置情報
    が付加情報として付加され、記録媒体と一体化された補
    助記録媒体または記録媒体中の少なくともいずれかの所
    定の位置にマルチ画面を生成したか否かを示す情報と、
    マルチ画面生成後にマーク画像を追加記録したか否かを
    示す情報とをスライス情報として記録することを特徴と
    する画像記録再生装置。
  21. 【請求項21】静止画の画像データと動画の画像データ
    とを混在して記録できる画像記録再生装置において、予
    め記録媒体に記録済みの前記各静止画データに対し少な
    くともその前または後に位置する静止画像(前静止画
    像、後静止画像)の記録位置に関する位置情報が付加情
    報として付加される手段を備え、記録媒体と一体化され
    た補助記録媒体または記録媒体中の所定の位置に、静止
    画の付加情報に前記位置情報を記録したか否かを示すフ
    ラグと、前記位置情報記録後に静止画像を追加記録した
    か否かを示す情報とを記録することを特徴とする画像記
    録再生装置。
JP06949494A 1994-04-07 1994-04-07 画像記録再生装置 Expired - Fee Related JP3531207B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06949494A JP3531207B2 (ja) 1994-04-07 1994-04-07 画像記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06949494A JP3531207B2 (ja) 1994-04-07 1994-04-07 画像記録再生装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003000278A Division JP2003244634A (ja) 2003-01-06 2003-01-06 画像記録再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07284067A true JPH07284067A (ja) 1995-10-27
JP3531207B2 JP3531207B2 (ja) 2004-05-24

Family

ID=13404331

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06949494A Expired - Fee Related JP3531207B2 (ja) 1994-04-07 1994-04-07 画像記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3531207B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6339669B1 (en) 1998-08-28 2002-01-15 Nec Corporation Picture-reproducing apparatus

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6339669B1 (en) 1998-08-28 2002-01-15 Nec Corporation Picture-reproducing apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JP3531207B2 (ja) 2004-05-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7830570B2 (en) Device and method for edition of moving picture data
JP3528183B2 (ja) 編集システム及び方法、記録装置、並びに編集装置
JPH0771203B2 (ja) 信号記録装置及び信号処理装置
WO1997010673A1 (fr) Systeme de collecte de donnees video/audio utilisant une camera video, et son systeme d'edition
JPH03224379A (ja) 記録再生方法及び再生装置
JP3183712B2 (ja) 電子スチルカメラの分類記録再生方式
JP3531207B2 (ja) 画像記録再生装置
JPS6175683A (ja) 画像フアイル装置
JPH07327198A (ja) 圧縮テレビジョン信号記録再生装置
JPH03218189A (ja) 磁気録画再生装置
JP2840742B2 (ja) 映像信号記録装置
JP2003244634A (ja) 画像記録再生装置
JPH0685573B2 (ja) 記録装置
JP2558474B2 (ja) ダビング装置
JP3659712B2 (ja) 映像プリントシステム
JPS6256718B2 (ja)
JP3367955B2 (ja) 記録再生装置及びプリンタ装置
JP3709225B2 (ja) 映像プリントシステム
JPH11213630A (ja) 再生映像音声データ特定方法、映像音声データ編集方法、再生映像音声データ特定装置および映像音声データ編集装置
JP3102720B2 (ja) 電子スチルカメラのマルチ画消去方式
JP3639806B2 (ja) プリント装置及びプリント方法
JP2565197B2 (ja) 編集装置
JP3720838B2 (ja) プリント装置及びその制御方法、並びに再生装置及びその制御方法
JPH0435180A (ja) 再生情報表示装置
JPH06334960A (ja) マルチ画面表示システム

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20031224

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040115

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040210

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040223

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080312

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090312

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100312

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees