JP3183712B2 - 電子スチルカメラの分類記録再生方式 - Google Patents

電子スチルカメラの分類記録再生方式

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  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は被写体画像対応に分類コ
ードを指定して記録でき、再生時に分類コードを指定す
ることにより、指定した分類コード対応の画像を再生で
きる電子スチルカメラの分類記録再生方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子スチルカメラは未記録のフロ
ッピーディスクに撮影する場合には撮影順(時間系列)
に1トラックから記録するようにしている。また、空き
トラックが存在する使用中のフロッピーディスクを用い
たときには若い番号の空きトラックから記録するように
している。前者の場合、被写体の種類毎に再生しようと
すると、煩雑な操作をしなければならない。すなわち、
被写体の種類にかかわらず順番にトラックに記録されて
いくため、どのトラックに希望する種類の被写体が記録
されているか、撮影時にメモを取るか、覚えていないか
ぎり判断することができない。かかる場合にはトラック
を指定できないので、すべての画像を再生する必要があ
る。また、後者の場合も、空きトラックに記録している
ので、同種の被写体の画像が跳び飛びに再生されてしま
い、上記と同様、すべての画像を再生しなければならな
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、撮影時に予め
複数枚のフロッピーディスクを用意し、各フロッピーデ
ィスクを被写体の種類毎に分類しておき、被写体の種別
が変わる毎に対応のフロッピーディスクに代える方法が
考えられる。例えば、花を撮る場合は花に分類したフロ
ッピーディスクを、家を撮る場合は家に分類したフロッ
ピーディスクを用いる。しかしながら、この方法では多
数のフロッピーディスクを用意しなければならない。他
の方法として、記録したフロッピーディスクを他のフロ
ッピーディスクにダビングして希望する種別の画像ごと
にまとめることが考えられるが、かかる場合にはダビン
グにより画質の劣化が生じる。従来の電子スチルビデオ
システムは上述したように被写体種別に再生するには複
数のフロッピーディスクを用意しなければならず、この
方法を採用しないときには、再生時に煩雑な操作をしな
ければならないという欠点があった。本発明の目的は上
記欠点を解決するもので、撮影時に被写体の種別を分類
したコードを被写体像に対応させて記録し、再生時に、
分類コードを指定することにより、その分類コード毎に
画像をマルチ再生,順次再生,画像マップ表示を可能に
することにより、煩雑な操作をすることなく容易に検索
できるとともに希望する種別の画像を分類再生できる電
子スチルカメラの分類記録再生方式を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明による電子スチルカメラの分類記録再生方式
は、分類コードを指定するための分類コード指定手段
と、前記分類コード指定手段により入力された分類コー
ドを一時的に保持する一時記録部と、前記一時記録部に
保持した分類コードを撮影画像と対応付けて記録する、
記録媒体に設けられた分類コード記録領域と、分類モー
ド指定手段と、前記分類モード指定手段により分類モー
ド指定されたとき、前記分類コード記録領域に記録され
ている分類コードを読み出して画像のマップ表示する画
像マップ表示手段と、マルチ再生する場合、映像信号を
メモリ回路に格納しておき、前記分類コード指定手段に
より分類コード指定されたとき、指定された分類コード
毎にメモリ回路から読み出してマルチ再生し、分類コー
ドを指定しない場合は順にメモリ回路から読み出してマ
ルチ再生する再生制御手段とを備えている。また、本発
明は上記構成に加えて、前記画像対応に記録した分類コ
ードを変更する変更手段を設けて構成されている。さら
には本発明は上記構成に加えて、分類コードを階層化
し、前記分類コード指定手段は各階層毎のコードおよび
異なる階層を組み合わせて指定できるように構成し、撮
影時および再生時に、階層化した分類コードで記録,再
生するように構成されている。
【0005】
【作用】上記構成によれば、煩雑な操作をすることなく
容易に記録画像を検索できるとともに希望する種別の画
像を分類再生できる。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して本発明をさらに詳しく
説明する。図1は本発明による電子スチルカメラの分類
記録再生方式の実施例を示す回路ブロックである。この
実施例では記録媒体に分類コードを記録する領域として
キュートラックを用いている。このキュートラックは図
2に示すようにフロッピーディスク14の52番目のト
ラック14aに設けられている。キュートラック上に記
録されるデータはデータ記録W.Gで規定された方式
(NRZ方式)である。その容量は16キロバイトであ
り、そのうち約15キロバイトをユーザーが使用できる
ようになっている。この実施例における分類コードは映
像が空きトラックに記録される毎にこのキュートラック
に追記される。
【0007】レンズ1,絞り2およびCCD3によって
撮像系が構成され、信号処理回路4はCCD3からの信
号に同期信号等を挿入して所定の映像信号を作成し、エ
ンファシス処理を施した後、FM変調を行う。記録回路
5は信号処理回路4からのFM変調波(映像信号)を適
切な記録電流に調整した後、ヘッド15により、空きト
ラックに記録する。CPU6はカメラが起動されると、
CCD3が所定のシャッタ速度になるようなタイミング
パルスを送出するように電子シャッタ回路9を制御す
る。また、絞り制御信号を送出して適正な絞り値になる
ように絞り2を制御するとともにレンズ駆動制御信号を
送出して、レンズ1の合焦制御を行う。CPU6は上記
撮像系の制御とともにサーボ回路11を制御してモータ
12を駆動しフロッピーディスク14を所定の速度およ
び位相で回転させる。また、ヘッド駆動回路13を駆動
しヘッド15を所定の空きトラックにシークさせる。N
RZ書込回路10はCPU6から送られる分類コードを
NRZ信号に変換する回路で、NRZ信号は記録回路5
で適正な記録電流に調整された後、ヘッド15によりキ
ュートラックに追記される。
【0008】LCD7は電子スチルカメラの種々の状態
を表示するもので、例えば分類モード等のモード表示,
入力された分類コード等を撮影時および再生時に表示す
る。キー入力部8は電子スチルカメラを撮影および再生
操作するための各キーを備える他に、分類モードを指定
するための分類モードキー8a,分類コードを入力する
ための分類コードキー(アルファベットキー)8bを備
えている。また、マルチ再生モードを指定するためのマ
ルチモードキー8c,トラックマップ表示させるトラッ
クマップキー8d,再生している映像対応の分類コード
を表示させる分類コード表示キー8eおよび分類コード
を消去するための分類コード消去キー8fも備えてい
る。CPU6は分類コードを一時記録するための記録部
6aを内蔵しており、上述のように撮影系回路の制御を
行う他に、再生系回路の制御を行う。
【0009】再生系回路は一点鎖線の右側の回路部によ
って構成されている。再生回路16は再生の指示がある
と、フロッピーディスク14のシークされたトラックよ
りFM変調された映像信号を読み出し、FM変調波を復
調した後、デエンファシス処理をして元の映像信号に復
元する。また、キュートラックから分類コードのNRZ
信号を読み出したときはNRZ読取回路17に送出す
る。NRZ読取回路17はNRZ逆変換して元の信号に
復調しCPU6に送出する。CPU6は読み出された分
類コードを各トラック対応にLCD7に表示しトラック
マップ表示を行うことができる。メモリコントロール回
路18,A/D変換器19,メモリ回路20およびD/
A変換器21はマルチ再生する場合に用いられる回路で
ある。マルチ再生する場合には予めメモリ回路20にす
べてのトラックの画像が記録される。
【0010】つぎに撮影時の動作ならびに分類コードに
よって指定された画像の一画面順次再生,トラックマッ
プ表示およびマルチ再生の動作を図3〜図8を用いて説
明する。図3は撮影時の操作および動作を説明するため
のフローチャートである。メインスイッチをオン(自動
的に撮影モードになる)させてカメラを起動する(ST
1)と、CPU6はフロッピーディスクが装着されてい
るか,その装着されているフロッピーディスクは記録可
能か否かの判断をし(ST2,3)、いずれも可の場合
は分類モードキー8aが押されているか否かを判断する
(ST4)。分類モードキー8aが押されていないとき
は、別モードの処理に移行する。分類モードが指定され
ていると、それに伴い、分類コード入力キー8bによっ
てこれから撮影する被写体の分類コードが入力される
(ST5)。この分類コードはCPU6の一時記録部6
aに記録されるとともにLCD7に表示され、分類コー
ド記録撮影のための準備が整う。図示しないレリーズボ
タンが押されると(ST6)、撮像系,信号処理回路
4,記録回路5を介してフロッピーディスク14の所定
のトラックに映像が記録されるとともに一時記録部8a
に保持されている分類コードがNRZ書込回路10,記
録回路5を介してフロッピーディスク14のキュートラ
ックに記録される(ST7)。撮影が終了し、メインス
イッチがオフされると撮影が完了し、オフされない場合
はつぎの撮影を行うものと判断してST3に戻り(ST
8)、再度撮影準備の動作を行う。
【0011】図4は分類コードを指定して、指定順に一
画面ずつ再生する場合のフローチャートである。メイン
スイッチがオンされ図示しない再生モードキーが押され
再生モードになる(ST1)と、CPU6は分類モード
キー8aが押されているか否かを判断し(ST2)、押
されていない場合は別のモード処理に移行する。分類モ
ードが指定された後、分類コード入力キー8bにより分
類コードが入力されると、分類コードを一時記録部6a
に記録するとともにLCD7に表示する。(ST3)。
CPU6は分類コードの入力終了を検知すると、フロッ
ピーディスクが挿入されているか否かを判断し(ST
4)、フロッピーディスクが挿入されているときは、ヘ
ッド15をキュートラックにシークさせ入力された分類
コードを読み出す(ST5)。つづいてその分類コード
により映像トラックをシークし、信号の有無を検出する
ことによりフロッピーディスクの映像が再生可能か否か
を判断する(ST6)。映像信号が記録されておらず再
生不能の場合にはその旨が警告表示される。また、入力
された分類コードがキュートラックに記録されていない
場合もその旨の警告表示がされる。ついで図示しない再
生キーを押すことにより、指定された分類コードの映像
が再生される(ST7)。複数の分類コードが指定され
ている場合には再生キーを押す毎に、指定された分類コ
ード順に再生される。
【0012】図5はトラックマップ表示する場合の操作
および動作を説明するためのフローチャートである。S
T1からST6までの操作および動作は図4の場合と同
じである。トラックマップ表示キー8dが押されると、
CPU6はキュートラックをシークして分類コードを再
生回路16を介して図示しないモニタにトラックマップ
として表示する。指定した分類コードのトラックNO.
には分類の表示がなされる。図6はモニタ画面に表示さ
れたトラックマップの一例を示す図である。各トラック
に注目すると、1〜9までのトラック対応のキュートラ
ック領域には指定された分類コードが記録されており、
1〜9トラック対応に分類コードの表示(花,木,家)
がなされている。分類コードの記録がなく映像記録があ
るトラックは○の表示が,分類コードおよび映像記録が
あるが、分類コードの指定がないトラックは□が、さら
に映像記録がないトラックは*がそれぞれ表示されてい
る。このようにトラックマップを表示させることによ
り、希望する分類コードの映像が記録されているトラッ
クを容易に探すことができる。なお、トラックマップ表
示をLCD7に表示することも可能である。
【0013】図7はマルチ再生する場合の操作および動
作を説明するためのフローチャートである。この場合も
ST1からST5までの操作および動作は図4の場合と
同じである。ST6ではシーク動作で映像信号の有無が
検出されるとともに各トラックの映像を再生回路16で
復調し、メモリコントロール回路18の制御の基に復調
した映像信号をA/D変換器19でディジタル信号に変
換しメモリ回路20に記録する。映像信号が記録されて
いないトラックを除きすべてのトラックの映像信号がメ
モリ回路20に記録される。なお、映像信号が記録され
ていないトラックがある場合はその旨が警告表示され
る。マルチモードキー8dが押されると、CPU6は一
時記録部8aの分類コードデータを読み出し、メモリコ
ントロール回路18に指示して分類コード別に順番に映
像をメモリ回路20より読み出す。そしてD/A変換器
21によりアナログ信号に戻して再生回路16を介して
マルチ再生させる。図8はマルチ画面の一例を示す図で
ある。分類コードを設定しないでマルチモードキー8c
を押したときには、図8(a)に示すようにトラック順
にマルチ表示がなされるが、分類コードを設定してマル
チ表示した場合には分類コード毎にまとめて表示され
る。このように分類コード毎に映像を並び変え整理して
マルチ再生させることができるので、映像の比較等がで
きるとともに検索も容易となる。
【0014】図9は分類コードを変更する場合の操作お
よび動作を説明するためのフローチャートである。分類
コードの変更を希望する映像がまず再生される(ST
1)。ついで、分類コード表示キー8eが押されると、
CPU6はキュートラックをシークして今再生中の映像
対応の分類コードを再生回路16,NRZ読出回路17
によって読み出しLCD7に表示する(ST2)。つい
で、分類コード入力キー8bが押されると、分類コード
を変更するとの判断を行い、入力された新しい分類コー
ドを今再生中の映像対応のキュートラック領域に記録す
る(ST3,4)。なお、分類コード消去キー8fが押
された場合にはその映像対応の分類コードを消去する。
このように一度分類コードを記録しても、後で必要に応
じて分類コードを変えることが可能である。
【0015】図10は本発明による電子スチルカメラの
分類記録再生方式の参考例を示す回路ブロック図であ
る。この例は記録媒体に分類コードを記録する領域とし
てID記録のユーザーズエリアを用いており、NRZ書
込,読出回路の代わりにユーザーズエリアに対し記録再
生するための回路を備えている。また、マルチ再生のた
めの回路は備えておらず、分類コード入力手段としてキ
ー入力回路の他、音声入力手段を備えている点で図1の
実施例と異なっている。この例で用いるユーザーズエリ
ア14dは図11に示すようにフロッピーディスク14
の各トラック毎に設けられているIDエリア14cの一
部として存在する。IDエリア14cにはユーザーズエ
リア14dの他にフレーム,フィールド記録識別,トラ
ック番号および年月日を記録できる領域を有している。
ユーザーズエリアは約54ビットで構成されている。
【0016】レンズ1,絞り2,CCD3,信号処理回
路4,電子シャッタ回路9,LCD7,サーボ回路1
1,モータ12,ヘッド駆動回路13,フロッピーディ
スク14およびヘッド15は図1の実施例と同符号を付
してあり、その構成は同じである。記録回路27は信号
処理回路4からのFM変調波(映像信号)を適切な記録
電流に調整した後、ヘッド15により、空きトラックに
記録する他にDPSK回路26からの信号をそのトラッ
クのユーザーズエリアに記録する。13fhPLL回路
25は例えば204kcの搬送周波数を位相同期ループ
により作成しており、DPSK回路26は204kcの
搬送周波数の位相を、CPU24から送られる分類コー
ドに対応させて所定角で偏移させる。偏移させられた搬
送周波数は記録回路27によって上述のユーザーズエリ
アに記録される。
【0017】キー入力部28は電子スチルカメラを撮影
および再生操作するための各キーを備える他に、分類モ
ードを指定するための分類モードキー,分類コードを入
力するための分類コードキー(アルファベットキー)を
備えている。分類コードは大分類コード,中分類コー
ド,小分類コードおよび時系列分類コードで指定するこ
とができる。音声入力回路30はマイクおよび入力音声
を所定のレベルに増幅する回路等により構成されてお
り、分類コードをキー入力回路28の他に音声によって
入力できるようにしたものである。音声処理回路29は
入力された音声を所定の合成方式で合成し、特徴認識を
行い分類コードの認識を行う。この音声入力も分類コー
ドキーで指定する場合と同様に大分類コード,中分類コ
ード,小分類コードおよび時系列分類コードで指定する
ことができる。CPU24は分類コードを一時記録する
ための記録部24aを内蔵しており、キー入力回路28
を用いて入力された場合にはキー入力回路28からの分
類コードを記録する。また、音声入力手段より入力され
た場合には音声処理回路29からの分類コードを記録す
る。
【0018】再生回路31は再生の指示があると、フロ
ッピーディスク14のシークされたトラックよりFM変
調された映像信号を読み出し、FM変調波を復調した
後、デエンファシス処理をして元の映像信号に復元す
る。また、ユーザーズエリアから変調された搬送周波数
(分類コード信号)を読み出し、DPSK検出回路32
に送出する。DPSK検出回路32は搬送周波数を検波
して分類コードを復元し、CPU24に送出する。
【0019】この参考例の分類コードを記録して撮影す
る操作および動作はキー入力の他、音声入力ができるこ
と、および記録領域がユーザーズエリアである点を除い
ては図3のフローチャートと同じである。図12は分類
コードを指定して、指定順に一画面ずつ再生する場合の
フローチャートである。メインスイッチがオンされ図示
しない再生モードキーが押され再生モードになる(ST
1)と、CPU24はフロッピーディスク14が挿入さ
れているか否かを判断し(ST2)、挿入されていない
場合は警告表示を行う。挿入されている場合はつぎにフ
ロッピーディスク14が再生可能か否かを判断する(S
T3)。再生不能の場合にはその旨が警告表示される。
フロッピーディスク14の再生が可能であると、つぎに
分類モードキーが押されているか否かを判断する(ST
4)。押されていない場合は別モードに移行する。押さ
れている場合はフロッピーディスク14に分類コードが
選定されているか否かを判断し(ST5)、選定されて
いないときはその旨の警告が表示される。分類コードが
選定されているときは1〜50トラックまでのユーザー
ズエリアをシークし、LCD7に表示する(ST6)。
この表示を参考に、大分類コード,中分類コード,小分
類コードもしくは時系列分類コードまたは各分類コード
を組み合わせた分類コードを入力することができる(S
T7)。分類コードの入力を終了して再生キーを押す
と、入力された分類コードの映像が再生される(ST
8)。
【0020】図13は階層化された分類コードの一例を
示す図である。大分類コードは京都,奈良、中分類コー
ドは花,寺,料理店、小分類コードは菊,ぼたん,三千
院,金閣寺,懐石,そば,法隆寺等で分類したものであ
る。これらの分類に加えて、撮影した時刻によっても分
類可能としている。大分類コードとして例えば京都が指
定されれば、1から8トラックまでが再生されることに
なる。大分類,中分類および小分類が京都,料理店およ
び懐石と指定されれば、7トラックが再生されることに
なる。
【0021】以上、図1および図10の例は記録媒体と
してフロッピーディスクを用いた場合を説明したが、こ
の他に記録媒体としてハードディスク,半導体メモリを
用いることができる。半導体メモリ等を用いたときには
ディジタル記録となるので、撮影系回路および再生系回
路はディジタル信号に変換する回路部が必要となる。分
類コード入力キーにより入力する場合は文字を入力して
分類コードを指定する例を示しているが、予め決められ
た分類(例えば、運動会,旅行,学芸会等である)のキ
ーを多数設けておき、それらを選択することにより分類
コードを入力することも可能である。また、撮影系回路
の他に再生系回路も備えた電子スチルカメラの例につい
て説明したが、電子スチルカメラには撮影系の回路のみ
を搭載し、別構成として再生装置を用いて分類再生を行
って良い。
【0022】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
以下のような種々の利点がある。分類コードを設定する
だけで、記録媒体の記録順に関係なく分類別に再生がで
きる。トラックマップ表示ができるので、指定した分類
コードの映像がいずれのトラックに記録されているかを
知ることができ検索が容易となる。指定した分類コード
で映像を並び換えて整理した状態でマルチ再生できるの
で、映像の比較等ができ、より検索が容易となる。指定
した分類コードを変更(書換え,書込み,消去)するこ
とができる。分類コードを階層的ディレクトリで管理し
ているので、きめ細かく映像を分類でき、再生,編集時
に必要とされる映像を細かく検索できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電子スチルカメラの分類記録再生
方式の実施例を示すブロック図である。
【図2】キュートラックを説明するためのフロッピーデ
ィスクの概略図である。
【図3】図1の実施例のカメラの撮影時の操作および記
録動作を説明するためのフローチャートである。
【図4】画像を分類指定で再生するときの操作および動
作を説明するためのフローチャートである。
【図5】トラックマップを表示する場合の操作および動
作を説明するためのフローチャートである。
【図6】モニタ等に表示されたトラックマップの一例を
示す図である。
【図7】マルチ再生する場合の操作および動作を説明す
るためのフローチャートである。
【図8】マルチ再生画面の一例を示す図で、(a)はト
ラック順に再生した場合を、(b)は分類して再生した
場合をそれぞれ示している。
【図9】分類コードを変更する場合の操作および動作を
説明するためのフローチャートである。
【図10】本発明の参考例を示す回路ブロック図であ
る。
【図11】ユーザーズエリアを説明するためのフロッピ
ーディスクの概略図である。
【図12】図10の参考例において画像を分類指定で再
生するときの操作および動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【図13】階層化した分類コードの一例を示す図であ
る。
【符号の説明】 1 レンズ 2 絞り 3 CCD 4 信号処理回路 5,27 記録回路 6 CPU(制御部) 7 LCD(表示部) 8,28 キー入力回路 9 電子シャッタ回路 10 NRZ書込回路 11 サーボ回路 12 モータ 13 ヘッド駆動回路 14 フロッピーディスク 15 ヘッド 16,31 再生回路 17 NRZ読出回路 18 メモリコントロール回路 19 A/D変換器 20 メモリ回路 21 D/A変換器 25 13fhPLL回路 26 DPSK回路 29 音声処理回路 30 音声入力回路

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分類コードを指定するための分類コード
    指定手段と、 前記分類コード指定手段により入力された分類コードを
    一時的に保持する一時記録部と、 前記一時記録部に保持した分類コードを撮影画像と対応
    付けて記録する、記録媒体に設けられた分類コード記録
    領域と、 分類モード指定手段と、 前記分類モード指定手段により分類モード指定されたと
    き、前記分類コード記録領域に記録されている分類コー
    ドを読み出して画像のマップ表示する画像マップ表示手
    段と、 マルチ再生する場合、映像信号をメモリ回路に格納して
    おき、前記分類コード指定手段により分類コード指定さ
    れたとき、指定された分類コード毎にメモリ回路から読
    み出してマルチ再生し、分類コードを指定しない場合は
    順にメモリ回路から読み出してマルチ再生する再生制御
    手段と、 を備えたことを特徴とする電子スチルカメラの分類記録
    再生方式。
  2. 【請求項2】 前記画像対応に記録した分類コードを変
    更する変更手段を設けたことを特徴とする請求項1記
    の電子スチルカメラの分類記録再生方式。
  3. 【請求項3】 分類コードを階層化し、前記分類コード
    指定手段は各階層毎のコードおよび異なる階層を組み合
    わせて指定できるように構成し、 撮影時および再生時に、階層化した分類コードで記録,
    再生するように構成したことを特徴とする請求項1また
    は2記載の電子スチルカメラの分類記録再生方式。
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