JPH0728378Y2 - 旋回兼傾倒窓のコーナーピボット - Google Patents

旋回兼傾倒窓のコーナーピボット

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JPH0728378Y2
JPH0728378Y2 JP10517888U JP10517888U JPH0728378Y2 JP H0728378 Y2 JPH0728378 Y2 JP H0728378Y2 JP 10517888 U JP10517888 U JP 10517888U JP 10517888 U JP10517888 U JP 10517888U JP H0728378 Y2 JPH0728378 Y2 JP H0728378Y2
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隆宏 石岡
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、窓枠の下部に固定されるコーナーヒンジと、
窓取付枠に固定され、上記コーナーヒンジに固定される
ピボット軸の球状ヘッドを回転自在に係合するピボット
からなる旋回兼傾倒窓のコーナーピボットに関する。
〔従来の技術〕
従来、この種のコーナーピボットとしては、コーナーヒ
ンジにピボット軸を螺着してなるものと(実公昭60-413
98号公報参照)第5図に示した如くコーナーヒンジaに
ピボット軸bを圧入し、該ピボット軸bの球状ヘッド
b′を回転自在に係合するピボットcの軸方向下部に軸
受dの調整ネジeを螺合してなるものが知られている。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来の技術で述べたもののうち前者においては、窓に内
装式であって、窓と窓取付枠の高さ方向の調整機構をも
たない為、窓施工後、窓と窓取付枠とが不整合により接
触した場合、調整することができない問題点がある。
又、後者においては、ピボットcの下側から調整ネジe
を螺着して軸受dを軸方向へ移動することによりピボッ
ト軸bの高さを変えることができるが、このような構成
では、窓を吊り込んだ後のピボット軸bの高さ調整は、
ピボットcの下端と壁面fとの間隔が狭く、当該ピボッ
トcの下側に調整ネジeを操作するだけのスペースがな
い為行なうことができず、調整するには窓を取り外した
後、窓取付枠(図示せず)からピボットcを取り外して
調整しなければならず不便であり、又当該調整は非常に
面倒でかつ手間と時間を費する等の問題点を有してい
る。
本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑み
てなされたもので、その目的とするところは、窓吊り込
み時の誤差により生じる窓と窓取付枠との不整合や窓の
重量による垂れ下がりによる当該窓の納り不具合を生じ
た場合の窓取付枠に対する窓の高さ方向の調整を、窓吊
り込み後において当該窓を取り外すことなく容易に行な
い得るようにした旋回兼傾倒窓のコーナーピボットを提
供しようとするものである。
〔課題を解決する為の手段〕
上記目的を達成する為に、本考案における旋回兼傾倒窓
のコーナーピボットは、窓枠の下部に直接ないしは間接
的に固定されるコーナーヒンジと、窓取付枠に固定さ
れ、上記コーナーヒンジに固定されたピボット軸の球状
ヘッドを回転自在に係合支承するピボットとからなる旋
回兼傾倒窓のコーナーピボットであって、上記のコーナ
ーヒンジの軸孔を上下方向へ貫通したネジ孔に形成しピ
ボット軸を進退操作可能に螺挿すると共に、該ピボット
軸をナットにより上記コーナーヒンジに固定するように
したものである。
〔作用〕
上記のように構成された旋回兼傾倒窓のコーナーピボッ
トは、窓枠に下部コーナーヒンジ、コーナーヒンジ、ピ
ボット軸をセットした後、窓取付枠に固定したピボット
に上方からピボット軸の球状ヘッドが係合される。この
ようにして窓が吊り込まれた後、窓枠が窓取付枠に対し
て整合されない場合は、ピボット軸をコーナーヒンジに
固定しているナットを緩めた後、コーナーヒンジにおけ
る軸孔の上方から適合する工具を用いてピボット軸を反
転、又は逆転操作し当該ピボット軸を上方へ又は下方へ
螺進させ、窓枠と窓取付枠との高さ方向の隙間を適正に
調整したならばナットを締付けピボット軸をコーナーヒ
ンジに固定する。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図〜第4図に示したように、下部コーナーヒンジ1
は正面略L字形状に形成され、その下側水平部1aから
は、窓枠2における窓枠横材2aの下面に穿設した孔2fに
係嵌される突起1bが突設されていると共に、その鉛直部
1cの両側には、窓枠縦材2bに縦設した係合溝2cの対向面
に対向して縦設させてある縦長溝2d、2eに係嵌する突条
1d、1eが対称に縦設されており、当該下部コーナーヒン
ジ1を窓枠2の下方から差し込み、上記鉛直部1cを係合
溝2cに、上記突条1d、1eを縦長溝2d、2eに、上記突起1b
を孔2fに夫々嵌合して当該下部コーナーヒンジ1は窓枠
2の下部コーナー部分に固定される。
コーナーヒンジ4は鉛直な円柱部4aと、該円柱部4aから
側方へ一体に突設した固定部4bとからなるもので、該円
柱部4aの中心に貫通される軸孔4cは、少なくともその下
端部を所望長さだけネジ孔4dに形成させてあり、一方固
定部4bには、上記下部コーナーヒンジ1における鉛直部
1cが適合する凹状溝4eが縦設され、かくして当該コーナ
ーヒンジ4はその固定部4bを凹状溝4eをもって上記鉛直
部1cに外装した後、固定ネジ3…にて下部コーナーヒン
ジ1に固定される。
ピボット軸5は、上記コーナーヒンジ4の軸孔4cへ挿脱
自在にして、かつ回転可能に挿入されるよう円柱状に形
成され、下部外周には上記ネジ孔4dに進退自在に螺合さ
れる雄ネジ部5aが刻設され、下端には球状ヘッド5bが一
体に設けられている。
上記ピボット軸5の雄ネジ部5aには締付け用のナット6
を予め螺合した状態で上記軸孔4cの下方から挿入し、ネ
ジ孔4dに螺合した後、上記ナット6を締付け上記円柱部
4aの下端面に圧着してピボット軸5をコーナーヒンジ4
に固定するよう形成され、従ってナット6を緩めた状態
ではピボット軸5は自由に螺動可能となるので該ピボッ
ト軸5を螺動し、高さを任意に調整した後、ナット6の
締付けにより当該ピボット軸5はコーナーヒンジ4に固
定されるよう形成されている。
又、上記ピボット軸5の上端部は、上記コーナーヒンジ
4の軸孔4cの上端開口部から所要長さだけ突出するよう
長く形成しても良く、又は図示例のように上端部が軸孔
4c内にあるよう短かく形成することも可能であるが、長
く形成した場合は、軸孔4cからの突出端をスパナその他
レンチ等の工具で回転できるよう例えば任意の多角形
に、又は端面中央に多角形の工具差し込み凹孔等が設け
られる。
又、図示のように短かく形成して、軸孔4cの開口部をキ
ャップ7にて閉塞する場合は、キャップ7を取り外し、
軸孔4cへ例えば六角レンチ等の工具を差し込み当該ピボ
ット軸5を回転操作可能に、ピボット軸5の端面中心に
六角形等の工具差し込み用凹孔5cを設けるようにすると
良い。ピボット8は支承部8aと、該支承部8aの背後から
立設して固定板部8bとからなり、図示しない固定ネジに
より窓取付枠9の下部コーナー部分に固定されるもの
で、その支承部8aには上記ピボット軸5の球状ヘッド5b
を回転自在にして、かつ脱着自在に係合する為の凹孔8c
が上方を開口して凹設されている。この凹孔8cは、ピボ
ット軸5が円滑に回転できるよう上記球状ヘッド5bと略
同一曲率を有する座面をもったピボット受10を凹部8cの
底部に敷設させてある。
尚、第3図において8dはピボット8の位置決め用突起を
示し、第4図において11はスティヒンジ、12は上部ピボ
ット、13はスティ、14はスティローラーピン、15はステ
ィローラー受、16はハンドル、17は内倒し受、18はコー
ナー連結金具、19はローラー受を夫々示す。
〔考案の効果〕
本考案は以上説明したように構成されているので、窓吊
り込み時において施工誤差を生じたり、窓が自重によっ
て垂れ下がる等して窓取付枠9に対し窓の納り不具合が
生じた場合における窓の高さ方向(上下方向)の調整
を、窓吊り込み後において、窓を取り外す必要もなく、
ナット6を緩めた後、ピボット軸5を回転し、軸方向へ
移動するといった容易な操作によって簡単、かつ短時間
に行なうことができると共に、上述調整後はナット6に
よりピボット軸5をコーナーヒンジ4に固定することで
調整された高さを確保でき、狂いを生じることはないの
でスムースな窓開閉を持続できる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る旋回兼傾倒窓のコーナーピボット
の一実施例を一部断面して示す正面図、第2図は同実施
例の平面図、第3図は第1図におけるIII-III線矢視断
面図、第4図は同コーナーピボットの使用状態を示す正
面図、第5図は旋回兼傾倒窓のコーナーピボットの従来
例を示す縦断面正面図である。 2……窓枠、4……コーナーヒンジ 4c……軸孔、5……ピボット軸 5b……球状ヘッド、9……窓取付枠 10……ピボット受

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】窓枠2の下部に直接ないし間接的に固定さ
    れるコーナーヒンジ4と、窓取付枠9に固定され、上記
    コーナーヒンジに固定されたピボット軸5の球状ヘッド
    5bを回転自在に係合支承するピボット8とからなる旋回
    兼傾倒窓のコーナーピボットであって、上記コーナーヒ
    ンジの軸孔4cを上下方向へ貫通したネジ孔に形成しピボ
    ット軸を進退操作可能に螺挿すると共に、該ピボット軸
    をナット6により上記コーナーヒンジに固定するよう設
    けたことを特徴とする旋回兼傾倒窓のコーナーピボッ
    ト。
JP10517888U 1988-08-08 1988-08-08 旋回兼傾倒窓のコーナーピボット Expired - Lifetime JPH0728378Y2 (ja)

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JP10517888U JPH0728378Y2 (ja) 1988-08-08 1988-08-08 旋回兼傾倒窓のコーナーピボット

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JP10517888U JPH0728378Y2 (ja) 1988-08-08 1988-08-08 旋回兼傾倒窓のコーナーピボット

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Publication Number Publication Date
JPH0225673U JPH0225673U (ja) 1990-02-20
JPH0728378Y2 true JPH0728378Y2 (ja) 1995-06-28

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JP10517888U Expired - Lifetime JPH0728378Y2 (ja) 1988-08-08 1988-08-08 旋回兼傾倒窓のコーナーピボット

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009532275A (ja) * 2006-04-03 2009-09-10 カマティクス コーポレーション ドアストップピンアセンブリ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6533377B2 (ja) * 2014-10-02 2019-06-19 Ykk Ap株式会社 ヒンジブラケットの取付構造及び建具

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JPH0225673U (ja) 1990-02-20

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