JPH07283488A - 化合物半導体装置、その製造方法及び半導体装置 - Google Patents
化合物半導体装置、その製造方法及び半導体装置Info
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- JPH07283488A JPH07283488A JP6073437A JP7343794A JPH07283488A JP H07283488 A JPH07283488 A JP H07283488A JP 6073437 A JP6073437 A JP 6073437A JP 7343794 A JP7343794 A JP 7343794A JP H07283488 A JPH07283488 A JP H07283488A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】結晶欠陥が改良された化合物半導体単結晶が、
化合物半導体と異なる材質の基板上に配置された構造の
化合物半導体装置を提供すること。 【構成】n型Si基板10に、n型コンタクト層13を
設け、その上にn型アモルファスSi層14を介して、
歪多重量子井戸活性層18を持つ面発光レーザダイオー
ドを設けた化合物半導体装置。この面発光レーザダイオ
ードの部分は、GaAs基板上に形成され、n型アモル
ファスSi層14により、n型Si基板10と張り合わ
せて製造される。
化合物半導体と異なる材質の基板上に配置された構造の
化合物半導体装置を提供すること。 【構成】n型Si基板10に、n型コンタクト層13を
設け、その上にn型アモルファスSi層14を介して、
歪多重量子井戸活性層18を持つ面発光レーザダイオー
ドを設けた化合物半導体装置。この面発光レーザダイオ
ードの部分は、GaAs基板上に形成され、n型アモル
ファスSi層14により、n型Si基板10と張り合わ
せて製造される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、化合物半導体がそれと
異なる材質の基板上に配置された構造を有する化合物半
導体装置、その製造方法及びそのような構造を有する半
導体装置に関する。
異なる材質の基板上に配置された構造を有する化合物半
導体装置、その製造方法及びそのような構造を有する半
導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】Si半導体技術は、トランジスタからI
C(集積回路)、VLSI(超大規模集積回路)へと発
展してきており、今後も集積規模の増大は続いて行くと
思われる。近年、集積規模の増大に伴い、動作速度が電
気信号の配線遅延により制限されることが危惧され始め
た。その対策として、光による信号接続が注目されてい
る。そして、Siと化合物半導体の一体形成技術は、こ
れを実現するための重要な基盤技術である。
C(集積回路)、VLSI(超大規模集積回路)へと発
展してきており、今後も集積規模の増大は続いて行くと
思われる。近年、集積規模の増大に伴い、動作速度が電
気信号の配線遅延により制限されることが危惧され始め
た。その対策として、光による信号接続が注目されてい
る。そして、Siと化合物半導体の一体形成技術は、こ
れを実現するための重要な基盤技術である。
【0003】従来、Si基板上に化合物半導体を一体形
成する手段としては、主に次の2つの手段が検討されて
きた。1つは、例えば、マテリアル リサーチ ソサイ
ティプロシーディング 116巻(マテリアル リサー
チ ソサイティ ピッツバーグ 1988年)(Mat
er. Res. Soc. Pro. Vol.11
6(Mater. Res. Soc., Pitts
burgh, 1988))に記載のSi基板上にGa
AsやInP等の化合物半導体をエピタキシャル成長さ
せるいわゆるスーパヘテロエピタキシァル法である。も
う1つは、アプライド フィジックス レターズ 62
巻、1038〜1040頁(1993)(Appl.P
hys.Lett.Vol.62,pp.1038〜1
040(1993))に記載のGaAsやInP等の化
合物半導体を熱処理により単結晶のSi基板上に張り合
わせる直接接合法である。
成する手段としては、主に次の2つの手段が検討されて
きた。1つは、例えば、マテリアル リサーチ ソサイ
ティプロシーディング 116巻(マテリアル リサー
チ ソサイティ ピッツバーグ 1988年)(Mat
er. Res. Soc. Pro. Vol.11
6(Mater. Res. Soc., Pitts
burgh, 1988))に記載のSi基板上にGa
AsやInP等の化合物半導体をエピタキシャル成長さ
せるいわゆるスーパヘテロエピタキシァル法である。も
う1つは、アプライド フィジックス レターズ 62
巻、1038〜1040頁(1993)(Appl.P
hys.Lett.Vol.62,pp.1038〜1
040(1993))に記載のGaAsやInP等の化
合物半導体を熱処理により単結晶のSi基板上に張り合
わせる直接接合法である。
【0004】一方、化合物半導体基板は、Si等の半導
体基板に比べて高価であり、そのため、上記と同様な方
法で、Si等の安価な基板上に化合物半導体素子を形成
することも検討されている。
体基板に比べて高価であり、そのため、上記と同様な方
法で、Si等の安価な基板上に化合物半導体素子を形成
することも検討されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のスーパヘテ
ロエピタキシァル法と直接接合法は、単結晶のSi基板
上に格子定数の異なる化合物半導体をそれぞれエピタキ
シャル成長させるか或は張り合わせることにより一体形
成する手法なので、次のような問題があった。すなわ
ち、格子不整合が生じるため、Siと化合物半導体の界
面付近の結晶にミスフィット転位が必然的に発生し、そ
して、エピタキシャル成長又は張り合わせの高温過程後
の冷却過程でSiと化合物半導体の熱膨張係数の違いか
ら熱歪が生じ、発生したミスフィット転位が移動、増殖
するという問題があった。さらに、Si基板上に作製さ
れた化合物半導体素子の動作時にも結晶欠陥が移動、増
殖するので素子寿命が短いという問題があった。このた
め、Si等の半導体基板上に化合物半導体素子した構造
の化合物半導体装置や、Si素子と化合物半導体素子の
モノリシックに集積したOEIC(光電子集積回路)は
未だ実用化されていない。
ロエピタキシァル法と直接接合法は、単結晶のSi基板
上に格子定数の異なる化合物半導体をそれぞれエピタキ
シャル成長させるか或は張り合わせることにより一体形
成する手法なので、次のような問題があった。すなわ
ち、格子不整合が生じるため、Siと化合物半導体の界
面付近の結晶にミスフィット転位が必然的に発生し、そ
して、エピタキシャル成長又は張り合わせの高温過程後
の冷却過程でSiと化合物半導体の熱膨張係数の違いか
ら熱歪が生じ、発生したミスフィット転位が移動、増殖
するという問題があった。さらに、Si基板上に作製さ
れた化合物半導体素子の動作時にも結晶欠陥が移動、増
殖するので素子寿命が短いという問題があった。このた
め、Si等の半導体基板上に化合物半導体素子した構造
の化合物半導体装置や、Si素子と化合物半導体素子の
モノリシックに集積したOEIC(光電子集積回路)は
未だ実用化されていない。
【0006】本発明の第1の目的は、結晶欠陥が改良さ
れた化合物半導体単結晶が、化合物半導体と異なる材質
の基板上に配置された構造の化合物半導体装置を提供す
ることにある。本発明の第2の目的は、そのような構造
の化合物半導体装置の製造方法を提供することにある。
本発明の第3の目的は、そのような構造の化合物半導体
装置に半導体素子が集積された半導体装置を提供するこ
とにある。
れた化合物半導体単結晶が、化合物半導体と異なる材質
の基板上に配置された構造の化合物半導体装置を提供す
ることにある。本発明の第2の目的は、そのような構造
の化合物半導体装置の製造方法を提供することにある。
本発明の第3の目的は、そのような構造の化合物半導体
装置に半導体素子が集積された半導体装置を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、本発明の化合物半導体装置は、化合物半導体
と異なる材質の基板と、基板上に配置された化合物半導
体と、両者の間に設けられた化合物半導体と異なる材質
の無定形材料とからなり、化合物半導体に化合物半導体
素子を設けるようにしたものである。さらに、上記第1
の目的を達成するために、本発明の化合物半導体装置
は、無定形材料からなる基板と、基板上に配置された化
合物半導体と、化合物半導体に化合物半導体素子を設け
るようにしたものである。
るために、本発明の化合物半導体装置は、化合物半導体
と異なる材質の基板と、基板上に配置された化合物半導
体と、両者の間に設けられた化合物半導体と異なる材質
の無定形材料とからなり、化合物半導体に化合物半導体
素子を設けるようにしたものである。さらに、上記第1
の目的を達成するために、本発明の化合物半導体装置
は、無定形材料からなる基板と、基板上に配置された化
合物半導体と、化合物半導体に化合物半導体素子を設け
るようにしたものである。
【0008】また、上記第2の目的を達成するために、
本発明の化合物半導体装置の製造方法は、化合物半導体
と異なる材質の基板と化合物半導体とを準備し、少なく
ともその一方の所望の部分に、化合物半導体と異なる材
質の無定形材料の層を設け、基板と化合物半導体とを無
定形材料の層を間にして張り合わせるようにしたもので
ある。さらに、上記第2の目的を達成するために、本発
明の化合物半導体装置の製造方法は、無定形材料からな
る基板と化合物半導体とを準備し、基板と化合物半導体
とを張り合わせるようにしたものである。
本発明の化合物半導体装置の製造方法は、化合物半導体
と異なる材質の基板と化合物半導体とを準備し、少なく
ともその一方の所望の部分に、化合物半導体と異なる材
質の無定形材料の層を設け、基板と化合物半導体とを無
定形材料の層を間にして張り合わせるようにしたもので
ある。さらに、上記第2の目的を達成するために、本発
明の化合物半導体装置の製造方法は、無定形材料からな
る基板と化合物半導体とを準備し、基板と化合物半導体
とを張り合わせるようにしたものである。
【0009】さらにまた、上記第3の目的を達成するた
めに、本発明の半導体装置は、上記のいずれか一に記載
の化合物半導体装置の基板に、半導体素子、例えば、電
子素子を設けるようにしたものである。
めに、本発明の半導体装置は、上記のいずれか一に記載
の化合物半導体装置の基板に、半導体素子、例えば、電
子素子を設けるようにしたものである。
【0010】上記の無定形材料としては、少なくともIV
族元素を含む無定形材料、例えば、アモルファスSi、
アモルファスSiO2、アモルファスSiNX等を用いる
ことが好ましい。また、化合物半導体は、結晶欠陥密度
が10万個/cm2以下であることが好ましい。結晶欠
陥密度がゼロとなれば最もよい。
族元素を含む無定形材料、例えば、アモルファスSi、
アモルファスSiO2、アモルファスSiNX等を用いる
ことが好ましい。また、化合物半導体は、結晶欠陥密度
が10万個/cm2以下であることが好ましい。結晶欠
陥密度がゼロとなれば最もよい。
【0011】上記の化合物半導体装置の製造方法で、予
め、化合物半導体素子の少なくとも一部を化合物半導体
に形成してから張り合わせを行うことが好ましい。張り
合わせは400℃から700℃の範囲に加熱して行うこ
とが好ましい。
め、化合物半導体素子の少なくとも一部を化合物半導体
に形成してから張り合わせを行うことが好ましい。張り
合わせは400℃から700℃の範囲に加熱して行うこ
とが好ましい。
【0012】
【作用】前記従来の直接接合法により張り合わせた基板
では、化合物半導体材料とSiの格子定数が異なるので
ヘテロ界面での原子のボンドの数が合わないので、良好
なヘテロ界面を得ることができない。例えば、GaAs
とSiでは約4%の格子不整合があるのでヘテロ界面で
は凡そ25原子毎にボンドの数が合わなくなる。従っ
て、ヘテロ界面には結晶欠陥の一種であるミスフィット
転位がどうしても発生してしまい、良好なヘテロ界面を
得ることができない。そのため、化合物半導体の結晶欠
陥密度が10万個/cm2を越え、このような化合物半
導体に設けられた素子の寿命は短い。
では、化合物半導体材料とSiの格子定数が異なるので
ヘテロ界面での原子のボンドの数が合わないので、良好
なヘテロ界面を得ることができない。例えば、GaAs
とSiでは約4%の格子不整合があるのでヘテロ界面で
は凡そ25原子毎にボンドの数が合わなくなる。従っ
て、ヘテロ界面には結晶欠陥の一種であるミスフィット
転位がどうしても発生してしまい、良好なヘテロ界面を
得ることができない。そのため、化合物半導体の結晶欠
陥密度が10万個/cm2を越え、このような化合物半
導体に設けられた素子の寿命は短い。
【0013】一方、例えば、単結晶Siと単結晶化合物
半導体の間に無定形材料であるアモルファスSi層を挿
入すると、アモルファスSiは無定形で格子定数が自在
に変わるのでヘテロ界面でのボンドを過不足なく結合す
ることができる。シラン等を原料にしてプラズマ化学堆
積法により作製したアモルファスSiの中には多量の水
素原子が存在し、アモルファスSiの共有結合していな
いダングリングボンドを水素により終端するのでアモル
ファスSiは電気的化学的に安定である。従って、単結
晶SiとアモルファスSi及び単結晶化合物半導体とア
モルファスSiの両ヘテロ界面において良好な界面を得
ることができる。ここで重要なのは、アモルファスSi
が無定形で格子が自由に動けると言う点であり、アモル
ファスSiは必ずしも単一な相でなくても良く、例えば
微結晶を含んでいる相であってもよい。但し、GaAs
等の化合物半導体は陽元素と陰元素が規則正しく交互に
並ぶことで、つまり結晶となることで始めて半導体とな
るので、アモルファスの化合物半導体は性質が結晶の化
合物半導体と著しく異なるので適さない。また、無定形
材料の層に導電性を必要としない場合にはSiO2やS
iNX等でもよい。
半導体の間に無定形材料であるアモルファスSi層を挿
入すると、アモルファスSiは無定形で格子定数が自在
に変わるのでヘテロ界面でのボンドを過不足なく結合す
ることができる。シラン等を原料にしてプラズマ化学堆
積法により作製したアモルファスSiの中には多量の水
素原子が存在し、アモルファスSiの共有結合していな
いダングリングボンドを水素により終端するのでアモル
ファスSiは電気的化学的に安定である。従って、単結
晶SiとアモルファスSi及び単結晶化合物半導体とア
モルファスSiの両ヘテロ界面において良好な界面を得
ることができる。ここで重要なのは、アモルファスSi
が無定形で格子が自由に動けると言う点であり、アモル
ファスSiは必ずしも単一な相でなくても良く、例えば
微結晶を含んでいる相であってもよい。但し、GaAs
等の化合物半導体は陽元素と陰元素が規則正しく交互に
並ぶことで、つまり結晶となることで始めて半導体とな
るので、アモルファスの化合物半導体は性質が結晶の化
合物半導体と著しく異なるので適さない。また、無定形
材料の層に導電性を必要としない場合にはSiO2やS
iNX等でもよい。
【0014】一般に、単結晶物質の上に無定形材料を化
学堆積させることは比較的簡単に実現できるが、無定形
材料の上に良質な単結晶をエピタキシャル成長させるこ
とは非常に難しい。しかし、本発明の構造では無定形材
料の上に良質な単結晶を形成しなければならない。そこ
で、直接接合法により本発明の構造を形成する。化合物
半導体と異なる材質の基板と化合物半導体の少なくとも
どちらか一方の表面に無定形材料を堆積させた後に、高
温処理により張り合わせると無定形材料の上に結晶欠陥
を発生させることなく良質な単結晶化合物半導体を形成
することができる。
学堆積させることは比較的簡単に実現できるが、無定形
材料の上に良質な単結晶をエピタキシャル成長させるこ
とは非常に難しい。しかし、本発明の構造では無定形材
料の上に良質な単結晶を形成しなければならない。そこ
で、直接接合法により本発明の構造を形成する。化合物
半導体と異なる材質の基板と化合物半導体の少なくとも
どちらか一方の表面に無定形材料を堆積させた後に、高
温処理により張り合わせると無定形材料の上に結晶欠陥
を発生させることなく良質な単結晶化合物半導体を形成
することができる。
【0015】なお、化学処理により張り合わせる面にO
H基を吸着させて親水性とした後に張り合わせると、界
面のOH基とOH基或いは無定形材料中の水素原子とが
反応して水蒸気として離脱して行くので、化合物半導体
と異なる材質の基板或いは化合物半導体と無定形材料の
間で共有結合が形成されやすく、安定で良好なヘテロ界
面を形成しやすい。
H基を吸着させて親水性とした後に張り合わせると、界
面のOH基とOH基或いは無定形材料中の水素原子とが
反応して水蒸気として離脱して行くので、化合物半導体
と異なる材質の基板或いは化合物半導体と無定形材料の
間で共有結合が形成されやすく、安定で良好なヘテロ界
面を形成しやすい。
【0016】直接接合法はエピタキシャル法に比べて高
温処理の温度が数百度低いので、熱歪の大きさを小さく
できる利点をも有している。また、従来の単結晶同士を
直接張り合わせる方法では結晶の方位を正確に合わさな
ければならなかったが、無定形材料を介して張り合わせ
る場合、無定形なので結晶の方位を正確に合わせる必要
がなくなる。さらに、張り合わせる化合物半導体に予め
パターンを形成しておき、基板との位置合わせを行うこ
とにより、基板上の希望する場所に化合物半導体層を選
択的に形成することも可能である。
温処理の温度が数百度低いので、熱歪の大きさを小さく
できる利点をも有している。また、従来の単結晶同士を
直接張り合わせる方法では結晶の方位を正確に合わさな
ければならなかったが、無定形材料を介して張り合わせ
る場合、無定形なので結晶の方位を正確に合わせる必要
がなくなる。さらに、張り合わせる化合物半導体に予め
パターンを形成しておき、基板との位置合わせを行うこ
とにより、基板上の希望する場所に化合物半導体層を選
択的に形成することも可能である。
【0017】
〈実施例1〉本実施例では、Si電子素子のMOS−F
ET(絶縁ゲート型電界効果トランジスタ)と化合物半
導体素子の面発光レーザダイオードを同一Si基板上に
集積したOEICの例を述べる。
ET(絶縁ゲート型電界効果トランジスタ)と化合物半
導体素子の面発光レーザダイオードを同一Si基板上に
集積したOEICの例を述べる。
【0018】このOEICの構造断面図を図1に示し、
その作製方法を説明する。まず、電子素子を作製する準
備として(100)面を持つn型Si基板10に、アイ
ソレーションのためにBを注入して高比抵抗のp型領域
23を作製し、Pをイオン注入して、n型のMOS−F
ETのドレイン電極11、ソース電極12及び面発光レ
ーザダイオード用のn型コンタクト層13を形成する。
次に、熱化学堆積法によりSiO2を堆積させ、フォト
リソグラフィによりn型コンタクト層13の上部のみに
穴の開いたSiO2マスク(図示せず)を作製する。そ
して、10nm厚のn型アモルファスSiをシランとフ
ォスフィンを原料にしてプラズマ化学堆積法により堆積
させ、n型コンタクト層13の上部のみにn型アモルフ
ァスSi層14を形成する。その後、SiO2マスクを
フッ酸系溶液で取り除く。
その作製方法を説明する。まず、電子素子を作製する準
備として(100)面を持つn型Si基板10に、アイ
ソレーションのためにBを注入して高比抵抗のp型領域
23を作製し、Pをイオン注入して、n型のMOS−F
ETのドレイン電極11、ソース電極12及び面発光レ
ーザダイオード用のn型コンタクト層13を形成する。
次に、熱化学堆積法によりSiO2を堆積させ、フォト
リソグラフィによりn型コンタクト層13の上部のみに
穴の開いたSiO2マスク(図示せず)を作製する。そ
して、10nm厚のn型アモルファスSiをシランとフ
ォスフィンを原料にしてプラズマ化学堆積法により堆積
させ、n型コンタクト層13の上部のみにn型アモルフ
ァスSi層14を形成する。その後、SiO2マスクを
フッ酸系溶液で取り除く。
【0019】次に、面発光レーザダイオードの部分につ
いて説明する。図1において、15はn型GaAsバッ
ファ層(n=1×1019cm-3、d=0.1μm)、1
6はn型半導体多層膜ミラー(n=1×1018c
m-3)、17はn型GaAsクラッド層(n=1×10
18cm-3)、18は4層の10nm厚のGa0.8In0.2
As量子井戸層が3層の10nm厚のGaAsバリア層
でそれぞれ隔てられたノンドープ歪多重量子井戸活性
層、19はp型GaAsクラッド層(p=1×1018c
m-3)、20はp型半導体多層膜ミラー(p=1×10
19cm-3)、21はp型GaAsキャップ層(d=0.
1μm)である。
いて説明する。図1において、15はn型GaAsバッ
ファ層(n=1×1019cm-3、d=0.1μm)、1
6はn型半導体多層膜ミラー(n=1×1018c
m-3)、17はn型GaAsクラッド層(n=1×10
18cm-3)、18は4層の10nm厚のGa0.8In0.2
As量子井戸層が3層の10nm厚のGaAsバリア層
でそれぞれ隔てられたノンドープ歪多重量子井戸活性
層、19はp型GaAsクラッド層(p=1×1018c
m-3)、20はp型半導体多層膜ミラー(p=1×10
19cm-3)、21はp型GaAsキャップ層(d=0.
1μm)である。
【0020】活性層のバンドギャップは1.24eVで
あり、発振波長が1μmとなる。歪多重量子井戸活性層
18の厚さは半導体中で凡そ1/4波長となるように7
0nmとした。また、1波長共振器を実現するためミラ
ー間が1波長となるように、n型及びp型GaAsクラ
ッド層17、19の厚さをいずれも半導体中で3/8波
長とした。n型及びp型半導体多層膜ミラー16、20
は、いずれも半導体中で1/4波長厚さの高屈折率Ga
As層と低屈折率AlAs層を交互に積層して構成され
る。高反射率を得るために、この層の積層回数は20回
とした。なお、p型半導体多層膜ミラー20は、抵抗率
を下げるためにp=1×1019cm-3と高濃度ドーピン
グを行った。
あり、発振波長が1μmとなる。歪多重量子井戸活性層
18の厚さは半導体中で凡そ1/4波長となるように7
0nmとした。また、1波長共振器を実現するためミラ
ー間が1波長となるように、n型及びp型GaAsクラ
ッド層17、19の厚さをいずれも半導体中で3/8波
長とした。n型及びp型半導体多層膜ミラー16、20
は、いずれも半導体中で1/4波長厚さの高屈折率Ga
As層と低屈折率AlAs層を交互に積層して構成され
る。高反射率を得るために、この層の積層回数は20回
とした。なお、p型半導体多層膜ミラー20は、抵抗率
を下げるためにp=1×1019cm-3と高濃度ドーピン
グを行った。
【0021】この面発光レーザダイオードの部分は、別
個に(100)GaAs基板上にガスソース分子線エピ
タキシー装置を用いて作製した。最初にGaAs基板
(図示せず)上に、GaAsバッファ層(d=1μm、
図示せず)、GaInPエッチング層(d=1μm、図
示せず)を成長させた後、面発光レーザダイオードの部
分を上記説明とは逆の順序に、p型GaAsキャップ層
21からn型GaAsバッファ層15まで、成長温度5
50℃で連続成長させた。III族元素の原料には金属
を、P又はAsの原料にはフォスフィン又はアルシン
を、n型ドーパント、p型ドーパントの原料にはそれぞ
れSiとネオペンタン(C)を用いた。成長を終えたウ
エハを、ハロゲン系反応性イオンビームを用いて直径が
5μmの円柱状の面発光レーザダイオード部分を残して
GaInPエッチング層の途中までエッチングした。
個に(100)GaAs基板上にガスソース分子線エピ
タキシー装置を用いて作製した。最初にGaAs基板
(図示せず)上に、GaAsバッファ層(d=1μm、
図示せず)、GaInPエッチング層(d=1μm、図
示せず)を成長させた後、面発光レーザダイオードの部
分を上記説明とは逆の順序に、p型GaAsキャップ層
21からn型GaAsバッファ層15まで、成長温度5
50℃で連続成長させた。III族元素の原料には金属
を、P又はAsの原料にはフォスフィン又はアルシン
を、n型ドーパント、p型ドーパントの原料にはそれぞ
れSiとネオペンタン(C)を用いた。成長を終えたウ
エハを、ハロゲン系反応性イオンビームを用いて直径が
5μmの円柱状の面発光レーザダイオード部分を残して
GaInPエッチング層の途中までエッチングした。
【0022】次に、上記のように加工したn型Si基板
とGaAs基板を濃硫酸で処理し、表面の親水性処理を
行い、水洗、乾燥後、n型アモルファスSi層14と円
柱状の面発光レーザダイオードの部分を合わせて、45
0℃の水素雰囲気中で30分間の熱処理を行い張り合わ
せた。その後、塩酸系溶液でGaInPエッチング層を
選択的にエッチングし、GaAs基板を剥離した。
とGaAs基板を濃硫酸で処理し、表面の親水性処理を
行い、水洗、乾燥後、n型アモルファスSi層14と円
柱状の面発光レーザダイオードの部分を合わせて、45
0℃の水素雰囲気中で30分間の熱処理を行い張り合わ
せた。その後、塩酸系溶液でGaInPエッチング層を
選択的にエッチングし、GaAs基板を剥離した。
【0023】次に、面発光レーザダイオードの表面の所
望の部分に保護用のSiO2酸化膜24をCVD(化学
気相堆積)法で形成し、p型GaAsキャップ層21の
上に透明電極22を形成した。次に、通常の方法で、素
子分離用のSiO2酸化膜を形成し、ゲート絶縁膜を形
成し、最後にゲート電極25、配線をAlを用いて形成
し、MOS−FET及び電気配線を作製してOEICを
完成させた。
望の部分に保護用のSiO2酸化膜24をCVD(化学
気相堆積)法で形成し、p型GaAsキャップ層21の
上に透明電極22を形成した。次に、通常の方法で、素
子分離用のSiO2酸化膜を形成し、ゲート絶縁膜を形
成し、最後にゲート電極25、配線をAlを用いて形成
し、MOS−FET及び電気配線を作製してOEICを
完成させた。
【0024】作製したOEICは、レーザダイオード駆
動用MOS−FETのゲート電極に電圧が印加されると
面発光レーザダイオードに電流が注入され、レーザ発振
し、Si基板から垂直方向にレーザ光が放出された。な
お、この面発光レーザダイオードは、長寿命であり、同
じ方法で別に作成した素子の結晶欠陥密度を測定したと
ころ、10万個/cm2以下であった。
動用MOS−FETのゲート電極に電圧が印加されると
面発光レーザダイオードに電流が注入され、レーザ発振
し、Si基板から垂直方向にレーザ光が放出された。な
お、この面発光レーザダイオードは、長寿命であり、同
じ方法で別に作成した素子の結晶欠陥密度を測定したと
ころ、10万個/cm2以下であった。
【0025】〈実施例2〉図2に、第2の実施例のpi
nフォトダイオードの構造断面図を示す。図2におい
て、30は、p型1.1eVのバンドギャップを持つG
a0.2In0.8P0.6As0.4からなるp型バッファ層(p
=2×1018cm-3、d=1.0μm)、31は、0.
8eVのバンドギャップを持つGa0.5In0.5As光吸
収層(n=1×1015cm-3、d=0.5μm)、32
は、n型1.1eVのバンドギャップを持つGa0.2I
n0.8P0.6As0.4からなるn型バッファ層(n=2×
1018cm-3、d=1.0μm)である。
nフォトダイオードの構造断面図を示す。図2におい
て、30は、p型1.1eVのバンドギャップを持つG
a0.2In0.8P0.6As0.4からなるp型バッファ層(p
=2×1018cm-3、d=1.0μm)、31は、0.
8eVのバンドギャップを持つGa0.5In0.5As光吸
収層(n=1×1015cm-3、d=0.5μm)、32
は、n型1.1eVのバンドギャップを持つGa0.2I
n0.8P0.6As0.4からなるn型バッファ層(n=2×
1018cm-3、d=1.0μm)である。
【0026】上記の部分はInP基板上にガスソース分
子線エピタキシー装置を用いて作製した。最初に(11
1)InP基板(図示せず)上に、InPバッファ層
(d=1μm、図示せず)を成長させた後、上記受光部
分を上記説明とは逆の順序でn型バッファ層32からp
型バッファ層30まで成長温度450℃で成長させた。
III族元素の原料には金属を、P又はAsの原料にはフ
ォスフィン又はアルシンを、n型ドーパント、p型ドー
パントの原料にはそれぞれSiとBeを用いた。次に、
上記成長層の上に、シランとジボランを原料にしてプラ
ズマ化学堆積法により、1μm厚のp型アモルファスS
i層33を堆積させた。なお、p型アモルファスSi層
33は比抵抗を下げるために、大電力のプラズマ中で堆
積させ微結晶を含せた。
子線エピタキシー装置を用いて作製した。最初に(11
1)InP基板(図示せず)上に、InPバッファ層
(d=1μm、図示せず)を成長させた後、上記受光部
分を上記説明とは逆の順序でn型バッファ層32からp
型バッファ層30まで成長温度450℃で成長させた。
III族元素の原料には金属を、P又はAsの原料にはフ
ォスフィン又はアルシンを、n型ドーパント、p型ドー
パントの原料にはそれぞれSiとBeを用いた。次に、
上記成長層の上に、シランとジボランを原料にしてプラ
ズマ化学堆積法により、1μm厚のp型アモルファスS
i層33を堆積させた。なお、p型アモルファスSi層
33は比抵抗を下げるために、大電力のプラズマ中で堆
積させ微結晶を含せた。
【0027】次に、上記のように加工したInP基板と
p型(511)Si基板34(p=2×1018cm-3)
を、実施例1と同様にして、濃硫酸で表面の親水性処理
を行った後、両者を合わせて、400℃の水素雰囲気中
で30分間の熱処理を行い張り合わせた。その後、塩酸
系溶液でInP基板及びInPバッファ層をエッチング
し取り除いた。
p型(511)Si基板34(p=2×1018cm-3)
を、実施例1と同様にして、濃硫酸で表面の親水性処理
を行った後、両者を合わせて、400℃の水素雰囲気中
で30分間の熱処理を行い張り合わせた。その後、塩酸
系溶液でInP基板及びInPバッファ層をエッチング
し取り除いた。
【0028】上記ウエハを、ハロゲン系反応性イオンビ
ームを用いてpinフォトダイオードの部分が直径10
μmの円柱状になるようにエッチングして図2に示すp
inフォトダイオードの構造を作製した。最後に、表面
保護用にポリイミド膜35を形成し、表面透明電極36
及び裏面金属電極37を形成してpinフォトダイオー
ドとした。
ームを用いてpinフォトダイオードの部分が直径10
μmの円柱状になるようにエッチングして図2に示すp
inフォトダイオードの構造を作製した。最後に、表面
保護用にポリイミド膜35を形成し、表面透明電極36
及び裏面金属電極37を形成してpinフォトダイオー
ドとした。
【0029】Si基板上に作製されているこのpinフ
ォトダイオードは、光吸収層のバンドギャップが0.8
eVなので1.55μmまでの光を受光できる。バンド
ギャップが1.1eV(1.1μm)のSi製のpin
フォトダイオードに比べて長波長領域まで受光できる利
点を有する。なお、この面発光レーザダイオードは、長
寿命であり、同じ方法で別に作成した素子の結晶欠陥密
度を測定したところ、10万個/cm2以下であった。
ォトダイオードは、光吸収層のバンドギャップが0.8
eVなので1.55μmまでの光を受光できる。バンド
ギャップが1.1eV(1.1μm)のSi製のpin
フォトダイオードに比べて長波長領域まで受光できる利
点を有する。なお、この面発光レーザダイオードは、長
寿命であり、同じ方法で別に作成した素子の結晶欠陥密
度を測定したところ、10万個/cm2以下であった。
【0030】以上の実施例1及び2では、単結晶Si基
板上での化合物半導体素子の作製について示したが、基
板は必ずしも単結晶である必要はなく、硝子基板等でも
よい。また、アモルファスSi基板を用いてもよく、こ
の場合は、アモルファスSi層は不要で、直接アモルフ
ァスSi基板と化合物半導体とを張り合わせればよい。
板上での化合物半導体素子の作製について示したが、基
板は必ずしも単結晶である必要はなく、硝子基板等でも
よい。また、アモルファスSi基板を用いてもよく、こ
の場合は、アモルファスSi層は不要で、直接アモルフ
ァスSi基板と化合物半導体とを張り合わせればよい。
【0031】本発明の化合物半導体素子はアモルファス
層の上に形成されている点が重要である。従って、アモ
ルファスSi電子素子との集積が可能なことは言うまで
もない。硝子基板上でのアモルファスSi電子素子と化
合物半導体素子との集積も適用できることは言うまでも
ない。また、化合物半導体素子の材料をIII−V族半導
体にかぎる必要はなく、II−IV族半導体等でも全く同様
の効果が有ることは言うまでもない。
層の上に形成されている点が重要である。従って、アモ
ルファスSi電子素子との集積が可能なことは言うまで
もない。硝子基板上でのアモルファスSi電子素子と化
合物半導体素子との集積も適用できることは言うまでも
ない。また、化合物半導体素子の材料をIII−V族半導
体にかぎる必要はなく、II−IV族半導体等でも全く同様
の効果が有ることは言うまでもない。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、Si基板等のような化
合物半導体と異なる材質の基板の上に、或はアモルファ
スSiの上に、結晶欠陥が改良された化合物半導体単結
晶が一体形成された化合物半導体装置を得ることができ
た。また、それによって、Si素子とモノリシックに集
積した化合物半導体素子を有する半導体装置を得ること
ができた。また、このような化合物半導体装置を容易に
製造することができた。
合物半導体と異なる材質の基板の上に、或はアモルファ
スSiの上に、結晶欠陥が改良された化合物半導体単結
晶が一体形成された化合物半導体装置を得ることができ
た。また、それによって、Si素子とモノリシックに集
積した化合物半導体素子を有する半導体装置を得ること
ができた。また、このような化合物半導体装置を容易に
製造することができた。
【図1】本発明の実施例1のOEICの断面図。
【図2】本発明の実施例2のフォトダイオードの断面
図。
図。
10…n型Si基板 11…ドレイン電極 12…ソース電極 13…n型コンタクト層 14…n型アモルファスSi層 15…n型GaAsバッファ層 16…n型半導体多層膜ミラー 17…n型GaAsクラッド層 18…歪多重量子井戸活性層 19…p型GaAsクラッド層 20…p型半導体多層膜ミラー 21…p型GaAsキャップ層 22…透明電極 23…p型領域 24…SiO2酸化膜 25…ゲート電極 30…p型バッファ層 31…Ga0.5In0.5As光吸収層 32…n型バッファ層 33…p型アモルファスSi層 34…p型Si基板 35…ポリイミド膜 36…透明電極 37…金属電極
Claims (15)
- 【請求項1】化合物半導体と異なる材質の基板と、該基
板上に配置された化合物半導体と、両者の間に設けられ
た化合物半導体と異なる材質の無定形材料とからなり、
上記化合物半導体に化合物半導体素子が設けられたこと
を特徴とする化合物半導体装置。 - 【請求項2】請求項1記載の化合物半導体装置におい
て、上記無定形材料は、少なくともIV族元素を含む無定
形材料であることを特徴とする化合物半導体装置。 - 【請求項3】請求項2記載の化合物半導体装置におい
て、上記無定形材料は、アモルファスSiであることを
特徴とする化合物半導体装置。 - 【請求項4】請求項1から3のいずれか一に記載の化合
物半導体装置において、上記基板は、単結晶Siである
ことを特徴とする化合物半導体装置。 - 【請求項5】無定形材料からなる基板と、該基板上に配
置された化合物半導体と、化合物半導体に設けられた化
合物半導体素子とからなることを特徴とする化合物半導
体装置。 - 【請求項6】請求項1から5のいずれか一に記載の化合
物半導体装置において、上記化合物半導体は、結晶欠陥
密度が10万個/cm2以下であることを特徴とする化
合物半導体装置。 - 【請求項7】請求項1から6のいずれか一に記載の化合
物半導体装置において、上記化合物半導体素子は、発光
ダイオードであることを特徴とする化合物半導体装置。 - 【請求項8】請求項7記載の化合物半導体装置におい
て、上記発光ダイオードは、レーザダイオードであるこ
とを特徴とする化合物半導体装置。 - 【請求項9】請求項1から6のいずれか一に記載の化合
物半導体装置において、上記化合物半導体素子は、フォ
トダイオードであることを特徴とする化合物半導体装
置。 - 【請求項10】請求項1から9のいずれか一に記載の化
合物半導体装置と、上記基板に設けられた半導体素子と
からなることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項11】請求項10記載の半導体装置において、
上記半導体素子は、電子素子であることを特徴とする半
導体装置。 - 【請求項12】化合物半導体と異なる材質の基板と化合
物半導体とを準備する第1の工程、少なくともその一方
の所望の部分に、化合物半導体と異なる材質の無定形材
料の層を設ける第2の工程及び基板と化合物半導体とを
無定形材料の層を間にして張り合わせる第3の工程を有
することを特徴とする化合物半導体装置の製造方法。 - 【請求項13】請求項12記載の化合物半導体装置の製
造方法において、上記第1の工程は、化合物半導体素子
の少なくとも一部が形成された化合物半導体を準備する
ことを特徴とする化合物半導体装置の製造方法。 - 【請求項14】無定形材料からなる基板と化合物半導体
とを準備する第1の工程及び基板と化合物半導体とを張
り合わせる第2の工程を有することを特徴とする化合物
半導体装置の製造方法。 - 【請求項15】請求項14記載の化合物半導体装置の製
造方法において、上記第1の工程は、化合物半導体素子
の少なくとも一部が形成された化合物半導体を準備する
ことを特徴とする化合物半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6073437A JPH07283488A (ja) | 1994-04-12 | 1994-04-12 | 化合物半導体装置、その製造方法及び半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6073437A JPH07283488A (ja) | 1994-04-12 | 1994-04-12 | 化合物半導体装置、その製造方法及び半導体装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07283488A true JPH07283488A (ja) | 1995-10-27 |
Family
ID=13518228
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6073437A Pending JPH07283488A (ja) | 1994-04-12 | 1994-04-12 | 化合物半導体装置、その製造方法及び半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07283488A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10229250A (ja) * | 1997-02-14 | 1998-08-25 | Fuji Xerox Co Ltd | 半導体装置 |
JP2005129798A (ja) * | 2003-10-24 | 2005-05-19 | Seiko Epson Corp | 薄膜デバイス及び電子機器 |
WO2021125054A1 (ja) * | 2019-12-20 | 2021-06-24 | ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 | 発光デバイスおよび発光デバイスの製造方法 |
-
1994
- 1994-04-12 JP JP6073437A patent/JPH07283488A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10229250A (ja) * | 1997-02-14 | 1998-08-25 | Fuji Xerox Co Ltd | 半導体装置 |
JP2005129798A (ja) * | 2003-10-24 | 2005-05-19 | Seiko Epson Corp | 薄膜デバイス及び電子機器 |
WO2021125054A1 (ja) * | 2019-12-20 | 2021-06-24 | ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 | 発光デバイスおよび発光デバイスの製造方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20031014 |