JPH07283447A - 超電導素子および超電導接合の製造方法 - Google Patents

超電導素子および超電導接合の製造方法

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JPH07283447A
JPH07283447A JP6074606A JP7460694A JPH07283447A JP H07283447 A JPH07283447 A JP H07283447A JP 6074606 A JP6074606 A JP 6074606A JP 7460694 A JP7460694 A JP 7460694A JP H07283447 A JPH07283447 A JP H07283447A
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JP
Japan
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superconducting
weak
normal conductor
electrode
electrodes
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JP6074606A
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Kazuo Saito
和夫 斉藤
Mitsuo Suga
三雄 須賀
Mutsuko Hatano
睦子 波多野
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】平面型の超電導弱結合に輻射などによって生じ
るエネルギの散逸を同一平面上に形成したトンネル接合
によって検出する高感度の超電導検出素子。 【構成】常伝導体を介して第1,第2の超電導電極が対
向する平面型の超電導弱結合と、前記弱結合を構成する
常伝導体部分に絶縁層を介した第3の超電導電極によっ
て形成されるトンネル接合との二つの構造を同一平面上
の超電導接合に備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高感度センサに係り、
特に広帯域の輻射(電磁波,放射線等)を検出する素子
に関する。
【0002】
【従来の技術】超電導素子を利用した広帯域輻射センサ
は、アプライド フィジックス レターズ第63巻,第
22号,第3075頁〜第3077頁(Applied Physic
s Letters,1993, Vol.63,No.22;3075〜30
77)にボロメータの例が開示されている。この従来技
術では、銅を常伝導体とし、鉛を超電導電極とし、常伝
導体部分の下方向に積層された絶縁層を介して設けられ
たアルミニウムのトンネル電極によって構成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、超
電導電極の電極間距離が大きい(1μm以上)ために、
超電導電極の間にはジョセフソン効果による超電導電流
は流れない。すなわち、従来技術では、超電導電極は常
伝導体中の常伝導電子が運ぶ熱エネルギを吸収して、エ
ネルギの散逸を効率的に抑制するために用いられてい
る。したがって、この素子を高感度(等価雑音電流〜1
-18W/√Hz)のボロメータとして用いるためには
絶対温度1K以下の極低温にする必要があり、そのため
に希釈冷凍機を用いなければならなかった。
【0004】本発明の目的は、超電導電極間にジョセフ
ソン効果による超電導電流が流れる平面型の超電導弱結
合(S−N−S接合)を用いて希釈冷凍機を必要としな
い比較的高温の温度領域(絶対温度1K〜4.2K)で使
用可能な高感度の検出素子を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の超電導素子は、常伝導体を介して第1,第
2の超電導電極が超電導的に結合する平面型の超電導弱
結合(S−N−S接合)と、さらに前記常伝導体部分に絶
縁層を介した第3の超電導電極によって構成されるトン
ネル接合(S−I−N接合)の二つの構造を含んで構成
される。
【0006】本発明の超電導素子では、第1,第2の超
電導電極と常伝導体によって構成され前記超電導電極が
ジョセフソン効果によって超電導的に結合する平面型の
弱結合と同一平面上にトンネル接合を設けることにより
弱結合に生じるエネルギの散逸、もしくは電圧状態の変
化をこのトンネル接合の電圧の変化として検出すること
が可能となる。このような、同一平面上に超電導弱結合
とトンネル接合を含む本発明の素子構造により、効率的
かつ高感度の超電導検出器を実現できる。
【0007】
【作用】本発明の超電導素子は第1および第2の超電導
電極によって形成される超電導弱結合と同一平面に第3
の超電導電極からなるトンネル接合を形成するので弱結
合の電圧状態の変化をトンネル接合で検出することが可
能となる。
【0008】したがって、ジョセフソン効果によって弱
結合が超電導的に結合している場合には、臨界電流より
わずかに大きい値の電流でバイアスした状態で、外部か
らの輻射による電圧状態の変化を検出することができ
る。
【0009】また、弱結合間で巨視的量子トンネリング
が生じている場合には電圧状態への遷移をトンネリング
によるものと熱的励起によるものをトンネル接合に生じ
る電圧の値によって判別できるので、高感度の光(ミリ
メートル波)検出器として用いることが可能となる。
【0010】以上、いずれの場合にも弱結合間の常伝導
電子によるエネルギの散逸が第1および第2の超電導電
極間の超電導結合によって抑制されるため、トンネル接
合によりエネルギの散逸、もしくは電磁波の輻射などを
高感度で検出できる。また基本的な構成が平面型の超電
導弱結合であるので、エネルギの散逸を検出するトンネ
ル電極を形成しやすく作製プロセスが単純になる利点を
有する。また素子構造が平面型であるため、他の素子,
回路およびシステムとの接続および集積化も容易に可能
となる超電導素子を実現できる。
【0011】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例による超電導素
子の上面図であり、図3は図1におけるA−A′断面を
示す断面図である。本発明による超電導素子は上記に説
明したように平面型の超電導弱結合を形成する超電導電
極301,302と超電導弱結合を形成する常伝導体2
00、およびトンネル接合を形成する第3の超電導電極
303とによって構成される。
【0012】まず、図2および図3によって本発明によ
る超電導素子の基本的な作製プロセスを説明する。シリ
コン単結晶よりなる基板100の表面に熱酸化法によっ
て厚さ約20nmの二酸化シリコン膜101を形成す
る。次に高真空中で分子ビーム法によってAlよりなる
厚さ50nmの薄膜(常伝導体層200)を形成した
後、同様の高真空中で分子ビーム法により超電導体Nb
よりなる厚さ100nmの超電導体層300を形成す
る。以上の工程で、常伝導体層であるAlの層200と
超電導体層であるNbの層300は大気中に取り出すこ
となく連続して形成した。
【0013】常伝導体層200と超電導体層300より
なる2層膜を、電子線直接描画法により形成したレジス
トパタンをマスクとして、反応性イオンエッチング法に
よって加工し、さらに下層膜であるAlを化学エッチン
グによって取り除き平面型の超電導弱結合を得る。以上
の工程を経た後に電子線直接描画法によって形成された
レジストパタンを除去した後ただちに、酸素雰囲気中で
トンネル電極の絶縁層として用いるAlの酸化膜201
を形成する。
【0014】次に光リソグラフィーによるレジストパタ
ンを形成し超電導電極と常伝導体上部に2酸化シリコン
(SiO2)を加熱蒸着によって形成し、第1および第2
の超電導電極と第3の超電導電極の絶縁を図るための絶
縁層102をリフトオフによって形成する。最後に再び
光リソグラフィーによるレジストパタンを形成し常伝導
体上部に形成した絶縁層201の上にPb/In合金を
加熱蒸着によって形成し、リフトオフによって第3の超
電導電極を形成する。
【0015】次に本発明の超電導素子の寸法の一例を示
す。図1に示した超電導電極301,302の幅は0.
3μm である。また超電導電極が常伝導体を介して対
向する弱結合部の電極間隔は0.2μm である。この寸
法は一例であってこれに限るものではない。推奨される
寸法は、各超電導電極の幅の寸法が5〜0.02μm で
あり、超電導弱結合の電極間隔は5〜0.01μm であ
る。より望ましい寸法は、各超電導電極の幅の寸法が1
〜0.05μm であり、超電導弱結合の電極間隔は2〜
0.05μm である。さらに、推奨される超電導層の膜
厚は0.001〜10μmであり、常伝導層の膜厚は0.
001〜5μm である。より望ましい膜厚は、超電導
層が0.01〜0.5μmであり、常伝導層が0.001
〜0.5μmである。
【0016】この素子は広帶域の輻射(電磁波,放射線
等)の検出器として用いることができる。図4に超電導
弱結合の電流−電圧特性を示す。図に矢印で示した電圧
状態に遷移する臨界電流よりわずかに大きな値でバイア
スする。この時弱結合の部分に何らかの輻射(電磁波,
X線,放射線など)が入るとこの特性は変化する。図に
示した特性は輻射のない場合が曲線10でありエネルギ
0.4meV のミリメートル波を照射した場合の特性が
曲線11である。この電圧の変化は第3の超電導電極か
ら構成されるトンネル電極でより高感度に検出すること
が可能である。
【0017】図5は、第3の超電導電極と常伝導体の間
に形成されたトンネル電極の電流−電圧特性図である。
図に示したトンネル電極の特性はそれぞれ第1と第2の
超電導電極間に流れる常伝導電流が0.4μA と40μ
Aの場合であり、前者が輻射のない場合10,後者が輻
射のある場合11に相当する。常伝導体中のエネルギの
散逸はそれぞれの場合で2pW,200pWである。動
作温度は1.2K でありこのとき、素子の等価雑音電流
は7.8×10-18W/√Hzである。
【0018】図6は本発明の第2の実施例による超電導
素子の上面図である。本実施例の超電導素子の作製工程
および使用材料は本発明の第1の実施例と同様であって
よい。但し本実施例では、超電導弱結合を構成する超電
導電極のそれぞれが先端の細くなった凸型の形状を有し
ておりまた第1と第2の超電導電極間の距離が1μmと
設計されている点が異なっている。
【0019】この超電導素子では、常伝導体中に染みだ
した超電導波動関数によって実効的な量子細線が形成さ
れるため、第1と第2の超電導電極間に巨視的量子トン
ネリングによる電圧状態への遷移が生じる。この事情が
あるために、弱結合をパルス電流で駆動した場合に電圧
状態に遷移する場合と遷移しない場合とが生じる。電圧
状態への遷移は熱的な揺らぎによっても生じるので、電
圧状態のみをモニタした場合に、それが巨視的量子トン
ネリングによるものかどうかを判別することができな
い。
【0020】本発明の超電導素子では、トンネル電極を
通じて常伝導体中のエネルギの散逸を定量的に観測する
ことが可能である。したがってトンネル電極の電圧の変
化と弱結合の電圧状態への遷移を同時にモニタして巨視
的量子トンネリングによる電圧状態への遷移事象を判別
することができる。動作例を図7に示す。この図で30
で示した動作特性は電圧状態に遷移しなかった場合であ
り、31で示した特性は熱的な揺らぎによる励起により
電圧状態に遷移した場合であり、さらに32で示した特
性は巨視的量子トンネリングにより電圧状態に遷移した
場合である。
【0021】この原理を用いて本実施例における超電導
素子は次のように検出器として用いることが可能であ
る。弱結合に臨界電流の70〜90%の値のバイアス電
流を流す。このようにバイアスした状態で弱結合部に光
(電磁波)が当たると光のエネルギを吸収して巨視的量
子トンネリングが生じる。この過程が生じる機構を図8
に摸式的に示す。図に示すように、超電導波動関数の感
じるポテンシャルのエネルギ準位は離散化されている。
したがって隣接するポテンシャル井戸のエネルギ準位と
の差が光のエネルギと等しくなると光を吸収して巨視的
量子トンネリングが生じる。バイアス電流の値によって
ポテンシャルの傾きが調節できるのでエネルギ準位の
差、すなわち検出する光のエネルギをある程度選択する
ことが可能である。この動作原理を用いて本実施例にお
ける超電導素子を高感度の光検出機として用いることが
できる。
【0022】図9は本発明の第3の実施例による超電導
素子の上面図である。この図に示されている円形が1個
の超電導素子を構成する第1と第2の超電導電極からな
る弱結合であり、影をつけて示している部分が第3の超
電導電極からなるトンネル電極である。図10は図9の
A−A′断面を示す断面図である。
【0023】本実施例の超電導素子の作製工程および使
用材料は本発明の第1の実施例と同様であってよい。但
し本実施例では、超電導素子を構成する弱結合が10個
直列に形成された素子配列が並列に4列形成されている
点が異なっている(超電導素子配列)。またトンネル電
極はすべての直列に接続された弱結合に対して並列に接
続されかつすべての弱結合に対して共通に設けられてい
る。
【0024】本発明の超電導素子配列をミリメートル波
の検出器として用いる場合に図9に示した素子の構成に
すると次のような利点がある。検出器の素子性能の重要
な指標として等価雑音電力がある。この指標は一般に素
子の体積を小さくすることによって向上する。この条件
は本発明の第1の実施例に示した素子寸法であれば充分
に達せられる。一方、宇宙線や高エネルギの粒子を対象
とした検出器として用いる場合には先に述べた等価雑音
電力の向上と同時により効率よく宇宙線や高エネルギ粒
子を検出するためにある程度の面積が必要となる。図9
のような構成にするとこの二つの相反する条件を同時に
満たすことが可能となる。
【0025】図11は本発明の第4の実施例による超電
導素子の上面図である。この図に示されている円形が1
個の超電導素子であり、影をつけて示している部分がト
ンネル電極である。図12は図9のA−A′断面を示す
断面図である。
【0026】本実施例の超電導素子の作製工程および使
用材料は本発明の第3の実施例と同様であってよい。但
し、本実施例では、トンネル電極がすべての超電導接合
に対して共通にかつ直列に接続されている点が異なって
いる。本実施例による素子の動作特性は本発明の第3の
実施例による超電導検出素子と同様であるが、本実施例
の場合にはトンネル電極が直列に形成されているので、
トンネル電極の合成容量が小さくなりまたこれによりリ
ーク電流を抑制することができるので検出感度はさらに
向上する。
【0027】以上のすべての実施例で、超電導体として
Nbを用いたがこれに代えてPb、あるいはPbの合
金,Nbの金属間化合物、たとえばNbN,Nb3Sn,
Nb3Ge,Nb3Al,Nb3Siなどを用いてもよい。
また常伝導体としてAl,Siを用いたがこれに代えて
Au,Ag,Cu、あるいは半導体化合物、例えば、Ga
As,InAsなどを用いてもよい。また以上のすべて
の実施例における動作温度は1.2Kである。
【0028】
【発明の効果】本発明では、平面型の超電導弱結合(S
−N−S接合)の常伝導体上部に第3の超電導電極によ
るトンネル接合(N−I−S接合)を設けることにより
一つの素子に二つの接合を組み込んだ超電導素子を実現
した。この素子を用いて常伝導体中に生じるエネルギの
散逸や光の入射による巨視的量子トンネリングを効率よ
くかつ高感度で検出することが可能となる。さらに本発
明の超電導素子を直並列に接続しトンネル電極を共通に
設けることにより高感度の超電導ボロメータもしくは光
検出器を実現できる。これら本発明による超電導素子の
特徴を活かすと集積性に優れた広いエネルギ領域におけ
る超電導センサシステムの実現が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の超電導弱結合素子の上
面図。
【図2】本発明の第1の実施例の超電導弱結合素子形成
の基本となる超電導−常伝導2層膜の断面図。
【図3】図1のA−A′の断面図。
【図4】本発明の第1の実施例の超電導素子を構成する
S−N−S接合の電流−電圧特性図。
【図5】本発明の第1の実施例の超電導素子を構成する
トンネル接合(S−I−N接合)の電流−電圧特性図。
【図6】本発明の第2の実施例の超電導素子の上面図。
【図7】本発明の第2の実施例の超電導素子のバイアス
電流に対する電圧応答の説明図。
【図8】本発明の第2の実施例の超電導素子を巨視的量
子トンネリングに基づいた光検出器として用いる場合の
動作原理図。
【図9】本発明の第3の実施例の超電導素子配列の上面
図。
【図10】図9のA−A′の断面図。
【図11】本発明の第4の実施例の超電導素子配列の上
面図。
【図12】図11のA−A′断面図。
【符号の説明】
101…酸化シリコン膜、200…常伝導体層(A
l)、201…絶縁体層(Al酸化物)、301,30
2,303…超電導電極。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】常伝導体を介して第1,第2の超電導電極
    が対向する平面型の超電導弱結合の構造と、前記常伝導
    体の部分に絶縁層を介した第3の超電導電極によって形
    成されるトンネル接合の二つの構造を同一素子の同一平
    面上に含んで構成されることを特徴とする超電導素子。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記第3の超電導電極
    を前記超電導弱結合と同一平面上に形成するために、対
    向する前記第1,第2の超電導電極間距離が変化するよ
    うに前記第1および前記第2の超電導電極の平面形状に
    矩形の段差を設けている超電導素子。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記超電導弱結合を複
    数個直列に接続した配列を構成し、さらに前記配列を複
    数個並列に接続して超電導弱結合の2次元的な配列を構
    成し、前記2次元的な配列を構成する超電導弱結合すべ
    てに対して共通に絶縁層を介した第3の超電導電極を直
    列もしくは並列に設ける超電導素子。
  4. 【請求項4】請求項1,2または3において、前記超電
    導弱結合にはジョセフソン結合が生じることにより超電
    導電流が流れるように素子寸法および超電導電極,常伝
    導体の形状が設定されている超電導素子。
  5. 【請求項5】請求項1,2または3において、前記超電
    導弱結合には巨視的量子トンネリングによる電圧状態へ
    の遷移が生じるように素子寸法および超電導電極,常伝
    導体の形状が設定されている超電導素子。
  6. 【請求項6】請求項1,2,3,4または5において、
    前記超電導弱結合を形成する超電導体は鉛,鉛の合金,
    ニオブ,ニオブ金属間化合物より選ばれた材料であり、
    常伝導体は金,銀,銅、またはアルミニウムおよびその
    合金、もしくは半導体や化合物半導体、例えば、Si,
    GaAs,InAs、あるいはその化合物より選ばれた
    少なくとも一つの材料によって構成される超電導接合。
  7. 【請求項7】常伝導体を介して第1,第2の超電導電極
    が対向する平面型の超電導弱結合の構造と、前記常伝導
    体部分に絶縁層を介した第3の超電導電極によって形成
    されるトンネル接合の二つの構造を同一平面上の同一素
    子に含んで構成する超電導素子において、電子線直接描
    画法を用い前記超電導弱結合の超電導膜の加工を行う工
    程を含むことを特徴とする超電導接合の製造方法。
JP6074606A 1994-04-13 1994-04-13 超電導素子および超電導接合の製造方法 Pending JPH07283447A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11588092B2 (en) 2020-09-01 2023-02-21 Kioxia Corporation Particle detector, particle detection apparatus, and particle detection method

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