JPH0728313Y2 - 壁材取付装置 - Google Patents
壁材取付装置Info
- Publication number
- JPH0728313Y2 JPH0728313Y2 JP1989019626U JP1962689U JPH0728313Y2 JP H0728313 Y2 JPH0728313 Y2 JP H0728313Y2 JP 1989019626 U JP1989019626 U JP 1989019626U JP 1962689 U JP1962689 U JP 1962689U JP H0728313 Y2 JPH0728313 Y2 JP H0728313Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle body
- wall material
- attached
- arm
- mounting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、建物の外装材、内装材などの壁材を運搬して
取付ける装置に関する。
取付ける装置に関する。
建物の建築現場でPC板などの壁材を運搬して取付ける装
置としては、例えば車体に壁材支持用の吸着盤を、上下
動、左右動、前後動、俯仰動できるように取付け、吸着
盤で壁材を支持して走行することで所定の取付位置まで
運搬して取付けるようにした壁材取付装置が知られてい
る。
置としては、例えば車体に壁材支持用の吸着盤を、上下
動、左右動、前後動、俯仰動できるように取付け、吸着
盤で壁材を支持して走行することで所定の取付位置まで
運搬して取付けるようにした壁材取付装置が知られてい
る。
かかる取付装置は吸着盤が車体前方に向いて取付けられ
ているので、壁材の取上げ、取付けは車体前面でしか行
なうことができない。
ているので、壁材の取上げ、取付けは車体前面でしか行
なうことができない。
このために、床等に置いてある壁材を吸着盤で吸着し取
上げした後に、車体を走行して壁材を所定の取付位置ま
で運搬する必要があり、その作業が面倒であるばかりか
作業スペースが狭く十分なる走行スペースが確保できな
い場合には壁材の運搬・取付け作業を行なうことができ
ない。
上げした後に、車体を走行して壁材を所定の取付位置ま
で運搬する必要があり、その作業が面倒であるばかりか
作業スペースが狭く十分なる走行スペースが確保できな
い場合には壁材の運搬・取付け作業を行なうことができ
ない。
そこで、本考案は前述の課題を解決できるようにした壁
材取付装置を提供することを目的とする。
材取付装置を提供することを目的とする。
本考案の壁材取付装置は、下部車体２に上部車体３を旋
回機構４で水平面方向に旋回自在に取付けて側面形状が
ほぼＬ字状となった車体１とし、前記上部車体３に昇降
体33を上下動自在に取り付け、その昇降体33に水平方向
前方に向かう第１アーム35を取付け、この第１アーム35
に沿って第２アーム37を前後方向に摺動自在に取付け、
この第２アーム37に取付体39を俯仰シリンダ38で俯仰自
在に取付け、その取付体39に旋回体41を旋回モータ40で
旋回自在に取付け、この旋回体41に取付板43を傾動シリ
ンダ42で傾動自在に取付け、その取付板43に壁材支持具
30を取付けて成るものである。
回機構４で水平面方向に旋回自在に取付けて側面形状が
ほぼＬ字状となった車体１とし、前記上部車体３に昇降
体33を上下動自在に取り付け、その昇降体33に水平方向
前方に向かう第１アーム35を取付け、この第１アーム35
に沿って第２アーム37を前後方向に摺動自在に取付け、
この第２アーム37に取付体39を俯仰シリンダ38で俯仰自
在に取付け、その取付体39に旋回体41を旋回モータ40で
旋回自在に取付け、この旋回体41に取付板43を傾動シリ
ンダ42で傾動自在に取付け、その取付板43に壁材支持具
30を取付けて成るものである。
このようであるから、壁材支持具30を上部車体３に対し
て上下方向に移動、前後方向に移動、俯仰動、旋回動、
傾動して壁材支持具30を上部車体３に対して任意の姿勢
にでき、しかも上部車体３は下部車体３に対して水平面
方向に旋回するので、これらの動作を組み合せること
で、車体１を停止した状態で当該車体１が走行する床等
における車体１の前方、後方、左右側方に置いた壁材を
支持して取り上げ、その取り上げた壁材を所定の取付位
置まで運搬し、車体１を停止した状態で車体１の前方、
後方、左右側方の取付位置に壁材を任意の姿勢で取付け
できる。
て上下方向に移動、前後方向に移動、俯仰動、旋回動、
傾動して壁材支持具30を上部車体３に対して任意の姿勢
にでき、しかも上部車体３は下部車体３に対して水平面
方向に旋回するので、これらの動作を組み合せること
で、車体１を停止した状態で当該車体１が走行する床等
における車体１の前方、後方、左右側方に置いた壁材を
支持して取り上げ、その取り上げた壁材を所定の取付位
置まで運搬し、車体１を停止した状態で車体１の前方、
後方、左右側方の取付位置に壁材を任意の姿勢で取付け
できる。
車体１は横長の下部車体２に縦長の上部車体３を旋回機
構４で水平面方向に旋回自在に取付けた略Ｌ型となり、
該旋回機構４は第４図のように、下部車体２に設けたリ
ング状の旋回用ガイド６と上部車体３に設けたリング状
の旋回サークル５を備え、旋回用ガイド６の外周面に旋
回サークル５を軸受７で水平面方向に回動自在に連結
し、旋回用ガイド６の内周面に形成した内歯歯車８に上
部車体３に設けた旋回用モータ９で駆動する歯車10が噛
合してあり、旋回用モータ９を駆動すると下部車体２に
対して上部車体３が水平面方向に旋回するようにしてあ
る。
構４で水平面方向に旋回自在に取付けた略Ｌ型となり、
該旋回機構４は第４図のように、下部車体２に設けたリ
ング状の旋回用ガイド６と上部車体３に設けたリング状
の旋回サークル５を備え、旋回用ガイド６の外周面に旋
回サークル５を軸受７で水平面方向に回動自在に連結
し、旋回用ガイド６の内周面に形成した内歯歯車８に上
部車体３に設けた旋回用モータ９で駆動する歯車10が噛
合してあり、旋回用モータ９を駆動すると下部車体２に
対して上部車体３が水平面方向に旋回するようにしてあ
る。
前記下部車体２は本体2aに左右一対のフレーム2b,2bを
前方に向けて設けてあり、本体2aの後方車体中心と左右
一対のフレーム2b,2bの前方とに操舵兼駆動輪となる主
車輪11が設けてある。
前方に向けて設けてあり、本体2aの後方車体中心と左右
一対のフレーム2b,2bの前方とに操舵兼駆動輪となる主
車輪11が設けてある。
前記主車輪11は、例えば第５図のように、コ字状のブラ
ケット12に支承され、かつブラケット12に設けた走行用
モータ13で回転駆動されると共に、ブラケット12に設け
た縦軸14が下部車体２に設けた上下一対の支持ブラケッ
ト15,15に回転可能に支承され、例えばこの縦軸15に設
けたピニオン16にラック17が噛合し、このラック17は操
舵用シリンダ18によって水平方向に往復動されるように
なり、これによって縦軸14を回転して主車輪11をブラケ
ット12とともに水平方向に旋回できるようにしてある。
ケット12に支承され、かつブラケット12に設けた走行用
モータ13で回転駆動されると共に、ブラケット12に設け
た縦軸14が下部車体２に設けた上下一対の支持ブラケッ
ト15,15に回転可能に支承され、例えばこの縦軸15に設
けたピニオン16にラック17が噛合し、このラック17は操
舵用シリンダ18によって水平方向に往復動されるように
なり、これによって縦軸14を回転して主車輪11をブラケ
ット12とともに水平方向に旋回できるようにしてある。
なお、縦軸14をトルクアクチュエータで回動させること
で主車軸11を旋回させても良い。
で主車軸11を旋回させても良い。
前記下部車体２の本体2aには左右一対のアウトリガ19,1
9が左右に向けて設けてあり、該アウトリガ19はシリン
ダ20のピストン杆21先端に接地板22をシリンダ23で上下
動自在に設けてあり、ピストン杆21を伸長した状態で接
地板22を接地するようにしてある。
9が左右に向けて設けてあり、該アウトリガ19はシリン
ダ20のピストン杆21先端に接地板22をシリンダ23で上下
動自在に設けてあり、ピストン杆21を伸長した状態で接
地板22を接地するようにしてある。
なお、前記操舵用シリンダ18、走行用モータ13、シリン
ダ20、シリンダ23には下部車体２に設けた図示しない油
圧ポンプの吐出圧油が操作弁によって供給されるように
してある。
ダ20、シリンダ23には下部車体２に設けた図示しない油
圧ポンプの吐出圧油が操作弁によって供給されるように
してある。
前記上部車体３には壁材支持具30を備えた作業機31が設
けられ、該作業機31は昇降シリンダ32で上下動する昇降
体33と、昇降体33に左右シリンダ34で左右動自在に設け
た第１アーム35と、第１アーム35に伸縮シリンダ36で前
後動自在に設けた第２アーム37と、第２アーム37に俯仰
シリンダ38で俯仰自在に設けた取付体39と、取付体39に
旋回モータ40で旋回自在に設けた旋回体41と、旋回体41
に傾動シリンダ42で傾動自在に設けた取付板43を備え、
壁材支持具30は一対のクランプ片44,44で壁材をクラン
プして支持するようにしてあり、壁材支持具30を上部車
体３に対して上下方向、左右方向、水平方向、俯仰、旋
回、傾動して床面に置いた壁材を取り上げて取付位置ま
で移動できるようにしてある。
けられ、該作業機31は昇降シリンダ32で上下動する昇降
体33と、昇降体33に左右シリンダ34で左右動自在に設け
た第１アーム35と、第１アーム35に伸縮シリンダ36で前
後動自在に設けた第２アーム37と、第２アーム37に俯仰
シリンダ38で俯仰自在に設けた取付体39と、取付体39に
旋回モータ40で旋回自在に設けた旋回体41と、旋回体41
に傾動シリンダ42で傾動自在に設けた取付板43を備え、
壁材支持具30は一対のクランプ片44,44で壁材をクラン
プして支持するようにしてあり、壁材支持具30を上部車
体３に対して上下方向、左右方向、水平方向、俯仰、旋
回、傾動して床面に置いた壁材を取り上げて取付位置ま
で移動できるようにしてある。
このようであるから、上部車体３を水平面方向に旋回す
ることで作業機31を水平面方向に旋回できるので、例え
ば第６図のように車体１の側方で壁体45で取上げて車体
１の前方に壁材45を取付けできる。
ることで作業機31を水平面方向に旋回できるので、例え
ば第６図のように車体１の側方で壁体45で取上げて車体
１の前方に壁材45を取付けできる。
したがって、車体１を移動せずに車体側方で取上げて、
車体前方で取付けできるから、走行スペースを確保でき
ない狭い作業スペースで壁材を取付けできる。
車体前方で取付けできるから、走行スペースを確保でき
ない狭い作業スペースで壁材を取付けできる。
また、下部車体２に左右一対のアウトリガ19が設けてあ
るので、作業機31を側方に旋回して側方で取上げする際
に車体安定性が向上する。
るので、作業機31を側方に旋回して側方で取上げする際
に車体安定性が向上する。
壁材支持具30は上部車体３に対して上下方向に移動、前
後方向に移動、俯仰動、旋回動、傾動できるから、壁材
支持具30を上部車体３に対して任意の姿勢にでき、しか
も上部車体３は下部車体３に対して水平面方向に旋回す
るので、これらの動作を組み合せることで、車体１を停
止した状態で当該車体１が走行する床等における車体１
の前方、後方、左右側方に置いた壁材を支持して取り上
げ、その取り上げた壁材を所定の取付位置まで運搬し、
車体１を停止した状態で車体１の前方、後方、左右側方
の取付位置に壁材を任意の姿勢で取付けできる。
後方向に移動、俯仰動、旋回動、傾動できるから、壁材
支持具30を上部車体３に対して任意の姿勢にでき、しか
も上部車体３は下部車体３に対して水平面方向に旋回す
るので、これらの動作を組み合せることで、車体１を停
止した状態で当該車体１が走行する床等における車体１
の前方、後方、左右側方に置いた壁材を支持して取り上
げ、その取り上げた壁材を所定の取付位置まで運搬し、
車体１を停止した状態で車体１の前方、後方、左右側方
の取付位置に壁材を任意の姿勢で取付けできる。
したがって、車体走行スペースが確保できない狭い作業
スペースで車体１の前方、後方、左右側方に置かれた壁
材を取り上げて車体１の前方、後方、左右側方の取付位
置に任意の姿勢として取付けできる。
スペースで車体１の前方、後方、左右側方に置かれた壁
材を取り上げて車体１の前方、後方、左右側方の取付位
置に任意の姿勢として取付けできる。
図面は本考案の実施例を示し、第１図、第２図、第３図
は全体正面図、全体平面図、全体後面図、第４図は旋回
機構の断面図、第５図は主車輪取付部の斜視図、第６図
は動作説明平面図である。 １は車体、２は下部車体、３は上部車体、４は旋回機
構、30は作業機、31は壁材支持具。
は全体正面図、全体平面図、全体後面図、第４図は旋回
機構の断面図、第５図は主車輪取付部の斜視図、第６図
は動作説明平面図である。 １は車体、２は下部車体、３は上部車体、４は旋回機
構、30は作業機、31は壁材支持具。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 小峰 厚友 神奈川県三浦郡葉山町堀内1959 (72)考案者 鈴木 英隆 神奈川県横浜市旭区三反田町186―２ (72)考案者 友金 保男 京都府八幡市男山石城１番地 Ｂ45―505 (72)考案者 田中 薫 神奈川県川崎市幸区小倉１―１ (56)参考文献 実願昭51−1649号（実開昭52−94033号) の願書に添付した明細書及び図面の内容を 撮影したマイクロフィルム（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】下部車体２に上部車体３を旋回機構４で水
平面方向に旋回自在に取付けて側面形状がほぼＬ字状と
なった車体１とし、 前記上部車体３に昇降体33を上下動自在に取り付け、そ
の昇降体33に水平方向前方に向かう第１アーム35を取付
け、この第１アーム35に沿って第２アーム37を前後方向
に摺動自在に取付け、この第２アーム37に取付体39を俯
仰シリンダ38で俯仰自在に取付け、その取付体39に旋回
体41を旋回モータ40で旋回自在に取付け、この旋回体41
に取付板43を傾動シリンダ42で傾動自在に取付け、その
取付板43に壁材支持具30を取付けて成る壁材取付装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989019626U JPH0728313Y2 (ja) | 1989-02-23 | 1989-02-23 | 壁材取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989019626U JPH0728313Y2 (ja) | 1989-02-23 | 1989-02-23 | 壁材取付装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02111754U JPH02111754U (ja) | 1990-09-06 |
| JPH0728313Y2 true JPH0728313Y2 (ja) | 1995-06-28 |
Family
ID=31235304
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989019626U Expired - Lifetime JPH0728313Y2 (ja) | 1989-02-23 | 1989-02-23 | 壁材取付装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0728313Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5294033U (ja) * | 1976-01-09 | 1977-07-14 |
-
1989
- 1989-02-23 JP JP1989019626U patent/JPH0728313Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02111754U (ja) | 1990-09-06 |
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