JPH07283122A - 周辺露光装置 - Google Patents

周辺露光装置

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JPH07283122A
JPH07283122A JP6089131A JP8913194A JPH07283122A JP H07283122 A JPH07283122 A JP H07283122A JP 6089131 A JP6089131 A JP 6089131A JP 8913194 A JP8913194 A JP 8913194A JP H07283122 A JPH07283122 A JP H07283122A
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irradiation head
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典美 武村
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    • G03F7/70691Handling of masks or workpieces
    • G03F7/70791Large workpieces, e.g. glass substrates for flat panel displays or solar panels

Abstract

(57)【要約】 【目的】 安価で、組立が容易で、且つ高精度の周辺露
光装置を提供する。 【構成】 基板位置検出機構6A,6B,6Cで紫外線
照射ヘッド2の走査方向に対する角形基板1の基準辺1
aの傾きを検出し、紫外線照射ヘッド2の移動軌跡が角
形基板1の基準辺1aと平行になるように、基板位置検
出機構6A,6B,6Cの検出結果に応じて、露光制御
ユニット7でX軸駆動ユニット4を制御するようにし
た。これにより照明光学系や遮光のためのマスクを用い
る必要も、角形基板の基準辺が紫外線の走査方向と平行
になるように角形基板をアライメントする必要もなくな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、角形基板の表面に形
成された感光層のうち、マスクのパターンが露光される
領域周辺の不要な感光層領域を露光する周辺露光装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電卓、ワープロ、パソコン、携帯
テレビ等の表示装置として液晶表示装置が広く用いられ
ている。この液晶表示装置は、対向して配置される一対
のガラス基板を有し、各ガラス基板の対向面上に、透明
薄膜電極をフォトリソグラフィ法により所望の形状に
(例えば両ガラス基板上に形成される複数の帯状透明薄
膜電極が互いに直交するように)パターニングして作ら
れる。このフォトリソグラフィのための装置として、マ
スク上に形成された原画パターンを投影光学系を介して
ガラス基板上のフォトレジスト層(感光層)に露光する
ミラープロジェクション方式のアライナーやステッパー
が使われている。
【0003】アライナーやステッパーは、角形のガラス
基板(角形基板)のほぼ全面に複数のマスクパターン
(例えば帯状のパターン)を露光するが、通常、ガラス
基板の周辺部に幅が数mm程度の帯状の余白を作るよう
に各マスクパターンの露光位置が決められている。この
ため、フォトリソグラフィ行程でポジ型のレジストを使
うと、現像処理の後、ガラス基板の周辺部に未露光のレ
ジストが帯状に残存することになる。この残存レジスト
(すなわち角形基板の表面に形成された感光層のうち、
マスクのパターンが露光される領域周辺の不要な感光層
領域)が後のプロセス処理中に悪影響を及ぼすことがあ
るので、前記マスクパターンの露光前または後に、前記
不要な感光層領域を露光し、現像処理によりこの不要な
感光層領域を除去する必要がある。
【0004】従来、前記不要な感光層領域を露光する周
辺露光装置として、角形のガラス基板の表面全体に光を
照射可能な照明光学系を有し、ガラス基板表面の前記マ
スクパターンが露光されたまたは露光される領域(マス
クパターン形成領域)を遮蔽するマスクを照明光学系と
ガラス基板との間に配置し、マスクにより遮蔽された領
域及びマスクにより遮蔽されていない領域(前記不要な
感光層領域)を照明光学系により一括して露光するプロ
キシミティ方式のものが知られている。
【0005】また、他の周辺露光装置として、角形基板
の前記不要な感光層領域に紫外線を局所的に照射する少
なくとも1つの紫外線照射ヘッドを有し、ステージに載
置される角形基板の基準辺が前記紫外線の走査方向とほ
ぼ平行になるように、角形基板と前記走査方向とを位置
合わせ(アライメント)してから、紫外線照射ヘッドま
たは前記ステージのいずれか一方を移動させて紫外線を
走査することにより、前記不要な感光層領域に紫外線を
露光するように構成されたものが知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した前者
の周辺露光装置には、次のような問題がある。第1に、
前記照明光学系及び前記マスクパターン形成領域を遮蔽
するマスクが必要であり、このマスクをマスクパターン
毎に用意する必要があるので、コストが高くなってしま
い、また、角形基板が大型化すると、照明光学系及びマ
スクが大きくなり、コストがより一層高くなってしま
う。第2に、照明光学系により露光したい箇所はマスク
周囲の不要な感光層領域のみであり、照明光学系の照明
光の大部分が使用されていないので、エネルギーが無駄
に消費されてしまう。第3に、角形基板のマスクパター
ン形成領域とマスクとを位置合わせするアライメント機
構が必要となり、このアライメント機構を光学式のもの
で構成するとコストが高くなってしまい、その機構を機
械式のもので構成すると、アライメント精度を高くする
こと及びその作業が難しいという問題がある。
【0007】また、上述した後者の周辺露光装置には、
次のような問題がある。第1に、角形基板の基準辺が紫
外線の走査方向とほぼ平行になるように、角形基板と走
査方向とをアライメントするために、例えば基準辺に当
接する2箇のアライメントピンを走査方向と平行に設置
するが、この設置精度が紫外線による露光位置の精度に
直接影響するので、その設置作業を高精度に行う必要が
あり、その作業が非常に難しいという問題がある。第2
に、角形基板の摩擦係数が大きいと、角形基板をアライ
メントするのが難しくなってしまうという問題がある。
【0008】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、その課題は安価で、組立が容易で、且つ高
精度の周辺露光装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め請求項1記載の発明の周辺露光装置は、ステージ上に
載置され、表面に感光層を有する角形基板の周辺部に、
紫外線を照射する紫外線照射ヘッドと、前記紫外線が前
記角形基板の周辺部を走査するように、前記紫外線照射
ヘッドを前記角形基板の基準辺とほぼ平行に移動させる
紫外線照射ヘッド走査手段とを備えている周辺露光装置
において、前記紫外線照射ヘッドの走査方向とほぼ直交
する方向に前記紫外線照射ヘッドを移動させる紫外線照
射ヘッド移動手段と、前記紫外線照射ヘッドの走査方向
に対する前記角形基板の基準辺の傾きを検出する傾き検
出手段と、前記紫外線照射ヘッドの移動軌跡が前記角形
基板の基準辺とほぼ平行になるように、前記傾き検出手
段の検出結果に応じて、前記紫外線照射ヘッド移動手段
を制御する制御手段とを備えている。
【0010】また、請求項2記載の発明の周辺露光装置
は、前記制御手段は、前記紫外線照射ヘッド移動手段を
制御して、更に前記角形基板の所望の領域に紫外線を照
射する。
【0011】更に、請求項3記載の発明の周辺露光装置
は、前記ステージ上の前記角形基板の向きをほぼ90゜
回転させる基板回転手段を備えている。
【0012】
【作用】請求項1記載の発明の周辺露光装置では、傾き
検出手段で紫外線照射ヘッドの走査方向に対する角形基
板の基準辺の傾きを検出し、紫外線照射ヘッドの移動軌
跡が角形基板の基準辺と平行になるように、傾き検出手
段の検出結果に応じて、制御手段で紫外線照射ヘッド移
動手段を制御するようにしたので、照明光学系や遮光の
ためのマスクを用いる必要もないし、角形基板の基準辺
が紫外線の走査方向と平行になるように角形基板をアラ
イメントする必要もない。
【0013】また、請求項2記載の発明の周辺露光装置
では、制御手段で紫外線照射ヘッド移動手段を制御し
て、更に角形基板の所望の領域に紫外線を照射するよう
にしたので、所望の角度をつけて露光することができ
る。
【0014】更に、請求項3記載の発明の周辺露光装置
では、前記ステージ上の前記角形基板の向きをほぼ90
゜回転させる基板回転手段を備えており、回転による位
置誤差と角度誤差とが分かるので、所望の方向へ露光す
ることができる。
【0015】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。
【0016】図1はこの発明の一実施例に係る周辺露光
装置を示す平面図である。この周辺露光装置は、角形の
ガラス基板(以下角形基板という)1の表面に形成され
た感光層のうち、マスクのパターンが露光される領域
(マスクパターン形成領域)の周辺の不要な感光層領域
(主に感光層の周辺部であり、角形基板によっては感光
層の中央付近に十字形の不要な感光層領域を入れる場合
もある。)を露光するためのものである。
【0017】周辺露光装置は、図1及び図2に示すよう
に、不要な感光層領域に紫外線を局所的に照射する2つ
の紫外線照射ヘッド2と、図示しない自動搬送機構によ
り搬送されてくる角形基板1を真空吸着してほぼ水平に
保持するホルダ(ステージ)3と、2つの紫外線照射ヘ
ッド2を保持し、この2つの紫外線照射ヘッド2をX軸
方向に移動させるX軸駆動ユニット(紫外線照射ヘッド
移動手段)4と、X軸駆動ユニット4を保持し、このユ
ニット4をY方向に移動させるY軸駆動ユニット(紫外
線照射ヘッド走査手段)5と、3つの基板位置検出機構
(傾き検出手段)6A,6B,6Cと、X軸駆動ユニッ
ト4、Y軸駆動ユニット5、3つの基板位置検出機構6
A,6B,6C及び後述の回転ユニット11を制御する
露光制御ユニット(制御手段)7とを備えている。
【0018】前記2つの紫外線照射ヘッド2には、紫外
線照射装置8(図2参照)から紫外線がライトガイド
(例えば光ファイバ)9を介して供給されるようになっ
ている。紫外線照射ヘッド2は、角形基板1の表面上に
紫外線を局所的に照射する(例えば矩形の照射領域を持
つスポット状の紫外線を照射する)。そして、紫外線照
射ヘッド2は、X軸駆動ユニット4及びY軸駆動ユニッ
ト5によって、角形基板1の表面から一定の距離を保ち
ながら、X方向及びY方向に平行移動できる。
【0019】前記Y軸駆動ユニット5は、支柱5aによ
って定盤10上に支持されている。
【0020】前記ホルダ3は、図2に示すように、定盤
10上に設けられた90°回転ユニット(基板回転手
段)11に固定され、90°ずつの回転が可能である。
また、ホルダ3には、3つの基板位置検出機構6A,6
B,6Cが取り付けられている。基板位置検出機構6
A,6Bは角形基板1の基準辺1aに当接するピン60
A,60Bを、基板位置検出機構6Cは角形基板1の他
の一辺1bに当接するピン60Cを、それぞれ有してい
る。
【0021】各基板位置検出機構6A,6Bは、図1及
び図2に示すように、ホルダ3に固定された支持部材6
1と、支持部材61上に摺動自在に設けられた直進ガイ
ド62と、この直進ガイド62上に駆動伝達ブロック6
3を介して固定されたピン60A,60Bと、直進ガイ
ド62を付勢してピン60A,60Bを基準辺1aに押
し当てるばね64と、ピン60A,60Bをばね64の
付勢力に抗して基準辺1aから引き離すためのエアシリ
ンダ65と、ピン60A,60Bが基準辺1aに当接し
たときの位置を検出するポジションセンサ66とで構成
されている。同様に、基板位置検出機構6Cは、支持部
材61と、直進ガイド62と、この直進ガイド62上に
駆動伝達ブロック63を介して固定されたピン60C
と、ピン60Cを前記一辺1bに押し当てるばね64
と、ピン60Cをばね64の付勢力に抗して一辺1bか
ら引き離すためのエアシリンダ65と、ピン60Cが一
辺1bに当接したときの位置を検出するポジションセン
サ66とで構成されている。
【0022】なお、エアシリンダ65には、不図示のエ
ア供給源から供給されるエアをエアシリンダ65の本体
に導入するための不図示のスイッチが設けられている。
【0023】この不図示のスイッチは、露光制御ユニッ
ト7の制御により前述のエアをエアシリンダ65の本体
に導入する。
【0024】前記3つの基板位置検出機構6A,6B,
6Cによって、ホルダ3で保持された角形基板1の位置
を検出する。また、基板位置検出機構6A,6Bによっ
てホルダ3で保持された角形基板1の基準辺1aの、水
平面内での傾き(紫外線ヘッド2の走査方向に対する傾
き)を検出する。
【0025】ピン60A,60Bが基準辺1aに当接し
且つピン60Cが一辺1bに当接したときの、各ピン6
0A,60B,60Cの位置を表わす位置検出信号が露
光制御ユニット7のメモリに入力され、その値が記憶さ
れる。
【0026】そして、露光制御ユニット7は、紫外線照
射ヘッド2の移動軌跡が基準辺1aとほぼ平行になるよ
うにX軸駆動ユニット4を制御する。
【0027】次に、この実施例の周辺露光装置の動作を
説明する。
【0028】ここでは、図3に示すように、角形基板1
の基準辺1aと平行である不要な感光層領域EX1,E
X2と、基準辺1aと直交する不要な感光層領域EX
3,EX4とに紫外線を露光する場合について説明す
る。
【0029】最初に、露光制御ユニット7は、1枚目の
角形基板1についてテスト露光を以下の手順で行う。
【0030】まず、露光制御ユニット7は、各基板位置
検出機構6A,6B,6Cのエアシリンダ65にエアを
供給するように不図示のスイッチを制御し、各エアシリ
ンダ65により各ピン60A,60B,60Cを後退さ
せておく。
【0031】この状態で、図示しない自動搬送機構によ
り搬送されてくる1枚目の角形基板1を、アライメント
することなく、ホルダ3により真空吸着して水平に保持
する。
【0032】その後、露光制御ユニット7は、各基板位
置検出機構6A,6B,6Cのエアシリンダ65からエ
アを抜くようにエアシリンダ65を制御し、後退させて
いたピン60A,60Bを角形基板1の基準辺1aに、
ピン60Cを一辺1bに各ばね64の付勢力によりそれ
ぞれ当接させる。このとき、各基板位置検出機構6A,
6Bのポジションセンサ66により角形基板1の基準辺
1aの位置が、基板位置検出機構6Cのポジションセン
サ66により角形基板1の一辺1bの位置がそれぞれ検
出され、これらの各位置情報が基準の位置情報(例えば
零位置)として露光制御ユニット7のメモリに記憶され
るとともに、露光制御ユニット7の演算部が両検出機構
6A,6Bのポジションセンサ66からの各位置情報に
基づき基準辺1aの傾きを演算し、その値がメモリに記
憶される。
【0033】次に、露光制御ユニット7は、紫外線照射
ヘッド2を不要な感光層領域EX1,EX2の間隔に応
じた所定距離だけ離した状態で、X軸駆動ユニット4を
Y軸駆動ユニット5によりY方向に移動させることによ
り、紫外線照射ヘッド2によって不要な感光層領域EX
1,EX2に紫外線をY方向に走査して露光する。この
とき、紫外線照射ヘッド2をX方向には変位させない。
【0034】露光後、露光制御ユニット7は、90°回
転ユニット11によりホルダ3及び角形基板1を90°
回転させる。
【0035】そして、露光制御ユニット7は、紫外線照
射ヘッド2を不要な感光層領域EX3,EX4の間隔に
応じた所定距離だけ離した状態で、X軸駆動ユニット4
をY軸駆動ユニット5によりY方向に移動させることに
より、紫外線照射ヘッド2によって不要な感光層領域E
X3,EX4に紫外線をY方向に走査して露光する。こ
のときも、紫外線照射ヘッド2をX方向には変位させな
い。
【0036】露光後、角形基板1を現像し、この現像に
より除去された各不要な感光層領域EX1,EX2,E
X3,EX4の位置誤差及び角度誤差を測定により求め
る。
【0037】以上述べた1枚目の角形基板1についての
テスト露光を終了した後、2枚目の角形基板1をアライ
メントすることなく、ホルダ3により真空吸着して水平
に保持する。このとき、各基板位置検出機構6A,6
B,6Cのポジションセンサ66により得られる2枚目
の角形基板1の各位置情報及びその基準辺1aの傾き
と、前記1枚目の角形基板1についての記憶された前記
基準の各位置情報及びその基準辺1aの傾きとから、1
枚目の角形基板1に対する2枚目の角形基板1の相対的
な位置(両基板のX,Y方向の位置ずれ量及び基準辺1
aの傾き角度のずれ量)が露光制御ユニット7の演算部
で演算される。
【0038】そして、この演算結果と前記テスト露光で
得られた不要な感光層領域EX1,EX2の前記位置誤
差及び角度誤差とから、露光制御ユニット7は、紫外線
照射ヘッド2を不要な感光層領域EX1,EX2に紫外
線を露光する際の正確な露光開始位置に位置させるため
のオフセット量A1を演算するとともに、紫外線照射ヘ
ッド2からの紫外線を不要な感光層領域EX1,EX2
に対する露光開始位置からY方向へ走査するにつれて、
紫外線照射ヘッド2をX方向ーどれだけ変位させるか、
その変位量B1を演算する。
【0039】また、露光制御ユニット7は、前記相対的
な位置の演算結果と前記テスト露光で得られた不要な感
光層領域EX3,EX4の前記位置誤差及び角度誤差と
から、紫外線照射ヘッド2を、不要な感光層領域EX
3,EX4に紫外線を露光する際の正確な露光開始位置
に位置させるためのオフセット量A2を演算するととも
に、紫外線照射ヘッド2からの紫外線を不要な感光層領
域EX3,EX4に対する露光開始位置からY方向へ走
査するにつれて、紫外線照射ヘッド2をX方向へどれだ
け変位させるか、その変位量B2を演算させる。
【0040】そして、前記2枚目の角形基板1の不要な
感光層領域EX1,EX2に紫外線を露光する際に、前
記露光制御ユニット7は、前記オフセット量A1及び変
位量B1に基づいてX軸駆動ユニット4及びY軸駆動ユ
ニット5を制御し、これによって、紫外線照射ヘッド2
が正確な露光開始位置から紫外線のY方向への走査を開
始するとともに、両紫外線の移動軌跡が基準辺1aと平
行になる。その結果、不要な感光層領域EX1,EX2
に紫外線が基準辺1aと平行に露光される。
【0041】また、前記2枚目の角形基板1の不要な感
光層領域EX3,EX4に紫外線を露光する際にも、前
記露光制御ユニット7は、前記オフセット量A2及び変
位量B2に基づいてX軸駆動ユニット4及びY軸駆動ユ
ニット5を制御し、これによって、紫外線照射ヘッド2
が正確な露光開始位置から紫外線のY方向への走査を開
始するとともに、両紫外線の移動軌跡が基準辺1aと平
行になる。その結果、不要な感光層領域EX3,EX4
にも紫外線が基準辺1aと直交する方向に露光される。
【0042】3枚目以降の角形基板1についても、前記
2枚目の角形基板1と同様に露光がなされる。
【0043】また、上記一実施例によれば、紫外線をY
方向へ走査する際の前記変位量B1,B2を任意に設定
することにより、前記不要な感光層領域EX1,EX
2,EX3,EX4に紫外線を任意の角度をつけて露光
することもできる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
の周辺露光装置によれば、照明光学系や遮光のためのマ
スクを用いる必要もないし、角形基板の基準辺が紫外線
の走査方向と平行になるように角形基板をアライメント
する必要もないので、安価で、組立が容易で、且つ高精
度の周辺露光を行うことができる。
【0045】また、請求項2記載の発明の周辺露光装置
によれば、制御手段で紫外線照射ヘッド移動手段を制御
して、更に角形基板の所望の領域に紫外線を照射するよ
うにしたので、所望の角度をつけて露光することができ
る。
【0046】更に、請求項3記載の発明の周辺露光装置
によれば、基板回転手段でステージ上の角形基板の向き
をほぼ90゜回転させることができ、回転による位置誤
差と角度誤差とは分かるので、所望の方向へ露光するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の一実施例に係る周辺露光装置
の平面図である。
【図2】図2は図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】図3は図1の周辺露光装置の動作を説明するた
めの図である。
【符号の説明】
1 角形基板 2 紫外線照射ヘッド 4 X軸駆動ユニット 5 Y軸駆動ユニット 6A,6B,6C 基板位置検出機構 7 露光制御ユニット 11 90゜回転ユニット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステージ上に載置され、表面に感光層を
    有する角形基板の周辺部に、紫外線を照射する紫外線照
    射ヘッドと、 前記紫外線が前記角形基板の周辺部を走査するように、
    前記紫外線照射ヘッドを前記角形基板の基準辺とほぼ平
    行に移動させる紫外線照射ヘッド走査手段とを備えてい
    る周辺露光装置において、 前記紫外線照射ヘッドの走査方向とほぼ直交する方向に
    前記紫外線照射ヘッドを移動させる紫外線照射ヘッド移
    動手段と、 前記紫外線照射ヘッドの走査方向に対する前記角形基板
    の基準辺の傾きを検出する傾き検出手段と、 前記紫外線照射ヘッドの移動軌跡が前記角形基板の基準
    辺とほぼ平行になるように、前記傾き検出手段の検出結
    果に応じて、前記紫外線照射ヘッド移動手段を制御する
    制御手段とを備えていることを特徴とする周辺露光装
    置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記紫外線照射ヘッド
    移動手段を制御して、更に前記角形基板の所望の領域に
    紫外線を照射することを特徴とする請求項1記載の周辺
    露光装置。
  3. 【請求項3】 前記ステージ上の前記角形基板の向きを
    ほぼ90゜回転させる基板回転手段を備えていることを
    特徴とする請求項1又は2記載の周辺露光装置。
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