JPH07282521A - 媒体検出方法 - Google Patents
媒体検出方法Info
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- JPH07282521A JPH07282521A JP7177594A JP7177594A JPH07282521A JP H07282521 A JPH07282521 A JP H07282521A JP 7177594 A JP7177594 A JP 7177594A JP 7177594 A JP7177594 A JP 7177594A JP H07282521 A JPH07282521 A JP H07282521A
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- disk
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 レーザーの照射以前にディスクの有無をレー
ザー光を発光することなく安全に検出する、媒体検出方
法を提供することを目的としている。 【構成】 スピンドルモータ３の回転速度を検出する回
転センサー２と、基準信号を発生する基準信号発生器５
と、前記回転センサーからの信号を基準信号と比較して
誤差信号を出力するＰＬＬ回路６と、前記誤差信号に基
づいてスピンドルモータの回転速度等を制御する制御手
段７とを有し、光学ヘッド１０でディスクの記録内容を
読み出すＣＤドライブ装置において、前記回転センサー
からの回転速度の大きさによってディスクの有無を判断
するディスク検出手段８を設け、光学ヘッドのレーザー
を発光させないで、回転速度の大きさによりディスクの
有無を検出するようにしている。
ザー光を発光することなく安全に検出する、媒体検出方
法を提供することを目的としている。 【構成】 スピンドルモータ３の回転速度を検出する回
転センサー２と、基準信号を発生する基準信号発生器５
と、前記回転センサーからの信号を基準信号と比較して
誤差信号を出力するＰＬＬ回路６と、前記誤差信号に基
づいてスピンドルモータの回転速度等を制御する制御手
段７とを有し、光学ヘッド１０でディスクの記録内容を
読み出すＣＤドライブ装置において、前記回転センサー
からの回転速度の大きさによってディスクの有無を判断
するディスク検出手段８を設け、光学ヘッドのレーザー
を発光させないで、回転速度の大きさによりディスクの
有無を検出するようにしている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】スピンドルモータの回転速度を検
出する回転センサーと、基準信号を発生する基準信号発
生器と、前記回転センサーからの信号を基準信号と比較
して誤差信号を出力するＰＬＬ回路と、前記誤差信号に
基づいてスピンドルモータの回転速度等を制御する制御
手段とを有し、光学ヘッドでディスクの記録内容を読み
出すＣＤドライブ装置に係わり、光学ヘッドのレーザー
を発光させないでＣＤドライブへのディスクの装填の有
無を検出する媒体検出方法に関する。
出する回転センサーと、基準信号を発生する基準信号発
生器と、前記回転センサーからの信号を基準信号と比較
して誤差信号を出力するＰＬＬ回路と、前記誤差信号に
基づいてスピンドルモータの回転速度等を制御する制御
手段とを有し、光学ヘッドでディスクの記録内容を読み
出すＣＤドライブ装置に係わり、光学ヘッドのレーザー
を発光させないでＣＤドライブへのディスクの装填の有
無を検出する媒体検出方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ＣＤドライブ装置におけるディス
クの装填の有無の検出は、一般的には光学ヘッドよりレ
ーザー光をディスク面に照射してその反射光より、ディ
スクに記録されているＲＦ信号の有無を検出して、行っ
ており、ディスクの上部カバーを開閉するトップオープ
ン方式のドライブ装置においては、カバーが開いている
ときにレーザー光を発光させて操作者の目に照射するこ
とを防ぐため、カバーの開閉検出器を設け、カバーが閉
じたことを確認して、レーザーの照射を行い、ディスク
の有無を検出していた。しかし、この方法では、カバー
の開閉検出器が誤動作して、カバーが開いているにも係
わらず、ディスクの有無を確認するため、レーザー光を
発光してしまい、場合によっては、操作者を失明させる
危険性をもっていた。
クの装填の有無の検出は、一般的には光学ヘッドよりレ
ーザー光をディスク面に照射してその反射光より、ディ
スクに記録されているＲＦ信号の有無を検出して、行っ
ており、ディスクの上部カバーを開閉するトップオープ
ン方式のドライブ装置においては、カバーが開いている
ときにレーザー光を発光させて操作者の目に照射するこ
とを防ぐため、カバーの開閉検出器を設け、カバーが閉
じたことを確認して、レーザーの照射を行い、ディスク
の有無を検出していた。しかし、この方法では、カバー
の開閉検出器が誤動作して、カバーが開いているにも係
わらず、ディスクの有無を確認するため、レーザー光を
発光してしまい、場合によっては、操作者を失明させる
危険性をもっていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上述べた問
題点を解決し、レーザーの照射以前にディスクの有無を
レーザー光を発光することなく安全に検出する、媒体検
出方法を提供することを目的としている。
題点を解決し、レーザーの照射以前にディスクの有無を
レーザー光を発光することなく安全に検出する、媒体検
出方法を提供することを目的としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するため、スピンドルモータの回転速度を検出する回
転センサーと、基準信号を発生する基準信号発生器と、
前記回転センサーからの信号を基準信号と比較して誤差
信号を出力するＰＬＬ回路と、前記誤差信号に基づいて
スピンドルモータの回転速度等を制御する制御手段とを
有し、光学ヘッドでディスクの記録内容を読み出すＣＤ
ドライブ装置において、前記回転センサーからの回転速
度の大きさによってディスクの有無を判断するディスク
検出手段を設け、光学ヘッドのレーザーを発光させない
で、回転速度の大きさによりディスクの有無を検出する
ようにしている。
決するため、スピンドルモータの回転速度を検出する回
転センサーと、基準信号を発生する基準信号発生器と、
前記回転センサーからの信号を基準信号と比較して誤差
信号を出力するＰＬＬ回路と、前記誤差信号に基づいて
スピンドルモータの回転速度等を制御する制御手段とを
有し、光学ヘッドでディスクの記録内容を読み出すＣＤ
ドライブ装置において、前記回転センサーからの回転速
度の大きさによってディスクの有無を判断するディスク
検出手段を設け、光学ヘッドのレーザーを発光させない
で、回転速度の大きさによりディスクの有無を検出する
ようにしている。
【０００５】また、スピンドルモータの回転速度を検出
する回転センサーと、基準信号を発生する基準信号発生
器と、前記回転センサーからの信号を基準信号と比較し
て誤差信号を出力するＰＬＬ回路と、前記誤差信号に基
づいてスピンドルモータの回転速度等を制御する制御手
段とを有し、光学ヘッドでディスクの記録内容を読み出
すＣＤドライブ装置において、前記誤差信号のパルス幅
を計測する手段と、前記誤差信号のパルス幅の大きさに
よってディスクの有無を判断するディスク検出手段を設
け、光学ヘッドのレーザーを発光させないで、誤差信号
のパルス幅の大きさによりディスクの有無を検出するよ
うにしている。
する回転センサーと、基準信号を発生する基準信号発生
器と、前記回転センサーからの信号を基準信号と比較し
て誤差信号を出力するＰＬＬ回路と、前記誤差信号に基
づいてスピンドルモータの回転速度等を制御する制御手
段とを有し、光学ヘッドでディスクの記録内容を読み出
すＣＤドライブ装置において、前記誤差信号のパルス幅
を計測する手段と、前記誤差信号のパルス幅の大きさに
よってディスクの有無を判断するディスク検出手段を設
け、光学ヘッドのレーザーを発光させないで、誤差信号
のパルス幅の大きさによりディスクの有無を検出するよ
うにしている。
【０００６】また、スピンドルモータの回転速度を検出
する回転センサーと、基準信号を発生する基準信号発生
器と、前記回転センサーからの信号を基準信号と比較し
て誤差信号を出力するＰＬＬ回路と、前記誤差信号に基
づいてスピンドルモータの回転速度等を制御する制御手
段とを有し、光学ヘッドでディスクの記録内容を読み出
すＣＤドライブ装置において、ＰＬＬ回路ロック検出手
段と、制御手段が前記基準信号発生器からの基準信号の
周波数を変化して、ＰＬＬ回路がロックする基準信号の
周波数を調べ、該周波数が高いか低いかによりディスク
の有無を判断するディスク検出手段とを設け、光学ヘッ
ドのレーザーを発光させないで、ＰＬＬがロックする基
準信号の周波数の大きさによりディスクの有無を検出す
るようにしている。
する回転センサーと、基準信号を発生する基準信号発生
器と、前記回転センサーからの信号を基準信号と比較し
て誤差信号を出力するＰＬＬ回路と、前記誤差信号に基
づいてスピンドルモータの回転速度等を制御する制御手
段とを有し、光学ヘッドでディスクの記録内容を読み出
すＣＤドライブ装置において、ＰＬＬ回路ロック検出手
段と、制御手段が前記基準信号発生器からの基準信号の
周波数を変化して、ＰＬＬ回路がロックする基準信号の
周波数を調べ、該周波数が高いか低いかによりディスク
の有無を判断するディスク検出手段とを設け、光学ヘッ
ドのレーザーを発光させないで、ＰＬＬがロックする基
準信号の周波数の大きさによりディスクの有無を検出す
るようにしている。
【０００７】
【作用】以上のように構成したので、本発明の媒体検出
方法によれば、回転センサーがスピンドルモータの回転
速度を検出し、ディスク検出手段が該回転速度の大きさ
によって、ディスクの有無を検出するか、または、制御
手段が基準信号発生器の発生する基準信号の周波数を変
化させ、ディスク検出手段がＰＬＬ回路がロックする周
波数の大きさによって、ディスクの有無を検出してい
る。
方法によれば、回転センサーがスピンドルモータの回転
速度を検出し、ディスク検出手段が該回転速度の大きさ
によって、ディスクの有無を検出するか、または、制御
手段が基準信号発生器の発生する基準信号の周波数を変
化させ、ディスク検出手段がＰＬＬ回路がロックする周
波数の大きさによって、ディスクの有無を検出してい
る。
【０００８】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明による媒体検出
方法を詳細に説明する。図１は本発明による媒体検出方
法の一実施例を示す要部ブロック図である。図におい
て、１はＣＤディスク等の円板状のディスクで、音楽デ
ータ等の情報が記憶されている。２はディスク台で、デ
ィスク１を乗せて固定している。３はスピンドルモータ
で、後述の制御手段７により回転数を制御し、ディスク
台を回転している。４は回転センサで、前記スピンドル
モータの回転速度を検出している。５は基準信号発生手
段で、ＰＬＬ回路の基準信号を発生している。６はＰＬ
Ｌ（フェイズロックループ）回路で、前記基準信号発生
器５よりの基準信号と回転センサ３よりのスピンドルモ
ータの回転信号とを比較し、その誤差信号を出力してい
る。７は制御手段で、前記誤差信号に基づいて、ドライ
バ９を介して、スピンドルモータ３の回転速度等を制御
している。８ａはディスク検出手段で、前記回転センサ
４からの検出信号の周波数の大きさからディスクの有無
を検出している。８ｂはテーブルで、ディスクの装填さ
れた時のスピンドルモータの回転速度にロックし、ディ
スクの装填されていない時のスピンドルモータの回転速
度にはロックしない基準信号の周波数Ｆｓを記憶してい
る。８ｃはパルス幅計測手段で、前記誤差信号のパルス
幅を計測している。９はドライバで前記スピンドルモー
タ，光ヘッド等を駆動している。１０は光ヘッドで前記
ディスク１に書き込まれる情報を光学的に読出ている。
１１はＲＦアンプで前記光ヘッドの読み出す信号を増幅
している。１２はＡ／Ｄ変換部で、前記ＲＦアンプ１１
よりのフォーカスエラー信号ＦＥとトラッキングエラー
信号ＴＥをデジタル信号に変換し、制御手段に入力して
いる。１３は信号処理回路で、前記ＲＦアンプ１１より
のＥＦＭ信号を復調し、音楽データ，映像データ，サブ
コード等を分離し、誤り訂正処理等を行った後出力して
いる。
方法を詳細に説明する。図１は本発明による媒体検出方
法の一実施例を示す要部ブロック図である。図におい
て、１はＣＤディスク等の円板状のディスクで、音楽デ
ータ等の情報が記憶されている。２はディスク台で、デ
ィスク１を乗せて固定している。３はスピンドルモータ
で、後述の制御手段７により回転数を制御し、ディスク
台を回転している。４は回転センサで、前記スピンドル
モータの回転速度を検出している。５は基準信号発生手
段で、ＰＬＬ回路の基準信号を発生している。６はＰＬ
Ｌ（フェイズロックループ）回路で、前記基準信号発生
器５よりの基準信号と回転センサ３よりのスピンドルモ
ータの回転信号とを比較し、その誤差信号を出力してい
る。７は制御手段で、前記誤差信号に基づいて、ドライ
バ９を介して、スピンドルモータ３の回転速度等を制御
している。８ａはディスク検出手段で、前記回転センサ
４からの検出信号の周波数の大きさからディスクの有無
を検出している。８ｂはテーブルで、ディスクの装填さ
れた時のスピンドルモータの回転速度にロックし、ディ
スクの装填されていない時のスピンドルモータの回転速
度にはロックしない基準信号の周波数Ｆｓを記憶してい
る。８ｃはパルス幅計測手段で、前記誤差信号のパルス
幅を計測している。９はドライバで前記スピンドルモー
タ，光ヘッド等を駆動している。１０は光ヘッドで前記
ディスク１に書き込まれる情報を光学的に読出ている。
１１はＲＦアンプで前記光ヘッドの読み出す信号を増幅
している。１２はＡ／Ｄ変換部で、前記ＲＦアンプ１１
よりのフォーカスエラー信号ＦＥとトラッキングエラー
信号ＴＥをデジタル信号に変換し、制御手段に入力して
いる。１３は信号処理回路で、前記ＲＦアンプ１１より
のＥＦＭ信号を復調し、音楽データ，映像データ，サブ
コード等を分離し、誤り訂正処理等を行った後出力して
いる。
【０００９】また、図２は本発明による媒体検出方法の
別の実施例を示す要部ブロック図である。図において、
１はＣＤディスク等の円板状のディスクで、音楽データ
等の情報が記憶されている。２はディスク台で、ディス
ク１を乗せて固定している。３はスピンドルモータで、
後述の制御手段７により回転数を制御し、ディスク台を
回転している。４は回転センサで、前記スピンドルモー
タの回転速度を検出している。５は基準信号発生手段
で、ＰＬＬ回路の基準信号を発生しており、該信号の周
波数は制御手段７により制御される。６はＰＬＬ（フェ
イズロックループ）回路で、前記基準信号発生器５より
の基準信号と回転センサ３よりのスピンドルモータの回
転信号とを比較し、その誤差信号を出力している。７は
制御手段で、前記誤差信号に基づいて、ドライバ９を介
して、スピンドルモータ３の回転速度を制御したり、基
準信号の周波数を制御し、ＰＬＬ回路６がロックする周
波数を算出したりしている。８ａはディスク検出手段
で、制御手段で算出する前記ＰＬＬ回路６のロックする
基準信号の周波数とテーブル７ａの周波数を比較してデ
ィスクの有無を検出している。８ｂはテーブルで、ディ
スクの装填された時のスピンドルモータの通常回転速度
にロックする基準信号の周波数ＦｓＬと、ディスクの装
填されていない時のスピンドルモータの回転速度にロッ
クする周波数ＦｓＨを記憶している。８ｄはロック検出
手段で、前記基準信号にスピンドルモータの回転がロッ
クしたことを検出している。９はドライバで前記スピン
ドルモータ，光ヘッドを駆動している。１０は光ヘッド
で前記ディスク１に書き込まれる情報を光学的に読出て
いる。１１はＲＦアンプで前記光ヘッドの読み出す信号
を増幅している。１２はＡ／Ｄ変換部で、前記ＲＦアン
プ１１よりのフォーカスエラー信号ＦＥとトラッキング
エラー信号ＴＥをデジタル信号に変換し、制御手段に入
力している。１３は信号処理回路で、前記ＲＦアンプ１
１よりのＥＦＭ信号を復調し、音楽データ，映像デー
タ，サブコード等を分離し、誤り訂正処理等を行った後
出力している。
別の実施例を示す要部ブロック図である。図において、
１はＣＤディスク等の円板状のディスクで、音楽データ
等の情報が記憶されている。２はディスク台で、ディス
ク１を乗せて固定している。３はスピンドルモータで、
後述の制御手段７により回転数を制御し、ディスク台を
回転している。４は回転センサで、前記スピンドルモー
タの回転速度を検出している。５は基準信号発生手段
で、ＰＬＬ回路の基準信号を発生しており、該信号の周
波数は制御手段７により制御される。６はＰＬＬ（フェ
イズロックループ）回路で、前記基準信号発生器５より
の基準信号と回転センサ３よりのスピンドルモータの回
転信号とを比較し、その誤差信号を出力している。７は
制御手段で、前記誤差信号に基づいて、ドライバ９を介
して、スピンドルモータ３の回転速度を制御したり、基
準信号の周波数を制御し、ＰＬＬ回路６がロックする周
波数を算出したりしている。８ａはディスク検出手段
で、制御手段で算出する前記ＰＬＬ回路６のロックする
基準信号の周波数とテーブル７ａの周波数を比較してデ
ィスクの有無を検出している。８ｂはテーブルで、ディ
スクの装填された時のスピンドルモータの通常回転速度
にロックする基準信号の周波数ＦｓＬと、ディスクの装
填されていない時のスピンドルモータの回転速度にロッ
クする周波数ＦｓＨを記憶している。８ｄはロック検出
手段で、前記基準信号にスピンドルモータの回転がロッ
クしたことを検出している。９はドライバで前記スピン
ドルモータ，光ヘッドを駆動している。１０は光ヘッド
で前記ディスク１に書き込まれる情報を光学的に読出て
いる。１１はＲＦアンプで前記光ヘッドの読み出す信号
を増幅している。１２はＡ／Ｄ変換部で、前記ＲＦアン
プ１１よりのフォーカスエラー信号ＦＥとトラッキング
エラー信号ＴＥをデジタル信号に変換し、制御手段に入
力している。１３は信号処理回路で、前記ＲＦアンプ１
１よりのＥＦＭ信号を復調し、音楽データ，映像デー
タ，サブコード等を分離し、誤り訂正処理等を行った後
出力している。
【００１０】以上の構成において、つぎにその動作を説
明する。図３は本発明による媒体検出方法の動作を示す
動作フローである。まず、該フローにそって概略の動作
を説明し、後に詳細の動作を説明する。図において、Ｓ
Ｔ０（ステップ０）で、電源を投入し、ＳＴ１でカバー
が閉じているか確認する。カバーが閉じられていること
が確認されると、ＳＴ２で制御手段７がドライバ９を介
してスピンドルモータ３を回転する。ＳＴ３で、ディス
ク検出手段が回転センサ４からの回転速度Ｎとテーブル
８ｂに記憶される周波数Ｆｓと比較してＮ＜Ｆｓである
かを確認し、ＳＴ４ａで、Ｎ＜Ｆｓならディスクあり、
ＳＴ４ｂで、Ｎ＞Ｆｓならディスクなしと判定し、ディ
スク有りの場合はＳＴ５ａで、光学ヘッド１０を発光さ
せて、フォーカス合わせ，ＴＯＣ読みだし等の所定の初
期動作を開始している。ディスクなしの場合は、ＳＴ５
ｂで、スピンドルモータの回転を停止し、待機状態とし
ている。
明する。図３は本発明による媒体検出方法の動作を示す
動作フローである。まず、該フローにそって概略の動作
を説明し、後に詳細の動作を説明する。図において、Ｓ
Ｔ０（ステップ０）で、電源を投入し、ＳＴ１でカバー
が閉じているか確認する。カバーが閉じられていること
が確認されると、ＳＴ２で制御手段７がドライバ９を介
してスピンドルモータ３を回転する。ＳＴ３で、ディス
ク検出手段が回転センサ４からの回転速度Ｎとテーブル
８ｂに記憶される周波数Ｆｓと比較してＮ＜Ｆｓである
かを確認し、ＳＴ４ａで、Ｎ＜Ｆｓならディスクあり、
ＳＴ４ｂで、Ｎ＞Ｆｓならディスクなしと判定し、ディ
スク有りの場合はＳＴ５ａで、光学ヘッド１０を発光さ
せて、フォーカス合わせ，ＴＯＣ読みだし等の所定の初
期動作を開始している。ディスクなしの場合は、ＳＴ５
ｂで、スピンドルモータの回転を停止し、待機状態とし
ている。
【００１１】つぎに、図１の場合についての動作を詳細
に説明する。今、ＣＤディスク１をディスク台２に乗せ
てカバーを閉じたとすると、制御手段７はドライバ９を
介してスピンドルモータ３に電力を供給し、スピンドル
モータ３を回転する。スピンドルモータ３はディスク１
が装填されているため通常回転し、回転センサ４は低い
回転速度ＮＬの信号を検出し、ＰＬＬ回路６及び、ディ
スク検出手段８ａに入力する。ＰＬＬ回路６では基準信
号発生器５よりの基準信号の周波数Ｆｓと比較して、そ
の誤差信号を制御手段７に入力し、該誤差信号によりド
ライバ９を介してスピンドルモータ３を回転制御して、
スピンドルモータ３の回転速度ＮＬが基準信号の周波数
Ｆｓにロックするようにしている。一方、ディスク検出
手段８ａでは、前記スピンドルモータ３の回転速度ＮＬ
と、テーブル８ｂに記憶する周波数Ｆｓと比較してＮＬ
がＦｓより小さいので、ディスク１が有りと判断し、制
御手段７にディスク有りと知らせている。制御手段７は
これを受けると、ドライバ９を介して、光ヘッド１０を
発光させ、フォーカス合わせ，ＴＯＣ読みだし等の所定
の初期動作を開始する。
に説明する。今、ＣＤディスク１をディスク台２に乗せ
てカバーを閉じたとすると、制御手段７はドライバ９を
介してスピンドルモータ３に電力を供給し、スピンドル
モータ３を回転する。スピンドルモータ３はディスク１
が装填されているため通常回転し、回転センサ４は低い
回転速度ＮＬの信号を検出し、ＰＬＬ回路６及び、ディ
スク検出手段８ａに入力する。ＰＬＬ回路６では基準信
号発生器５よりの基準信号の周波数Ｆｓと比較して、そ
の誤差信号を制御手段７に入力し、該誤差信号によりド
ライバ９を介してスピンドルモータ３を回転制御して、
スピンドルモータ３の回転速度ＮＬが基準信号の周波数
Ｆｓにロックするようにしている。一方、ディスク検出
手段８ａでは、前記スピンドルモータ３の回転速度ＮＬ
と、テーブル８ｂに記憶する周波数Ｆｓと比較してＮＬ
がＦｓより小さいので、ディスク１が有りと判断し、制
御手段７にディスク有りと知らせている。制御手段７は
これを受けると、ドライバ９を介して、光ヘッド１０を
発光させ、フォーカス合わせ，ＴＯＣ読みだし等の所定
の初期動作を開始する。
【００１２】つぎに、ディスク１を装填しないでカバー
を閉じたとすると、制御手段７はドライバ９を介してス
ピンドルモータ３に電力を供給し、スピンドルモータ３
を回転する。スピンドルモータ３はディスク１が装填さ
れていないため高回転し、回転センサ４は高い回転速度
ＮＨの信号を検出し、ＰＬＬ回路６及び、ディスク検出
手段８ａに入力する。ＰＬＬ回路６では基準信号発生器
５よりの基準信号の周波数Ｆｓと比較して、その誤差信
号を制御手段７に入力し、該誤差信号によりドライバ９
を介してスピンドルモータ３を回転制御して、スピンド
ルモータの回転速度ＮＨが基準信号の周波数Ｆｓにロッ
クするように制御するが、スピンドルモータ３の負荷が
軽く、回転速度がＰＬＬ回路６のロック周波数を上回っ
ているため、ＮＨはＦｓにロックせず高い回転速度を維
持している。一方、ディスク検出手段８ａでは、前記ス
ピンドルモータ３の回転速度ＮＨと、テーブル８ｂに記
憶する周波数Ｆｓと比較してＮＨがＦｓより大きいの
で、ディスクがなしと判断し、制御手段７にディスクな
しと知らせている。制御手段７はこれを受けると、ドラ
イバ９を介して、スピンドルモータ３の回転を停止し、
待機状態に戻る。
を閉じたとすると、制御手段７はドライバ９を介してス
ピンドルモータ３に電力を供給し、スピンドルモータ３
を回転する。スピンドルモータ３はディスク１が装填さ
れていないため高回転し、回転センサ４は高い回転速度
ＮＨの信号を検出し、ＰＬＬ回路６及び、ディスク検出
手段８ａに入力する。ＰＬＬ回路６では基準信号発生器
５よりの基準信号の周波数Ｆｓと比較して、その誤差信
号を制御手段７に入力し、該誤差信号によりドライバ９
を介してスピンドルモータ３を回転制御して、スピンド
ルモータの回転速度ＮＨが基準信号の周波数Ｆｓにロッ
クするように制御するが、スピンドルモータ３の負荷が
軽く、回転速度がＰＬＬ回路６のロック周波数を上回っ
ているため、ＮＨはＦｓにロックせず高い回転速度を維
持している。一方、ディスク検出手段８ａでは、前記ス
ピンドルモータ３の回転速度ＮＨと、テーブル８ｂに記
憶する周波数Ｆｓと比較してＮＨがＦｓより大きいの
で、ディスクがなしと判断し、制御手段７にディスクな
しと知らせている。制御手段７はこれを受けると、ドラ
イバ９を介して、スピンドルモータ３の回転を停止し、
待機状態に戻る。
【００１３】以上の説明では、ディスク検出手段８ａ
は、スピンドルモータ３の回転数をテーブル８ｂの基準
値Ｎｓと比較してディスクの有無を検出したが、パルス
幅計測手段８ｃが前記ＰＬＬ回路６の誤差信号のパルス
幅ＰＷを計測し、ディスク検出手段８ａが該パルス幅と
テーブル８ｂに記憶する基準のパルス幅ＰＷｓとを比較
して、ＰＷがＰＷｓより大きい場合なし、小さい場合有
りを検出することもできる。
は、スピンドルモータ３の回転数をテーブル８ｂの基準
値Ｎｓと比較してディスクの有無を検出したが、パルス
幅計測手段８ｃが前記ＰＬＬ回路６の誤差信号のパルス
幅ＰＷを計測し、ディスク検出手段８ａが該パルス幅と
テーブル８ｂに記憶する基準のパルス幅ＰＷｓとを比較
して、ＰＷがＰＷｓより大きい場合なし、小さい場合有
りを検出することもできる。
【００１４】つぎに、図２の場合について説明する。
今、ＣＤディスク１をディスク台２に乗せてカバーを閉
じたとすると、制御手段７はドライバ９を介してスピン
ドルモータ３に電力を供給し、スピンドルモータ３を回
転する。スピンドルモータ３はディスク１が装填されて
いるため通常の回転を行い、回転センサ４は低い回転速
度ＮＬの信号を検出し、ＰＬＬ回路６に入力する。ＰＬ
Ｌ回路６では基準信号発生器５よりの基準信号の周波数
ＦｓＬと比較して、その誤差信号を制御手段７に入力
し、該誤差信号によりドライバ９を介してスピンドルモ
ータ３を回転制御して、スピンドルモータの回転速度Ｎ
Ｌが基準信号の周波数ＦｓＬにロックするようにしてい
る。このように、スピンドルモータ３の回転速度ＮＬが
基準信号の周波数ＦｓＬにロックするとＰＬＬ回路６の
誤差信号は０になるので、ロック検出手段８ｄはＰＬＬ
回路６がロックしたことを検出できる。ここで、基準信
号発生器５の発生する基準信号の周波数Ｆｓは制御手段
７により低い周波数のＦｓＬまたは高い周波数のＦｓＨ
に切り換えら、スピンドルモータ３の回転が、どちらの
周波数にロックするかをロック検出手段８ｄと制御手段
７が調べ、ディスク検出手段８ａは前記ロックする周波
数によりディスクの有無を判断している。本例の場合
は、ＦｓＬにロックして回転するので、ディスク有りを
検出している。また、ディスクが装填されていない場合
は、スピンドルモータ３は回転速度が速いＮＨとなり、
ＦｓＨにロックするので、ディスク検出手段８ａはディ
スクなしを検出している。
今、ＣＤディスク１をディスク台２に乗せてカバーを閉
じたとすると、制御手段７はドライバ９を介してスピン
ドルモータ３に電力を供給し、スピンドルモータ３を回
転する。スピンドルモータ３はディスク１が装填されて
いるため通常の回転を行い、回転センサ４は低い回転速
度ＮＬの信号を検出し、ＰＬＬ回路６に入力する。ＰＬ
Ｌ回路６では基準信号発生器５よりの基準信号の周波数
ＦｓＬと比較して、その誤差信号を制御手段７に入力
し、該誤差信号によりドライバ９を介してスピンドルモ
ータ３を回転制御して、スピンドルモータの回転速度Ｎ
Ｌが基準信号の周波数ＦｓＬにロックするようにしてい
る。このように、スピンドルモータ３の回転速度ＮＬが
基準信号の周波数ＦｓＬにロックするとＰＬＬ回路６の
誤差信号は０になるので、ロック検出手段８ｄはＰＬＬ
回路６がロックしたことを検出できる。ここで、基準信
号発生器５の発生する基準信号の周波数Ｆｓは制御手段
７により低い周波数のＦｓＬまたは高い周波数のＦｓＨ
に切り換えら、スピンドルモータ３の回転が、どちらの
周波数にロックするかをロック検出手段８ｄと制御手段
７が調べ、ディスク検出手段８ａは前記ロックする周波
数によりディスクの有無を判断している。本例の場合
は、ＦｓＬにロックして回転するので、ディスク有りを
検出している。また、ディスクが装填されていない場合
は、スピンドルモータ３は回転速度が速いＮＨとなり、
ＦｓＨにロックするので、ディスク検出手段８ａはディ
スクなしを検出している。
【００１５】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による媒体
検出方法によれば、回転センサーがスピンドルモータの
回転速度を検出し、ディスク検出手段が該回転速度の大
きさによって、ディスクの有無を検出するか、または、
制御手段が基準信号発生器の発生する基準信号の周波数
を変化させ、ディスク検出手段がＰＬＬ回路がロックす
る周波数の大きさによって、ディスクの有無を検出して
おり、レーザーの照射以前にディスクの有無をレーザー
光を発光することなく安全に検出することができるの
で、カバーの開閉検出器が誤動作して、カバーが開いて
いるにも係わらず、ディスクの有無を確認するため、レ
ーザー光を発光して、操作者を失明させる危険性のない
ＣＤドライブ装置を提供することができる。
検出方法によれば、回転センサーがスピンドルモータの
回転速度を検出し、ディスク検出手段が該回転速度の大
きさによって、ディスクの有無を検出するか、または、
制御手段が基準信号発生器の発生する基準信号の周波数
を変化させ、ディスク検出手段がＰＬＬ回路がロックす
る周波数の大きさによって、ディスクの有無を検出して
おり、レーザーの照射以前にディスクの有無をレーザー
光を発光することなく安全に検出することができるの
で、カバーの開閉検出器が誤動作して、カバーが開いて
いるにも係わらず、ディスクの有無を確認するため、レ
ーザー光を発光して、操作者を失明させる危険性のない
ＣＤドライブ装置を提供することができる。
【図１】本発明による媒体検出方法の一実施例を示す要
部ブロック図である。
部ブロック図である。
【図２】本発明による媒体検出方法の別の実施例を示す
要部ブロック図である。
要部ブロック図である。
【図３】本発明による媒体検出方法の動作を示す動作フ
ローである。
ローである。
１ ディスク ２ ディスク台 ３ スピンドルモータ ４ 回転センサ ５ 基準信号発生器 ６ ＰＬＬ回路 ７ 制御手段 ８ａディスク検出手段 ８ｂテーブル ８ｃパルス幅計測手段 ８ｄロック検出手段 ９ サーボドライバ １０ 光学ヘッド １１ ＲＦアンプ １２ Ａ／Ｄ変換器 １３ 信号処理回路
Claims (6)
- 【請求項１】 スピンドルモータの回転速度を検出する
回転センサーと、基準信号を発生する基準信号発生器
と、前記回転センサーからの信号を基準信号と比較して
誤差信号を出力するＰＬＬ回路と、前記誤差信号に基づ
いてスピンドルモータの回転速度等を制御する制御手段
とを有し、光学ヘッドでディスクの記録内容を読み出す
ＣＤドライブ装置において、前記回転センサーからの回
転速度の大きさによってディスクの有無を判断するディ
スク検出手段を設け、光学ヘッドのレーザーを発光させ
ないで、回転速度の大きさによりディスクの有無を検出
するようにしていることを特徴とする媒体検出方法。 - 【請求項２】 スピンドルモータの回転速度を検出する
回転センサーと、基準信号を発生する基準信号発生器
と、前記回転センサーからの信号を基準信号と比較して
誤差信号を出力するＰＬＬ回路と、前記誤差信号に基づ
いてスピンドルモータの回転速度等を制御する制御手段
とを有し、光学ヘッドでディスクの記録内容を読み出す
ＣＤドライブ装置において、前記誤差信号のパルス幅を
計測する手段と、前記誤差信号のパルス幅の大きさによ
ってディスクの有無を判断するディスク検出手段を設
け、光学ヘッドのレーザーを発光させないで、誤差信号
のパルス幅の大きさによりディスクの有無を検出するよ
うにしていることを特徴とする媒体検出方法。 - 【請求項３】 スピンドルモータの回転速度を検出する
回転センサーと、基準信号を発生する基準信号発生器
と、前記回転センサーからの信号を基準信号と比較して
誤差信号を出力するＰＬＬ回路と、前記誤差信号に基づ
いてスピンドルモータの回転速度等を制御する制御手段
とを有し、光学ヘッドでディスクの記録内容を読み出す
ＣＤドライブ装置において、ＰＬＬ回路ロック検出手段
と、制御手段が前記基準信号発生器からの基準信号の周
波数を変化して、ＰＬＬ回路がロックする基準信号の周
波数を調べ、該周波数が高いか低いかによりディスクの
有無を判断するディスク検出手段とを設け、光学ヘッド
のレーザーを発光させないで、ＰＬＬ回路がロックする
基準信号の周波数の大きさによりディスクの有無を検出
するようにしていることを特徴とする請求項１記載の媒
体検出方法。 - 【請求項４】 前記ＰＬＬ回路は、ＣＤドライブ装置内
にディスクが装填されていないときは、基準信号でロッ
クしない回転速度となり、ディスクが装填されていると
きは基準信号でロックするようにしていることを特徴と
する請求項１記載の媒体検出方法。 - 【請求項５】 前記ＰＬＬ回路は、基準信号より高い周
波数のときは正の誤差信号パルスを、低い周波数のとき
は負の誤差信号パルスを出力するようにしていることを
特徴とする請求項２記載の媒体検出方法。 - 【請求項６】 前記ＰＬＬ回路は、ＣＤドライブ装置内
にディスクが装填されていないときは、基準信号の周波
数が高い周波数でロックし、ディスクが装填されている
ときは基準信号の周波数が低い周波数でロックするよう
にしていることを特徴とする請求項３記載の媒体検出方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7177594A JPH07282521A (ja) | 1994-04-11 | 1994-04-11 | 媒体検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7177594A JPH07282521A (ja) | 1994-04-11 | 1994-04-11 | 媒体検出方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07282521A true JPH07282521A (ja) | 1995-10-27 |
Family
ID=13470280
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7177594A Pending JPH07282521A (ja) | 1994-04-11 | 1994-04-11 | 媒体検出方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07282521A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100484899B1 (ko) * | 1997-09-30 | 2005-07-25 | 삼성전자주식회사 | 디스크존재유무판별방법 |
| CN107356864A (zh) * | 2017-06-30 | 2017-11-17 | 西安电子科技大学 | Pll电路抗辐照性能评估方法 |
-
1994
- 1994-04-11 JP JP7177594A patent/JPH07282521A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100484899B1 (ko) * | 1997-09-30 | 2005-07-25 | 삼성전자주식회사 | 디스크존재유무판별방법 |
| CN107356864A (zh) * | 2017-06-30 | 2017-11-17 | 西安电子科技大学 | Pll电路抗辐照性能评估方法 |
| CN107356864B (zh) * | 2017-06-30 | 2019-07-16 | 西安电子科技大学 | Pll电路抗辐照性能评估方法 |
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