JPH10172147A - 光ディスク再生装置 - Google Patents

光ディスク再生装置

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JPH10172147A
JPH10172147A JP33261696A JP33261696A JPH10172147A JP H10172147 A JPH10172147 A JP H10172147A JP 33261696 A JP33261696 A JP 33261696A JP 33261696 A JP33261696 A JP 33261696A JP H10172147 A JPH10172147 A JP H10172147A
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JP
Japan
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area
pickup
signal
optical
optical disk
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JP33261696A
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Toru Sumino
徹 角野
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ピックアップが光ディスクのミラー面に
入った時、これを速やかに検知する。 【解決手段】この発明の光ディスク再生装置は、情報が
記録された第1の領域と情報が記録されていない第2の
領域とを有する光ディスクからの反射光を検知して、検
知した反射光から生成される再生信号のレベルと基準レ
ベルを比較し、この比較結果に基づいて上記光ピックア
ップが第1の領域に位置しているか、第2の領域に位置
しているかを判別する。典型的には、第1の領域は音楽
プログラムその他の情報をピットの形態で記録している
領域であり、第2の領域は、このようなピットの存在し
ないミラー面である。上記の判別により光ピックアップ
が第2の領域に位置していると判断された場合、光ピッ
クアップを所定距離移送してミラー面から脱出させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、情報が記録され
た光ディスクから光学的に情報を読みとる光ディスク再
生装置に関し、より具体的には光ピックアップの暴走を
防止するようにした光ディスク再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンパクトディスク(CD)またはピッ
ト形態で情報を記録しているミニディスク(MD)など
の光ディスクから情報を再生する光ディスク再生装置に
おいて、光ピックアップは、光ディスクの記録領域から
読みとられる信号に基づいてトラッキングサーボをかけ
られて情報トラックを追従している。光ディスクの最内
周および最外周には情報が全く記録されていないミラー
面と呼ばれる領域がある。光ピックアップがスタート時
にミラー面に位置づけられたり、正常動作時に振動など
の原因で動かされてミラー面に入ると、読みとられる信
号がないからトラッキングサーボが働かないため光ピッ
クアップが左右にふらつく。また、ディスクを回転させ
るスピンドルモータの回転を制御するクロックを生成す
るPLL(位相ロックループ)が働かなくなるためスピ
ンドルモータが暴走をはじめる。
【0003】このような現象を防止するため、従来で
は、スレッドを内側いっぱいに移動させてもピックアッ
プが内周ミラー面にかからないようにメカニカルな機構
にして内周ミラーによるトラブルを防止することが行わ
れたが、この方法は外周ミラー面にピックアップきたと
きの問題の解決にはならない。従来、外周ミラー面にピ
ックアップがきても、これを積極的に検出することは行
われておらず、データの読み込みに失敗すると何度がリ
トライし、それでもデータが読み込めない場合、ピック
アップがミラー面にあると判断して脱出を試みることが
行われた。
【0004】このような従来の方法は、ミラー面からの
脱出に時間がかかり、確実性の点でも問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、この発明
は、光ディスクのミラー面を検出する機能を備えた光デ
ィスク再生装置を提供することを目的とする。
【0006】また、この発明は、ピックアップをミラー
面から確実に脱出させるようにした光ディスク再生装置
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の光ディスク再
生装置は、情報が記録された第1の領域と情報が記録さ
れていない第2の領域とを有する光ディスクに光を照射
する光ピックアップと、上記光ディスクの反射光を検知
して、検知した反射光から再生信号を生成する信号生成
手段と、この信号生成手段からの再生信号のレベルと基
準レベルを比較する比較手段と、この比較手段の比較結
果に基づいて上記光ピックアップが上記第1の領域に位
置しているか、上記第2の領域に位置しているかを判別
する判別手段とを備えている。
【0008】典型的には、第1の領域は音楽プログラム
その他の情報をピットの形態で記録している領域であ
り、第2の領域は、このようなピットの存在しないミラ
ー面である。上記の判別手段により光ピックアップが第
2の領域に位置していると判断された場合、光ピックア
ップを所定距離移送してミラー面から脱出させることが
できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、ミニディ
スク(MD)の再生装置を例として、この発明の実施の
形態を説明する。
【0010】1.MDの構造 MDには、書き込み可能な光磁気ディスクと、情報がピ
ット形態で記録され書き込みのできない光ディスクの2
種類がある。ピット記録形態のディスクの構造は、基本
的にはCDと同じである。図3に断面を示すように、情
報がピットの形態で記録された情報記録領域2および情
報が記録されていない内周ミラー領域6および外周ミラ
ー領域7を有する。情報記録領域2は、オーディオ情報
などをディジタル化してピット・パターンで記録したプ
リマスタード領域、プリマスタード領域に記録された内
容に関する情報であるTOC(Table Of Contents)を
記録するリードイン領域4、およびディスク外周のリー
ドアウト領域5を備える。
【0011】外周ミラー領域の大きさは、情報領域の大
きさによって決まる。1枚のディスクに記録する内容の
量が小さければ、外周ミラー領域が大きくなり、記録す
る内容の量が大きければ、外周ミラー領域は小さくな
る。このように外周ミラー領域と情報領域との境界は、
記録されている情報量によって異なる。
【0012】ビット記録形態のディスクは、典型的には
次のプロセスを経て作成される。アナログ録音またはデ
ィジタル録音され磁気テープに保存された音楽などをデ
ィスク1枚分に編集する(プリマスタリング)。アナロ
グ録音の場合これをディジタル化したディジタル・デー
タ、ディジタル録音の場合はそのディジタル・データ
を、ATRAC(Adaptive Transform Acoustic Codin
g)と呼ばれるオーディオ圧縮技術を用いて圧縮し、エ
ラー訂正用のコーディング(CIRC、Cross Interlea
ved Reed Solomon Coding)およびEFM変調(Eight t
o Fourteen Modulation)を施してディスクに適したデ
ィジタル・フォーマットに変換し、TOCを最初の部分
に挿入してディスクに記録すべきディジタル情報を用意
する。
【0013】次いで、ガラス板上にフォトレジストを塗
布した原盤を、このディジタル情報に対応したピットパ
ターン状にレーザビームを用いて露光する。こうして露
光された原盤を現像してピットパターンを表面にもつ光
ディスクの原盤が形成される(マスタリング)。
【0014】簡略に説明すると、こうして形成された原
盤から型押しの原理でメタルマスクを作成し、さらにマ
ザーを作る工程を経て光ディスクの量産に使用するスタ
ンパが作成される。スタンパは、光ディスクに形成され
るピットパターンの反転パターンを表面に有する。これ
を透明なプラスチック層にプレスするなどの方法でスタ
ンプして、スタンパの凹凸ピットパターンをプラスチッ
ク層に転写する。このプラスチック層に反射のための金
属膜を蒸着などの方法で付け、さらに、金属膜の上に硬
い樹脂で保護層を形成し、外形処理をして光ディスクが
完成される。
【0015】光ディスクからの情報の読み取りは、透明
なプラスチック層の側からレーザビームを照射し、その
反射光を検知することによって行われる。上記のような
構造であるから、ピットパターンの存在しないミラー領
域6および7は、平坦な金属反射膜の上に透明なプラス
チック層がある構造になっており、プラスチック層側、
すなわち光ピックアップ側から見ると、文字通り鏡面に
なっている。
【0016】光ディスクのトラック間にもミラー面が存
在するが、通常の動作時にはトラッキング・サーボがき
いて、ピックアップはピットのあるトラックを追従する
よう制御されている。
【0017】2.システム構成 図2にMD再生装置の基本構成を示す。ディスク1を再
生装置にセットすると、このディスクが光磁気ディスク
であるかピット記録形態の光ディスクであるかを検出
し、ディスクの種類に合わせた再生モードを設定する。
すなわち、光磁気ディスクがセットされた場合、光ヘッ
ドすなわち光ピックアップ12は、記録時には記録トラ
ックをキュリー温度まで加熱するための高レベルのレー
ザ出力で動作し、再生時には磁気カー効果により反射光
からデータを検出するための比較的低レベルのレーザ出
力で動作する。また、ディスク1がCDと同様にデータ
をピット形態で記録している光ディスクの場合、光ピッ
クアップ12は、磁気カー効果ではなくCD再生装置と
同様にピットの有無による反射光レベルの変化に応じて
再生RF信号を取り出す。このようにセットされるディ
スクの種類によって再生装置の処理モードが異なるの
で、セットされたディスクがどのタイプのものかに応じ
て、回路を設定することが行われる。
【0018】回路の設定がなされると、マイクロコンピ
ュータ(以下マイコンという)20がサーボ・プロセッ
サ23に指令を与えてドライバ19に信号を送り、ピッ
クアップ12を光ディスク1のリードイン領域6(図
3)のはじめに移動させる。ピックアップ12が読み取
るRF信号に応じて、サーボ・プロセッサ23がピック
アップ12のフォーカスを光ディスクのピット面に合わ
せ、フォーカシング・サーボおよびトラッキング・サー
ボを確立する。
【0019】これで光ディスクからデータを読み取るこ
とができる状態になる。先ず、リードイン領域からTO
Cのデータを読み取ってマイコン20のメモリに取り込
む。キー21のボタン操作などで指令が伝えられると、
マイコン20は、内部のメモリによりピックアップの移
動すべきアドレスを算出してドライバ19に指令を出
す。ドライバ9は、その指令に応じて、ピックアップを
搬送するスレッドを駆動し、その場所にピックアップを
移動させる。
【0020】目的地に着くと、目的地の情報がピックア
ップ12で読み取られ、RFアンプ13で増幅され、デ
ィジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processor、
以下DSPという)4でEFM復調、誤り訂正(CIR
Cデコード)などが実行され、圧縮データが伸張されて
ディジタルオーディオ信号が再生される。再生されたデ
ィジタルオーディオ信号は、ショックプルーフメモリ5
に一時記憶された後、読み出されてディジタル・アナロ
グ・コンバータ(D/Aコンバータ)16に送られてア
ナログ波形に変換され、オーディオアンプ17に送られ
る。マイコン20は、信号の再生処理中にLCDなどの
表示装置22にいろいろな情報を表示する。
【0021】3.ミラー面検出機構 この発明のミラー面検出機構は、図1に示した上述の再
生装置の基本構成の例においては、DSP14に組み込
むことができるが、DSP14とは別個の付加的な要素
として具体化することもできる。
【0022】図2は、この発明に従ったミラー面の判定
機構を示す図で、図1と同じ要素は図1と同じ参照番号
で示してある。ピックアップ12で読み取られRFアン
プ13で増幅されたRF信号をアナログディジタル・コ
ンバータ(以下A/Dコンバータという)31でサンプ
リングしてディジタル信号に変換し、ピークホールド回
路32でそのピーク値を保持し、ボトムホールド回路3
3でそのボトム値を保持する。両ホールド回路に保持さ
れたピーク値の差分を差分回路34でとり、その値を予
め設定した基準値Refと比較回路36で比較する。こ
の基準値Refは、通常光ディスク1の情報領域すなわ
ちピット面から読み取られるRF信号のピーク対ピーク
の値より十分小さく、かつミラー面から読みとられるR
F信号のピーク対ピークの値より十分大きく設定する。
こうすることにより、基準値との比較によってRF信号
が情報記録領域から読みとられたものか、ミラー面から
読みとられたものか判別することができる。
【0023】ここで図4を参照すると、この図は、ある
光ディスク再生装置で光ディスクの情報記録領域すなわ
ちピット面からピックアップ12が読み取ったRF信号
を示す。この図からわかるようにRF信号のピーク対ピ
ークの値は、400ないし600ミリボルトである。一
方、図5は、同じ光ディスク再生装置で光ディスクのミ
ラー面からピックアップ2が読み取ったRF信号を示
す。この図からわかるようにミラー面のRF信号のピー
ク対ピークの値は、10ないし20ミリボルトである。
この光ディスク再生装置の場合、基準値を情報記録領域
から読みとられるRF信号のピーク対ピーク値の20%
程度、たとえば100ミリボルトに設定すれば、基準値
とRF信号のピーク対ピークの値との比較から、RF信
号が情報記録面からのものかミラー面からのものか判別
することができる。これらの値は、あくまでも一例にす
ぎない。
【0024】図2にもどると、差分回路34からの差分
値が比較回路36で基準値Refと比較され、基準値よ
り大きければ、ピックアップ12は光ディスク1の情報
記録面にあると判定され、通常の動作が継続される。差
分回路34からの差分値が基準値より小さいと、ピック
アップ12は光ディスク1のミラー面にあると判定され
る。マイコン20は、比較回路36の出力信号に応答
し、この出力信号がピックアップが光ディスクのミラー
面にあることを示すときには、ミラー面からの脱出動作
を始動する。
【0025】図6は、ディスクをセットして再生装置を
スタートさせた時から、この発明によるミラー面からの
脱出動作に入るまでの流れを示す。ディスクが再生装置
にセットされると、上述のようにディスクの種類が検知
され、ピット記録形態の光ディスクであると、再生装置
の各ICがピット記録を読み取るように設定される(F
101)。この設定は、EEPROMなどのメモリに記
憶されている調整値を読み出して各調整部に送ることに
よってなされる。この調整については、特開平8−77
577号公報に詳しく記載されている。
【0026】設定が終わると、スピンドルモータ18の
回転を開始し(F103)、光ピックアップ12の焦点
が光ディスクのピット領域に合うよう調整し(F10
3)、フォーカシング・サーボおよびトラッキング・サ
ーボを作動させる(F104)。
【0027】次いで光ディスクのピット面からRF信号
の読み取りが始められる。読み込まれたRF信号は図1
に示す従来の装置構成による再生処理に送られると共
に、図2に示すようにミラー面検出のためA/Dコンバ
ータ31に送られる。RF信号のピーク対ピークの値が
基準値Ref以下であることが比較回路36で判定され
ると(F106)、マイコン20は、トラッキング・サ
ーボをオフにして(F107)、サーボ・プロセッサ2
3を通してドライバ19に指令を送りスレッドを光ディ
スクの内周方向に所定距離たとえば5mm移動させる
(F108)。
【0028】通常、ピックアップが振動その他の誤動作
で入るのは光ディスク外周のミラー面であるから、脱出
のためのスレッドの移動方向は、光ディスクの内周に向
かう方向に設定する。光ディスク外周のミラー面ばかり
でなく、光ディスク内周のミラー面にピックアップが入
ることがある再生装置の場合、スレッドまたはピックア
ップの最近読み取られた、または移動を指示されたアド
レスを記憶させるレジスタを設けておき、比較回路36
によってピックアップがミラー面に入ったことが判定さ
れたとき、このレジスタを参照し、その値が光ディスク
の外周付近を示すときは、スレッドの移動方向を光ディ
スクの内周方向とし、その値が光ディスクの内周付近を
示すときは、スレッドの移動方向を光ディスクの外周方
向とするようにすることができる。
【0029】スレッドを所定距離移動させた後、トラッ
キング・サーボをオンにし(F109)、ピックアップ
12が読み取るRF信号について比較回路36の判定を
見るステップに戻る。依然としてRF信号のレベルが基
準値以下であるときは、再びミラー面からの脱出プロセ
スに入り、トラッキング・サーボをオフにしてスレッド
を所定距離移動させる。この2度目のスレッド移動は、
第1回目のスレッド移動の方向とは反対側に、すなわち
外周方向に第1回目の移動量の半分程度、例えば2.5
mm移動させるのがよい。
【0030】このようにする理由は次のとおりである。
第1回目のスレッド移動でピックアップが光ディスクの
情報記録領域に移動されていても、ピックアップがたま
たまトラック間のミラー面に位置するなどの原因で、次
のミラー面判定時までにトラッキング・サーボかかりき
らず、次のミラー面判定時までに読み取られるRF信号
のレベルが基準値に達しないことがある。このような場
合、ピックアップは依然としてミラー面にあると判定さ
れる。この判定に応じて、第1回目の移動と同様にさら
に内周方向にスレッドを送ると送りすぎになる。この場
合、その次のミラー面判定でピックアップが情報記録領
域にあることが判定され、正常動作に戻る場合、ピック
アップがもとあった情報記録領域の位置から遠く離れて
おり、もとの位置にピックアップを移動させて情報読み
取りを再開するのに時間がかかることになる。このよう
な状況にならないようにするため、所定距離送っては少
し戻り、また所定距離送っては少し戻る動作を反復しな
がらピックアップを次第に内周に寄せて行くのがよい。
【0031】もちろん、このようにする代わりに一方向
に小さい所定距離ずつ、たとえばステップF106でミ
ラー面が検出されるたびに、内周方向に2.5mmスレ
ッドを移動させるようにしてもよい。この場合、最初の
ピックアップ移動量が小さいので、最初のミラー面脱出
動作でミラー面を脱出することができる確率は、最初に
スレッドを大きく移動させる方法に比べて落ちる。
【0032】RF信号が基準値を越えるまで上記の動作
を反復し、RF信号のピーク対ピークのレベルが基準値
を超えると、PLLをオンにして通常の動作に入る。
(F110)。この流れ図は、再生装置のスタートから
通常動作に入るまでを示している。通常動作に入った
後、図6のRF信号読み取り(F105)以下のミラー
面検出操作が定期的に行われ、ミラー面が検出されると
直ちにミラー面脱出動作に入る。ピックアップがミラー
面に入ると、光ディスクからの情報が再生できず、ショ
ックプルーフ・メモリ(RAM)15へのデータの供給
が途絶える。ミラー面の検知操作は、ショックプルーフ
・メモリ15が空になる前に光ピックアップがミラー面
を脱出して正常な読み取り動作に復帰することができる
ような周期で行われる。
【0033】なお、以上の発明の実施の形態の記述でミ
ラー面を検出するためにRF信号をA/Dコンバータで
ディジタル化してピーク対ピークの値を基準値と比較し
たが、RF信号でコンデンサを充電させてそのレベルを
見るアナログ的な手法でRF信号の振幅を検出すること
によりミラー面を検出することもでき、またRF信号の
エンベロープを取り出し、このエンベロープをスライス
してパルス化し、その大きさを基準値と比較することに
よってミラー面を検出することもできる。このように、
この発明は、上記の実施例に限定されるものではない。
【0034】
【発明の効果】この発明によれば、光ディスク再生装置
の光ピックアップが光ディスクのミラー面に入ったこと
を迅速に検出することができる。この検出に応じてピッ
クアップをミラー面から積極的に脱出させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のミラー面判定機能を備える光ディス
ク再生装置の実施例の構成を示すブロック図。
【図2】光ディスク再生装置の基本構成を示すブロック
図。
【図3】光ディスクの断面図。
【図4】光ディスクの情報記録領域から読み取られたR
F信号を示す図。
【図5】光ディスクのミラー面から読み取られたRF信
号を示す図。
【図6】この発明に従いミラー面を判定する実施例のプ
ロセスを示す流れ図。
【符号の説明】
1 ディスク 2 情報記録領域 4 リードイン領域 5 リードアウト
領域 6 内周ミラー領域 7 外周ミラー領
域 12 光ピックアップ 13 RFアンプ 14 DSP 15 RAM 16 D/Aコンバータ 17 オーディオ回
路 18 スピンドルモータ 19 ドライバ 20 マイコン 21 キー 22 表示装置 31 A/Dコンバ
ータ 32 ピークホールド 33 ボトムホール
ド 34 差分回路 36 比較器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報が記録された第1の領域と情報が記録
    されていない第2の領域とを有する光ディスクから情報
    を再生する光ディスク再生装置であって、 上記光ディスクに光を照射する光ピックアップと、 上記光ディスクの反射光を検知して、検知した反射光か
    ら再生信号を生成する信号生成手段と、 上記信号生成手段からの再生信号のレベルと基準レベル
    を比較する比較手段と、 上記比較手段の比較結果に基づいて上記光ピックアップ
    が上記第1の領域に位置しているか、上記第2の領域に
    位置しているかを判別する判別手段と、 を備える光ディスク再生装置。
  2. 【請求項2】上記第1の領域が情報記録領域であり、上
    記第2の領域がミラー領域である請求項1に記載の光デ
    ィスク再生装置。
  3. 【請求項3】上記判別手段により上記光ピックアップが
    上記ミラー領域に位置していると判断された場合、上記
    光ピックアップを所定距離移送する請求項2に記載の光
    ディスク再生装置。
  4. 【請求項4】上記光ピックアップの上記所定距離の移送
    は上記光ディスクの内周方向に行われるようにした請求
    項3に記載の光ディスク再生装置。
  5. 【請求項5】上記光ピックアップの上記所定距離の移送
    後も、上記判別手段が上記光ピックアップが上記ミラー
    領域にあることを示すとき、上記ピックアップの2度目
    の移送は、上記光ディスクの外周方向に対して上記所定
    距離よりも小さい距離だけ行うようにした請求項4に記
    載の光ディスク再生装置。
  6. 【請求項6】上記再生信号はRF信号であり、上記再生
    信号のレベルはRF信号のピーク対ピークの値である請
    求項1に記載の光ディスク再生装置。
JP33261696A 1996-12-13 1996-12-13 光ディスク再生装置 Pending JPH10172147A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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