JPH07282472A - 光ディスクおよび記録装置ならびに再生装置 - Google Patents

光ディスクおよび記録装置ならびに再生装置

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JPH07282472A
JPH07282472A JP6073100A JP7310094A JPH07282472A JP H07282472 A JPH07282472 A JP H07282472A JP 6073100 A JP6073100 A JP 6073100A JP 7310094 A JP7310094 A JP 7310094A JP H07282472 A JPH07282472 A JP H07282472A
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文章 植野
Yoshiya Takemura
佳也 竹村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複製防止機能を有する光ディスクおよびその
記録装置および再生装置を提供する。 【構成】 記録トラック間に設けた信号ピット列11と、
記録トラック間の信号ピット列11の内外周の両側の記録
トラックにはピット列10を配置しない部分を設け、信号
ピット列11を複数個設ける。再生装置に信号ピット列11
を複数個設けた領域を複数回再生し、その再生信号が毎
回同じであればそれ以降の再生を停止する機能を付加す
る。複製ディスクでは、記録トラック間に信号ピット列
11を設けていないので、信号ピット列11を記録してある
領域を何度再生しても同一の信号しか再生されず再生が
停止してしまう。このため、複製されたディスクは再生
できず、不正複製を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複製防止機能を有する
光ディスクと、光ディスクの記録装置および再生装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のコンパクトディスク等の光ディス
クには、複製禁止ビットは定義されているが、光ディス
クの再生装置には、複製防止機能を有していなかった。
これは、一度だけ書き込めて通常の再生装置で再生可能
な光ディスクが発売されているが、光ディスクを正規に
購入するより価格的に割高になることや、光ディスクに
書き込む装置が高価で普及していないことなどから、不
正複製の対策をとる必要性はほとんどなかったからであ
る。しかし、光ディスクにゲーム等を記録するようにな
り、ソフトウエアの価格の上昇に伴い光ディスクの価格
が上昇し、また一方で、一度だけ書き込めて通常の再生
装置で再生可能な光ディスクの価格が低下していくこと
で、不正複製する方が割安になることから、複製防止機
能が要望されるようになってきた。
【0003】光ディスクは、一般に原盤からマスタ,マ
ザー,スタンパを作製し、射出成形によって大量に複製
して製造される。あるいは原盤から直接スタンパを作製
する場合もある。光ディスク原盤は、一般に表面を研磨
したガラス基板にフォトレジストを塗布し、これを記録
すべき情報信号により強度変調したレーザービームを用
いて感光させ、現像してその感光度に対応した凹凸状の
信号を形成して作製される。以下、この凹凸状の信号を
ピット列と呼ぶことにする。図6は従来の光ディスク原
盤の記録装置の構成を示す説明図である。また、焦点制
御用のレーザー光学系や記録用レーザー光学系のビーム
拡大器等の記述は省略してある。
【0004】図6において、1は記録される音声,デー
タ等の信号源、2は記録イコライザ、3はレーザービー
ムを強度変調するビーム変調器、4は記録用レーザー光
源、5はミラー、6はレンズのフォーカス制御を行うレ
ンズアクチュエーター、7はフォトレジストを塗布した
ガラス板からなる光ディスク原盤、8は光ディスク原盤
7を回転駆動させるスピンドルモータである。
【0005】信号源1から発生された信号は、記録イコ
ライザ2によってパルス幅を変化させて、ビーム変調器
3に入力され、記録用レーザー光源4から出射されたレ
ーザービームを強度変調する。その強度変調されたレー
ザービームはミラー5により偏向され、レンズアクチュ
エーター6でフォーカス制御されるレンズを通して光デ
ィスク原盤7に絞り込まれ、光ディスク原盤7上のフォ
トレジストを露光する。フォトレジストを塗布した光デ
ィスク原盤7をスピンドルモータ8で回転駆動させなが
らレーザービームの絞り込まれた点を一軸移動させるこ
とにより、螺旋状にピット列を記録していく。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
光ディスクにもゲーム等のソフトウエアが記録され、ソ
フトウエアの価格の上昇などにより光ディスクの価格も
上昇している。また一方で、一度だけ書き込めて通常の
再生装置で再生可能な光ディスクの価格の低下に伴い、
不正に複製する方が割安になることから、複製防止機能
が望まれるようになっている。
【0007】本発明は、複製防止機能を有する光ディス
クおよび記録装置ならびに再生装置を提供することを目
的としたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の光ディスクは、螺旋状の記録トラックにピ
ット列を配置した光ディスクであって、前記記録トラッ
ク間の信号ピット列を複数個設け、前記信号ピット列の
内外周の両側の記録トラックにはピット列を配置しない
部分とを設けたことを特徴とする。
【0009】また、最後に再生される記録トラック間の
信号ピット列は、その信号ピット列の内周側記録トラッ
クのピット列を配置しない部分を、前記信号ピット列の
終端部より長くすることを特徴とする。
【0010】また、記録トラック間の信号ピット列を複
数個設けた領域の最初に再生される信号ピット列の始端
部と、最後に再生される信号ピット列の始端部とが記録
トラックの一周を超えないことを特徴とする。
【0011】また、前記信号ピット列を複数個設けた領
域の開始直前と終了直後の記録トラックに一定パターン
の信号を記録することを特徴とする。
【0012】また、光ディスクの記録トラックにピット
列を記録する記録装置であって、記録トラック間の信号
ピット列を記録できるビーム偏向器と、そのビーム偏向
器を制御する制御部とを備えたことを特徴とする。
【0013】また、光ディスクの記録トラックにピット
列を再生する再生装置であって、記録トラック間の信号
ピット列を複数個設けた領域を複数回再生しその再生信
号を記憶する記憶部と、前記再生信号が毎回同じであっ
たときに、それ以降の再生を停止する制御部とを備えた
ことを特徴とする。
【0014】
【作用】前記光ディスクによれば、記録トラック間の信
号ピット列を複数個設けた領域にて、信号ピット列に引
き続き再生される記録トラックは、2分の1の確率で記
録トラック間の信号ピット列の内周側または外周側の記
録トラックになる。
【0015】また、最後に再生される信号ピット列の終
端部より、前記信号ピット列の内周側の記録トラックの
ピット列を配置しない部分を長くし、かつ最初と最後に
再生される信号ピット列の始端部が記憶トラックの一周
を超えないようにすることで、信号ピット列を複数個設
けた領域を一度再生して抜け出ることができる。
【0016】また、信号ピット列を複数個設けた領域の
開始直前と終了直後の記録トラックに記録された信号に
より、信号ピット列を複数個設けた領域を繰り返し再生
することができる。
【0017】前記記録装置によれば、ビーム偏向器と制
御装置により光ディスクの記録トラック間に信号ピット
列を記録できる。
【0018】前記再生装置によれば、記憶部と制御部に
より光ディスクの記録トラック間の信号ピット列を複数
個設けた領域を、複数回再生し再生信号を記憶すること
で再生信号が毎回同じであったときに、それ以降の再生
を停止することができる。
【0019】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例を
詳細に説明する。
【0020】図1は本発明に係る光ディスクの一実施例
の説明図であり、9は光ディスク、10はデータ等の信号
列が記録された記録トラックのピット列、11は記録トラ
ック間に設けた信号ピット列である。
【0021】前記光ディスク9には記録トラック間の信
号ピット列11と、信号ピット列11の内外周の両側の記録
トラックには記録トラックのピット列10を配置しない部
分(以下、無ピット列という)を設けてあり、前記信号ピ
ット列11は複数個設けてある。
【0022】光ディスク9は、一般に最内周から外周に
向かって螺旋状に信号が記録されている。コンパクトデ
ィスク等では、最内周にリードイン領域が設けられてお
り、光ディスク9の索引情報等が記録されている。本実
施例の光ディスク9でも、信号ピット列11とその内外周
の両側の無ピット列を記録トラックに複数個設けた領域
を、リードイン領域内に相当する最内周部に設ければ、
再生開始時に不正複製された光ディスク9かどうか判別
することができ望ましい。
【0023】記録トラック間に設けた信号ピット列11
と、信号ピット列11の内外周の両側の無ピット列とを複
数個設けた領域(以下、複製防止領域という)を再生する
場合、信号ピット列11に引き続き再生される記録トラッ
クのピット列10は、2分の1の確率で信号ピット列11の
内周側または外周側の記録トラックのピット列10にな
る。
【0024】これは、信号ピット列11の終端部を再生ビ
ームが通過すると、内周側の記録トラックのピット列10
によるトラッキング信号と外周側の記録トラックのピッ
ト列10によるトラッキング信号の大きさが等しくなり、
信号ピット列11の終端部を再生ビームが通過した時点の
トラッキング制御の状態により内周側か外周側へ寄り、
寄った方の記録トラックのピット列10にトラッキング制
御で引き込まれるからである。
【0025】また、内周側の記録トラックを再生してい
る場合も外周側の記録トラックを再生している場合も、
記録トラックの無ピット列に入ると、次に再生される信
号ピット列11以外に記録トラックのピット列10は存在せ
ず、隣接する記録トラックのピット列10は信号ピット列
11と比べて2倍離れているため信号ピット列11を再生す
る。
【0026】図2は最後に再生される記録トラック間の
信号ピット列11の終端部付近の拡大図であり、10aは最
後に再生される信号ピット列11の内周側の無ピット列で
ある。図2に示すように内周側の無ピット列10aを、信
号ピット列11の終端部より長くしておくと、最後に再生
される信号ピット列11に引き続いて必ず外周側の記録ト
ラックのピット列10を再生する。
【0027】これは、信号ピット列11の終端部を再生ビ
ームが通過すると、内周側の近くには記録トラックのピ
ット列10がなく、外周側には近くに記録トラックのピッ
ト列10があることになるので、外周側の記録トラックの
ピット列10にトラッキング制御で引き込まれるからであ
る。これにより、複製防止領域を一度再生して抜け出る
ことができる。
【0028】また、図3は複製防止領域の最初に再生さ
れる信号ピット列11の始端部と最後に再生される信号ピ
ット列11の始端部が記録トラックの一周を超えて信号ピ
ット列11を有する部分の拡大図である。複製防止領域の
最初に再生される信号ピット列11の始端部と、最後に再
生される信号ピット列11の始端部が記録トラックの一周
を超えると、図3に示すように最初に再生される信号ピ
ット列11の外周側に隣接して、最後に再生される信号ピ
ット列11を設けることになる。この場合、複製防止領域
内を何度も再生して、この領域から抜け出せなくなるお
それがある。
【0029】以上のことから、複製防止領域の最後に再
生される信号ピット列11の終端部より内周側の無ピット
列10aを長くし、また複製防止領域の最初に再生される
信号ピット列11の始端部と、最後に再生される信号ピッ
ト列11の始端部が記録トラックの一周を超えないように
することで、複製防止領域の最後に再生される信号ピッ
ト列11の次に、その外周側の記録トラックのピット列10
が再生され、この領域を一度再生して抜けることができ
る。
【0030】また、複製防止領域の開始直前と終了直後
の記録トラックに一定パターンの信号を記録しておき、
この複製防止領域を複数回再生し再生信号を比較する際
に、再生信号を記憶したり、再度再生するための再生位
置に移動させたりするのに用いる。
【0031】次に、本発明に係る記録装置の一実施例に
ついて図4を用いて説明する。また、従来例で説明した
図6と同一作用効果のものには同一符号を付し、その詳
細な説明は省略する。図4は光ディスク原盤の記録装置
の構成を示す説明図であり、12はレーザービームを偏向
するビーム偏向器、13はビーム偏向器12を制御する制御
部である。ここでも従来例と同様に、焦点制御用のレー
ザー光学系や記録用レーザー光学系のビーム拡大器等の
記述は省略してある。
【0032】光ディスク原盤7をスピンドルモータ8で
回転駆動させながらレーザービームの絞り込まれた点を
一軸移動させ、螺旋状に記録トラックのピット列10を記
録していく。このときビーム偏向器12を用いてレーザー
ビームの向きを変え、記録トラック間に信号ピット列11
を記録する。制御部13は、ビーム偏向器12にレーザービ
ームの向きを変える信号を送る。
【0033】螺旋状に記録トラックのピット列10を記録
する場合は、ビーム偏向器12に信号を送らず、記録トラ
ック間の信号ピット列11を記録する場合のみビーム偏向
器12に信号を送ってレーザービームの向きを変化させ
る。向きを変えられたレーザービームは、レンズアクチ
ュエーター6に入射すると、入射角とレンズの焦点距離
の積で決まる距離だけ横方向に絞り込まれる位置が変化
する。
【0034】例えば、0.8ミクロンずらしたければ、レ
ンズの焦点距離が2mmなら0.4マイクロラジアン角度を
変えてレンズに入射させればよい。また、ビーム偏向器
12は、制御信号に応じてレーザービームの向きを変える
素子で、音響光学効果を利用したAO(Acousto-Optic)
変調器や、電気光学効果を利用したEOディフレクター
(Electro-Optic Deflector)(例えば、コンオプティクス
社製モデル310Aや311A)が市販されている。
【0035】以上のことから、記録トラック間の信号ピ
ット列11は、内周側の記録トラックを記録する際にレー
ザービームを外周側にずらして記録してもよいし、外周
側の記録トラックを記録する際にレーザービームを内周
側にずらして記録してもよい。
【0036】次に、本発明の再生装置の一実施例につい
て図5を用いて説明する。図5は光ディスクの再生装置
の構成を示す説明図であり、9は光ディスク、14はスピ
ンドルモータ、15は光ディスク9の図1に示した記録ト
ラックのピット列10および信号ピット列11の情報を読み
出す光ピックアップ、16は光ピックアップ15からのRF
信号を波形整形するアナログ波形整形部、17はデジタル
復調部、18はデジタル信号処理部、19は制御部、20は複
製防止領域の信号を複数回記憶できる容量の記憶装置で
ある記憶部、21は光ピックアップ15が光ディスク9の信
号面に常に焦点が合うように駆動制御するフォーカスサ
ーボ部、22は光ピックアップ15の半導体レーザーの焦点
が記録トラックに追従するように駆動制御するトラッキ
ングサーボ部、23はスピンドルモータ14の定常回転等の
駆動制御する回転サーボ部である。
【0037】光ディスク9はスピンドルモータ14で回転
駆動される。光ピックアップ15で光ディスク9の信号面
に半導体レーザーを集光し、信号面からの反射光の強度
をフォトダイオード等で電気信号に変換しRF信号を得
る。RF信号は、アナログ波形整形部16で波形整形され
た後、デジタル復調部17でデジタル信号に復調され、デ
ジタル信号処理部18においてデジタル信号の処理がなさ
れて、元の信号が再生される。
【0038】制御部19は、複製防止領域の開始直前の一
定パターンの信号(以下、開始信号という)を検出する
と、再生信号を記憶部20に記憶させる。複製防止領域の
終了直後の一定パターンの信号(以下、終了信号という)
を検出すると、記憶部20への記憶を終了させ、トラッキ
ングサーボ部22に指示して開始信号が記録された部分へ
光ピックアップ15を移動させる。再び開始信号から終了
信号までの再生信号を記憶部20に記憶させ、前回に記憶
させた再生信号と比較し、同じであればそれ以降の再生
を停止させる。
【0039】前記再生装置には、トラック間に信号ピッ
ト列11と信号ピット列11の内外周の両側に無ピット列を
複数個設けた部分を複数回再生し、再生信号が毎回同じ
であればそれ以降の再生を停止する機能を付加してあ
る。ここでは、開始信号から終了信号までの再生を2回
行う例を説明したが、3回以上行い、全ての再生信号が
異ならなければそれ以降の再生を続けないようにしても
よい。
【0040】複製防止領域を再生する場合、信号ピット
列11に引き続き再生される記録トラックのピット列10
は、2分の1の確率で信号ピット列11の内周側または外
周側の記録トラックのピット列10になる。また、複製防
止領域を複数回再生した場合に同一の信号が再生される
確率は2の累乗分の1の確率になり、信号ピット列11の
個数を増やせばゼロに近づいていく。このため、正規の
光ディスク9では、複製防止領域を複数回再生した場合
に再生信号は毎回異なる。
【0041】また、一度だけ書き込めて通常の再生装置
で再生可能なディスク媒体に光ディスク9のデータを複
製する場合、正規の光ディスク9を再生装置で再生し、
デジタル信号に復調された信号をもとに書込ビームを変
調して書き込むことになる。複製光ディスク9にデータ
を書き込む装置は、記録トラック間に信号ピット列11を
書き込むことができないので、複製防止領域の部分にも
記録トラック上に信号が記録されることになる。
【0042】前記再生装置が複製された光ディスク9を
再生すると、本来は複製防止領域である部分を複数回再
生しても毎回同じ信号が再生されることになる。再生信
号が毎回同じであれば、それ以降の再生を停止する機能
を再生装置に付加してあるので、再生が停止する。
【0043】図1に示した光ディスク9は、光ディスク
原盤7の記録トラック間の信号ピット列11の記録以外は
従来の光ディスク9と全く同様の工程で製造できるの
で、大量に安価で製造できる。また、光ディスク9およ
び光ディスク9の再生装置では、不正に複製された光デ
ィスク9の再生をできなくすることができ、光ディスク
9の不正複製を防止することができる。
【0044】
【発明の効果】請求項1,2,3,4記載の光ディスク
によれば、複製防止領域の信号ピット列に引き続き再生
される記録トラックは、2分の1の確率で記録トラック
間の信号ピット列の内周側または外周側の記録トラック
になる。また最後に再生される信号ピット列の終端部よ
り内周側の無ピット列を長くし、かつ最初と最後に再生
される信号ピット列の始端部が記憶トラックの一周を超
えないようにすることで、信号ピット列を複数個設けた
領域を一度再生して抜け出ることができ、複製防止領域
の前後の開始信号と終了信号により複数回再生すること
ができる。信号ピット列を複数個設けた領域を、複数回
再生した場合に同一の信号が再生される確率は2の累乗
分の1の確率になり、記録トラック間の信号ピット列の
個数を増やせばゼロに近づいていき、複製防止領域を複
数回再生した場合に再生信号は毎回異なるため、正規の
光ディスクの判別ができる。
【0045】また、請求項5記載の記録装置によれば、
制御部とビーム偏向器により、レーザービームの向きを
変化させ、複製防止領域の信号ピット列を記録でき、か
つ信号ピット列の記録以外は従来の光ディスクと全く同
様の工程で製造できるので、大量に安価で製造できる。
【0046】また、請求項6記載の再生装置によれば、
制御部にて複製防止領域を複数回再生し、その再生信号
を記憶する記憶部と、記憶した再生信号を比較した結果
により再生信号が同じであれば、それ以降の再生を停止
することで、不正に複製された光ディスクの再生ができ
なくなり、光ディスクの不正複製を防止することができ
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ディスクの一実施例における説明図
である。
【図2】本発明の光ディスクの一実施例における最後に
再生される記録トラック間の信号ピット列の終端部付近
を示す拡大図である。
【図3】本発明の光ディスクの一実施例における複製防
止領域の最初に再生される信号ピット列の始端部と最後
に再生される信号ピット列の始端部が記録トラックの一
周を超えて信号ピット列を有する部分を示す拡大図であ
る。
【図4】本発明の一実施例である光ディスク原盤の記録
装置の構成を示す説明図である。
【図5】本発明の一実施例である光ディスクの再生装置
の構成を示す説明図である。
【図6】従来の光ディスク原盤の記録装置の構成を示す
説明図である。
【符号の説明】
1…信号源、 2…記録イコライザ、 3…ビーム変調
器、 4…記録用レーザー光源、 5…ミラー、 6…
レンズアクチュエーター、 7…光ディスク原盤、
8,14…スピンドルモータ、 9…光ディスク、 10…
記録トラックのピット列、 10a…内周側の無ピット
列、 11…信号ピット列、 12…ビーム偏向器、 13,
19…制御部、 15…光ピックアップ、 16…アナログ波
形整形部、 17…デジタル復調部、 18…デジタル信号
処理部、 20…記憶部、 21…フォーカスサーボ部、
22…トラッキングサーボ部、 23…回転サーボ部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 螺旋状の記録トラックにピット列を配置
    した光ディスクであって、前記記録トラック間の信号ピ
    ット列を複数個設け、前記信号ピット列の内外周の両側
    の記録トラックにはピット列を配置しない部分とを設け
    たことを特徴とする光ディスク。
  2. 【請求項2】 最後に再生される記録トラック間の信号
    ピット列は、その信号ピット列の内周側記録トラックの
    ピット列を配置しない部分を、前記信号ピット列の終端
    部より長くすることを特徴とする請求項1記載の光ディ
    スク。
  3. 【請求項3】 記録トラック間の信号ピット列を複数個
    設けた領域の最初に再生される信号ピット列の始端部
    と、最後に再生される信号ピット列の始端部とが記録ト
    ラックの一周を超えないことを特徴とする請求項1また
    は2記載の光ディスク。
  4. 【請求項4】 前記信号ピット列を複数個設けた領域の
    開始直前と終了直後の記録トラックに一定パターンの信
    号を記録することを特徴とする請求項1,2または3記
    載の光ディスク。
  5. 【請求項5】 光ディスクの記録トラックにピット列を
    記録する記録装置であって、記録トラック間の信号ピッ
    ト列を記録できるビーム偏向器と、そのビーム偏向器を
    制御する制御部とを備えたことを特徴とする記録装置。
  6. 【請求項6】 光ディスクの記録トラックにピット列を
    再生する再生装置であって、記録トラック間の信号ピッ
    ト列を複数個設けた領域を複数回再生しその再生信号を
    記憶する記憶部と、前記再生信号が毎回同じであったと
    きに、それ以降の再生を停止する制御部とを備えたこと
    を特徴とする再生装置。
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