JPH07282331A - 自動販売機の商品搬出装置 - Google Patents
自動販売機の商品搬出装置Info
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- JPH07282331A JPH07282331A JP7710694A JP7710694A JPH07282331A JP H07282331 A JPH07282331 A JP H07282331A JP 7710694 A JP7710694 A JP 7710694A JP 7710694 A JP7710694 A JP 7710694A JP H07282331 A JPH07282331 A JP H07282331A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- product
- bottom wall
- control device
- commodity
- vending machine
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- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
- Vending Machines For Individual Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、商品の容器材質が紙製等の摩擦係
数が大きい又は吸水し易いものであっても、底壁上の氷
霜が底壁の上面に固着し難くし、商品がスパイラルの下
端から底壁上に送出されるとき商品は底壁上で容易に滑
ることができ、ハウジングの内面に寄り掛かることなく
確実に底壁上に落下させることにより、商品の送出不良
を防止することを目的とする。 【構成】 前面に開口を有する収納庫2と、下面に商品
送出用の開口を形成した商品収納コラム6と、商品3を
受け止める鋼板製の底壁a13と、商品3を庫内から庫
外へ導く開口部14と、商品3を開口部14に移送する
庫内搬送装置15と、底壁a13の上面に密着して設け
た摩擦係数の小さい例えば高分子ポリエチレン等の薄板
部材30とから構成されている。
数が大きい又は吸水し易いものであっても、底壁上の氷
霜が底壁の上面に固着し難くし、商品がスパイラルの下
端から底壁上に送出されるとき商品は底壁上で容易に滑
ることができ、ハウジングの内面に寄り掛かることなく
確実に底壁上に落下させることにより、商品の送出不良
を防止することを目的とする。 【構成】 前面に開口を有する収納庫2と、下面に商品
送出用の開口を形成した商品収納コラム6と、商品3を
受け止める鋼板製の底壁a13と、商品3を庫内から庫
外へ導く開口部14と、商品3を開口部14に移送する
庫内搬送装置15と、底壁a13の上面に密着して設け
た摩擦係数の小さい例えば高分子ポリエチレン等の薄板
部材30とから構成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、中身商品を販売する自
動販売機において中身商品を搬出するための自動販売機
の商品搬出装置に関するものである。
動販売機において中身商品を搬出するための自動販売機
の商品搬出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、自動販売機の商品搬出装置は、冷
蔵した商品を販売されるだけでなくハンバーガーや焼き
そば等の冷凍の商品も販売されるようになり、また多種
多様な商品の容器形状と容器材質にも販売適応するため
に様々な工夫がなされている。
蔵した商品を販売されるだけでなくハンバーガーや焼き
そば等の冷凍の商品も販売されるようになり、また多種
多様な商品の容器形状と容器材質にも販売適応するため
に様々な工夫がなされている。
【0003】従来の自動販売機の商品搬出装置としては
特開平2−271491号公報に示されているものがあ
る。
特開平2−271491号公報に示されているものがあ
る。
【0004】以下、図面を参照しながら上記従来の自動
販売機の商品搬出装置を説明する。図3は、従来の自動
販売機の商品搬出装置の一部破断縦断側面図である。
販売機の商品搬出装置を説明する。図3は、従来の自動
販売機の商品搬出装置の一部破断縦断側面図である。
【0005】図3において、1は自動販売機本体であ
る。2は前面に開口を有する収納庫である。3は容器材
質がプラスチック製で収納庫2内に収納され冷凍温度帯
で保存される販売対象の商品である。4は硬貨投入口及
び選択ボタン等を配設した外扉である。5は外扉4の中
央下部に設けた商品3を取り出すための販売口である。
6は収納庫2に内設され下面に商品送出用の開口を形成
した商品収納コラムである。商品収納コラム6は外扉4
から見て前後に2列配置され、外扉4側に相当する前列
には4個、後列には5個、合計9個設けられている。7
は商品収納コラム6の外殻をなす箱体状のハウジングで
ある。8は商品収納コラム6に備えられた商品送出機構
の駆動モーターである。9は駆動モーター8に連結され
螺旋辺間に商品を充填され、商品送出指令に基ずく駆動
モーター8の駆動により、所定回動して最下位の商品を
順次1個ずつ送出するスパイラルである。10はハウジ
ング7の右前方に内設し鉛直方向に延在した略コの字形
の商品搬送ガイドAである。11はハウジング7の右後
方に内設した商品搬送ガイドA10と同様の商品搬送ガ
イドBである。商品搬送ガイド10と商品搬送ガイド1
1は、その下端をハウジング7の下端と同面に設けられ
ている。12は商品収納コラム6に備えられ、駆動モー
ター8が回動開始した後の停止位置を検知する停止検知
装置である。13は商品収納コラム6の直下に配置され
商品収納コラム6から送出された商品3を受け止める鋼
板製の底壁aである。14は底壁a13の前方中央に設
けられ商品3を庫内から庫外へ導く開口部である。15
は各商品収納コラム6から送出された商品3を底壁a1
3の上を滑らして開口部14に移送する庫内搬送装置で
ある。16は庫内搬送装置15に備えられた前後に移動
する前後押し部材である。前後押し部材16は販売待機
時に底壁a13の最後部に待機している。17は庫内搬
送装置15に備えられた左右に移動する左右押し部材で
ある。左右押し部材17は各々販売待機時に自販機本体
1の各側面寄りに待機している。18は開口部14下部
に設けられ庫内と庫外の間仕切りをするシャッター装置
である。19はシャッター装置18に備えられ左右に移
動することで庫内を開放・閉鎖し、開口部14より少し
大きいスライドドアーである。スライドドアー19は販
売待機時にシャッター装置18の最左側(開口部14の
直下)に待機して庫内を閉鎖している。20は商品3を
載置して搬送する開口部14より少し小さい受渡しトレ
ーである。受渡しトレー20は販売待機時にスライドド
アー19直下の販売口5の位置で待機している。21は
商品3を受渡しトレー20に載置して上下方向に移動す
ることにより庫内から庫外へ搬送する庫外搬送装置であ
る。22は庫外搬送装置21に備えられ受渡しトレー2
0を着脱自在に載置し直線運動と曲線運動により上下に
移動するトレー載置部である。23は庫外搬送装置21
に備えられ、受渡しトレイ19の最上位置を検知する最
上位置検知装置である。24は収納庫2の右下に設けら
れた食品加工用の電子レンジである。25は自動販売機
本体1の左側面に対向するように、且つ左開きに開閉す
るように設けられた電子レンジ24のレンジドアーであ
る。レンジドアー25は販売待機時は閉扉されている。
26はレンジドアー25の内壁に設けた受渡しトレー2
0を着脱自在に載置するトレーラックである。トレー載
置部22は開口部14の位置と、販売口5の位置と、ト
レーラック26との間で受渡しトレーを上下に移動す
る。27は販売口5の位置で受渡しトレー20上の商品
3を販売口5に押し出すデリバリープッシャー装置であ
る。28はデリバリープッシャー装置27に備えられた
前後方向に往復運動する押片である。押片28は販売待
機時に最後側に待機している。29は停止検知装置1
2、最上位置検知装置23、その他の各搬送装置に備え
られた各検知装置の検知信号を基に商品収納コラム6を
初めとする各搬送装置の動作制御及び、貨幣判別、商品
選択判別、表示制御等の自動販売機全体を制御する制御
装置である。
る。2は前面に開口を有する収納庫である。3は容器材
質がプラスチック製で収納庫2内に収納され冷凍温度帯
で保存される販売対象の商品である。4は硬貨投入口及
び選択ボタン等を配設した外扉である。5は外扉4の中
央下部に設けた商品3を取り出すための販売口である。
6は収納庫2に内設され下面に商品送出用の開口を形成
した商品収納コラムである。商品収納コラム6は外扉4
から見て前後に2列配置され、外扉4側に相当する前列
には4個、後列には5個、合計9個設けられている。7
は商品収納コラム6の外殻をなす箱体状のハウジングで
ある。8は商品収納コラム6に備えられた商品送出機構
の駆動モーターである。9は駆動モーター8に連結され
螺旋辺間に商品を充填され、商品送出指令に基ずく駆動
モーター8の駆動により、所定回動して最下位の商品を
順次1個ずつ送出するスパイラルである。10はハウジ
ング7の右前方に内設し鉛直方向に延在した略コの字形
の商品搬送ガイドAである。11はハウジング7の右後
方に内設した商品搬送ガイドA10と同様の商品搬送ガ
イドBである。商品搬送ガイド10と商品搬送ガイド1
1は、その下端をハウジング7の下端と同面に設けられ
ている。12は商品収納コラム6に備えられ、駆動モー
ター8が回動開始した後の停止位置を検知する停止検知
装置である。13は商品収納コラム6の直下に配置され
商品収納コラム6から送出された商品3を受け止める鋼
板製の底壁aである。14は底壁a13の前方中央に設
けられ商品3を庫内から庫外へ導く開口部である。15
は各商品収納コラム6から送出された商品3を底壁a1
3の上を滑らして開口部14に移送する庫内搬送装置で
ある。16は庫内搬送装置15に備えられた前後に移動
する前後押し部材である。前後押し部材16は販売待機
時に底壁a13の最後部に待機している。17は庫内搬
送装置15に備えられた左右に移動する左右押し部材で
ある。左右押し部材17は各々販売待機時に自販機本体
1の各側面寄りに待機している。18は開口部14下部
に設けられ庫内と庫外の間仕切りをするシャッター装置
である。19はシャッター装置18に備えられ左右に移
動することで庫内を開放・閉鎖し、開口部14より少し
大きいスライドドアーである。スライドドアー19は販
売待機時にシャッター装置18の最左側(開口部14の
直下)に待機して庫内を閉鎖している。20は商品3を
載置して搬送する開口部14より少し小さい受渡しトレ
ーである。受渡しトレー20は販売待機時にスライドド
アー19直下の販売口5の位置で待機している。21は
商品3を受渡しトレー20に載置して上下方向に移動す
ることにより庫内から庫外へ搬送する庫外搬送装置であ
る。22は庫外搬送装置21に備えられ受渡しトレー2
0を着脱自在に載置し直線運動と曲線運動により上下に
移動するトレー載置部である。23は庫外搬送装置21
に備えられ、受渡しトレイ19の最上位置を検知する最
上位置検知装置である。24は収納庫2の右下に設けら
れた食品加工用の電子レンジである。25は自動販売機
本体1の左側面に対向するように、且つ左開きに開閉す
るように設けられた電子レンジ24のレンジドアーであ
る。レンジドアー25は販売待機時は閉扉されている。
26はレンジドアー25の内壁に設けた受渡しトレー2
0を着脱自在に載置するトレーラックである。トレー載
置部22は開口部14の位置と、販売口5の位置と、ト
レーラック26との間で受渡しトレーを上下に移動す
る。27は販売口5の位置で受渡しトレー20上の商品
3を販売口5に押し出すデリバリープッシャー装置であ
る。28はデリバリープッシャー装置27に備えられた
前後方向に往復運動する押片である。押片28は販売待
機時に最後側に待機している。29は停止検知装置1
2、最上位置検知装置23、その他の各搬送装置に備え
られた各検知装置の検知信号を基に商品収納コラム6を
初めとする各搬送装置の動作制御及び、貨幣判別、商品
選択判別、表示制御等の自動販売機全体を制御する制御
装置である。
【0006】以上のように構成された自動販売機の商品
搬出装置について、以下その動作を説明する。
搬出装置について、以下その動作を説明する。
【0007】まず、商品3が外扉4に配設した選択ボタ
ンを押すことにより選択される(ステップ1)と、商品
選択信号が制御装置29に出力され制御装置29により
駆動モーター8を回動開始させ商品3を底壁a13の上
面に送出する(ステップ2)。また、ステップ2の開始
と同時にスライドドアー19を開扉開始し、スライドド
アー19の開扉終了信号が制御装置29に出力されると
制御装置29によりスライドドアー19の動作を停止さ
せる。この時、スライドドアー19はシャッター装置1
8の最右側に待機して庫内を開放している。更に、ステ
ップ2の開始と同時にレンジドアー25を開扉開始し、
レンジドアー25の開扉終了信号が制御装置29に出力
されると制御装置29によりレンジドアー25の動作を
停止させる(ステップ3)。次にスライドドアー19の
開扉終了信号が制御装置29に出力されると制御装置2
9により庫外搬送装置21の作動を開始させて受渡しト
レー20が上昇を開始し、最上位置検知装置23が作動
してその検知信号が制御装置29に出力されると制御装
置29により庫外搬送装置21を停止させて受渡しトレ
ー20を開口部14近傍に停止させる(ステップ4)。
尚、受渡しトレー20が最上位置に到達する以前に停止
検知装置12が作動してその検知信号が制御装置29に
出力されると制御装置29により駆動モーター8を停止
させる(ステップ2)。次に最上位置検知装置23が作
動してその検知信号が制御装置29に出力されると、制
御装置29により前後押し部材16を前方に移動開始さ
せて、ステップ2で底壁a13上に送出された商品3を
底壁a13上を滑らせて前方に移動開始し、前後押し部
材16の前停止信号が制御装置29に出力されると、制
御装置29により前後押し部材16を最前部に停止させ
る。また、前後押し部材16の前停止信号が制御装置2
9に出力されると、制御装置29により各左右押し部材
17を開口部14に向けて移動開始させて、前後押し部
材16によって前方に移動した商品3を底壁a13上を
滑らせて開口部14に向けて移動開始し、左右押し部材
17の内側停止信号が制御装置29に出力されると、制
御装置29により左右押し部材17を開口部14近傍に
停止させ、商品3を受渡しトレー20上に移載する。
(ステップ5)。次に左右押し部材17の内側停止信号
が制御装置29に出力されると、制御装置29により庫
外搬送装置21の作動を開始させて受渡しトレー20が
下降を開始する(ステップ6)。次に受渡しトレー20
が下降を開始して販売口5位置の検知信号が制御装置2
9に出力されると制御装置29によりスライドドアー1
9を閉扉開始し、スライドドアー19の閉扉終了信号が
制御装置29に出力されると制御装置29によりスライ
ドドアー19の動作を停止させる。この時、スライドド
アー19はシャッター装置18の最左側に待機して庫内
を閉鎖している(ステップ7)。また、ステップ7の開
始と同時に各左右押し部材17を自販機本体1の各側面
に向けて移動(復帰動作)開始させて、左右押し部材1
7の外側停止信号が制御装置29に出力されると、制御
装置29により左右押し部材17を自販機本体1の各側
面寄りの位置(販売待機位置)に停止させる。更に、左
右押し部材17の外側停止信号が制御装置29に出力さ
れると、制御装置29により前後押し部材16を後方に
移動(復帰動作)開始させて、前後押し部材16の後停
止信号が制御装置29に出力されると、制御装置29に
より前後押し部材16を最後部(販売待機位置)に停止
させる(ステップ8)。ステップ7で販売口5位置を通
過した受渡しトレー20は更に下降を継続し、商品3を
載置したままトレーラック26の位置でトレー載置部2
2から脱出しトレーラック26に移載され、トレー載置
部22は更に下降を継続して最下停止位置信号が制御装
置29に出力されると制御装置29により庫外搬送装置
21を停止させてトレー載置部22をレンジドアー25
の開閉域下方に停止させる(ステップ6)。次にトレー
載置部22の最下停止位置信号が制御装置29に出力さ
れると制御装置29によりレンジドアー25を閉扉開始
し、レンジドアー25の閉扉終了信号が制御装置29に
出力されると制御装置29によりレンジドアー25の動
作を停止させ、レンジドアー25は閉扉を完了すると共
に受渡しトレー20上に載置されている商品3を電子レ
ンジ24内に搬入する。レンジドアー25の閉扉終了信
号が制御装置29に出力されると制御装置29により電
子レンジ24に商品3の加熱調理を開始させ、所定の加
熱時間が経過すると電子レンジ24は加熱を停止する
(ステップ9)。次に所定加熱時間の経過信号が制御装
置29に出力されると制御装置29によりレンジドアー
25を開扉開始し、レンジドアー25の開扉終了信号が
制御装置29に出力されると制御装置29によりレンジ
ドアー25の動作を停止させ、レンジドアー25は開扉
を完了すると共に受渡しトレー20上に載置されている
調理済みの商品3を電子レンジ24外に搬出する(ステ
ップ10)。次にレンジドアー25の開扉終了信号が制
御装置29に出力されると制御装置29により庫外搬送
装置21の作動を開始させてトレー載置部22を上昇開
始し、トレーラック26に載置されている受渡しトレー
20は調理済みの商品3を載置したままトレーラック2
6から脱出しトレー載置部22に移載され、そのまま上
昇を継続して販売口5位置の検知信号が制御装置29に
出力されると制御装置29により庫外搬送装置21を停
止させて受渡しトレー20を販売口5位置に停止させる
(ステップ11)。最後に販売口5位置の検知信号が制
御装置29に出力されると制御装置29により押片28
を前方に移動開始させて、受渡しトレー20上に載置さ
れた調理済みの商品3を受渡しトレー20上を滑らせて
前方に移動開始し、押片28の前停止信号が制御装置2
9に出力されると、制御装置29により押片28を最前
部に停止させ、調理済みの商品3を販売口5に搬出す
る。また、同時に販売口5位置の検知信号が制御装置2
9に出力されると制御装置29によりレンジドアー25
を閉扉開始し、レンジドアー25の閉扉終了信号が制御
装置29に出力されると制御装置29によりレンジドア
ー25の動作を停止させ、レンジドアー25は閉扉を完
了する(ステップ12)。
ンを押すことにより選択される(ステップ1)と、商品
選択信号が制御装置29に出力され制御装置29により
駆動モーター8を回動開始させ商品3を底壁a13の上
面に送出する(ステップ2)。また、ステップ2の開始
と同時にスライドドアー19を開扉開始し、スライドド
アー19の開扉終了信号が制御装置29に出力されると
制御装置29によりスライドドアー19の動作を停止さ
せる。この時、スライドドアー19はシャッター装置1
8の最右側に待機して庫内を開放している。更に、ステ
ップ2の開始と同時にレンジドアー25を開扉開始し、
レンジドアー25の開扉終了信号が制御装置29に出力
されると制御装置29によりレンジドアー25の動作を
停止させる(ステップ3)。次にスライドドアー19の
開扉終了信号が制御装置29に出力されると制御装置2
9により庫外搬送装置21の作動を開始させて受渡しト
レー20が上昇を開始し、最上位置検知装置23が作動
してその検知信号が制御装置29に出力されると制御装
置29により庫外搬送装置21を停止させて受渡しトレ
ー20を開口部14近傍に停止させる(ステップ4)。
尚、受渡しトレー20が最上位置に到達する以前に停止
検知装置12が作動してその検知信号が制御装置29に
出力されると制御装置29により駆動モーター8を停止
させる(ステップ2)。次に最上位置検知装置23が作
動してその検知信号が制御装置29に出力されると、制
御装置29により前後押し部材16を前方に移動開始さ
せて、ステップ2で底壁a13上に送出された商品3を
底壁a13上を滑らせて前方に移動開始し、前後押し部
材16の前停止信号が制御装置29に出力されると、制
御装置29により前後押し部材16を最前部に停止させ
る。また、前後押し部材16の前停止信号が制御装置2
9に出力されると、制御装置29により各左右押し部材
17を開口部14に向けて移動開始させて、前後押し部
材16によって前方に移動した商品3を底壁a13上を
滑らせて開口部14に向けて移動開始し、左右押し部材
17の内側停止信号が制御装置29に出力されると、制
御装置29により左右押し部材17を開口部14近傍に
停止させ、商品3を受渡しトレー20上に移載する。
(ステップ5)。次に左右押し部材17の内側停止信号
が制御装置29に出力されると、制御装置29により庫
外搬送装置21の作動を開始させて受渡しトレー20が
下降を開始する(ステップ6)。次に受渡しトレー20
が下降を開始して販売口5位置の検知信号が制御装置2
9に出力されると制御装置29によりスライドドアー1
9を閉扉開始し、スライドドアー19の閉扉終了信号が
制御装置29に出力されると制御装置29によりスライ
ドドアー19の動作を停止させる。この時、スライドド
アー19はシャッター装置18の最左側に待機して庫内
を閉鎖している(ステップ7)。また、ステップ7の開
始と同時に各左右押し部材17を自販機本体1の各側面
に向けて移動(復帰動作)開始させて、左右押し部材1
7の外側停止信号が制御装置29に出力されると、制御
装置29により左右押し部材17を自販機本体1の各側
面寄りの位置(販売待機位置)に停止させる。更に、左
右押し部材17の外側停止信号が制御装置29に出力さ
れると、制御装置29により前後押し部材16を後方に
移動(復帰動作)開始させて、前後押し部材16の後停
止信号が制御装置29に出力されると、制御装置29に
より前後押し部材16を最後部(販売待機位置)に停止
させる(ステップ8)。ステップ7で販売口5位置を通
過した受渡しトレー20は更に下降を継続し、商品3を
載置したままトレーラック26の位置でトレー載置部2
2から脱出しトレーラック26に移載され、トレー載置
部22は更に下降を継続して最下停止位置信号が制御装
置29に出力されると制御装置29により庫外搬送装置
21を停止させてトレー載置部22をレンジドアー25
の開閉域下方に停止させる(ステップ6)。次にトレー
載置部22の最下停止位置信号が制御装置29に出力さ
れると制御装置29によりレンジドアー25を閉扉開始
し、レンジドアー25の閉扉終了信号が制御装置29に
出力されると制御装置29によりレンジドアー25の動
作を停止させ、レンジドアー25は閉扉を完了すると共
に受渡しトレー20上に載置されている商品3を電子レ
ンジ24内に搬入する。レンジドアー25の閉扉終了信
号が制御装置29に出力されると制御装置29により電
子レンジ24に商品3の加熱調理を開始させ、所定の加
熱時間が経過すると電子レンジ24は加熱を停止する
(ステップ9)。次に所定加熱時間の経過信号が制御装
置29に出力されると制御装置29によりレンジドアー
25を開扉開始し、レンジドアー25の開扉終了信号が
制御装置29に出力されると制御装置29によりレンジ
ドアー25の動作を停止させ、レンジドアー25は開扉
を完了すると共に受渡しトレー20上に載置されている
調理済みの商品3を電子レンジ24外に搬出する(ステ
ップ10)。次にレンジドアー25の開扉終了信号が制
御装置29に出力されると制御装置29により庫外搬送
装置21の作動を開始させてトレー載置部22を上昇開
始し、トレーラック26に載置されている受渡しトレー
20は調理済みの商品3を載置したままトレーラック2
6から脱出しトレー載置部22に移載され、そのまま上
昇を継続して販売口5位置の検知信号が制御装置29に
出力されると制御装置29により庫外搬送装置21を停
止させて受渡しトレー20を販売口5位置に停止させる
(ステップ11)。最後に販売口5位置の検知信号が制
御装置29に出力されると制御装置29により押片28
を前方に移動開始させて、受渡しトレー20上に載置さ
れた調理済みの商品3を受渡しトレー20上を滑らせて
前方に移動開始し、押片28の前停止信号が制御装置2
9に出力されると、制御装置29により押片28を最前
部に停止させ、調理済みの商品3を販売口5に搬出す
る。また、同時に販売口5位置の検知信号が制御装置2
9に出力されると制御装置29によりレンジドアー25
を閉扉開始し、レンジドアー25の閉扉終了信号が制御
装置29に出力されると制御装置29によりレンジドア
ー25の動作を停止させ、レンジドアー25は閉扉を完
了する(ステップ12)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成は、底壁a13が鋼板製であるため、容器材質
が従来のプラスチック製と異なる紙製の商品3等を販売
した場合紙自体の摩擦係数が大きく、紙製容器は吸水し
易いので給水すると更に摩擦係数が大きくなり、また、
底壁a13上の氷霜が底壁a13の上面に固着し易いた
め、商品3は底壁a13上での滑りが悪くなり、スパイ
ラル9の下端から底壁a13上に送出されるとき底壁a
13上に完全に落ちきらずハウジング7の内面に寄り掛
かり、その状態で前後押し部材16が前方に移動すると
商品3が詰まるという欠点があった。
来の構成は、底壁a13が鋼板製であるため、容器材質
が従来のプラスチック製と異なる紙製の商品3等を販売
した場合紙自体の摩擦係数が大きく、紙製容器は吸水し
易いので給水すると更に摩擦係数が大きくなり、また、
底壁a13上の氷霜が底壁a13の上面に固着し易いた
め、商品3は底壁a13上での滑りが悪くなり、スパイ
ラル9の下端から底壁a13上に送出されるとき底壁a
13上に完全に落ちきらずハウジング7の内面に寄り掛
かり、その状態で前後押し部材16が前方に移動すると
商品3が詰まるという欠点があった。
【0009】本発明は従来の課題を解決するもので、た
とえ商品の容器材質が紙製等の摩擦係数が大きく吸水し
易いものであっても、底壁a上の氷霜が底壁aの上面に
固着し難くし、商品がスパイラルの下端から底壁a上に
送出されるとき商品は底壁a上で容易に滑ることがで
き、ハウジングの内面に寄り掛かることなく確実に底壁
a上に落下させることにより、商品の送出不良を防止で
きる自動販売機の商品搬出装置を提供することを目的と
する。
とえ商品の容器材質が紙製等の摩擦係数が大きく吸水し
易いものであっても、底壁a上の氷霜が底壁aの上面に
固着し難くし、商品がスパイラルの下端から底壁a上に
送出されるとき商品は底壁a上で容易に滑ることがで
き、ハウジングの内面に寄り掛かることなく確実に底壁
a上に落下させることにより、商品の送出不良を防止で
きる自動販売機の商品搬出装置を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明の自動販売機の商品搬出装置は、底壁aの上面に
密着して設けた摩擦係数の小さい薄板部材から構成され
ている。
本発明の自動販売機の商品搬出装置は、底壁aの上面に
密着して設けた摩擦係数の小さい薄板部材から構成され
ている。
【0011】また、薄板部材を高分子ポリエチレンの薄
板にしたものである。また、底壁aの上面にテフロンコ
ートを施したものである。
板にしたものである。また、底壁aの上面にテフロンコ
ートを施したものである。
【0012】
【作用】本発明の自動販売機の商品搬出装置は、底壁a
の上面に密着して摩擦係数の小さい例えば高分子ポリエ
チレンの薄板部材を設けたので、たとえ商品の容器材質
が紙製等の摩擦係数が大きいものであっても、又は吸水
し易いものであっても底壁a上の氷霜が底壁aの上面に
固着し難くし、商品が商品収納コラムの下端から底壁a
上に送出されるとき商品は底壁a上で容易に滑ることが
でき、ハウジングの内面に寄り掛かることなく確実に底
壁a上に落下するので、商品の送出不良を防止すること
となる。
の上面に密着して摩擦係数の小さい例えば高分子ポリエ
チレンの薄板部材を設けたので、たとえ商品の容器材質
が紙製等の摩擦係数が大きいものであっても、又は吸水
し易いものであっても底壁a上の氷霜が底壁aの上面に
固着し難くし、商品が商品収納コラムの下端から底壁a
上に送出されるとき商品は底壁a上で容易に滑ることが
でき、ハウジングの内面に寄り掛かることなく確実に底
壁a上に落下するので、商品の送出不良を防止すること
となる。
【0013】また、底壁aの上面にテフロンコートを施
したので底壁a上面の摩擦係数は小さくなり発水性も良
くなり、たとえ商品の容器材質が紙製等の摩擦係数が大
きいものであっても、底壁a上の氷霜が底壁aの上面に
固着し難くし、商品が商品収納コラムの下端から底壁a
上に送出されるとき商品は底壁a上で容易に滑ることが
でき、ハウジングの内面に寄り掛かることなく確実に底
壁a上に落下するので、商品の送出不良を防止すること
となる。
したので底壁a上面の摩擦係数は小さくなり発水性も良
くなり、たとえ商品の容器材質が紙製等の摩擦係数が大
きいものであっても、底壁a上の氷霜が底壁aの上面に
固着し難くし、商品が商品収納コラムの下端から底壁a
上に送出されるとき商品は底壁a上で容易に滑ることが
でき、ハウジングの内面に寄り掛かることなく確実に底
壁a上に落下するので、商品の送出不良を防止すること
となる。
【0014】
【実施例】以下、本発明による自動販売機の商品搬出装
置の第1の実施例について、図面を参照しながら説明す
る。なお、従来と同一構成については、同一符号を付し
て詳細な説明を省略する。
置の第1の実施例について、図面を参照しながら説明す
る。なお、従来と同一構成については、同一符号を付し
て詳細な説明を省略する。
【0015】図1は、本発明の第1の実施例による自動
販売機の商品搬出装置の一部破断縦断側面図である。
販売機の商品搬出装置の一部破断縦断側面図である。
【0016】図1において、1は自動販売機本体、2は
収納庫、3は容器材質が紙製の商品、4は外扉、5は販
売口、6は商品収納コラム、7はハウジング、8は駆動
モーター、9はスパイラル、10は商品搬送ガイドA、
11は商品搬送ガイドB、12は停止検知装置、13は
底壁a、14は開口部、15は庫内搬送装置、16は前
後押し部材、17は左右押し部材、18はシャッター装
置、19はスライドドアー、20は受渡しトレー、21
は庫外搬送装置、22はトレー載置部、23は最上位置
検知装置、24は電子レンジ、25はレンジドアー、2
6はトレーラック、27はデリバリープッシャー装置、
28は押片、29は制御装置で図6の構成と同じもので
ある。30は底壁a13の上面に密着して設けた摩擦係
数の小さい薄板部材である。薄板部材としては、例えば
高分子ポリエチレンの薄板が使用でき、特に高分子ポリ
エチレンの薄板は摩擦係数が小さく樹脂材料なので腐食
しない点から好ましい。
収納庫、3は容器材質が紙製の商品、4は外扉、5は販
売口、6は商品収納コラム、7はハウジング、8は駆動
モーター、9はスパイラル、10は商品搬送ガイドA、
11は商品搬送ガイドB、12は停止検知装置、13は
底壁a、14は開口部、15は庫内搬送装置、16は前
後押し部材、17は左右押し部材、18はシャッター装
置、19はスライドドアー、20は受渡しトレー、21
は庫外搬送装置、22はトレー載置部、23は最上位置
検知装置、24は電子レンジ、25はレンジドアー、2
6はトレーラック、27はデリバリープッシャー装置、
28は押片、29は制御装置で図6の構成と同じもので
ある。30は底壁a13の上面に密着して設けた摩擦係
数の小さい薄板部材である。薄板部材としては、例えば
高分子ポリエチレンの薄板が使用でき、特に高分子ポリ
エチレンの薄板は摩擦係数が小さく樹脂材料なので腐食
しない点から好ましい。
【0017】以上のように構成された自動販売機の商品
搬出装置について、以下その動作を説明する。
搬出装置について、以下その動作を説明する。
【0018】まず、商品3が外扉4に配設した選択ボタ
ンを押すことにより選択される(ステップ1)と、商品
選択信号が制御装置29に出力され制御装置29により
駆動モーター8を回動開始させ商品3を底壁a13上の
薄板部材30上面に送出する(ステップ2)。最上位置
検知装置23が作動してその検知信号が制御装置29に
出力されると、制御装置29により前後押し部材16を
前方に移動開始させて、ステップ2で底壁a13上の薄
板部材30上面に送出された商品3を底壁a13上の薄
板部材30上面を滑らせて前方に移動開始し、前後押し
部材16の前停止信号が制御装置29に出力されると、
制御装置29により前後押し部材16を最前部に停止さ
せる。また、前後押し部材16の前停止信号が制御装置
29に出力されると、制御装置29により各左右押し部
材17を開口部14に向けて移動開始させて、前後押し
部材16によって前方に移動した商品3を底壁a13上
の薄板部材30上面を滑らせて開口部14に向けて移動
開始し、左右押し部材17の内側停止信号が制御装置2
9に出力されると、制御装置29により左右押し部材1
7を開口部14近傍に停止させ、商品3を受渡しトレー
20上に移載する。(ステップ5)。
ンを押すことにより選択される(ステップ1)と、商品
選択信号が制御装置29に出力され制御装置29により
駆動モーター8を回動開始させ商品3を底壁a13上の
薄板部材30上面に送出する(ステップ2)。最上位置
検知装置23が作動してその検知信号が制御装置29に
出力されると、制御装置29により前後押し部材16を
前方に移動開始させて、ステップ2で底壁a13上の薄
板部材30上面に送出された商品3を底壁a13上の薄
板部材30上面を滑らせて前方に移動開始し、前後押し
部材16の前停止信号が制御装置29に出力されると、
制御装置29により前後押し部材16を最前部に停止さ
せる。また、前後押し部材16の前停止信号が制御装置
29に出力されると、制御装置29により各左右押し部
材17を開口部14に向けて移動開始させて、前後押し
部材16によって前方に移動した商品3を底壁a13上
の薄板部材30上面を滑らせて開口部14に向けて移動
開始し、左右押し部材17の内側停止信号が制御装置2
9に出力されると、制御装置29により左右押し部材1
7を開口部14近傍に停止させ、商品3を受渡しトレー
20上に移載する。(ステップ5)。
【0019】以上のように本実施例の自動販売機の商品
搬出装置は、底壁a13の上面に密着して設けた摩擦係
数の小さい例えば高分子ポリエチレン等の薄板部材30
から構成されているので、たとえ商品3の容器材質が紙
製等の摩擦係数が大きいものであっても、底壁a13上
の薄板部材30上面の氷霜が薄板部材30上面に固着し
難くなり、商品3が商品収納コラム6の下端から底壁a
13上に送出されるとき商品3は底壁a13上の薄板部
材30上面で容易に滑ることができ、ハウジング7の内
面に寄り掛かることなく確実に底壁a13上に落下する
ので、商品の送出不良を防止することができる。そし
て、商品3の容器材質が紙製のものでも販売できるので
従来販売されていたプラスチック製の容器よりも廃棄物
の処理が容易に行えるため、環境保護に多大な貢献を果
たすことができる。さらに、摩擦係数の大きい容器材質
の商品3も販売できるため、販売商品の汎用化を果たす
ことができる。
搬出装置は、底壁a13の上面に密着して設けた摩擦係
数の小さい例えば高分子ポリエチレン等の薄板部材30
から構成されているので、たとえ商品3の容器材質が紙
製等の摩擦係数が大きいものであっても、底壁a13上
の薄板部材30上面の氷霜が薄板部材30上面に固着し
難くなり、商品3が商品収納コラム6の下端から底壁a
13上に送出されるとき商品3は底壁a13上の薄板部
材30上面で容易に滑ることができ、ハウジング7の内
面に寄り掛かることなく確実に底壁a13上に落下する
ので、商品の送出不良を防止することができる。そし
て、商品3の容器材質が紙製のものでも販売できるので
従来販売されていたプラスチック製の容器よりも廃棄物
の処理が容易に行えるため、環境保護に多大な貢献を果
たすことができる。さらに、摩擦係数の大きい容器材質
の商品3も販売できるため、販売商品の汎用化を果たす
ことができる。
【0020】次に、本発明による自動販売機の商品搬出
装置の第2の実施例について、図面を参照しながら説明
する。なお、第1の実施例と同一構成については、同一
符号を付して詳細な説明は省略する。
装置の第2の実施例について、図面を参照しながら説明
する。なお、第1の実施例と同一構成については、同一
符号を付して詳細な説明は省略する。
【0021】図2は、本発明の第2の実施例による自動
販売機の商品搬出装置の商品収納コラム下部の部分縦断
側面図である。
販売機の商品搬出装置の商品収納コラム下部の部分縦断
側面図である。
【0022】図2において、1は自動販売機本体、2は
収納庫、3は容器材質が紙製の商品、4は外扉、5は販
売口、6は商品収納コラム、7はハウジング、8は駆動
モーター、9はスパイラル、10は商品搬送ガイドA、
11は商品搬送ガイドB、12は停止検知装置、14は
開口部、15は庫内搬送装置、16は前後押し部材、1
7は左右押し部材、18はシャッター装置、19はスラ
イドドアー、20は受渡しトレー、21は庫外搬送装
置、22はトレー載置部、23は最上位置検知装置、2
4は電子レンジ、25はレンジドアー、26はトレーラ
ック、27はデリバリープッシャー装置、28は押片、
29は制御装置で図6の構成と同じものである。31は
商品収納コラム6の直下に配置され商品収納コラム6か
ら送出された商品3を受け止める上面にテフロンコート
を施された底壁bである。
収納庫、3は容器材質が紙製の商品、4は外扉、5は販
売口、6は商品収納コラム、7はハウジング、8は駆動
モーター、9はスパイラル、10は商品搬送ガイドA、
11は商品搬送ガイドB、12は停止検知装置、14は
開口部、15は庫内搬送装置、16は前後押し部材、1
7は左右押し部材、18はシャッター装置、19はスラ
イドドアー、20は受渡しトレー、21は庫外搬送装
置、22はトレー載置部、23は最上位置検知装置、2
4は電子レンジ、25はレンジドアー、26はトレーラ
ック、27はデリバリープッシャー装置、28は押片、
29は制御装置で図6の構成と同じものである。31は
商品収納コラム6の直下に配置され商品収納コラム6か
ら送出された商品3を受け止める上面にテフロンコート
を施された底壁bである。
【0023】以上のように構成された自動販売機の商品
搬出装置について、以下その動作を説明する。
搬出装置について、以下その動作を説明する。
【0024】まず、商品3が外扉4に配設した選択ボタ
ンを押すことにより選択される(ステップ1)と、商品
選択信号が制御装置29に出力され制御装置29により
駆動モーター8を回動開始させ商品3を底壁b31の上
面に送出する(ステップ2)。最上位置検知装置23が
作動してその検知信号が制御装置29に出力されると、
制御装置29により前後押し部材16を前方に移動開始
させて、ステップ2で底壁b31上に送出された商品3
を底壁b31上を滑らせて前方に移動開始し、前後押し
部材16の前停止信号が制御装置29に出力されると、
制御装置29により前後押し部材16を最前部に停止さ
せる。また、前後押し部材16の前停止信号が制御装置
29に出力されると、制御装置29により各左右押し部
材17を開口部14に向けて移動開始させて、前後押し
部材16によって前方に移動した商品3を底壁b31上
を滑らせて開口部14に向けて移動開始し、左右押し部
材17の内側停止信号が制御装置29に出力されると、
制御装置29により左右押し部材17を開口部14近傍
に停止させ、商品3を受渡しトレー20上に移載する。
(ステップ5)。
ンを押すことにより選択される(ステップ1)と、商品
選択信号が制御装置29に出力され制御装置29により
駆動モーター8を回動開始させ商品3を底壁b31の上
面に送出する(ステップ2)。最上位置検知装置23が
作動してその検知信号が制御装置29に出力されると、
制御装置29により前後押し部材16を前方に移動開始
させて、ステップ2で底壁b31上に送出された商品3
を底壁b31上を滑らせて前方に移動開始し、前後押し
部材16の前停止信号が制御装置29に出力されると、
制御装置29により前後押し部材16を最前部に停止さ
せる。また、前後押し部材16の前停止信号が制御装置
29に出力されると、制御装置29により各左右押し部
材17を開口部14に向けて移動開始させて、前後押し
部材16によって前方に移動した商品3を底壁b31上
を滑らせて開口部14に向けて移動開始し、左右押し部
材17の内側停止信号が制御装置29に出力されると、
制御装置29により左右押し部材17を開口部14近傍
に停止させ、商品3を受渡しトレー20上に移載する。
(ステップ5)。
【0025】以上のように本実施例の自動販売機の商品
搬出装置は、上面にテフロンコートを施した底壁b31
から構成されているので、底壁b31上面の摩擦係数は
小さくなり発水性も良くなり、たとえ商品3の容器材質
が紙製等の摩擦係数が大きいものであっても、底壁b3
1上の氷霜が底壁b31の上面に固着し難くなり、商品
3が商品収納コラム6の下端から底壁b31上に送出さ
れるとき商品3は底壁b31上で容易に滑ることがで
き、ハウジング7の内面に寄り掛かることなく確実に底
壁b31上に落下するので、商品3の送出不良を防止す
ることができる。そして、商品3の容器材質が紙製のも
のでも販売できるので従来販売されていたプラスチック
製の容器よりも廃棄物の処理が容易に行えるため、環境
保護に多大な貢献を果たすことができる。さらに、摩擦
係数の大きい容器材質の商品3も販売できるため、販売
商品の汎用化を果たすことができる。
搬出装置は、上面にテフロンコートを施した底壁b31
から構成されているので、底壁b31上面の摩擦係数は
小さくなり発水性も良くなり、たとえ商品3の容器材質
が紙製等の摩擦係数が大きいものであっても、底壁b3
1上の氷霜が底壁b31の上面に固着し難くなり、商品
3が商品収納コラム6の下端から底壁b31上に送出さ
れるとき商品3は底壁b31上で容易に滑ることがで
き、ハウジング7の内面に寄り掛かることなく確実に底
壁b31上に落下するので、商品3の送出不良を防止す
ることができる。そして、商品3の容器材質が紙製のも
のでも販売できるので従来販売されていたプラスチック
製の容器よりも廃棄物の処理が容易に行えるため、環境
保護に多大な貢献を果たすことができる。さらに、摩擦
係数の大きい容器材質の商品3も販売できるため、販売
商品の汎用化を果たすことができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、底壁aの
上面に密着して設けた摩擦係数の小さい例えば高分子ポ
リエチレンの薄板部材から自動販売機の商品搬出装置を
構成するので、たとえ商品の容器材質が紙製等の摩擦係
数が大きいものであっても、底壁a上の薄板部材上面の
氷霜が薄板部材上面に固着し難くなり、商品が商品収納
コラムの下端から底壁a上に送出されるとき商品は底壁
a上で容易に滑ることができ、ハウジングの内面に寄り
掛かることなく確実に底壁a上に落下するので、商品の
送出不良を防止することができる。そして、商品の容器
材質が紙製のものでも販売できるので従来販売されてい
たプラスチック製の容器よりも廃棄物の処理が容易に行
えるため、環境保護に多大な貢献を果たすことができ
る。さらに、摩擦係数の大きい容器材質の商品も販売で
きるため、販売商品の汎用化を果たすことができる。
上面に密着して設けた摩擦係数の小さい例えば高分子ポ
リエチレンの薄板部材から自動販売機の商品搬出装置を
構成するので、たとえ商品の容器材質が紙製等の摩擦係
数が大きいものであっても、底壁a上の薄板部材上面の
氷霜が薄板部材上面に固着し難くなり、商品が商品収納
コラムの下端から底壁a上に送出されるとき商品は底壁
a上で容易に滑ることができ、ハウジングの内面に寄り
掛かることなく確実に底壁a上に落下するので、商品の
送出不良を防止することができる。そして、商品の容器
材質が紙製のものでも販売できるので従来販売されてい
たプラスチック製の容器よりも廃棄物の処理が容易に行
えるため、環境保護に多大な貢献を果たすことができ
る。さらに、摩擦係数の大きい容器材質の商品も販売で
きるため、販売商品の汎用化を果たすことができる。
【0027】また、上面にテフロンコートを施した底壁
bから自動販売機の商品搬出装置を構成するので、底壁
b上面の摩擦係数は小さくなり発水性も良くなり、たと
え商品の容器材質が紙製等の摩擦係数が大きいもの又は
吸水し易いものであっても、底壁b上の氷霜が底壁bの
上面に固着し難くなり、商品が商品収納コラムの下端か
ら底壁b上に送出されるとき商品は底壁b上で容易に滑
ることができ、ハウジングの内面に寄り掛かることなく
確実に底壁b上に落下するので、商品の送出不良を防止
することができる。そして、商品の容器材質が紙製のも
のでも販売できるので従来販売されていたプラスチック
製の容器よりも廃棄物の処理が容易に行えるため、環境
保護に多大な貢献を果たすことができる。さらに、摩擦
係数の大きい容器材質の商品も販売できるため、販売商
品の汎用化を果たすことができる。
bから自動販売機の商品搬出装置を構成するので、底壁
b上面の摩擦係数は小さくなり発水性も良くなり、たと
え商品の容器材質が紙製等の摩擦係数が大きいもの又は
吸水し易いものであっても、底壁b上の氷霜が底壁bの
上面に固着し難くなり、商品が商品収納コラムの下端か
ら底壁b上に送出されるとき商品は底壁b上で容易に滑
ることができ、ハウジングの内面に寄り掛かることなく
確実に底壁b上に落下するので、商品の送出不良を防止
することができる。そして、商品の容器材質が紙製のも
のでも販売できるので従来販売されていたプラスチック
製の容器よりも廃棄物の処理が容易に行えるため、環境
保護に多大な貢献を果たすことができる。さらに、摩擦
係数の大きい容器材質の商品も販売できるため、販売商
品の汎用化を果たすことができる。
【図1】本発明による自動販売機の商品搬出装置の第1
の実施例の一部破断縦断側面図
の実施例の一部破断縦断側面図
【図2】本発明による自動販売機の商品搬出装置の第2
の実施例の商品収納コラム下部の部分縦断側面図
の実施例の商品収納コラム下部の部分縦断側面図
【図3】従来の自動販売機の商品搬出装置の一部破断縦
断側面図
断側面図
2 収納庫 6 商品収納コラム 13 底壁a 14 開口部 15 庫内搬送装置 30 薄板部材 31 底壁b
Claims (3)
- 【請求項1】 本体収納庫内に容器材質が紙製等の摩擦
係数が大きい又は吸水し易い収納商品を下端から送出す
る商品収納コラムと、前記商品収納コラムの直下に配置
し前記商品収納コラムの下端から送出された商品を受け
止める底壁と、前記底壁の上面に密着して設けた摩擦係
数の小さい薄板部材と、前記底壁の一部に設けられ商品
を庫内から庫外へ導く開口部と、前記薄板部材上の商品
を前記開口部に移送する庫内搬送装置とからなる自動販
売機の商品搬出装置。 - 【請求項2】 薄板部材は高分子ポリエチレンの薄板で
ある請求項1記載の自動販売機の商品搬出装置。 - 【請求項3】 本体収納庫内に容器材質が紙製等の摩擦
係数が大きい又は吸水し易い収納商品を下端から送出す
る商品収納コラムと、前記商品収納コラムの直下に配置
し上面にテフロンコートを施され、前記商品収納コラム
の下端から送出された商品を受け止める底壁と、前記底
壁の一部に設けられ商品を庫内から庫外へ導く開口部
と、前記底壁上の商品を前記開口部に移送する庫内搬送
装置とからなる自動販売機の商品搬出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7710694A JPH07282331A (ja) | 1994-04-15 | 1994-04-15 | 自動販売機の商品搬出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7710694A JPH07282331A (ja) | 1994-04-15 | 1994-04-15 | 自動販売機の商品搬出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07282331A true JPH07282331A (ja) | 1995-10-27 |
Family
ID=13624536
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7710694A Pending JPH07282331A (ja) | 1994-04-15 | 1994-04-15 | 自動販売機の商品搬出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07282331A (ja) |
-
1994
- 1994-04-15 JP JP7710694A patent/JPH07282331A/ja active Pending
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