JPH07281961A - メモリ故障検出装置及び計算機 - Google Patents

メモリ故障検出装置及び計算機

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JPH07281961A
JPH07281961A JP6070942A JP7094294A JPH07281961A JP H07281961 A JPH07281961 A JP H07281961A JP 6070942 A JP6070942 A JP 6070942A JP 7094294 A JP7094294 A JP 7094294A JP H07281961 A JPH07281961 A JP H07281961A
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JP
Japan
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address
bit error
memory
failure
error
Prior art date
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Application number
JP6070942A
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English (en)
Inventor
Masaharu Matsuoka
正晴 松岡
Yasuo Sanbe
靖夫 三部
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N T T DATA TSUSHIN KK
NTT Data Corp
Original Assignee
N T T DATA TSUSHIN KK
NTT Data Communications Systems Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プロセッサに無用な故障割込を発生させず、
しかも偶発的原因による1ビット誤りの重なりをメモリ
故障であると誤判断することなく、高い確度でメモリの
故障を検出し得るメモリ故障検出装置を提供する。 【構成】 メモリ4の1ビット誤りの発生時に生成され
る誤り訂正符号回路5からの1ビット誤り信号の受信を
契機に起動する。1ビット誤りアドレスレジスタは前回
1ビット誤りのあったアドレスを格納するものであり、
比較器13は現アドレスが前回の誤りと同一アドレスか
否かを判定するものである。アドレスの一致性が確認さ
れたときは、タイマ14がタイムアップしているか否か
を故障判定回路15が判定し、タイムアップ前であると
きはアドレス故障の可能性が高いので、プロセッサに対
する割込信号を発行する。それ以外は無処置とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理装置(計算
機)のメモリの故障を検出する装置に関し、特に、1ビ
ット誤り発生時に当該ビットの訂正を行なう誤り訂正符
号回路を有する計算機における、メモリ故障検出技術に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プロセッサ(CPU)のアクセス
対象となるメモリにおいて1ビット誤りを発生したと
き、誤り訂正符号回路によって自動的にこれを訂正する
計算機が知られている。この種の誤り訂正符号回路付き
メモリを有する計算機にあっては、誤りの訂正を行なう
と同時に、誤り訂正符号回路が1ビット誤り信号を生成
し、これをプロセッサに通知することで誤りの発生を検
出していた。すなわち、1ビット誤りの発生がメモリI
C故障によるものか、その他の偶発的原因(ノイズ等)
によるものかに拘らず、1ビット誤り発生時、検出対象
となるメモリへのアクセス毎に割込みを発生し、ソフト
ウェアで1ビット誤りが発生したアドレス等の統計情報
の取得を行なう等により対処していた。このように、対
象となるメモリへのアクセス毎にこれらの処理を行なう
ため、計算機の処理能力は相対的に低下せざるを得な
い。
【0003】一方、上記処理能力の低下を避けるために
は、1ビット誤りの発生時にその訂正は行なうが、プロ
セッサへの通知は行なわないことが考えられる。しか
し、このような1ビット誤り信号を無視する方法では、
メモリIC故障による1ビット誤り発生後、さらに他の
偶発またはメモリ故障によるビット誤りの発生でシステ
ム全体が停止することになり、システム自体の信頼性が
低くなる。
【0004】このような問題は、1ビット誤りがメモリ
の故障によるものか、偶発によるものかを判断しないで
対処していたために起っていたものである。これに対し
て、1ビット誤りが発生したときに、そのアドレスの誤
り発生検出ビットを読み出し、同一アドレスで2回以上
1ビット誤りが発生した場合に、これをプロセッサない
しオペレータに通知する技術が提供されている(特開平
5−134938号公報参照)。この技術は、同一アド
レスで2回以上1ビット誤りが発生したことにより、近
似的にハードエラーが発生した可能性があることを前提
とするものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術は、いずれもどの位の時間間隔で同一アドレスの1
ビット誤りが発生したかについて配慮していない。すな
わち、1ビット誤りが2回以上発生した当該同一のアド
レスについて、どれだけの時間間隔でノイズ等の偶発に
よる1ビット誤りが発生するか、または当該アドレスの
読み出し頻度などに応じて、2ビット誤りに致る可能性
があるか等の諸要因は考慮されない。
【0006】本発明は、従来技術が配慮していなかった
同一アドレスでの1ビット誤り発生の時間間隔に着目
し、またアドレスレジスタの制御技術を活用すること
で、プロセッサ性能の相対的低下を防止し、しかも偶発
的原因による1ビット誤りの重なりをメモリ故障である
と誤判断することなく、高い確度でメモリの故障を検出
することができるメモリ故障検出装置及びこのメモリ故
障検出装置を備えた計算機を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明が提供するメモリ
故障検出装置は、故障割込処理を行うプロセッサと、該
プロセッサのアクセス対象となるメモリとを備えた計算
機に設けられ、前記メモリにおける1ビット誤りの検出
対象時間を設定するタイマと、前記1ビット誤りの発生
及びその発生アドレスの検出を行う誤り検出手段と、検
出した1ビット誤りの発生アドレスを格納する第一のア
ドレスレジスタと、前記1ビット誤りの発生時にその発
生アドレスと前記アドレスレジスタに格納されたアドレ
スとの一致性を判定する第一の比較器と、該判定の結果
アドレスの一致が確認されたときに前記検出対象時間が
経過しているか否かを判定し前記検出時間の経過前のと
きは前記プロセッサに対する割込信号を発行するととも
に前記検出時間経過後のときは前記タイマを再起動させ
る故障判定手段と、を有することを特徴とする。
【0008】本発明が提供する他の構成のメモリ故障検
出装置は、前記第一の比較器でその一致が確認されたア
ドレスを格納する第二のアドレスレジスタと、該第二の
アドレスレジスタに格納されたアドレスと次の1ビット
誤りの発生アドレスとの一致性を判定する第二の比較器
とを有し、前記故障判定手段は、前記第二の比較器にお
けるアドレス一致を確認したときは前記割込信号の発行
を阻止する構成であることを特徴とする。
【0009】また、本発明が提供する計算機は、上記い
ずれかの構成のメモリ故障検出装置を備えた計算機であ
って、前記メモリ故障検出装置が前記1ビット誤り検出
時に前記割込信号を発行しないときに当該ビットの訂正
を行なう誤り訂正符号回路を有することを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明のメモリ故障検出装置では、例えばプロ
セッサの処理速度を考慮した検出対象時間をタイマに設
定し、タイムアップ後はその旨を表す信号を出力するよ
うにしておく。また、第一及び第二のアドレスレジスタ
は、動作開始時には初期状態にあるものとする。この状
態でメモリにおいて1ビット誤りが発生すると、誤り検
出手段が、該1ビット誤り発生の事実及びその発生アド
レスを検出する。検出された1ビット誤りの発生アドレ
スは、第一のアドレスレジスタに格納される。1ビット
誤りが再度発生すると、第一の比較器は、このときの1
ビット誤り発生アドレスと第一のアドレスレジスタに格
納された既存のアドレスとの一致性を判定し、一致する
ときはその旨を故障判定手段に通知する。
【0011】故障判定手段は、アドレス一致の通知を受
けた時点においてタイマからタイムアップ情報を受信し
ていないときは、メモリ故障の可能性があるとして割込
信号をプロセッサに対して発行する。これによりプロセ
ッサは故障割込処理を行う。第二のアドレスレジスタに
当該アドレスを格納しておく。他方、上記アドレス一致
の通知を受けた時点でタイマからタイムアップ情報を受
信していたとき、あるいは第一の比較器による判定結果
がアドレス不一致のときは、偶発的な誤りであるから割
込信号の発行を行わない。また、次の1ビット誤り発生
時にそのときの発生アドレスと第二のアドレスレジスタ
に格納されたアドレスとの一致性判定を第二の比較器で
行い、アドレス一致のときは既にプロセッサに割込信号
を発行済みであることを意味するので、このときも割込
信号の発行を行わない。
【0012】上記メモリ故障検出装置と誤り訂正符号回
路とを備えた計算機にあっては、プロセッサのアクセス
対象となるメモリについて1ビット誤りが発生してもメ
モリ故障検出装置から割込信号が発行しないときは、誤
り訂正符号回路が当該誤りを訂正するので、偶発的な誤
りや既に故障検出が行われた場合にはプロセッサに割込
が発生せず、処理能力の低下が防止される。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。 (第一実施例)図1は、本発明の第一実施例に係る計算
機の要部構成図であり、メモリ故障検出装置周辺の接続
構成を示すものである。図中、1はメモリ故障検出装
置、3はプロセッサ(CPU)、4は故障検出対象であ
り、且つプロセッサ3のアクセス対象となるメモリ、5
はメモリ4における1ビット誤りを検出するとともにこ
れを訂正する誤り訂正符号回路、6はアドレスバスであ
る。
【0014】上記構成の計算機において、プロセッサ3
がメモリ4に対してメモリ読出要求と読出アドレスとを
通知すると、メモリ4は、該当アドレスのデータを誤り
符号訂正回路5に転送する。ここで、読出データが1ビ
ット誤っていた場合、誤り訂正符号回路5はこれを検出
して1ビット誤り信号をメモリ故障検出装置1に通知す
る。メモリ故障検出装置1は、この1ビット誤りがメモ
リ故障によるものか、あるいは偶発によるものかを後述
の処理により判定し、メモリ故障と判定したときはプロ
セッサ3に対して割込信号を通知して故障割込を発生さ
せる。他方、偶発によるものと判定したときは1ビット
誤りを無視する。これにより誤り訂正符号回路5が自主
的に1ビット誤りの訂正を行い、プロセッサ3に読出デ
ータを転送する。
【0015】次に、本実施例のメモリ故障検出装置1の
動作をより詳細に説明する。このメモリ故障検出装置1
の構成は図2に示すとおりであり、アドレスレジスタ制
御回路11と、1ビット誤りアドレスレジスタ(第一の
アドレスレジスタ)12と、比較器(第一の比較器)1
3と、タイマ14と、故障判定回路15とを有して成
る。タイマ14は、予め故障検出のための時間が設定さ
れ、タイムアップの前後でそれぞれ異なる信号を出力す
るように構成されている。この設定時間は任意で良く、
例えばプロセッサの処理速度を考慮した時間が選定され
る。
【0016】1ビット誤りレジスタ12には、初期状態
として未使用のアドレスが与えられている。ここに初期
状態とは、例えばメモリ故障検出装置1を初めて使用す
る場合、あるいは電源立上げ後のメモリ初期化ルーチン
により初期化される場合等が該当する。アドレスレジス
タ制御回路11は、後述の故障判定回路15の出力に基
づいてタイマ14の起動、リセット、及び再起動を制御
するとともに、上述の誤り訂正符号回路5からの1ビッ
ト誤り信号受信時にそのときのアドレスを1ビット誤り
アドレスレジスタ12に格納するものである。比較器1
3は、アドレスバス6から直接入力する現アドレスと1
ビット誤りアドレスレジスタ12内に格納されたアドレ
スとを比較するものである。その比較結果は、故障判定
回路15及びアドレスレジスタ制御回路11に通知され
る。故障判定回路15は、比較器13の出力とタイマ1
4の出力とに基づいてメモリ故障か偶発的な誤りかを判
定し、メモリ故障と判定したときはプロセッサ3にプロ
セッサ通知信号を発行する。それ以外のときは偶発的な
誤りと判定し、1ビット誤りを無視する。
【0017】次に、本実施例においてメモリ故障が検出
されるまでの動作について、図3のフローチャートをも
参照して説明する。誤り訂正符号回路5は、1ビット誤
りを検出すると1ビット誤り信号を生成する。メモリ故
障検出装置1はこの1ビット誤り信号のアドレスレジス
タ制御回路11での受信(ステップ(以下、S)31)
を契機に作動する。このとき、比較器13は現アドレス
と1ビット誤りアドレスレジスタ12内のアドレスとを
比較してその一致性を判定する(S32)。初期状態の
ときは1ビット誤りアドレスレジスタ12内には該当ア
ドレスが格納されていないので、アドレスレジスタ制御
回路11は、現アドレスを該レジスタ12に書き込むよ
うに制御する(S33)。初期状態でない場合であって
もアドレスが不一致のときは、アドレスレジスタ制御回
路21は、同様に現アドレスを1ビット誤りアドレスレ
ジスタ12に書き込むように制御する。書込後は次の1
ビット誤り信号の受信に備える。
【0018】他方、S32においてアドレスが一致する
ときは、同一アドレスで2度の1ビット誤りがあったこ
とを示すので、タイマ14の出力値を参照しタイムアッ
プ前か否かを判定する(S34)。タイムアップ後であ
るときは、1ビット誤りアドレスレジスタ12に現アド
レスを書き込むとともに(S35)、タイマをリセット
(再起動)し、次の1ビット誤り信号の受信に備える。
他方、S34においてタイムアップ前であることが検出
されたときは、設定時間内に同一アドレスで2回の1ビ
ット誤りが発生したことを示すので、プロセッサ通知信
号を発行する(S37)。以後、1ビット誤りが発生す
る度に、同様の動作を繰り返す。
【0019】このように、第一実施例によれば、メモリ
故障(特定のアドレス異常)と判定された場合のみプロ
セッサ3に対して割込信号が発行され、それ以外は誤り
訂正符号回路5が自主的に誤りを訂正するので、計算機
の処理能力の低下が防止され、且つ偶発的な誤りとの区
別が容易になる。
【0020】(第二実施例)次に、本発明の第二実施例
を図4及び図5を参照して説明する。図4は、この実施
例のメモリ故障検出装置2の構成を示すブロック図であ
る。図中、第一実施例と同一機能の部品については同一
符号を付してその説明を省略する。この実施例の特徴
は、故障アドレスレジスタ(第二のアドレスレジスタ)
22を設け、上記第一実施例において設定時間内に2回
同一アドレスの1ビット誤り信号を検出したときに当該
アドレスは故障であると判定してそのアドレスを格納し
ておく。また、比較器(第二の比較器)23を設け、1
ビット誤り信号を受信したときの現アドレスと上記故障
アドレスレジスタ22内のアドレスとの一致性を判定し
てその結果を故障判定回路25に送信する。アドレスレ
ジスタ制御回路21には、この故障アドレスレジスタ2
2の制御機能を付加してある。
【0021】この実施例におけるメモリ故障が検出され
るまでの動作を図5のフローチャートをも参照して説明
する。アドレスレジスタ制御回路21が1ビット誤り信
号を受信すると(S51)、比較器23は、1ビット誤
りが発生した現アドレスと故障アドレスレジスタ22に
格納されたアドレスとの一致性を判定し(S52)、そ
の結果を故障判定回路25に通知する。ここで現アドレ
スが故障アドレスレジスタ22に格納されているいずれ
かのアドレスと同一であるときは既に割込信号が発行さ
れていることを意味するので、再度の割込信号の発行を
行わず、処理を終える。
【0022】一方、比較の結果、アドレスが同一でない
場合は、少なくともその時点ではプロセッサ3に対する
割込信号は発行されていないので、現アドレスと1ビッ
ト誤りアドレスレジスタ12に格納されたアドレスとの
一致性が比較器23により判定される。1ビット誤りレ
ジスタ12は前回1ビット誤りが発生したアドレスが格
納されているものであり、第一実施例の場合と同様に機
能する。以下、第一実施例同様、タイマ15による時間
経過の判定(S55)、1ビット誤りレジスタ12への
アドレスの書込(S56)及びタイマのリセット(S5
7)が行なわれ、処理を終える。
【0023】この実施例においては、1ビット誤りが発
生した現アドレスが、故障アドレスレジスタ22に格納
されたアドレスと一致せず(S52)、且つ1ビット誤
りレジスタ12に格納されているアドレスと一致し(S
53)、タイマ15による設定時間が経過していない場
合(S55)のみ、プロセッサ3への割込信号の発行を
行なう(S59)。このとき、故障アドレスレジスタ2
2に、現アドレスを書き込むが、既に書き込まれている
故障アドレスは、更新されるのではなく、新たに現アド
レスが書き加えられる(S58)。
【0024】このように、第二実施例によれば、既に故
障と判定されたアドレスについての1ビット誤りについ
ては割込信号を発行しないので、計算機の処理能力の低
下防止が徹底される。
【0025】なお、本発明は、上記各実施例に限定され
るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲での実施態
様の変更が可能である。例えば1ビット誤りレジスタ1
2及び故障アドレスレジスタ22に格納されるアドレス
を順次書き加えていき、タイマ15において所定の時間
経過後に順次消去していくものとしてよい。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のメモリ故障検出装置は、タイマを設け、このタイマに
設定した検出対象時間内に同一アドレスで2回の1ビッ
ト誤りを検出したときのみプロセッサに対して割込信号
を発行し、故障割込処理を行わせる構成なので、計算機
の処理能力を低下させず、しかも偶発的原因による1ビ
ット誤りの重なりをメモリ故障であると誤判断すること
なく、高い確度でメモリ故障を検出することができる効
果がある。これにより、従来、1ビット誤りが発生する
毎に割込みを発生させ、ソフトウェアで統計情報を取得
することにより計算機全体の処理の増加を招いていた問
題点を解消することができる。
【0027】また、故障と判定されたアドレスを格納し
ておき、1ビット誤りが発生したときに現アドレスと上
記格納されたアドレスとが同一アドレスのときはタイマ
の設定時間の如何を問わず割込信号を発行させない構成
としたので、故障アドレスと同一のアドレスに対する1
ビット誤りについて再度割込信号が発行されることがな
くなるので、計算機の処理速度を維持したまま、新たな
アドレスの故障検出が可能になる効果がある。これによ
り計算機全体の信頼性保持が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る計算機の要部構成図で
あり、メモリ故障検出装置周辺の接続構成例を示す。
【図2】本発明の第一実施例に係るメモリ故障検出装置
の構成図。
【図3】第一実施例においてメモリ故障検出が行われる
までの処理手順を示すフローチャート。
【図4】本発明の第二実施例に係るメモリ故障検出装置
の構成図。
【図5】第二実施例においてメモリ故障検出が行われる
までの処理手順を示すフローチャート。
【符号の説明】
1,2 メモリ故障検出装置 11,21 アドレスレジスタ制御回路 12 1ビット誤りアドレスレジスタ(第一のアド
レスレジスタ) 22 故障アドレスレジスタ(第二のアドレスレジ
スタ) 13,23 比較器(第一,第二の比較器) 14 タイマ 15,25 故障判定回路 3 故障割込処理を行うプロセッサ 4 プロセッサのアクセス対象であり且つ故障検
出対象となるメモリ 5 誤り符号訂正回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 故障割込処理を行うプロセッサと、該プ
    ロセッサのアクセス対象となるメモリとを備えた計算機
    に設けられるメモリ故障検出装置において、 前記メモリにおける1ビット誤りの検出対象時間を設定
    するタイマと、前記1ビット誤りの発生及びその発生ア
    ドレスの検出を行う誤り検出手段と、検出した前記1ビ
    ット誤りの発生アドレスを格納する第一のアドレスレジ
    スタと、前記1ビット誤りの発生時にその発生アドレス
    と前記アドレスレジスタに格納されたアドレスとの一致
    性を判定する第一の比較器と、該判定の結果アドレスの
    一致が確認されたときに前記検出対象時間が経過してい
    るか否かを判定し、前記検出時間の経過前のときは前記
    プロセッサに対する割込信号を発行するとともに前記検
    出時間経過後のときは前記タイマを再起動させる故障判
    定手段と、を有することを特徴とするメモリ故障検出装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のメモリ故障検出装置にお
    いて、 前記第一の比較器でその一致が確認されたアドレスを格
    納する第二のアドレスレジスタと、該第二のアドレスレ
    ジスタに格納されたアドレスと次の1ビット誤りの発生
    アドレスとの一致性を判定する第二の比較器とを有し、
    前記故障判定手段は、前記第二の比較器におけるアドレ
    ス一致を確認したときは前記割込信号の発行を阻止する
    構成であることを特徴とするメモリ故障検出装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のメモリ故障検出装
    置を備えた計算機であって、前記メモリ故障検出装置が
    前記1ビット誤り検出時に前記割込信号を発行しないと
    きに当該ビットの訂正を行なう誤り訂正符号回路を有す
    ることを特徴とする計算機。
JP6070942A 1994-04-08 1994-04-08 メモリ故障検出装置及び計算機 Pending JPH07281961A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014083811A1 (ja) * 2012-11-30 2014-06-05 学校法人中央大学 半導体記憶装置およびその制御方法

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