JPH07281730A - 配電系統操作支援装置 - Google Patents

配電系統操作支援装置

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JPH07281730A
JPH07281730A JP6073041A JP7304194A JPH07281730A JP H07281730 A JPH07281730 A JP H07281730A JP 6073041 A JP6073041 A JP 6073041A JP 7304194 A JP7304194 A JP 7304194A JP H07281730 A JPH07281730 A JP H07281730A
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JP6073041A
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Inventor
Yumiko Kosakata
由美子 小坂田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 系統運用に不慣れな操作員に対して操作を支
援し、系統運用に支援が生じない配電系統自動運用装置
を提供すること。 【構成】 配電系統自動運用装置は、つぎの手段・ファ
イルにより構成されている。即ち、操作員の要求・その
他に従って装置自体が提供する機能を実行し、その実行
が終了すると進行状況監視手段に対して操作の終了を通
知する操作実行手段と、前記進行状況監視手段によって
更新される進行状況情報ファイルと、任意の操作の途中
で操作員から操作支援要求があるとこれを受付て、出力
手段に対して操作支援情報ファイルに記憶されている支
援情報の出力を要求する受付手段とから構成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は配電系統の運用を支援す
るための配電系統操作支援装置に関する。
【0002】
【従来の技術】配電系統自動運用装置を用いて配電系統
の監視、制御を行う場合、装置に対してさまざまな操作
を実行する。そして、その操作方法は装置取扱説明書や
装置機能説明書等に記載してあり、操作員はその説明書
を参照しながら装置を運用している。
【0003】また、「ガイドメッセージ」をCRTなど
に表示して操作員の操作支援をしていたが、メッセージ
として提供できる情報には制限があるため、すべての操
作を誤りなく実施するためには、ガイドメッセージのみ
でなく、取扱説明書などを参照しながら進める必要があ
った。
【0004】一方、配電系統の運用は昼夜を分かたず実
施されるものであるため、配電系統自動運用装置の操作
員は交代で業務にあたる。装置の運転を専任で行ってい
る操作員は、装置の多岐にわたる操作内容を熟知してい
るが、夜間などは操作内容や操作の順序を熟知した営業
所内に専任の操作員がいない場合がある。このような場
合には、装置の運転が滞り、配電系統の運用に支障を来
たす惧れがあった。
【0005】図14は従来の配電系統自動運用装置1a
を示す図である。従来装置1aは配電系統運用の機能実
行手段A、操作支援情報出力手段Bと操作支援情報ファ
イルCとを有している。操作員が一連の操作を行う場
合、操作支援情報出力手段Bは、ある定められたタイミ
ングで操作支援情報から定められた操作支援情報(ガイ
ドメッセージ)を取り出し、画面情報や音声情報Dとし
て出力する。操作員は、出力された支援情報に従って操
作を進めていく。
【0006】図15は、従来装置が操作支援情報Cを出力
する方法を流れ図で示したものであり、ステップS15
1で画面を表示し、次のステップS152でガイドメッ
セージを表示する。そしてその次のステップS153で
操作員からの入力を受付ける処理を行う。配電系統運用
装置が行う処理は、通常ある順序に従っている。従来装
置では操作支援情報出力手段Bが操作支援情報Cを出力
する処理は、上述したステップのように配電系統運用装
置1aの一連の処理の一部となっていた。従って、操作
員が任意のタイミングで必要な情報を参照することはで
きなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来技
術では、装置の運転方法は取扱説明書で提供され、配電
系統自動運用装置は、操作員に対する操作支援を「ガイ
ドメッセージ」の形で提供しているにすぎなかった。操
作員は、操作方法がわからなくなる都度、取扱説明書を
検索するかガイドメッセージから次の操作を知るよりな
かった。しかし、ガイドメッセージで提供できる情報量
には限界があり、装置の動きを熟知していない操作員に
対しては充分な支援とはいえなかった。
【0008】また、操作支援情報の出力が一連の処理の
一部となっていたため、操作員が任意のタイミングで必
要な情報を参照することができなかった。本発明は上記
課題を解決するためになされたものであり、装置の運用
に不慣れな操作員に対して操作を支援し、系統運用に支
障が生じない配電系統自動運用装置を提供することを目
的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の構成を示
す図である。図において、配電系統自動運用装置1は、
つぎの2〜7の手段・ファイルにより構成されている。
即ち、操作員の要求・その他に従って装置1自体が提供
する機能を実行し、その実行が終了すると進行状況監視
手段3に対して操作の終了を通知する操作実行手段2
と、進行状況監視手段3によって更新される進行状況情
報ファイル4と、任意の操作の途中で操作員から操作支
援要求があるとこれを受付て、出力手段6に対して支援
情報記憶ファイル7に記憶されている支援情報の出力を
要求する受付手段5とから構成されている。
【0010】
【作用】配電系統自動運用装置1は、処理の進行を常時
監視して状態を記憶しているので、操作員が支援情報を
必要としたときに、その任意のタイミングで現在の進行
状況を支援情報として出力し、操作員が次に行うべき動
作を知らせることができるため、系統運用の操作を適切
に支援することができる。
【0011】
【実施例】以下、図2以降の図面を参照して本発明も実
施例について説明する。図2は本発明の一実施例を示す
構成図である。図において、1は配電系統自動運用装置
であり、電子計算機で構成され、つぎの2〜7の機能実
現手段やファイルにより構成されている。先ず2は操作
実行手段であり、マンマシン・インターフェスMMIを
介して操作員Mからの支援情報の出力要求を入力した
り、あるいは遠方監視制御装置SVCを介して配電系統
設備等監視制御対象20からの情報を入力することによっ
て装置1自体が提供する監視・制御・操作支援等多種多
様の機能を実行すると共に、予め定められた処理ステッ
プが終了する都度、進行状況監視手段3に対して操作の
終了を通知する。この進行状況監視手段3は操作実行手
段2から操作の終了の通知を受ける都度、進行状況情報
ファイル4の内容を更新する。5は操作支援要求受付手
段であり、操作員が次に行うべき操作を知りたいとき
や、その業務の全体の流れを知りたいときなどに、この
受付手段5に操作支援要求を入力すると、出力手段6に
対して支援情報の出力要求指令を通知する。すると出力
手段6は進行状況監視手段3に対して現在の進行状況を
問合わせる。進行状況監視手段3は進行状況情報ファイ
ル4から現在状態の情報を取り出して出力手段6に通知
する。この出力手段6はこの通知を受けると操作支援情
報ファイル7に記憶されている支援情報の中から現在状
態に対応する支援情報を取り出し、画面表示装置、音声
出力装置あるいは印字装置等の出力装置8に通知する。
これにより出力装置8はこの支援情報を画面表示したり
音声で出力したりあるいは印字したり若しくはこれらを
組み合わせて出力する。
【0012】なお、マン・マシン・インターフェースM
MIと出力装置8とはマルチ画面のCRT表示装置を利
用することによって一体化することもできる。便宜上本
発明では、これらマン・マシン・インターフェース、出
力装置および遠方監視制御装置SVC等を総称して入出
力装置と呼ぶ。
【0013】次に、監視手段3が操作の進行状況を監視
する方法について例をあげて説明する。運用装置1を用
いて行う配電系統の運用には、配電系統構成機器の個別
操作、系統設備の工事前系統切替を行う作業計画操作、
運用装置1の持つ設備情報を実設備の変更に合わせて更
新する設備メンテナンス、配電系統に事故が発生したと
きの復旧操作を行う事故時操作、同じく過負荷状態を解
消するための過負荷解消操作、運用装置1内に保持して
いる情報を印字出力する情報検索などがある。ここで
は、作業計画操作を実行中に操作支援要求を行った場合
を例にして説明する。
【0014】図3は、作業計画操作を実施するときの操
作員の行う操作の例を示す流れ図である。作業計画操作
においては、先ず、作業件名を設定し(ステップS3
1)、停電予定区間以外の区間が停電しないように系統
を切り替える操作手順を作成し(ステップS32)、工
事終了後の切戻し操作手順を作成する(ステップS3
3)。手順作成が終了した段階で、手順実行後の系統を
チェックし(ステップS34)、系統状態に矛盾がなけ
れば、作成した手順を予定に沿って実行する(ステップ
S35)。
【0015】このうち、ステップS31の作業件名設定
について、操作員Mが行うオペレーションに着目した流
れ図の例を図4に示す。まず、表示中の配電系統図から
停電予定区間を選択し(ステップS311)、次に切替
開始時刻を入力(ステップS312)し、切戻し開始時
刻を入力(ステップS313)し、停電予定時間を入力
する(ステップS314)。入力が終了すると、設定し
た情報に矛盾がないことをチェックする(ステップS3
15)。
【0016】これらのステップS311〜S315はそ
れぞれ対応する実行手段2によって実行される。実行手
段2は、各ステップが終了する都度、監視手段3に操作
の終了を通知するように構成されている。通知を受ける
と、監視手段3はその都度進行状況情報4を更新する。
【0017】図5に、操作員Mが運用装置1に操作支援
情報の出力を要求してから運用装置1が支援情報を出力
するまでの処理の流れを示す。実行手段2は、各ステッ
プの処理が終了する都度、監視手段3に処理終了を通知
する(S51)、処理終了の通知を受けると、その都度
監視手段3は進行状況情報ファイル4の内容を更新する
(S52)。一連の処理を行っている間は、運用装置1
は、処理ステップS51とS52を繰り返す。この時に
操作員Mから運用装置1に対してマンマシン・インター
フェスを介して支援情報の出力要求があると(S5
3)、受付手段5は出力手段6に要求があったことを通
知する(S54)。出力手段6は、監視手段3に現在の
状態を問い合わせる(S55)。監視手段3はステップ
S51において実行手段2からの操作実行(処理)終了
の通知を受けると、出力手段6からの現在状態の問い合
わせがないかどうかを判定し(S511)、問合せがあ
る場合(Y)には、取り出し処理の終了を待ち、その間
ステップS52の進行状況情報ファイル4の更新を受け
付けない(S512)。問合せがない場合(N)、監視
手段3は進行状況情報ファイル4から現在の状態を取り
出し(S56)、出力手段6に通知する(S57)。出
力手段6は支援情報ファイル7から現在の状態に対応す
る情報を取り出し(S58)、出力装置8に出力する
(S59)。
【0018】ここで、進行状況情報ファイル4について
説明する。操作の進行状況によって、装置1内部の状態
は変化する。装置1のとり得る全ての状態は予め定義し
てあり、進行状況情報ファイル4には現在の装置の状態
を表す情報が格納される。
【0019】進行状況情報の例を図6に示す。図6に示
されたA−1,A−2,A−3,B−1…N−1等のコ
ードは、“作業計画=A”“設定画面表示=1”“停電
区間設定=2”“切替開始時刻入力=3”“事故時操作
=B”…等と定義した場合の装置の進行状況を示すもの
である。実行手段2から処理終了の通知を受けると、監
視手段3は現在状態を示すフラグを‘0’にし、次の状
態のフラグを‘1’にする。
【0020】ここで、支援情報の出力例を図7に示す。
図7は、作業計画での支援情報出力例で、作業計画の開
始から終了までのオペレーションをフローチャートで示
した画面である。複数ページにわたる場合は画面上のマ
ーク(△,▽)を指示してスクロールすることによって
前後のオペレーションを知ることができる。図6の例で
は進行状況すなわち現在実行中の処理ステップは処理ブ
ロックを強調表示(例えば反転表示またはフリッカ表
示、色替え表示)する事によって明示できる。
【0021】以上のように上記実施例によれば、支援情
報として業務全体のながれを保持し、処理の進行を常時
監視して状態を記憶しておくことによって、操作員が支
援情報を必要としたときに、現在の進行状況を支援情報
として出力することができる。これによって操作員は次
に行うべき動作などを知ることができるため、系統運用
の操作を適切に支援することができる。
【0022】次に示す図8は、第2の実施例の構成を示
す図であり、図1、図2と同じ部分には同じ符号を付け
る。運用装置1は、実行手段2、監視手段3、進行状況
情報ファイル4および出力手段6、操作支援情報ファイ
ル7を有している。出力手段6には、出力装置8が接続
されている。また、運用装置1は、入力情報受付手段
9、誤入力判定手段10を有している。操作支援情報ファ
イル7は、入力情報テーブル71を有している。
【0023】本実施例において、ある操作を行ったと
き、実行手段2、監視手段3は、前記実施例と同様の方
法で進行状況情報ファイル4を更新する。操作員が運用
装置1に対してマン・マシン・インターフェースMMI
によりキーボード入力や操作卓押しボタン押下等、運用
上必要な何らかの入力を行うと、入力受付手段9(以下
入力手段9)は、誤入力判定手段10(以下判定手段10)
に操作員Mの入力した情報(要求指令)を通知する。判
定手段10は、前記の実施例で出力手段6が問合せたのと
同様の方法で監視手段3に現在の状態を問い合わせ、監
視手段3より通知された状態に対応する入力情報を入力
情報テーブル71より取り出す。判定手段10は、取り出し
た入力情報と、操作員Mの入力した情報との整合性を判
定し、判定結果が良であれば実行手段2に対して処理の
実行を許可する。判定結果が不良であれば、判定手段10
は出力手段6に対して支援情報の出力を要求する。する
と出力手段6は誤った入力情報と正しい入力情報および
双方の相違点を支援情報11として作成し、これを表示装
置8に出力する。ここで出力対象となる支援情報は、あ
らかじめ支援情報ファイル7が有する入力情報テーブル
71のうちの今回入力対象の入力に関する入力位置、入力
コード、入力値の上下限等の条件と、操作員が入力した
内容、および条件と入力値の相違点等である。
【0024】以上のように本実施例によれば、操作員が
入力した情報が正しいかどうかを判定し、それが誤って
いる場合には、誤っていることを通知するだけでなく、
正しい入力情報と、双方の相違点を示すことにより、操
作員に行き届いた操作支援情報を提供することができる
効果がある。
【0025】次に示す図9は、本発明の第3の実施例を
示す図であり、図1,図2と同様の部分には同一の符号
をつける。運用装置1は、実行手段2、監視手段3、進
行状況情報ファイル4、受付手段5、出力手段6、操作
支援情報ファイル7、操作説明書出力手段11を有してい
る。支援情報ファイル7は、操作説明書情報72を有して
いる。操作説明書出力手段11は、印字装置12に接続して
いる。
【0026】本実施例の動作について説明する。ある操
作を行ったとき、実行手段2、監視手段3は、前記実施
例と同様の方法で進行状況情報ファイル4を更新する。
操作説明書を参照する必要が生じ、操作員Mがマン・マ
シン・インターフェースMMIを介して操作説明書の出
力を要求すると、受付手段5は要求指令出力手段6にそ
れを通知する。出力手段6は、前記実施例と同様の方法
で監視手段3に対して現在の状態を要求し、監視手段3
は出力手段6に現在の状態を通知する。出力手段6は、
操作説明書出力手段11に対して出力要求があったことを
通知するとともに現在の状態を通知する。
【0027】ここで操作説明書情報72(以下説明書情報
72)の例を図10に示す。説明書情報72は装置の取扱説明
書のを業務・操作単位に分割し、それぞれの単位を前記
実施例の作用で述べた装置のとり得る全ての状態と対応
づけてテーブルの形で保存している。
【0028】操作説明書出力手段11は、操作説明書情報
72を検索し、操作説明書の、現在の状態に対応する部分
を印字装置12に出力する。なお、出力手段6と操作説明
書出力手段11とは便宜上分けて示したが、一体でも勿
論良い。
【0029】以上のように本実施例によれば、操作説明
書の参照が必要となったとき、操作説明書の出力を要求
すれば、必要な部分を検索して印字装置12に出力するこ
とができる。
【0030】また、その操作に必要な支援情報を印刷物
として出力することによって画面表示などのように一時
的な支援でなく、常に参照可能な支援情報を提供するこ
とができ、操作性の向上をはかることができる。
【0031】次に、本発明の第4の実施例について説明
する。図11は、第4の実施例の構成を示す図であり、図
1、図2と同様の部分については同一の符号をつける。
運用装置1は、実行手段2、監視手段3、進行状況情報
ファイル4、出力手段6、支援情報ファイル7を有して
いる。支援情報ファイル7は、指示項目テーブル73を有
している。出力手段6には、CRT表示装置等の出力装
置8が接続されている。
【0032】次に作用について述べる。ある操作を行っ
たとき、実行手段2、監視手段3は、前記実施例と同様
の方法で進行状況情報ファイル4を更新する。操作員M
が表示装置8に表示した画面を用いて操作を実行してい
るとき、予め決められた操作員の入力や指示が必要な段
階になると自動的に実行手段2は出力手段6に対して指
示項目の出力要求を出す。出力手段6は、前記実施例と
同様の方法で監視手段3に対して現在の状態を要求し、
監視手段3は出力手段6に現在の状態を通知する。
【0033】ここで指示項目テーブル73について説明す
る。指示項目テーブル73は、装置のとり得る全ての状態
に対してその状態で指示可能な項目を定義するテーブル
である。図12に指示項目テーブルの例を示す。図12の例
は、現在状態が「A−2」の時に有効な指示項目は“入
力完了”およびキーボードからの入力のみであり、状態
「A−3」の時には“取消”、“次頁”、“設定”、
“件名リスト”の4つの指示項目のみが有効であること
を示している。
【0034】出力手段6は、指示項目テーブル73から進
行状況に応じた指示項目を取り出し、表示装置8に表示
中の画面に重ねて出力する。図13は、状態「A−2」、
「A−3」の時のある画面の表示状況を示したものであ
る。それぞれの状態では、指示が可能な指示項目のみが
表示されるため、操作員の誤操作を防止することができ
る。
【0035】以上のように本実施例によれば、画面を表
示しながら実行しているときに操作員の指示または入力
が必要な段階になった時、実行手段は自動的に予め決め
られたプログラムに従って次に指示可能な指示項目のみ
を画面に追加表示するようにしたので、不必要な操作、
誤操作となる可能性のある操作を、防止することがで
き、操作性が向上する。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、配電系統
の運用に必要な情報の入出力や運用装置に対する指示を
操作員が行うような配電系統自動運用装置において、装
置の運転に不慣れな操作員が装置を操作する必要が生じ
た場合に、操作員に対して適切な支援情報を与えること
によって、誤操作、手戻りをなくし、より適切に配電系
統を運用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示す図、
【図2】実施例の構成を示す図、
【図3】作業計画業務の処理の流れ図、
【図4】作業件名設定処理の操作の流れ図、
【図5】支援情報出力要求から出力までの処理を示す流
れ図、
【図6】進行状況情報の例を示す図、
【図7】操作支援情報の出力例を示す図、
【図8】他の実施例1の構成を示す図、
【図9】他の実施例2の構成を示す図、
【図10】操作説明書情報の例を示す図、
【図11】他の実施例3の構成を示す図、
【図12】指示項目テーブルの例を示す図、
【図13】必要な指示項目のみを表示した画面の例を示
す図、
【図14】従来装置の構成を示す図、
【図15】従来装置が操作支援情報を出力する処理を示
す図。
【符号の説明】
1…配電系統自動運用装置 2…実行手段 3…監視手段 4…進行状況情報ファイル 5,9…受付手段 6…出力手段 8…出力装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配電系統の現在状態、事故発生状況、系
    統工事の予定、配電系統設備情報等、操作員の要求や外
    部の監視制御対象からの入力情報を入出力装置を介して
    入出力し、配電系統を運用する配電系統自動運用装置に
    おいて、 操作員の要求や外部の監視制御対象からの入力に従って
    装置自体が提供する機能を実行し、かつ予め定められた
    処理ステップが終了するとその都度操作終了の通知を出
    力する操作実行手段と、この操作実行手段からの操作終
    了の通知を入力し、この操作実行手段の進行状況を監視
    する進行状況監視手段と、この進行状況監視手段によっ
    て前記操作実行手段の操作終了の都度更新される進行状
    況情報ファイルと、操作員から操作支援要求があるとこ
    れを入力する操作支援要求受付手段と、この操作支援要
    求受付手段から出力される操作支援要求指令を入力する
    と前記進行状況監視手段に問い合わせて進行状況情報フ
    ァイルに記憶されている進行状況情報の中から現在の進
    行状況情報を取り出し、更にこの現在の進行状況情報に
    対応する支援情報を操作支援情報ファイルから取り出し
    て出力装置に出力する出力手段とから構成された配電系
    統操作支援装置。
  2. 【請求項2】 配電系統の現在状態、事故発生状況、系
    統工事の予定、配電系統設備情報等、操作員の要求や外
    部の監視制御対象からの入力情報を入出力装置を介して
    入出力し、配電系統を運用する配電系統自動運用装置に
    おいて、 操作員の要求、外部の監視制御対象からの入力に従って
    装置自体が提供する機能を実行し、かつ予め定められた
    処理ステップが終了するとその都度操作終了の通知を出
    力する操作実行手段と、この操作実行手段からの操作終
    了の通知を入力し、この操作実行手段の進行状況を監視
    する進行状況監視手段と、この進行状況監視手段によっ
    て前記操作実行手段の操作終了の都度更新される進行状
    況情報ファイルと、操作員から入力情報を受付ける入力
    情報受付手段と、この入力情報受付手段から出力される
    入力情報指令を入力すると進行状況監視手段に問い合わ
    せて進行状況情報ファイルに記憶されている進行状況情
    報の中から現在の進行状況情報を取り出し、更にこの現
    在の進行状況情報に対応する入力情報を入力情報テーブ
    ルから取り出し、この取り出した入力情報と前記操作員
    の入力した情報との整合性を判定し、判定結果が良であ
    れば前記実行手段に前記操作員からの入力情報に基づく
    処理の実行を許可し、判定結果が不良であれば支援情報
    の出力を要求する誤入力判定手段と、この誤入力判定手
    段からの要求を受けて誤った入力情報と正しい入力情報
    および双方の相違点を支援情報として作成し出力装置に
    出力する出力手段とから構成された配電系統操作支援装
    置。
  3. 【請求項3】 配電系統の現在状態、事故発生状況、系
    統工事の予定、配電系統設備情報等、操作員の要求や外
    部の監視制御対象からの入力情報を入出力装置を介して
    入出力し、配電系統を運用する配電系統自動運用装置に
    おいて、 操作員の要求、外部の監視制御対象からの入力に従って
    装置自体が提供する機能を実行し、かつ予め定められた
    処理ステップが終了するとその都度操作終了の通知を出
    力する操作実行手段と、この操作実行手段からの操作の
    終了の通知を入力し、この操作実行手段の進行状況を監
    視する進行状況監視手段と、この進行状況監視手段によ
    って前記操作実行手段の操作終了の都度更新される進行
    状況情報ファイルと、操作員から操作支援要求があると
    これを受付る操作支援要求受付手段と、この操作支援要
    求受付手段から出力される操作支援要求指令を入力する
    と進行状況監視手段に問い合わせて進行状況情報ファイ
    ルに記憶されている進行状況情報の中から現在の進行状
    況情報を取り出し、更にこの現在の進行状況情報に対応
    する操作説明書情報を操作支援情報ファイルから取り出
    して出力装置に出力する手段とから構成された配電系統
    操作支援装置。
  4. 【請求項4】 配電系統の現在状態、事故発生状況、系
    統工事の予定、配電系統設備情報等、操作員の要求や外
    部の監視制御対象からの入力情報を入出力装置を介して
    入出力し、配電系統を運用する配電系統自動運用装置に
    おいて、 操作員の要求、外部の監視制御対象からの入力に従って
    装置自体が提供する機能を実行し、かつ予め定められた
    処理ステップが終了するとその都度操作終了の通知を出
    力する操作実行手段と、この操作実行手段からの操作の
    終了の通知を入力し、この操作実行手段の進行状況を監
    視する進行状況監視手段と、この進行状況監視手段によ
    って前記操作実行手段の操作終了の都度更新される進行
    状況情報ファイルと、前記操作実行手段による操作が操
    作員の入力や指示を必要とする予定の段階になると、前
    記進行状況監視手段に問い合わせて進行状況情報ファイ
    ルに記憶されている進行状況情報の中から現在の進行状
    況情報を取り出し、更にこの現在の進行状況に対応する
    指示項目を指示項目テーブルから取り出して出力装置に
    出力する出力手段とから構成された配電系統操作支援装
    置。
  5. 【請求項5】 出力装置が画面表示装置であることを特
    徴とする請求項1、請求項2、請求項3および請求項4
    に記載の配電系統操作支援装置。
  6. 【請求項6】 出力装置が音声出力装置であることを特
    徴とする請求項1、請求項2、請求項3および請求項4
    に記載の配電系統操作支援装置。
  7. 【請求項7】 出力装置が印字装置であることを特徴と
    する請求項1、請求項2、請求項3および請求項4に記
    載の配電系統操作支援装置。
JP6073041A 1994-04-12 1994-04-12 配電系統操作支援装置 Pending JPH07281730A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6073041A JPH07281730A (ja) 1994-04-12 1994-04-12 配電系統操作支援装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10336872A (ja) * 1997-06-02 1998-12-18 Mitsubishi Electric Corp 保護制御装置

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JPH10336872A (ja) * 1997-06-02 1998-12-18 Mitsubishi Electric Corp 保護制御装置

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