JPH07280886A - 半導体集積回路の評価装置 - Google Patents

半導体集積回路の評価装置

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JPH07280886A
JPH07280886A JP6101840A JP10184094A JPH07280886A JP H07280886 A JPH07280886 A JP H07280886A JP 6101840 A JP6101840 A JP 6101840A JP 10184094 A JP10184094 A JP 10184094A JP H07280886 A JPH07280886 A JP H07280886A
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evaluation
integrated circuit
circuit
evaluated
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JP6101840A
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Yuji Sakai
祐二 酒井
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 不良半導体集積回路を、効率良く分別する手
段を提供する。 【構成】 基板上に設置された複数の被評価用半導体集
積回路と、基板上に設置された被評価用半導体集積回路
と対応関係にある評価用回路と、対応する被評価用半導
体集積回路と評価用回路を結合して評価用の情報を被評
価用半導体集積回路との間でやりとりする接続手段と、
評価用の情報を制御する制御回路とから構成される半導
体集積回路の評価装置を用いて不良半導体集積回路を分
別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路の評価
装置に関し、さらに詳しくは不良半導体集積回路を効率
的に分別するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路は、その回路素子の微細
化が進む中で高集積化の一途を辿っており、それに従っ
て配線の不所望な短絡や断線などに起因してウェーハ工
程における歩留まりは低下する傾向にある。また、組立
若しくはパッケージングなどの後工程においても不良の
発生するおそれがある。したがって、不良半導体集積回
路と正常半導体集積回路とを分別する必要がある。その
ような分別のために利用されているLSIテスタは、テ
ストプログラムなどを保有する記憶装置と、テスタ全体
を制御する中央処理装置、被テストLSIとしての被テ
ストデバイスへのバイアス電圧及びクロックタイミング
などを制御するコントローラ、そして該コントローラの
制御信号によって被テストデバイスに対してテストプロ
グラム通りの電圧及びタイミングを与えるドライバや被
テストデバイスからの信号を比較する比較回路などを備
えたピンエレクトロニクスによって構成されるものがあ
る。このようなLSIテスタのテストヘッド上には、被
テストデバイスが搭載されるLSIテストボードが設置
される。例えば、ディジタルテスタは、ディジタルLS
Iの論理的動作をテストする機能を中心に被テストデバ
イスの電流や各端子の入力スレッショルド電圧、入力リ
ーク電流、出力電圧、出力電流などを計測する機能を備
えている。尚、LSIテスタについて記載された文献の
例としては、特開平3−265151号公報がある。ま
た、簡単なテストを行うためには、セルフテスト回路を
オンチップで搭載させることもできる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
LSIテスタを用いるデバイステストにおいては、一緒
にテストできるLSIの数に限界があり、効率良くテス
トを行うには新たな考慮が必要であることを本発明者は
見出した。すなわち、不良半導体集積回路を、容易に、
しかも効率的に短時間で行うことは、半導体集積回路の
正常品の選別をする上で極めて重要とされるが、従来の
不良半導体集積回路の分別時間は充分に短縮化が図られ
ておらず、充分に効率良く行なわれてはいない。また、
メモリに対するような比較的簡単なテストであれば、セ
ルフテスト回路を組み込んで対処することもできるが、
この場合には、テストにのみ用いられるセルフテスト回
路によってチップ面積が増大し、しかもそのセルフテス
ト回路は当該チップだけにしか用いることができず無駄
が多い。
【0004】本発明の目的は、不良半導体集積回路の検
出を、容易に、しかも短時間で行い得る技術を提供する
ことにある。また、本発明の他の目的は、セルフテスト
回路を用いる場合に顕在化する面積的及び回路的な無駄
をなくしてデバイステストを可能にする半導体集積回路
の評価装置を提供することにある。
【0005】本発明の前記並びにその他の目的と新規な
特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるで
あろう。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0007】すなわち、(1)複数の被評価用半導体集
積回路を搭載可能なテスト用基板と、上記被評価用半導
体集積回路をテストをするための複数の評価用回路が設
置された評価用基板と、テスト用基板に搭載された被評
価用半導体集積回路と評価用基板上の評価用回路とを結
合して評価用の情報をやりとりするための接続手段と、
上記被評価用半導体集積回路を並列的に動作制御する制
御回路とを備えて半導体集積回路の評価装置を構成す
る。 (2)上記半導体集積回路の評価装置は、被評価用半導
体集積回路と評価用基板上の評価用回路とを1対1対応
で結合して構成することができる。 (3)上記半導体集積回路の評価装置は、評価用基板上
の評価用回路1個に対して複数の被評価用半導体集積回
路を結合して構成することができる。 また、(4)上記手段において、上記評価用回路は、評
価結果を保持する記憶手段を備えて半導体集積回路化さ
れて半導体集積回路の評価装置を構成することができ
る。 また、(5)上記手段において、上記被評価用半導体集
積回路は、ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ
からなり半導体集積回路の評価装置を構成することがで
きる。
【0008】
【作用】上記した手段(1)によれば、複数の被評価用
半導体集積回路は、制御回路によって並列動作される評
価用回路からのテストパターンのような評価用の情報を
受け取って動作する。その動作によって夫々の被評価用
半導体集積回路から出力される応答情報のような評価用
情報は対応する評価用回路に取り込まれ、これによっ
て、複数の被評価用半導体集積回路に対する評価が実現
される。評価用回路は被評価用半導体集積回路とは別物
であるから、被評価用半導体集積回路の交換に伴って評
価用回路は無駄になることはない。上記した手段(2)
によれば、個々の被評価用半導体集積回路を対応する評
価用回路により並列的に評価することができる。上記し
た手段(3)によれば、1個の評価用回路で複数の被評
価用半導体集積回路を逐一的に評価することができる。
上記した手段(4)によれば、評価用回路は、手段
(1)〜(3)で得られた評価結果を直接制御回路に出
力することなく、夫々の評価用半導体集積回路が対応す
る被評価用半導体集積回路の評価結果を保持する。上記
した手段(5)によれば、ダイナミックランダムアクセ
スメモリから成る被評価用半導体集積回路に上記手段
(1)〜(4)の手段を用いることができる。
【0009】
【実施例】図1には本発明の一実施例に係る半導体集積
回路の評価装置が示される。同図に示される半導体集積
回路の評価装置100は、例えばテスト用基板TBに設
置された9個の被評価用半導体集積回路TLと、上記被
評価用半導体集積回路TLに1対1対応させて評価用基
板Bに設置された評価用半導体集積回路Lと、被評価用
半導体集積回路TLの動作テストを制御するプロセッサ
PCから構成される。また、上記テスト用基板TBと評
価用基板Bの接続手段CNTとしては例えばコネクタ又
はケーブルが用いられ、評価用半導体集積回路Lと被評
価用半導体集積回路TLとは1対1対応の関係で接続さ
れている。
【0010】図2には上記半導体集積回路の評価装置1
00の評価用半導体集積回路Lの一例ブロック図が示さ
れる。同図に示される評価用半導体集積回路Lは、ダイ
ナミック・ランダム・アクセス・メモリ(以下DRAM
とも記す。)を被評価用半導体集積回路TLとする場合
のものである。同図に示される評価用半導体集積回路L
は、対応する被評価用半導体集積回路TLの動作をテス
トするものであり、被評価用半導体集積回路TLを評価
するためのテスト用マイクロプログラムを格納したμR
OM(マイクロ・リード・オンリ・メモリ)1を有す
る。当該μROM1の先頭アドレスは、上記プロセッサ
PCから供給される動作テスト指示信号TAによって指
示される。μROM1から読出されたマイクロ命令は、
デコーダ(DC)2によって解読され、各部に制御信号
を供給する。マイクロ命令の次アドレスはマイクロ命令
のネクストアドレスフィールドに含まれるネクストアド
レスが帰還されて指示される。上記デコーダ2の出力に
よって制御される回路としては、対応する被評価用半導
体集積回路TLに対するアクセスアドレスを出力するア
ドレス出力回路(AC)3,書込み又は読出し動作など
を指示する制御回路(CC)4,被評価用半導体集積回
路TLにライトデータようなテストパターンTTを出力
するテストパターン出力回路(TP)5,書込まれたテ
ストパターンを上記被評価用半導体集積回路TLから読
出すことによって得られるデータTT’を所定の期待値
と比較する比較回路(CP)6,比較回路6の比較結果
CHを保持するフリップフロップ回路(FF)7が備え
られている。外部からプロセッサPCが、各評価用半導
体集積回路Lに動作テスト指示信号TAを送出すること
により、評価用半導体集積回路LのマイクロROM1か
らは順次所定の手順に従ってマイクロ命令列が読出され
る。このマイクロ命令列がデコーダDCにて解読される
ことにより、例えば制御回路4からは、アクセスサイク
ル毎にライトイネーブル信号WE*(記号*は、これが
付されている信号がローアクティブの信号であることを
意味する),ローアドレスストローブ信号RAS*やカ
ラムアドレスストローブ信号CAS*が出力される。こ
れに応じて、アドレス出力回路3からは所定のメモリセ
ルをアクセスするためのローアドレス信号ADRSr及
びカラムアドレス信号ADRScが出力されると共に、
テストパターン出力回路5からはそのメモリセルに書込
むべきデータとしてのテストパターンTTのデータが対
応する被評価用半導体集積回路TLへ並列的に出力され
る。出力されたテストパターンTTは、対応する被評価
用半導体集積回路TLのメモリセルに順次書込まれる。
【0011】上記テストパターンTTの一連の書込みが
終了されると、今度は順次リードサイクルが起動され
る。すなわち、制御回路4からリードイネーブル信号R
E*,ローアドレスストローブ信号RAS*及びカラム
アドレスストローブ信号CAS*が出力され、アドレス
出力回路3からは上記書込み動作の対象とされたメモリ
セルを順次選択するためのローアドレス信号ADRSr
及びカラムアドレス信号ADRScが出力され、上記書
込み動作により書き込まれたデータが読出される。読出
されたデータTT’は、比較回路6に供給され、対応す
る書込みデータTTと比較される。比較結果CHはフリ
ップフロップ回路7に保持される。例えば、比較結果C
Hは不良である場合は論理値”1”、正常の場合は論理
値”0”とされ、その比較結果はそのフリップフロップ
回路7のリセット端子に供給される。したがって、上記
フリップフロップ回路FFの初期状態がセット状態とさ
れるとき、読出しデータTT’が1個でも期待値と不一
致であることが検出されるとフリップフロップ回路7は
リセット状態にされる。これらの動作は9個の評価用半
導体集積回路Lで並列的に行われている。上記フリップ
フロップ回路7の出力CTは、上記プロセッサPCの所
定のメモリへ出力され、エラー検出された不良半導体集
積回路が認識される。
【0012】図3には上記被評価用半導体集積回路TL
としてのDRAMの1ブロック図が示される。同図に示
される被評価用半導体集積回路TLは、図示しないダイ
ナミック型メモリセルをマトリクス配置したメモリセル
アレイ(MA)8を有し、ダイナミック型メモリセルの
選択端子は行毎にワード線WLに結合される。また、ダ
イナミック型メモリセルのデータ入出力端子は列毎にビ
ット線BLに結合され、ビット線BLは、カラム選択回
路(CSW)9を介して共通データ線DLに共通接続さ
れる。上記ワード線WLはローアドレスデコーダ及びワ
ードドライバ(RW)10の出力端子に結合され、この
ローアドレスデコーダ及びワードドライバ10はローア
ドレスバッファ及びアドレスラッチ回路(RA)11の
出力アドレス信号に呼応する1本のワード線WLを選択
レベルに駆動する。
【0013】上記カラム選択回路9はそれぞれのビット
線対に1対1対応される選択スイッチ素子を含み、それ
ら選択スイッチ素子の選択端子はカラムアドレスデコー
ダ(CAD)12の出力端子に結合される。カラムアド
レスデコーダ12は、カラムアドレスバッファ及びアド
レスラッチ回路(CA)13の出力アドレス信号に呼応
する選択スイッチ素子をオン状態に制御して、この選択
スイッチ素子に結合されるビット線BLを共通データ線
DLに導通にする。
【0014】上記ローアドレスバッファ及びアドレスラ
ッチ回路11にはアドレスマルチプレクサ(MPX)1
4を介してローアドレス信号ADRSrが供給され、ま
た、カラムアドレスバッファ及びアドレスラッチ回路1
3にはアドレスマルチプレクサ14を介してカラムアド
レス信号ADRScが供給される。上記アドレスマルチ
プレクサ14は、例えば評価用半導体集積回路Lの制御
回路4から供給されるローアドレスストローブ信号RA
S*がローレベルにネゲートされるタイミングに同期し
てローアドレス信号ADRSrをローアドレスバッファ
及びアドレスラッチ回路11に与え、また、評価用半導
体集積回路Lの制御回路4から供給されるカラムアドレ
スストローブ信号CAS*がローレベルにネゲートされ
るタイミングに同期してカラムアドレス信号ADRSc
をカラムアドレスバッファ及びアドレスラッチ回路13
に与える。
【0015】上記ローアドレスストローブ信号RAS*
及びカラムアドレスストローブ信号CAS*などの制御
信号はタイミングジェネレータ(TG)15に供給さ
れ、このタイミングジェネレータ15から出力される各
種内部制御信号ICに基づいてアドレスマルチプレクサ
14によるアドレス信号の取り込み制御などが行われ
る。上記ローアドレスストローブ信号RAS*は、DR
AMとしての被評価用半導体集積回路TLの動作を選択
するための選択信号とみなされ、それがアサートされる
ことにより被評価用半導体集積回路TLの各種内部回路
が活性化されて動作可能な状態に制御される。特に上記
共通データ線DLに結合された入出力回路(IO)16
は、カラムアドレスストローブ信号CAS*がアサート
されることに基づいてデータの入出力動作が可能に制御
されるようになっている。尚、図示はしないが、タイミ
ングジェネレータ15には評価用半導体集積回路Lの制
御回路4から供給されるライト動作を指示するライトイ
ネーブル信号WE*やリード動作を指示するリードイネ
ーブル信号RE*も供給される。被評価用半導体集積回
路TLには、評価用半導体集積回路Lのアドレス発生回
路3から時分割で与えられるアドレス信号ADRSr,
ADRScが供給される。また、被評価用半導体集積回
路TLの入出力回路16は評価用半導体集積回路Lとイ
ンタフェース可能にされている。
【0016】以上のように、各評価用半導体集積回路L
から出力されたテストパターンTTは、被評価用半導体
集積回路TLのメモリセルに書き込まれ、そのメモリセ
ルに書き込まれたテストデータが対応する各評価用半導
体集積回路Lに読出され、比較回路CPで期待値と比較
されることにより、評価用基板B上の複数の被評価用半
導体集積回路TLの良否の判断を並列的に行うことがで
きる。また、本発明の半導体集積回路の評価装置100
は、当該テストが終了後、テスト用基板TBに設置され
た被評価用半導体集積回路TLと、上記被評価用半導体
集積回路TLに1対1対応させて評価用基板Bに設置さ
れた評価用半導体集積回路Lだけを交換することによ
り、他のチップのテストをすることができる。
【0017】図4には本発明の他の実施例に係る半導体
集積回路の評価装置200が示される。同図に示される
半導体集積回路の評価装置200は、例えばテスト用基
板TB’に設置された被評価用半導体集積回路TL(前
記実施例と同じもの)と、上記9個の被評価用半導体集
積回路TLに対応させて評価用基板B’に設置された1
個の評価用半導体集積回路Lと、被評価用半導体集積回
路TLの動作テストを制御するプロセッサPC’から構
成される。また、上記テスト用基板TB’と評価用基板
B’の接続手段CNT’としては例えばコネクタ又はケ
ーブルが用いられている。
【0018】図5には上記半導体集積回路の評価装置2
00の評価用半導体集積回路Lの一例ブロック図が示さ
れる。同図に示される評価用半導体集積回路Lは、ダイ
ナミック・ランダム・アクセス・メモリ(以下DRAM
とも記す。)を被評価用半導体集積回路TLとする場合
のものである。同図に示される評価用半導体集積回路L
は、9個の被評価用半導体集積回路TLの動作を逐一的
にテストするものであり、被評価用半導体集積回路TL
を評価するためのテスト用マイクロプログラムを格納し
たμROM(マイクロ・リード・オンリ・メモリ)1’
を有する。当該μROM1’の先頭アドレスは、上記プ
ロセッサPC’から供給される動作テスト指示信号T
A’によって指示される。μROM1’から読出された
マイクロ命令は、デコーダ(DC)2’によって解読さ
れ、各部に制御信号を供給する。マイクロ命令の次アド
レスはマイクロ命令のネクストアドレスフィールドに含
まれるネクストアドレスが帰還されて指示される。上記
デコーダ2’の出力によって制御される回路としては、
対応する被評価用半導体集積回路TLに対するアクセス
アドレスを出力するアドレス出力回路(AC)3’,書
込み又は読出し動作などを指示する制御回路(CC)
4’,被評価用半導体集積回路TLにライトデータよう
なテストパターンTT’を出力するテストパターン出力
回路(TP)5’,書込まれたテストパターンTT’を
上記被評価用半導体集積回路TLから読出すことによっ
て得られるデータTT’を所定の期待値と比較する比較
回路(CP)6’,比較回路6’の比較結果CHを各被
評価用半導体集積回路TL毎に保持するフリップフロッ
プ回路FF0〜FF8が備えられている。
【0019】外部からプロセッサPC’が、評価用半導
体集積回路Lに動作テスト指示信号TA’を送出するこ
とにより、評価用半導体集積回路LのマイクロROM
1’からは順次所定の手順に従ってマイクロ命令列が読
出される。このマイクロ命令列がデコーダ2’にて解読
されることにより、例えば制御回路4’からは、アクセ
スサイクル毎にライトイネーブル信号WE*(記号*
は、これが付されている信号がローアクティブの信号で
あることを意味する),ローアドレスストローブ信号R
AS0*〜RAS8*やカラムアドレスストローブ信号
CAS*が出力される。上記ローアドレスストローブ信
号RAS0*〜RAS8*は、上記9個の被評価用半導
体集積回路TLに1対1対応で供給されチップ選択を指
示する信号であり、信号の立ち下がりに同期してテスト
する被評価用半導体集積回路TLの指示を行う。他の制
御信号は、9個の被評価用半導体集積回路TLに共通に
供給される信号である。これらの信号に応じて、アドレ
ス出力回路3’からは所定のメモリセルをアクセスする
ためのローアドレス信号ADRSr及びカラムアドレス
信号ADRScが出力されると共に、テストパターン出
力回路5’からはそのメモリセルに書込むべきデータと
してのテストパターンTTのデータが選択された被評価
用半導体集積回路TLへ出力される。出力されたテスト
パターンTTは、上記ローアドレスストローブ信号RA
S0*〜RAS8*で選択された被評価用半導体集積回
路TLのメモリセルに書込まれる。ローアドレスストロ
ーブ信号RAS0*〜RAS8*による選択動作は、R
AS0*,RAS1*,・・・,RAS8*の順に行わ
れ所定の被評価用半導体集積回路TLが選択される。
【0020】上記テストパターンTTの一連の書込みが
終了されると、今度は順次リードサイクルが起動され
る。すなわち、制御回路4’からリードイネーブル信号
RE*,上記ローアドレスストローブ信号RAS0*〜
RAS8*及びカラムアドレスストローブ信号CAS*
が出力され、アドレス出力回路3’からは上記書込み動
作の対象とされたメモリセルを選択するためのローアド
レス信号ADRSr及びカラムアドレス信号ADRSc
が出力される。上記書込み動作により書き込まれたデー
タが、ローアドレスストローブ信号RAS0*〜RAS
8*で選択された被評価用半導体集積回路TLから逐一
的に読出される。ローアドレスストローブ信号RAS0
*〜RAS8*による選択動作は、書き込み動作と同じ
くRAS0*,RAS1*,・・・,RAS8*の順に
行われる。読出されたデータTT’は、順次比較回路
6’に供給され、対応する書込みデータTTと比較され
る。比較結果CHは選択された被評価用半導体集積回路
TLに1対1対応するフリップフロップ回路FF0〜F
F8に順次保持される。例えば、ローアドレスストロー
ブ信号RAS0*で選択された被評価用半導体集積回路
TLの比較結果CHはフリップフロップ回路FF0に保
持される。この比較結果CHは、前記実施例と同様に不
良である場合は論理値”1”、正常の場合は論理値”
0”とされ、その比較結果は被評価用半導体集積回路T
Lに1対1対応するフリップフロップ回路FF0〜FF
7のリセット端子に供給される。したがって、上記フリ
ップフロップ回路FF0〜FF7の初期状態がセット状
態とされるとき、選択された被評価用半導体集積回路T
Lの読出しデータTT’が1個でも期待値と不一致であ
ることが検出されると対応するフリップフロップ回路F
F0〜FF7はリセット状態にされる。上記フリップフ
ロップ回路FF0〜FF7の出力CTは、上記プロセッ
サPC’の所定のメモリへ出力され、エラー検出された
不良半導体集積回路を認識することができる。
【0021】以上のように、各評価用半導体集積回路T
Lから出力されたテストパターンは、選択された被評価
用半導体集積回路TLのメモリセルに書き込まれ、その
メモリセルに書き込まれたテストデータが評価用半導体
集積回路Lに順次読出され、比較回路CP’で期待値と
比較されることにより、評価用基板B’上の複数の被評
価用半導体集積回路TLの良否の判断を逐一的に行うこ
とができる。また、上記半導体集積回路の評価装置20
0は、当該テストが終了後、テスト用基板TBに設置さ
れた被評価用半導体集積回路TLと、評価用半導体集積
回路Lを交換することにより、他のチップのテストをす
ることができる。
【0022】上記実施例によれば以下の作用効果が得ら
れる。
【0023】(1)複数のDRAMから成る被評価用半
導体集積回路TLと1対1対応する評価用回路Lを用い
て、並列的にテストすることによって、効率良く正常な
半導体集積回路を選別することができる。 (2)また、本発明の評価用回路Lはセルフテストのよ
うに1回のテストのみに用いられるものではなく、被評
価用半導体集積回路TLを取り替えることが可能であ
る。このことは、製品となるチップ面積の増大を抑え、
経済的に有効なデバイステストを実現できる。 (3)複数のDRAMから成る被評価用半導体集積回路
TLを、制御信号を用い被評価用半導体集積回路TLを
選択して逐一的にテストすることで、1個の評価用回路
Lで複数のデバイステストを実現できる。 (4)各DRAMから成る評価用半導体集積回路L又は
Lに評価結果CHを保持する記憶手段であるフリップフ
ロップ回路を備えることによって、読出しデータが期待
値と1つでも異なると所定のデータをプロセッサPCに
出力することからプロセッサPCの処理動作の負担を軽
減することができる。
【0024】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限定
されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲におい
て種々変更可能であることは言うまでもない。
【0025】例えば、上記実施例では、比較結果をフリ
ップフロップを用いて蓄積するものであったが、蓄積手
段としてレジスタを用いることもできる。また、上記実
施例では、被評価用半導体集積回路としてDRAMを用
いたが、SRAMなど他のメモリにも応用できる。ま
た、上記実施例では、不良半導体集積回路を分別する装
置について説明したが、分別した不良半導体集積回路を
除去して正常な半導体集積回路のみを自動的に取り出す
装置を付加することもできる。また、上記実施例では、
評価結果を格納する記憶手段を評価用半導体集積回路内
部に設けたものについて説明したが、評価用基板に独立
に記憶手段を設けることも可能である。
【0026】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野であるダイナ
ミック型メモリに適用した場合について説明したが、本
発明はそれに限定されるものではなく、データ処理装置
など各種半導体集積回路の評価用チップとして有効に適
用することができる。
【0027】本発明は、少なくとも半導体集積回路に適
用することができる。
【0028】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0029】すなわち、複数の被評価用半導体集積回路
とそれに1対1対応する評価用半導体集積回路を用いて
不良半導体集積回路の検出を並列的に行うことにより、
容易に、しかも短時間で多数の不良半導体集積回路を分
別することができる。また、複数の被評価用半導体集積
回路とそれに対応する1個の評価用半導体集積回路を用
いて不良半導体集積回路の検出を逐一的に行うことによ
り、容易に、しかも短時間で多数の不良半導体集積回路
を分別することができる。さらに、通常のセルフテスト
のような1回限りのテストとは異なり、被評価用半導体
集積回路を交換することにより多数の半導体集積回路の
テストを何回も行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る半導体集積回路の評価
装置のブロック図である。
【図2】評価用半導体集積回路の一例ブロック図であ
る。
【図3】被評価用半導体集積回路の一例メモリブロック
図である。
【図4】本発明の他の実施例に係る半導体集積回路の評
価装置のブロック図である。
【図5】評価用半導体集積回路の他のブロック図であ
る。
【符号の説明】
TL 評価用半導体集積回路 L 被評価用半導体集積回路 TB テスト用基板 B 評価用基板 100 半導体集積回路の評価装置 CNT 接続手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の被評価用半導体集積回路を搭載可
    能なテスト用基板と、 上記被評価用半導体集積回路をテストをするための複数
    の評価用回路が設置された評価用基板と、 テスト用基板に搭載された被評価用半導体集積回路と評
    価用基板上の評価用回路とを結合して評価用の情報をや
    りとりするための接続手段と、 上記被評価用半導体集積回路を動作制御する制御回路
    と、を備えてなる半導体集積回路の評価装置。
  2. 【請求項2】 上記被評価用半導体集積回路と上記評価
    用回路とは、1対1対応で結合されていることを特徴と
    する請求項1記載の半導体集積回路の評価装置。
  3. 【請求項3】 上記被評価用半導体集積回路と上記評価
    用回路とは、評価用回路1個に対して被評価用半導体集
    積回路が複数結合されていることを特徴とする請求項1
    記載の半導体集積回路の評価装置。
  4. 【請求項4】 上記評価用回路は、評価結果を保持する
    記憶手段を備えて半導体集積回路化されて成ることを特
    徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の半導体集
    積回路の評価装置。
  5. 【請求項5】 上記被評価用半導体集積回路は、ダイナ
    ミック・ランダム・アクセス・メモリであることを特徴
    とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の半導体集積
    回路の評価装置。
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