JPH07280864A - 導通検査方法及び導通検査装置 - Google Patents

導通検査方法及び導通検査装置

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JPH07280864A
JPH07280864A JP6099239A JP9923994A JPH07280864A JP H07280864 A JPH07280864 A JP H07280864A JP 6099239 A JP6099239 A JP 6099239A JP 9923994 A JP9923994 A JP 9923994A JP H07280864 A JPH07280864 A JP H07280864A
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JP
Japan
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connector
wire harness
contact
continuity
connectors
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JP6099239A
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English (en)
Inventor
Akira Tomita
明 富田
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AMP Japan Ltd
Original Assignee
AMP Japan Ltd
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Publication date
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワイヤハーネスの電線の配置状態に影響され
ず、しかもワイヤハーネスの両端のコネクタのコンタク
トに非接触で導通検査する方法及び装置を提供する。 【構成】 ワイヤハーネス30用の導通検査装置10は、ワ
イヤハーネス30の両端のコネクタ34、36にそれぞれ嵌合
するコネクタ部18、20、一方のコネクタ部18に接続され
るパルス電圧発生部12、他方のコネクタ部20からの出力
を受けるデータ処理部22、及び検査結果を表示する表示
部24からなる。コネクタ部18、20及びコネクタ34、36の
嵌合時において、コネクタ部18、20のコンタクトはコネ
クタ34、36のコンタクトと非接触状態を保つように短く
形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は導通検査方法及び導通検
査装置、特にワイヤハーネスが誤配線されたか否かを非
接触で検査する導通検査方法及び導通検査装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】複数の電線及びそれらの両端に接続され
たコネクタからなるワイヤハーネスは、近年の電子機器
の高度化により、例えば自動車等に多量に使用されてい
る。かかるワイヤハーネスの製造の際には、誤配線の有
無を導通検査によって検査するのが一般的である。ワイ
ヤハーネスの導通検査は、ワイヤハーネスの両端のコネ
クタに導通検査装置側のコネクタを嵌合させ、コネクタ
のコンタクト(又は電線の線番)毎に導通を検査して行
う。ワイヤハーネスの両端のコネクタの特定のコンタク
ト間に導通が無い場合は、ワイヤハーネスが誤配線され
たと検知される。
【0003】
【解決すべき課題】ところが、上述の導通検査方法で
は、検査対象物であるワイヤハーネスの両端のコネクタ
の挿抜回数は1回であるのに対し、導通検査装置側のコ
ネクタの挿抜回数は極めて多くなる。このため、導通検
査装置側のコネクタのコンタクトが多数回の挿抜により
変形し、変形したコンタクトがワイヤハーネス側のコン
タクトを変形させるおそれがある。
【0004】この問題を回避するために、図3に示され
る非接触型の導通検査方法を利用することが考えられる
(特開平4-244976号公報参照)。この導通検査方法によ
れば、金属導体7a及び絶縁フィルム7bからなる導通チェ
ック用治具7をコネクタ3の上面に配して導通検査をす
るのであり、コネクタ3のピンコンタクト5に導通チェ
ック用治具7を機械的に嵌合させていない。このため、
コネクタ3のピンコンタクト5が導通検査の際に変形す
るおそれはない。
【0005】ところが、かかる導通検査方法をワイヤハ
ーネスの導通検査に適用すると次の問題が生ずる。即
ち、第1に、上述の導通検査方法は回路基板1のランド
4及びコネクタ3の端子6の間の半田接続が正常か否か
を検査するためのものである。回路基板1上のパターン
2は所定間隔で配置することができるので、隣接するパ
ターン2間のクロストークは無視できる。一方、ワイヤ
ハーネスにおいて隣接する線番の電線間の距離は場所に
よって異なる。特に、近年は薄肉電線と称される、絶縁
被覆が極めて薄い電線が使用される傾向があるので、場
所によっては隣接する線番の電線(心線)間の距離が極
めて小さくなる場合がある。このため、クロストークが
発生するおそれが高くなり、信頼できる検査結果が得ら
れないという問題がある。第2に、上述の導通検査方法
では、出力側(コネクタ側)は非接触型であるものの、
入力側においてはプローブ9を回路基板1のランド8に
接触させている。これをワイヤハーネスの導通検査に適
用すると、従来と同様にワイヤハーネスの一端のコネク
タにプローブを嵌合させることになり、従来の問題点が
解決されない。また、ワイヤハーネスの一端のコネクタ
の嵌合面以外の部位にプローブがコンタクトにアクセス
できる開口を形成することも考えられるが、かかる特別
なコネクタが必要になること、かかるコネクタは防水型
のコネクタには適用できない等の問題がある。
【0006】従って、本発明は上述の問題点を解決する
導通検査方法及び導通検査装置、即ち、電線の配置状態
による影響を受けることなく、しかもワイヤハーネスの
両端のコネクタのコンタクトに非接触で導通検査する方
法及び装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の導通検査方法
は、複数の電線及び該電線の両端を終端するコネクタか
らなるワイヤハーネスを導通検査する方法において、前
記コネクタ内のコンタクトに対して若干の間隔を存して
相手方コンタクトを配置し、該相手方コンタクトにパル
ス電圧を印加してその出力を検出することにより前記ワ
イヤハーネスの導通状態を判定することを特徴とする。
【0008】また、本発明の導通検査装置は、複数の電
線及び該電線の両端を終端するコネクタからなるワイヤ
ハーネスを導通検査する装置において、前記コネクタの
それぞれと嵌合するコネクタ部と、一方の該コネクタ部
に接続されたパルス電圧発生部と、該パルス電圧発生部
及び他方の前記コネクタ部にそれぞれ接続されたデータ
処理部及び該データ処理部からの検査結果を表示する表
示部とを具え、前記コネクタ部のコンタクトは、前記ワ
イヤハーネスのコネクタのコンタクトに対して若干の間
隔を存して配置されたことを特徴とする。
【0009】
【実施例】以下、本発明の好適実施例を添付図面を参照
しながら説明する。
【0010】図1は、本発明にかかる導通検査装置を示
す概略図である。導通検査装置10は、多数の電線32及び
その両端を終端するコネクタ34、36を有するワイヤハー
ネス30を導通検査するための装置であり、パルス電圧発
生部12、切換部14、16、ワイヤハーネス30の両端のコネ
クタ34、36と嵌合するコネクタ部18、20、データ処理部
22、表示部24及び記憶部26からなる。
【0011】パルス電圧発生部12は、非接触状態のコン
タクト間を放電させて導通させるに十分なパルス電圧を
生成する。パルス電圧の電圧値は、コンタクト間のギャ
ップGに依存するが、1KV〜5KVであることが望まし
い。また、パルス電圧の電流値が高い場合は、放電時に
発生したアークによりコンタクトが損傷するおそれがあ
り、しかも作業者にとっては危険であるので、パルス電
圧発生部12により生成されるパルスは静電気パルスであ
ることが望ましい。
【0012】切換部14、16は、パルス電圧発生部12をコ
ネクタ18(20) の多数のコンタクトの各々に順に接続す
るように切り換えるためのものである。これら切換部1
4、16は、後述するデータ処理部22からの信号46により
互いに同期して作動する。切換部14、16をデータ処理部
22と連動させることより導通検査の自動化が容易にな
る。
【0013】コネクタ部18、20は、検査対象物であるワ
イヤハーネス30を構成するコネクタ34、36の相手側の雌
型コネクタである。一般的な雌型コネクタと異なる点
は、後述するように内蔵する雄型コンタクトの接触部の
長さが短いことである。
【0014】データ処理部22は、線42を介して伝送され
るパルス電圧を検知して導通の有無を判定するためのも
のである。線44を介してパルス電圧発生部12から伝送さ
れる信号と、線42を介して伝送されたパルス電圧とを略
同時に受信した場合にのみ導通があったと判定する。線
42からのパルス電圧を受信しない場合は、ワイヤハーネ
ス30の電線32の誤配線(即ち、コネクタ34又は36の誤っ
た位置にコンタクトが挿入されていること)があったと
判定する。また、1つのコンタクト(又は電線32)の検
査が終了後、データ処理部22は切換部14、16に線46を介
して信号を送って次のコンタクト(又は電線32) の検査
が可能になるようにすると共に、線48を介してパルス電
圧発生部12に次のパルス電圧の発生を指令する信号を与
える。さらに、データ処理部22は、コネクタ34(36)の
全コンタクトの導通検査の終了後、検査結果を表示部24
及び記憶部26に伝送する。
【0015】表示部24では、光又は音等の公知の表示手
段により導通検査結果を表示する。尚、誤配線の有無の
他にどの線番が誤配線されたかを表示するために、表示
部24はLCD又はCRT等のディスプレーであるのが望
ましい。また、記憶部26では検査した全てのワイヤハー
ネス30のデータを蓄積することにより、品質管理及び品
質保証に供することができる。
【0016】図2は、本発明の導通検査装置を構成する
コネクタ部及び被検物であるワイヤハーネスのコネクタ
との嵌合断面図である。尚、コネクタ部20はコネクタ部
18と、コネクタ36はコネクタ34とそれぞれ実質的な差異
がないので、以下ではコネクタ部18及びコネクタ34を代
表例として説明する。コネクタ部18のハウジング18a
は、検査対象物である雄型コネクタ34の相手方の雌型コ
ネクタのハウジング(図示せず)と同一であってもよい
し、嵌合部のみが同一寸法であってもよい。コネクタ部
18の雄型コンタクト18b は、雄型コネクタ34の相手方の
雌型コネクタのコンタクト(図示せず)よりも短く形成
され、雄型コネクタ34をコネクタ部18内に十分に挿入し
た場合に雄型コネクタ34内の雌型コンタクト34b との間
に若干のギャップ(間隔)Gが形成される。このギャッ
プGは、0.1mm 〜0.5mm の範囲内であることが望まし
い。パルス電圧は、若干のギャップGが存在する場合は
放電可能であるが、大きなギャップ又は絶縁体が介在す
る場合は放電しない。このため、隣接するコンタクト間
又は接した被覆電線間には放電しない。尚、雄型コネク
タ34及びコネクタ部18の嵌合の際に、雄型コンタクト18
b は雌型コンタクト34bの弾性接触片34c 以外の例えば
上壁34d 等に接してもよい。この場合にはコンタクト間
の放電は発生しない。
【0017】コネクタ部18は雄型コネクタ34のラッチア
ーム係止部34e に係止する係止部18c を有するので、導
通検査の間、ギャップGを略一定に保持できる。また、
コネクタ部18の雄型コンタクト18b は雄型コネクタ34の
雌型コンタクト34b と嵌合しないので、雄型コネクタ34
のコネクタ部18への挿入に要する力は極めて小さい。こ
のため、ワイヤハーネス30の取替えの作業性が良好であ
る。
【0018】以上、本発明の好適実施例について詳述し
たが、本発明は上述の実施例に限定することなく、必要
に応じて種々の変形、変更が可能である。例えば、ワイ
ヤハーネスのコネクタが雌型コネクタの場合には、導通
検査装置側のコネクタ部は雄型コネクタであってもよ
い。この場合、コネクタ部に内蔵される雌型コンタクト
は、ワイヤハーネス側の雄型コンタクトと嵌合しないよ
うに、例えば後退して配置されることが望ましい。
【0019】
【発明の効果】本発明の導通検査方法及び導通検査装置
によれば、検査対象物であるワイヤハーネスの両端のコ
ネクタのコンタクトに非接触の状態で、しかもワイヤハ
ーネスの電線の配置状態による影響を受けないで導通状
態が検査できる。従って、ワイヤハーネスのコネクタの
コンタクトの変形を防止できると共に検査結果の信頼性
が高いという利点がある。尚、パルス電圧として静電気
パルスを利用すれば、ワイヤハーネスのコンタクトの損
傷を防止できると共に安全な作業が確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の導通検査装置を示す概略図である。
【図2】図1の導通検査装置を構成するコネクタ部及び
ワイヤハーネスのコネクタとの嵌合断面図である。
【図3】従来例の導通検査装置を示す斜視図である。
【符号の説明】 10 導通検査装置 12 パルス電圧発生部 18、20 コネクタ部 18b コンタクト(相手方コンタクト) 22 データ処理部 24 表示部 30 ハーネス 32 電線 34、36 コネクタ 34b コンタクト G ギャップ(間隔)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電線及び該電線の両端を終端する
    コネクタからなるワイヤハーネスを導通検査する方法に
    おいて、 前記コネクタ内のコンタクトに対して若干の間隔を存し
    て相手方コンタクトを配置し、 該相手方コンタクトにパルス電圧を印加してその出力を
    検出することにより前記ワイヤハーネスの導通状態を判
    定することを特徴とする導通検査方法。
  2. 【請求項2】 複数の電線及び該電線の両端を終端する
    コネクタからなるワイヤハーネスを導通検査する装置に
    おいて、 前記コネクタのそれぞれと嵌合するコネクタ部と、一方
    の該コネクタ部に接続されたパルス電圧発生部と、該パ
    ルス電圧発生部及び他方の前記コネクタ部にそれぞれ接
    続されたデータ処理部及び該データ処理部からの検査結
    果を表示する表示部とを具え、 前記コネクタ部のコンタクトは、前記ワイヤハーネスの
    コネクタのコンタクトに対して若干の間隔を存して配置
    されたことを特徴とする導通検査装置。
JP6099239A 1994-04-12 1994-04-12 導通検査方法及び導通検査装置 Pending JPH07280864A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100473088B1 (ko) * 1996-09-20 2005-06-29 킹 테크놀로지 오브 미주리 인코포레이티드 실런트를구비한와이어커넥터의조립장치
CN104781681A (zh) * 2012-11-14 2015-07-15 矢崎总业株式会社 导通性检查装置

Cited By (3)

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