JPS6318929Y2 - - Google Patents

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JPS6318929Y2
JPS6318929Y2 JP11347681U JP11347681U JPS6318929Y2 JP S6318929 Y2 JPS6318929 Y2 JP S6318929Y2 JP 11347681 U JP11347681 U JP 11347681U JP 11347681 U JP11347681 U JP 11347681U JP S6318929 Y2 JPS6318929 Y2 JP S6318929Y2
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JP
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insulation
test
voltage
high voltage
connection cable
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JP11347681U
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JPS5819272U (ja
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Testing Relating To Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は両端にコネクタを有し、複数の線材か
らなる接続ケーブルの一端より高電圧を印加して
各線材間の絶縁、耐圧状態を検査する接続ケーブ
ルの試験装置の改良に関する。
接続ケーブルは、例えば第1図の平面図に示す
様に複数の線材よりなるケーブル1の両端にコネ
クタ2が実装され、装置内部にあるプリント板と
プリント板、電源とプリント板の間、あるいは装
置相互間等を電気的に接続する場合に用いられて
いる。尚、3はピンである。
上記接続ケーブル1の品質を確認するための検
査項目として下記のものがある。
(1) 導通検査として、接続ケーブルの設計図に従
つて正しく布線されているかどうかを検査す
る。
(2) ルーコン検査(ルーズコンタクト、瞬断、瞬
接状態の確認)として、接続ケーブルのコネク
タが正しく接続されている場合でも、例えば半
田付不良があつて電気的な接続が不完全な箇所
があるかどうかを検査する。
(3) 絶縁検査として、接続ケーブルの電気的に接
続されない線材間(コネクタのカバーも含む)
相互の絶縁抵抗が所定の規格を満足しているか
を検査する。(例えば、DC500V印加時の絶縁
抵抗を測定する。) (4) 耐圧検査として、接続ケーブルの電気的に接
続されない線材間(コネクタのカバーも含む)
相互間の絶縁耐圧が所定の規格を満足している
かどうかを検査する。(例えば、AC500V印加
時の絶縁耐圧を検査する。) 以上の検査項目を検査するため、試験装置の接
続部に接続ケーブル1をセツトして自動的に検査
が行われていた。
ところで、上記の検査項目中の絶縁検査、耐圧
検査については全ての組み合わせの検査を実施す
る必要がある。例えば、第2図aの平面図で示す
様なケーブルがあり、コネクタA,Bについて、
1−a,2−b,3−c,4−d,5−eがそれ
ぞれ接続されているとすれば、 イ 1−aと2−b,3−c,4−d,5−e間
の絶縁及び耐圧 ロ 2−bと1−a,3−c,4−d,5−e間
の絶縁及び耐圧 ハ 3−cと1−a,2−b,4−d,5−e間
の絶縁及び耐圧 ニ 4−dと1−a,2−b,3−c,5−e間
の絶縁及び耐圧 ホ 5−eと1−a,2−b,3−c,4−d間
の絶縁及び耐圧 である。
上記の検査する際には絶縁計や耐圧計を使用し
て自動的に実施するが、検査終了後に接続ケーブ
ル内に高圧(例えば、500V)が帯電したままに
なる場合があるが、これにより下記の様な不都合
が生じていた。
(1) 装置内部の接続を行つたところ装置内部の機
能部品(例えばIC、トランジスタ等)がその
帯電した高圧の放電によつて電気的に破壊され
た。
(2) 作業者が不注意にその帯電部(例えば、コネ
クタのピン)に触れて電気的衝撃を受けた。
(3) 接続ケーブル試験機内部のリレー回路等の寿
命を著しく短くする場合がある。
そこで、第2図bの側面図に示す様なメスコネ
クタ4のケーブル接続端子1−2…4−5間に抵
抗Rよりなる放電手段を形成し、これを用いて高
圧放電を行つているが、その都度接続ケーブルの
コネクタA、又はBにメスコネクタ4を結合させ
て行つているために、検査工数が多くかかり、そ
の作業性が阻害される欠点を有していた。
本考案の目的は上記欠点を解消せしめるもの
で、接続ケーブルを試験装置に接続することによ
り前記の4項目の検査が自動的に行える様にし
て、且つ、両端にコネクタを有し、複数の線材か
らなる接続ケーブルの一端より高電圧を印加して
各線材間の絶縁、耐圧を検査する試験装置におい
て、高電圧放電手段を設け、各線材間の絶縁、耐
圧検査を行う度に、帯電した線材間の高電圧を前
記高電圧放電手段により自動的に放電させるよう
に構成にした接続ケーブルの試験装置を提供する
ものである。
本考案の試験装置の特徴として、導通、ルーコ
ン、絶縁、耐圧の検査項目に対処でき、特に絶縁
耐圧における帯電の電荷に高圧放電手段を設けて
第3項目に示すイ〜ホの検査を行う際にイとロの
間、ロとハの間…、即ち、1回の検査が終了する
毎に接続ケーブル側に印加された高圧(例えば、
DC500V、AC500V)を放電させている。
以下、本考案による接続ケーブルの試験装置の
実施例は第3図aに示す絶縁、耐圧試験回路と、
第3図bに示すリレー制御部と、第4図に示すそ
のタイムチヤートの動作シーケンスを用いて構成
している。
図において、試験装置は接続ケーブルの導通、
絶縁、耐圧等の検査がマイクロプロセツサ(図示
せず)の制御により行われる様にするためのリレ
ー制御部(第3図bの部分)と、被試験接続ケー
ブルが挿入されるピン1〜ピンnと、高圧放電を
行う高圧放電回路(第3図aのrld接点と抵抗R3
の部分)、高圧印加を行う高圧回路(第3図aの
高圧放電回路以外の部分)より構成されている。
又、切替リレーchg1、chg2は絶縁、耐圧検
査を切替えるためのリレーで、同時に動作し、同
時に復旧する。この切替リレーのrlchg1、rlchg
2接点1,2,3で絶縁計と耐圧計とを切替え
る。測定開始リレーstはrlst接点1,2及び4,
5が導通して測定が開始される。
放電リレーdはVH−VE間に抵抗R3を介して
rlst接点1−2が導通して高圧放電が行われる。
又、絶縁、耐圧検査時にリレーP1〜Poが駆動さ
れる。尚、VH,VEは高圧の+側、アース側を示
す。
さて、上記の様な接続ケーブルの試験装置でピ
ン1−ピン2,ピン3−ピン4,ピン5−ピン6
と接続されているケーブルの絶縁検査を行う場合
には、 第1回目:ピン1−ピン2とピン3−ピン4,ピ
ン5−ピン6,他の非接続ピン間の絶縁検査
及び検査後に前記ピン間の放電。
第2回目:ピン3−ピン4とピン1−ピン2,ピ
ン5−ピン6,他の非接続ピン間の絶縁検査
及び検査後に前記ピン間の放電。
第3回目:ピン5−ピン6とピン1−ピン2,ピ
ン3−ピン4,他の非接続ピン間の絶縁検査
及び検査後に前記ピン間の放電。
の順序で絶縁検査を3回実施する必要がある。
次に、第3図a、第3図b、第4図によつて上
記の接続ケーブルの絶縁検査の動作を順序に従つ
て説明する。尚、t1〜t7は時間を示す。
(1) 切替リレーohg1及びchg2は絶縁計側、即
ちrlchg1及びrlchg2接点1−3間が導通す
る。
(2) これによつて絶縁計よりの高圧(例えば、
DC500V)は切替リレーchg1のrlchg1接点1
−3と抵抗R1を通して、及び切替リレーchg2
のrlchg2接点1−3と抵抗R2を通して測定開
始リレーSTのrlst接点1と4間に印加される
(第4図chg1,2の実線の1回目参照)。
(3) 第4図に示す動作シーケンスによりタイムチ
ヤートのt1後に、ピン1及びピン2用のリレー
P1,P2が駆動され、接点1−3がそれぞれ導
通する(第4図P1,2,3oの1回目の点線参照)。
(4) 他のリレーP3,P4,P5,P6…Poは駆動され
ないので、接点1−2がそれぞれ導通している
(第4図P1,2,3oの1回目の実線参照)。
(5) 以上の動作で、ピン1−ピン2間は高圧回路
のVHに接続され、他のピンは高圧回路のVE
接続される。
(6) タイムチヤートのt2後に、測定開始リレーst
が駆動され、rlst接点1−2及び4−5が導通
して、高圧回路VH−VE間に高圧が印加されt3
の間、絶縁抵抗を測定する(第4図stの1回目
実線参照)。
(7) t3終了後、測定開始リレーstの駆動は解除さ
れ、rlst接点1−2及び4−5は開放となる。
(8) 測定終了後、t4経過して、t5の間、放電リレ
ーdが駆動され、接続ケーブルに帯電した高圧
を抵抗R3及び放電リレーdのrld接点1−2を
通じて放電する(第4図dの1回目の実線参
照)。
(9) 放電終了後、t6の間経過して、ピン1,ピン
2のリレーP1,P2の解除及びピン3,ピン4
のリレーの駆動を行う。(第2回目の開始) (10) 以下、同様にして2回目、3回目と順次動作
を自動的にマイクロプロセツサにより制御され
て進めてゆく。
このような動作によつてリレー駆動時(動作
時、解除時)は測定開始リレーst及び放電リレー
d以外では、高圧を接続、切断しないような回路
にして試験機そのものを保護し、又、絶縁検査終
了後は接続ケーブルそのものに印加された高圧が
残らないように、即ち、帯電しないように放電を
自動的に行うことができるものである。
又、高圧検査については切替リレーchg1,
chg2が耐圧計側、即ち、それぞれの接点1−2
が導通している他は絶縁検査と同一の動作にな
る。
以上、実施例により説明したように、本考案に
よる接続ケーブルの試験装置においては、その絶
縁、耐圧回路に高圧放電手段を設けることによつ
て、各線材間の検査毎に自動的に高圧放電をして
帯電が防止されるので、その試験機自体の回路が
保護され、放電に対する検査工数が省け、その操
作性が容易となる等、実用的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は接続ケーブルの平面図、第2図aは接
続ケーブル平面図、第2図bは従来の高圧放電手
段を示す側面図、第3図aは本考案の接続ケーブ
ルの試験装置の一実施例としての絶縁、耐圧試験
回路、第3図bはそのリレー制御部の回路図、第
4図はそのタイムチヤートの動作シーケンスであ
る。 図において、1はケーブル、2はコネクタ、3
はピン、4はメスコネクタ、chg1,chg2は切
替リレー、stは測定開始リレー、dは放電リレ
ー、P1,P2,P3…Poは駆動用リレーをそれぞれ
示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 両端にコネクタを有し、複数の線材からなる接
    続ケーブルの一端より高電圧を印加して各線材間
    の絶縁、耐圧を検査する試験装置において、 高電圧放電手段を設け、 各線材間の絶縁、耐圧検査を行う度に、帯電し
    た線材間の高電圧を前記高電圧放電手段により自
    動的に放電させるような構成にしたことを特徴と
    する接続ケーブルの試験装置。
JP11347681U 1981-07-30 1981-07-30 接続ケ−ブルの試験装置 Granted JPS5819272U (ja)

Priority Applications (1)

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JP11347681U JPS5819272U (ja) 1981-07-30 1981-07-30 接続ケ−ブルの試験装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11347681U JPS5819272U (ja) 1981-07-30 1981-07-30 接続ケ−ブルの試験装置

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Publication Number Publication Date
JPS5819272U JPS5819272U (ja) 1983-02-05
JPS6318929Y2 true JPS6318929Y2 (ja) 1988-05-27

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ID=29907774

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JP11347681U Granted JPS5819272U (ja) 1981-07-30 1981-07-30 接続ケ−ブルの試験装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5291860B2 (ja) * 2005-12-26 2013-09-18 日置電機株式会社 絶縁耐電圧試験装置

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JPS5819272U (ja) 1983-02-05

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