JPH07280364A - 冷凍サイクル装置 - Google Patents

冷凍サイクル装置

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JPH07280364A
JPH07280364A JP9580194A JP9580194A JPH07280364A JP H07280364 A JPH07280364 A JP H07280364A JP 9580194 A JP9580194 A JP 9580194A JP 9580194 A JP9580194 A JP 9580194A JP H07280364 A JPH07280364 A JP H07280364A
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JP
Japan
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compressor
temperature
refrigerant
cylinder
outlet
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JP9580194A
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Inventor
Yoshiro Kumakiri
義朗 熊切
Makoto Sasaki
誠 佐々木
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Hoshizaki Electric Co Ltd
Original Assignee
Hoshizaki Electric Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C2240/00Components
    • F04C2240/80Other components
    • F04C2240/806Pipes for fluids; Fittings therefor

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  • Compressor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 圧縮機から吐出される冷媒の温度を感温筒に
より常に正確に検出してインジェクションバルブの開閉
制御を行なうことができ、もってバイパス配管を介して
圧縮機に流入される冷媒の流量を適正に制御することが
できるとともに、圧縮機で液圧縮を発生することなく圧
縮機の信頼性を向上して冷凍サイクルの冷凍能力を有効
に利用することができる冷凍サイクル装置を提供する。 【構成】 圧縮機2の出口2Aから感温筒10に至る冷
媒配管6の各水平部6C、立ち上がり部6D、屈曲部6
E、直線部6Fの周囲、及び、感温筒10の周囲は断熱
ホース11により被覆して断熱するように冷凍サイクル
1を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧縮機、凝縮器、減圧
器、及び、蒸発器を順次冷媒配管を介して接続した冷凍
サイクルにおいて、凝縮器と減圧器とを接続する冷媒配
管と圧縮機の入口側との間にインジェクションバルブを
介設したバイパス配管を接続するとともに、圧縮機の出
口側の冷媒配管に取り付けられた感温筒を介してインジ
ェクションバルブの開閉を制御する冷凍サイクル装置に
関し、特に、圧縮機の出口から冷媒配管に吐出される冷
媒の温度を感温筒により正確に検知することによりイン
ジェクションバルブの開閉に従ってバイパス配管を介し
て圧縮機に流入される冷媒の流量を適正に制御すること
が可能な冷凍サイクル装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より各種の冷凍サイクル装置が提案
されており、例えば、特開平5−196307号公報に
は、圧縮機、凝縮器、減圧装置、及び、蒸発器を管路を
介して接続した冷凍サイクルにおいて、凝縮器と減圧装
置の間の管路と圧縮機とを連結するバイパス管路にイン
ジェクションバルブを介設するとともに、そのインジェ
クションバルブの開閉を制御する感温筒を圧縮機の吐出
側管路に付設した冷凍サイクル装置が記載されている。
【0003】かかる冷凍サイクル装置では、感温筒が圧
縮機の吐出側の異常高温を感知した場合、インジェクシ
ョンバルブを開放するように制御し、バイパス管路を介
して圧縮機に冷媒を流入して温度を下げ、また、一方、
感温筒により圧縮機の吐出側が一定温度以下の温度であ
ることを感知した場合には、インジェクションバルブを
閉じるように制御してバイパス管路から圧縮機に流入さ
れる冷媒の流量を制限するものである。このように構成
された冷凍サイクル装置によれば、圧縮機の過熱を防止
することが可能となる。また、前記のように構成された
冷凍サイクル装置では、インジェクションバルブの開閉
を正確に制御するためには感温筒を介して圧縮機から吐
出される冷媒の温度を正確に感知する必要があることか
ら、特開平2−140273号公報、特開平4−365
62号公報、特開平4−23975号公報等に記載され
るように、感温筒の周囲を断熱材にて被覆することも行
なわれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開平5−196307号公報に記載された従来の冷凍サ
イクル装置、特開平2−140273号公報、特開平4
−36562号公報、特開平4−23975号公報に記
載された感温筒固定具等においては、圧縮機の吐出側か
ら感温筒に至る管路については何ら断熱処理が行なわれ
ておらず、また、かかる管路部分について断熱処理を行
なうことについては何ら示唆、開示されていない。かか
る場合、例えば、冷凍サイクル装置を介して周囲温度が
一定温度よりも低温になると、圧縮機の吐出側から感温
筒に至る管路から発生する熱放出が大きくなり、このよ
うな熱放出に起因して圧縮機から吐出される冷媒の温度
と感温筒により検出される管路の温度との間に差が生じ
ることとなる。
【0005】このとき、感温筒はその検出した管路の温
度によりインジェクションバルブの開閉を制御すること
から、本来冷媒の検出温度に基づいてインジェクション
バルブの開閉を制御すべきところ、前記熱放出に起因し
て生じる温度差に基づいてもはや正確にインジェクショ
ンバルブの開閉制御を行なうことができない。従って、
周囲温度が低温になった場合には、前記熱放出により感
温筒の検出温度が低くなることから、バイパス管路を介
して圧縮機に流入される冷媒の流入量は減少してしま
い、この結果、圧縮機が過熱されてしまう虞が多分に存
する。
【0006】また、圧縮機の吐出側から感温筒に至る管
路から発生する熱放出を勘案してバイパス管路を介して
流される冷媒量を調整する方法もあるが、この場合に
は、周囲温度が一定温度以上の高温になった際、前記の
場合とは逆に、バイパス管路を介して圧縮機に流入され
る冷媒の量が必要以上に多くなり、この結果、圧縮機を
過冷却してしまうこととなって圧縮機の入口側の管路に
着霜及び結露が発生する原因となる虞がある。更に、必
要以上の冷媒が圧縮機に流れることから冷媒の能力を無
駄に使用することとなるとともに、圧縮機への冷媒の戻
り量が多い場合には液圧縮を引き起こし圧縮機の破壊に
つながる虞も多分に存するものである。
【0007】本発明は前記従来の問題点を解消するため
になされたものであり、圧縮機の出口から感温筒に至る
冷媒配管、及び、感温筒の周囲に断熱材を配設し、圧縮
機の出口と感温筒との間における冷媒配管から発生する
熱放出を常に一定にすることにより、圧縮機から吐出さ
れる冷媒の温度を感温筒により常に正確に検出してイン
ジェクションバルブの開閉制御を行なうことができ、も
ってバイパス配管を介して圧縮機に流入される冷媒の流
量を適正に制御することができるとともに、圧縮機で液
圧縮を発生することなく圧縮機の信頼性を向上して冷凍
サイクルの冷凍能力を有効に利用することができる冷凍
サイクル装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、圧縮機、凝縮器、減圧器、及び、蒸発器を順
次冷媒配管を介して接続した冷凍サイクルと、一端が凝
縮器と減圧器とを接続する冷媒配管に接続されるととも
に、他端が圧縮機の入口側における冷媒配管に接続され
たバイパス配管と、バイパス配管に介設されたインジェ
クションバルブと、圧縮機の出口側に接続された冷媒配
管に取り付けられ、インジェクションバルブの開閉を制
御する感温筒とを有する冷凍サイクル装置において、前
記圧縮機の出口から前記感温筒に至る冷媒配管、及び、
感温筒の周囲に断熱材が配設された構成とされる。ま
た、前記断熱材は断熱ホースから構成される。
【0009】
【作用】前記構成を有する本発明では、冷蔵庫等の内部
で圧縮機、凝縮器、減圧器、及び、蒸発器からなる冷凍
サイクルが駆動され、冷蔵庫等の冷蔵室が冷却される。
このように冷凍サイクルが駆動されている間に、圧縮機
の出口側に接続された冷媒配管に取り付けられた感温筒
を介して冷媒配管内を流れる冷媒が所定温度よりも高い
温度になったことを検出した場合、その感温筒による検
出に基づいて、一端が圧縮機と減圧器とを接続する冷媒
配管に接続されるとともに、他端が圧縮機の入口側にお
ける冷媒配管に接続されたバイパス配管に介挿されたイ
ンジェクションバルブの開閉が制御される。かかるイン
ジェクションバルブの開閉に従って、冷媒がバイパス配
管から圧縮機へ流入される冷媒の流量が制御される。
【0010】このとき、圧縮機の出口から感温筒に至る
冷媒配管、及び、感温筒の周囲に断熱材が配設されてい
るので、圧縮機の出口と感温筒との間における冷媒配管
から発生する熱放出を常に一定にすることができ、これ
により圧縮機から吐出される冷媒の温度を感温筒により
常に正確に検出してインジェクションバルブの開閉制御
を行なってバイパス配管を介して圧縮機に流入される冷
媒の流量を適正に制御することが可能となるものであ
る。この結果、圧縮機で液圧縮を発生することなく圧縮
機の信頼性を向上して冷凍サイクルの冷凍能力を有効に
利用することが可能となる。
【0011】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例に基づい
て図面を参照しつつ詳細に説明する。先ず、本実施例に
係る冷凍サイクルについて図1に基づき説明する。図1
は冷凍サイクルを模式的に示す説明図であり、冷凍サイ
クル1は、基本的に、圧縮機2、凝縮器3、減圧バルブ
4、及び、蒸発器5が冷媒配管6を介して順次接続され
ることにより構成されており、かかる冷凍サイクル1に
は冷媒が循環される。 このような冷凍サイクル1は、
一般に公知のように、圧縮機2にて吸入した低温低圧の
気体冷媒を圧縮して高温高圧の気体冷媒とし、その気体
冷媒を凝縮器3で熱交換して常温高圧の液冷媒とした
後、減圧バルブ4にて低温で蒸発し易いように減圧して
低温低圧の液冷媒とするとともに、最後に、蒸発器5を
介して液冷媒を蒸発させることにより冷蔵庫等の機械室
内を冷却するものである。尚、かかる冷凍サイクル1の
構成、作用については公知であり、ここではその説明を
省略する。
【0012】また、前記冷凍サイクル1において、凝縮
器3及び減圧バルブ4を接続する冷媒配管6Aと蒸発器
5及び圧縮機2を接続する冷媒配管6Bとの間には、一
端が冷媒配管6Aに接続され、他端が冷媒配管6Bに接
続されたバイパス配管7が設けられており、また、バイ
パス配管7の途中にはインジェクションバルブ8が介設
されている。かかるインジェクションバルブ8は、キャ
ピラリチューブ9を介して圧縮機2の出口側2Aの冷媒
配管6に取り付けられた感温筒10に接続されている。
感温筒10内には、公知のように、冷媒がチャージされ
ており、感温筒10は圧縮機2から冷媒配管6に流出さ
れた冷媒の温度を検出し、その検出した冷媒の温度に従
って、チャージされた冷媒をキャピラリチューブ9を介
してインジェクションバルブ8に送出することによりイ
ンジェクションバルブ8の開閉を制御する作用を行な
う。
【0013】因に、感温筒10により検出された冷媒配
管6内の冷媒温度が所定温度よりも高い異常な温度であ
る場合には、キャピラリチューブ9を介してインジェク
ションバルブ8を開放させるように作用し、バイパス配
管7、インジェクションバルブ8を介して凝縮器3によ
り凝縮された液冷媒を圧縮機2の入口側2Bに流して圧
縮機2の温度を下げる。これに対して、感温筒10によ
り検出された冷媒配管6内の冷媒温度が所定温度よりも
低い場合には、キャピラリチューブ9を介してインジェ
クションバルブ8を閉じるように作用し、バイパス配管
7、インジェクションバルブ8を介して圧縮機2の入口
側2Bに流入される液冷媒の量を減少させる。尚、イン
ジェクションバルブ8の構成、作用については公知であ
るので、ここではその説明を省略する。
【0014】続いて、圧縮機2の出口2Aから感温筒1
0に至る冷媒配管6、及び、感温筒10を断熱する構成
について図2に基づき説明する。図2は圧縮機2の出口
2Aから感温筒10に至る冷媒配管6を模式的に示す斜
視図である。図2において、冷媒配管6は、圧縮機2の
出口2Aから水平方向に延設された水平部6Cから上方
に立上られた立ち上がり部6Dを有し、また、立ち上が
り部6Dから屈曲部6Eを経て直線部6Fと連続されて
いる。尚、冷媒配管6に設けられた立ち上がり部6Dは
潤滑油を圧縮機2に戻すためのものであり、かかる立ち
上がり部6Dは、従来より一般に、圧縮機2の出口2A
側に接続される冷媒配管6に設けられている。また、感
温筒10は、前記水平部6C、立ち上がり部6D、屈曲
部6Eには取り付け難いことから、直線部6Fに取り付
けられている。
【0015】また、圧縮機2の出口2Aから感温筒10
に至る冷媒配管6の水平部6C、立ち上がり部6D、屈
曲部6E、直線部6Fの周囲、及び、感温筒10の周囲
は、断熱ホース11により被覆されて断熱されている。
このように断熱処理を行なうことにより、圧縮機2の出
口2Aから感温筒10に至る冷媒配管6の各水平部6
C、立ち上がり部6D、屈曲部6E、直線部6Fから発
生する熱放出を一定に保持することが可能となる。従っ
て、冷凍サイクル1の駆動時に圧縮機2の出口2A側か
ら流出される冷媒の温度を感温筒10を介して常に正確
に検出してインジェクションバルブ8の開閉制御を行な
うことが可能となり、これによりバイパス配管7、イン
ジェクションバルブ8を介して圧縮機2に流入される冷
媒の流量を適正に制御することができる。この結果、圧
縮機2で液圧縮を発生することなく圧縮機2の信頼性を
向上して冷凍サイクル1の冷凍能力を有効に利用するこ
とができるものである。
【0016】次に、前記構成を有する冷凍サイクル1の
作用を説明すると、冷凍サイクル1は、前記したよう
に、圧縮機2にて吸入した低温低圧の気体冷媒を圧縮し
て高温高圧の気体冷媒とし、その気体冷媒を凝縮器3で
熱交換して常温高圧の液冷媒とした後、減圧バルブ4に
て低温で蒸発し易いように減圧して低温低圧の液冷媒と
するとともに、最後に、蒸発器5を介して液冷媒を蒸発
させることにより冷蔵庫等の機械室内を冷却する。かか
る冷凍サイクル1の駆動時に、感温筒10は冷媒配管6
内を流れる冷媒の温度を検出し、その検出した冷媒温度
に基づいてキャピラリチューブ9を介してインジェクシ
ョンバルブ8の開閉を制御する。かかるインジェクショ
ンバルブ8の開閉に従って、凝縮器3により凝縮された
液冷媒がバイパス配管7、インジェクションバルブ8を
介して圧縮機2の入口2Bに流入される。
【0017】このとき、圧縮機2の出口2Aから感温筒
10に至る冷媒配管6の各水平部6C、立ち上がり部6
D、屈曲部6E、直線部6Fの周囲、及び、感温筒10
の周囲は断熱ホース11により被覆されて断熱されてお
り、従って、圧縮機2の出口2Aと感温筒10との間に
おける冷媒配管6から発生する熱放出は一定に保持され
る。これにより感温筒10は圧縮機2の出口2A側から
流出される冷媒の温度を感温筒10を介して常に正確に
検出してインジェクションバルブ8の開閉制御を行なう
ことが可能となり、これによりバイパス配管7、インジ
ェクションバルブ8を介して圧縮機2に流入される冷媒
の流量を適正に制御することができる。
【0018】例えば、冷凍サイクル1を介して冷蔵庫等
の機械室内の周囲温度が一定温度よりも低温になった場
合においても、圧縮機2の出口2A側から感温筒10に
至る冷媒配管6から大きな熱放出が発生することはな
く、従って、圧縮機2から流出される冷媒の温度と感温
筒10により検出される冷媒配管6の温度との間に差が
生じることはない。この結果、感温筒10は正確に冷媒
配管6内の冷媒温度を検出することができ、かかる感温
筒10による検出に基づいてインジェクションバルブ8
の開閉を適正に制御してバイパス配管7、インジェクシ
ョンバルブ8を介して圧縮機2の入口2Bに流入される
冷媒量を適正に制御することができるものである。これ
により、圧縮機2が過熱されてしまうことを確実に防止
することができる。
【0019】また、同様に、冷蔵庫等の機械室内の周囲
温度が一定温度以上の高温になった場合においても、バ
イパス配管7、インジェクションバルブ8を介して圧縮
機2の入口2Bに流入される冷媒量が適正に制御される
ことから、バイパス配管7、インジェクションバルブ8
を介して圧縮機2の入口2Bに流入される冷媒の量が必
要以上に多くなることはなく、これにより圧縮機2を過
冷却してしまうことを確実に防止して圧縮機2の入口2
B側の冷媒配管6に着霜や結露が発生することは全くな
い。更に、圧縮機2にて液圧縮を生じることも確実に防
止され得る。
【0020】以上詳細に説明した通り本実施例における
冷凍サイクル1では、圧縮機2の出口2Aから感温筒1
0に至る冷媒配管6の各水平部6C、立ち上がり部6
D、屈曲部6E、直線部6Fの周囲、及び、感温筒10
の周囲は断熱ホース11により被覆して断熱するように
構成したので、圧縮機2の出口2Aと感温筒10との間
における冷媒配管6から発生する熱放出を一定に保持す
ることができ、これにより感温筒10は圧縮機2の出口
2A側から流出される冷媒の温度を感温筒10を介して
常に正確に検出してインジェクションバルブ8の開閉制
御を行なうことができるとともに、バイパス配管7、イ
ンジェクションバルブ8を介して圧縮機2に流入される
冷媒の流量を適正に制御することができる。
【0021】従って、圧縮機2が過熱されてしまうこと
を確実に防止することができ、また、圧縮機2を過冷却
してしまうことを確実に防止して圧縮機2の入口2B側
の冷媒配管6に着霜、結露が発生すること、及び、圧縮
機2にて液圧縮を生じることも確実に防止することがで
きる。また、前記のように圧縮機2の出口2Aから冷媒
配管6の直線部6Fに至る周囲に断熱ホース11により
断熱して熱放出を一定に保持するようにしたことから、
感温筒10を冷媒配管6に取り付けるに際しては、感温
筒10の取付位置は圧縮機2の出口2Aの近傍位置に限
られることなく自在に選択することができる。
【0022】尚、本発明は前記実施例に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改
良、変形が可能であることは勿論である。例えば、前記
実施例では、断熱ホース11を介して冷媒配管6、感温
筒10の周囲を断熱するように構成したが、断熱ホース
11以外の各種の断熱材を使用することができることは
明かである。
【0023】
【発明の効果】以上説明した通り本発明は、圧縮機の出
口から感温筒に至る冷媒配管、及び、感温筒の周囲に断
熱材を配設し、圧縮機の出口と感温筒との間における冷
媒配管から発生する熱放出を常に一定にすることによ
り、圧縮機から吐出される冷媒の温度を感温筒により常
に正確に検出してインジェクションバルブの開閉制御を
行なうことができ、もってバイパス配管を介して圧縮機
に流入される冷媒の流量を適正に制御することができる
とともに、圧縮機で液圧縮を発生することなく圧縮機の
信頼性を向上して冷凍サイクルの冷凍能力を有効に利用
することができる冷凍サイクル装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 冷凍サイクルを模式的に示す説明図である。
【図2】 圧縮機の出口から感温筒に至る冷媒配管を模
式的に示す斜視図である。
【符号の説明】
1・・・冷凍サイクル、2・・・圧縮機、2A・・・出
口、2B・・・入口、3・・・凝縮器、4・・・減圧バ
ルブ、5・・・蒸発器、6、6A、6B・・・冷媒配
管、6C・・・水平部、6D・・・立ち上がり部、6E
・・・屈曲部、6F・・・直線部、7・・・バイパス配
管、8・・・インジェクションバルブ、9・・・キャピ
ラリチューブ、10・・・感温筒、11・・・断熱ホー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機、凝縮器、減圧器、及び、蒸発
    器を順次冷媒配管を介して接続した冷凍サイクルと、 一端が凝縮器と減圧器とを接続する冷媒配管に接続され
    るとともに、他端が圧縮機の入口側における冷媒配管に
    接続されたバイパス配管と、 バイパス配管に介設されたインジェクションバルブと、 圧縮機の出口側に接続された冷媒配管に取り付けられ、
    インジェクションバルブの開閉を制御する感温筒とを有
    する冷凍サイクル装置において、 前記圧縮機の出口から前記感温筒に至る冷媒配管、及
    び、感温筒の周囲に断熱材が配設されたことを特徴とす
    る冷凍サイクル装置。
  2. 【請求項2】 前記断熱材は断熱ホースからなること
    を特徴とする請求項1記載の冷凍サイクル装置。
JP9580194A 1994-04-08 1994-04-08 冷凍サイクル装置 Pending JPH07280364A (ja)

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JP (1) JPH07280364A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20170057415A (ko) * 2014-09-30 2017-05-24 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 냉동 사이클 장치
CN107166830A (zh) * 2017-05-15 2017-09-15 珠海格力电器股份有限公司 压缩机排气温度检测结构和空调装置

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