JPH07280198A - 撮像装置による液漏れ監視方法 - Google Patents

撮像装置による液漏れ監視方法

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JPH07280198A
JPH07280198A JP7118694A JP7118694A JPH07280198A JP H07280198 A JPH07280198 A JP H07280198A JP 7118694 A JP7118694 A JP 7118694A JP 7118694 A JP7118694 A JP 7118694A JP H07280198 A JPH07280198 A JP H07280198A
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JP
Japan
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liquid
liquid leakage
color
image pickup
monitoring
Prior art date
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Pending
Application number
JP7118694A
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English (en)
Inventor
Hirohiko Furukawa
博彦 古川
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液漏れ監視個所を撮像装置で監視して液漏れ
の発生を自動検出できる液漏れ監視方法を提供すること
を目的とする。 【構成】 液漏れ監視個所ならびに撮像装置4で液漏れ
監視個所を撮像したときに写される背景部分を検知対象
の液体とは別の同系色に着色し、#1で取り込んだ撮像
装置4の映像信号を#2で処理して撮影画面から前記同
系色の部分を消去し、#3では処理後の画像に前記同系
色でない部分が残っているかどうかを判別し、前記同系
色でない部分が残っている場合に液漏れ発生と判定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は配管設備などでの液漏れ
事故の監視方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】洪水時などの災害発生時に運転される排
水機場の配管設備では、いざと云う時に確実に運転でき
るように、従来では検査員が定期的に巡回して、水や燃
料油などの液漏れ事故の発生の有無を目視検査している
のが現状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の目視
による監視方法では、人材不足などの理由で日常の管理
が不十分になる問題があり、液漏れ検査を無人化して日
常管理の充実が望まれているのが現状である。
【0004】本発明は液漏れ監視個所を撮像装置で監視
して液漏れの発生を自動検出できる撮像装置による液漏
れ監視方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の撮像装
置による液漏れ監視方法は、液漏れ監視個所を撮像装置
で監視して液漏れを検出するに際して、液漏れ監視個所
ならびに撮像装置で液漏れ監視個所を撮像したときに写
される背景部分を検知対象の液体とは別の同系色に着色
し、撮像装置の映像信号を処理して撮影画面から前記同
系色の部分を消去し、処理画面に前記同系色と違う部分
が残っている場合に液漏れ発生と判定し、処理画面に前
記同系色と違う部分が残っていない場合に液漏れなしと
判定することを特徴とする。
【0006】請求項2に記載の撮像装置による液漏れ監
視方法は、液漏れ監視個所を撮像装置で監視して液漏れ
を検出するに際して、液漏れ監視個所の下方位置に液漏
れ液体に接触して変色する検知シートを敷設し、液漏れ
監視個所と撮像装置で液漏れ監視個所を撮像したときに
写される前記検知シートおよび背景部分を前記検知シー
トの変色後の色とは別の同系色に着色し、撮像装置の映
像信号を処理して撮影画面から前記同系色の部分を消去
し、処理画面に前記同系色と違う部分が残っている場合
に液漏れ発生と判定し、処理画面に前記同系色と違う部
分が残っていない場合に液漏れなしと判定することを特
徴とする。
【0007】
【作用】請求項1の構成によると、液漏れ監視個所なら
びに撮像装置で液漏れ監視個所を撮像したときに写され
る背景部分を検知対象の液体とは別の同系色に着色して
あるため、撮像装置の映像信号を処理して撮影画面から
前記同系色の部分を消去するだけの簡単な画像処理で液
漏れ発生と判定できる。
【0008】請求項2の構成によると、液漏れ監視個所
の下方位置に液漏れ液体に接触して変色する検知シート
を敷設し、液漏れ監視個所と撮像装置で液漏れ監視個所
を撮像したときに写される前記検知シートおよび背景部
分を前記検知シートの変色後の色とは別の同系色に着色
したため、撮像装置の映像信号を処理して撮影画面から
前記同系色の部分を消去するだけの簡単な画像処理で液
漏れ発生と判定できる。特に、検知シートを使用するこ
とによって透明な液体の液漏れも検知できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の撮像装置による液漏れ監視方
法を具体的な実施例に基づいて説明する。
【0010】図1〜図3は第1の実施例を示す。本発明
の液漏れ監視方法を採用した液漏れ監視装置は図1に示
すように構成されている。この第1の実施例では、排水
機場に据え付けられた燃料タンク1とこの燃料タンク1
から燃料である重油を送り出す配管経路2とが監視対象
物3となっている。撮像装置としてのカラーITVカメ
ラ4は、監視対象物3を撮影するように据え付けられて
いる。カラーITVカメラ4の映像信号は画像処理装置
5によって処理されて監視中ランプ6または警報装置7
を選択的に作動させる。8はカラーITVカメラ4の撮
像画面のモニターディスプレイである。
【0011】図2に示すようにカラーITVカメラ4に
よって液漏れ監視個所を含む監視対象物の燃料タンク1
と配管経路2は青色系に塗装されている。さらに撮像し
たときに写される背景部分としての床9ならびに壁面1
0も青色系に塗装されている。ここでは検知対象の液体
の重油は黒色である。
【0012】画像処理装置5は次のように構成されてい
る。#1で1画面分の映像信号をカラーITVカメラ4
から取り込み、#2では#1で取り込んだ画像から予め
決められている青色系の部分を消去する。#3では#2
で画像処理後の画像に青色系の部分でない部分が残って
いるかどうかを判別する。重油の漏れが発生していない
場合には、#1で取り込んだ画像は青色系の部分だけで
構成されているため、#2で青色系の部分を消去するこ
とによって処理後の画像はブランキングの状態になり、
#3では“ 規定色でない部分は無し”と判定されて、
#4で監視中ランプ6を点灯させる。
【0013】図3に示すモニター画面のように重油の漏
れが発生した場合には、#1で取り込んだ画像は青色系
の部分と液漏れしている重油の黒色の部分Aとで構成さ
れているため、#2で青色系の部分を消去することによ
って処理後の画像は、液漏れしている重油の黒色の部分
Aだけが残されており、#3では“ 規定色でない部分
は有り ”と判定されて#5で警報装置7を動作させて
重油漏れの発生を報知する。
【0014】このように、撮影画面から前記同系色の部
分を消去するだけの簡単な画像処理で液漏れ発生を無人
で検出できる。図4と図5は第2の実施例を示す。
【0015】図1の実施例では検出液体が透明ではない
重油であったが、検出液体が灯油や水のように無色透明
あるいは無色透明に近い場合には、第1の実施例の液漏
れ監視方法では検出の信頼性が悪化する。そこで、この
第2の実施例では、検出液体が灯油や水のように無色透
明あるいは無色透明に近い場合であっても液漏れを確実
に検出できる。
【0016】図4に示すように、液漏れ監視個所として
の燃料タンク1の出口11の下方位置と配管経路2のフ
ランジ部分12の下方位置に、検知シート13を敷設さ
れている。ここでは燃料タンク1に灯油が貯蔵されてい
る。第2の実施例においても第1の実施例と同じよう
に、燃料タンク1と配管経路2および床9,壁面10が
青色系に塗装されている。検知シート13は布または紙
または合成樹脂製で、表面が前記規定色としての青色系
で、検知液体の灯油が接触して変色する、具体的には染
み込むと黒っぽく変色する材質で構成されている。画像
処理装置5の構成は第1の実施例と同一である。
【0017】この第2の実施例において、図5に示すモ
ニター画面のように灯油の漏れが発生した場合には、漏
れた灯油が検知シートに染み込んで黒っぽく変色した部
分Bが発生する。したがって、#2で青色系の部分を消
去することによって処理後の画像は、検知シート13の
黒っぽく変色した部分Bだけが残されており、#3では
“ 規定色でない部分は有り ”と判定されて#5で警
報装置7を動作させて灯油漏れの発生を報知できる。
【0018】上記実施例では無色透明あるいは無色透明
に近い灯油の場合を説明したが、水のように無色透明あ
るいは無色透明に近い場合も同様であって、検知液体が
水である場合には、検知シート13を水が染み込んで変
色するような材料で構成することに成る。
【0019】
【発明の効果】請求項1の構成によると、液漏れ監視個
所ならびに撮像装置で液漏れ監視個所を撮像したときに
写される背景部分を検知対象の液体とは別の同系色に着
色してあるため、請求項2の構成によると、液漏れ監視
個所の下方位置に液漏れ液体に接触して変色する検知シ
ートを敷設し、液漏れ監視個所と撮像装置で液漏れ監視
個所を撮像したときに写される前記検知シートおよび背
景部分を前記検知シートの変色後の色とは別の同系色に
着色したため、何れの場合も撮像装置の映像信号を処理
して撮影画面から前記同系色の部分を消去するだけの簡
単な画像処理で液漏れ発生と判定でき、特に、検知シー
トを敷設した場合には、透明な液体の液漏れも検知する
ことができ、液漏れ監視の無人化を実現することができ
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液漏れ監視方法の第1の実施例の構成
図である。
【図2】同実施例の撮像画面の表示例の説明図である。
【図3】同実施例で液漏れが発生した場合の撮像画面の
表示例の説明図である。
【図4】第2の実施例の撮像画面の表示例の説明図であ
る。
【図5】同実施例で液漏れが発生した場合の撮像画面の
表示例の説明図である。
【符号の説明】
4 カラーITVカメラ〔撮像装置〕 5 画像処理装置 13 検知シート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液漏れ監視個所を撮像装置で監視して液
    漏れを検出するに際して、液漏れ監視個所ならびに撮像
    装置で液漏れ監視個所を撮像したときに写される背景部
    分を検知対象の液体とは別の同系色に着色し、撮像装置
    の映像信号を処理して撮影画面から前記同系色の部分を
    消去し、処理画面に前記同系色と違う部分が残っている
    場合に液漏れ発生と判定し、処理画面に前記同系色と違
    う部分が残っていない場合に液漏れなしと判定する撮像
    装置による液漏れ監視方法。
  2. 【請求項2】 液漏れ監視個所を撮像装置で監視して液
    漏れを検出するに際して、液漏れ監視個所の下方位置に
    液漏れ液体に接触して変色する検知シートを敷設し、液
    漏れ監視個所と撮像装置で液漏れ監視個所を撮像したと
    きに写される前記検知シートおよび背景部分を前記検知
    シートの変色後の色とは別の同系色に着色し、撮像装置
    の映像信号を処理して撮影画面から前記同系色の部分を
    消去し、処理画面に前記同系色と違う部分が残っている
    場合に液漏れ発生と判定し、処理画面に前記同系色と違
    う部分が残っていない場合に液漏れなしと判定する撮像
    装置による液漏れ監視方法。
JP7118694A 1994-04-11 1994-04-11 撮像装置による液漏れ監視方法 Pending JPH07280198A (ja)

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