JPH07280199A - 液漏れ監視方法 - Google Patents

液漏れ監視方法

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JPH07280199A
JPH07280199A JP6071188A JP7118894A JPH07280199A JP H07280199 A JPH07280199 A JP H07280199A JP 6071188 A JP6071188 A JP 6071188A JP 7118894 A JP7118894 A JP 7118894A JP H07280199 A JPH07280199 A JP H07280199A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
liquid leakage
monitoring
leakage
shape
Prior art date
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Pending
Application number
JP6071188A
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English (en)
Inventor
Hirohiko Furukawa
博彦 古川
Hironori Ogawa
浩紀 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Publication of JPH07280199A publication Critical patent/JPH07280199A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液漏れ監視方法を提供することを目的とす
る。 【構成】 液漏れ監視個所Aの下方位置に検知体3を配
設し、液漏れした液体Bが検知体3に接触すると、凸部
9が検知体3に発生する。この凸部9の有無を撮像装置
4または目視で観察して液漏れの発生を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液漏れ監視方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】洪水時などの災害発生時に運転される排
水機場の配管設備では、いざと云う時に確実に運転でき
るように、従来では検査員が定期的に巡回して、水や燃
料油などの液漏れ事故の発生の有無を目視検査している
のが現状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の目視
による監視方法では、相当量の液漏れが発生してからで
なければ発見できない場合があって、僅かな液漏れであ
っても見付け出せるような監視方法が望まれているのが
現状である。
【0004】また、人材不足などの理由で日常の管理が
不十分になる問題があり、液漏れ検査を無人化して日常
管理の充実が望まれているのが現状である。本発明は少
量の液漏れであっても目視によって迅速に液漏れを発見
できる液漏れ監視方法を提供することを目的とする。
【0005】また、液漏れの発生を自動検出できる液漏
れ監視方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の液漏れ監視方法
は、液漏れ監視液体に接触して変形する検知体を液漏れ
監視個所の下方位置に配設し、前記検知体を撮像装置で
監視し、撮像装置の画像信号を処理して前記検知体の形
状変化を検出し、形状変化の発生で液漏れ有りと判定す
ることを特徴とする。
【0007】また、液漏れ監視液体に接触して変形する
検知体を液漏れ監視個所の下方位置に配設し、前記検知
体の形状変化を目視で観察して前記検知体の形状変化か
ら間接的に液漏れの発生を判定することを特徴とする。
【0008】
【作用】この構成によると、漏れた液体が検知体に接触
して検知体が変形し、この形状の変化の有無を撮像装置
の信号の画像処理で検出して間接的に液漏れを自動検出
する。
【0009】また、漏れた液体が検知体に接触して検知
体が変形し、この形状の変化の有無を目視で目視で観察
して、間接的に液漏れを検出する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の液漏れ監視方法の具体的な実
施例を図1,図2に示す実施例に基づいて説明する。
【0011】図1において、第1の配管1aのフランジ
2aと第2の配管1bのフランジ2bとの接続個所を監
視個所Aとした例を説明する。ここで、第1,第2の配
管1a,1bには水が通水されている。
【0012】監視個所Aの下方位置には、液漏れ監視液
体である水Bに接触して膨張するシール材をシート状に
した検知体3が配置されている。検知体3としては水膨
張性シーラントとして一般に市販されているシール材
〔具体的には、商品名・アデカウルトラシールP−20
1,旭電化工業株式会社〕などを使用できる。
【0013】撮像装置としてのITVカメラ4は、検知
体3を撮影するように据え付けられている。ITVカメ
ラ4の映像信号は画像処理装置5によって処理されて監
視中ランプ6または警報装置7を選択的に作動させる。
8はITVカメラ4の撮像画面のモニターディスプレイ
である。
【0014】図2の(a)に示すように液漏れのない状
態での検知体3の形状は、凹凸の無いフラットな表面形
状であるが、監視個所Aから漏れた水Bが検知体3の上
に落下した場合には、図2の(b)に示すように水Bが
落下した個所では検知体3が膨張して凸部9ができる。
【0015】画像処理装置5は次のように構成されてい
る。#1で1画面分の映像信号をITVカメラ4から取
り込み、#2では#1で取り込んだ画像から予め決めら
れている形状の部分を消去する。ここで云う“予め決め
られている形状の部分”とは、図2の(a)に示すよう
に液漏れ発生前の検知体3の画像を処理して得られる形
状である。#3では#2で画像処理後の画像に“予め決
められている形状の部分”でない部分が残っているかど
うかを判別する。水Bが検知体3に落下するまでは検知
体3の形状変化が無いため、#2で“予め決められてい
る形状の部分”を消去することによって処理後の画像は
ブランキングの状態になり、#3では“ 規定形状でな
い部分は無し ”と判定されて、#4で監視中ランプ6
を点灯させる。
【0016】水Bが検知体3に落下すると、#2で“予
め決められている形状の部分”を消去することによって
処理後の画像は、凸部9だけが残されており、#3では
“規定形状でない部分は有り”と判定されて#5で警報
装置7を動作させて水漏れの発生を報知する。
【0017】このように、撮影画面から“予め決められ
ている形状の部分”を消去するだけの簡単な画像処理で
水漏れの発生を無人で検出できる。なお、検知体3の膨
張による形状変化をITVカメラ4で捕らえて間接的に
液漏れを検出しているため、水Bのように無色透明ある
いは無色透明に近い液体の液漏れであっても、液漏れを
確実に検出できる。
【0018】また、図2の(c)に示すように液漏れ監
視液体が検知体3の上面に落下すると、検知体3の形状
変化が検知体3の裏面側に凸部10が発生するように構
成した場合には、監視個所Aの配管が天井に敷設された
天井配管の場合であっても、下方から検知体3の様子を
ITVカメラ4で捕らえることによって、液漏れの発生
を検出できる。
【0019】上記各実施例の検知体3の材料として液漏
れ監視液体に接触して発泡する材料を使用することによ
って、大きな凸部9,10を得ることができ、迅速に液
漏れの発生を検出できる。
【0020】上記の各実施例では、検知体3をITVカ
メラ4で撮像して画像処理装置5で処理して無人による
液漏れの自動検出を実現したが、ITVカメラ4と画像
処理装置5に代わって係員が目視で検知体3の形状変化
を観察する場合であっても、従来の監視個所Aを目視で
監視している場合では発見できなかった僅かの液漏れ、
ならびに無色透明あるいは無色透明に近い液体の液漏れ
であっても、液漏れを確実に検出できる。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明によると、液漏れ監
視液体に接触して変形する検知体を液漏れ監視個所の下
方位置に配設し、前記検知体を撮像装置で監視し、撮像
装置の画像信号を処理して前記検知体の形状変化を検出
し、形状変化の発生で液漏れ有りと判定するため、間接
的に液漏れを自動検出でき、液漏れ監視の無人化を実現
することができるものである。
【0022】また、液漏れ監視液体に接触して変形する
検知体を液漏れ監視個所の下方位置に配設し、前記検知
体の形状変化を目視で観察して前記検知体の形状変化か
ら間接的に液漏れの発生を判定するため、監視個所を目
視で監視している場合では発見できなかった僅かの液漏
れ、ならびに無色透明あるいは無色透明に近い液体の液
漏れであっても、液漏れを確実に検出できるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液漏れ監視方法の具体的な実施例の構
成図である。
【図2】同実施例の検知体の液漏れ前後の形状変化を説
明する斜視図である。
【符号の説明】
A 監視個所 B 水〔液漏れ監視液体〕 3 検知体 4 ITVカメラ〔撮像装置〕 5 画像処理装置 9,10 凸部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液漏れ監視液体に接触して変形する検知
    体を液漏れ監視個所の下方位置に配設し、前記検知体を
    撮像装置で監視し、撮像装置の画像信号を処理して前記
    検知体の形状変化を検出し、形状変化の発生で液漏れ有
    りと判定する液漏れ監視方法。
  2. 【請求項2】 液漏れ監視液体に接触して膨張する検知
    体を液漏れ監視個所の下方位置に配設し、前記検知体を
    撮像装置で監視し、撮像装置の画像信号を処理して前記
    検知体の膨張変化を検出し、膨張変化の発生で液漏れ有
    りと判定する液漏れ監視方法。
  3. 【請求項3】 液漏れ監視液体に接触して発泡して形状
    変化する検知体を液漏れ監視個所の下方位置に配設し、
    前記検知体を撮像装置で監視し、撮像装置の画像信号を
    処理して前記検知体の形状変化を検出し、形状変化の発
    生で液漏れ有りと判定する液漏れ監視方法。
  4. 【請求項4】 液漏れ監視液体に接触して変形する検知
    体を液漏れ監視個所の下方位置に配設し、前記検知体の
    形状変化を目視で観察して前記検知体の形状変化から間
    接的に液漏れの発生を判定する液漏れ監視方法。
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