JPH07279704A - 4輪駆動車両の駆動力制御装置 - Google Patents
4輪駆動車両の駆動力制御装置Info
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-
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Abstract
た4輪駆動車両において、LSDの効果を充分に発揮さ
せると共に過大スリップの抑制を行う。 【構成】 車体速度に対応した基準トルクから、スリッ
プ量に対応したフィードバック補正トルクを減算した値
を基に、目標駆動トルクを得る。エンジン出力を目標駆
動トルクにまで低減するようにスロットル制御をするこ
とにより、スリップが抑制される。スリップ量DVS及
びスリップ率GDVSが所定値より大きいときにリター
ド指令が出力され、エンジンの点火時期が遅れ、急峻ス
リップを抑制する。しかも、スリップ量DVS1 ,DV
S2 ,DVS3 ,DVS4 のうち上位2つを微分してス
リップ率GDVS1 ,GDVS2 を求め、スリップ率G
DVS1 ,GDVS2 のうち小さい方を用いて点火時期
リタード制御をする。
Description
御装置に関し、リミテッドスリップデフ(LSD)を搭
載した4輪駆動車両の過大スリップを抑制すると共に、
LSDの機能を効果的に発揮できるようにしたものであ
る。
している場合に、駆動力をかけ過ぎると、駆動輪がスリ
ップしてタイヤのグリップ力が低下し、加速性や操縦性
が低下してしまう。このような事態に対応するため、い
わゆるトラクションコントロール装置と称する駆動力制
御装置が開発され、実用化されている。
輪のスリップを検出し、このスリップが大きいときに
は、運転者によるアクセルペダルの踏み込み量とは関係
なく、強制的且つ迅速にエンジンの出力を抑え駆動輪の
駆動力を低減している。これによりスリップを抑制し
て、雪道等の滑りやすい路面での発進・加速性を向上さ
せている。
る制御手段としては、次のようなものがある。 スロットル制御(吸気系のスロットル弁を閉じる) 点火時期リタード制御(点火プラグの点火時期を遅
らせる) 燃料制御(燃料カットや燃料噴射量制御) 気筒数制御(複数の気筒のうち所定のものを休筒す
る) 更に駆動輪の駆動力を低減してスリップを抑制する手段
としては次のものがある。 ブレーキ制御(ブレーキをかけてスリップを抑制す
る)
ール装置では、スロットル制御と点火時期リタード制御
とを組み合せた機構を用いることが多い。スロットル制
御によれば、エンジン出力は滑らかにかつ広範囲にわた
り制御できる。急発進時や、路面状況が乾燥路から凍結
路に急変したときには、急峻なスリップが生じるが、ス
ロットル制御ではかかる急峻なスリップの抑制はできな
い。そこで、急峻な過大スリップ発生時には、スリップ
の大きさに応じて点火時期リタード制御を一時的に作動
させ、応答性良く急峻スリップの抑制をしている。
は2輪駆動(2WD)車両に適用していた。ところで、
4輪駆動(4WD)車両であっても、エンジンの高出力
化やスパイクタイヤの使用規制強化に伴い、滑りやすい
路面でスリップが発生することがある。そこで4輪駆動
車両にトラクションコントロール装置を適用すべく開発
を進めてきた。
た。 (a)後輪にリミテッドスリップデフ(LSD)を備え
た4輪駆動車両(これの概要構成は後述する)。 (b)搭載するトラクションコントロール装置(駆動力
制御装置)は、スロットル制御と点火時期リタード制御
を組み合わせた機構(これの概要動作は後述する)。
WD車両の概要を説明する。LSDにおいては、ディフ
ァレンシャルギア自体はベベルギヤ式の一般的なもので
あり、左側のディファレンシャルサイドギアとディファ
レンシャルケースの間にビスカスカップリングが取り付
けられ、左右ドライブシャフトがビスカスカップリング
により連結されている。
の場合には差動効果は現れず、トルクは均一に分配され
る。スプリット路(駆動輪が接地している路面の摩擦係
数が左右で異なる路面)などを走行して、片輪のみがス
リップして片輪の回転数が多くなると、反対側の車輪へ
のトルク配分を増やしていく。つまり片輪スリップ時に
は差動動作を制限する。かくて、スプリット路や雪道な
どの悪路でのスリップを低減させ、走破性やぬかるみ脱
出性を向上させる。
動力伝達系の概要を示す。同図に示すように、エンジン
から出力されたトルクは、トルクコンバータ及び変速機
を介してセンタディファレンシャル401に伝えられ
る。センタディファレンシャル401は、前輪402と
後輪403にトルクを所要割合で配分する機能を有して
いる。そして前輪用出力軸404,フロントディファレ
ンシャル405及び前輪軸406を介して、センタディ
ファレンシャル401から前輪402にトルク伝達が行
なわれる。また、後輪用出力軸407,プロペラ軸40
8,LSD409及び後輪軸410を介して、センタデ
ィファレンシャル401から後輪403にトルク伝達が
行なわれる。LSD409には差動制限機構409aが
内蔵されている。
ル装置の動作を概説する。4輪駆動車に搭載するトラク
ションコントロール装置では、詳細構成は本発明の実施
例の中でも説明するが、スリップが生じたらスロットル
弁を強制的に閉め、急峻なスリップが発生したときには
コンピュータからリタード指令を出力して一時的に点火
時期リタード制御をする。
示すように、左前輪速VFL、右前輪速VFR、左後輪速V
RL、右後輪速VRRから、補正目標駆動輪速VOTC (これ
は本発明の実施例の中でも述べるが車体速度に対応した
もの)を減算してスリップ量DVS1 ,DVS2 ,DV
S3 ,DVS4 を求める。
DVS1 ,DVS2 ,DVS3 ,DVS4 のうち最大の
ものと2番目のものを選択し、この2つの値の平均をと
り、平均したスリップ量を平均スリップ量DVSaとし
て出力する。微分部602は平均スリップ量DVSaを
微分してスリップ率GDVSaを求める。リタード制御
セット・リセット判定部603は、平均スリップ量DV
Saが所定値以上で且つスリップ率GDVSaが所定値
よりも大きくなったら、リタード指令Lを出力する。こ
のリタード指令Lの出力により点火時期リタード制御が
行なわれ、駆動輪の駆動力が低下し、急峻なスリップが
抑制される。
うに従来技術では、スリップ量のうち上位2つの値を平
均してスリップ量DVSaを求め、これを微分してスリ
ップ率GDVSaを求めている。したがって、4輪のう
ちの1輪だけに急峻なスリップが発生しても、これに影
響されてスリップ率GDVSaも大きくなり、リタード
制御が行なわれてしまう。
に1輪に急峻なスリップが生じても、リアLSDの機能
の発揮により車体は安定走行できるので、駆動輪の駆動
力を低下させないほうがよい。しかし従来のトラクショ
ンコントロール装置を用いると、1輪にのみ急峻スリッ
プが生じたとしても駆動力が低下してしまい、LSDの
機能が有効に発揮できなかった。つまり、LSDを装備
しているため駆動力を低下しなくてもよい状況にあって
も、スプリット路等を走行すると、頻繁にリタード制御
が行なわれて駆動力が低下し、かえって乗心地や操縦性
を悪化させていた。
術は、特開平2−140439号にも示されている。
した4輪駆動車に適用でき、LSDの機能を充分に発揮
できると共にスリップの抑制のできる4輪駆動車両の駆
動力制御装置を提供することを目的とする。
明の構成は、前後いずれか一方の左右車輪間に差動制限
機構を有する差動装置を設けた4輪駆動車両の駆動力制
御装置であって、車輪から路面に伝達される駆動力を制
御することにより車輪のスリップを制限する4輪駆動車
両の駆動力制御装置において、4つの車輪の回転速度を
それぞれ検出する車輪速検出手段と、同車輪速検出手段
により検出された車輪回転速度に基づき、各車輪のスリ
ップのうち上位2つのスリップを検出するスリップ検出
手段と、同スリップ検出手段によって選択されたスリッ
プの変化率を求めるスリップ変化率演算手段と、同スリ
ップ変化率演算手段によって求められた2つのスリップ
変化率のうち小さい方を選択するスリップ変化率選択手
段と、同スリップ変化率選択手段によって選択されたス
リップ変化率に基づき上記駆動力を制御する駆動力制御
手段により構成されたことを特徴とする。
い方のスリップ率を選び、小さい方のスリップ率が所定
値よりも大きくなったときに、リタード制御をするた
め、1輪のみに急峻スリップが生じてもリタード制御は
行なわれず、LSDの機能が発揮される。
説明する。本実施例は、リアLSDを備えた4輪駆動車
に搭載する駆動力制御装置であり、この駆動力制御装置
(トラクションコントロール装置)は、スロットル制御
と点火時期リタード制御を組み合わせた機構である。
成>本発明を4輪駆動車両に適用した実施例の吸気系,
エンジン系及び制御系を、図1を参照してまずはじめに
説明する。図1に示すように、空気はエアークリーナ1
01及び吸気管102を介して、エンジン103の燃焼
室104に送られる。燃焼室104には、インジェクシ
ョンバルブ105から噴射された燃料も送られ、点火プ
ラグ106の点火により燃焼室104内の混合気が燃焼
する。
107が介装され、スロットルボディ107内には吸入
空気量を調整するスロットル弁108が回動可能に組み
込まれている。アクセルペダル109を踏み込むとスロ
ットル弁108が開方向に回動し、足をアクセルペダル
109から離すとバネ力によりスロットル弁108は全
閉状態に戻る。一方バキュームアクチュエータ110に
より制御棒111を矢印A方向に引っぱると、アクセル
ペダル109の操作にかかわらず、制御棒111の引っ
ぱり量に応じてスロットル弁108が強制的に閉じられ
るようになっている。このバキュームアクチュエータ1
10の動作機構は後述する。
ジタンク112が連通しており、このサージタンク11
2にはバキュームタンク113が連通している。一方、
バキュームタンク113とバキュームアクチュエータ1
10との間には、バキュームソレノイドバルブ114が
介装され、吸気管102のうちエアークリーナ101に
近い部分(ほぼ大気圧となっている部分)とバキューム
アクチュエータ110との間には、ベンチレーションソ
レノイドバルブ115が介装されている。
磁で閉状態となり、励磁すると開状態となる。逆にベン
チレーションソレノイドバルブ115は非励磁で開状態
となり励磁すると閉状態となる。一方、バキュームアク
チュエータ110は、内圧が負圧になると制御棒111
をA方向に引き、内圧が大気圧になると制御棒111
は、バキュームアクチュエータ110に内蔵したバネに
より規定される位置に戻る。よってソレノイドバルブ1
14,115の通電状態と、バキュームアクチュエータ
110の動作をまとめると次のようになる。 ソレノイドバルブ014,115を共に非励磁にす
る。→バキュームアクチュエータ110の内圧は大気
圧。→制御棒111は内蔵バネにより規定される位置と
なる。 ソレノイドバルブ114,115を共に励磁する。
→バキュームアクチュエータ110の内圧は負圧。→制
御棒111はA方向に引かれる。
レノイドバルブ114,115に通電する電流をデュー
ティー制御することにより行い、デューティー率に応じ
て制御棒111のA方向移動量が決定する。
いてまとめておく。 ソレノイドバルブ114,115への電流のデュー
ティー率が0%であり、バキュームアクチュエータ11
0の制御棒111がバネで規定される位置にあるときに
は、アクセルペダル109の踏み込み量に1対1に応じ
てスロットル弁108が開く。 ソレノイドバルブ114,115に電流を流して制
御棒111がA方向に引かれたときには、アクセルペダ
ル109の踏み込み量とは関係なく、強制的にスロット
ルバルブ108が閉じられる。スロットルバルブ108
の閉じ量は、制御弁111の移動量ひいてはソレノイド
バルブ114,115への電流デューティー率に対応す
る。
ソレノイドバルブ114,115に供給する電流を制御
することにより、スロットル弁108を強制的に閉める
ことができる。これにより、エンジン103の出力を低
減することができる。またエンジンコントロールユニッ
ト201は、点火プラグ106の点火時期を調整するこ
とができ、点火角を遅角させることによりエンジン10
3の出力を低減することができる。更にエンジンコント
ローラ201は、インジェクションバルブ105から噴
射される燃料量を調整する。
信ケーブル203によりエンジンコントロールユニット
201に接続されている。エンジンコントロールユニッ
ト201はエンジン状態信号をトルクコントロールユニ
ット202に送り、トルクコントロールユニット202
は目標駆動トルク(演算手法は後述する)や点火時期の
遅角割合に関する情報を、エンジンコントロールユニッ
ト201に送る。
クセル開度センサ204の他に各種センサ(具体例は後
述)から信号を受け、後述するようにスリップの判定、
スプリット路の判定、目標駆動トルクの演算、遅角割合
の演算等を行う。一方、エンジンコントロールユニット
201は、スロットル開度センサ205等のセンサや、
トルクコントロールユニット202から情報を受け、エ
ンジン103の出力制御をする。特にエンジン出力を強
制低減する場合には、エンジンコントロールユニット2
01は、ソレノイドバルブ114,115のデューティ
ー率を上げると共に、点火プラグ106の点火時期を遅
らせる。
た構成及び演算>次にトルクコントロールユニット20
2及びその周辺のセンサ類の構成と演算手順について、
図2を参照して説明する。
ット202には、右後輪速センサ251、左後輪速セン
サ252、右前輪速センサ253、左前輪速センサ25
4の他、図示しない各種センサが接続されている。右後
輪速センサ251は右後輪速VRRを検出し、左後輪速セ
ンサ252は左後輪速センサVRLを検出し、右前輪速セ
ンサ253は右前輪速VFRを検出し、左前輪速センサ2
54は左前輪速VFLを検出する。
速度演算部301は、車輪速VRR,VRL,VFR,VFLの
うち速い方から3番目のものを選択してこれを車体速度
VBとして出力する。微分部302は、車体速度VB を
微分演算することにより、自動車の直進走行方向に沿う
前後加速度GB を求める。トルク換算部303は、前後
加速度GB に、車体重量Wb 及び前輪の有効タイヤ半径
rを乗算することにより基準駆動トルクTB を求める。
補正トルク演算部304は補正トルクTC を求め、加算
部305にて基準駆動トルクTB に補正トルクTC を加
えて補正基準駆動トルクTBCを求める。なお上記補正ト
ルクTC とは、走行抵抗とコーナリングドラッグトルク
を加算したものである。走行抵抗はマップデータを基に
求めたものであり、車体速度が増加すると大きくなる傾
向にある。コーナリングドラックトルクもマップデータ
を基に求めたものであり、操舵軸の旋回角が増すと大き
くなる傾向にある。
数(1.1)を乗算して目標駆動輪速VOTを求める。定
数の値1.1は次の知見を基に決定した。即ち、自動車
走行中において、駆動輪が路面に対して10%程度スリ
ップすることにより、操縦性能や加速性能が良好になる
ことを考慮して決定した。
求める。この補正速度VC は、加速度補正値から旋回補
正値を減算したものである。加速度補正値は、マップデ
ータから求めたものであり、前後加速度GB の値が増加
するにつれて段階的に大きくなる傾向にある。旋回補正
加速度も、マップデータから求めたものであり、横加速
度(左右の後輪の速度差に対応)の値が増加するにつれ
て大きくなる傾向にある。そして加算部308では、目
標駆動輪速VOTに補正速度VC を加えて、補正目標駆動
輪速VOTC を求める。
VRR,VRL,VFR,VFLのうち、最も速いものとその次
に速いものを選択し、選択した2つの速度を平均して平
均駆動速度VFXを求める。減算部310では、平均駆動
輪速VFXから補正目標駆動速度V OTC を減算してスリッ
プ量DVSを求める。
は、スリップ量に比例係数を乗算してスリップ量に比例
した基本的な比例補正トルクを求める比例演算と、スリ
ップ量を積分してスリップ量のゆるやかな変化に対応し
た積分補正トルクを求める積分演算と、スリップ量を微
分してスリップ量の急激な変化に対応した微分補正トル
クを求める微分演算をする。更に比例補正トルクと積分
補正トルクと微分補正トルクを加算してフィードバック
補正トルクTF を求める。
BCからフィードバック補正トルクT F を減算する。更に
割算部313ではトルク(TBC−TF )を総減速比ρm
・ρ d (マニュアルトランスミッションの場合)で割算
することにより、目標駆動トルクT0 を求める。なおρ
m はトランスミッション変速比、ρd は差動歯車減速比
である。なおオートマチックトランスミッションの場合
では、トルクコンバータ比ρT も考慮して総減速比はρ
m ・ρd ・ρT となる。目標駆動トルクT0 は、基準駆
動トルクTB (これは車体速度VB を維持しようとする
トルクに対応)からフィードバック補正トルクTF (こ
れはスリップを生起させるトルクに対応)を減算した値
に対応している。よってエンジン出力を目標駆動トルク
T0 にまで低減すれば、スリップは抑制されることにな
る。この目標駆動トルクT0 は、エンジン出力低減要求
部314に送られる。
VFL,VFR,VRL,VRR及び補正目標駆動輪速VOTC を
受けており、これらデータから急峻スリップの発生を検
出し、急峻スリップが発生したときにはリタード指令L
を出力する。リタード制御・演算部500の構成及び制
御手法は本発明のポイントであり、詳細は図3及び図4
を参照して、後で説明する。
トラクションコントロールスイッチが運転者により投入
されトラクションコントロールが選択され(ii)スリッ
プ量DVS及びスリップ率GDVSが設定値以上である
等の条件が満たされたときに、目標駆動トルクT0 及び
リタード指令Lをエンジンコントロールユニット201
に送る。
エンジン103の出力が目標駆動トルクT0 になるよう
に、ソレノイドバルブ114,115に流す電流デュー
ティ率を制御してスロットル弁108を強制的に閉めて
いく。またエンジンコントロールユニット201は、リ
タード指令Lに応じて点火プラグ106の点火時期を遅
らせる。
のポイント>図3を参照してリタード制御・演算部50
0の第1具体例を説明する。同図に示すように各減算部
501,502,503,504は、各車輪速VFL,V
FR,VRL,VRRからそれぞれ補正目標駆動輪速VOTC を
減算して、スリップ量DVS 1 ,DVS2 ,DVS3 ,
DVS5 を出力する。スリップ量選択部505は、スリ
ップ量DVS1 ,DVS2 ,DVS3 ,DVS4 のうち
最大のものと2番目のものを選択してこれらをスリップ
量DVS11,DVS12として出力する。微分部506は
スリップ量DVS11,DVS12をそれぞれ微分して2つ
のスリップ率GDVS1 ,GDVS2 を出力する。この
スリップ率GDVS1 ,GDVS2 は、スリップ量DV
S11,DVS12の時間当りの変化率を示したものであ
り、このスリップ率GDVS1 ,GDVS2 の値は急峻
な過大スリップが生じたときに大きくなる。
1 ,GDVS2 のうち小さい方を選択し、これを最小ス
リップ率GDVSLとして出力する。
8には、点火時期リタード制御のセット(開始)条件及
びリセット(終了)条件が、例えば次のように設定され
ている。なおスリップ量DVS11,DVS12の平均をD
VS0 とし、重力加速度をGとする。下記(1)(2)
が同時に成立したときに点火時期リタード制御をセット
してリタード指令Lを出力する。 (1) スリップ量DVS0 ≧2[km/h] (2) スリップ率GDVSL>0.6G 結局スリップ量DVS0 及びスリップ率GDVSLが共
に所定値より大きくなったらセットする。下記(3−
1)(3−2)が同時に成立したとき、または、(4−
1)(4−2)が同時に成立したときに、点火時期リタ
ード制御をリセットしてリタード指令Lの出力を停止す
る。 (3−1) −0.5G≦GDVSL≦0G (3−2) DVS0 <6[km/h] (4−1) GDVSL<−0.5G (4−2) DVS0 <18[km/h]
DVSLがある程度小さくなりスリップ量DVS0 が大
幅に低下したときの条件であり、上記(4−1)(4−
2)はスリップ量DVS0 がある程度小さくなりスリッ
プ率GDVSLが大幅に低下したときの条件である。
は、最小スリップ率GDVSL、即ち、スリップ率GD
VS1 ,GDVS2 のうち小さい方のスリップ率が、所
定値よりも大きくなったら、リタード指令Lを出す条件
(2)となっている。よって4輪のうち1輪のスリップ
が急激に大きくなった場合、スリップ率GDVS1 ,G
DVS2 のうち一方の値は大きくなるが他方の値は小さ
く、結局、最小スリップ率GDVSLは小さく、条件
(2)が成立せずリタード指令は出力されない。
に1輪に急峻なスリップが生じても、リアLSDの機能
の発揮により車体は安定走行ができるので、駆動輪の駆
動力を低下させないほうがよい。本実施例では、1輪に
急峻なスリップが生じても、条件(2)は成立せず点火
時期リタード制御は行なわれることなく、リアLSDの
機能を充分に発揮することができる。この効果が、本実
施例の目ざすところである。
定値よりも大きくなって条件(2)が成立したとき、即
ち、2輪以上に急峻なスリップが生じて条件(2)が成
立し、且つ条件(1)が成立したときには、点火時期リ
タード制御が実行されスリップの発生を抑制する。
具体例を示す。第2具体例では、車輪速選択部509
は、各車輪速VFL,VFR,VRL,VRRのうち最速のもの
と2番目に速いものを選択し、これらを車輪速V1 ,V
2 として出力する。減算部510,511は車輪速
V1 ,V2 から補正目標駆動輪速VOTC を減算してスリ
ップ量DVS11,DVS12を出力する。これ以降の処理
は図3のものと同じであり、第1具体例と同じ効果を発
揮する。
点火時期リタード制御を組み合わせた駆動力制御装置で
あったが、本発明は、点火時期リタード制御の代わり
に、燃料制御や気筒数制御やブレーキ制御を用い
た駆動力制御装置にも適用することができ、,,
の各制御の開始に関し、上述した実施例と同様な制御を
するようにしてもよい。
に本発明によれば次のような効果を奏する。
車輪を上位2つのスリップから判定し、これらの中から
スリップが増加傾向にない方のスリップに基づき駆動力
を制御するので、スプリット路走行時において、駆動力
の低減度合いを従来のものより抑え、従来のような駆動
力の低減しすぎによる加速不足をなくすことができる。
また、スリップ変化率に基づき駆動力を制御するので、
スリップの増大傾向を判定して応答性の優れた制御を実
現可能である。なお従来技術では、スプリット路走行時
において、差動制限機構が設けられている方の車輪で
は、一方の車輪がスリップしても差動制限機構により他
方の車輪から駆動力が路面にされるのでもともとスリッ
プが起こりにくい。従って、差動制限機構のない方の車
輪において、スリップ増大傾向の大きい方に基づき駆動
力を低減すると、必要以上に駆動力が低減されて十分加
速できなくなる。
具体的に述べたものであって、請求項1の発明と同様の
効果を得ることができる。
具体的に述べたものであって、請求項1の発明と同様の
効果を得ることができるが、先に車輪回転速度を選択し
てからスリップを演算するのでスリップ演算が2回です
むという効果をさらに有する。
により、各車輪に共通して駆動力を制御できるので、本
発明を容易に実現することができる。
りエンジントルクを迅速に変更できるので、制御の応答
性が優れている。
点火時期の制御に組み合わせることにより、点火時期の
変更による応答性のよい駆動力の制御と、吸入空気量の
制御によりトルク変化がなめらかで運転フィーリングの
よい駆動力の制御とを両立させることができる。
た自動車の吸気系,エンジン系及び制御系を示す構成
図。
示すブロック図。
ロック図。
ロック図。
を示す構成図。
Claims (6)
- 【請求項1】 前後いずれか一方の左右車輪間に差動制
限機構を有する差動装置を設けた4輪駆動車両の駆動力
制御装置であって、 車輪から路面に伝達される駆動力を制御することにより
車輪のスリップを制限する4輪駆動車両の駆動力制御装
置において、 4つの車輪の回転速度をそれぞれ検出する車輪速検出手
段と、 同車輪速検出手段により検出された車輪回転速度に基づ
き、各車輪のスリップのうち上位2つのスリップを検出
するスリップ検出手段と、 同スリップ検出手段によって選択されたスリップの変化
率を求めるスリップ変化率演算手段と、 同スリップ変化率演算手段によって求められた2つのス
リップ変化率のうち小さい方を選択するスリップ変化率
選択手段と、 同スリップ変化率選択手段によって選択されたスリップ
変化率に基づき上記駆動力を制御する駆動力制御手段に
より構成されたことを特徴とする4輪駆動車両の駆動力
制御装置。 - 【請求項2】 上記スリップ検出手段は、上記車輪速検
出手段によって検出された4つの車輪回転速度に基づ
き、各車輪のスリップを演算するスリップ演算手段と、
同スリップ演算手段によって演算された車輪のスリップ
のうち上位の2つを選択するスリップ選択手段とにより
構成されることを特徴とする請求項1の4輪駆動車両の
駆動力制御装置。 - 【請求項3】 上記スリップ検出手段は、上記車輪速検
出手段によって検出された4つの車両回転速度のうち上
位の2つを選択する車輪速選択手段と、同車輪速選択手
段によって選択された車輪の回転速度に基づき、選択さ
れた車輪回転速度に対応する車輪のスリップを演算する
スリップ演算手段とにより構成されることを特徴とする
請求項1の4輪駆動車両の駆動力制御装置。 - 【請求項4】 上記駆動力制御手段は、上記エンジンの
出力を変更することにより上記駆動力を制御することを
特徴とする請求項1の4輪駆動車両の駆動力制御装置。 - 【請求項5】 上記駆動力制御手段は、上記エンジンの
点火時期を制御するものであることを特徴とする請求項
4の4輪駆動車両の駆動力制御装置。 - 【請求項6】 上記車輪速検出手段により検出された車
輪の回転速度に基づき、上記エンジンの吸入空気量を制
御することにより、上記駆動力制御手段とは別に上記駆
動力を制御する吸入空気量制御手段をさらに有すること
を特徴とする請求項5の4輪駆動車両の駆動力制御装
置。
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