JPH0727911Y2 - 空気に触れることにより固化する恐れがある液体の供給装置 - Google Patents

空気に触れることにより固化する恐れがある液体の供給装置

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JPH0727911Y2
JPH0727911Y2 JP2822689U JP2822689U JPH0727911Y2 JP H0727911 Y2 JPH0727911 Y2 JP H0727911Y2 JP 2822689 U JP2822689 U JP 2822689U JP 2822689 U JP2822689 U JP 2822689U JP H0727911 Y2 JPH0727911 Y2 JP H0727911Y2
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JP
Japan
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liquid
liquid supply
pump
supply device
discharge port
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JP2822689U
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JPH02119892U (ja
Inventor
逸尚 古賀
学 平原
Original Assignee
東陶機器株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は空気に触れることにより固化する恐れがある液
状体、例えばシャンプー,リンス,石けん液等の供給装
置に関する。
(従来の技術) 従来、この種の液体供給装置は、第3図に示すように液
体を収容するタンク(1)と吐出口部(2)とを管路
(4)で連絡し、該管路(4)途中に設けたポンプ
(3)の駆動によりタンク(1)から吐出口部(2)へ
液体を供給して吐出口部(2)から吐出させるようにな
っているだけの構造である。
しかし乍ら、上記従来の液体供給装置は液体を吐出させ
た後管路に液体が滞留するため、供給する液体がシャン
プーやリンスあるいは石けん液等の場合、管路に滞留し
た液体が空気に触れて固化し管路を詰まらせるという問
題がある。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は従来技術が有する上記問題点に鑑みてなされた
もので、その目的とする処は、供給後管路内に滞留する
供給液体を直接空気に触れないようにして固化を防止
し、管路の詰まりを防止することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本考案の液体供給装置にあっ
ては、液体を収容するタンクと吐出口部を中途部にポン
プを介装する管路で連絡すると共に上記管路の中途部の
ポンプ下流に、開閉弁を介して給水源に連絡する給水管
路を接続するものである。
上記ポンプはスイッチ等の手動操作により起動されるよ
うにしても良いし、センサー等による使用者の感知に基
づいて自動的に起動されるようにしても良い。
また、給水管路の開閉弁は、供給液体の停止後自動的に
所定時間開弁するようにしたものでも、手動で開閉する
ものであっても良い。
(作用) 上記のように構成した液体供給装置は、ポンプを作動さ
せることによりシャンプー,石けん液等の液体を吐出口
部から吐出させることができるが、ポンプを止め液体の
吐出を停止した後、給水管路の開閉弁を開弁すれば、ポ
ンプ下流において前記管路に水が流入して吐出口部へ流
れるため、給水管路接続部から吐出口部迄の間に滞留す
るシャンプー,石けん液等の液体が洗い流されると共に
開閉弁閉止後には給水管路接続部から吐出口部にかけて
管路内に水が充満し、この水により管路が遮断されるの
で、給水管路接続部より上流側の管路に残っているシャ
ンプー,石けん液等の液体は空気に触れることがない。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図に基づいて説明する。
この実施例は本考案を手洗装置における石けん液供給装
置に実施したものであり、第2図において(A)は手洗
器、(B)はその背後側の上縁面(7)に取りつけられ
た機能ケースであって、この機能ケース(7)前面に
は、図示していない手洗水吐出口や温風吹き出し口と共
に石けん液の吐出口部(2)と、手洗のために上記吐出
口部(2)前方に差し出される手を感知する感知部
(8)が夫々手洗器(A)のボール部(9)内に臨んで
設けられている。
上記手洗器(A)はキャビネット状の機台(C)上に設
置されており、該機台(C)には石けん液収容タンク
(1)と後述の制御部(10)が取りつけられている。
吐出口部(2)と石けん液収容タンク(1)は手洗器
(A)の裏側を通り、上記上縁面(7)を貫通する管路
(以下この実施例においては石けん液供給管路(4)と
云う)により連絡されており、該石けん液供給管路
(4)の途中にはポンプ(3)が介装されると共に、こ
のポンプ(3)より下流側において給水管路(6)が接
続される。
給水管路(6)は管元が給水源に接続されており、中途
部には開閉弁(5)が介装される。
前記感知部(8)は例えば光電センサー、開閉弁(5)
は電磁弁からなり、これら感知部(8)と開閉弁
(5)、それに前記ポンプ(3)は夫々制御部(10)に
電気的に接続されている。
そして、感知部(8)は吐出口部(2)の前に差し出さ
れた手を感知して制御部(10)に感知信号を発生する。
また、ポンプ(3)は制御部(10)からの出力により駆
動され、出力の消滅により作動を停止する。
開閉弁(5)は制御部(10)からの出力により開弁し、
出力の消滅により閉弁する。
制御部(10)は、感知部(8)の感知信号を入力すると
ポンプ(3)に所定時間出力を発生した後、ポンプ
(3)への出力を消滅し、更にこの出力消滅後所定時間
経過した後今度は開閉弁(5)に一定時間出力を発生す
るように構成する。
而して、この石けん液供給装置は感知部(8)が手洗の
ために差し出された手を感知すると所定時間ポンプ
(3)が作動して、吐出口部(2)から一定量の石けん
液を吐出する。そして、この石けん液の吐出が終了する
と、終了時点から所定時間後開閉弁(5)が一定時間開
弁し、給水管路(6)を介して石けん液供給管路(4)
に一定量の水を供給する。
これにより石けん液吐出後、石けん液供給管路(4)の
給水管路接続部から吐出口部(2)に至る部分は水洗い
され、該部に滞留していた石けん液は洗い流される。し
かも該部には洗い流された石けん液に代わって水が対流
充満して、石けん液供給管路(4)を水封し給水管路接
続部より上流側に残存滞留する石けん液の空気との接触
を遮断する。
尚、図示してはいないが、石けん液供給管路(4)の給
水管路接続部より若干上流側及び給水管路(6)の適宜
個所には逆止弁を設けるのが望ましい。
(効果) 本考案は以上のように構成したから以下に記載するよう
な効果を奏する。
シャンプー,リンス,石けん液等の液体を吐出後、ポン
プ下流側における管路の中途部から吐出口部迄の間に水
を流して、該部に滞留した液体を洗い流すと共に該部に
は洗い流された液体に代わって水を充満させることがで
きるので、管路内に残存滞留する液体は空気に接触せ
ず、従って、滞留する液体が固化して管路が詰まるよう
なことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案、空気に触れることにより固化する恐れ
がある液体の供給装置の概略構成を示す模式図、第2図
は本考案装置を手洗装置の石けん液供給装置として実施
した状態の一例を示す手洗装置の側面図で一部切欠して
示してある。第3図は従来の液体供給装置の概略構成の
一例を示す模式図である。 1:タンク、2:吐出口部 3:ポンプ、4:管路(石けん液供給管路) 5:開閉弁、6:給水管路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】液体を収容するタンクと吐出口部を、中途
    部にポンプを介装する管路で連絡した液体供給装置にお
    いて、上記管路中途部のポンプ下流に、開閉弁を介して
    給水源に連絡する給水管路を接続してなる空気に触れる
    ことにより固化する恐れがある液体の供給装置。
JP2822689U 1989-03-13 1989-03-13 空気に触れることにより固化する恐れがある液体の供給装置 Expired - Lifetime JPH0727911Y2 (ja)

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JPH02119892U JPH02119892U (ja) 1990-09-27
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JP2562740Y2 (ja) * 1991-02-07 1998-02-16 東陶機器株式会社 水石けん供給装置
JP2563181Y2 (ja) * 1991-03-15 1998-02-18 東陶機器株式会社 水石けん供給装置

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JPH02119892U (ja) 1990-09-27

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