JPH0259006A - 浴槽水浄化装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、風呂の浴槽水浄化装置、特に垢、ゴミ、毛
髪による浴槽水の汚れを浄化するようにしたものに関す
る。

［従来の技術］ 第２図は従来の浴槽水浄化装置の断面図である。

図において、（１）は浴槽水浄化装置本体で、（２）は
浴槽水浄化装置本体（１）の電源プラグコード、（３）
は後述する浴槽ユニットから浴槽水を循還させる為の循
還ポンプ、（４）は循還ポンプ（３）の出口に接続され
ている浄化フィルタ装置で、これらが浴槽水浄化装置本
体（１）内に内蔵されている。

（５）が浴槽（６）の中にセットされた浴槽ユニットで
、それにはプレフィルタぐ８）を有する浴槽水吸込口（
７）と給水口逆止弁（９）と、浄化水吐出口・（１０）
が付けられている。そして、（１１）は給水口逆止弁（
９）に接続された給水パイプ、（１２）は給水口逆止弁
（９）と循還ポンプ（３）の入口をつなぐ吸込ホース、
　（１３）は浄化フィルター装置（４）の出口から浴槽
ユニット（５）の浄化水吐出口（１１）とを結ぶ吐出ホ
ースである。（１４）は浴槽排水溝である。

従来の浴槽水浄化装置は上記のように構成され、まず、
浴槽（６）に水を入れ、浴槽水浄化装置を運転する場合
、給水パイプ（１１）に水道の蛇口から図示しないホー
スをつなぎ、給水し、浴槽水浄化装置本体（１）および
浴槽ユニット（５）の配管内に水を入れる。次に電源プ
ラグコード（２）を電源に接続し、図示省略の電源スィ
ッチを入れると循還ポンプ（３）が作動して浴槽（６）
内の水をプレフィルタ（８）から吸い込み、浴槽水吸込
口（７）及び給水口逆止弁（９）を経て吸込ホース（１
２）を通り、循還ポンプ（３）から浄化フィルタ装置（
４）へ入る。そして、吐出ホース（１３）を通り、浄化
水吐出口（１１）から出されて循還する。

そして、電源スィッチを切ると循還ポンプ（３）か止ま
る。このとき、給水口逆止弁（９）の水モレがない場合
は、再び運転を再開すると、給水パイプ（１１）から、
給水しなくても、循還ポンプ（３）の運転は可能となる
。

［発明が解決しようとする課題］ 上記のような従来の浴槽水浄化装置では、浴槽（６）内
の下方に位置する浴槽水吸込口（７）が給水口逆止弁（
９）を介して給水パイプ（１１）に接続されると共に吸
込ホース（１２）を経由して循還ポンプ（３）に接続さ
れ、その循還ポンプ（３）は浄化フィルタ装置（４）及
び吐出ホース（１３）を介して浴槽（６）内の上方に位
置する浄化水吐出口（１１）に接続されており、給水口
逆止弁（９）の性能が完全でないと長時間循還を停止す
る場合には吸込ホース（１２）内の水が浴槽（６）内に
流出して吸込ホース（１２）内に空気が入るため、再運
転のときは給水パイプ（１１）より再度給水して吸込ホ
ース（１２）内の空気を排出しなければならないという
問題点があった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、再運転時には給水をしなくても、確実に循還
できる浴槽水浄化装置を得ることを目的とする。

［課題を解決するための手段］ この発明に係る浴槽水浄化装置は浴槽の水位を検出する
水位検出器を浄化水吐出口と浴槽水吸込口との間に設け
、その水位検出器の検出信号によって循還ポンプへの通
電をオン・オフさせるスイッチ手段を設けると共に循還
路を開閉する電磁弁を循還ポンプの排水側に設けるよう
にしたものである。

［作用コ この発明においては、浴槽内の水位が水位検出器が設け
られている位置より下がると、水位検出器が水位の低下
を検出し、水位検出器の検出信号によってスイッチ手段
がオフとなって循還ポンプを停止させると同時に電磁弁
が閉じ、浴槽水吸込口から吸込ホースを介して循還ポン
プまでの配管系を閉とする。従って、給水口逆止弁が不
十分なものであっても、その配管系内の水が浴槽水吸込
口から浴槽内に流出することはなくなり、その配管系に
給水しなくとも浴槽水浄化装置の再運転が可能となる。

［実施例］ 第１図はこの発明の一実施例を示す断面図である。図に
おいて、従来例と同一の構成は同一符号を付して重複し
た構成の説明を省略する。（Ｉ５）は浴槽（８）の水位
を検出する水位検出器で、浴槽（６）内の上方に配設さ
れた浄化水吐出口（１１）と浴槽（６）内の上方に配設
された浴槽水吸込口（７）との間の適宜位置に設けられ
ている。（１６）は水位検出器（１５）の検出信号によ
って開閉する電磁弁で、循還ポンプ（３）の排水側で浄
化フィルタ装置（４）の前段に設けられている。（Ｉ７
）は循還ポンプ（３）と電源プラグコード（２）との間
に設けられ、循還ポンプ（３）への通電をオン中オフす
るスイッチで、水位検出器（１５）の検出信号によって
開閉する。

次に、上記実施例の動作を第１図を参照しながら説明す
る。

浴槽（６）内に水位検出器（１５）が設けられている位
置以上の水位に浴槽水があり、浴槽水浄化装置本体（１
）の図示省略の電源スィッチを入れて運転を始めると、
循還ポンプ（３）が作動し、浴槽（６）内の浴槽水はプ
レフィルタ（８）−浴槽水吸込口（７）−給水口逆止弁
（９）−ホース（１２）−循還ポンプ（３）−浄化フィ
ルタ装置（４）−ホース（１３）−浄化水吐出口（１１
）−浴槽（６）の循還路で循還する。

この状態で、浴槽（６）内の浴槽水を浴槽排水溝（１４
）より排水すると、浴１（６）内の浴槽水の水位が下が
り、その水位が水位検出器（１５）が設けられている位
置より下がると、水位検出器（１５）が水位の低下を検
出し、水位検出器（１５）の検出信号によってスイッチ
（１７）がオフとなって循還ポンプ（３）を停止させる
。それと同時に水位検出器（１５）の検出信号によって
電磁弁（１６）が閉じ、浴槽水吸込口（７）からホース
（１２）を介して循還ポンプ（３）までの配管系を閉と
する。従って、給水口逆止弁（９）、の性能が不完全な
ものであっても、その配管系内の水が浴槽水吸込口（７
）から浴槽（６）内に流出することがなくなる。

更に、浴槽水浄化装置本体（１）の再運転時には、浴槽
（６）内に水を入れ、その浴槽水の水位が水位検出器（
１５）のある位置まで達すれば、水位検出器（１５）の
検出信号によってスイッチ（１７）が今度はオフとなり
、給水パイプ（１１）より給水しなくとも循還ポンプ（
３）が運転を始める。それと同時に水位検出器（１５）
の検出信号によって電磁弁（１６）が開き、前述した循
還路で浴槽水が循還する。

なお、水位検出器（１５）の検出信号によって循還ポン
プ（３）が停止させられると共に電磁弁（１６）が閉じ
た状態で、図示しない電源スィッチを切り、浴槽水浄化
装置本体（１）の運転を完全に停止させた状態で、浴槽
（６）内に浴槽水を水位検出器（１５）のある位置まで
入れておき、その後に電源スィッチを入れておけば、給
水パイプ（１１）に給水しなくとも、前述と同様にスイ
ッチ（１７）がオンとなって循還ポンプ（３）が運転を
始めると共に電磁弁（１６）が開き、浴槽水が循還を始
め、再運転が容易に行われることはいうまでもない。

［発明の効果］ この発明は以上説明したとおり、浴槽の水位を検出する
水位検出器を浄化水吐出口と浴槽水吸込口との間に設け
、その水位検出器の検出信号によって循還ポンプへの通
電をオン・オフさせるスイッチ手段を設けると共に循還
路を開閉する電磁弁を循還ポンプの排水側に設け、浴槽
の水位の低下を水位検出器で検出し、その検出信号に基
き、スイッチ手段によって循還ポンプを停止させると共
に電磁弁を閉じ、浴槽水吸込口からホースを介した循還
ポンプまでの配管系を閉とし、その配管系内の水が浴槽
水吸込口から浴槽内に流出しないようにしたので、給水
口逆止弁の機能が不完全なものであっても、給水パイプ
に給水しなくても浴槽水浄化装置の再運転が容易にでき
るという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す断面図、第２図は従
来の浴槽水浄化装置を示す断面図である。 図において、（１）は浴槽水浄化装置本体、（６）は浴
槽、（７）は浴槽水吸込口、（１０）は浄化水吐出口、
（１２）はホース（循還路）　、（１５）は水位検出器
、（１６）は電磁弁、（１７）はスイッチ手段である。 なお各図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 浴槽内の下方に配設された給水パイプ先端に給水口逆止
   弁を介して給水口を兼ねる浴槽水吸込口を設けると共に
   ホースを介して浴槽水を循還させる循還ポンプ及び浄化
   フィルタ装置を内蔵した浴槽水浄化装置本体の吸込口側
   を接続し、浴槽水浄化装置本体の吐出口側をホースを介
   して浴槽内の上方に配設された浄化水吐出口に接続して
   なる浴槽水浄化装置において、浴槽の水位を検出する水
   位検出器を浄化水吐出口と浴槽水吸込口との間に設け、
   その水位検出器の検出信号によって循還ポンプへの通電
   をオン、オフさせるスイッチ手段を設けると共に循還路
   を開閉する電磁弁を循還ポンプの排水側に設けたことを
   特徴とする浴槽水浄化装置。