JPS5835747Y2 - 簡易中水道装置 - Google Patents

簡易中水道装置

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Publication number
JPS5835747Y2
JPS5835747Y2 JP1979019874U JP1987479U JPS5835747Y2 JP S5835747 Y2 JPS5835747 Y2 JP S5835747Y2 JP 1979019874 U JP1979019874 U JP 1979019874U JP 1987479 U JP1987479 U JP 1987479U JP S5835747 Y2 JPS5835747 Y2 JP S5835747Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
bathtub
tank
auxiliary
water tank
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979019874U
Other languages
English (en)
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JPS55123072U (ja
Inventor
忠 黒石
勅哉 大山
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 松下電器産業株式会社 filed Critical 松下電器産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は家庭用の風呂の残り湯、すなわち中水を回収し
、これを水洗トイレの洗滌水や洗濯機の洗濯水として再
利用する簡易中水道装置に関する。
従来例の構成とその問題点 従来のこの種の装置として浴槽に水中ポンプを投入して
中水を吸い上げることは操作が面倒である。
このようなことから実開昭50−110036号公報に
記載のように中水の回収槽を設けるのが一般的である。
すなわち、洗槽等の中水を回収槽に貯水し、この貯水し
た中水をポンプによって水洗トイレの洗滌水として再利
用し、いわゆる水の節減をはかるようにしている。
ところで、これら従来の簡易中水道装置は、中水の全部
を−たん回収槽に貯水することから、前記回収槽の容量
を少なくとも浴槽と同じかそれ以上にしなければならな
く、前記回収槽の容量が大きくなるためその設置工事が
煩雑であり、かつ、費用が高くなるものであった。
考案の目的 本考案は前記従来の問題に留意し、簡易中水道装置にお
ける回収槽を小さな容量にしてその設置を容易にすると
ともに、設備コストを低置にすることを目的とするもの
で゛ある。
考案の構成 前記目的を達成するため、本考案は浴槽の中水を補助水
槽に受は入れ、この補助水槽内の中水をポンプで送水す
る簡易中水道装置において、前記補助水槽の容量を浴槽
より小さなものとなし、補助水槽の内底部を浴槽の内底
部より低い位置に設置するとともに、この補助水槽の高
さを浴槽の中水と同水位に貯水できる高さとなし、前記
浴槽の下部の排水部と補助水槽における前記浴槽内底部
より低い部分を集水管で連通ずるように接続し、前記集
水管に排水弁を設け、補助水槽に前記ポンプの吸込管を
内底部近くまで挿入した構成としたものであり、前記浴
槽を中水のメインタンクとして活用し、補助水槽を十分
小さくできるものである。
実施例の説明 以下本考案の一実施例を図面にもとづき説明する。
′図において、1は浴槽、5は補助水槽である。
前記補助水槽5は浴槽1に対して容量が相当に小さく形
成され、その内底面は前記浴槽1の内底面より低くなる
ように設置されている。
しかも、前記補助水槽5は浴槽1の中水の水位と同水位
に貯水できる高さを有している。
前記浴槽1は下部に排水部2を有し、この排水部2と、
前記補助水槽5における前記浴槽内底部より低い部分を
集水管3で接続し、前記浴槽1と補助水槽5を連通させ
ている。
前記排水部2より補助水槽5に至る集水管3の途中には
排水用電磁弁20およびフィルタ4が設けられており、
前記排水用電磁弁20は手動遠隔切換スイッチ21によ
り開閉制御されるようになっている。
補助水槽5には上水道管9により上方より上水を給水す
るようになしており、前記上水道管9には上水用弁8を
設け、補助水槽5の水位を検知する水位検知器7により
前記上水用弁8を開閉制御するようにしている。
すなわち、この水位検知器7は図示のように補助水槽5
における集水管3の接続部近くの水位をOFFレベルと
し、補助水槽5の内底近くの水位をONレベルとして動
作し、前記OFFレベルにおいて上水用弁8を閉じ、O
Nレベルにおいて上水用弁8を開く制御をする。
前記補助水槽5は上部に溢水管6を有するとともに、電
気自動ポンプ11を組み合わせている。
前記電気自動ポンプ11は吸込管10を補助水槽5の内
底近くまで挿入してあり、吐出側に給水管12を接続し
ている。
前記給水管12は水洗トイレ用のロータンク15のボー
ルタップ14および洗濯機16の給水栓13に接続され
、前記ロータンク15および洗濯機16に給水するよう
にしている。
前記洗濯機16はその洗濯中を再利用すべく、その排水
ホース17を前記集水管3に接続している。
前記排水ホース17部には水質検知器18が設けられ、
この水質検知器の信号により前記排水ホース17よりの
洗濯水が集水管3と排水路に切換えられるように流路切
換弁19を設けている。
前記水質検知器18は、具体的には発光ダイオードと受
光素子(図示せず)よりなり、前記発光ダイオードより
発射された光を洗濯水に照射し、その透過光を感知し、
基準の透過光以下の場合、すなわち、洗濯水が基準の濁
り以上の場合には水質検知器18は流路切換弁19を排
水側に切換えるようにしている。
なお、前記集水管3には浴槽1の中水が前記流路切換弁
19を通して流出しないように逆止弁22を設けている
上記構成の簡易中水道装置は次のように動作する。
入浴後浴槽1の排水栓2をはずすと、浴槽1の中水の一
部が集水管3を通って補助水槽5に流れ込み、かつ、浴
槽1と補助水槽5内の中水は同水位を保つ。
すなわち、前記補助水槽5は比較的に容量が小さく、浴
槽1は中水のメインタンクとして用いられている。
また、洗濯機16より排水された洗濯水も同じく集水管
3を通って補助水槽5に回収される。
なお、この洗濯機16の洗濯水はその濁りが基準以上の
場合は、これを水質検知装置18が検知し、流路切換弁
19を排水側に開放して排水し、前記濁りの大きい洗濯
水は再利用をしない。
前記補助水槽5に中水が貯水された状態において洗濯機
16用の給水栓13または水洗1〜イレ用のロータンク
15のボールタップ14の弁が開かれると、電気自動ポ
ンプ11が作動し、補助水槽5内の中水は吸込管10よ
り吸引され、給水管12を経て水洗トイレ用ロータンク
15あるいは洗濯機16に給水される。
給水栓13またはボールタップ14の弁が閉じると電気
自動ポンプ11は停止して給水が停止される。
前述のように浴槽1は中水の貯水槽としても機能し、浴
槽1内に中水が溜められているが、次に入浴する場合に
は、手動遠隔切換スイッチ21により排水用電磁弁20
を開き、前記浴槽1内の中水を全部排水する。
そして開示していないが、浴槽1には上水を給水して使
用する。
また、中水を水洗トイレまたは洗濯機へ給水し、浴濯1
内の中水がなくなり、補助水槽5の水位がONレベルま
で降下すると、水位検知器7がこの水位を検知し、上水
道管9に設けられた上水用弁8を開き、上水を補助水槽
5に補給する。
そして補助水槽5の水位がOFFレベルに達すると水位
検知器7がこれを感知し、上水用弁8が閉じて上水の補
給は停止する。
なお、前記実施例においては中水源として浴槽の浴水以
外に洗濯機の洗濯水を利用するようにしているが、洗槽
の浴水のみを利用するようにしているが、浴槽の浴水の
みを利用するようにしてもよい。
この場合、水質検知装置およびこれに応動する流路切換
弁19は浴槽1の排水部に設けてもよい。
考案の効果 以上説明したように本考案の簡易中水道装置は浴槽の中
水を補助水槽に流入させ、補助水槽の中水をポンプによ
り給水するものにおいて、前記浴槽下部の排水部を集水
管を介して補助水槽における前記浴槽の内底部より低い
位置に接続して浴槽と補助水槽を連通ずるとともに、前
記補助水槽に前記浴槽と同水位に中水を貯水するように
したため、前記浴槽が中水のメインタンクとして活用で
き、したがって補助水槽は容量を小さなものにできるの
で、この補助水槽の設置工事が容易となり、また、コス
トも安くなるものであり、その実用的効果の大きいもの
である。
なお前記中水が基準より溜っている場合にはこれを水質
検知器で検知し、流路切換弁を切り換え、中水が再利用
できないように排出できるようにすれば有効である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例の簡易中水道装置の断面図で゛
ある。 1・・・・・・浴槽、2・・・・・・排水栓、3・・・
・・・集水管、5・・・・・・補助水槽、7・・・・・
・水位検知器、8・・・・・・上水用弁、9・・・・・
・上水導管、10・・・・・・吸込管、11・・・・・
・電気自動ポンプ、12・・・・・・給水管、13・・
・・・・給水栓、14・・・・・・ボールタップ、15
・・・・・・ロータンク、16・・・・・・洗濯機、1
7・・・・・・排水ホース、18・・・・・・水質検知
器、19・・・・・・流路切換弁、20・・・・・・排
水用電磁弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 浴槽と、この浴槽より容量が小さい補助水槽と、前記補
    助水槽の貯水を送水するポンプを備え、前記補助水槽は
    その内底部が浴槽の内底部より低い位置になるように設
    置されるとともに、浴槽の中水と同水位に貯水できる高
    さを有し、前記浴槽の下部の排水部と、補助水槽におけ
    る前記浴槽の内底部より低い位置の部分を集水管によっ
    て接続して前記浴槽と補助水槽を連通させ、前記集水管
    に排水弁を設け、前記ポンプの吸込管を補助水槽に内底
    部近くまで挿入してなる簡易中水道装置。
JP1979019874U 1979-02-19 1979-02-19 簡易中水道装置 Expired JPS5835747Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979019874U JPS5835747Y2 (ja) 1979-02-19 1979-02-19 簡易中水道装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979019874U JPS5835747Y2 (ja) 1979-02-19 1979-02-19 簡易中水道装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55123072U JPS55123072U (ja) 1980-09-01
JPS5835747Y2 true JPS5835747Y2 (ja) 1983-08-11

Family

ID=28849799

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979019874U Expired JPS5835747Y2 (ja) 1979-02-19 1979-02-19 簡易中水道装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50110036U (ja) * 1974-02-14 1975-09-08

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JPS55123072U (ja) 1980-09-01

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