JPH06114091A - 浴槽装置 - Google Patents

浴槽装置

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Publication number
JPH06114091A
JPH06114091A JP26715192A JP26715192A JPH06114091A JP H06114091 A JPH06114091 A JP H06114091A JP 26715192 A JP26715192 A JP 26715192A JP 26715192 A JP26715192 A JP 26715192A JP H06114091 A JPH06114091 A JP H06114091A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bathtub
pump
suction port
hot water
water level
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26715192A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyuki Miyazaki
和由紀 宮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP26715192A priority Critical patent/JPH06114091A/ja
Publication of JPH06114091A publication Critical patent/JPH06114091A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 浴槽の残り湯を浴室外部にまで供給する機能
が付加された浴槽装置を提供する。 【構成】 噴流循環配管系20に分岐配管3を接続し
て、その配管系の循環ポンプ21を利用して浴槽1内の
湯を、浴室外部にまで導けるようにしている。さらに、
循環用の吸引口11を浴槽1の底面に設けるとともに、
循環ポンプ21の吸込口側の配管内の水位を検出する水
位センサS2 を設けて、残り湯の使用時には、ポンプ2
1の吸込口側の水位が浴槽吸引口よりも低いレベルにな
ったことを水位センサS2 が検知した時点で、循環ポン
プ21の駆動を停止するように構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は噴流機能を備えた浴槽装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、入浴の多様化が進むなか、多種の
機能を付加した浴槽装置が開発されつつある。その付加
機能を備えた浴槽装置の一つとして、浴槽の湯を循環さ
せて、浴槽内に噴流を吐出する、いわゆる噴流風呂があ
る。さらに、この種の浴槽装置においては、噴流装置の
機能を多様化して、浴槽内の湯を、噴流およびシャワー
に利用し、さらには、必要に応じて洗い場へと給湯して
暖房用として利用するシステムが提案されている(例え
ば特開平3−191961号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、入浴後の浴
槽の残り湯は、洗濯などに利用されることがあるが、そ
のような残り湯の有効利用を目的とした機能は、上記し
た提案のシステムなどにはなく、従って、残り湯を利用
したい場合には、バケツ等で浴槽から湯を汲み出す等の
手間が必要であった。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、浴槽の残り湯を浴室外部にまで供給する機能が
付加された浴槽装置の提供を所期の目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの構成を、実施例に対応する図1を参照しつつ説明す
ると、本発明は、噴流ノズル12が設けられた浴槽1
と、その浴槽1の底面に設けられた吸引口11と、この
吸引口11に一端が連通し、他端が噴流12ノズルに連
通する循環配管系20と、この配管系20に接続された
ポンプ21と、このポンプ21の吐出側の配管に一端が
接続され、他端が浴室外部の所定部位まで導かれる分岐
配管3と、ポンプ21の吐出側の流路を、噴流ノズル1
2もしくは分岐配管3のいずれか一方に選択的に切り換
える流路選択手段(例えば2方弁26および31)と、
ポンプ21の吸込口側の配管内の水位を検出する水位セ
ンサS2 と、コントローラ6を備えている。そして、コ
ントローラ6は、上記の流路選択手段の切り換えを制御
するとともに、その切り換え制御によってポンプ21の
吐出側の流路を分岐配管3側へと設定したときには、水
位センサS2 の検出結果に基づいてポンプ21の停止を
制御するよう構成されていることによって特徴づけられ
る。
【0006】
【作用】残り湯を利用したいときには、その旨をコント
ローラ6に与えることによってポンプ31の吐出口側の
流路が浴槽1への循環から、浴室外部へと自動的に切り
換わり、これにより浴槽1内の湯が浴室外部へと導かれ
る。そして、その残りの供給により浴槽1内の湯が空に
なったとき、すなわち、水位が吸引口11よりも低くな
ったことを水位センサS2 が検知した時点で、ポンプ2
1は自動的に止まる。従って、このような残り湯の利用
の際であってもポンプ21が空運転されることなく、し
かも、浴槽1内の湯を使い切ることができる。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を、以下、図面に基づいて説
明する。図1は本発明実施例の構成を示す配管系統図で
ある。
【0008】浴槽1には、内部側面に噴流ノズル12
が、また底面に吸引口11がそれぞれ設けられている。
噴流装置2は循環ポンプ21を備えており、このポンプ
21の吸込口は循環配管系20を通じて浴槽の吸引口1
1に接続されている。また、循環ポンプ21の吐出口側
の配管は二方に分岐しており、その一方の配管が二方弁
26を介して噴流ノズル12に接続され、他方の配管
は、気水分離タンク22,三方弁24,濾過器23およ
び三方弁25を介して、循環ポンプ21の吸込口に接続
される。そして、この配管系において、濾過器23の逆
洗時には、二つの三方弁24および25が切り換わっ
て、濾過器23の入口側が逆洗排水に接続され、その出
口側が気水分離タンク22に接続される。
【0009】さて、循環ポンプ21の吐出口側の配管に
は、このポンプ21と二方弁26との間に分岐配管3が
接続されている。この分岐配管3の先端は、浴室外部に
置かれた洗濯機(図示せず)の近傍部位まで導かれてい
る。さらに、分岐配管3には分岐部の近傍位置に二方弁
31が接続されている。
【0010】また、循環ポンプ21の吸込口側の配管に
は、浴槽の吸引口11の下方近傍位置に、排水弁5aを
備えた排水管5が接続されている。さらに、浴槽の吸引
口11の下部にはフィルタ4が配置されている。
【0011】フィルタ4は、図2に示すように二重構造
となっており、その内側のフィルタ4aは毛髪等の塵の
除去を目的とした金属ネット製フィルタで、また、外側
のフィルタ4bは、金属ネットでは取り除くことができ
ない垢などの除去を目的としたもので、合成繊維からな
る不織布状のフィルタである。そして、それらのフィル
タ4aおよび4bは蓋4cと一体構造となっており、洗
浄などの際には、蓋4cごと浴槽1の上方側へと取り出
すことができる。
【0012】一方、気水分離タンク22には、このタン
ク内の水位を検知する水位スイッチS1 が配置されてい
る。また、循環ポンプ21の吸込口側の配管には、その
配管内の水位で、かつ、浴槽の吸引口11よりも低いレ
ベルの水位を検知する水位スイッチS2 が配置されてお
り、これら二つの水位スイッチS1 およびS2 のON・OF
F信号はコントローラ6に採り込まれる。
【0013】コントローラ6は、後述する動作で、循環
ポンプ21の駆動制御,二つの三方弁24,25のそれ
ぞれの切り換え制御,ならびに二つの二方弁26,31
および排水弁5aの開閉制御などを行うよう構成されて
いる。
【0014】次に、コントローラ6の動作とともに、本
発明実施例の作用を述べる。まず、通常の噴流運転のと
きには、三方弁24の流路は気水分離タンク22と濾過
器23の入口とを接続する位置に設定されており、ま
た、三方弁25の流路は濾過器23の出口と循環ポンプ
21の吸込口とを接続する位置に設定されている。さら
に、噴流側の二方弁26は「開」に、分岐配管3の二方
弁31は「閉」の状態に設定されている。従って、噴流
運転のときには、浴槽吸引口11→循環ポンプ21→二
方弁26→噴流ノズル12の流路と、これに並列に、循
環ポンプ21→気水分離タンク22→三方弁24→濾過
器23→三方弁25→循環ポンプ21の吸込口の流路が
形成され、これによって、浴槽1内への噴流の吐出とと
もに、浴槽1内の湯の洗浄が行われる。
【0015】次に、浴槽の残り湯の使用の旨が与えられ
たときには、コントローラ6は、分岐配管3の二方弁3
1を開くと同時に、噴流側の二方弁26を閉じる。この
動作により、浴槽1内の湯は分岐配管3を通じて洗濯機
の配置部位へと供給される。そして、循環ポンプ21の
吸込口側の水位スイッチS2 が OFFとなった時点、つま
り浴槽1内の湯が空になった時点で循環ポンプ21の駆
動を停止する。
【0016】ここで、気水分離タンク22に配置した水
位スイッチS1 は、噴流運転時のみ限って作動し、残り
湯の使用動作のときには作動しないようにしておく。す
なわち、気水分離タンク22の水位スイッチS1 は、噴
流運転時に誤動作が発生することを未然に防ぐために設
けられているもので、この水位スイッチS1 が、残り湯
の使用動作のときに作動していると、浴槽1内の湯が残
っている状態で、水位スイッチS1 が OFFとなり、循環
ポンプ21が停止してまい、浴槽1の残り湯の全てを使
い切ることができなくなる。
【0017】なお、濾過器23の逆洗時には、その濾過
器入口側と出口側の三方弁24と25とが、それぞれ通
常運転動作の状態から切り換えられる。この弁切り換え
によって、循環ポンプ21により浴槽1から汲み出され
た湯は、濾過器23の出口からその内部に流入しここを
通過した後に、噴流装置2の外部へと排水される。ま
た、浴槽1の湯の排水時には、排水弁5aが開かれ、浴
槽1内の湯が吸引口11からフィルタ4を通過して排水
される。
【0018】以上の本発明実施例によると、噴流運転時
のみならず、残り湯を洗濯機へと供給する場合でも、そ
の湯はフィルタ4を通過して、毛髪等の塵および垢など
が取り除かれるので、洗濯用水としても充分に清潔な水
を供給できる。さらに、排水時にも湯はフィルタ4を通
過するので、河川などの汚染防止に貢献できるといった
利点もある。また、浴槽1の吸引口11が排水口の機能
も兼ねているので、浴槽1の開孔加工部が少なくて済む
とともに意匠面も良好である。なお、循環用の吸引口と
排水口とは個別に設けてもよいが、この場合でも、吸引
口は浴槽1に底面に設けておく。
【0019】以上の本発明実施例においては、浴槽の残
り湯を洗濯用水として利用する場合について説明した
が、これに限られることなく、洗車用水やペットの洗髪
などの他の目的にも利用可能である。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の浴槽装置
によれば、噴流循環配管系に分岐配管を接続して、その
配管系の循環ポンプを利用して浴槽内の湯を、浴室外部
にまで導けるようにしたので、浴槽の残り湯を洗濯など
に利用するあたり、バケツ等で浴槽から湯を汲み出す等
の手間が不要になり、さらに、残り湯の汲み出し用のポ
ンプを別途に用意する必要もない。
【0021】しかも、循環用の吸引口を浴槽の底に設
け、また、循環ポンプの吸込口側の配管内の水位を検出
する水位センサを設けて、残り湯の使用時には、ポンプ
の吸込口側の水位が浴槽吸引口よりも低いレベルになっ
たことを水位センサが検知した時点で、循環ポンプの駆
動を停止するよう構成したので、浴槽内の残り湯の全て
を使い切ることができるとともに、循環ポンプの空運転
を未然に防ぐことができる。これにより、使用者は、浴
槽内の湯が無くなるか否かを監視するといった無駄な時
間を要することなく、残り湯の全てを有効に利用するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の構成を示す配管系統図
【図2】その実施例の浴槽吸引口11のフィルタ4の構
造を示す縦断面図
【符号の説明】
1・・・・浴槽 11・・・・吸引口 12・・・・噴流ノズル 2・・・・噴流装置 20・・・・循環配管系 21・・・・循環ポンプ 26・・・・二方弁 3・・・・分岐配管 31・・・・二方弁 4・・・・フィルタ 6・・・・コントローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 噴流ノズルが設けられた浴槽と、その浴
    槽の底面に設けられた吸引口と、この吸引口に一端が連
    通し、他端が上記噴流ノズルに連通する循環配管系と、
    この配管系に接続されたポンプと、上記循環配管系の上
    記ポンプの吐出口側に接続され、先端部が浴室外部の所
    定部位まで導かれる分岐配管と、上記ポンプの吐出側の
    流路を上記噴流ノズルもしくは上記分岐配管のいずれか
    一方に選択的に切り換える流路選択手段と、上記ポンプ
    の吸込口側の配管の水位を検出する水位センサと、コン
    トローラを備え、そのコントローラは、上記流路選択手
    段の切り換えを制御するとともに、その切り換え制御に
    よって上記ポンプの吐出側の流路を上記分岐配管側へと
    設定したときには、上記水位センサの検出結果に基づい
    て上記ポンプの停止を制御するよう構成されてなる浴槽
    装置。
JP26715192A 1992-10-06 1992-10-06 浴槽装置 Pending JPH06114091A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6348996B1 (ja) * 2016-12-26 2018-06-27 上銀科技股▲分▼有限公司 水治療設備および水治療設備の消毒方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6348996B1 (ja) * 2016-12-26 2018-06-27 上銀科技股▲分▼有限公司 水治療設備および水治療設備の消毒方法

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