JP4329110B2 - 吐水装置 - Google Patents
吐水装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4329110B2 JP4329110B2 JP12414199A JP12414199A JP4329110B2 JP 4329110 B2 JP4329110 B2 JP 4329110B2 JP 12414199 A JP12414199 A JP 12414199A JP 12414199 A JP12414199 A JP 12414199A JP 4329110 B2 JP4329110 B2 JP 4329110B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- soap
- supply means
- bubbles
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Domestic Plumbing Installations (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は人体を石鹸にて洗浄する石鹸供給機能と水を吐水する吐水機能を備えた石鹸供給手段付き吐水装置に関するものであって、特に吐水装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の石鹸供給手段と連立して使用されるタイプの吐水装置において、節水を目的として吐水量を絞る等の対策を実施した場合、通常の洗浄行為のみであればほぼ問題なく使用可能であるが、石鹸をつけて洗浄行為を実施する場合、石鹸の泡立て時間や洗い落とし時間が長くなり、結果として公共施設等の手洗い場等にて人間の回転が悪くなり混雑してしまうという問題が発生していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記従来例の問題点を鑑みて発明したものであり、石鹸を使用しない洗浄行為については吐水量を少なくすることにより節水効果を高め、石鹸を使用しての洗浄行為については気泡混入手段により、吐水量を多くし石鹸の洗い落としを良くし、十分な使い勝手を実現できる石鹸供給手段と連立して使用されるタイプの吐水装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段および作用・効果】
上記課題を解決するためになされた請求項第1項記載の発明は、水供給管から供給された水を吐出口から吐出する吐水装置において、石鹸供給手段と前記石鹸供給手段の使用を検知する検知手段とを設け、前記石鹸供給手段の使用が検知された場合に前記吐出口から吐出される吐出流量を、前記石鹸供給手段の使用が検知されない場合と比べて多量とすることを特徴とするものである。
【0005】
本発明においては、石鹸供給装置の使用の有無を検知し、検知に対して吐水流量が変化することによって、洗浄効果にあった吐水が確保でき、節水も図ることができる。即ち、石鹸供給装置の使用の有無を検知することによって、一般の公共施設で頻度の高い石鹸を使用しない場合の洗浄行為については流量を少量に設定することにより大幅な節水が可能である。また頻度の低い石鹸を使用する場合の洗浄行為については流量を多量に設定することによって十分な使い勝手を提供するとともに手洗い場等での混雑を緩和することができる。
【0008】
請求項2記載の発明は、前記石鹸供給手段と前記吐水装置が一つのケーシング内に収納されたことを特徴とする。
【0009】
本発明においては、石鹸供給装置の使用の有無を検知することによって、一般の公共施設で頻度の高い石鹸を使用しない場合の洗浄行為については流量を少量に設定することにより大幅な節水が可能である。また頻度の低い石鹸を使用する場合の洗浄行為については流量を多量に設定することによって十分な使い勝手を提供し、手洗い場等での混雑を緩和することができるとともに、石鹸供給装置と吐水装置を一つのケーシング内に収納することにより非常にコンパクトにすることが可能であり、信号配線等をケーシング内に収めることができ見た目にも非常に良い吐水装置を提供することができる。
【0010】
請求項3記載の発明は、前記吐水装置は、強制的に空気を供給する空気供給手段と、この供給された空気を水の中に気泡の状態で混入する空気混入手段とを備え、前記吐出口から気泡を強制混入した水を吐出することが可能であり、前記石鹸供給手段の使用が検知されない場合には水に気泡を強制混入させ、前記石鹸供給手段の使用が検知された場合には水に気泡を混入しないことを特徴としたものである。
【0011】
本発明においては、石鹸供給装置の使用の有無を検知することによって、一般の公共施設で頻度の高い水石鹸を使用しない場合の洗浄行為については流量を少量に設定することにより大幅な節水が可能である。また頻度の低い石鹸を使用する場合の洗浄行為については流量を多量に設定することによって十分な使い勝手を提供し、手洗い場等での混雑を緩和することができるとともに、小流量時に気泡を混入することにより、少ない流量であるにも関わらずやわらかなボリュームのある吐出を実現することができる。
【0012】
請求項4記載の発明は、前記吐水装置は、強制的に空気を供給する空気供給手段と、この供給された空気を水の中に気泡の状態で混入する空気混入手段とを備え、前記吐出口から気泡を強制混入した水を吐出することが可能であり、前記石鹸供給手段の使用検知の有無により、水に強制混入する気泡量を変化させることを特徴としたものである。
【0013】
本発明においては、石鹸供給装置の使用の有無を検知することによって、一般の公共施設で頻度の高い石鹸を使用しない場合の洗浄行為については流量を少量に設定することにより大幅な節水が可能である。また頻度の低い石鹸を使用する場合の洗浄行為については流量を多量に設定することによって十分な使い勝手を提供し、手洗い場等での混雑を緩和することができるとともに、小流量時に気泡を混入することにより、少ない流量であるにも関わらずやわらかなボリュームのある吐出を、また大流量時に気泡を混入することにより水跳ねのない吐水を実現することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、発明の実施の形態を、図面により詳細に説明する。
【0015】
図1は本発明の一実施例を示す概略構成図である。水供給管路1より止水栓2、流量を調節する定流量弁(少流量)3及び定流量弁(大流量)4、吐出のON/OFFを行う開閉弁5,6、空気を混入する空気混入部7そして吐出口8という順に配列されている。定流量弁3,4については設定流量が異なる。空気混入部7には空気供給管路9を通して空気供給装置10が接続されている。また開閉弁5,6と空気供給装置10と検知スイッチ13は制御部15と接続されている。
【0016】
上記構成において、使用者が石鹸を使用するために検知スイッチ13を押すと石鹸が吐出されるとともに制御部15に信号が伝達される。次に石鹸を洗い流すために吐水装置を使用すると石鹸の使用が検知されているために、定流量弁(大流量)4側の開閉弁6が開成され吐出口8より勢いよく水流が吐出されることになる。
【0017】
また、石鹸供給装置を使用せずに吐水装置を使用すると石鹸の使用が検知されていないために、定流量弁(低流量)3側の開閉弁5が開成されるとともに空気供給装置10が運転を開始し、吐出口8より気泡を含んだボリューム感のあるやわらかな水流が吐出されることになる。
【0018】
図2は本発明のもう一つの実施例を示したものである。石鹸供給装置と吐水装置は一体のケーシング内に収納されている。吐水装置は水供給管路16より止水栓17、吐出のON/OFFをおこなう開閉弁18及び流量を調整する流量調節弁19、 空気を混入する空気混入部20そして吐出口25という順に配列されている。空気混入部20には空気供給管路23を通して空気供給装置21が接続されている。石鹸供給装置は石鹸タンク22、石鹸供給管路24を通して石鹸吐出口27に接続されている。また開閉弁18、流量調節弁19、空気供給装置21及び検知センサー26,28は制御部29と接続されている。
【0019】
上記構成において、使用者が石鹸を使用するために石鹸供給装置側検知センサー28に手を差し出したとすると制御部29に信号が伝達され、石鹸が吐出される。次に水石鹸を洗い流すために吐水装置側センサー26に手を差し出すと水石鹸の使用が検知されているために、流量調節手段19の絞りを開いた状態で開閉弁18が開成される。そのため吐出口25より勢いよく水が吐出されることになる。この時、水跳ね等を防止するために空気供給装置21を運転させ気泡を少量混入しても良い。
【0020】
また、石鹸供給装置を使用せずに吐水装置を使用すると水石鹸の使用が検知されていないために、流量調節装置19が絞られた状態にて開閉弁18が開成される。それと同時に、空気供給装置21が運転を開始し、吐出口25より気泡を含んだボリューム感のあるやわらかな水流が吐出されることになる。
【0021】
本発明において、石鹸の種類は液体、固体をとわないことは明らかである。固形石鹸使用時は重量センサー等によって石鹸の使用の判定を行い、吐水流量の設定を行うこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 水石鹸供給装置と吐水装置を別個に設置した例である。
【図2】 水石鹸供給装置と吐水装置を一つのケーシング内に収めた例である。
【符号の説明】
1…水供給管路、2…止水栓、3…定流量弁(低流量)、4…定流量弁(大流量)、5…開閉弁1、6…開閉弁2、7…空気混入部、8…吐出口、9…空気供給管路、10…空気供給装置、11…水石鹸供給装置、12…水石鹸供給管路、13…検知スイッチ、14…水石鹸タンク、15…制御部、16…水供給管路、17…止水栓、18…開閉弁、19…流量調節弁、20…空気混入部、21…空気供給装置、22…水石鹸タンク、23…空気供給管路、24…水石鹸供給管路、25…吐出口、26…水側センサー、27…水石鹸吐出口、28…水石鹸側センサー、29…制御部
Claims (4)
- 水供給管から供給された水を吐出口から吐出する吐水装置において、石鹸供給手段と前記石鹸供給手段の使用を検知する検知手段とを設け、前記石鹸供給手段の使用が検知された場合に前記吐出口から吐出される吐出流量を、前記石鹸供給手段の使用が検知されない場合と比べて多量とすることを特徴とした吐水装置。
- 前記石鹸供給手段と前記吐水装置が一つのケーシング内に収納されたことを特徴とする請求項1記載の吐水装置。
- 前記吐水装置は、強制的に空気を供給する空気供給手段と、この供給された空気を水の中に気泡の状態で混入する空気混入手段とを備え、前記吐出口から気泡を強制混入した水を吐出することが可能であり、前記石鹸供給手段の使用が検知されない場合には水に気泡を強制混入させ、前記石鹸供給手段の使用が検知された場合には水に気泡を混入しないことを特徴とした請求項1または2記載の吐水装置。
- 前記吐水装置は、強制的に空気を供給する空気供給手段と、この供給された空気を水の中に気泡の状態で混入する空気混入手段とを備え、前記吐出口から気泡を強制混入した水を吐出することが可能であり、前記石鹸供給手段の使用検知の有無により、水に強制混入する気泡量を変化させることを特徴とした請求項1または2記載の吐水装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12414199A JP4329110B2 (ja) | 1999-04-30 | 1999-04-30 | 吐水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12414199A JP4329110B2 (ja) | 1999-04-30 | 1999-04-30 | 吐水装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000314160A JP2000314160A (ja) | 2000-11-14 |
JP2000314160A5 JP2000314160A5 (ja) | 2006-02-09 |
JP4329110B2 true JP4329110B2 (ja) | 2009-09-09 |
Family
ID=14877951
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12414199A Expired - Fee Related JP4329110B2 (ja) | 1999-04-30 | 1999-04-30 | 吐水装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4329110B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4721545B2 (ja) * | 2001-04-20 | 2011-07-13 | Toto株式会社 | 手洗装置 |
JP4517385B2 (ja) * | 2004-01-27 | 2010-08-04 | Toto株式会社 | 給水制御装置 |
-
1999
- 1999-04-30 JP JP12414199A patent/JP4329110B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000314160A (ja) | 2000-11-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6003170A (en) | Single-lever faucet with electronic control | |
JP4329110B2 (ja) | 吐水装置 | |
JP2005054567A (ja) | ビデと連係された便器節水装置及びその方法、並びに便器節水装置 | |
JP2002119435A (ja) | 泡沫シャワー装置 | |
JP2001279746A (ja) | 自動水栓 | |
JP2001025447A (ja) | 水石鹸供給手段付き吐水装置 | |
JP2526964Y2 (ja) | 水石けん供給装置 | |
CN210857424U (zh) | 一种智能坐便器的冲刷机构 | |
JP2001040724A (ja) | 自動吐水装置 | |
JP2006161420A (ja) | 自動手洗装置 | |
JP2000279339A (ja) | 液体吐出方法及びその装置 | |
JP2001032341A (ja) | 吐水装置 | |
JP2000314160A5 (ja) | ||
JP3301720B2 (ja) | 出水装置 | |
JP2001262646A (ja) | 吐水装置 | |
JP2000309959A (ja) | 吐水装置 | |
JPH086842Y2 (ja) | 自動吐水装置 | |
JP2001149253A (ja) | 薬剤混入吐出装置 | |
JP3288427B2 (ja) | 局部洗浄装置 | |
JPH0642024A (ja) | 洋風便器の洗浄装置 | |
JP2606961Y2 (ja) | 衛生洗浄装置の吐水装置 | |
JP2587852Y2 (ja) | 湯水供給装置 | |
JPH04164420A (ja) | シャワー装置 | |
JP3564871B2 (ja) | ロータンクの手洗い用電気温水器 | |
KR200211443Y1 (ko) | 비데 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051213 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051213 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080401 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090330 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090430 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090525 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090607 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120626 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130626 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140626 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |