JPH0727870Y2 - 抱き具の機能を具えたリュックサック - Google Patents

抱き具の機能を具えたリュックサック

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JPH0727870Y2
JPH0727870Y2 JP1992079437U JP7943792U JPH0727870Y2 JP H0727870 Y2 JPH0727870 Y2 JP H0727870Y2 JP 1992079437 U JP1992079437 U JP 1992079437U JP 7943792 U JP7943792 U JP 7943792U JP H0727870 Y2 JPH0727870 Y2 JP H0727870Y2
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JP1992079437U
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JPH0645532U (ja
Inventor
順一 樋口
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ラッキー工業株式会社
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45FTRAVELLING OR CAMP EQUIPMENT: SACKS OR PACKS CARRIED ON THE BODY
    • A45F3/00Travelling or camp articles; Sacks or packs carried on the body
    • A45F3/04Sacks or packs carried on the body by means of two straps passing over the two shoulders
    • A45F3/047Sacks or packs carried on the body by means of two straps passing over the two shoulders with adjustable fastenings for the shoulder straps or waist belts
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47DFURNITURE SPECIALLY ADAPTED FOR CHILDREN
    • A47D13/00Other nursery furniture
    • A47D13/02Baby-carriers; Carry-cots
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
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    • A45F3/00Travelling or camp articles; Sacks or packs carried on the body
    • A45F3/04Sacks or packs carried on the body by means of two straps passing over the two shoulders
    • A45F2003/045Sacks or packs carried on the body by means of two straps passing over the two shoulders and one additional strap around the waist

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  • Portable Outdoor Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はリュックサックの機能と
抱き具の機能を併有する抱き具を具えたリュックサック
に関するものである。
【0002】
【従来技術】一般に知られているリュックサックは、袋
状に形成したリュックサック本体の前面に、その上端か
ら下端に向けて二本の肩掛けベルトを取付けた構造とし
ているだけであり、物品収納の機能以外の機能を持たせ
たものは提案されていなかった。
【0003】また従来より知られている抱き具も、使用
者の前面で幼児を抱くよう構成しているだけであり、複
数の機能を持ったものとしては、背負い具と抱き具を兼
用できる構造が提案されているだけである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】リュックサックを使用
している時に幼児を抱く必要が生じた場合、リュックサ
ックと抱き具を同時に使おうとすれば、リュックサック
に取付けられた肩掛けベルトの上に、抱き具に取付けた
肩掛けベルトを二重に差し掛ける状態となり、使用者に
著しい違和感を与えるほか、極めて不自然な使用態勢と
なるため使用者はリュッサックの使用を中止し、抱き具
だけを使用しなければならなくなる。
【0005】このような状態になると、使用を中止した
リュックサックは使用者が手に持ちながら携帯しなけれ
ばならず、手荷物が増えるという不具合が生じて来る。
【0006】
【考案の目的】本考案は上記の事情に鑑みこれに対応し
ようとするものであり、リュックサックの下部に形成し
た収納部に抱き具を収容し、必要に応じてリュックサッ
クの収納部から抱き具を取り出し、リュックサックと同
時に抱き具も使用できるよう構成した抱き具の機能を具
えたリュックサックを提供することをその目的としてい
る。
【0007】また本考案の他の目的は、リュックサック
に本来的に装備されている肩掛けベルトの一部に、抱き
具を構成する肩掛けベルトの先端部を係止させることに
より使用者の肩に二本の肩掛けベルトが同時に係止され
るトラブルを回避し、極めて使用感に優れた抱き具の機
能を具えたリュックサックを提供せんとするものであ
る。
【0008】
【考案の要点】本考案は、袋状に構成したリュックサッ
ク本体の前面の上下両端に、長さの調節を自由に行える
二本の肩掛けベルトの両端部を取付けてなるリュックサ
ックの下部に、抱き具の収納部を形成し、この抱き具の
収納部に、長さの調節を自在に行える腰ベルトを取付
け、腰ベルトの前面中央部に幼児の支承体の基端部を取
付け、幼児の支承体の先端に取付けた係止用バックルを
リュックサックの肩掛けベルトの中間部に取付けた係止
用バックルに着脱自在に嵌合できるよう構成した抱き具
の機能を具えたリュックサックの構造を考案の要点とし
ている。
【0009】
【実施例】以下本考案の実施例を図面を参照して説明す
るが、図1乃至図3は本考案の第1の実施例を示し、図
4及び図5は第1の実施例の一部を変更した例を示し、
図6は第2の実施例を示している。
【0010】記号Aで示すリュックサックは周知の構造
を持つものであり、袋状に構成したリュックサック本体
1の前面上端に、二本の肩掛けベルト2,2の上端部を
取付け、肩掛けベルト2,2の下端部はリュックサック
本体1の前面下端部に取付けている。
【0011】二本の肩掛けベルト2,2は使用者の体
型、身長等に合致し最適な使用状態を与えるため、ベル
トの長さを調節するための部品3,3を取付けている。
【0012】21,21は肩掛けベルト2,2の中間部分に
取付けた係止用バックルであり、抱き具Bに取付けた幼
児支承ベルト61,61の先端に取付けた係止用バックル2
2,22を着脱自在に嵌合させるためのものである。
【0013】4はリュックサック本体1の下部に開閉自
在に形成した抱き具Bの収納部であり、コンパクトに折
り畳まれた抱き具Bを収納できる大きさを持つ袋状に形
成している。
【0014】抱き具Bは、腰ベルト5と、腰ベルト5の
前面から上方に延びる幼児支承部6とで構成している。
【0015】腰ベルト5は長さの調節を自由に行える構
造としており、その両端には互いに嵌合し合う係止用バ
ックル51,52を取付けている。
【0016】第1の実施例における幼児支承部6は、下
端部を腰ベルト5の先端部に固定するとともに上方に向
かってV字状に延びる二本の幼児支承ベルト61,61によ
り構成されており、二本の幼児支承ベルト61,61の下部
に作り出されるV字状の隙間部分には幼児の背面を安全
に支承するための背当て布62、或いは背面支承用のベル
ト63を差し渡している。
【0017】64は二本の幼児支承ベルト61,61の間に差
し渡した幼児の保護ベルトであり、幼児支承部6に保持
された幼児の前胸部に長さの調節を自在したベルトを差
し渡すことにより幼児支承部6と保護ベルト64との間に
幼児を正確に保持し、乱暴な動きをした時でも幼児が抱
き具Bから転落するのを防止している。
【0018】幼児支承ベルト61,61の先端には係止用バ
ックル22,22が取付けられている、この係止用バックル
22,22は、リュックサックの肩掛けベルト2,2の中間
部に取付けた係止用バックル21,21と着脱自在に嵌合さ
せるためのものであり、一方の係止用バックルを雄構造
として構成し、他方の係止用バックルを雌構造として自
由に嵌合できるよう構成している。
【0019】なお係止用バックルの構造は、バックル構
造として周知されているのでこれに関する詳細な説明は
省略する。
【0020】7は抱き具Bの収納部4に形成した腰ベル
トのホルダーであり、横に長い筒状に形成したものの基
端部を収納部4に縫着し、筒状体の内側に挿通した腰ベ
ルト5がホルダー7の内部を自由に移動できるようにし
ている。
【0021】抱き具の収納部4に取り付けた腰ベルトの
挿通部7は本考案にとって必須のものではなく、腰ベル
ト5の一部を腰ベルトのホルダー7に固定した構造(図
示しない)とすることや、腰ベルト5の一部を抱き具の
収納部4に直接的に固定すること(図示しない)も自由
である、しかしながら、図2に例示するように腰ベルト
の挿通部7を形成し、この挿通部7に腰ベルト5を挿通
させた構造を採用すると、抱き具Bを使用する時に腰ベ
ルト5に取付けられた幼児支承部6が使用者の身体の前
面中央部に正確に位置させることができ、正しい姿勢で
使用できる利点がある。
【0022】また、リュックサックの肩掛けベルト2,
2に取付ける係止用バックル21,21の取付け位置は図1
及び図3に例示した位置に限定するものではなく、例え
ば図4に例示するように、係止用バックル21,21をリュ
ックサックの前面上端部(肩掛けベルト2の上端部近
く)に取付ける構造としたり、或いは図5に例示するよ
うに、肩掛けベルト2の上端部に別のベルト2′を取付
け、このベルト2′の先端に係止用バックル21を取付け
た構造とすることもできる。
【0023】記号9は抱き具Bの収納部4に取付けたス
ライドファスナーであり、このスライドファスナー9の
開閉により抱き具Bの収納及び取り出しを行う。
【0024】図6は本考案の第2の実施例を示すもので
あり、腰ベルト5の先端に取付ける幼児支承部6の構造
を、下端部に幼児の脚部を挿通させるための開口部8,
8を形成した袋状に構成し、袋状に構成した幼児支承部
6の内側上端に幼児支承ベルト61,61を取付け、この幼
児支承ベルト61の先端に取付けた係止用バックル22,22
を、リュックサックの肩掛けベルト2,2に取付けた係
止用バックル21,21に嵌合させる構造としている。
【0025】なお第2の実施例におけるその他の構造部
分は第1の実施例に示すものと同じである。
【0026】
【考案の効果】本考案は上記のように構成したので、幼
児を抱く必要がない時は図1例示のように抱き具Bは収
納部4にコンパクトに収納され、従来より知られたリュ
ックサックと全く同様の使用方法を講ずることができ
る。
【0027】また幼児を抱きたい時は、抱き具Bを収納
部4から取り出し腰ベルト5を使用者の腰に巻付け装着
したのち、二本の幼児支承ベルト6161によって構成さ
れる支承部に幼児を収容し、二本の幼児支承ベルト61
61の先端に取付けた係止用バックル22,22を、リュック
サックの肩掛けベルト2,2に取付けられた係止バック
ル21,21に嵌合させるだけでリュックサックと抱き具B
の双方を同時に、しかも極めて簡単に使用できるように
なる。(図3参照)
【0028】特に本考案は、リュックサックAと抱き具
Bの双方を同時に使用する時に、使用者の肩にはリュッ
クサックAに取付けられた肩掛けベルト2,2だけが掛
け止めされ、抱き具Bに取付けた二本の幼児支承ベルト
6161は、その先端に取付けた係止用バックル22,22が
リュックサックの肩掛けベルト2,2の中間部に取付け
た係止用バックル21,21と嵌合しているだけであるか
ら、リュックサックに取付けられた肩掛け帯の上に、抱
き具の肩掛け帯を二重に差し掛けるという不自然な使用
状態を回避でき優れた使用効果を発揮できる特徴があ
る。(図3参照)
【0029】また本考案の腰ベルト5を、抱き具Bの収
納部4に取り付けた腰ベルトの挿通部7に挿通させた時
は、腰ベルト5の前面中央部から上方に延びる二本の幼
児支承ベルト6,6の取付け基端部が使用者の前面中央
に正確に位置調整できるようになり、優れた使用感を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 抱き具を収納した状態を示すリュックサック
の斜視図
【図2】 リュックサックから抱き具を取り出した状態
を示すためリュックサックの肩掛けベルトの一部を省略
して示す斜視図
【図3】 リュックサックと抱き具の双方を使用した状
態の斜視図
【図4】 係止バックルの取付け位置を肩掛けベルトの
上端部近くに移動した態様を示す一部を省略した斜視図
【図5】 リュックサックの肩掛けベルトに取付ける係
止バックルの取付け態様を変更した構造を示す一部を省
略した斜視図
【図6】 異なる構造の抱き具をリュックサックに取付
けた例を示すリュックサックの側面図
【符号の説明】
A リュックサック B 抱き具 1 リュックサック本体 2 肩掛けベルト 21 係止用バックル 22 係止用バックル 3 ベルトの長さ調節用部品 4 抱き具の収納部 5 腰ベルト 51 係止用バックル 52 係止用バックル 6 幼児支承部 61 幼児支承ベルト 62 背当て布 63 背面支承用ベルト 64 幼児の保護ベルト 7 腰ベルトの挿通部 9 スライドファスナー

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】リュックサック本体の前面の上下両端に、
    二本の肩掛けベルトの両端部を取付けてなるリュックサ
    ックに、抱き具の収納部を形成し、抱き具の収納部に抱
    き具の腰ベルトを取付け、腰ベルトの前面に二本の幼児
    支承用ベルトの基端部を取付け、二本の幼児支承用ベル
    トの先端に取付けた係止用バックルをリュックサックの
    肩掛けベルトに取付けた係止用バックルに着脱自在に嵌
    合できるよう構成した抱き具の機能を具えたリュックサ
    ック。
  2. 【請求項2】リュックサック本体の前面の上下両端に、
    二本の肩掛けベルトの両端部を取付けてなるリュックサ
    ックに、抱き具の収納部を形成し、抱き具の収納部に抱
    き具の腰ベルトを取付け、腰ベルトの前面に、下端部に
    幼児の脚部を挿通させるための開口部を形成した袋状の
    幼児支承部を取付け、袋状の幼児支承部の内側上端に二
    本の幼児支承ベルトを取付け、二本の幼児支承ベルトの
    先端に取付けた係止用バックルをリュックサックの肩掛
    けベルトに取付けた係止用バックルに着脱自在に嵌合で
    きるよう構成した抱き具の機能を具えたリュックサッ
    ク。
  3. 【請求項3】リュックサックの肩掛けベルトに取付けた
    係止用バックルが、リュックサックの上端に取付けら
    れ、若しくはリュックサックの上端部から延びた別のベ
    ルトに取付けられているものである請求項1又は請求項
    2記載の抱き具の機能を具えたリュックサック。
  4. 【請求項4】抱き具の腰ベルトが、リュックサックの抱
    き具収納部に取付けたループ状ないし筒状の腰ベルト挿
    通部に摺動自在に挿通されている請求項1乃至請求項3
    記載の抱き具の機能を具えたリュックサック。
  5. 【請求項5】抱き具の腰ベルトが、リュックサックの抱
    き具収納部に固定されているものである請求項1乃至請
    求項3記載の抱き具の機能を具えたリュックサック。
JP1992079437U 1992-10-22 1992-10-22 抱き具の機能を具えたリュックサック Expired - Lifetime JPH0727870Y2 (ja)

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JPH0645532U JPH0645532U (ja) 1994-06-21
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JP1992079437U Expired - Lifetime JPH0727870Y2 (ja) 1992-10-22 1992-10-22 抱き具の機能を具えたリュックサック

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101486809B1 (ko) * 2013-07-20 2015-01-28 박상태 아기 보호대가 구비된 가방

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