JPH0727819Y2 - 磁石発電機 - Google Patents

磁石発電機

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JPH0727819Y2
JPH0727819Y2 JP1990091413U JP9141390U JPH0727819Y2 JP H0727819 Y2 JPH0727819 Y2 JP H0727819Y2 JP 1990091413 U JP1990091413 U JP 1990091413U JP 9141390 U JP9141390 U JP 9141390U JP H0727819 Y2 JPH0727819 Y2 JP H0727819Y2
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JP
Japan
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male
yoke
boss member
bottom wall
female
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990091413U
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English (en)
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JPH0451071U (ja
Inventor
誠 新井
Original Assignee
株式会社三ツ葉電機製作所
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Publication date
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  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は磁石発電機に関し、例えば、オートバイのよう
な小型車両、船外機、携帯発電機等に使用して有効な磁
石発電機に関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種の磁石発電機としては、例えば、実公昭63
−30226号公報に開示されているように、先端部に雄ね
じ部が形成されている回転軸と、椀形状に形成されてお
り、その底壁に中央部に軸挿通孔が、その軸挿通孔の外
方に複数個の回り止め孔がそれぞれ開設されているヨー
クと、一端部外周にフランジが形成され、フランジの一
端面に突起が複数個突設されているボス部材とを備えて
おり、前記回転軸が前記ボス部材に同心的に嵌着されて
いるとともに、前記各突起が前記各回り止め孔にそれぞ
れ嵌合されて、このボス部材がヨーク底壁の内側端面に
同心的に当接されて、前記雄ねじ部にナットが前記ヨー
ク底壁の外側端面から螺着され、回転軸、ヨークおよび
ボス部材が芯合わせされて一体回転するように結合され
ている磁石発電機、がある。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような磁石発電機においては、ヨー
クと回転軸との芯出し精度は、ヨークとボス部材との芯
出し公差と、ボス部材と回転軸との公差が相乗的に影響
することになる。したがって、芯出し精度を高めるため
には、ヨークとボス部材間の公差、ボス部材と回転軸間
の公差を厳格に管理する必要がある。
本考案の目的は、公差の管理を緩和しつつ、回転軸とヨ
ークとの芯出し精度を高めることができる磁石発電機を
提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案に係る磁石発電機は、先端部に雄ねじ部(21)が
形成されている回転軸(20)と、椀形状に形成されてお
り、その底壁(12)に中央部に軸挿通孔が、その軸挿通
孔の外方に複数個の回り止め孔(14)がそれぞれ開設さ
れているヨーク(11)と、一端部外周にフランジ(17)
が形成され、フランジ(17)の一端面に突起(18)が複
数個突設されているボス部材(15)とを備えており、前
記回転軸(20)が前記ボス部材(15)に同心的に嵌着さ
れているとともに、前記各突起(18)が前記各回り止め
孔(14)にそれぞれ嵌合されて、このボス部材(15)が
ヨーク底壁(12)の内側端面に同心的に当接されて、前
記雄ねじ部(21)にナット(24)が前記ヨーク底壁(1
2)の外側端面から螺着され、回転軸(20)、ヨーク(1
1)およびボス部材(15)が芯合わせされて一体回転す
るように結合されている磁石発電機において、 前記回転軸(20)の先端部には先端に向かうに従って細
くなる雄テーパ部(23)が形成されているとともに、こ
の雄テーパ部(23)と前記雄ねじ部(21)との間には雄
テーパ部(23)よりも小径の雄印籠部(22)が形成され
ており、 前記ボス部材(15)には雌テーパ部(19)が形成されて
いるとともに、この雌テーパ部(19)には前記回転軸
(20)の雄テーパ部(23)がテーパ結合されており、 前記ヨーク底壁(12)の軸挿通孔は前記雄印籠部(22)
と同径の雌印籠部(13)に形成されているとともに、こ
の雌印籠部(13)には前記雄印籠部(22)が印籠結合さ
れていることを特徴とする。
〔作用〕
前記した手段によれば、雌雄の印籠部の嵌合により、ヨ
ークと回転軸とが直接的に芯合わせされるため、ヨーク
と回転軸との芯合わせ精度を高めることができる。
〔実施例〕
第1図は本考案の一実施例である磁石発電機を示す縦断
面図、第2図はその一部省略一部切断分解正面図、であ
る。
本実施例において、本考案に係る磁石発電機1は、エン
ジンケース3に固定される発電子2と、発電子2の周囲
を回転する回転子10とを備えている。回転子10は、有底
円筒形状に形成されているヨーク11を備えており、この
ヨーク11はその側壁内周面に複数のマグネット(図示せ
ず)を所定の位置に配されて適当な手段により固定され
るようになっている。このヨーク11の底壁12には真円形
の孔形状に形成された雌印籠部13が、同心的に配されて
軸心方向に開設されており、この雌印籠部13は後記する
回転軸の雄印籠部と嵌合可能に形成されている。また、
ヨークの底壁12における雌印籠部13の外方位置には回り
止め孔14が複数個、同一半径上において周方向に等間隔
に配されて軸心方向にそれぞれ開設されている。
また、この回転子は回転軸が嵌着されるボス部材15を備
えており、このボス部材15は略円筒形状に形成されてい
る本体16と、この本体16の一端部外周上に同心的に配さ
れて略円板形状に一体に形成されたフランジ17とから構
成されている。フランジ17のヨーク底壁11との接触面に
は突起18が複数個、同一半径上に、かつ、周方向に等間
隔に配されて、軸心方向に一体的に突設されており、こ
れら突起18は前記回り止め孔14と嵌合可能に形成されて
いる。ボス部材15の本体16における円筒内周部には回転
軸挿通孔19が回転軸の後記する雄テーパ部と嵌合可能な
雌テーパ形状に形成されている。
回転軸20の先端部には雄ねじ部21が形成されており、こ
の先端部には雄ねじ部21に隣接して雄印籠部22が円柱形
状に形成されている。この雄印籠部22は前記雌印籠部13
に印籠結合するように形成されている。さらに、回転軸
20の先端部には雄印籠部22に隣接して雄テーパ部23が形
成されており、この雄テーパ部23はボス部材15の回転軸
挿通孔19(以下、雌テーパ部という。)にテーパ結合す
るように構成されている。
次に、ヨーク、ボス部材および回転軸の組み付け作業を
説明する。
ボス部材15と回転軸20をヨーク11に固定するに際して
は、まず、ボス部材15のフランジ部17一端面における各
突起18がヨーク底壁12における各回り止め孔14にそれぞ
れ嵌入され、ボス部材15がヨーク11の底壁12に装着され
る。
この後、回転軸20の先端の雄印籠部22がボス部材15の雌
テーパ部19を介して雌印籠部13内に挿入される。そし
て、回転軸20の雄ねじ部21がヨーク11の底壁12の端面か
ら軸心方向外側へ突出され、雄テーパ部23が雌テーパ部
19とテーパ結合される。
その後、回転軸20の雄ねじ部21にナット24が螺合され、
回転軸20がボス部材15と共に、ヨーク11の底壁12に同心
的に締結される。
このように、本実施例によれば、ヨーク11の底壁12にボ
ス部材15との芯出し専用の雌印籠部を穿設しなくても、
ヨーク11と回転軸20とを直接的に芯合わせして結合する
ことができる。そして、回転軸20とヨーク11との芯出し
が回転軸20とヨーク11との嵌合で保証されるため、組立
精度の向上を図ることができる。
また、ボス部材15をヨーク11の底壁12に印籠結合させる
必要がないので、ボス部材15の加工精度としては高いも
のが不要となり、作業コストを低減させることができ
る。ヨーク11の板厚を薄くすることが可能となるため、
ヨークの計量化が可能になるとともに、組立工数を低減
することができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、ヨーク、ボス部
材および回転軸のそれぞれについての公差管理を緩和し
つつ、ヨークと回転軸との芯出し精度を高めることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例である磁石発電機を示す縦断
面図、第2図はその一部省略一部切断分解正面図、であ
る。 1…磁石発電機、2…発電子、3…エンジンケース、10
…磁石発電機、11…ヨーク、12…底壁、13…雌印籠部、
14…回り止め孔、15…ボス部材、16…本体、17…フラン
ジ、18…突起、19…雌テーパ部(回転軸挿通孔)、20…
回転軸、21…雄ねじ部、22…雄印籠部、23…雄テーパ
部、24…ナット。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端部に雄ねじ部(21)が形成されている
    回転軸(20)と、椀形状に形成されており、その底壁
    (12)に中央部に軸挿通孔が、その軸挿通孔の外方に複
    数個の回り止め孔(14)がそれぞれ開設されているヨー
    ク(11)と、一端部外周にフランジ(17)が形成され、
    フランジ(17)の一端面に突起(18)が複数個突設され
    ているボス部材(15)とを備えており、前記回転軸(2
    0)が前記ボス部材(15)に同心的に嵌着されていると
    ともに、前記各突起(18)が前記各回り止め孔(14)に
    それぞれ嵌合されて、このボス部材(15)がヨーク底壁
    (12)の内側端面に同心的に当接されて、前記雄ねじ部
    (21)にナット(24)が前記ヨーク底壁(12)の外側端
    面から螺着され、回転軸(20)、ヨーク(11)およびボ
    ス部材(15)が芯合わせされて一体回転するように結合
    されている磁石発電機において、 前記回転軸(20)の先端部には先端に向かうに従って細
    くなる雄テーパ部(23)が形成されているとともに、こ
    の雄テーパ部(23)と前記雄ねじ部(21)との間には雄
    テーパ部(23)よりも小径の雄印籠部(22)が形成され
    ており、 前記ボス部材(15)には雌テーパ部(19)が形成されて
    いるとともに、この雌テーパ部(19)には前記回転軸
    (20)の雄テーパ部(23)がテーパ結合されており、 前記ヨーク底壁(12)の軸挿通孔は前記雄印籠部(22)
    と同径の雌印籠部(13)に形成されているとともに、こ
    の雌印籠部(13)には前記雄印籠部(22)が印籠結合さ
    れていることを特徴とする磁石発電機。
JP1990091413U 1990-08-31 1990-08-31 磁石発電機 Expired - Lifetime JPH0727819Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990091413U JPH0727819Y2 (ja) 1990-08-31 1990-08-31 磁石発電機

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990091413U JPH0727819Y2 (ja) 1990-08-31 1990-08-31 磁石発電機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0451071U JPH0451071U (ja) 1992-04-30
JPH0727819Y2 true JPH0727819Y2 (ja) 1995-06-21

Family

ID=31827015

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990091413U Expired - Lifetime JPH0727819Y2 (ja) 1990-08-31 1990-08-31 磁石発電機

Country Status (1)

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JP (1) JPH0727819Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH057075Y2 (ja) * 1986-08-13 1993-02-23

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0451071U (ja) 1992-04-30

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