JPH0727783U - 搬入搬出装置 - Google Patents
搬入搬出装置Info
- Publication number
- JPH0727783U JPH0727783U JP43694U JP43694U JPH0727783U JP H0727783 U JPH0727783 U JP H0727783U JP 43694 U JP43694 U JP 43694U JP 43694 U JP43694 U JP 43694U JP H0727783 U JPH0727783 U JP H0727783U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carrier
- transfer arm
- substrate
- hole
- transferred
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 吸着した被搬送体の回動を許すことに、生産
の自動化に対応し、簡単に大きな板状体の損傷を防ぐこ
とのできる搬入搬出装置を提供する。 【構成】 被搬送体を収納したキャリアと、このキャリ
アに対して被搬送体を搬入搬出する搬送アーム1と、該
アーム1に設けたパイプ2を介してバキューム源に連結
された孔3と、孔部3の上面外周に載置面より突出して
設けた弾性リング5と、前記搬送アーム1の少なくとも
2箇所に載置面より突出して設けられた前記被搬送体の
下面を支持する弾性突起からなる支持部5を設けた搬入
搬出装置。
の自動化に対応し、簡単に大きな板状体の損傷を防ぐこ
とのできる搬入搬出装置を提供する。 【構成】 被搬送体を収納したキャリアと、このキャリ
アに対して被搬送体を搬入搬出する搬送アーム1と、該
アーム1に設けたパイプ2を介してバキューム源に連結
された孔3と、孔部3の上面外周に載置面より突出して
設けた弾性リング5と、前記搬送アーム1の少なくとも
2箇所に載置面より突出して設けられた前記被搬送体の
下面を支持する弾性突起からなる支持部5を設けた搬入
搬出装置。
Description
【0001】
この考案は搬入搬出装置に係り、特にLCD(液晶表示体素子)等の角型ガラ ス板を搬送するのに好適な搬入搬出装置に関する。
【0002】
一般にLSI(半導体集積回路)やLCD等の製造工程においては、半導体ウ エハやがラス基板が複数枚収納されたキャリアを各加工装置又は各検査装置のロ ーダに自動(FMS)あるいは手動で移送される。キャリアをローダにセットす ると各装置のローダにおいてベルトあるいはバキュームハンドなどの搬送手段に よってキャリア内の上記ウエハ又は基板は1枚ずつ順次取り出され、所定の位置 合わせ(アライメント)の後、加工又は検査され、加工又は検査が終了後、ウエ ハ又は基板は再び上記の搬送手段によって搬送されてキャリア内に収納される。
【0003】 ところで、近年のLCD技術の進歩によりテレビ、マイコン等の表示装置等に 用いられる大型LCD用ガラス基板が製造されるようになった。このような基板 は150cm2ないし350cm2程度と大きく、厚みは1〜2mmと非常に薄い ものでこわれやすく製造時及び検査時の取扱は特に慎重を期さなければならず、 従って搬送装置もそのような点が重要となってくる。
【0004】
しかし、このようなLCD等の角型基板の搬送には従来のシリコンウエハ用の 搬送機構をそのまま用いており、例えばバキュームハンドは金属あるいは樹脂材 であり、先端がU字状を成し、そのU字に沿って複数の吸着孔が形成されている ものがある。このようなバキュームハンドのU字状の先端部を基板を複数枚例え ば15〜25枚程度収納したキャリアへ、挿入し、吸着孔により基板を吸着し保 持して、プレアライメントを行う載置台へ搬送する。 この時、バキュームハンドが重量のあるものを吸着するために、かなり強い力 で吸着しなければならず、吸着時に損傷しやすいという問題点があった。
【0005】 また、バキュームハンドが円形の基板をキャリアから取り出す場合、基板の中 心をずらして吸着して取り出しても問題は起こらないが、基板が角型の場合、基 板を傾斜して吸着し、取り出すと破損するという問題が生ずる。すなわち図2に 示すようにバキュームハンド1の先端部がキャリア11に挿入され、基板12を 吸着して取り出す場合、バキュームハンド1の先端部がキャリア11に対して傾 斜して基板12を吸着し取り出すと、基板の隅端部13はA点において、キャリ ア11の壁にあたり、隅端部を損傷するという問題が生ずる。
【0006】 本考案は上記問題点を解消するためになされたもので、生産の自動化に対応し 、簡単に大きな板状体の損傷を防ぐことのできる搬入搬出装置を提供することを 目的とするものである。
【0007】
本考案は、被搬送体を収納したキャリアと、このキャリアに対して前記被搬送 体を搬入搬出する搬送アームと、前記搬送アームの1箇所に設けられパイプによ りバキューム源に連結された孔部と、この孔部の上面の外周に設けた弾性リング と、前記搬送アームの少なくとも2箇所に設けられた前記被搬送体の下面を支持 する支持部とを備え、前記支持部と前記弾性リングは、前記搬送アームの載置面 より突出した弾性突起であることを特徴とする。
【0008】
以下、本考案に係る搬入搬出装置の搬送アームを図1を参照して説明する。 図1は搬送アーム、即ちバキュームハンドの簡単な平面図である。バキューム ハンドは大きさ例えば約120mm×350mm厚さ5mm平板例えばアルミニ ウム板である。この平板の先端部6はU字状をなし、長手方向表面の中心線部に 点線で示す例えば幅約5mmの溝2を形成し、この溝2の上記U字状側縁近傍の 先端に円状吸着孔3を形成して、プラスチック板4で蓋として溝2を機密に被い 、角筒状吸引パイプを埋設する。上記吸着孔3の周囲縁部に上記平板よりわずか に例えば0.5mm表面上に出張って弾性体例えばゴム性の0リング5を接着す る。被搬送物であるLCD容器を平面的に安定に把持するため、さらに2箇所例 えば上記U字状先端の突出した端部6に上記0リング5を2箇所接着する。この 0リング5について上記溝2に結合させず、吸着をより強固にするための作用に 寄与している。溝2の吸着孔3と反対側の他端7はバキューム源に接続される。 このようにしてバキュームハンドが構成される。このバキュームハンドは、直線 移動ステージ例えばボールねじを使用した1軸移動の水平ステージ上に、さらに 昇降可能な昇降ステージ例えば上記同様ボールねじを使用した1軸移動の垂直ス テージを設けたものに支持設置されたり、あるいはさらに必要に応じて回転ステ ージを用いて回転可能に支持設置されてもよい。これらの移動ステージは、命令 制御信号を送受信する制御部に送受信可能に接続されている。
【0009】 次に、上記バキュームハンドを用いて、被搬送体である液晶表示体素子基板を キャリアから取り出す操作の一実施例を説明する。 予めプログラムされた制御部の液晶表示体素子基板搬送命令信号により、垂直 ステージのボールねじを駆動させ上記ハンドをキャリアの指定されたLCD容器 位置まで上昇させる。さらに水平ステージのボールねじを駆動させバキュームハ ンド1の先端部6をキャリア内に挿入させると上記LCD容器の下面下に先端部 6が位置する。溝2の端部7とバキューム源とを接続操作して吸引することによ り、吸着孔3で短辺長例えば152〜300mm、長辺長153〜400mmの 液晶表示体素子基板を吸着させ、他の0リング5を付設した先端2箇所6と共に 平面を形成し強固に吸着支持する。そして、水平ステージを移動させて液晶表示 素子基板をキャリア外に取り出す。この時液晶表示体素子基板の隅短部キャリア に接触しても、先端2箇所6では基板は固定されず接触して支持しているため、 接触点は微細距離移動され、液晶表示体素子基板は吸着孔3を中心に回転し、キ ャリアに接触しない位置に回転させられ、キャリアにより破損されることなくキ ャリア外に取り出される。そしてプレアライメントし検査あるいは加工終了後、 基板は再びバキュームハンドで移送され、キャリアに収納される。
【0010】 上記実施例では、角型液晶表示体素子基板を用いて説明したが、半導体ウエハ もFAの他の部品でもよい。さらに本考案のバキュームハンドは長方形に限らず 円形あるいは三角形状でも、被搬送体の形状に応じて変形し適用できるのはいう までもない。又、バキュームハンドの形状も上記のものに限らず先端部がU字状 のものに限定されない。さらに、0リング付設位置も上記の限りではなく、2箇 所ならばよい。
【0011】
以上、説明したように本考案によれば、搬送アームは、被搬送体を搬送アーム の載置面上より突起した弾性突起からなる弾性リング1箇所で吸着するとともに 他の弾性突起からなる2箇所以上の支持部で支持しているので、前記被搬送体の 平面が維持される強力な吸着が可能となる。また、吸着時及び移送時に破損しや すい被搬送体も緩衝材により破損防止され、さらに被搬送体は1箇所のみで吸着 されており他の2箇所は支持部上に支持されているので、前記搬送アームが前記 被搬送体を傾斜して吸着しても、被搬送体は支持部上を摺動してキャリアに沿っ て水平方向に微小移動することができ、前記被搬送体とキャリアとの接触による 前記被搬送体の破損を防止できる。 すなわち、本考案の搬送アームを用いることにより、生産の自動化に対応し、 安全に被搬送体の損傷を防ぐことができる。
【図1】本考案に係る搬送アームの平面図。
【図2】図1の搬送アームによるキャリアから角型基板
を取り出す一例の説明図。
を取り出す一例の説明図。
【図3】図1の断面図。
1 バキュームハンド 2 溝 3 吸着孔 4 ふた 5 0リング 6 先端 11 キャリア 12 基板
Claims (1)
- 【請求項1】 被搬送体を収納したキャリアと、このキ
ャリアに対して前記被搬送体を搬入搬出する搬送アーム
と、前記搬送アームの1箇所に設けられたパイプにより
バキューム源に連結された孔部と、この孔部の上面の外
周に設けた弾性リングと、前記搬送アームの少なくとも
2箇所に設けられた前記被搬送体の下面を指示する支持
部とを備え、前記支持部と前記弾性リングは前記搬送ア
ームの載置面より突出した弾性突起であることを特徴と
する搬入搬出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994000436U JP2513261Y2 (ja) | 1994-02-07 | 1994-02-07 | 搬入搬出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994000436U JP2513261Y2 (ja) | 1994-02-07 | 1994-02-07 | 搬入搬出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0727783U true JPH0727783U (ja) | 1995-05-23 |
JP2513261Y2 JP2513261Y2 (ja) | 1996-10-02 |
Family
ID=11473767
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994000436U Expired - Lifetime JP2513261Y2 (ja) | 1994-02-07 | 1994-02-07 | 搬入搬出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2513261Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003168717A (ja) * | 2001-12-03 | 2003-06-13 | Yaskawa Electric Corp | ウェハ搬送フォーク |
JP2008252012A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Applied Materials Inc | ウェハ搬送用ブレード |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5524010U (ja) * | 1978-08-01 | 1980-02-16 | ||
JPS61267622A (ja) * | 1985-05-20 | 1986-11-27 | Canon Inc | ウエハ搬送装置 |
-
1994
- 1994-02-07 JP JP1994000436U patent/JP2513261Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5524010U (ja) * | 1978-08-01 | 1980-02-16 | ||
JPS61267622A (ja) * | 1985-05-20 | 1986-11-27 | Canon Inc | ウエハ搬送装置 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003168717A (ja) * | 2001-12-03 | 2003-06-13 | Yaskawa Electric Corp | ウェハ搬送フォーク |
JP2008252012A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Applied Materials Inc | ウェハ搬送用ブレード |
JP4516089B2 (ja) * | 2007-03-30 | 2010-08-04 | アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド | ウェハ搬送用ブレード |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2513261Y2 (ja) | 1996-10-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3850951B2 (ja) | 基板搬送装置及び基板搬送方法 | |
JP2599571B2 (ja) | 基板搬送ロボット | |
KR20150042734A (ko) | 박리 장치, 박리 시스템, 박리 방법 및 컴퓨터 기억 매체 | |
JP2002313886A (ja) | 基板搬送装置および基板搬送方法 | |
KR20200032042A (ko) | 기판 보유 지지 장치 | |
JP2006190816A (ja) | 検査装置および検査方法 | |
JP2837332B2 (ja) | 搬送アーム | |
JP2513261Y2 (ja) | 搬入搬出装置 | |
TW201832313A (zh) | 對準裝置 | |
JPH0511992Y2 (ja) | ||
JP2003068824A (ja) | 吸着保持器、搬送装置、基板の搬送方法、及び、電気光学装置の製造方法 | |
JPH0922933A (ja) | 基板搬送方法及びその装置 | |
KR20220125676A (ko) | 반송 장치 및 기판의 반송 방법 | |
JPH07130637A (ja) | 半導体製造装置 | |
JP3711802B2 (ja) | 搬送用パレット、この搬送用パレットを備える搬送装置及びワーク固定方法 | |
JP2002343844A (ja) | ウェーハハンドリング機構 | |
JP2743274B2 (ja) | 基板処理装置および基板搬送装置 | |
JPH0630370B2 (ja) | プローブ装置 | |
JP2013079847A (ja) | 基板検査装置および基板検査方法 | |
JP2003174074A (ja) | 基板吸着パッド、基板搬送装置、基板処理システム及び基板搬送方法 | |
JP3929287B2 (ja) | 平面体の搬送機構および薄膜形成装置 | |
JPH0652754B2 (ja) | 基板搬送機構 | |
KR200357165Y1 (ko) | 기판을 수직상태로 이송시킬 수 있는 기판 반송장치 | |
KR100335241B1 (ko) | 웨이퍼 운반 로봇의 이송 아암 | |
JP2020061464A (ja) | 半導体装置の搬送装置、これを備えた半導体装置の検査システムおよび半導体装置の搬送方法 |