JPH07277448A - 搬出コンベア - Google Patents

搬出コンベア

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JPH07277448A
JPH07277448A JP6980794A JP6980794A JPH07277448A JP H07277448 A JPH07277448 A JP H07277448A JP 6980794 A JP6980794 A JP 6980794A JP 6980794 A JP6980794 A JP 6980794A JP H07277448 A JPH07277448 A JP H07277448A
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JP
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carry
pipe
out conveyor
earth
sand
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Withdrawn
Application number
JP6980794A
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English (en)
Inventor
Yasuo Kajioka
保夫 梶岡
Hiroyuki Kubo
裕之 久保
Makoto Ichikawa
誠 市川
Hitoshi Sato
等 佐藤
Yoji Moroi
陽児 諸井
Masaaki Nakanishi
正明 中西
Yonosuke Hosaka
陽之助 保坂
Sumio Horiuchi
澄夫 堀内
Masabumi Haba
正文 羽場
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TOKUDAYA KENKI KOGYO KK
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
TOKUDAYA KENKI KOGYO KK
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Publication date
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  • Pusher Or Impeller Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 可搬性に優れ、盛り替えや、その長さの変更
を容易に行うことのできる搬出コンベアを提供すること
を目的とする。 【構成】 地下部Gに設けた下部機構22と、その上部
の開口部23aに設けた上部機構24と、これらの間に
設けた揚土用管路25と戻り用管路26と、チェーン駆
動装置29で循環駆動される一対の無端状のチェーン
6,6と、これら一対のチェーン6,6間に一定間隔で
取り付けた複数の土砂搬出プレート30とを備えてなる
パイププレートコンベアAであって、揚土用管路25を
構成する多数の管体36を、その軸線に直交する面内で
二分割して蝶番で開閉自在に連結するとともに、戻り用
管路26をその軸線方向に伸縮自在な構造とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、ビルの地下躯
体工事等、地盤を根切して地下工事を行うに際し、根切
した土砂を搬出するのに好適な搬出コンベアに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ビルの地下躯体工事等、地下工
事において、根切した土砂を地下部から搬出するために
は、クラムシェル等が用いられている。このようなクラ
ムシェルは、バケットを地上に設けた開口部と地下部と
の間で昇降させ、このバケットで地下部から土砂を揚重
し、直接ダンプトラックに積載するものである。しかし
ながら、このようなクラムシェルでは、その作動部分が
露出しているので、バケットを昇降,旋回させるときに
は、安全を確保するため周辺での作業を中止しなければ
ならない。また、地下部からの揚重距離が長くなるとサ
イクルタイムが延びてその搬出効率が低下してしまうと
いう問題がある。さらに、搬出量を稼ぐためには多数の
大型のダメ開口部を設ける必要が生じる。
【0003】近年、このような問題を解決する搬出装置
として、以下に示すような搬出コンベアが用いられてい
る。図23に示すように、搬出コンベア1は、地下部の
根切現場に設置された下部機構2と、地上部に設けられ
た上部機構3と、これら下部機構2と上部機構3との間
に設けられた、筒状の揚土用管路4と戻り用管路5とか
ら概略構成されている。下部機構2と上部機構3との間
には、図24に示すように、揚土用管路4と戻り用管路
5とを通るように、無端状の一対のチェーン6,6(図
には、一方のチェーン6のみを図示)が捲回されてい
る。そして、チェーン6,6の間には、その延在する方
向に沿って一定間隔で、円板状の土砂搬出プレート8,
8,…が設けられている。図23に示したように、この
チェーン6,6は、上部機構3のチェーン駆動機構7に
より循環駆動される構造となっている。このような構造
により、チェーン駆動機構7でチェーン6,6を循環駆
動させると、土砂搬出プレート8,8,…がチェーン
6,6に牽引されて揚土用管路4,戻り用管路5内を循
環移動するようになっている。
【0004】図24に示したように、前記揚土用管路4
は、一定長のケーシングパイプ(管体)9が、両端部に
設けられたフランジ部9a,9aで、軸線方向に多数接
続された構造とされている。前記戻り用管路5は、同様
にして、一定長のケーシングパイプ(管体)10が、両
端部に設けられたフランジ部10a,10aで、軸線方
向に多数接続された構造とされている。そして、揚土用
管路4の各ケーシングパイプ9と戻り用管路5の各ケー
シングパイプ10とは、それぞれ接続金具11,11で
接続されて、一体化された構造となっている。
【0005】図25に示すように、揚土用管路4のケー
シングパイプ9は、断面視円形のパイプ12の径方向で
対向する位置に切り欠き部13,13が形成されるとと
もに、そこに断面視C字状のガイドパイプ14,14が
取り付けられた構造とされている。このようなケーシン
グパイプ9では、ガイドパイプ14,14内をチェーン
6,6が通り、パイプ12内を前記土砂搬出プレート
8,8,…が通るようになっている。一方、戻り用管路
5のケーシングパイプ10は、例えば、断面視矩形の筒
状で、この内部をチェーン6,6と土砂搬出プレート
8,8,…が通るようになっている。
【0006】上記のような構造からなる搬出コンベア1
では、図23に示したように、チェーン駆動機構7で、
チェーン6,6を、揚土用管路4を上昇し、戻り用管路
5を下降するように駆動させておく。そして、バックホ
ー15等で掘削した土砂をベルトコンベア16等で搬出
コンベア1の下部機構2に搬送し、これをホッパー17
に投入する。すると、投入された土砂は、チェーン6,
6に牽引されて揚土用管路4内を上昇する土砂搬出プレ
ート8,8,…により、上部機構3に連続的に搬送さ
れ、上部機構3の土砂払出口18から自重でシュート1
9内に落下して、ダンプトラック20等に積載されるよ
うになっている。
【0007】このような搬出コンベア1では、土砂を揚
土用管路4内を通して搬出するので、前記したクラムシ
ェルのように作動部分が露出することがなく、安全性を
向上させることができるとともに、作業を中断する必要
がなく、作業効率を向上させることができる。また、土
砂を連続的に搬出するので、その揚重距離にかかわらず
高い搬送効率を得ることができ、かつ高い搬送能力を確
保することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の搬出コンベア1には、以下のような問題
が存在する。例えば逆打ち工法でビルの地下躯体を構築
する場合等に、搬出コンベア1を適用するに際し、搬出
コンベア1では、これを他の位置に盛り替えるにとき
に、可搬性に乏しいという問題がある。すなわち、図2
4に示したように、搬出コンベア1の揚土用管路4と戻
り用管路5は、それぞれケーシングパイプ9,10が多
数接続され、その内部にチェーン6,6が通る構造とさ
れている。このため、搬出コンベア1を盛り替えるため
には、揚土用管路4,戻り用管路5内を通るチェーン
6,6を一旦取り外してからでないとケーシングパイプ
9,10を取り外すことができず、その解体・組立に非
常に手間がかかってしまう。これにより、搬出コンベア
1が可搬性に乏しいものとなっており、この結果、盛り
替えに非常に手間がかかってしまう。また、掘削が進行
して、搬出コンベア1の揚土用管路4と戻り用管路5を
延長するに際しても、上記と同様の理由から、その延長
作業に非常に手間がかかるという問題がある。本発明
は、以上のような点を考慮してなされたもので、可搬性
に優れ、盛り替えや、その長さの変更を容易に行うこと
のできる搬出コンベアを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
地下工事において地下の掘削現場から根切した土砂を、
その上方に設けられた開口部から搬出するため、地下に
設置されて搬出すべき土砂を投入する下部機構と、前記
開口部に設置されて土砂を排出する上部機構と、これら
下部機構と上部機構との間に設けられた揚土用管路と戻
り用管路と、前記上部機構と下部機構との間に捲回され
て前記揚土用管路と戻り用管路とを通るように配設され
た一対の無端状のチェーンと、これら一対のチェーン間
にその延在する方向に沿って一定間隔で取り付けられた
複数の土砂搬出プレートと、前記チェーンを駆動させる
駆動源とを備えてなる搬出コンベアであって、前記揚土
用管路がその軸線方向に分割可能な構造とされるととも
に、前記戻り用管路がその軸線方向に伸縮自在な構造と
されていることを特徴としている。
【0010】請求項2に係る発明は、請求項1記載の搬
出コンベアにおいて、前記揚土用管路を軸線方向に分割
してなる管体が、その軸線に直交する面内で二分割可能
な構造とされていることを特徴としている。
【0011】請求項3に係る発明は、請求項2記載の搬
出コンベアにおいて、前記二分割可能な構造とされた管
体が、ヒンジ機構で連結されて、開閉自在な構造とされ
ていることを特徴としている。
【0012】
【作用】請求項1記載の発明では、搬出コンベアの一対
のチェーンを、揚土用管路を上昇し、戻り用管路を下降
するように駆動源で循環駆動させておき、地下の掘削現
場から根切した土砂を下部機構に投入すると、この土砂
を、一対のチェーンに牽引されて揚土用管路内を上昇す
る土砂搬出プレートで上部機構に搬送して開口部から連
続的に搬出する。そして、この搬出コンベアを盛り替え
るときには、揚土用管路を分割するとともに戻り用管路
を短縮させて、これら揚土用管路と戻り用管路を開口部
から出した後、上部機構と下部機構を他の開口部に移動
させて、揚土用管路を接続するとともに戻り用管路を伸
長させればよい。また、搬出コンベアの長さを伸縮する
ときには、揚土用管路を分割してなる分割体の数を増減
させるとともに、伸縮自在な戻り用管路を伸縮させれば
よい。
【0013】請求項2記載の発明では、揚土用管路を軸
線方向に分割してなる管体を、その軸線に直交する面内
で二分割可能な構造とした。これにより、搬出コンベア
を盛り替えたり、その長さを伸縮させるときには、管体
を二分割することにより、揚土用管路内を通る一対のチ
ェーンを取り外すことなく、管体の取外し・取付を容易
に行うことができる。
【0014】請求項3記載の発明では、二分割可能な構
造とした管体を、ヒンジ機構で連結して開閉自在な構造
した。これにより、搬出コンベアを盛り替えたり、その
長さを伸縮させるときには、管体をヒンジ機構で開閉し
て二分割することにより、さらに容易に管体の取外し・
取付を行うことができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明を図1ないし図13に示す一実
施例を参照して説明する。ここでは、例えば、逆打工法
を用いてビルの地下躯体工事を行う際に、本発明に係る
搬出コンベアを適用する場合の実施例を用いて説明す
る。図1は、本発明に係る搬出コンベアの一例を示すも
のである。これらの図において、従来例として示した図
23ないし図25と共通する部分については、同一符号
を付してある。図1に示すように、搬出コンベアAは、
地下部Gの根切現場に設置された下部機構22と、その
上部の、例えばビルの1階の床版23上に設置された上
部機構24と、床版23の開口部23aを貫通して、こ
れら下部機構22と上部機構24との間に設けられた、
筒状の揚土用管路25と戻り用管路26とから概略構成
されている。
【0016】下部機構22のスプロケット27aと上部
機構24のスプロケット27bとの間には、揚土用管路
25と戻り用管路26とを通るように、無端状の一対の
チェーン6,6(図には一方のチェーン6のみを図示し
てある)が捲回されている。チェーン6,6は、上部機
構24において、スプロケット27c,27dにより折
曲され、水平部28a,28bをなすようにされてい
る。また、上部機構24のスプロケット27bは、チェ
ーン駆動装置(駆動源)29に取り付けられており、こ
れによりチェーン6,6を循環駆動させる構造とされて
いる。図2に示すように、一対のチェーン6,6の間に
は、その延在する方向に沿って一定間隔で、多数の円板
状の土砂搬出プレート30が、取付金具31,31で取
り付けられている。そして、これら土砂搬出プレート3
0は、図1に示したチェーン駆動装置29で循環駆動さ
れるチェーン6,6に牽引されて、揚土用管路25,戻
り用管路26内を循環移動するようになっている。
【0017】図1に示したように、前記下部機構22に
は、図示しないベルトコンベア等で、掘削現場から搬送
してきた土砂を投入するホッパー17が設けられてい
る。このホッパー17は、投入された土砂を揚土用管路
25内に送り込むものである。
【0018】前記上部機構24の水平部28aには付着
土除去装置33が備えられており、また水平部28bに
は、搬送してきた土砂を排出する土砂払出口34が形成
されており、その下方には、土砂をスムーズに排出する
ためのシュート19が配設されている。図3に示すよう
に、付着土除去装置33は、水平部28aに対して進退
自在な図示しないアーム部材と、このアーム部材(図示
なし)に回転軸35aによって回転自在に支持された、
例えば星型等、歯形を有した楔プレート35とを備えた
構成とされている。この付着土除去装置33は、楔プレ
ート35を、アーム部材(図示なし)で水平部28aに
対して前進させて、土砂搬出プレート30,30,…の
移動に伴って回転する楔プレート35の楔部35bで、
土砂搬出プレート30,30,…に付着した粘性土等を
除去するものである。これにより、粘性土等が土砂搬出
プレート30,30,…に堆積付着して、搬出コンベア
Aの搬送効率が低下することを防ぐことができる。
【0019】図1に示した前記揚土用管路25は、一定
長の円筒状のケーシングパイプ(管体)36を、その軸
線方向に多数接続した構造とされている。図2(b)に
示したように、ケーシングパイプ36の両端部には、フ
ランジ部37,37が形成されている。図2および図4
に示すように、ケーシングパイプ36は、その軸線に直
交する面内で、分割体36a,36aに二分割された構
造とされている。これらの分割体36a,36aは、蝶
番(ヒンジ機構)38で連結されて、開閉自在な構造と
されている。そして、分割体36a,36aの開放端側
には、止め金具39,39が設けられており、これら分
割体36a,36aを閉じたときに図示しないピンでこ
れらを固定できるようになっている。図2(a)に示し
たように、ケーシングパイプ36の内部には、断面視L
字状のアングル材40,40,…が、ここを通るチェー
ン6,6のガイドとして取り付けられており、土砂搬出
プレート30が揚土用管路25の内面と所定のクリアラ
ンスを保つようになっている。このような構造のケーシ
ングパイプ36,36,…を接続するためには、図5に
示すような連結金物41を用いる。連結金物41は、環
状で、接続すべきケーシングパイプ36(図2,図4参
照)のフランジ部37,37を挟み込むための溝部42
が形成されている。そして、この連結金物41は、ケー
シングパイプ36(図2,図4参照)と同様に二分割さ
れており、二つの分割体41a,41aは、ヒンジ43
で開閉自在に連結された構造とされている。そして分割
体41a,41aの開放端側には、止め金具44,44
が取り付けられており、ここにピン45を挿入すること
により、分割体41a,41aを閉じた状態で固定する
ようになっている。
【0020】図6に示すように、前記戻り用管路26
は、その下部から上部に向けて、徐々にその径方向寸法
が小となる多数の断面視矩形の筒状のケーシングパイプ
46から構成されている。図7に示すように、これらの
各ケーシングパイプ46は、上端部46aの内側に内面
突起部47が形成され、下端部46bの外側に外面突起
部48が形成された構成とされている。このような構成
により、戻り用管路26を伸長させるときには、下方に
位置するケーシングパイプ46の上端部46aの内面突
起部47が、上方に位置するケーシングパイプ46の下
端部46bの外面突起部48に係止して、上方と下方の
ケーシングパイプ46,46が抜け外れないようになっ
ている。そして、戻り用管路26を短縮させるときに
は、下方のケーシングパイプ46よりも上方のケーシン
グパイプ46の径方向寸法が小とされているので、下方
のケーシングパイプ46内に上方のケーシングパイプ4
6が収納されるようになっている。
【0021】次に、上記のような構成からなる搬出コン
ベアAの作用について、図1ないし図13を参照して説
明する。図1に示したように、搬出コンベアAで、地下
部Gの掘削現場からその上部の床版23に、掘削した土
砂を搬出するときには、チェーン駆動装置29を駆動さ
せ、この駆動力をスプロケット27bを介して一対のチ
ェーン6,6に伝達し、これらチェーン6,6を、揚土
用管路25を上昇し、戻り用管路26を下降するように
循環駆動させておく(図中符号(イ)の方向)。このと
き、スプロケット27bでチェーン6、6を駆動する
と、揚土用管路25側ではチェーン6,6が引っ張られ
るので、ケーシング36に圧縮力が作用するが、戻り用
管路26側では、チェーン6,6に引張力は発生せずた
るみ側となるため、前記構造の戻り用管路26で強度的
な問題はない。そして、地下部Gの掘削現場から、根切
した土砂を図示しないベルトコンベアで下部機構22の
ホッパー17に投入する。すると、この土砂は、揚土用
管路25内に送り込まれ、チェーン6,6に牽引されて
上昇する土砂搬出プレート30,30,…により、床版
23上の上部機構24に連続的に搬送される。そして、
上部機構24の付着土除去装置33の楔プレート35
(図3参照)で、各土砂搬出プレート30に付着した粘
性土等が掻き落とされた後、この土砂は土砂払出口34
から自重によりシュート19内に落下し、ダンプトラッ
ク(図示なし)に積載される。また、土砂を払い出して
空となった土砂搬出プレート30,30,…は、戻り用
管路26を通って下部機構22に戻っていく。
【0022】このようにして地下部Gの掘削現場から土
砂を搬出していった後、この搬出コンベアAを床版23
上の他の開口部23bに盛り替えるに際しては、以下の
ようにして盛り替え作業を行う。まず、図8に示すよう
に、下部機構22のスプロケット27aの近傍で、捲回
されたチェーン6,6を切り離す。そして、戻り用管路
26の下端部26aを、下部機構22に備えられたジャ
ッキ機構49,49でジャッキアップする。次いで、切
り離した各チェーン6の一端の土砂搬出プレート30
を、ジャッキアップした戻り用管路26の下端部26a
に、図示しない金具で固定する。また、揚土用管路25
の最下方に位置するケーシングパイプ36bの上下端に
取り付けられた連結金物41(図5参照)を、ピン45
を抜いて、取り外す。そして、図4に示したように、こ
のケーシングパイプ36bの止め金具39から図示しな
いピンを抜いて分割体36a,36aを開き、このケー
シングパイプ36bを揚土用管路25から取り外す。そ
して、切り離した各チェーン6の他端の土砂搬出プレー
ト30を、取り外したケーシングパイプ36bの直上に
位置するケーシングパイプ36cに図示しない金具で固
定する。これにより、切り離したチェーン6,6の一端
が戻り用管路26の下端部26aに固定され、他端が揚
土用管路25の下端部に固定されたことになる(第一工
程)。
【0023】次いで、上部機構24のシュート19の直
下方に仮設の受け床50を設置する(第二工程)。そし
て、上部機構24のスプロケット27cを、例えば図示
しないロック機構でロックした後に、チェーン駆動装置
29を逆転させて、チェーン6,6を逆方向(図中符号
(ロ)の方向)に駆動する。すると、戻り用管路26の
下端部26aに固定されたチェーン6,6の一端が上方
に巻き上げられて、戻り用管路26が前述したようにし
て短縮する(図9参照)。その後、スプロケット27d
を図示しないロック機構でロックして、チェーン6,6
が移動しないようにして、戻り用管路26の落下を防止
する。また、巻き上げたチェーン6,6は、上部機構2
4に設置した仮設の受け床50上に取り込む(第三工
程)。
【0024】次いで、図10に示すように、揚土用管路
25の最上方に位置するケーシングパイプ36を前記と
同様にして揚土用管路25から取り外した後、スプロケ
ット27cのロック機構(図示なし)を解除して、チェ
ーン駆動装置29でチェーン6,6を図中符号(イ)の
方向に駆動させる。すると揚土用管路25の下端部に固
定されたチェーン6,6の他端が上方に巻き上げられ、
これにより揚土用管路25が上昇する。そして、ケーシ
ングパイプ36一本分の長さだけチェーン6,6を巻き
上げた時点でチェーン6,6の駆動を停止させる(図1
1参照)。このようにして、上端部に位置するケーシン
グパイプ36の取り外し・チェーン6,6の巻き上げ作
業を繰り返し、揚土用管路25のケーシングパイプ36
を一本だけ残して取り外す(図12参照)。また、巻き
上げたチェーン6,6は、上部機構24に設置した仮設
の受け床50上に取り込む(第四工程)。
【0025】この後、図13に示すように、下部機構2
2と上部機構24を、例えばフォークリフト等で、盛り
替えるべき他の開口部23bの上下に移動させる(第五
工程)。そして、前記第一工程〜第四工程を逆の手順で
行い、搬出コンベアAを組み立てる(第六工程)。この
ようにして、搬出コンベアAの盛り替え作業が完了す
る。
【0026】また、この搬出コンベアAを盛り替えると
きにその長さを変更するためには、前記第六工程で、揚
土用管路25,戻り用管路26を組み立てるときに、揚
土用管路25を構成するケーシングパイプ36の数を増
減して所定長にするとともに、戻り用管路26を所定長
に伸縮させればよい。
【0027】上述したように、搬出コンベアAでは、チ
ェーン駆動装置29で一対のチェーン6,6を循環駆動
させておき、地下部Gの下部機構のホッパー17に土砂
を投入すると、この土砂は、チェーン6,6に牽引され
て揚土用管路25内を上昇する土砂搬出プレート30,
30,…により、上部機構24に連続的に搬送されて、
土砂払出口34から排出される。これにより、搬出コン
ベアAでは、根切した土砂を地下部Gから搬出するに際
し、高い搬送効率,安全性を確保することができる。ま
た、搬出コンベアAを盛り替えたり、その長さを変更す
るときには、揚土用管路25を構成するケーシングパイ
プ36,36,…を取り外すとともに、伸縮自在な構造
とした戻り用管路26を短縮させて、これら揚土用管路
25,戻り用管路26を開口部23aから出した後、上
部機構24と下部機構22を他の開口部23bの上下に
移動させて、揚土用管路25のケーシングパイプ36,
36,…を接続するとともに、戻り用管路26を伸長さ
せればよい。これにより、搬出コンベアAの盛り替えに
際して、戻り用管路26を従来のように解体・組立する
必要がなく、伸縮させるのみでよい。したがって、搬出
コンベアAの可搬性を向上させて、その盛り替え,長さ
の変更作業を大幅に効率化させることができ、工期を短
縮することができる。また、揚土用管路25を分割して
なるケーシングパイプ36を、二分割するとともに、分
割体36a,36aを蝶番38で開閉自在に連結する構
造としたので、搬出コンベアAの盛り替えに際し、揚土
用管路25を構成するこれらケーシングパイプ36の取
外し・取付作業を、チェーン6,6を外すことなく行う
ことができる。これにより、揚土用管路25の分割・接
続作業を大幅に容易化,効率化して、搬出コンベアAの
可搬性を向上させ、その盛り替え,長さの変更作業を大
幅に効率化させることができ、その結果、施工工期を短
縮することができる。また、このケーシングパイプ3
6,36,…を互いに連結する連結金具41も、ケーシ
ングパイプ36と同様に、ヒンジ43で開閉自在な構造
としたので、ケーシングパイプ36の取外し・取付作業
をより一層容易化,効率化することができる。また、上
述した搬出コンベアAでは、ケーシングパイプ36の内
部に断面視L字状のアングル材40,40,…を取り付
け、これをチェーン6,6のガイドとした。このアング
ル材40,40,…には、市販の規格品を用いればよ
く、このケーシングパイプ36の製造に際しては、ケー
シングパイプ36の内部にアングル材40,40,…を
点溶接するのみでよい。したがって、例えば従来例の図
25に示したケーシングパイプ9のように、パイプ1
2,ガイドパイプ14,14を切り欠いて切り欠き部1
3を形成した後、パイプ12にガイドパイプ14,14
を溶接する必要がなく、その製造を大幅に簡略化して、
製造コストを低減することができる。加えて、土砂搬出
プレート30についても、一定幅の短冊状の鋼鈑から、
例えばレーザー切断等により、二箇所を円弧状に切断す
るのみでこれを形成することができる。これに対して、
従来の円盤状のものでは、板材から円周全周を切断する
必要があり、しかも板材から複数のプレートを切り出す
ようにしても、不要な部分が多く材料が無駄になる。こ
れに対して、前記土砂搬出プレート30では、前記した
理由から、加工に要する時間を短縮することができると
ともに、材料の無駄を省くことが可能となる。さらに搬
出コンベアAでは、上部機構24に、楔プレート35に
より土砂搬出プレート30,30,…に付着した粘性土
等を掻き落とす付着土除去装置33を備える構造とし
た。これにより、粘性土等が土砂搬出プレート30,3
0,…に堆積付着することにより、搬出コンベアAの搬
送効率が低下したり、チェーン駆動装置29への負荷と
なって消費エネルギが増加することを防ぐことができ
る。さらには、土砂搬出プレート30に付着した粘性土
等の除去のために従来配していた作業者を不要とするこ
とができ、人員コストを低減することができる。
【0028】なお、上記実施例において、床版23の開
口部23a,23bの開口スペースを大きく確保でき、
かつ上部機構24の高さを充分確保できる場合には、搬
出コンベアAを盛り替えるに際し、前記第一工程を略し
てもよい。すなわち、揚土用管路25,戻り用管路26
と下部機構22を接続したままにしておく。そして、前
記第四工程のように、揚土用管路25の上端部に位置す
るケーシングパイプ36の取り外して、チェーン6,6
を巻き上げ、揚土用管路25を短縮させるとともに、戻
り用管路26をチェーン6,6の逆転駆動により短縮さ
せることにより、下部機構22ごと開口部23aから床
版23上に上昇させ、これを他の開口部23bに盛り替
えるようにしてもよい。これにより、搬出コンベアAの
可搬性をさらに向上させることができる。また、上記実
施例において、搬出コンベアAの揚土用管路25を分割
してなるケーシングパイプ36を、分割体36a,36
aに二分割して、これらを蝶番(ヒンジ機構)38で連
結する構造としたが、これに限るものではない。例えば
図14に示すように、ケーシングパイプ36’を分割体
36a’,36a’に二分割し、これらを合わせ部5
1,51で係合させるようにしてもよい。また、ケーシ
ングパイプ36を二分割する構造とせずに、図15に示
すように、円筒状のケーシングパイプ36”を用いた一
体構造としてもよい。また、このようなケーシングパイ
プ36,36’,36”等を互いに連結する連結金物4
1を、例えば図16に示すような構造としてもよい。連
結金物41’は、二分割された分割体41a’,41
a’の開放端側を、ネジ部材52で連結する構造とされ
ている。これにより、例えば接続すべきケーシングパイ
プ36,36どうしの位置合わせが多少ルーズであって
も、ネジ部材52に図示しない蝶ネジ等をねじ込むこと
により、これらを連結部材41’で容易に接続すること
ができる。また、図17(a)および(b)に示すよう
に、一方のケーシングパイプ36のフランジ部37に、
ヒンジボルト52’を設け、図17(b)に示したよう
に、双方のケーシンブパイプ36のフランジ部37に切
り込み37aを形成し、この切り込み37aにヒンジボ
ルト52’を入れてこれを締結することによって、上下
のケーシングパイプ36,36を連結する構成としても
よい。このような構成とすれば、部品点数を削減するこ
とができる。
【0029】また、上記実施例では、戻り用管路26を
伸縮自在な構造としたが、この戻り用管路26は、土砂
を搬送しないので、チェーン6,6、土砂搬出プレート
30とのクリアランスを大きくとることができ、例えば
図18に示すような蛇腹式等、他の構成としてもよい。
図18(a)に示すように、戻り用管路53は、断面視
略円筒状をなすビニール製等の膜体54の側面に、等間
隔でガイドリング55,55,…が取付けられ、これら
ガイドリング55が上下方向に張設されたワイヤロープ
56,56に通されて、膜体54が蛇腹状をなす構成と
なっている。図18(b)に示すように、膜体54の内
部には、チェーン6,6および土砂搬出プレート30が
通るようになっている。このような構成とすることによ
り、戻り用管路53は、上下方向に伸縮可能な構造とさ
れている。これにより、搬出コンベアA全体の製造コス
トを低減するとともに、その重量も低減することができ
る。
【0030】さらに、上記実施例では、搬出コンベアA
の上部機構24に楔プレート35を備えた付着土除去装
置33を設けたが、この付着土除去装置33は、このよ
うな構造に限るものではなく、例えば図19ないし図2
2に示すように、他の構成としてもよく、さらには、こ
れを略した構成としてもよい。図19に示すように、付
着土除去装置58は、図示しないバネにより、水平部2
8aに対して進退自在な空気バネシリンダ59と、この
空気バネシリンダ59に回転自在に支持されるととも
に、空気バネシリンダ59のバネ(図示なし)により水
平部28aに向けて付勢された羽根車60とを備えた構
成とされている。これにより、土砂搬出プレート30,
30,…の進行に伴って回転する羽根車60で、土砂搬
出プレート30,30,…に付着した粘性土等を除去す
るものである。このような構造においては、空気バネシ
リンダ59に用いるバネ(図示なし)のバネ係数等によ
り、土砂搬出プレート30に付着した粘性土に加える力
を調整することができる。また、この付着土除去装置5
8では、駆動源を必要としないという利点がある。図2
0に示すように、付着土除去装置61は、水平部28a
に対して平行に例えばロッドレスシリンダ62を設け、
これに沿って移動自在な移動テーブル62aに、水平部
28aに対して略直交する方向に伸縮自在なシリンダ機
構63を取り付け、さらにこのシリンダ機構63の先端
部に泥落とし板64を取り付けた構成とされている。こ
のような構成の付着土除去装置61は、図示しない近接
センサ等で土砂搬出プレート30が所定の位置に来たこ
とを検知したときに、土砂搬出プレート30の移動速度
に同期してロッドレスシリンダ62の移動テーブル62
aを移動させるとともに、シリンダ機構63を伸長させ
て、泥落とし板64で土砂搬出プレート30に付着した
粘性土等を落とすようになっている。この付着土除去装
置61では、土砂搬出プレート30に付着した粘性土等
を落とすときに、粘性土等が泥落とし板64に付着して
も、泥落とし板64が元の位置に復帰するときに、次の
土砂搬出プレート30によってこれを掻き落とすことが
できる。図21に示すように、付着土除去装置65は、
水平部28aの近傍に配設されたギアモータ66により
回転駆動されて、水平部28aに進退自在なレバー67
を備えた構成とされている。この付着土除去装置65
は、図示しない近接センサ等で、土砂搬出プレート30
が所定の位置に来たことを検知したときに、ギアモータ
66でレバー67を回転駆動させて、土砂搬出プレート
30に付着した粘性土等を叩き落とすものである。図2
2に示すように、付着土除去装置68は、水平部28a
に対して斜めに伸縮自在なシリンダ機構69を備えた構
成とされている。この付着土除去装置68は、図示しな
い近接センサ等で、土砂搬出プレート30が所定の位置
に来たことを検知したときに、シリンダ機構69を伸長
させて土砂搬出プレート30に付着した粘性土等を叩き
落とすものである。この付着土除去装置68では、シリ
ンダ機構69が水平部28aに対して斜めに伸長して土
砂搬出プレート30の粘性土を落とすので、土砂搬出プ
レート30を牽引するチェーン6,6等への負荷となら
ない。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る搬
出コンベアによれば、駆動源で一対のチェーンを、揚土
用管路を上昇し、戻り用管路を下降するように循環駆動
させておき、地下の掘削現場から根切した土砂を下部機
構に投入すると、この土砂を、一対のチェーンに牽引さ
れて揚土用管路内を上昇する土砂搬出プレートにより上
部機構に連続的に搬送するようになっている。これによ
り、根切した土砂を地下部から搬出するに際し、高い搬
送効率,安全性を確保することができる。また、搬送コ
ンベアを盛り替えたり、その長さを変更するときには、
その軸線方向に分割可能な揚土用管路を分割するととも
に、戻り用管路を短縮させて、これら揚土用管路と戻り
用管路を開口部から出した後、上部機構と下部機構を他
の開口部に移動させて、揚土用管路を接続するととも
に、戻り用管路を伸長させればよい。これにより、搬送
コンベアの盛り替え,長さの変更に際して、戻り用管路
を従来のように解体・組立する必要がなく、伸縮させる
のみでよい。したがって、搬送コンベアの可搬性を向上
させて、その盛り替え,長さの変更作業を大幅に効率化
させることができ、工期を短縮することができる。
【0032】請求項2に係る搬送コンベアによれば、揚
土用管路を軸線方向に分割してなる管体を、その軸線に
直交する面内で二分割可能な構造とした。これにより、
搬出コンベアを盛り替えたり、その長さを変更するとき
には、管体を二分割することにより、揚土用管路内を通
る一対のチェーンを取り外すことなく、管体の取外し・
取付を容易に行うことができる。これにより、揚土用管
路の分割・接続作業を大幅に容易化,効率化して、搬出
コンベアの可搬性を向上させ、その盛り替え,長さの変
更作業を大幅に効率化させることができ、その結果、施
工工期を短縮することができる。
【0033】請求項3に係る搬送コンベアによれば、二
分割可能な構造とした管体を、ヒンジ機構で開閉自在な
構造した。これにより、搬出コンベアを盛り替えたり、
その長さを伸縮させるときには、管体をヒンジ機構で開
閉して二分割することにより、さらに容易に管体の取外
し・取付を行うことができる。したがって、搬出コンベ
アの可搬性をさらに向上させ、その盛り替え長さの変更
作業を大幅に効率化させて、より一層工期を短縮するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る搬出コンベアの一例を示す正断面
図である。
【図2】同搬出コンベアの揚土用管路を構成する管体を
示す平断面図および正面図である。
【図3】同搬出コンベアに備えた付着土除去装置を示す
正面図である。
【図4】同搬出コンベアの揚土用管路を構成する管体を
分割した状態を示す斜視図である。
【図5】同管体を接続するための連結金物を示す斜視図
である。
【図6】前記搬出コンベアの戻り用管路を示す正断面図
である。
【図7】同戻り用管路を構成する管体を示す斜視図であ
る。
【図8】前記搬出コンベアを盛り替えするために、チェ
ーンを切り離した状態を示す図である。
【図9】同搬出コンベアの戻り用管路を短縮させた状態
を示す図である。
【図10】同搬出コンベアの揚土用管路の最上部に位置
する管体を取り外した状態を示す図である。
【図11】同揚土用管路の管体を上昇させた状態を示す
図である。
【図12】前記搬出コンベアの揚土用管路および戻り用
管路を開口部から出した状態を示す図である。
【図13】同搬出コンベアを他の開口部に移動させた状
態を示す図である。
【図14】同搬出コンベアの揚土用管路を構成する管体
の他の一例を示す平断面図および正面図である。
【図15】同管体の他の一例を示す平断面図である。
【図16】同管体を接続するための連結金物の他の一例
を示す斜視図である。
【図17】同管体を接続するための連結構造の他の一例
を示す斜視図である。
【図18】前記搬出コンベアの戻り用管路の他の一例を
示す正断面図および平断面図である。
【図19】同搬出コンベアに備えた付着土除去装置の他
の例を示す正面図である。
【図20】同付着土除去装置の他の例を示す正面図であ
る。
【図21】同付着土除去装置の他の例を示す正面図であ
る。
【図22】同付着土除去装置の他の例を示す正面図であ
る。
【図23】従来の搬出コンベアの一例を示す斜視図であ
る。
【図24】同搬出コンベアの一部を示す正面図である。
【図25】同搬出コンベアの揚土用管路を構成する管体
を示す平断面図である。
【符号の説明】
6 チェーン 22 下部機構 23a,23b 開口部 24 上部機構 25 揚土用管路 26 戻り用管路 29 チェーン駆動装置(駆動源) 30 土砂搬出プレート 37 ケーシングパイプ(管体) 38 蝶番(ヒンジ機構) A 搬出コンベア G 地下部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 市川 誠 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 佐藤 等 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 諸井 陽児 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 中西 正明 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 保坂 陽之助 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 堀内 澄夫 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 羽場 正文 東京都小平市小川町2丁目1959番地1 徳 田屋建機工業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地下工事において地下の掘削現場から根
    切した土砂を、その上方に設けられた開口部から搬出す
    るため、地下に設置されて搬出すべき土砂を投入する下
    部機構と、前記開口部に設置されて土砂を排出する上部
    機構と、これら下部機構と上部機構との間に設けられた
    揚土用管路と戻り用管路と、前記上部機構と下部機構と
    の間に捲回されて前記揚土用管路と戻り用管路とを通る
    ように配設された一対の無端状のチェーンと、これら一
    対のチェーン間にその延在する方向に沿って一定間隔で
    取り付けられた複数の土砂搬出プレートと、前記チェー
    ンを駆動させる駆動源とを備えてなる搬出コンベアであ
    って、前記揚土用管路がその軸線方向に分割可能な構造
    とされるとともに、前記戻り用管路がその軸線方向に伸
    縮自在な構造とされていることを特徴とする搬出コンベ
    ア。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の搬出コンベアにおいて、
    前記揚土用管路を軸線方向に分割してなる管体が、その
    軸線に直交する面内で二分割可能な構造とされているこ
    とを特徴とする搬出コンベア。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の搬出コンベアにおいて、
    前記二分割可能な構造とされた管体が、ヒンジ機構で連
    結されて、開閉自在な構造とされていることを特徴とす
    る搬出コンベア。
JP6980794A 1994-04-07 1994-04-07 搬出コンベア Withdrawn JPH07277448A (ja)

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