JPH07277392A - セメントなどの移動型サイロ - Google Patents

セメントなどの移動型サイロ

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Publication number
JPH07277392A
JPH07277392A JP6099034A JP9903494A JPH07277392A JP H07277392 A JPH07277392 A JP H07277392A JP 6099034 A JP6099034 A JP 6099034A JP 9903494 A JP9903494 A JP 9903494A JP H07277392 A JPH07277392 A JP H07277392A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hopper
cement
dust
opening
vertical screw
Prior art date
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Pending
Application number
JP6099034A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshikatsu Fujiwara
義勝 藤原
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Original Assignee
Individual
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  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 セメントなどの排出中にその粉塵が大気に飛
散することを防止するものとした移動型サイロを提供す
る。 【構成】 ホッパー1内のセメントなどを縦スクリュ搬
送装置3で一定高さ位置まで搬送し、続いて落下排出路
16を通じて外方へ重力作用で排出させると共に、ホッ
パー内の粉塵を集塵装置12、13、14により吸引除
去するものとした移動型サイロであって、縦スクリュ搬
送装置の出口開口3c上部と連通した空間の周壁でホッ
パー内上部に位置した箇所に、通常時は閉鎖されていて
ホッパー内の一定値以上の負圧により開放される開閉扉
手段18、mを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セメントなどの排出時
にその粉塵が飛散するのを防止し得るセメントなどの移
動型サイロに関する。
【0002】
【従来の技術】ミキサー車の通行が不便であるとか、或
いは一時的に貯溜して能率良く使用するなどの目的で作
業現場などに設置して使用される移動型サイロは存在し
ている(例えば特公平3−9036号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本出願人は上記サイロ
の一種として、ホッパー内のセメントなどを縦スクリュ
搬送装置で一定高さ位置まで搬送し、続いて排出路から
外方へ重力作用で落下させるものとした移動型サイロ
(特願平4−317679号)を提案した。本願発明は
斯かるサイロの改良に係り、セメントなどの排出時にそ
の粉塵が大気へ飛散しないようにするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、ホッパー内の
セメントなどを縦スクリュ搬送装置で一定高さ位置まで
搬送し、続いて落下排出路を通じて外方へ重力作用で排
出させると共に、ホッパー内の粉塵を集塵装置により吸
引除去するものとした移動型サイロであって、縦スクリ
ュ搬送装置の出口開口上部と連通した空間の周壁でホッ
パー内上部に位置した箇所に、通常時は閉鎖されていて
ホッパー内の一定値以上の負圧により開放される開閉扉
手段を設けたことを特徴とする。
【0005】
【作用】ホッパー内のセメントなどを排出するさい、集
塵装置が作動されるため、ホッパー内は一定値以上の負
圧となり、これに関連して開閉扉手段が開放され、前記
負圧は落下排出路の末端まで及ぶ。このため落下排出路
の内方にはその出口からホッパー内へ向かう空気の流れ
が形成されるのであり、排出経路内で発生したセメント
などの粉塵はこの空気の流れによりホッパー内へ運ば
れ、集塵装置で除去される。
【0006】
【実施例】図1は本発明の実施例に係るサイロの正面
図、図2は同平面図、図3は同側面図、図4は要部を示
す図である。
【0007】図において、1はホッパーで、円筒壁1
a、逆円錐壁1b及び頂板1cからなる。
【0008】2は水平スクリュ搬送装置で、搬送始端が
開閉シャッタsを介してホッパー1の底部と接続されて
いる。
【0009】3は縦スクリュ搬送装置で、搬送始端が水
平スクリュ搬送装置2の搬送終端と接続され、筒体3a
の中間高さ位置と上端近傍位置に出口開口3b、3cが
形成されたものとなされている。3dはスクリュであ
る。
【0010】4は一方の出口開口3bと連通された出口
シュート、5は他方の出口開口3cと連通された出口シ
ュートである。
【0011】6及び7は円筒壁1aの凹み部であり、こ
こに各出口シュート4、5の下部開口を開閉するための
バタフライ弁8、9が設けてある。そして各バタフライ
弁8、9の出口には排出ダクトを接続するための口金管
10、11が設けてある。
【0012】12は頂板1cの開口に接続して固定され
たフィルタ装置、そして13はフィルタ装置12の出口
と管路14を介して接続された吸引フアンであって、こ
れら全体が集塵装置として機能するものとなされてい
る。
【0013】15はセメントなどをホッパー1内に供給
するための供給管であり、16は重力作用で排出される
セメントなどを案内するものとした落下排出路で撓み可
能なゴムなどからなる管路となしてある。
【0014】17は複数のロードセル18を介してホッ
パー1などの上部構造体を載設された架台である。
【0015】以上の構成は特願平4−317679号の
ものと概略同一であるが、本実施例ではさらに、縦スク
リュ搬送装置3の出口開口3c上部と連通した空間でホ
ッパー1内の上部に位置した箇所の周壁に開閉扉手段が
設けてある。
【0016】この開閉扉手段の具体的構成は、図4に示
すように出口シュート5の縦壁面に垂直よりも少し緩や
かな傾斜面5aを形成してこれに透孔mを設けると共
に、この透孔mのホッパー1内側に透孔mを被うものと
した開閉扉18をヒンジ19を介して水平軸廻りへ揺動
自在なように装着したものとなす。このさい開閉扉18
の傾斜面5aと接する面にはゴムなどのパッキンを貼着
するのがよい。
【0017】上記の如く構成した本実施例の使用例及び
作動を説明する。ホッパー1内にセメントを供給するさ
いは、供給管15を通じて送り込むようにする。このさ
いホッパー1内には正圧が作用するが、この正圧は重力
作用で閉じた状態となっている開閉扉18をさらに閉じ
る傾向に作用するため、たとえバタフライ弁8が開放さ
れていてもセメントは透孔mを通じて外方へ吹き出すも
のとなならない。
【0018】ホッパー1内のセメントを排出するさい
は、例えばシャッター 及び一方のバタフライ弁8を開
放すると共に吸引フアン13を作動させて集塵装置を作
動状態となした後、水平スクリュ搬送装置2及び縦スク
リュ搬送装置3を作動させるのであり、このとき他方の
バタフライ弁9は閉じた状態としておく。
【0019】これにより、ホッパー1内のセメントはそ
の排出経路を順次に移送されて出口開口3bに達し、こ
こから出口シュート4、バタフライ弁8、口金管10及
び落下排出路16を通じて用意された袋w内に排出され
る。
【0020】ところでセメントの排出中にはセメントの
流動に起因して、縦スクリュ搬送装置3や落下排出路1
6などの排出経路の内方とか袋wの内方で、セメントの
粉塵が発生するものとなり、これら粉塵がセメントと一
緒に外方へ運ばれ大気へ飛散しようとする。
【0021】一方、吸引フアン13による負圧がホッパ
ー1内に作用するため、開閉扉18が矢印側f1へ揺動
されて透孔mが開放状態となる。これにより負圧は出口
シュート5内に及び、且つ出口シュート4、5や縦スク
リュ搬送装置3上部の内方及び落下排出路16の通路断
面がセメントで満たされているわけではないから落下排
出路16内の末端にまで及んでその出口から大気を勢い
よく吸引するものとなるのであり、排出経路内には大気
からホッパー1内へ向かう空気の流れが形成される。
【0022】この空気の流れが排出経路や袋wの内方の
粉塵を、セメントと一緒に外方へ向かわせようとする力
に打ち勝ってホッパー1内まで運ぶのであり、こうして
運ばれた粉塵はホッパー1内で発生した粉塵と一緒にフ
ィルタ装置12で除去されるものとなる。
【0023】セメントの排出が終了したときは吸引フア
ン13が停止され、ホッパー内の負圧は消滅するため、
開閉扉は自重で閉鎖状態となる。このさい垂直よりも緩
やかとなされた傾斜面5aは開閉扉18の自重を有効に
受けてこれら両者の密接を良好となす上で寄与する。
【0024】なおロードセル18は上部構造体全体の重
量を測定するものとなり、この測定値からセメントの排
出量が算出される。
【0025】上記実施例において、バタフライ弁8を閉
鎖して他方のバタフライ弁9を開放すると共に他側の口
金管11に落下排出路を接続し、他側の出口シュート5
内にセメントを送り出すように使用してもよいのであ
り、この場合も開閉扉手段の作用により落下排出路の内
方には大気からホッパー1内へ向かう空気の流れが形成
され、セメントの粉塵は前述したと同様に除去される。
尚、従来装置ではバタフライ弁8、9が故障したり閉塞
の時、該付近でセメント等が固結したりすると、通常は
スクリュー詰りが生じたりするが、本考案の構成では正
負圧弁効果と共にオーバーフローの作用効果を奏して装
置全体の故障率低減に寄与せしめるものとなる。
【0026】
【発明の効果】以上の如く構成した本発明によれば、セ
メントなどの排出のさいに発生したその粉塵が大気に飛
散することを阻止するものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るサイロの正面図である。
【図2】同サイロの平面図である。
【図3】同サイロの側面図である。
【図4】同サイロの要部を示す図である。
【符号の説明】
1 ホッパー 3 縦スクリュ搬送装置 3c 出口開口 12、13及び14 集塵装置 16 落下排出路 18及びm 開閉扉手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホッパー内のセメントなどを縦スクリュ
    搬送装置で一定高さ位置まで搬送し、続いて落下排出路
    を通じて外方へ重力作用で排出させると共に、ホッパー
    内の粉塵を集塵装置により吸引除去するものとした移動
    型サイロであって、縦スクリュ搬送装置の出口開口上部
    と連通した空間の周壁でホッパー内上部に位置した箇所
    に、通常時は閉鎖されていてホッパー内の一定値以上の
    負圧により開放される開閉扉手段を設けたことを特徴と
    するセメントなどの移動型サイロ。
JP6099034A 1994-03-31 1994-03-31 セメントなどの移動型サイロ Pending JPH07277392A (ja)

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JP6099034A JPH07277392A (ja) 1994-03-31 1994-03-31 セメントなどの移動型サイロ

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JP6099034A JPH07277392A (ja) 1994-03-31 1994-03-31 セメントなどの移動型サイロ

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JPH07277392A true JPH07277392A (ja) 1995-10-24

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ID=14236116

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JP6099034A Pending JPH07277392A (ja) 1994-03-31 1994-03-31 セメントなどの移動型サイロ

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002255104A (ja) * 2000-12-25 2002-09-11 Kawasaki Steel Corp コンテナへの粉粒体充填装置およびコンテナ
JP2017094698A (ja) * 2015-11-25 2017-06-01 光洋機械産業株式会社 負圧防止用ダンパ及びこれを備えた生コンクリート製造装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61115875A (ja) * 1984-11-12 1986-06-03 昭和鋼機株式会社 計量槽を内蔵した移動型の粉体用サ−ビスタンク

Patent Citations (1)

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