JPH0727660U - パチンコ発射機構造 - Google Patents
パチンコ発射機構造Info
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- JPH0727660U JPH0727660U JP5894293U JP5894293U JPH0727660U JP H0727660 U JPH0727660 U JP H0727660U JP 5894293 U JP5894293 U JP 5894293U JP 5894293 U JP5894293 U JP 5894293U JP H0727660 U JPH0727660 U JP H0727660U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案はパチンコ発射機構造に関し、特に、
電磁型のアウタロータ型有限角トルカを用いてハンマを
駆動する小型で簡単な構成を目的とする。 【構成】 本考案によるパチンコ発射機構造は、電磁型
のアウタロータ型有限角トルカ(30)の回転軸にハンマ
(8)を直結することにより、従来のカム等を用いること
なく、小型化等を達成する構成である。
電磁型のアウタロータ型有限角トルカを用いてハンマを
駆動する小型で簡単な構成を目的とする。 【構成】 本考案によるパチンコ発射機構造は、電磁型
のアウタロータ型有限角トルカ(30)の回転軸にハンマ
(8)を直結することにより、従来のカム等を用いること
なく、小型化等を達成する構成である。
Description
【0001】
本考案は、パチンコ発射機構造に関し、特に、電磁型のアウタロータ型有限角 トルカを用いてハンマを駆動する小型で簡単な構成を得るための新規な改良に関 する。
【0002】
従来、用いられていたこの種のパチンコ発射機構造としては、例えば、図9に 示す構造が用いられている。 すなわち、図9において符号20で示されるものはカム21を有するシンクロ ナスモータであり、このカム21に対応してハンマ8が軸支部22を介して矢印 Aの方向に回動自在に設けられている。 前記ハンマ8に接続された復帰ばね23はプーリ24を介して操作ハンドル2 5に接続され、このプーリ24は付勢ばね26によって付勢されている。 従って、前述の構成において、回転中のカム21によりハンマ8が矢印Aの方 向に往復回動され、操作ハンドル25の操作によってハンマ8の打ち強度が調整 されるように構成されていた。
【0003】
従来のパチンコ発射機構造は、以上のように構成されていたため、次のような 課題が存在していた。 すなわち、カムによってハンマを打っていたため、シンクロナスモータとカム が必要であり、構造が複雑で、小型化、低価格化することが極めて困難であった 。
【0004】 本考案は、以上のような課題を解決するためになされたもので、特に、電磁型 のアウタロータ型有限角トルカを用いてハンマを駆動する小型で簡単な構成のパ チンコ発射機構造を提供することを目的とする。
【0005】
本考案によるパチンコ発射機構造は、回動自在に設けられたハンマを用いて打 玉を発射するようにしたパチンコ発射機構造において、前記ハンマを直結した回 転軸と、前記回転軸を有する軸受が設けられた輪状ステータと、前記輪状ステー タに設けられた励磁コイルと、前記回転軸に設けられカップ形をなすカバーと、 前記カバーに設けられたロータ用磁性体とを備え、前記励磁コイルの励磁により 前記カバー、回転軸及びハンマが所定角度回転するようにした構成である。
【0006】 さらに詳細には、前記ロータ用磁性体をなす輪状ロータと、前記ステータの外 周に形成された1個又は複数のステータ歯と、前記輪状ロータの円周に形成され 前記ステータ歯と対応しかつ同数のロータ歯とを備えた構成である。
【0007】 さらに詳細には、前記ロータ用磁性体をなすため前記カバーに埋設されたロー タ部と、前記ステータに形成され前記ロータ部と対応しかつ同数のステータ部と を備えた構成である。
【0008】 さらに詳細には、前記ハンマは、その自重により回転後の復帰を行うようにし た構成である。
【0009】 さらに詳細には、前記ハンマは、復帰ばねにより回転後の復帰を行うようにし た構成である。
【0010】 さらに詳細には、前記ステータ歯及びロータ歯は各々3個よりなる構成である 。
【0011】 前記ロータ部とステータ部は各々3個よりなる構成である。
【0012】
【作用】 本考案によるパチンコ発射機構造においては、ハンマに回転軸を直結させてい るため、励磁コイルを励磁するごとにロータ用磁性体を介してカップ形のカバー が所定角度のみ回転し、ハンマが直接回転することにより、玉を打つことができ る。従って、従来のようなカムを必要とせず、全体構成の小型化及び低価格化を 達成することができる。
【0013】
以下、図面と共に本考案によるパチンコ発射機構造の好適な実施例について詳 細に説明する。 なお、従来例と同一又は同等部分には同一符号を用いて説明する。 図1において符号30で示されるものは後述の構成によるアウタロータ型有限 角トルカであり、このアウタロータ型有限角トルカ30の回転軸6にはハンマ8 が直結して設けられていると共に、このハンマ8はその自重による元の位置に戻 る構成である。また、図2に示す他の構成は、ハンマ8が復帰ばね40により元 の位置に戻るように構成されている。
【0014】 前記アウタロータ型有限角トルカ30は、図3から図8に示すように構成され ている。 図3及び図4において符号1で示されるものは、取付板2に固定された輪状ス テータであり、この輪状ステータ1の外周に形成された輪状の凹溝3内には励磁 コイル4が多段状に整列して巻回されている。
【0015】 前記ステータ1の中心に形成された空洞1B内には、軸受5を介して回転軸6 が回転自在に設けられており、この回転軸6の外端6aには、ナット7を介して アーム又はハンマ等の被回動部材8が固定されている。
【0016】 前記回転軸6の端部6bには、カップ形をなすカバー9が一体状に設けられて おり、このカバー9の内壁9aには磁性材よりなるロータ用磁性体としての輪状 ロータ10が一体状に固定されている。
【0017】 前記ステータ1の外周1aには、図3で示すように、その中心間の間隔が12 0度に設定された3個のステータ歯1Aが突出して形成され、前記ロータ10の 内周10aには前記各ステータ歯1Aと対応しかつ同数のロータ歯10Aが突出 して形成されている。
【0018】 従って、前述の構成において、励磁コイル4を励磁すると、ステータ歯1Aと ロータ歯10Aによって形成される磁路を介してロータ10及びカバー9は60 度だけ急速回転し、この回転により回転軸6に設けたハンマ8がこのハンマ8に 張架した復帰ばねのばね力に抗して回動し、打玉を打つためのパチンコ等のハン マの作用を達成する。従って、励磁コイル4への励磁を切ることによりばねを介 して回転軸6は元の位置に戻り、この動作を反覆することによって高速の駆動を 行うことができる。
【0019】 また、図5及び図6で示すように、ステータ歯1Aを突出させ、このステータ 歯1Aの軸方向の各端面1C,1Dから励磁コイル4を突出させて巻回する突極 巻とし、前記カバー9に、前記ロータ歯10Aと同じ作用をなす磁性材からなる ロータ用磁性体としてのロータ部10Eを埋設して形成した場合も同様の作用を 得ることができる。
【0020】 また、図7、図8に示すように、凹溝3のボビン60に励磁コイル4をボビン 巻とした非磁性材よりなるステータ1に対して、前記ステータ歯10Aと同じ作 用をなす磁性材からなるステータ部1Eを埋設して設け、カバー9には図4と同 様にロータ部10Eを埋設して設けることもできる。なお、このステータ歯1A 、ステータ部1E、ロータ歯10A、ロータ部10Eの数を1個から任意の数及 び形状とすることにより、任意の角度及びトルクを得ることができる。
【0021】
本考案は、以上のような構成と作用とを備えているため、次のような効果を得 ることができる。すなわち、ステータとロータ用磁性部材からなるアウタロータ 型有限角トルカの回転軸にハンマを直結しているため、従来のカム等を用いるこ となくハンマの直動を得ることができ、パチンコ発射装置の小型化及び低価格化 を容易に達成できる。また、従来、バネを使用しないでロータリーソレノイドの 起磁力にてパチンコ玉を発射する機構とした場合、ソレノイドの発熱により、ト ルクのバラツキが発生し、飛びのバラツキなどの障害があったが、今回は常にバ ネの蓄勢により玉を発射しているので玉の飛びのバラツキはない。
【図1】本考案によるパチンコ発射機構造を示す構成図
である。
である。
【図2】図1の他の実施例を示す構成図である。
【図3】本考案によるアウタロータ型有限角トルカを示
す断面図である。
す断面図である。
【図4】図1の断面図である。
【図5】他の実施例を示す断面図である。
【図6】図3の平面断面図である。
【図7】他の実施例を示す断面図である。
【図8】図5の平面断面図である。
【図9】従来構成の構成図である。
1 輪状ステータ 1A ステータ歯 1C 端面 1E ステータ部 1a 外周 3 凹溝 4 励磁コイル 5 軸受 6 回転軸 8 ハンマ 9 カバー 9a 内壁 10 輪状ロータ(ロータ用磁性体) 10a 内周 10A ロータ歯 10E ロータ部(ロータ用磁性体) 30 アウタロータ型有限角トルカ
Claims (7)
- 【請求項1】 回動自在に設けられたハンマ(8)を用い
て打玉を発射するようにしたパチンコ発射機構造におい
て、前記ハンマ(8)を直結した回転軸(6)と、前記回転軸
(6)を有する軸受(5)が設けられた輪状ステータ(1)と、
前記輪状ステータ(1)に設けられた励磁コイル(4)と、前
記回転軸(6)に設けられカップ形をなすカバー(9)と、前
記カバー(9)に設けられたロータ用磁性体(10)とを備
え、前記励磁コイル(4)の励磁により前記カバー(9)、回
転軸(6)及びハンマ(8)が所定角度回転する構成としたこ
とを特徴とするパチンコ発射機構造。 - 【請求項2】 前記ロータ用磁性体(10)をなす輪状ロー
タと、前記ステータ(1)の外周に形成された1個又は複
数のステータ歯(1A)と、前記輪状ロータの円周に形成さ
れ前記ステータ歯(1A)と対応しかつ同数のロータ歯(10
A)とを備えたことを特徴とする請求項1記載のパチンコ
発射機構造。 - 【請求項3】 前記ロータ用磁性体(10)をなすため前記
カバー(9)に埋設されたロータ部(10E)と、前記ステータ
(1)に形成され前記ロータ部(10E)と対応しかつ同数のス
テータ部(1E)とを備えたことを特徴とする請求項1記載
のパチンコ発射機構造。 - 【請求項4】 前記ハンマ(8)は、その自重により回転
後の復帰を行う構成よりなることを特徴とする請求項1
ないし3の何れかに記載のパチンコ発射機構造。 - 【請求項5】 前記ハンマ(8)は、復帰ばね(40)により
回転後の復帰を行う構成よりなることを特徴とする請求
項1ないし3の何れかに記載のパチンコ発射機構造。 - 【請求項6】 前記ステータ歯(1A)及びロータ歯(10A)
は各々3個よりなることを特徴とする請求項2記載のパ
チンコ発射機構造。 - 【請求項7】 前記ロータ部(10E)とステータ部(1E)は
各々3個よりなることを特徴とする請求項3記載のパチ
ンコ発射機構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993058942U JP2604371Y2 (ja) | 1993-11-01 | 1993-11-01 | パチンコ発射機構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993058942U JP2604371Y2 (ja) | 1993-11-01 | 1993-11-01 | パチンコ発射機構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0727660U true JPH0727660U (ja) | 1995-05-23 |
JP2604371Y2 JP2604371Y2 (ja) | 2000-05-08 |
Family
ID=13098893
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993058942U Expired - Lifetime JP2604371Y2 (ja) | 1993-11-01 | 1993-11-01 | パチンコ発射機構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2604371Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008043811A (ja) * | 2007-10-31 | 2008-02-28 | Sanyo Product Co Ltd | 弾球遊技機 |
-
1993
- 1993-11-01 JP JP1993058942U patent/JP2604371Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008043811A (ja) * | 2007-10-31 | 2008-02-28 | Sanyo Product Co Ltd | 弾球遊技機 |
JP4623080B2 (ja) * | 2007-10-31 | 2011-02-02 | 株式会社三洋物産 | 弾球遊技機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2604371Y2 (ja) | 2000-05-08 |
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