JPH07276201A - めっき鋼帯の両側縁部研削設備 - Google Patents
めっき鋼帯の両側縁部研削設備Info
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- JPH07276201A JPH07276201A JP6735694A JP6735694A JPH07276201A JP H07276201 A JPH07276201 A JP H07276201A JP 6735694 A JP6735694 A JP 6735694A JP 6735694 A JP6735694 A JP 6735694A JP H07276201 A JPH07276201 A JP H07276201A
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- grinding
- side edge
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- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
Abstract
を平滑に除去する。 【構成】 鋼帯Sの幅方向に互いに対向させて鋼帯の両
側縁に鼓形回転ブラシ110aを係合させて側縁を研削
する側縁研削装置を鋼帯の進行方向にそって少なくとも
2基設ける。鼓形回転ブラシ110aを回転駆動するモ
ータ120の駆動負荷の変動を検出し、ブラシ支持架台
163を鋼帯幅方向に移動させてブラシ研削負荷を調節
する研削負荷調節機を設ける。研削位置を検出する研削
位置検出器3を設け、その検出信号を押えロール制御盤
22に送り、制御盤22からの制御信号にもとづいて、
第2押えロール移動機構21を制御する。鋼帯Sの端部
の反り量を検出する押えロール反り検出器301を基台
160に取り付け、その検出信号を押えロール制御盤2
2に送り、制御盤22からの制御信号にもとづいて第1
押えロール移動機構300を制御する。
Description
側縁研削設備に関するものである。
の両側縁にめっき電流が集中することにより、エッジオ
ーバー・コーティングと称する端部過剰めっき付着が生
ずる問題がある。鋼帯の両側縁への電流集中によって過
剰付着しためっき被膜はデンドライト状の析出をしてい
てもろく、剥離し易いので、ユーザでのプレス成形等の
使用時に剥離片による押込み疵を誘発し易く、この過剰
付着物の生成を防止する必要がある。ここで、側縁と
は、側面および上下の縁面を含む。
のめっき被膜を完全に除去するために、先に「めっき鋼
帯の両側面研削設備」(特公平5−41385号公報)
を提案した。この設備は、「両面めっき鋼帯の両側面に
付着しためっき被膜を除去する設備において、該鋼帯の
幅方向に互いに対向させて鋼帯の両側面に回転ブラシを
係合させて該側面を研削する側面研削装置を鋼帯の進行
方向にそって少なくとも2基設け、各装置の鋼帯幅方向
に対向する回転ブラシの回転軸を鋼帯の進行方向に関し
て互いに同じ方向に傾け、また、鋼帯の同一側面におい
て鋼帯の進行方向に隣接する回転ブラシを一方のブラシ
は鋼帯側面を上から下に、他方のブラシは下から上に研
削するように設定し、前記回転ブラシを回転駆動するモ
ータの駆動負荷の変動を検出器により検出し、制御盤に
送り、制御信号を前記回転ブラシを鋼帯の幅方向に移動
するモータに送って回転ブラシの位置を調節するように
構成したこと」を特徴とする。
(A)または(B)図に示すように、ブラシ110の回
転力によって鋼帯Sの側面に反りが発生する。反りが大
きい場合には、ブラシによる研削効果が十分でない。
の(A)に示すように端部過剰めっき付着Eが生じる。
ブラシ110の回転力によって鋼帯Sの端部に反りが生
じた場合、通常の回転ブラシによる研削では、図14の
(B)に示すように、鋼帯側面の上または下に削り残し
部分eを生じる。
eを除去するための「めっき鋼帯の両側面研削設備」
(特願平5−201717号)を提案した。この設備
は、「両面めっき鋼帯の両側面に付着しためっき被膜を
除去する設備において、該鋼帯の幅方向に互いに対向さ
せて鋼帯の両側面に回転ブラシを係合させて該側面を研
削する側面研削装置を鋼帯の進行方向にそって少なくと
も1基設け、各装置の鋼帯幅方向に対向する回転ブラシ
の回転軸を鋼帯の進行方向に関して互いに同じ方向に傾
け、また、前記側面研削装置を2基以上設ける場合に
は、鋼帯の同一側面において鋼帯の進行方向に隣接する
回転ブラシを一方のブラシは鋼帯側面を上から下に、他
方のブラシは下から上に研削するように設定し、前記ブ
ラシが鋼帯側面を上から下にまたは下から上に研削する
場合には、鋼帯側縁付近の下面または上面に押えロール
を設け、前記回転ブラシを回転駆動するモータの駆動負
荷の変動を検出器により検出し、制御盤に送り、制御信
号を前記回転ブラシを鋼帯の幅方向に移動するモータに
送って回転ブラシの位置を調節するように構成したこ
と」を特徴とする。
(C)に示すように、鋼帯側縁の上下にいぜんとして過
剰めっき付着部分gが残る。
鋼帯の両側縁過剰めっき付着部分を平滑に除去すること
ができるめっき鋼帯の両側縁研削設備を得ることにあ
る。
側縁部研削設備は、両面めっき鋼帯の長手方向両側縁に
付着しためっき被膜を研削する設備において、該鋼帯の
幅方向に互いに対向させて該鋼帯の両側縁に鼓形回転ブ
ラシを係合させて該側縁を研削する側縁研削装置を鋼帯
の進行方向にそって少なくとも2基設け、各装置の鋼帯
幅方向に対向する鼓形回転ブラシの回転軸を鋼帯の進行
方向に関して互いに同じ方向に傾け、かつ、鋼帯の同一
側面において鋼帯の進行方向に隣接する鼓形回転ブラシ
の回転軸を互いに逆向きに傾け、該隣接鼓形回転ブラシ
の回転方向を一方のブラシは鋼帯側縁を上から下に、他
方のブラシは下から上に研削するように設定し、前記ブ
ラシが鋼帯側縁を上から下または下から上に研削する場
合には鋼帯側縁付近の下面または上面に押えロールを設
け、該押えロールを鋼帯面垂直方向に移動させる第1押
えロール移動機構を設け、該第1機構を支持しかつ該機
構を鋼帯幅方向に移動させる第2押えロール移動機構を
ブラシ支持架台に取り付け、前記鼓形回転ブラシを回転
駆動するモータの駆動負荷の変動を検出し、前記ブラシ
支持架台を鋼帯幅方向に移動させてブラシ研削負荷を調
節する研削負荷調節機を基台に取り付け、前記鼓形回転
ブラシと鋼帯側縁との研削位置を検出する研削位置検出
器を前記ブラシ支持架台に取り付け、該検出信号を押え
ロール制御盤に送り、該制御盤からの制御信号にもとづ
いて、前記第2押えロール移動機構を制御し、前記鋼帯
端部の反り量を検出する反り検出器を前記基台に取り付
け、該検出信号を前記押えロール制御盤に送り、該制御
盤からの制御信号にもとづいて前記第1押えロール移動
機構を制御することを特徴とした手段によって、上記課
題を解決している。
よる鋼帯側縁部の反りを押えロールが反対側から押えて
抑制する。鋼帯進行方向に沿って回転ブラシを隣接して
回転軸を互いに逆向きに傾け、回転方向を逆向きにして
いるので、鋼帯の側面および上下側縁面のめっき層を研
削することができる。
に移動することによって、鋼帯側縁部の反り量を調節
し、これにより、めっき研削量を調節することができ
る。
の両側面研削設備の実施例について説明する。
「めっき鋼帯の両側面研削設備」(特公平5−4138
5号)の改良であるので、説明の便宜上まず、その公知
設備の概略構成について、図1、3を参照して説明す
る。ただし、図1、3に示す設備すべてが公知ではな
い。
は、電気めっき設備の下流側に設けられる。このめっき
鋼帯の両側面研削設備100は、鋼帯Sの両側面に回転
ブラシ110aを係合させて、両側面を研削する側面研
削装置1を鋼帯の進行方向にそって少なくとも2基設け
る。側面研削装置1は同一構造のユニット10を鋼帯S
の幅方向に互いに対向させて設けたものである。
円筒形状をしているが、本発明の設備においては鼓形状
をしている。
1は、図6に示すように、鋼帯Sの進行方向に関して交
互に逆向きに傾斜させる。
すように回転ブラシ110aを駆動するモータ120の
駆動負荷の変動を検出器130で検出し、制御盤140
に送り、制御信号をモータ150、161に送って回転
ブラシ110の位置を調節する。
けられているが、説明の便宜上、一方のユニット10の
みについて図示してある。
らできている。説明の便宜上、一方のユニット10につ
いて以下説明する。側面研削装置1は、基台160に取
り付けた高速専用モータ161で回転させられるスクリ
ューロッド162にブラシ支持架台163螺合し、さら
にこれを中低速専用モータ150で図示していない歯車
列をかいしてスクリューロッド162にそって摺動可能
にしている。すなわち、架台163には中低速専用モー
タ150が載置され、その電動機軸が図示していない歯
車列を介してスクリューロッド162に連結されてい
る。したがって、中低速専用モータ150が回転すれば
スクリューロッド162に螺合する図示していない歯車
列を回転し、架台163がスクリューロッド162にそ
い、モータ150の回転方向、回転速度に応じて前後に
中低速で移動する。
ロッド162を回転すれば、これに螺合する架台163
はモータ161の回転方向、速度に応じて高速でスクリ
ューロッド162にそい前後に移動する。
が設けられ、さらに回転ブラシ110aを回転させるモ
ータ120が取付けられている。121は駆動ベルトで
ある。Sは被研削材としてのめっき鋼帯であって、図3
に示すように、回転ブラシ110aが、その中央部をめ
っき鋼帯側面に接触しながら板幅方向に向かって以下に
述べるようにして架台163とともに進退し、板幅の変
化、側面の位置変動に追随し、常に適当なブラシ圧下量
Pを維持する。
動、側面移動に対する追随は、ブラシ駆動モータ120
の負荷の変動による電流値の変動を制御入力として行わ
れる。
触しながら板幅方向に進退する速度は一定でもよいが、
側面移動量が大きいほど高速で進退させ、側面移動量に
対する応答性を高めるのがよい。その場合、速度を連続
可変にしてもよいが、実用上は3段階程度で十分であ
る。
(図4)により高速専用モータ161と中低速専用モー
タ150との切替え、および正逆回転、回転速度制御に
より行われる。以上の作用により、めっき鋼帯Sの板幅
変動、側面の位置移動に追随し、側面とブラシ間距離と
を一定に保ちつつブラシ研削を行うことができる。
帯Sの側面に接触しながら板幅方向に向けて進退する回
転ブラシ110aの回転軸111片面めっき鋼帯側面ま
たは両面めっき鋼帯側面と平行に設置すると、めっき鋼
帯側面の片方のエッジのめっき被膜が研削される(図1
4の(B))。片面めっき鋼帯における側面の過剰めっ
き研削ではこれでよいが、両面めっき鋼帯の場合、片面
の端部に研削残りが生じ満足できないものとなる(図1
4の(B))。
うに、回転ブラシ110aの回転軸111を傾斜できる
構造とし、回転軸111を交互に異なる角度に傾斜さ
せ、しかも回転方向を互いに逆向きにする。このように
すれば、理論的には図14の(C)に示すように両面め
っき鋼帯の側面のめっき被膜は、完全に研削されるわけ
であるが、前述したように、ブラシの回転力によって鋼
帯Sの両側縁部付近は、図15の(A)または(B)に
示すような反りを発生し、側面の過剰めっき被膜は完全
に取り切れないのが実状であった。
01717号において改良設備を提案した。この改良設
備では、図1,2,3に示すように、側面研削装置1を
鋼帯Sの進行方向に沿って少なくとも1基設け、各装置
1の鋼帯幅方向に対向する回転ブラシ110aの回転軸
111を鋼帯Sの進行方向に関して互いに同じ方向に傾
ける。側面研削装置1を2基以上設ける場合には、鋼帯
Sの同一側面において鋼帯Sの進行方向に隣接する回転
ブラシ110aを一方のブラシは鋼帯側面を上から下
に、他方のブラシは下から上に研削するように設定する
(図2)。
10aが鋼帯側面を上から下にまたは下から上に研削す
る場合には、鋼帯側縁付近の下面または上面に押えロー
ル2を設ける。
aの回転力による鋼帯側縁部の反り(図15の(A)ま
たは(B))を押えロール2が反対側から押えて抑制す
るので、鋼帯側面の研削は完全に行われる(図14の
(C))。
面には依然として過剰めっき付着部分gが残ることにな
る。
に、回転ブラシ110aの回転力による鋼帯側縁部の反
りを積極的に利用して、その過剰めっき付着部分gを除
去し、めっき被膜を平滑にするとともに、側面のめっき
被膜は完全に除去しているのである。
明した部分については省略して、以下に説明する。
いては、鋼帯Sの幅方向に互いに対向させて鋼帯Sの両
側縁に鼓形回転ブラシ110aを係合させて側縁を研削
する側縁研削装置1を鋼帯の進行方向にそって少なくと
も2基設ける。各装置1の鋼帯幅方向に対向する鼓形回
転ブラシ110aの回転軸111を鋼帯Sの進行方向に
関して互いに同じ方向に傾け、かつ、鋼帯Sの同一側面
において鋼帯の進行方向に隣接する鼓形回転ブラシ11
0aの回転軸111を互いに逆向きに傾ける。隣接鼓形
回転ブラシ110aの回転方向を一方のブラシは鋼帯側
縁を上から下に、他方のブラシは下から上に研削するよ
うに設定する。ブラシ110aが鋼帯側縁を上から下ま
たは下から上に研削する場合には鋼帯側縁付近の下面ま
たは上面に押えロールを設ける。押えロール2を、図5
に示すように、鋼帯Sの側面および側縁面に関して鋼帯
面垂直方向Yに移動させる第1押えロール移動機構30
0を設ける。第1機構300を支持しかつその機構30
0を鋼帯幅方向Xに移動させる第2押えロール移動機構
21をブラシ支持架台163に取り付ける。
歯車列もしくはリング機構と慣用のモータもしくは流体
圧シリンダとの組合せとからできている。
機構でよいが、例えば、図示例では支持アーム211、
スクリューロッド212、駆動モータ213からできて
いる。押えロール制御盤22から制御信号は駆動モータ
213に入力されて、スクリューロッド212を回転さ
せ、支持アーム211を前進または後退させる。
によって、ブラシ110aが摩耗したとき、ブラシ外周
面と押えロール2との相対位置関係を補正し、押えロー
ル2を常に適正位置に維持する必要がある。
シ110aと鋼帯側面との研削位置を検出する検出器3
をブラシの支持架台163に取り付け、押えロール2を
鋼帯幅方向に移動させる第2機構21をブラシ支持架台
163に取り付け、研削位置検出器3からの検出信号に
もとづいて押えロール制御盤22から第2押えロール移
動機構21に制御信号を送るように構成する。
の距離(反り)を検出する反り検出器301を基台16
0に取り付け、その検出信号を押えロール制御盤22に
送り、制御盤22からの制御信号にもとづいて第1押え
ロール移動機構300を制御する。
鼓形状にしている。この形状にすることによって、図8
および図9の(A)に示すように、傾斜ブラシ110a
の全長にわたって、そのいずれかの外周面が鋼帯側面と
接触することができる。
表位置、すなわち、右端P21、中央P22、左端P2
3は、図9、10におけるP21、P22、P23にそ
れぞれ対応する。図9の(A)は鋼帯側縁部が反らない
場合の理論的なブラシ接触面F(クロス斜線領域)を示
す。この場合のブラシ外れ幅Kは約1−3mm程度であ
る。図9の(B)は、鋼帯がブラシ回転力によって反っ
た場合を示す。この場合のブラシ外れ幅Kは約5−30
mm程度である。
少させた場合を示す。この場合のKは約1−3mm程度
である。図10の(B)は、押えロールを鋼帯面垂直方
向Y(図5)にわずかに浮かせた場合を示す。この場合
のKは約10mm程度である。
12に示すように単純に鋼帯側面に対して傾斜させて設
置した場合には、図13に示すようなブラシ接触面Fが
得られる。この場合には、鋼帯反りのない理論的な接触
面を示す。
置ならびに回転ブラシの形状の相違にもとづくブラシ接
触面の変化を視覚的に誇張して示したが、図11は押え
ロールの位置変化による研削幅の変化を定量的に示すも
のである。
は、図5における位置x、yに対応する。また、図11
における研削幅とは、図10の(B)におけるKに対応
する。
って、実際に鋼帯側縁部を研削した場合におけるめっき
被膜の研削状況を図6、7を参照して説明する。
り、鋼帯Sは右から左に走行し、上流側の回転ブラシ1
10aは鋼帯側縁を上から下に研削し、また、下流側の
回転ブラシ110aは鋼帯側縁を下から上に研削してい
る例を示す。
2)、(A13)は、図6の上流側回転ブラシ110a
の各代表位置P11,P12,P13におけるブラシと
鋼帯との接触状態を示す。図7の(B11)、(B1
2)、(B13)は図(A11)、(A12)、(A1
3)に対応する鋼帯めっき被膜の研削状態をそれぞれ示
す。
(A23)は、図6の下流側回転ブラシ110aの各代
表位置P21,P22,P23におけるブラシと鋼帯と
の接触状態を示す。図7の(B21)、(B22)、
(B23)は図(A21)、(A22)、(A23)に
対応する鋼帯めっき被膜の研削状態をそれぞれ示す。
X、Y方向の位置を調整することによって、鋼帯側縁部
の反り量を調整し、上流側回転ブラシ110aによっ
て、従来不可能であった鋼帯側縁の上側を主として研削
し、下流側回転ブラシ110aでは同様に従来不可能で
あった鋼帯側縁の下側を主として研削する。その結果、
図7の(B23)に示すように、鋼帯側縁の側面のめっ
き被膜は完全に除去され、また、側縁上下面は他の部分
と同様な厚みの平滑なめっき被膜が得られるのである。
場合にはブラシ回転軸111の傾斜向きを逆にすればよ
い。この場合には、前述の動作はまったく逆になる。
離yのみを変えるか、X方向に距離yのみを変えるか、
またはX、Y方向に距離x、yを同時に変えることもで
きる。
x=0〜25mmまでの位置に押えロール2の端面が存
在するようにし、また、パスラインを0とし、+を押し
込む方向、−を逃げる方向としたときy=±0〜±1m
m程度が好ましい。
直径D2の比(D1/D2)は1.02〜1.30が好
ましく、ブラシ110aの長さ1対最小直径D2の比
(1/D2)は0.66〜0.72が好ましい。また、
ブラシ110aの回転軸111の傾斜角度は15〜50
度が好ましい。
て2台を1組としてめっき板の両側端面に回転ブラシ1
10aが接触しながら回転して板幅方向に後退するよう
設置するが、めっきラインの後段に別途設置してもよ
く、さらに過剰付着めっき除去以外の側面研削に用いる
ことも可能である。
についての研削結果を次の表1に示す。
両側面のめっき被膜の完全除去が可能となり、また、従
来では不可能であった鋼帯側縁上下面の過剰めっき付着
部分をも同時に除去し、他の部分面の上のめっき被膜厚
とほぼ同等にし、平滑なめっき被膜を得ることができ
る。従来であれば、電気めっき後エッジ・トリム作業を
行っていたものが不要となる。その結果、電気めっきの
歩留が向上する。また、側面研削装置を最小限2基だけ
で操業でき、別の装置は交換用として待機させておくこ
とができるので、作業能率の向上を図ることができる。
さらに、本発明の設備によって得られためっき鋼帯を後
に加工するさい(特に、成型工程)、端面品質に関わる
不都合が解消される。
図である。
明図である。
代表位置を示す説明図である。
の研削状況を示す説明図である。
説明図である。
を示す側面図であって鋼帯が反らない場合(A)と反っ
た場合(B)を示す。
面を示す側面図であって、押えロールによって鋼帯の反
りを減少させた場合(A)、押えロールを上方に移動さ
せた場合(B)を示す。
よる鋼帯の研削幅との関係を示すグラフである。
関係を示す平面図である。
面を示す側面図である。
示す説明図である。
図である。
表位置、すなわち、右端P21、中央P22、左端P2
3は、図9、10におけるP21、P22、P23にそ
れぞれ対応する。図9の(A)は鋼帯側縁部が反らない
場合の理論的なブラシ接触面F(クロス傾斜領域)を示
す。この場合のブラシ回込み研削幅(ブラシが鋼帯表面
側に回り込んで表面を削る幅)Kは約1−3mm程度で
ある。図9の(B)は、鋼帯がブラシ回転力によって反
った場合を示す。この場合のブラシ回込み研削幅Kは約
5−30mm程度である。
Claims (1)
- 【請求項1】 両面めっき鋼帯の長手方向両側縁に付着
しためっき被膜を研削する設備において、該鋼帯の幅方
向に互いに対向させて該鋼帯の両側縁に鼓形回転ブラシ
を係合させて該側縁を研削する側縁研削装置を鋼帯の進
行方向にそって少なくとも2基設け、各装置の鋼帯幅方
向に対向する鼓形回転ブラシの回転軸を鋼帯の進行方向
に関して互いに同じ方向に傾け、かつ、鋼帯の同一側面
において鋼帯の進行方向に隣接する鼓形回転ブラシの回
転軸を互いに逆向きに傾け、該隣接鼓形回転ブラシの回
転方向を一方のブラシは鋼帯側縁を上から下に、他方の
ブラシは下から上に研削するように設定し、前記ブラシ
が鋼帯側縁を上から下または下から上に研削する場合に
は鋼帯側縁付近の下面または上面に押えロールを設け、
該押えロールを鋼帯面垂直方向に移動させる第1押えロ
ール移動機構を設け、該第1機構を支持しかつ該機構を
鋼帯幅方向に移動させる第2押えロール移動機構をブラ
シ支持架台に取り付け、前記鼓形回転ブラシを回転駆動
するモータの駆動負荷の変動を検出し、前記ブラシ支持
架台を鋼帯幅方向に移動させてブラシ研削負荷を調節す
る研削負荷調節機を基台に取り付け、前記鼓形回転ブラ
シと鋼帯側縁との研削位置を検出する研削位置検出器を
前記ブラシ支持架台に取り付け、該検出信号を押えロー
ル制御盤に送り、該制御盤からの制御信号にもとづいて
前記第2押えロール移動機構を制御し、鋼帯端部との距
離(反り量)を検出する反り検出器を前記基台に取り付
け、該検出信号を前記押えロール制御盤に送り、該制御
盤からの制御信号にもとづいて前記第1押えロール移動
機構を制御することを特徴としためっき鋼帯の両側縁研
削設備。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6735694A JP2812196B2 (ja) | 1994-04-05 | 1994-04-05 | めっき鋼帯の両側縁部研削設備 |
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DE69422237T DE69422237T2 (de) | 1993-08-13 | 1994-08-15 | Poliereinrichtung für gegenüberliegende Ränder eines platierten Stahlbandes |
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JP2812196B2 JP2812196B2 (ja) | 1998-10-22 |
Family
ID=13342660
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP6735694A Expired - Lifetime JP2812196B2 (ja) | 1993-08-13 | 1994-04-05 | めっき鋼帯の両側縁部研削設備 |
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