JPH07275847A - 飲料水製造装置 - Google Patents

飲料水製造装置

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JPH07275847A
JPH07275847A JP6073343A JP7334394A JPH07275847A JP H07275847 A JPH07275847 A JP H07275847A JP 6073343 A JP6073343 A JP 6073343A JP 7334394 A JP7334394 A JP 7334394A JP H07275847 A JPH07275847 A JP H07275847A
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JP
Japan
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voltage
circuit
pump motor
drinking water
transistor
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Application number
JP6073343A
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English (en)
Inventor
Koji Hishiyama
弘司 菱山
Hideki Iwakura
秀樹 岩倉
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Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Priority to KR1019950006514A priority patent/KR0145569B1/ko
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 飲料水給水の際に商用交流電源の電圧が変動
しても、所定量の飲料水を供給できると共に、抽出カー
トリッジの交換時期を適切に指示でき、しかも小型で安
価な飲料水製造装置を提供することを目的とする。 【構成】 商用交流電源1の電圧を変換する電源トラン
ス3と、電源トランス3の変換電圧を整流・平滑して直
流電圧VINを生成する整流平滑回路4と、整流平滑回路
4からの直流電圧INに応じて電圧VCEを生成すると共
に、直流電圧VINをその電圧VCEで減算して出力電圧V
OUT を一定にしてポンプモータ6aに供給する定電圧回
路38とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ミネラルウォータ等の
飲料水を製造する飲料水製造装置、特にそのポンプモー
タの電源および抽出カートリッジの交換時期の監視に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の製造装置のポンプ駆動回
路として例えば図8および図9に示す回路がある。図8
に示すポンプ駆動回路は、商用交流電源1の交流電圧を
降圧する降圧用電源トランス3、その間に設けられた電
流ヒューズ2、降圧用電源トランス3の2次側の交流電
源を整流・平滑する整流平滑回路4、およびポンプモー
タ5の運転・停止を操作する運転スイッチ5からなり、
運転スイッチ5がオンされたとき、ポンプモータ5が回
転して飲料水送水用のポンプ(図示せず)を駆動する。
図9のポンプ駆動回路は、整流平滑回路4の出力側に定
電圧三端子レギュレータ7と平滑コンデンサ8とが設け
られたもので、ポンプモータ5を駆動しているとき、定
電圧三端子レギュレータ7の入出力間の電圧差を大きく
とって定電圧を生成している。
【0003】また、抽出カートリッジの交換時期の監視
については例えば特公平4−31754号公報に開示さ
れている。この先行技術は、抽出カートリッジに飲料水
を通過させたときの時間を加算して予め設定された許容
時間と比較し、加算時間がその許容時間以上のとき表示
ランプを点灯して交換の旨を表示する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図8に
示すような従来のポンプ駆動回路では、ポンプモータ6
を駆動しているとき、商用交流電源1の電圧が変動した
場合には、ポンプモータ6への直流低電圧が変化するた
め送水量が変化し所望の飲料水ができなかった。また、
ポンプモータ6への直流低電圧が極端に高くなった場合
には、ポンプモータ6の寿命を短くする要因となった
り、ポンプモータ6の駆動音が高くなって騒音となって
いた。また、図9に示すポンプ駆動回路では、定電圧三
端子レギュレータ7の素子の温度上昇があり、そのた
め、図10に示すようにプリント基板9に取り付けられ
た定電圧三端子レギュレータ7に放熱用のアルミニウム
フィン11を設けて、その温度上昇を低減させている
が、この構成では装置全体が大型化になり、しかもコス
トアップになるという問題があった。
【0005】特公平4−31754号公報に記載の抽出
カートリッジの交換は、飲料水を通過させたときの時間
から判定しているのに止まっているだけで、抽出カート
リッジ据え付けてからの経年変化による交換時期が考慮
されていなかった。
【0006】本発明は、かかる課題を解決するためにな
されたもので、飲料水給水の際に商用交流電源の電圧が
変動しても、所定量の飲料水を供給できると共に、抽出
カートリッジの交換時期を適切に指示でき、しかも小型
で安価な飲料水製造装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る飲料水製造
装置は、商用交流電源の電圧を変換する電源トランス
と、該電源トランスの変換電圧を整流・平滑して直流電
圧を生成する整流平滑回路と、該整流平滑回路からの直
流電圧に応じて電圧を生成し、前記直流電圧をその電圧
で減算して出力電圧を一定にし、ポンプモータに定電圧
を供給する定電圧回路とを備えたものである。
【0008】また、本発明の飲料水製造装置は、2次お
よび3次巻線を有し、商用交流電源に1次巻線が接続さ
れた電源トランスと、該電源トランスの2次巻線に接続
され、電源トランスの変換電圧を整流・平滑して直流電
圧を生成する第1の整流平滑回路と、該第1の整流平滑
回路からの直流電圧に応じて電圧を生成し、前記直流電
圧をその電圧で減算して出力電圧を一定にする定電圧回
路と、第1のリレースイッチの接点を介して前記定電圧
回路に接続され、飲料水貯留容器内の抽出カートリッジ
に飲料水を循環させる循環ポンプモータと、第2のリレ
ースイッチの接点を介して前記定電圧回路に接続され、
前記飲料水を給水する給水ポンプモータと、前記電源ト
ランスの3次巻線に接続され、電源トランスの変換電圧
を整流・平滑して直流電圧を生成する第2の整流平滑回
路と、該第2の整流平滑回路の出力側に設けられ、運転
スイッチおよび給水スイッチがそれぞれ接続され、運転
スイッチがオンされたとき前記第1のリレースイッチを
駆動してその接点をオンして前記循環ポンプモータに前
記定電圧回路の出力電圧を供給させ、給水スイッチがオ
ンされたときは前記第2のリレースイッチを駆動してそ
の接点をオンして前記給水ポンプモータにその定電圧回
路の出力電圧を供給させる制御回路とを備えたものであ
る。
【0009】さらに、前述した制御回路は、不揮発性メ
モリを有し、前記飲料水貯留容器に抽出カートリッジを
据え付けたときからの経過時間を測定してその不揮発性
メモリに格納し、また循環ポンプモータの運転時間を測
定して前記不揮発性メモリに格納し、前記経過時間が予
め設定された基準経過時間以上のとき、又は前記運転時
間が予め設定された基準運転時間以上のとき抽出カート
リッジの交換を指示する機能を備えている。
【0010】
【作用】本発明においては、定電圧回路が、整流平滑回
路からの直流電圧に応じて電圧を生成すると共に、その
直流電圧を生成電圧で減算して、ポンプモータに供給す
る出力電圧を一定にする。整流平滑回路の直流電圧が変
動して増加したときはその増加分の電圧を生成すると共
に、その直流電圧を生成電圧で減算して一定の電圧を出
力し、逆に直流電圧が減少したときはその減少分の電圧
を生成すると共に、その直流電圧を生成電圧で減算して
一定の電圧を出力する。
【0011】また、本発明においては、運転スイッチが
オンされると、制御回路は第1のリレースイッチを駆動
して循環ポンプモータに直列接続されたその接点をオン
にする。また、給水スイッチがオンされたときは、第2
のリレースイッチを駆動して給水ポンプモータに直列接
続されたその接点をオンにする。一方、定電圧回路は、
第1のリレースイッチの接点がオンになったとき、整流
平滑回路の直流電圧に応じて電圧を生成すると共に、直
流電圧をその生成した電圧で減算して一定の電圧を循環
ポンプモータに供給し、第2のリレースイッチの接点が
オンになったときは、前記と同様の作用によって給水ポ
ンプモータに一定の電圧を供給する。この定電圧回路側
は電源トランスの2次巻線に、制御回路側はその3次巻
線にそれぞれ接続されて電気的に絶縁状態であるため、
また第1および第2のリレースイッチも接点とコイル間
が電気的に絶縁状態であるため、循環ポンプモータや給
水ポンプモータを駆動しているときに発生するノイズに
よって制御回路が影響を受けることはない。
【0012】一方、制御回路は、飲料水貯留容器に抽出
カートリッジを据え付けたときからの経過時間を測定し
ており、また循環ポンプモータの今までの運転時間を測
定しており、前記経過時間が予め設定された基準経過時
間以上のとき、又は前記運転時間が予め設定された基準
運転時間以上のとき抽出カートリッジの交換を指示す
る。
【0013】
【実施例】
実施例1 図1は本発明の一実施例を示す回路図、図2は本発明に
係る飲料水製造装置の断面図、図3は本発明に係るトラ
ンジスタ定電圧回路の入出力電圧波形図である。なお、
図8乃至図10で説明した従来例と同一又は相当部分に
は同じ符号を付し説明を省略する。
【0014】まず、図2に基づいて飲料水製造装置の構
成を説明する。12は飲料水貯留容器で、上部外周部が
機枠27に係止されており、底部の一方には第1の循環
管19が接続された循環用管接続部18が設けられ、他
方には第1の給水管23が接続された給水用管接続部2
2が設けられている。この第1の給水管23は給水ポン
プ24を介して第2の給水管25と連結されている。ま
た、底部中央部には循環ポンプ20を介して第1の循環
管19に連結された第2の循環管21が接続されてい
る。
【0015】13は飲料水貯留容器12内に蓄えられた
飲料水、14は飲料水貯留容器12の底部中央部に着脱
可能に据え付けられた抽出カートリッジ14で、上部に
飲料水13を循環するための開口部37が設けられ、内
部にはミネラルウォーター等の飲料水を製造したり、水
道水の塩素分を除去するためのミネライト15、活性炭
16および麦飯石17が詰められている。28は機枠2
7に回動自在に取り付けられた蓋、29は給水口26側
の機枠27上面に取り付けられた操作パネルである。
【0016】30は図1に示す循環ポンプモータ6aお
よび給水ポンプモータ6b用のスイッチで、機枠27に
ねじ32で固着されたプリント基板9上に設けられてい
る。なお、循環ポンプモータ6a用のスイッチを運転ス
イッチ30a、給水ポンプモータ6b用のスイッチを給
水スイッチ30bとする。31は各ポンプモータ6a,
6bに対応してそれぞれ設けられた表示ランプである。
循環ポンプモータ6aおよび給水ポンプモータ6bは、
後述する各トランジスタ定電圧回路38の出力側に接続
され、運転スイッチ30aがオンされたときは循環ポン
プモータ6aが回転して循環ポンプ20を駆動し、給水
スイッチ30bがオンされたときには給水ポンプモータ
6bが回転して給水ポンプ24を駆動する。
【0017】前記のように構成された飲料水製造装置に
おいて、ミネラルウォータの飲料水を製造する場合、ま
ず機枠27の上部に取り付けられた蓋28を開き、飲料
水貯留容器12内に水道等からの飲料水13を貯留す
る。次に蓋28を閉じて飲料水13を抽出カートリッジ
14内を一定時間循環させることによって、抽出カート
リッジ14内に詰められたミネライト15、活性炭1
6、麦飯石17の効力で飲料水13に含まれる塩素臭を
取り除き、ミネラル分を添加することによりミネラル水
が製造される。飲料水13を抽出カートリッジ14内を
一定時間循環させるためには運転スイッチ30aをオン
する。この運転スイッチ30のオンにより、循環ポンプ
モータ6aが回転して循環ポンプ20を駆動し、循環用
の表示ランプ31が点灯する。このとき、飲料水13は
第1の循環管19→循環ポンプ20→第2の循環管21
→抽出カートリッジ14の経路で循環する。操作パネル
29の運転スイッチ30aをオフしたときには、循環ポ
ンプ20の駆動が停止して飲料水の循環を停止し、その
循環用の表示ランプ31が消灯する。
【0018】また、給水スイッチ30bをオンしたとき
には、給水ポンプモータ6bが回転して給水ポンプ24
を駆動し、給水用の表示ランプ31が点灯する。この給
水ポンプ24に駆動により、飲料水13を第1の給水管
23→給水ポンプ24→第2の給水管25→給水口26
の経路で外部に給水される。そして、給水スイッチ30
bをオフにすると、給水が停止してその給水用の表示ラ
ンプ31が消灯する。
【0019】次に、各ポンプモータを駆動する回路を図
1に基づいて説明する。38はトランジスタ定電圧回路
で、本発明の定電圧回路に相当し、整流平滑回路4の+
電源側にエミッタが接続され、その−電源側にコレクタ
が接続された第1のトランジスタ39と、第1のトラン
ジスタ39のエミッタ・ベース間に接続された定電流用
抵抗40と、第1のトランジスタ39のエミッタとその
定電流用抵抗40との接続点に一端が接続され、循環ポ
ンプモータ6a(又は給水ポンプモータ6b)に他端が
接続された定電圧用抵抗41と、定電圧用抵抗41と循
環ポンプモータ6a(又は給水ポンプモータ6b)との
接続点にコレクタが接続され、整流平滑回路4の+電源
側にベースが接続され、整流平滑回路4の−電源側にエ
ミッタが接続された第2のトランジスタ42と、第1の
トランジスタ39のコレクタ側にベースが接続され、整
流平滑回路4の+電源と第2のトランジスタ42のベー
スとの接続点にコレクタが接続され、整流平滑回路4の
−電源側にエミッタが接続された第3のトランジスタ4
5と、直列接続された定電流用抵抗40と定電圧用抵抗
41に並列に接続された平滑コンデンサ48とで構成さ
れている。
【0020】VINは整流平滑回路4が交流電圧を全波整
流・平滑してなる直流電圧で、トランジスタ定電圧回路
38の入力電圧となる(図3(a)参照)。この周期T
は商用交流電圧の周期の半分(例えば50Hz地域なら
ば10msec)である。VOUT は入力電圧VINと第2
のトランジスタ42のコレクタ・エミッタ間の電圧VCE
との差分の電圧で、平滑コンデンサ48の両端の電圧で
ある(同図(c)参照)。VCEは入力電圧VINと出力電
圧VOUT の差分の電圧で、第2のトランジスタ42のコ
レクタ・エミッタ間の電圧となる(同図(b)参照)。
【0021】次に図1におけるポンプ駆動回路の作用を
説明する。整流平滑回路4に接続されたトランジスタ定
電圧回路38の入力電圧をVINとすると、トランジスタ
定電圧回路38の出力電圧VOUT はVOUT ≦VINとなる
よう設定する。トランジスタ定電圧回路38の第1のト
ランジスタ39のベース電流が十分に流れて飽和してい
ると仮定した場合、第1のトランジスタ39のベース・
エミッタ間の電圧VBEは下記に示す値となる。
【0022】
【数1】
【0023】このとき、第1のトランジスタ39のベー
ス・エミッタ間に接続された定電流用抵抗40の抵抗値
をR1 (Ω)とすると、定電流用抵抗40に流れる電流
b は、
【0024】
【数2】
【0025】であらわされ、定電流となる。この電流I
b は、定電流用抵抗40に直列に接続された定電圧用抵
抗41にもほぼ同じ電流が流れるので、定電圧用抵抗4
1に発生する電圧VR41 は、定電圧用抵抗41の抵抗値
をR2 (Ω)とすると、
【0026】
【数3】
【0027】となる。従って、トランジスタ定電圧回路
38の出力電圧VOUT は、下記に示すように定電流用抵
抗40の両端の電圧VBEと定電圧用抵抗41の両端の電
圧VR4 1 の和となり、定電圧化される。
【0028】
【数4】 この出力電圧VOUT は、平滑コンデンサ48により平滑
され、運転スイッチ30a(又は給水スイッチ30b)
をオンしたときに循環ポンプモータ6a(又は給水ポン
プモータ6b)に供給される。また、循環ポンプモータ
6aや給水ポンプモータ6bには図に示すようにそれぞ
れ第2のトランジスタ42が直列に接続されているの
で、VIN≧VOUT になるように定電流用抵抗40の抵抗
値R1 、定電圧用抵抗41の抵抗値R2 を設定しておけ
ば、 VIN=VOUT +VCE …式(5) の関係が成り立つ。この式(5)より、出力電圧VOUT
を一定に保つために、入力電圧VINの変動分を第2のト
ランジスタ42の熱損失として吸収する。
【0029】例えば、入力電圧VINが増加すると、第1
のトランジスタ39に流れるコレクタ電流が増加し、第
1のトランジスタ39に接続された第3のトランジスタ
45のベース電流が増加する。このとき、第3のトラン
ジスタ45のコレクタ電流も増加するので、第3のトラ
ンジスタ45に接続された第2のトランジスタ42のベ
ース電流が減少する。第2のトランジスタ42のベース
電流が減少すると、第2のトランジスタ42のコレクタ
電流が減少し、従って、第2のトランジスタ42のコレ
クタ・エミッタ間の電圧VCEが増加する。即ち、入力電
圧VINが増加すると、第2のトランジスタ42のコレク
タ・エミッタ間の電圧VCEが増加するので、出力電圧V
OUT は常に定電圧となる。なお、VCEの増加分は第2の
トランジスタ42の熱損失として吸収される。
【0030】逆に入力電圧VINが減少すると、第1のト
ランジスタ39に流れるコレクタ電流が減少し、これに
伴い第1のトランジスタ39に接続された第3のトラン
ジスタ45のベース電流が減少する。このとき、第3の
トランジスタ45のコレクタ電流も減少し、第3のトラ
ンジスタ45に接続された第2のトランジスタ42のベ
ース電流が増加する。第2のトランジスタ42のベース
電流が増加すると、第2のトランジスタ42のコレクタ
電流が増加し、従って、第2のトランジスタ42のコレ
クタ・エミッタ間の電圧VCEが減少する。即ち、入力電
圧VINが減少すると、第2のトランジスタ42のコレク
タ・エミッタ間の電圧VCEが減少するので、出力電圧V
OUT は常に定電圧となる。
【0031】以上のように、本実施例の飲料水製造装置
においては、商用交流電源1の電圧変動、飲料水13の
水量の変動、抽出カートリッジ14内の成分の変化等が
起こってもトランジスタ定電圧回路38の出力電圧V
OUT は一定となるので、常に所望の回転で循環ポンプ2
0を駆動することができ、所望の飲料水を製造すること
ができる。また、給水ポンプ24も同様に常に一定した
給水量が得られて操作性が向上する。さらに、循環ポン
プモータ6a(又は給水ポンプモータ6b)への駆動電
圧が極端に高くなってモーターの寿命が短くなったり、
駆動音が高くなって騒音となるなどの問題がなくなり、
信頼性が大幅に向上して静かな装置を提供することがで
きる。また、定電圧三端子レギュレーター7を使用した
従来の定電圧回路と比較して、トランジスタの損失のみ
の吸収で定電圧化が計れ、そのため放熱用のアルミニウ
ムフィン11が不要となり、装置全体の小形化、コスト
ダウンを実現できる。
【0032】実施例2 前記実施例1では循環ポンプモータと給水ポンプモータ
をそれぞれ別々のトランジスタ定電圧回路で駆動する構
成としたが、実施例2においては、マイクロコンピュー
タ制御回路と一つのトランジスタ定電圧回路とを組み合
わせて2つのポンプモータを交互に制御すると共に、抽
出カートリッジの交換時期を監視する飲料水製造装置に
ついて説明する。図4はその飲料水製造装置の他の実施
例を示す回路図、図5は操作パネルの平面図、図6,図
7はマイクロコンピュータ制御回路のフローチャートを
示し、図6は循環および給水ポンプモータの制御を説明
するためのフローチャート、図7は抽出カートリッジの
交換時期を説明するためのフローチャートである。な
お、図1で説明した実施例1と同一又は相当部分には同
じ符号を付し説明を省略する。
【0033】図において、50はポンプ駆動回路で、商
用交流電源1と接続された電源トランス51、電源トラ
ンス51の2次巻線51aに接続された整流平滑回路
4、トランジスタ定電圧回路38、循環ポンプモータ駆
動リレー52(以下、「リレー52」という。)、循環
ポンプモータ6a、給水ポンプモータ6bおよび給水ポ
ンプモータ駆動リレー53(以下、「リレー53」とい
う。)から構成されている。リレー52,53は、後述
するマイクロコンピュータ62の出力側に接続されたド
ライブトランジスタ60,61がオンしたときその接点
をオンする。なお、整流平滑回路4は本発明の第1の整
流平滑回路に相当し、トランジスタ定電圧回路38は本
発明の定電圧回路に相当し、循環ポンプモータ駆動リレ
ー52および給水ポンプモータ駆動リレー53は本発明
の第1および第2のリレースイッチに該当する。
【0034】54は本発明の制御回路に相当するマイク
ロコンピュータ制御回路で、前記電源トランス51、そ
の電源トランス51の3次巻線51bに接続された整流
平滑回路55、定電圧三端子レギュレータ56、平滑コ
ンデンサ57、クロックを発振するセラミック発振子5
8、不揮発性メモリ59、リレー52,53をオン・オ
フするドライブトランジスタ60,61、マイクロコン
ピュータ62、循環ポンプモータ6aを操作するための
運転スイッチ30a、給水ポンプモータ6bを操作する
ための給水スイッチ30b、循環表示ランプ31a、給
水表示ランプ31b、カートリッジセットスイッチ3
2、抽出カートリッジ14の交換を知らせるカートリッ
ジ交換表示ランプ33、び平滑コンデンサ57に並列に
接続されたバックアップ用バッテリ63およびそのバッ
テリ用ダイオード64からなっている。なお、前述した
整流平滑回路55は本発明の第2の整流平滑回路に相当
する。
【0035】マイクロコンピュータ62は、循環ポンプ
モータ6aの運転時間である循環時間T1 および給水ポ
ンプモータ6bの運転時間である給水時間T2 を保有し
ていると共に、それらの時間T1 ,T2 に基づいて循環
ポンプモータ6aおよび給水ポンプモータ6bを制御す
るプログラムを保有し、運転スイッチ30aがオンされ
たときは循環時間T1 の間ドライブトランジスタ60を
オンして循環ポンプモータ6aを回転させ、給水スイッ
チ30bがオンされたときは給水時間T2 の間ドライブ
トランジスタ61をオンして給水ポンプモータ6bを回
転させる。これらのポンプモータ6a,6bが同時に運
転されないように前記プログラムに設定されている。ま
た、ポンプモータ6a,6b運転の際、前記スイッチ3
0a,30bに応じて循環表示ランプ31a、給水表示
ランプ31bを点灯するようになっている。
【0036】また、基準運転時間t0 および基準経過時
間T0 を保有していると共に、それらの時間t0 ,T0
をデータとして抽出カートリッジ14の交換時期を監視
するプログラムを保有し、抽出カートリッジ14が飲料
水貯留容器12に据え付けられたときからの経過時間の
経過時間加算値Tと、循環ポンプモータ6aを運転した
ときの循環時間T1 を加算してなる運転時間加算値tを
不揮発性メモリ59にそれぞれ格納するようになってい
る。前記経過時間加算値Tが基準経過時間T0に達した
とき、又は前記運転時間加算値tが基準運転時間t0
達したときはカートリッジ交換表示ランプ33を点灯
し、カートリッジセットスイッチ32がオンされたとき
にはその表示ランプ33を消灯する。
【0037】基準運転時間t0 は、循環ポンプモータ6
aの運転時間に対応した時間で、飲料水13の循環によ
って抽出カートリッジが役目を果たさなくなる前までの
期間を示し、基準経過時間T0 は抽出カートリッジ14
を飲料水貯留容器12に据え付けたときからの使用期間
である。なお、循環ポンプモータ6aの運転を循環時間
1 に達する前に停止した場合には、そのときの運転時
間を運転時間加算値tに加算し、給水ポンプモータ6b
を給水時間T2 の間運転したときはその時間T2 を経過
時間加算値Tに加算し、また、その時間T2 に達する前
に運転を停止した場合には、その運転時間を経過時間加
算値Tに加算する。これらの時間計測はセラミック発振
子58からのクロックに基づいて行っており、電源系統
が遮断されてもバッテリ63の出力電圧により時間の計
測を継続して行うことができるようになっている。
【0038】前述した運転スイッチ30a、その循環表
示ランプ31a、給水スイッチ30b、その給水表示ラ
ンプ31b、カートリッジセットスイッチ32およびカ
ートリッジ交換表示ランプ33は、図5に示すように操
作パネル29にそれぞれ配列されている。
【0039】前記のように構成された飲料水製造装置に
おいて、まず循環ポンプモータ6aおよび給水ポンプモ
ータ6bの制御について図6のフローチャートに基づい
て説明する。飲料水貯留容器12に飲料水13を貯留し
た後、運転スイッチ30aをオンすると、マイクロコン
ピュータ62は、ステップ70において運転スイッチ3
0aのオンを確認する。このとき、給水スイッチ30b
のオンを確認した場合にはステップ71に進むが、その
運転スイッチ30aのオンにより保有の循環時間T1
設定し(S72)、循環表示ランプ31aを点灯し(S
73)、出力ポートD1を介してドライブトランジスタ
60をオンしてリレー52を駆動する。このリレー52
の駆動によりその接点がオン状態になるので、循環ポン
プモータ6aにトランジスタ定電圧回路38の出力電圧
OUT が加わる。このとき、循環ポンプ20は駆動して
飲料水13を抽出カートリッジ14を通して循環させる
(S74)。循環ポンプ20駆動中に商用交流電源1の
電圧が増えて入力電圧VINが増加したときは、実施例1
に示したように第2のトランジスタ42のコレクタ・エ
ミッタ間の電圧VCEが増加して出力電圧VOUT を一定に
保ち、また逆に、入力電圧VINが減少したときは、第2
のトランジスタ42のコレクタ・エミッタ間の電圧VCE
が減少して出力電圧VOUT を一定に保つ。
【0040】一方、マイクロコンピューター62は、セ
ラミック発振子58からのクロックに基づいて循環時間
1 をカウントダウンし(S75)、その時間T1
「0」になったかどうかを判定する(S76)。循環時
間T1 が「0」でないときはステップ77において運転
スイッチ30aが再びオンされたかどうかを判定する。
運転スイッチ30aが再びオンされたことを確認したと
きは、今までの運転時間加算値tを不揮発性メモリ59
から読み出してその時の運転時間を循環時間T1として
加算して、再び不揮発性メモリ59に格納するが(S7
8)、再びオンされていないことを確認したときはステ
ップ75に戻って前記と同様の実行・判定を繰り返す
(S75〜S77)。運転スイッチ30aが再びオンさ
れることなく循環時間T1 のカウントダウンが「0」に
なると(S76)、循環時間T1 を不揮発性メモリ59
内の運転時間加算値tに加算すると共に、その時間T1
を同メモリ59内の経過時間加算値Tに加算し(S7
8,S79)、循環表示ランプ31aを消灯して出力ポ
ートD1からドライブトランジスタ60をオフして循環
ポンプモータ6aを停止させる(S80,S81)。そ
して、ステップ70に進んで運転スイッチ30aがオン
になったかどうか、給水スイッチがオンになったかどう
か、また抽出カートリッジの交換かどうかを判定する。
【0041】飲料水給水のために給水スイッチ30bを
オンしたときは、マイクロコンピューター62は、ステ
ップ71においてステップ82を選択して保有の給水時
間T2 を設定し、給水表示ランプ31bを点灯し(S8
3)、出力ポートD2を介してドライブトランジスタ6
1をオンしてリレー53を駆動する。このリレー53の
駆動によりその接点がオン状態になるので、給水ポンプ
モータ6bにトランジスタ定電圧回路38の出力電圧V
OUT が加わる。このとき、飲料水13は給水ポンプ24
の駆動により第2の給水管25の給水口26から給水さ
れる(S84)。給水ポンプ24駆動中に商用交流電源
1の電圧が増えて入力電圧VINが増加したり、逆にその
入力電圧VINが減少したときは、前記と同様にトランジ
スタ定電圧回路38が出力電圧VOUT を一定に保ち給水
ポンプモータ6bに供給する。
【0042】一方、マイクロコンピューター62は、セ
ラミック発振子58からのクロックに基づいて給水時間
2 をカウントダウンし(S85)、その時間T2
「0」になったかどうかを判定する(S86)。循環時
間T2 が「0」でないときはステップ87において給水
スイッチ30bが再びオンされたかどうかを判定する。
給水スイッチ30bが再びオンされたことを確認したと
きは、今までの経過時間加算値Tを不揮発性メモリ59
から読み出してその時の運転時間を加算して、再び不揮
発性メモリ59に格納するが(S88)、再びオンされ
ていないことを確認したときはステップ85に戻って前
記と同様の実行・判定を繰り返す(S85〜S87)。
給水スイッチ30bが再びオンされることなく給水時間
2 が「0」になると(S86)、その給水時間T2
前記経過時間加算値Tに加算し(S88)、給水表示ラ
ンプ31bを消灯し(S89)、次いで出力ポートD2
からドライブトランジスタ61をオフして給水ポンプモ
ータ6bを停止させる(S90)。そして、ステップ7
0に進んで運転スイッチ30aがオンになったかどうか
を判定する。
【0043】以上のように、循環ポンプ20と給水ポン
プ24が同時に運転されることはなく、しかもトランジ
スタ定電圧回路38による定電圧運転が行なえ、小型で
安価な装置を提供できる。
【0044】また、ポンプ駆動回路50の電源は電源ト
ランス51の2次巻線51aから供給され、マイクロコ
ンピュータ制御回路54の電源は電源トランス51の3
次巻線51bから供給され、しかも2次巻線51aと3
次巻線51bは電気的に絶縁されており、またリレー5
2,53の接点とコイル間はそれぞれ電気的に絶縁され
ているので、ポンプ駆動回路50とマイクロコンピュー
タ制御回路54が電気的に絶縁されることになる。従っ
て、循環ポンプモータ6a、給水ポンプモータ6bから
発生するノイズがマイクロコンピュータ制御回路54に
伝わることもなく、外部ノイズに強い装置を提供でき、
しかも瞬時停電に強く、信頼性の高い装置を提供するこ
とができる。
【0045】次に、抽出カートリッジの交換時期の監視
について図7のフローチャートに基づいて説明する。マ
イクロコンピュータ62は、ステップ70,71におい
て運転スイッチ30aおよび給水スイッチ30bのオフ
を確認した場合には、循環ポンプモータ6aの今までの
運転時間である運転時間加算値tを不揮発性メモリ59
から読み出して基準運転時間t0 と比較する(S91,
S92)。比較の結果、運転時間加算値tが基準運転時
間t0 に達しているときはステップ97に進が、基準運
転時間t0 に達していないときには、飲料水貯留容器1
2に抽出カートリッジ14を据え付けたときからの経過
時間の経過時間加算値Tを不揮発性メモリ59から読み
出して基準経過時間T0 と比較する(S93,S9
4)。比較の結果、経過時間加算値Tが基準経過時間T
0 に達しているときは前記ステップ97に進が、基準経
過時間T0 に達していないときには、時間を計測してそ
の経過時間加算値Tに加算して不揮発性メモリ59に格
納し(S95,S96)、ステップ70に戻る。
【0046】一方、ステップ92において運転時間加算
値tが基準運転時間t0 に達していることを確認したと
き、又はステップ94において経過時間加算値Tが基準
経過時間T0 に達していることを確認したときは、カー
トリッジ交換表示ランプ33を点灯して、カートリッジ
セットスイッチ32がオンになったかどうかを判定する
(S97,S98)。カートリッジセットスイッチ32
のオンを確認すると、カートリッジ交換表示ランプ33
の点灯を消灯して不揮発性メモリ59内の運転時間加算
値tと経過時間加算値Tの時間をそれぞれクリアし(S
100)、次いで基準運転時間t0 と基準経過時間T0
とを再び設定し(S101,S102)、そして、時間
を計測してそれを経過時間加算値Tとして不揮発性メモ
リ59に格納し(S95,S96)、ステップ70に戻
る。
【0047】以上のように、抽出カートリッジ14に飲
料水13を循環させたときの運転時間加算値tが予め設
定された基準運転時間t0 に達っするか、あるいは経過
時間加算値Tが予め設定された基準経過時間T0 に達っ
するかしたときのいずれか一方で交換指示を出せるた
め、抽出カートリッジ14が寿命に達っして本来の役目
を果たさなくなる前に適切な時間で交換できるため、信
頼性が高く、いつでも最適な飲料水13を製造できる。
【0048】なお、上記実施例1、実施例2では飲料水
13の製造装置のポンプモータ6a,6bの定電圧駆動
などに利用する場合について述べたが、電気ジャーポッ
トの給湯用の電動ポンプモータの定電圧駆動にも利用で
きることはいうまでもない。
【0049】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、定電圧回
路が整流平滑回路の直流電圧に応じて電圧を生成すると
共に、直流電圧をその生成した電圧で減算して出力電圧
が一定になるようにしたので、所望の回転でポンプモー
タを駆動できると共に、所望の飲料水を製造でき、しか
も駆動電圧が高くなってポンプモータの寿命が短くなっ
たり、駆動音が高くなって騒音となるなどの問題がなく
なった。また、定電圧三端子レギュレータを使用した従
来の定電圧回路と比べ、トランジスタの熱損失のみの吸
収で定電圧化が計れ、そのため放熱用のアルミニウムフ
ィンが不要になって装置全体の小形化、コストダウンが
実現できるという効果が得られている。
【0050】さらに、一つの定電圧回路と制御回路とを
組み合わせて2台のポンプモータを制御するようにした
ので、装置全体がさらに小形化になり、かつ安価な装置
を提供できるという効果が得られている。
【0051】また、抽出カートリッジに飲料水を循環さ
せたときの運転時間の加算値が予め設定された基準運転
時間に達っするか、あるいは抽出カートリッジを飲料水
貯留容器に据え付けたときからの経過時間が予め設定さ
れた基準経過時間に達っするかしたときのいずれか一方
で交換指示を出すようにしたので、抽出カートリッジ本
来の役目を果たさなくなる前に適切な時間で交換でき、
しかも信頼性が高く、最適な飲料水を製造できるという
効果が得られている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す回路図である。
【図2】 本発明に係る飲料水製造装置の断面図であ
る。
【図3】 本発明に係るトランジスタ定電圧回路の入出
力波形図である。
【図4】 飲料水製造装置の他の実施例を示す回路図で
ある。
【図5】 操作パネルの平面図である。
【図6】 循環および給水ポンプモータの制御を説明す
るためのフローチャートである。
【図7】 抽出カートリッジの交換時期を説明するため
のフローチャートである。
【図8】 従来のポンプ駆動回路図である。
【図9】 定電圧回路を備えた従来のポンプ駆動回路図
である。
【図10】 図9に示す定電圧回路の定電圧三端子レギ
ュレーター取付図である。
【符号の説明】
6a 循環ポンプモータ、6b 給水ポンプモータ、1
2 飲料水貯留容器、13 飲料水、14 抽出カート
リッジ、20 循環ポンプ、24 給水ポンプ、30a
運転スイッチ、30b 給水スイッチ、38 トラン
ジスタ定電圧回路、50 ポンプ駆動回路、54 マイ
クロコンピュータ制御回路、59 不揮発性メモリ、6
2 マイクロコンピュータ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用交流電源の電圧を変換する電源トラ
    ンスと、 該電源トランスの変換電圧を整流・平滑して直流電圧を
    生成する整流平滑回路と、 該整流平滑回路からの直流電圧に応じて電圧を生成し、
    前記直流電圧をその電圧で減算して出力電圧を一定に
    し、ポンプモータに定電圧を供給する定電圧回路とを有
    することを特徴とする飲料水製造装置。
  2. 【請求項2】2次および3次巻線を有し、商用交流電源
    に1次巻線が接続された電源トランスと、 該電源トランスの2次巻線に接続され、電源トランスの
    変換電圧を整流・平滑して直流電圧を生成する第1の整
    流平滑回路と、 該第1の整流平滑回路からの直流電圧に応じて電圧を生
    成し、前記直流電圧をその電圧で減算して出力電圧を一
    定にする定電圧回路と、 第1のリレースイッチの接点を介して前記定電圧回路に
    接続され、飲料水貯留容器内の抽出カートリッジに飲料
    水を循環させる循環ポンプモータと、 第2のリレースイッチの接点を介して前記定電圧回路に
    接続され、前記飲料水を給水する給水ポンプモータと、 前記電源トランスの3次巻線に接続され、電源トランス
    の変換電圧を整流・平滑して直流電圧を生成する第2の
    整流平滑回路と、 該第2の整流平滑回路の出力側に設けられ、運転スイッ
    チおよび給水スイッチがそれぞれ接続され、運転スイッ
    チがオンされたとき前記第1のリレースイッチを駆動し
    てその接点をオンして前記循環ポンプモータに前記定電
    圧回路の出力電圧を供給させ、給水スイッチがオンされ
    たときは前記第2のリレースイッチを駆動してその接点
    をオンして前記給水ポンプモータにその定電圧回路の出
    力電圧を供給させる制御回路とを備えたことを特徴とす
    る飲料水製造装置。
  3. 【請求項3】 前記定電圧回路は、整流平滑回路の+電
    源側にエミッタが接続され、その−電源側にコレクタが
    接続された第1のトランジスタと、該第1のトランジス
    タのエミッタ・ベース間に接続された定電流用抵抗と、
    前記第1のトランジスタのエミッタとその定電流用抵抗
    との接続点に一端が接続され、ポンプモータに他端が接
    続された定電圧用抵抗と、該定電圧用抵抗とポンプモー
    タとの接続点にコレクタが接続され、整流平滑回路の+
    電源側にベースが接続され、整流平滑回路の−電源側に
    エミッタが接続された第2のトランジスタと、前記第1
    のトランジスタのコレクタ側にベースが接続され、整流
    平滑回路の+電源と前記第2のトランジスタのベースと
    の接続点にコレクタが接続され、整流平滑回路の−電源
    側にエミッタが接続された第3のトランジスタと、直列
    接続された前記定電流用抵抗と前記定電圧用抵抗に並列
    に接続された平滑コンデンサとで構成されていることを
    特徴とする請求項1又は2記載の飲料水製造装置。
  4. 【請求項4】 前記制御回路は、不揮発性メモリを有
    し、前記飲料水貯留容器に抽出カートリッジを据え付け
    たときからの経過時間を測定してその不揮発性メモリに
    格納し、また循環ポンプモータの運転時間を測定して前
    記不揮発性メモリに格納し、前記経過時間が予め設定さ
    れた基準経過時間以上のとき、又は前記運転時間が予め
    設定された基準運転時間以上のとき抽出カートリッジの
    交換を指示することを特徴とする請求項2記載の飲料水
    製造装置。
JP6073343A 1994-03-29 1994-04-12 飲料水製造装置 Pending JPH07275847A (ja)

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JP6073343A JPH07275847A (ja) 1994-04-12 1994-04-12 飲料水製造装置
TW085215514U TW331932U (en) 1994-03-29 1995-02-15 Device for generating mineral water
CN95114813A CN1114951A (zh) 1994-03-29 1995-03-21 饮用水生成装置
KR1019950006514A KR0145569B1 (ko) 1994-03-29 1995-03-27 식수제조장치
KR98005552A KR0147088B1 (en) 1994-03-29 1998-02-23 Apparatus for producing drinking water
KR98005551A KR0147087B1 (ko) 1994-03-29 1998-02-23 식수제조장치

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014502544A (ja) * 2010-12-29 2014-02-03 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ 材料を溶媒中で煎じる方法及び装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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