JPH07275051A - 収納装置およびその取付方法 - Google Patents
収納装置およびその取付方法Info
- Publication number
- JPH07275051A JPH07275051A JP10148994A JP10148994A JPH07275051A JP H07275051 A JPH07275051 A JP H07275051A JP 10148994 A JP10148994 A JP 10148994A JP 10148994 A JP10148994 A JP 10148994A JP H07275051 A JPH07275051 A JP H07275051A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- storage space
- plate
- space portion
- wall surface
- partition
- Prior art date
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- Pending
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- Assembled Shelves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 室内収納空間部に設置される収納装置におい
て、デッドスペースをなくして空間の有効利用を図り、
組立施工を容易にし、更に設置後における収納部の内部
形態の変更の必要性にも柔軟に対応させる。 【構成】 収納空間部10の一方の側壁面11に対して
側板20を固定し、この固定された側板に対して順次収
納空間部の他方側壁面に向けて任意枚数の仕切り板23
(231)を棚板24(241)を介して固定すること
により、内部収納体を構成する。棚板は側板と仕切り板
あるいは仕切り板同士の間において突っ張り棒のような
作用を果たし、構造強度に優れた内部収納体を構成す
る。この内部収納体とは独立した別体として、収納空間
部の前面開口端に開口枠が取り付けられ、この開口枠に
扉体が開閉自在に取り付けられる。
て、デッドスペースをなくして空間の有効利用を図り、
組立施工を容易にし、更に設置後における収納部の内部
形態の変更の必要性にも柔軟に対応させる。 【構成】 収納空間部10の一方の側壁面11に対して
側板20を固定し、この固定された側板に対して順次収
納空間部の他方側壁面に向けて任意枚数の仕切り板23
(231)を棚板24(241)を介して固定すること
により、内部収納体を構成する。棚板は側板と仕切り板
あるいは仕切り板同士の間において突っ張り棒のような
作用を果たし、構造強度に優れた内部収納体を構成す
る。この内部収納体とは独立した別体として、収納空間
部の前面開口端に開口枠が取り付けられ、この開口枠に
扉体が開閉自在に取り付けられる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、壁、間仕切り等により
略コの字形の平面形状に形成された比較的大きな空間
部、たとえば押し入れ等の空間部を任意に仕切って収納
部を構成するための収納装置およびその取付方法に関す
る。
略コの字形の平面形状に形成された比較的大きな空間
部、たとえば押し入れ等の空間部を任意に仕切って収納
部を構成するための収納装置およびその取付方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、押し入れ等の空間部を仕切って収
納部を構成するには、大工が現場作業にて該空間部に作
り付けを行う、予め箱体として作られた収納体を該空間
部に嵌め込む、箱体を任意組み合わせて設置する、等の
手法がとられている。
納部を構成するには、大工が現場作業にて該空間部に作
り付けを行う、予め箱体として作られた収納体を該空間
部に嵌め込む、箱体を任意組み合わせて設置する、等の
手法がとられている。
【0003】更に、近年においてはいわゆる組立式収納
が提案されている。これは、長尺の天板、側板、仕切り
板および棚板を準備し、まず収納部幅に合わせて長尺の
天板を切断調整した後、この天板を寝かせた状態として
その下面に側板、仕切り板および棚板を組み付け、これ
を立て起こして所定の収納部に搬入設置するものであ
る。そして、設置後、その側板および壁面を利用して開
口枠を取り付け、扉体を設置する。
が提案されている。これは、長尺の天板、側板、仕切り
板および棚板を準備し、まず収納部幅に合わせて長尺の
天板を切断調整した後、この天板を寝かせた状態として
その下面に側板、仕切り板および棚板を組み付け、これ
を立て起こして所定の収納部に搬入設置するものであ
る。そして、設置後、その側板および壁面を利用して開
口枠を取り付け、扉体を設置する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、大工が現場
作業にて作り付けをする場合、室内造作の一部として固
定化されてしまうため、施工後に収納部の内部形態を変
更する必要が生じた場合に対応することが実際上不可能
であった。
作業にて作り付けをする場合、室内造作の一部として固
定化されてしまうため、施工後に収納部の内部形態を変
更する必要が生じた場合に対応することが実際上不可能
であった。
【0005】また、箱体を用いる場合には、収納用に設
けられた空間部と用いられる箱体との間の寸法上の整合
性を確保することが困難であり、空間部にデッドスペー
スが生じたり、逆に箱体の一部が空間部から居住空間に
突出して居住空間を減少させる等の不具合があった。
けられた空間部と用いられる箱体との間の寸法上の整合
性を確保することが困難であり、空間部にデッドスペー
スが生じたり、逆に箱体の一部が空間部から居住空間に
突出して居住空間を減少させる等の不具合があった。
【0006】更に、たとえば2つの箱体を横に並べて空
間部に収容することを想定した場合、中央部において2
つの箱体の側板が隣接して存在することとなり、側板の
厚さ分だけ有効収納スペースが減少してしまう。このよ
うに、複数の箱体を任意に組み合わせて空間部に設置す
る場合には、上述したデッドスペースの出現または居住
空間の減少の問題に加えて、複数の箱体を組み合わせる
際に重なり合う板材が余分となって収納スペースを減少
させるという問題がある。
間部に収容することを想定した場合、中央部において2
つの箱体の側板が隣接して存在することとなり、側板の
厚さ分だけ有効収納スペースが減少してしまう。このよ
うに、複数の箱体を任意に組み合わせて空間部に設置す
る場合には、上述したデッドスペースの出現または居住
空間の減少の問題に加えて、複数の箱体を組み合わせる
際に重なり合う板材が余分となって収納スペースを減少
させるという問題がある。
【0007】組立式収納は、収納部空間を有効に利用す
ることができるが、長尺の天板を用いるために1人作業
で組み立てることができない、設置場所と異なる場所で
組み立てるため組立後に設置場所にまで搬入しなければ
ならず人手を要する、組立時や搬入時に疵や汚れがつき
やすい、等の問題がある。
ることができるが、長尺の天板を用いるために1人作業
で組み立てることができない、設置場所と異なる場所で
組み立てるため組立後に設置場所にまで搬入しなければ
ならず人手を要する、組立時や搬入時に疵や汚れがつき
やすい、等の問題がある。
【0008】更に、仕切り板はすべて天板の下面側にの
み取り付け可能であり、高さのある収納部に設置する場
合に天板を任意レベルに設置して天板上部空間を天袋と
する使い方は可能であるが、たとえば該天板上部空間を
も仕切って収納部とすることはできず、内部仕様の自由
度に制限を伴うものである。
み取り付け可能であり、高さのある収納部に設置する場
合に天板を任意レベルに設置して天板上部空間を天袋と
する使い方は可能であるが、たとえば該天板上部空間を
も仕切って収納部とすることはできず、内部仕様の自由
度に制限を伴うものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
従来技術の問題点に鑑み、収納空間部を自由に仕切るこ
とができ、且つ施工後の内部仕様の変更も簡単であり、
デッドスペースや居住空間の減少を招くことがなく、更
に施工も容易である新規な収納装置およびその取付方法
を提供することを目的とする。
従来技術の問題点に鑑み、収納空間部を自由に仕切るこ
とができ、且つ施工後の内部仕様の変更も簡単であり、
デッドスペースや居住空間の減少を招くことがなく、更
に施工も容易である新規な収納装置およびその取付方法
を提供することを目的とする。
【0010】この目的を達成するため、本発明による収
納装置は、一対の側壁面、奥壁面、床面および天井面で
囲まれ前面開口された収納空間部に設置される収納装置
であって、その下端が該収納空間部の床面に載置される
と共にその後木口端が該収納空間部の奥壁面に密接し且
つその一側面が該収納空間部の一方の側壁面に密接した
状態にて配置される1枚の側板と、該側板と該収納空間
部の他方側壁面との間においてその下端が該収納空間部
の床面に載置されると共にその後木口端が該収納空間部
の奥壁面に密接した状態にて配置される任意枚数の仕切
り板と、該側板と該仕切り板との間、該仕切り板同士の
間および/または該仕切り板と該収納空間部の他方側壁
面との間に架設される任意枚数の棚板とを有してなり、
該棚板は、該棚板の両側木口近傍の裏面側に設けられる
締付金具と、該側板と該仕切り板にそれぞれ複数列設け
られるダボ穴を利用して取り付けられる締付金具用ビス
との嵌合を介して着脱可能に架設されてなることを特徴
とする。
納装置は、一対の側壁面、奥壁面、床面および天井面で
囲まれ前面開口された収納空間部に設置される収納装置
であって、その下端が該収納空間部の床面に載置される
と共にその後木口端が該収納空間部の奥壁面に密接し且
つその一側面が該収納空間部の一方の側壁面に密接した
状態にて配置される1枚の側板と、該側板と該収納空間
部の他方側壁面との間においてその下端が該収納空間部
の床面に載置されると共にその後木口端が該収納空間部
の奥壁面に密接した状態にて配置される任意枚数の仕切
り板と、該側板と該仕切り板との間、該仕切り板同士の
間および/または該仕切り板と該収納空間部の他方側壁
面との間に架設される任意枚数の棚板とを有してなり、
該棚板は、該棚板の両側木口近傍の裏面側に設けられる
締付金具と、該側板と該仕切り板にそれぞれ複数列設け
られるダボ穴を利用して取り付けられる締付金具用ビス
との嵌合を介して着脱可能に架設されてなることを特徴
とする。
【0011】また、別の態様による本発明の収納装置
は、一対の側壁面、奥壁面、床面および天井面で囲まれ
前面開口された収納空間部に設置される収納装置であっ
て、(1)その下端が該収納空間部の床面に載置される
と共にその後木口端が該収納空間部の奥壁面に密接し且
つその一側面が該収納空間部の一方の側壁面に密接した
状態にて配置される1枚の側板と、該側板と該収納空間
部の他方側壁面との間においてその下端が該収納空間部
の床面に載置されると共にその後木口端が該収納空間部
の奥壁面に密接した状態にて配置される任意枚数の仕切
り板と、該側板と該仕切り板との間、該仕切り板同士の
間および/または該仕切り板と該収納空間部の他方側壁
面との間に架設される任意枚数の棚板とを有してなり、
該棚板は、該棚板の両側木口近傍の裏面側に設けられる
締付金具と、該側板と該仕切り板にそれぞれ複数列設け
られるダボ穴を利用して取り付けられる締付金具用ビス
との嵌合を介して着脱可能に架設されてなる内部収納体
と、(2)該内部収納体の側板および仕切り板と接する
ことなく、該収納空間部の前面開口端部に取り付けられ
る開口部四方枠と、(3)該開口部四方枠に開閉自在に
取り付けられる扉体と、を有して構成されることを特徴
とする。
は、一対の側壁面、奥壁面、床面および天井面で囲まれ
前面開口された収納空間部に設置される収納装置であっ
て、(1)その下端が該収納空間部の床面に載置される
と共にその後木口端が該収納空間部の奥壁面に密接し且
つその一側面が該収納空間部の一方の側壁面に密接した
状態にて配置される1枚の側板と、該側板と該収納空間
部の他方側壁面との間においてその下端が該収納空間部
の床面に載置されると共にその後木口端が該収納空間部
の奥壁面に密接した状態にて配置される任意枚数の仕切
り板と、該側板と該仕切り板との間、該仕切り板同士の
間および/または該仕切り板と該収納空間部の他方側壁
面との間に架設される任意枚数の棚板とを有してなり、
該棚板は、該棚板の両側木口近傍の裏面側に設けられる
締付金具と、該側板と該仕切り板にそれぞれ複数列設け
られるダボ穴を利用して取り付けられる締付金具用ビス
との嵌合を介して着脱可能に架設されてなる内部収納体
と、(2)該内部収納体の側板および仕切り板と接する
ことなく、該収納空間部の前面開口端部に取り付けられ
る開口部四方枠と、(3)該開口部四方枠に開閉自在に
取り付けられる扉体と、を有して構成されることを特徴
とする。
【0012】内部収納体を構成する側板、仕切り板およ
び棚板には、いずれも、合板、MDF、ハードボード、
パーティクルボード、ストランドボード、ウエハーボー
ド、LVL、集成材等の木質板状体が単独であるいは任
意積層した積層板として基板として用いられる。
び棚板には、いずれも、合板、MDF、ハードボード、
パーティクルボード、ストランドボード、ウエハーボー
ド、LVL、集成材等の木質板状体が単独であるいは任
意積層した積層板として基板として用いられる。
【0013】側板の一側木口を含む少なくとも三表面に
は任意化粧が施される。この化粧は、たとえば、これら
表面に亙って化粧紙、化粧合成樹脂シート、化粧樹脂含
浸紙、化粧単板、人工突板等の化粧シートを接着した
り、木口を除く二面にこれら化粧シートを接着して一側
木口にはこれと同一または異なる化粧シートを縁貼り接
着したり、木口を除く二面に着色塗装を施して一側木口
には化粧シートを縁貼り接着する等によって行われる。
また、木質基板を芯材とし、その一側木口を含む三表面
に、合板、MDF、ハードボード、パーティクルボード
等の表面に予め化粧紙、化粧合成樹脂シート、化粧樹脂
含浸紙、化粧単板、人工突板等の化粧シートを接着して
なる化粧板を裏面にVカットを施して巻き込み接着する
ことによって化粧を施すことができる。
は任意化粧が施される。この化粧は、たとえば、これら
表面に亙って化粧紙、化粧合成樹脂シート、化粧樹脂含
浸紙、化粧単板、人工突板等の化粧シートを接着した
り、木口を除く二面にこれら化粧シートを接着して一側
木口にはこれと同一または異なる化粧シートを縁貼り接
着したり、木口を除く二面に着色塗装を施して一側木口
には化粧シートを縁貼り接着する等によって行われる。
また、木質基板を芯材とし、その一側木口を含む三表面
に、合板、MDF、ハードボード、パーティクルボード
等の表面に予め化粧紙、化粧合成樹脂シート、化粧樹脂
含浸紙、化粧単板、人工突板等の化粧シートを接着して
なる化粧板を裏面にVカットを施して巻き込み接着する
ことによって化粧を施すことができる。
【0014】側板の少なくとも一側面には、一定間隔で
複数列のダボ穴が設けられる。
複数列のダボ穴が設けられる。
【0015】側板は、収納空間部の一方の側壁面に密接
して固定される。側板の固定に際しては、その下端を基
準として床面上に載置し、必要に応じてその上端部を切
断して長さ調整を行う。また、側板の奥行調整は、側板
後端部を切断することによって行い、このようにして任
意奥行調整された該後端部を基準として収納空間部の奥
壁面に密接した状態で側板を固定する。側板の固定には
L金具が用いられ、収納空間部の床面および奥壁面、場
合によっては更に天井面に対して側板の密接端部を固定
する。
して固定される。側板の固定に際しては、その下端を基
準として床面上に載置し、必要に応じてその上端部を切
断して長さ調整を行う。また、側板の奥行調整は、側板
後端部を切断することによって行い、このようにして任
意奥行調整された該後端部を基準として収納空間部の奥
壁面に密接した状態で側板を固定する。側板の固定には
L金具が用いられ、収納空間部の床面および奥壁面、場
合によっては更に天井面に対して側板の密接端部を固定
する。
【0016】側板は、化粧の施された一側木口が前面側
となり、ダボ穴が設けられた側面が内面側となるように
して固定される。
となり、ダボ穴が設けられた側面が内面側となるように
して固定される。
【0017】仕切り板は、基本的には側板と構成を同じ
くするが、その両側面にダボ穴が設けられる。
くするが、その両側面にダボ穴が設けられる。
【0018】棚板の一側木口を含む少なくとも三表面に
は、側板に関して前記したと同様の化粧が施される。
は、側板に関して前記したと同様の化粧が施される。
【0019】棚板の、化粧の施されない両端木口近傍の
裏面側には、側板および仕切り板にそれぞれ設けられる
ダボ穴に着脱可能に設けられる締付金具用ビスを嵌合可
能な締付金具が埋設固定される。
裏面側には、側板および仕切り板にそれぞれ設けられる
ダボ穴に着脱可能に設けられる締付金具用ビスを嵌合可
能な締付金具が埋設固定される。
【0020】収納空間部の一方側壁面に密接して側板を
固定した後、この側板と収納空間部の他方側壁面との間
に、用いるべき棚板の略幅寸法だけ該側板と離れた位置
に、第1の仕切り板を床面上に載置立設し、前記締付金
具と締付金具用ビスとの嵌合を介して少なくとも1枚の
棚板で連結する。この状態で、第1の仕切り板の後端部
は収納空間部の奥壁面に略密接している。そして、側板
の場合と同様にして、前記L金具を用いることにより第
1の仕切り板が固定される。
固定した後、この側板と収納空間部の他方側壁面との間
に、用いるべき棚板の略幅寸法だけ該側板と離れた位置
に、第1の仕切り板を床面上に載置立設し、前記締付金
具と締付金具用ビスとの嵌合を介して少なくとも1枚の
棚板で連結する。この状態で、第1の仕切り板の後端部
は収納空間部の奥壁面に略密接している。そして、側板
の場合と同様にして、前記L金具を用いることにより第
1の仕切り板が固定される。
【0021】次いで、このようにして固定された第1の
仕切り板と収納空間部の他方側壁面との間に第2の仕切
り板を、同様にして、任意棚板および締付金具と締付金
具用ビスとの嵌合を介して床面上に載置立設し、L金具
を介して固定する。
仕切り板と収納空間部の他方側壁面との間に第2の仕切
り板を、同様にして、任意棚板および締付金具と締付金
具用ビスとの嵌合を介して床面上に載置立設し、L金具
を介して固定する。
【0022】この繰り返しにより、任意枚数の仕切り板
を固定することができる。
を固定することができる。
【0023】収納空間部の他方側壁面には側板を設ける
必要がない。最後の仕切り板と収納空間部の他方側壁面
との間に棚板を設置する場合は、その間隔に応じて適宜
棚板の幅寸法を切断調整した後、仕切り板に対しては前
記締付金具と締付金具用ビスとの嵌合により棚板を締め
付け固定し、収納空間部の他方側壁面に対してはL金具
により固定することができる。
必要がない。最後の仕切り板と収納空間部の他方側壁面
との間に棚板を設置する場合は、その間隔に応じて適宜
棚板の幅寸法を切断調整した後、仕切り板に対しては前
記締付金具と締付金具用ビスとの嵌合により棚板を締め
付け固定し、収納空間部の他方側壁面に対してはL金具
により固定することができる。
【0024】このようにして、本発明の好適な一態様に
よれば、収納空間部の一方側壁面には側板が固定される
が、他方側壁面には側板が固定されず、該他方側壁面自
体が側板として代用される。他方側壁面にはもちろんダ
ボ穴が設けられていないので、最後の仕切り板と他方側
壁面との間に形成される空間は、長尺物等の収容や、ハ
ンガーパイプを取り付けることにより衣類の収容に適し
た収納空間として利用することが好適である。
よれば、収納空間部の一方側壁面には側板が固定される
が、他方側壁面には側板が固定されず、該他方側壁面自
体が側板として代用される。他方側壁面にはもちろんダ
ボ穴が設けられていないので、最後の仕切り板と他方側
壁面との間に形成される空間は、長尺物等の収容や、ハ
ンガーパイプを取り付けることにより衣類の収容に適し
た収納空間として利用することが好適である。
【0025】収納空間部の一方側壁面に固定された側板
と隣接する仕切り板との間に形成される空間、あるいは
隣接する仕切り板同士の間に形成される空間において
は、その両側に配置される側板ないし仕切り板にそれぞ
れ対応するダボ穴列が設けられているので、これを利用
して、任意の高さ位置のダボ穴に棚受け具を挿入してそ
の上に可動棚板を載置したり、引き出し用のすり桟や網
かご用フレームのすり桟を取り付けて引き出しや網かご
を設置することができる。
と隣接する仕切り板との間に形成される空間、あるいは
隣接する仕切り板同士の間に形成される空間において
は、その両側に配置される側板ないし仕切り板にそれぞ
れ対応するダボ穴列が設けられているので、これを利用
して、任意の高さ位置のダボ穴に棚受け具を挿入してそ
の上に可動棚板を載置したり、引き出し用のすり桟や網
かご用フレームのすり桟を取り付けて引き出しや網かご
を設置することができる。
【0026】必要であれば、収納空間部の他方側壁面に
も、反対側の一方側壁面におけると同様に、第2の側板
を密接させて固定することができる。この場合には、前
記したと同様に、最後の仕切り板と第2の側板における
ダボ穴の対応すする高さ位置にそれぞれ締付金具用ビス
を取り付け、これを棚板木口近傍裏面側の締付金具と嵌
合させることによって、棚板が固定される。
も、反対側の一方側壁面におけると同様に、第2の側板
を密接させて固定することができる。この場合には、前
記したと同様に、最後の仕切り板と第2の側板における
ダボ穴の対応すする高さ位置にそれぞれ締付金具用ビス
を取り付け、これを棚板木口近傍裏面側の締付金具と嵌
合させることによって、棚板が固定される。
【0027】以上のようにして本発明による収納装置の
内部収納体が構成される。
内部収納体が構成される。
【0028】内部収納体において、側板と仕切り板との
間、あるいは仕切り板同士の間には、収納空間部の床面
が現出されている。必要に応じて、これら板間に床面に
接する敷き台を設置することができる。
間、あるいは仕切り板同士の間には、収納空間部の床面
が現出されている。必要に応じて、これら板間に床面に
接する敷き台を設置することができる。
【0029】内部収納体の前面には、側板および仕切り
板と接することなく、収納空間部の前面開口端部に開口
枠が取り付けられ、更に該開口枠には扉体が開閉自在に
取り付けられる。
板と接することなく、収納空間部の前面開口端部に開口
枠が取り付けられ、更に該開口枠には扉体が開閉自在に
取り付けられる。
【0030】開口枠は、特に好適には、収納空間部の前
面開口端部における壁面、床面および天井面に取り付け
られる開口部四方枠として構成することができる。この
開口部四方枠は、左右縦枠および上下枠とからなる。上
枠および下枠には、それぞれ、取り付けられる扉体の種
類に応じて、折り戸用の上レールおよび下レール、引き
戸用の鴨居または鴨居用レールおよび敷居または敷居用
レール等が取り付けられる。
面開口端部における壁面、床面および天井面に取り付け
られる開口部四方枠として構成することができる。この
開口部四方枠は、左右縦枠および上下枠とからなる。上
枠および下枠には、それぞれ、取り付けられる扉体の種
類に応じて、折り戸用の上レールおよび下レール、引き
戸用の鴨居または鴨居用レールおよび敷居または敷居用
レール等が取り付けられる。
【0031】これら左右縦枠および上下枠は、収納空間
部の前面開口寸法に応じて任意切断加工された後、予め
四方枠に組み立てられ、収納空間部の前面開口端部には
め込まれ、その左右側壁面、床面および天井面にビスや
釘等により固定される。あるいは、予め四方枠に組み立
てることなく、左右縦枠および上下枠を収納部前面開口
寸法に合わせて任意切断加工した後、収納空間部前面開
口の所定位置に順次組み込んで、ビスや釘等により固定
してもよい。
部の前面開口寸法に応じて任意切断加工された後、予め
四方枠に組み立てられ、収納空間部の前面開口端部には
め込まれ、その左右側壁面、床面および天井面にビスや
釘等により固定される。あるいは、予め四方枠に組み立
てることなく、左右縦枠および上下枠を収納部前面開口
寸法に合わせて任意切断加工した後、収納空間部前面開
口の所定位置に順次組み込んで、ビスや釘等により固定
してもよい。
【0032】このようにして固定された開口枠ないし開
口部四方枠に、通常の方法を用いて、開き戸、折り戸、
引き戸等の扉体が開閉自在に取り付けられる。
口部四方枠に、通常の方法を用いて、開き戸、折り戸、
引き戸等の扉体が開閉自在に取り付けられる。
【0033】
【作用】収納空間部の一方の側壁面に対して側板が固定
され、この固定された側板に対して順次収納空間部の他
方側壁面に向けて任意枚数の仕切り板が棚板を介して固
定されて、内部収納体が構成される。側板および仕切り
板は、収納空間部の一方側壁面から他方側壁面に向けて
一空間ずつ順次組み立てられることとなり、しかも、そ
れら後端部を収納空間部の奥壁面に密接させた状態で収
納空間部の床面上に載置させて施工することができる。
され、この固定された側板に対して順次収納空間部の他
方側壁面に向けて任意枚数の仕切り板が棚板を介して固
定されて、内部収納体が構成される。側板および仕切り
板は、収納空間部の一方側壁面から他方側壁面に向けて
一空間ずつ順次組み立てられることとなり、しかも、そ
れら後端部を収納空間部の奥壁面に密接させた状態で収
納空間部の床面上に載置させて施工することができる。
【0034】側板および仕切り板は最大収納空間部の天
井高さまで設置可能であり、収納空間部の有効利用が図
られる。
井高さまで設置可能であり、収納空間部の有効利用が図
られる。
【0035】内部収納体の幅方向においては、仕切り板
の位置および棚板の幅寸法を任意に選択することによ
り、自由度の大きな収納空間を得ることができ、一旦設
置した後の内部仕様の変更も簡単である。
の位置および棚板の幅寸法を任意に選択することによ
り、自由度の大きな収納空間を得ることができ、一旦設
置した後の内部仕様の変更も簡単である。
【0036】棚板と仕切り板との間、および仕切り板同
士の間にはそれぞれ棚板が架設され、これら板面間の突
っ張りとして機能するため、構造強度に優れた内部収納
体となる。
士の間にはそれぞれ棚板が架設され、これら板面間の突
っ張りとして機能するため、構造強度に優れた内部収納
体となる。
【0037】扉体が開閉自在に取り付けられる開口枠
は、内部収納体とは独立して設置される。したがって、
それらの材質や表面化粧等を他の室内造作と調和するよ
うに任意に選択設定することができる。
は、内部収納体とは独立して設置される。したがって、
それらの材質や表面化粧等を他の室内造作と調和するよ
うに任意に選択設定することができる。
【0038】
【実施例】図1は、本発明による収納装置の構成を概略
的に示すものであり、室内壁面に開口して形成される収
納空間部(図示せず)内に設置される内部収納体1と、
内部収納体とは別体として独立に、収納空間部の前面開
口端部に固定される開口枠(開口部四方枠)2と、開口
部四方枠に開閉自在に取り付けられる扉体3とから構成
される。図1において扉体は折り戸として示されている
が、その他引き戸や開き戸として扉体を構成してもよ
い。扉体3を設ける必要のないときは、開口部四方枠2
および扉体3の設置は省略される。また、図1に示され
る内部収納体1は収納棚であるが、その内部仕様は任意
に設定ないし変更することができる。
的に示すものであり、室内壁面に開口して形成される収
納空間部(図示せず)内に設置される内部収納体1と、
内部収納体とは別体として独立に、収納空間部の前面開
口端部に固定される開口枠(開口部四方枠)2と、開口
部四方枠に開閉自在に取り付けられる扉体3とから構成
される。図1において扉体は折り戸として示されている
が、その他引き戸や開き戸として扉体を構成してもよ
い。扉体3を設ける必要のないときは、開口部四方枠2
および扉体3の設置は省略される。また、図1に示され
る内部収納体1は収納棚であるが、その内部仕様は任意
に設定ないし変更することができる。
【0039】内部収納体1について、以下、その取付作
業工程の順を追って説明する。
業工程の順を追って説明する。
【0040】まず、収納空間部10の一方の側壁面(図
示実施例では左側の側壁面)11に沿って側板20を固
定する(図2)。この実施例に用いられる側板20は、
収納空間部10の天井高よりも小さな高さ寸法を有して
いる。側板20の一側面には、予め、一定間隔をおいて
多数のダボ穴21が複数列(図示実施例では3列)設け
られている。
示実施例では左側の側壁面)11に沿って側板20を固
定する(図2)。この実施例に用いられる側板20は、
収納空間部10の天井高よりも小さな高さ寸法を有して
いる。側板20の一側面には、予め、一定間隔をおいて
多数のダボ穴21が複数列(図示実施例では3列)設け
られている。
【0041】側板20の固定は、その一側面を収納空間
部の一方の側壁面11に密接させ、且つ、その後端を収
納空間部の奥壁面12に密接させた状態にて、収納空間
部の床面13上に立設し、L金具22により収納空間部
の奥壁面12および床面13に対して固定することによ
って行われる。
部の一方の側壁面11に密接させ、且つ、その後端を収
納空間部の奥壁面12に密接させた状態にて、収納空間
部の床面13上に立設し、L金具22により収納空間部
の奥壁面12および床面13に対して固定することによ
って行われる。
【0042】次に、このようにして固定された側板20
に対して、棚板23(231)および仕切り板24(2
41)を固定する。仕切り板241の両側面には、側板
20におけるダボ穴21と対応する位置に、ダボ穴25
が複数列設けられている。一方、棚板231には、その
両側木口端近傍の裏面側に予め締付金具26が取り付け
られる。側板20と仕切り板241とにおける同一高さ
位置(たとえば最上端位置)のダボ穴21および25に
はそれぞれ締付金具用ビス27が取り付けられ、側板2
0と仕切り板241との間に棚板231を挿入して上方
から下方に向けて下降させることにより、これら締付金
具用ビスがそれぞれ棚板231に取り付けた締付金具2
6に嵌合され、仕切り板241が立設される。次いで、
側板20と同様にして、L金具を用いて、収納空間部の
奥壁面12および床面13に対して仕切り板241を固
定する(図3)。仕切り板241は、側板20と同様
に、その後端が収納空間部の奥壁面12に密接された状
態で床面13上に載置固定される。
に対して、棚板23(231)および仕切り板24(2
41)を固定する。仕切り板241の両側面には、側板
20におけるダボ穴21と対応する位置に、ダボ穴25
が複数列設けられている。一方、棚板231には、その
両側木口端近傍の裏面側に予め締付金具26が取り付け
られる。側板20と仕切り板241とにおける同一高さ
位置(たとえば最上端位置)のダボ穴21および25に
はそれぞれ締付金具用ビス27が取り付けられ、側板2
0と仕切り板241との間に棚板231を挿入して上方
から下方に向けて下降させることにより、これら締付金
具用ビスがそれぞれ棚板231に取り付けた締付金具2
6に嵌合され、仕切り板241が立設される。次いで、
側板20と同様にして、L金具を用いて、収納空間部の
奥壁面12および床面13に対して仕切り板241を固
定する(図3)。仕切り板241は、側板20と同様
に、その後端が収納空間部の奥壁面12に密接された状
態で床面13上に載置固定される。
【0043】次に、このようにして固定された仕切り板
241の図示右側面における最上端位置のダボ穴25に
締付金具用ビス27を取り付けて、次の仕切り板および
棚板(いずれも図示せず)を設置し、同様にL金具を用
いて該次の仕切り板を固定する。
241の図示右側面における最上端位置のダボ穴25に
締付金具用ビス27を取り付けて、次の仕切り板および
棚板(いずれも図示せず)を設置し、同様にL金具を用
いて該次の仕切り板を固定する。
【0044】以下、同様にしてn枚の仕切り板およびn
枚の棚板を設置し、最後の仕切り板24nと収納空間部
の他方の側壁面14との間に残された空間をたとえば洋
服収納スペースとして利用するために、下面側に伸縮ハ
ンガーパイプ28が取り付けられた調整棚板29を仕切
り板24nと他方側壁面14との間に架設する。調整棚
板29は、仕切り板24nと他方側壁面14との間の内
寸に応じて任意切断調整した上で用いられる。もちろ
ん、この空間を単なる収納スペースとして利用する場合
には、調整棚板29にハンガーパイプ28を取り付ける
必要はない。
枚の棚板を設置し、最後の仕切り板24nと収納空間部
の他方の側壁面14との間に残された空間をたとえば洋
服収納スペースとして利用するために、下面側に伸縮ハ
ンガーパイプ28が取り付けられた調整棚板29を仕切
り板24nと他方側壁面14との間に架設する。調整棚
板29は、仕切り板24nと他方側壁面14との間の内
寸に応じて任意切断調整した上で用いられる。もちろ
ん、この空間を単なる収納スペースとして利用する場合
には、調整棚板29にハンガーパイプ28を取り付ける
必要はない。
【0045】調整棚板29の架設に際しては、仕切り板
24nにはダボ穴25が予め設けられているのでこれを
利用して前記したと同様に締付金具用ビス27を取り付
け、これを調整棚板29の木口端近傍裏面側に埋設固定
されている締付金具26と嵌合することによって固定
し、一方、側壁面14にはダボ穴が設けられていないの
で、該締付金具用ビス27の取付位置と略同一高さ位置
にL金具22を取り付け、調整棚板29の他方木口端を
該L金具上に載置して固定する。
24nにはダボ穴25が予め設けられているのでこれを
利用して前記したと同様に締付金具用ビス27を取り付
け、これを調整棚板29の木口端近傍裏面側に埋設固定
されている締付金具26と嵌合することによって固定
し、一方、側壁面14にはダボ穴が設けられていないの
で、該締付金具用ビス27の取付位置と略同一高さ位置
にL金具22を取り付け、調整棚板29の他方木口端を
該L金具上に載置して固定する。
【0046】棚板23ならびに調整棚板29の木口端近
傍裏面側に取り付けられる締付金具26および側板20
ならびに仕切り板24の側面ダボ穴21、25に挿入し
て取り付けられる締付金具用ビス27は、好ましくは、
それらの嵌合により側板と仕切り板との間あるいは仕切
り板同士の間に棚板を着脱可能に架設し、しかもその架
設状態においては側板と仕切り板との間あるいは仕切り
板同士の間の間隔が該棚板の略幅寸法によって規制保持
される作用効果を有するものが用いられる。
傍裏面側に取り付けられる締付金具26および側板20
ならびに仕切り板24の側面ダボ穴21、25に挿入し
て取り付けられる締付金具用ビス27は、好ましくは、
それらの嵌合により側板と仕切り板との間あるいは仕切
り板同士の間に棚板を着脱可能に架設し、しかもその架
設状態においては側板と仕切り板との間あるいは仕切り
板同士の間の間隔が該棚板の略幅寸法によって規制保持
される作用効果を有するものが用いられる。
【0047】このような締付金具としては各種のものが
公知であり、たとえば、円筒型や円盤型の偏心カムに締
付金具用ビスの頭部を挿入し、該偏心カムをドライバー
等で回転させることにより締付金具用ビスの頭部を引き
寄せつつ緊結する構成のものが知られている。緊結状態
から再度ドライバー等で偏心カムを逆方向に回転させれ
ば、締付金具用ビスの頭部が解放されるので、取り外し
が自在である。
公知であり、たとえば、円筒型や円盤型の偏心カムに締
付金具用ビスの頭部を挿入し、該偏心カムをドライバー
等で回転させることにより締付金具用ビスの頭部を引き
寄せつつ緊結する構成のものが知られている。緊結状態
から再度ドライバー等で偏心カムを逆方向に回転させれ
ば、締付金具用ビスの頭部が解放されるので、取り外し
が自在である。
【0048】以上のようにして固定された側板20およ
び任意枚数の仕切り板24にはそれぞれダボ穴21、2
5が設けられているので、これらダボ穴を利用して、可
動棚板を支持するための棚受け具、引き出し用のすり桟
等を設けることができる。これらは公知の手法であるの
で、その詳細な説明を省略する。
び任意枚数の仕切り板24にはそれぞれダボ穴21、2
5が設けられているので、これらダボ穴を利用して、可
動棚板を支持するための棚受け具、引き出し用のすり桟
等を設けることができる。これらは公知の手法であるの
で、その詳細な説明を省略する。
【0049】このようにして収納空間部10内に内部収
納体1を設置した後、収納空間部の前面開口端に開口四
方枠2を取り付け、該開口四方枠に折り戸等の扉体3を
開閉自在に取り付けることにより、図1に示すような収
納装置が得られる。
納体1を設置した後、収納空間部の前面開口端に開口四
方枠2を取り付け、該開口四方枠に折り戸等の扉体3を
開閉自在に取り付けることにより、図1に示すような収
納装置が得られる。
【0050】収納空間部10の天井高さいっぱいを利用
して内部収納体1を構成する場合には、図5に示すよう
に、その天井高に合わせて高さ寸法を切断調整した側板
20および仕切り板24(241)が用いられる。この
場合、側板20および仕切り板241の固定に際して
は、収納空間部10の奥壁面12および床面13にL金
具22を用いて固定するに加えて、これら上端部を収納
空間部10の天井面15にL金具22により固定する。
また、棚板23(231)は、側板20および仕切り板
241の任意高さ位置のダボ穴21、25を利用して取
り付けられる。
して内部収納体1を構成する場合には、図5に示すよう
に、その天井高に合わせて高さ寸法を切断調整した側板
20および仕切り板24(241)が用いられる。この
場合、側板20および仕切り板241の固定に際して
は、収納空間部10の奥壁面12および床面13にL金
具22を用いて固定するに加えて、これら上端部を収納
空間部10の天井面15にL金具22により固定する。
また、棚板23(231)は、側板20および仕切り板
241の任意高さ位置のダボ穴21、25を利用して取
り付けられる。
【0051】
【発明の効果】本発明の収納装置は、作業現場にて容易
且つ効率的に組立作業を行うことができる。
且つ効率的に組立作業を行うことができる。
【0052】本発明の収納装置によれば、収納空間部を
有効利用して任意の内部造作を得ることができ、しかも
この内部収納体は開口枠および扉体とは別個独立した構
成であるので、設置後に内部仕様を大幅に変更すること
も容易である。
有効利用して任意の内部造作を得ることができ、しかも
この内部収納体は開口枠および扉体とは別個独立した構
成であるので、設置後に内部仕様を大幅に変更すること
も容易である。
【図1】本発明による収納装置の一構成例を示す概略斜
視図である。
視図である。
【図2】本発明の収納装置の内部収納体の組立作業にお
ける第1工程を図解する説明的斜視図である。
ける第1工程を図解する説明的斜視図である。
【図3】図2に示す第1工程に引き続いて行われる第2
工程を図解する説明的斜視図である。
工程を図解する説明的斜視図である。
【図4】図3に示す第2工程に引き続いて行われる第3
工程を図解する説明的斜視図である。
工程を図解する説明的斜視図である。
【図5】図3に対応する工程段階における、本発明の異
なる実施例による収納装置の内部収納体を示す説明的斜
視図である。
なる実施例による収納装置の内部収納体を示す説明的斜
視図である。
1 内部収納体 2 開口枠(開口四方枠) 3 扉体 10 収納空間部 11 一方側壁面 12 奥壁面 13 床面 14 他方側壁面 15 天井面 20 側板 21 ダボ穴 22 L金具 23 棚板 24 仕切り板 25 ダボ穴 26 締付金具 27 締付金具用ビス 29 調整棚板
Claims (5)
- 【請求項1】 一対の側壁面、奥壁面、床面および天
井面で囲まれ前面開口された収納空間部に設置される収
納装置であって、その下端が該収納空間部の床面に載置
されると共にその後木口端が該収納空間部の奥壁面に密
接し且つその一側面が該収納空間部の一方の側壁面に密
接した状態にて配置される1枚の側板と、該側板と該収
納空間部の他方側壁面との間においてその下端が該収納
空間部の床面に載置されると共にその後木口端が該収納
空間部の奥壁面に密接した状態にて配置される任意枚数
の仕切り板と、該側板と該仕切り板との間、該仕切り板
同士の間および/または該仕切り板と該収納空間部の他
方側壁面との間に架設される任意枚数の棚板とを有して
なり、該棚板は、該棚板の両側木口近傍の裏面側に設け
られる締付金具と、該側板と該仕切り板にそれぞれ複数
列設けられるダボ穴を利用して取り付けられる締付金具
用ビスとの嵌合を介して着脱可能に架設されてなること
を特徴とする収納装置。 - 【請求項2】 一対の側壁面、奥壁面、床面および天
井面で囲まれ前面開口された収納空間部に設置される収
納装置であって、(1)その下端が該収納空間部の床面
に載置されると共にその後木口端が該収納空間部の奥壁
面に密接し且つその一側面が該収納空間部の一方の側壁
面に密接した状態にて配置される1枚の側板と、該側板
と該収納空間部の他方側壁面との間においてその下端が
該収納空間部の床面に載置されると共にその後木口端が
該収納空間部の奥壁面に密接した状態にて配置される任
意枚数の仕切り板と、該側板と該仕切り板との間、該仕
切り板同士の間および/または該仕切り板と該収納空間
部の他方側壁面との間に架設される任意枚数の棚板とを
有してなり、該棚板は、該棚板の両側木口近傍の裏面側
に設けられる締付金具と、該側板と該仕切り板にそれぞ
れ複数列設けられるダボ穴を利用して取り付けられる締
付金具用ビスとの嵌合を介して着脱可能に架設されてな
る内部収納体と、(2)該内部収納体の側板および仕切
り板と接することなく、該収納空間部の前面開口端部に
取り付けられる開口枠と、(3)該開口枠に開閉自在に
取り付けられる扉体と、を有して構成されることを特徴
とする収納装置。 - 【請求項3】 一対の側壁面、奥壁面、床面および天
井面で囲まれ前面開口された収納空間部に収納装置を取
り付ける方法であって、(1)一定間隔で設けられるダ
ボ穴を複数列有する1枚の側板と任意枚数の仕切り板と
を準備し、(2)その下端が該収納空間部の床面に載置
されると共にその後木口端が該収納空間部の奥壁面に密
接し且つその一側面が該収納空間部の一方の側壁面に密
接した状態として該側板を固定し、(3)かくして固定
された該側板と該収納空間部の他方の側壁面との間に第
1の仕切り板を立て、これら側板と第1の仕切り板の前
記ダボ穴を利用して取り付けた締付金具用ビスと、棚板
の両側木口近傍の裏面側に設けられた締付金具とを嵌合
させることにより、これら側板と第1の仕切り板との間
に該棚板を架設し、更に該第1の仕切り板の下端および
後木口端をそれぞれ収納空間部の床面および奥壁面に固
定することにより該第1の仕切り板を設置し、(4)同
様にして順次に必要とされる枚数の棚板および仕切り板
を設置して、該収納空間部に内部収納体を組み立てるこ
とを特徴とする収納装置の取付方法。 - 【請求項4】更に、(5)最後の仕切り板と収納空間部
の他方の側壁面との間に、その内寸に応じて切断調整さ
れた調整棚板を架設することを特徴とする請求項3の収
納装置の取付方法。 - 【請求項5】更に、(6)前記内部収納体の側板および
仕切り板と接することなく、前面収納空間部の前面開口
端部に開口枠を取り付け、(7)該開口枠に扉体を開閉
自在に取り付けることを特徴とする請求項3または請求
項4の収納装置の取付方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10148994A JPH07275051A (ja) | 1994-04-15 | 1994-04-15 | 収納装置およびその取付方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10148994A JPH07275051A (ja) | 1994-04-15 | 1994-04-15 | 収納装置およびその取付方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07275051A true JPH07275051A (ja) | 1995-10-24 |
Family
ID=14302113
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10148994A Pending JPH07275051A (ja) | 1994-04-15 | 1994-04-15 | 収納装置およびその取付方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07275051A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102364218B1 (ko) * | 2021-09-15 | 2022-02-17 | (주)코아스 | 조립유닛 및 이를 구비하는 조립식 가구 |
-
1994
- 1994-04-15 JP JP10148994A patent/JPH07275051A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102364218B1 (ko) * | 2021-09-15 | 2022-02-17 | (주)코아스 | 조립유닛 및 이를 구비하는 조립식 가구 |
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