JPH0643419Y2 - 間仕切パネル - Google Patents
間仕切パネルInfo
- Publication number
- JPH0643419Y2 JPH0643419Y2 JP1988028939U JP2893988U JPH0643419Y2 JP H0643419 Y2 JPH0643419 Y2 JP H0643419Y2 JP 1988028939 U JP1988028939 U JP 1988028939U JP 2893988 U JP2893988 U JP 2893988U JP H0643419 Y2 JPH0643419 Y2 JP H0643419Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- metal fitting
- hanging metal
- partition panel
- wood screw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Support Devices For Sliding Doors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、略四角形の間仕切パネルの上端に、上部に
滑車などを有する吊金具を木ネジで固着し、下端にはガ
イドローラーを有して、天井に固着した上レールと床に
固定した下レール間にスライド可能に挿入した間仕切パ
ネルの改良に関する。
滑車などを有する吊金具を木ネジで固着し、下端にはガ
イドローラーを有して、天井に固着した上レールと床に
固定した下レール間にスライド可能に挿入した間仕切パ
ネルの改良に関する。
[従来の技術] 従来の間仕切パネルはパネルの上端に、滑車などを有す
る吊金具を直接あるいは受座を介して固着し、下端には
ガイドローラーを有してあり、それらを天井と床に対向
する位置に固定した枠材に取り付けた上下レール間に吊
金具とガイドローラーを挿入してスライド可能とした構
成で、複数枚の化粧パネルをレール上をスライドさせる
ことによって開閉させるものであった。
る吊金具を直接あるいは受座を介して固着し、下端には
ガイドローラーを有してあり、それらを天井と床に対向
する位置に固定した枠材に取り付けた上下レール間に吊
金具とガイドローラーを挿入してスライド可能とした構
成で、複数枚の化粧パネルをレール上をスライドさせる
ことによって開閉させるものであった。
そして、この間仕切パネルは、上下レール間を軽く、ス
ムーズムにスライドする様に、間仕切パネル上端の吊金
具を上レールに引っ掛けて自重を保持する構成となって
いる。
ムーズムにスライドする様に、間仕切パネル上端の吊金
具を上レールに引っ掛けて自重を保持する構成となって
いる。
なお、間仕切パネルの縦框および横框は、天然木無垢材
や合板、LVL、パーティクルボード、MDF、ファイバーボ
ード、ハードボード等を基材として、表面に板や合成
樹脂シート、化粧紙を貼着した木質系材料が使用されて
いることが多い。
や合板、LVL、パーティクルボード、MDF、ファイバーボ
ード、ハードボード等を基材として、表面に板や合成
樹脂シート、化粧紙を貼着した木質系材料が使用されて
いることが多い。
[考案の解決すべき課題] 所が、木ネジ保持力は天然木無垢材では繊維方向が、合
板やLVLでは単板積層面が、パーティクルボード、MDF、
ファイバーボード、ハードボード等はチップやファイバ
ーの積層面が極めて弱く、吊金具を直接木ネジで固着す
るか、又は吊金具受座を木ネジで固着し、それに吊金具
を挿入して間仕切パネルの自重を保持させる構成は強度
の面で問題を生じていた。
板やLVLでは単板積層面が、パーティクルボード、MDF、
ファイバーボード、ハードボード等はチップやファイバ
ーの積層面が極めて弱く、吊金具を直接木ネジで固着す
るか、又は吊金具受座を木ネジで固着し、それに吊金具
を挿入して間仕切パネルの自重を保持させる構成は強度
の面で問題を生じていた。
[課題を解決するための手段] この考案は、上記の問題点を解決するためなされたもの
で、その構成は、中央部に鏡板を有し、その周囲を縦框
および横框からなる枠材で固着された略四角形のパネル
の上辺枠材部端面に切り欠き部を設け、この切り欠き部
に吊金具受座を木ネジで固着して、該吊金具受座に吊金
具下部を挿入した後、天井部より吊り下げる様に取り付
けてなる間仕切パネルにおいて、上辺枠座の吊金具受座
固着部の下方にダボ穴を設け、該ダボ穴に枠材よりも木
ネジ保持力が強い充填材が充填されており、前記木ネジ
が充填材に達するよう螺着されて吊金具受座が固定され
ている間仕切パネルに係る。
で、その構成は、中央部に鏡板を有し、その周囲を縦框
および横框からなる枠材で固着された略四角形のパネル
の上辺枠材部端面に切り欠き部を設け、この切り欠き部
に吊金具受座を木ネジで固着して、該吊金具受座に吊金
具下部を挿入した後、天井部より吊り下げる様に取り付
けてなる間仕切パネルにおいて、上辺枠座の吊金具受座
固着部の下方にダボ穴を設け、該ダボ穴に枠材よりも木
ネジ保持力が強い充填材が充填されており、前記木ネジ
が充填材に達するよう螺着されて吊金具受座が固定され
ている間仕切パネルに係る。
以下、この考案を図面を参照しながら詳述する。
第1図はこの考案の実施例になる間仕切パネルの正面図
で、第2図はそのA-B断面拡大図を示している。
で、第2図はそのA-B断面拡大図を示している。
枠材の寸法は特に限定されるものでないが、通常、縦框
1は長さ1800〜2500mm、幅30〜70mm、厚み25〜35mm程
度、横框4は長さ60〜130mm、幅250〜320mm、厚み25〜3
5mm程度である。又、鏡板については枠材寸法に合せて
調整すればよい。
1は長さ1800〜2500mm、幅30〜70mm、厚み25〜35mm程
度、横框4は長さ60〜130mm、幅250〜320mm、厚み25〜3
5mm程度である。又、鏡板については枠材寸法に合せて
調整すればよい。
枠材や鏡板の基材は天然木、LVL、合板等の木質基材や
合成樹脂成型品など切削可能な基材であればよい。
合成樹脂成型品など切削可能な基材であればよい。
この枠材の内、組立後パネル上辺となる枠材について、
吊金具受座10を嵌合固定するために枠材端面に断面凹状
で寸法長さ50×深さ10×幅20mm前後の切り欠き部をパネ
ルの幅方向に設け、さらにその下方に深さ50mm前後のダ
ボ穴をドリルのような切削加工機で設けた後、このダボ
穴に木ネジ2保持力が枠材よりも強い充填材3を充填し
固着する。該ダボ穴と充填材3の形状・寸法は同一とす
る。
吊金具受座10を嵌合固定するために枠材端面に断面凹状
で寸法長さ50×深さ10×幅20mm前後の切り欠き部をパネ
ルの幅方向に設け、さらにその下方に深さ50mm前後のダ
ボ穴をドリルのような切削加工機で設けた後、このダボ
穴に木ネジ2保持力が枠材よりも強い充填材3を充填し
固着する。該ダボ穴と充填材3の形状・寸法は同一とす
る。
切り欠き部には吊金具受座10が木ネジ2で固着される。
この充填材3の材質は特に限定される物ではなく、例え
ば、木片、合成樹脂成型品、注入後硬化する合成樹脂液
等木ネジ2をねじ込むことが可能なものであればよい。
この充填材3の材質は特に限定される物ではなく、例え
ば、木片、合成樹脂成型品、注入後硬化する合成樹脂液
等木ネジ2をねじ込むことが可能なものであればよい。
ダボ穴の位置は、吊金具受座10固定場所から若干離れた
位置で、吊金具受座10を固着する木ネジ2の少なくとも
先端部が到達し、ねじ込まれる位置が良い。
位置で、吊金具受座10を固着する木ネジ2の少なくとも
先端部が到達し、ねじ込まれる位置が良い。
なお、該縦框1と横框4からなる枠材は通常板、化粧
紙、合成樹脂シート等の化粧シート8を全面に貼着して
化粧される。
紙、合成樹脂シート等の化粧シート8を全面に貼着して
化粧される。
枠材に対する吊金具受座10の取付け位置は、縦框1及び
横框4のどちらでもよい。
横框4のどちらでもよい。
[作用] この考案において、枠材の吊金具受座から若干間隔を於
てダボ穴を設け、該ダボ穴に枠材よりも木ネジ保持力が
強い充填材を充填するのは、吊金具受座を固定する木ネ
ジが枠材中に充填された枠材よりも木ネジ保持力が強い
充填材にまでねじ込まれることによって、吊金具受座が
強固に枠材に固着出来る様にするためである。
てダボ穴を設け、該ダボ穴に枠材よりも木ネジ保持力が
強い充填材を充填するのは、吊金具受座を固定する木ネ
ジが枠材中に充填された枠材よりも木ネジ保持力が強い
充填材にまでねじ込まれることによって、吊金具受座が
強固に枠材に固着出来る様にするためである。
以下、実施例を示す。
[実施例] LVLを基材とし、その全面に化粧シートを貼着して化粧
を施した寸法が長さ2300mm、幅55mm、厚さ30mmの2本の
縦框1の内、1本の縦框1上端面の幅方向に深さ15mm、
長さ41mm、幅16mmに凹状の切り欠き部設け、その縦框1
上端部から35mmの位置には、基材の幅方向に深さ40mm、
直径10mmのダボ穴をドリルで設け、該ダボ穴に繊維方向
が長さ方向の円筒形の木材充填材3を接着剤を塗布して
挿入した。そして、その切り欠き部に、上部が内側へ底
部と平行に折れ曲り、その水平部に吊金具止め用の凹部
が対向する様に設けられた断面形状U型の金属製の吊金
具受座10を長さ20mmの木ネジ2で枠材に固定し、木ネジ
2の先端部を充填剤3までねじ込んだ。
を施した寸法が長さ2300mm、幅55mm、厚さ30mmの2本の
縦框1の内、1本の縦框1上端面の幅方向に深さ15mm、
長さ41mm、幅16mmに凹状の切り欠き部設け、その縦框1
上端部から35mmの位置には、基材の幅方向に深さ40mm、
直径10mmのダボ穴をドリルで設け、該ダボ穴に繊維方向
が長さ方向の円筒形の木材充填材3を接着剤を塗布して
挿入した。そして、その切り欠き部に、上部が内側へ底
部と平行に折れ曲り、その水平部に吊金具止め用の凹部
が対向する様に設けられた断面形状U型の金属製の吊金
具受座10を長さ20mmの木ネジ2で枠材に固定し、木ネジ
2の先端部を充填剤3までねじ込んだ。
なお、この縦框1の下端側にはガイドローラー9挿入用
の穴をドリルを用いて設けた。
の穴をドリルを用いて設けた。
その後、合成樹脂シート8を全面に貼着した寸法290×8
0×29mmの上部横框4-1と290×120×29mmの下部横框4-
2、290×80×29mmの把手兼用横桟5並びに縦框1側面と
把手兼用横桟5の両側面に深さ3mm、幅3mm程度の細溝を
設け、この細溝に、枠材と同じ合成樹脂シートを両面に
貼着した寸法形状1506×298×3mmと、1026×298×3mmの
鏡板を嵌合して扉パネルを組立てた後、パネル上端部の
吊金具受座10に吊金具6の下部を挿入して、パネル下端
部には底面に設けた穴にガイドローラ9を挿入した。こ
の様にして作成した2枚のパネルの吊金具6を固着して
いない側の縦框1を相互に蝶番7で連結することによっ
て、求める間仕切パネルを得た。
0×29mmの上部横框4-1と290×120×29mmの下部横框4-
2、290×80×29mmの把手兼用横桟5並びに縦框1側面と
把手兼用横桟5の両側面に深さ3mm、幅3mm程度の細溝を
設け、この細溝に、枠材と同じ合成樹脂シートを両面に
貼着した寸法形状1506×298×3mmと、1026×298×3mmの
鏡板を嵌合して扉パネルを組立てた後、パネル上端部の
吊金具受座10に吊金具6の下部を挿入して、パネル下端
部には底面に設けた穴にガイドローラ9を挿入した。こ
の様にして作成した2枚のパネルの吊金具6を固着して
いない側の縦框1を相互に蝶番7で連結することによっ
て、求める間仕切パネルを得た。
[考案の効果] この考案の請求項(1)に記載の間仕切パネルは、枠材
にダボ穴を設け、そのダボ穴に枠材よりも木ネジ保持力
が強い充填材を充填しているので、吊金具受座を固着し
ている木ネジ先端部がこの充填材に達し、強固に固着出
来るので、吊金具で吊られている間仕切りパネルが自重
や開閉操作によって緩んだり脱落するのを防止すること
ができる。
にダボ穴を設け、そのダボ穴に枠材よりも木ネジ保持力
が強い充填材を充填しているので、吊金具受座を固着し
ている木ネジ先端部がこの充填材に達し、強固に固着出
来るので、吊金具で吊られている間仕切りパネルが自重
や開閉操作によって緩んだり脱落するのを防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの考案の実施例になる間仕切りパネルの正面
図、第2図はそのA-B断面拡大図を示している。 1……縦框、2……木ネジ 3……充填材、4-1……上横框 4-2……下横框、5……把手兼用横桟 6……吊金具、7……蝶番 8……化粧シート、9……ガイドローラー 10……吊金具受座
図、第2図はそのA-B断面拡大図を示している。 1……縦框、2……木ネジ 3……充填材、4-1……上横框 4-2……下横框、5……把手兼用横桟 6……吊金具、7……蝶番 8……化粧シート、9……ガイドローラー 10……吊金具受座
Claims (1)
- 【請求項1】中央部に鏡板を有し、その周囲を縦框
(1)および横框(4)からなる枠材で固着された略四
角形のパネルの上辺枠材部端面に切り欠き部を設け、こ
の切り欠き部に吊金具受座(10)を木ネジ(2)で固着
して、該吊金具受座に吊金具(6)下部を挿入した後、
天井部より吊り下げる様に取り付けてなる間仕切パネル
において、上辺枠材の吊金具受座(10)固着部の下方に
ダボ穴を設け、該ダボ穴に枠材よりも木ネジ保持力が強
い充填材(3)が充填されており、前記木ネジ(2)が
充填材(3)に達するよう螺着されて吊金具受座(10)
が固定されていることを特徴とする間仕切パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988028939U JPH0643419Y2 (ja) | 1988-03-03 | 1988-03-03 | 間仕切パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988028939U JPH0643419Y2 (ja) | 1988-03-03 | 1988-03-03 | 間仕切パネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01131782U JPH01131782U (ja) | 1989-09-07 |
JPH0643419Y2 true JPH0643419Y2 (ja) | 1994-11-14 |
Family
ID=31252714
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988028939U Expired - Lifetime JPH0643419Y2 (ja) | 1988-03-03 | 1988-03-03 | 間仕切パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0643419Y2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57135672U (ja) * | 1981-02-18 | 1982-08-24 | ||
JPS60117971U (ja) * | 1984-01-17 | 1985-08-09 | 増田 弘 | 引戸の懸吊用戸車 |
JPS60156886A (ja) * | 1984-01-24 | 1985-08-17 | エスイ−工業株式会社 | 間仕切り用吊り滑車とレ−ル装置 |
JPS60184970U (ja) * | 1984-05-18 | 1985-12-07 | エスイ−工業株式会社 | 間仕切り用吊り戸 |
-
1988
- 1988-03-03 JP JP1988028939U patent/JPH0643419Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01131782U (ja) | 1989-09-07 |
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