JPH07273679A - 高周波装置 - Google Patents

高周波装置

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JPH07273679A
JPH07273679A JP6267394A JP6267394A JPH07273679A JP H07273679 A JPH07273679 A JP H07273679A JP 6267394 A JP6267394 A JP 6267394A JP 6267394 A JP6267394 A JP 6267394A JP H07273679 A JPH07273679 A JP H07273679A
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afc
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JP6267394A
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Inventor
Akira Fujishima
明 藤島
Masakatsu Yasuda
雅克 安田
Yasuhiro Hirano
安博 平野
Yoshio Takahashi
義雄 高橋
Hirofumi Okabe
浩文 岡部
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高周波信号を受信して選局し、この信号を復
調する高周波装置に関するものであり、低コストで、高
周波装置と周辺を接続するパターンからの不要軸射およ
び同パターンへの妨害波による影響を改善したものであ
る。 【構成】 入力端子1と、ミキサ部2と、復調部3と、
出力端子4と、前記ミキサ部2のオシレータ14と、こ
のオシレータ14に接続されたPLL部5とを備え、こ
のPLL部5には前記復調部3に接続されたAFC判定
器28と、選局データに前記AFC判定器28のデータ
を書き込むAFCラッチ23を有し、このAFCラッチ
23の選局データで前記オシレータ14をAFCを含め
たPLL制御するとともに、これらの回路をひとつの筐
体におさめているので、AFCの引き回しによる妨害波
の飛び込みや不要輻射が改善できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高周波信号を受信して
選局した後、この信号を復調する高周波装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の高周波装置のうちBSチュ
ーナを代表とし図2に基づいて説明する。
【0003】BSチューナ56では、BSアンテナ88
の信号が入力端子51を介してミキサ部52に入力され
て周波数変換された後に、復調部53に入力されて出力
端子54よりビデオ信号が出力される。
【0004】前記ミキサ部52を構成する第1のオシレ
ータ64は、選局コントロール部57よりの選局データ
によってPLL部55が動作し、決められた発振周波数
となる。
【0005】さらに前記BSアンテナ88の出力信号に
周波数のずれがあると、SAWフィルタ62への入力信
号の中心周波数がこのSAWフィルタ62の中心周波数
からずれてテレビ画面でノイズが発生したりする。
【0006】これを防止するために前記復調部53のA
FC出力69よりの信号により前記選局コントロール部
57のマイクロプロセッサ(以下MPUという)79に
より選局データを変え前記第1のオシレータ64の発振
周波数を例えば100〜300KHzの微少量ずつ変化さ
せて前記復調部53に入力される信号の周波数の平均値
が中心周波数(国内では402.78MHz)になるよう
にAFC動作を行って補正をする。
【0007】次にそれぞれのブロックについて説明す
る。前記ミキサ部52には、前記入力端子51の信号を
アンプ58で増幅し、ローパスフィルタ(以下LPFと
いう)59で必要な信号を通過させ、さらにミキサ60
と前記第1のオシレータ64により周波数変換し、アン
プ61で増幅し、前記SAWフィルタ62により必要な
信号のみを通過させ、アンプ63で増幅し、前記復調部
53に入力する。
【0008】この復調部53には、前記ミキサ部52の
出力と第2のオシレータ68との信号を入力する第1の
位相比較器(以下PDという)65の出力をループアン
プ66で増幅し、このループアンプ66の出力を前記第
2のオシレータ68にフィードバックをかけて前記第1
のPD65の位相ずれが無くなるように構成する。
【0009】これにより前記ループアンプ66の出力に
はベースバンド帯の周波数成分が発生し、さらにビデオ
アンプ67により増幅されて前記出力端子54より出力
される。一方、前記ループアンプ66の出力信号は前記
AFC出力69にも入力される。
【0010】このAFC出力69では、入力信号を積分
回路で平滑化した直流(以下DCという)成分と、基準
のDC電圧との比較をして、AFC(H)端子86とA
FC(L)端子87よりそれぞれ1ビットの信号を出力
し、前記選局コントロール部57のAFC判定器81に
入力される。
【0011】前記AFC(H)端子86および前記AF
C(L)端子87に出力される電圧について説明する。
【0012】例えば、前記第1のPD65への入力信号
の周波数の平均値が中心周波数より高い時には前記AF
C(H)端子86、前記AFC(L)端子87にはそれ
ぞれ5V,0Vを出力し、入力信号の周波数の平均値が
中心周波数より低い時にはそれぞれ0V,5Vを出力
し、入力信号の周波数の平均値が中心周波数にほぼ一致
している時にはそれぞれ5V,5Vを出力する。
【0013】次に前記選局コントロール部57について
説明する。最初にリモートコントロール83から受信部
84に選局情報が入り、さらに前記MPU79の中の選
局データ出力82で選局データであるクロック、デー
タ、イネーブルがつくられ、AFCラッチ80に入力さ
れる。そしてこのデータに前記AFC判定器81の情報
を加えた後にクロック、データ、イネーブルの信号をそ
れぞれCLOCK端子76、DATA端子77、ENA
BLE端子78を介して前記PLL部55に入力する。
【0014】次に、前記PLL部55について説明す
る。前記AFCラッチ80からの選局データをデータラ
ッチ73でうけ、さらにプログラマブルカウンタ72で
プログラムカウンタ数が決定される。
【0015】前記第1のオシレータ64はプリスケーラ
85により周波数を分周され、さらに前記プログラマブ
ルカウンタ72により周波数を分周されてPD71の一
方の端子に入力される。
【0016】一方、クリスタル発振器75の信号はリフ
ァレンスデバイダ74に入力され、リファレンスデバイ
ダ数で分周されて基準発振周波数として前記PD71の
他方の端子に入力される。
【0017】この基準発振周波数と前記プログラマブル
カウンタ72の出力周波数とが前記PD71で位相比較
され、チャージポンプ70に入力されて、前記第1のオ
シレータ64をPLL制御することにより発振周波数が
決められた値になる。
【0018】前記AFC判定器81の動作を説明する。
このAFC判定器81では、前記AFC(H)端子86
と前記AFC(L)端子87の電圧がそれぞれ5Vと0
Vの時は前記AFC判定器81がプログラムカウンタ数
を増す方向で、またAFC(H)とAFC(L)の電圧
がそれぞれ0Vと5Vの時は前記AFC判定器81がプ
ログラムカウンタ数を減らす方向で、またAFC(H)
とAFC(L)の電圧が共に5Vの時は前記AFC判定
器81がプログラムカウンタ数を変えないように動作さ
せる。
【0019】これにより前記第1のオシレータ64の発
振周波数を例えば100〜300KHzずつ変化させてい
き、前記第1のPD65の出力位相差を検出する前記A
FC出力69からの出力である前記AFC(H)端子8
6と前記AFC(L)端子87の電圧が共に5Vになる
までPLL動作をつづける。
【0020】このPLL動作が完了した時に、前記復調
部53に入力される信号の周波数の平均値が中心周波数
(国内では402.78KHz)になる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の構成では、BSチューナ56と選局コントロー
ル部57の間で選局データ以外にAFCデータのやり取
りも行うことが必要であり、そのためにAFC(H)端
子86およびAFC(L)端子87のBSチューナ56
から選局コントロール部57へのパターン等による引き
回しが必要となり、その結果、このパターン等による妨
害波の飛び込みや不要輻射等が懸念される。
【0022】本発明はこのような問題点を解決するもの
で、妨害波の飛び込みおよび不要輻射等による影響を改
善した高周波装置を提供することを目的としたものであ
る。
【0023】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の高周波装置は、入力端子と、この入力端子に
接続されたミキサ部と、このミキサ部の出力に接続され
た復調部と、この復調部の出力に接続された出力端子
と、前記ミキサ部に内蔵されたオシレータの周波数を外
部から入力される選局データによって制御するPLL部
とを備え、これらの回路を一つの筐体に収納するととも
に、前記PLL部は、前記復調部から出力されるAFC
信号に基づいて、前記選局データを修正するようにした
ものである。
【0024】
【作用】この構成により、高周波装置内部で復調部から
出力されるAFC信号に基づいて選局データを修正する
ことができるので、AFC信号を高周波装置の外部まで
引き回す必要がなく、この引き回しに起因する妨害波の
飛び込み不要輻射が改善できる。
【0025】
【実施例】以下本発明の一実施例について図面を参照し
ながら説明する。図1は本発明の一実施例におけるBS
チューナと選局コントロール部を示すブロック図であ
る。
【0026】図1において、6は本発明の高周波装置の
一例として用いたBSチューナであり、7はこのBSチ
ューナ6を制御する選局コントロール部である。BSチ
ューナ6は、入力端子1と、この入力端子1に接続され
たミキサ部2と、このミキサ部2の出力に接続された復
調部3と、この復調部3の出力が接続された出力端子4
と、前記ミキサ部2に内蔵されたオシレータ14の周波
数を選局コントロール部7から入力される選局データに
よって制御されるPLL部5とで構成されている。
【0027】そして、これらの回路、すなわち入力端子
1、ミキサ部2、復調部3、出力端子4、PLL部5は
1つの金属製の筐体内に収納されている。また、前記P
LL部5は、前記復調部3から出力されるAFC信号に
基づいて、前記選局データを修正するようになってい
る。
【0028】つぎに、これらの各々の構成について、更
に詳しく説明する。先ず、ミキサ部2は、入力端子1に
接続されたアンプ8と、このアンプ8の出力に接続され
たLPF9と、このLPF9の出力に一方の入力が接続
されるとともに、他方の入力にはオシレータ14の出力
が接続されたミキサ10と、このミキサ10の出力に接
続されたアンプ11と、このアンプ11の出力に接続さ
れたSAWフィルタ12と、このSAWフィルタ12の
出力に接続されたアンプ13で構成されている。
【0029】つぎに、復調部3は前記ミキサ部2のアン
プ13の出力が一方の入力に接続されるとともに、他方
の入力にはオシレータ18の出力が接続されたPD15
と、このPD15の出力が接続されたループアンプ16
と、このループアンプ16の出力が接続されたビデオア
ンプ17と、前記ループアンプ16の出力が前記オシレ
ータ18の入力に接続されるとともに、AFC出力19
の入力に接続された構成となっている。そして、前記ビ
デオアンプ17の出力は前記出力端子4に接続されてい
る。
【0030】PLL部5は、選局コントロール部7から
の選局データの入力端子、すなわち、CLOCK端子2
9と、DATA端子30と、ENABLE端子31と接
続されたデータラッチ24と、このデータラッチ24の
出力に接続されたAFCラッチ23と、このAFCラッ
チ23の出力が接続されたプログラマブルカウンタ22
と、このプログラマブルカウンタ22の出力が一方の入
力に接続されるとともにリファレンスデバイダ25の出
力が他方の入力に接続されるPD21と、このPD21
の一方の出力が接続されたチャージポンプ20と、前記
PD21の他方の出力に接続されたロックディテクタ2
7と、このロックディテクタ27の出力が一方の入力に
接続されるとともに、その出力が前記AFCラッチ23
の他方の入力に接続されたAFC判定器28とで構成さ
れている。そして、前記AFC判定器28の他方の入力
には、前記復調部3のAFC出力19の出力であるAF
C(H)出力37と、AFC(L)出力38とが接続さ
れている。また、前記リファレンスデバイダ25の入力
にはクリスタル発振器26が接続されている。更に前記
チャージポンプ20の出力は前記ミキサ部2のオシレー
タ14の入力に接続されるとともに、このオシレータの
発振出力はプリスケーラ39を介して前記プログラムカ
ウンタ22の他方の入力に接続されている。
【0031】本実施例においては、PLL部5にプリス
ケーラ39は含めていないが、これはPLL部5に含め
ることもできる。
【0032】つぎに選局コントロール部7は、リモート
コントロール34と、このリモートコントロール34か
らの信号を受信する受信部35と、この受信部35の出
力に接続されたMPU32で構成されている。前記受信
部35の出力は前記MPU32内の選局データ出力33
に接続されるとともにその出力は前記PLL部5のCL
OCK端子29、DATA端子30、ENABLE端子
31にコネクタを介して接続されている。
【0033】ここで、PLL部5は1チップに集積化す
ることができる。このように集積化することにより、製
品の小型化が図れる。以上のように構成された高周波装
置について、以下にその動作を説明する。
【0034】図1において、BSチューナ6では、BS
アンテナ36の信号が入力端子1を介してミキサ部2に
入力されて周波数変換されて後に、復調部3に入力され
て出力端子4よりビデオ信号が出力される。
【0035】前記ミキサ部2を構成する第1のオシレー
タ14は、選局コントロール部7よりの選局データによ
ってPLL部5が動作し、決められた発振周波数とな
る。
【0036】さらに前記BSアンテナ36の出力信号に
周波数のずれがあると、SAWフィルタ12への入力信
号の中心周波数が、このSAWフィルタ12の中心周波
数からずれてテレビ画面でノイズが発生したりする。
【0037】これを防止するために主にAFC出力19
とAFC判定器28の出力により、AFCラッチ23の
選局データを修正して、前記第1のオシレータ14の発
振周波数を例えば100〜300KHzの微少量ずつ変化
させて前記復調部3に入力される信号の周波数の平均値
が中心周波数(国内では402.78MHz)になるよう
にAFC動作を行って補正をする。
【0038】次にそれぞれのブロックについて説明す
る。前記ミキサ部2には、前記入力端子1の信号をアン
プ8で増幅し、LPF9で必要な信号のみ通過させ、さ
らにミキサ10と第1のオシレータ14により周波数変
換し、アンプ11で増幅し、SAWフィルタ12により
希望信号のみを通過させ、アンプ13で増幅し、前記復
調部3へ出力する。
【0039】この復調部3では、前記ミキサ部2と第2
のオシレータ18の信号を入力する第1のPD15の出
力をループアンプ16で増幅し、このループアンプ16
の出力を前記第2のオシレータ18にPLL制御をかけ
て前記PD15の位相ずれが無くなるように構成する。
【0040】これにより前記ループアンプ16の出力に
はベースバンド帯の周波数成分が発生し、さらにビデオ
アンプ17により増幅されて前記出力端子4より出力さ
れる。
【0041】一方、前記ループアンプ16の出力信号は
前記AFC出力19へも出力される。
【0042】このAFC出力19では、入力信号を積分
回路で平滑化し、そのDC成分と基準電圧との比較をし
て、AFC(H)出力37とAFC(L)出力38とか
らそれぞれ1ビットの信号を出力し、前記AFC判定器
28に入力される。
【0043】前記AFC(H)出力37および前記AF
C(L)出力38に出力される電圧について説明する。
【0044】例えば、前記PD15への入力信号の周波
数の平均値が中心周波数より高い時には前記AFC
(H)出力37、前記AFC(L)出力38にはそれぞ
れ5V,0Vを出力し、入力信号の平均値が中心周波数
より低い時にはそれぞれ0V,5Vを出力し、入力信号
の平均値が中心周波数にほぼ一致している時にはそれぞ
れ5V,5Vを出力する。
【0045】次に、前記選局コントロール部7について
説明する。リモートコントロール34から受信部35に
選局情報が入り、さらにMPU32の中の選局データ出
力33で選局データであるクロック、データ、イネーブ
ルがつくられ、それぞれCLOCK端子29、DATA
端子30、ENABLE端子31を介して前記PLL部
5に入力される。
【0046】次に、前記PLL部5について説明する。
前記MPU32からの選局データを前記データラッチ2
4でうけ、さらに前記AFCラッチ23に送られ、さら
にプログラムカウンタ22で受けてプログラムカウンタ
数が決定される。
【0047】このように、選局データをデータラッチ2
4で一旦受けるため、MPU32から選局データを送り
続けることが不要となり、MPU32の他への使用が拡
大するとともに、選局データラインからの不要輻射も少
なくなる。
【0048】前記AFCラッチ23ではリモートコント
ロール等による選局の開始時から例えば400〜700
msec後にラッチ動作をさせるようにしている。したが
って、選局の開始時にはラッチ動作をさせないようにし
ている。これは選局の開始時には前記第1のオシレータ
14の発振周波数が変化中でありAFCが誤動作するた
めである。
【0049】このAFCラッチ23ではAFC判定器2
8からのAFCデータも送られて前記AFCラッチ23
で選局データの微修正が加えられる。この微修正された
選局データを前記プログラムカウンタ22で受けてプロ
グラムカウンタ数が決定される。
【0050】最初に選局開始時の場合を説明する。前記
第1のオシレータ14は前記プリスケーラ39により周
波数が分周され、さらに前記プログラムカウンタ22に
より周波数が分周されて第2のPD21の一方の入力に
入力される。
【0051】一方、クリスタル発振器26の信号はリフ
ァレンスデバイダ25のリファレンスデバイダ数で分周
されて基準発振周波数として前記第2のPD21の他方
の入力に入力される。
【0052】この基準発振周波数と前記プログラムカウ
ンタ22の出力周波数とが前記第2のPD21で位相比
較され、チャージポンプ20により前記第1のオシレー
タ14に注入されPLL制御されて前記の第1のオシレ
ータ14の発振周波数が所定の値になる。
【0053】このAFC判定器28では、前記AFC
(H)出力37と前記AFC(L)出力38の電圧がそ
れぞれ5Vと0Vの時は前記AFC判定器28がプログ
ラムカウンタ数を増やす方向で、またAFC(H)とA
FC(L)の電圧がそれぞれ0Vと5Vの時は前記AF
C判定器28がプログラムカウンタ数を減らす方向で、
またAFC(H)とAFC(L)の電圧が共に5Vの時
は前記AFC判定器28がプログラムカウンタ数を変え
ないように動作させる。
【0054】これにより前記第1のオシレータ14の発
振周波数を例えば100〜300KHzずつ変化させてい
き、前記第1のPD15の出力位相差を検出する前記A
FC出力19からの出力である前記AFC(H)出力3
7と前記AFC(L)出力38の電圧が共に5Vになる
までPLL動作をつづける。
【0055】このAFCとしてのPLL動作が完了した
時に、前記復調部3に入力される信号の周波数の平均値
が中心周波数(国内では402.78MHz)に一致す
る。
【0056】次に、前記AFCラッチ23でデータの微
修正が加えられる場合で、さらにロックディテクタ27
をもちいて前記AFC判定器を働かす場合を説明する。
【0057】前記PD21の位相差検出を前記ロックデ
ィテクタ27で検出するようにしておき、リモートコン
トロール等による選局の開始後に前記ロックディテクタ
27での位相差が一定レベル以下になると、前記AFC
判定器28を働かせてAFC動作をおこなわせることが
可能となる。
【0058】これにより選局操作後のAFC動作のスタ
ートを従来に比べて早くでき、選局操作時のノイズ等の
ないきれいな画面を素早く提供できる。
【0059】
【発明の効果】以上のように本発明の高周波装置によれ
ば、入力端子と、この入力端子に接続されたミキサ部
と、このミキサ部の出力に接続された復調部と、この復
調部の出力に接続された出力端子と、前記ミキサ部に内
蔵されたオシレータの周波数を外部から入力される選局
データによって制御するPLL部とを備え、これらの回
路を一つの筐体に収納するとともに、前記PLL部は、
前記復調部から出力されるAFC信号に基づいて、前記
選局データを修正するようにしたものである。したがっ
て、高周波装置内部で復調部から出力されるAFC信号
に基づいて選局データを修正することができるので、A
FC信号を高周波装置の外部まで引き回す必要がなく、
この引き回しに起因する妨害波の飛び込み不要輻射が改
善できる。
【0060】また、AFC信号を外部に引き出す必要が
ないので、そのための部品が不要となり、小型化と、低
価格化が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるBSチューナのブロッ
ク図
【図2】従来例によるBSチューナのブロック図
【符号の説明】
1 入力端子 2 ミキサ部 3 復調部 4 出力端子 5 PLL部 14 第1のオシレータ 19 AFC出力 20 チャージポンプ 21 位相比較器 22 プログラムカウンタ 23 AFCラッチ 24 データラッチ 27 ロックディテクタ 28 AFC判定器 39 プリスケーラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 義雄 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 岡部 浩文 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力端子と、この入力端子に接続された
    ミキサ部と、このミキサ部の出力に接続された復調部
    と、この復調部の出力に接続された出力端子と、前記ミ
    キサ部に内蔵されたオシレータの周波数を外部から入力
    される選局データによって制御するPLL部とを備え、
    前記PLL部は、前記復調部から出力されるAFC信号
    に基づいて、前記選局データを修正する高周波装置。
  2. 【請求項2】 PLL部に内蔵された位相比較器に接続
    されたロックディテクタを設け、このロックディテクタ
    の出力信号に基づいて、AFC判定動作を開始させる請
    求項1記載の高周波装置。
  3. 【請求項3】 PLL部を1チップに集積した請求項1
    記載の高周波装置。
  4. 【請求項4】 PLL部を1チップに集積した請求項2
    記載の高周波装置。
  5. 【請求項5】 選局データ信号の入口にデータラッチ回
    路を設けた請求項1記載の高周波装置。
  6. 【請求項6】 リモートコントロール等による選局変更
    から400msから700ms遅れて選局データを修正する
    請求項1記載の高周波装置。
JP6267394A 1994-03-31 1994-03-31 高周波装置 Pending JPH07273679A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001304879A (ja) * 2000-04-27 2001-10-31 Maspro Denkoh Corp 車載用衛星追尾装置及び車載用衛星受信システム

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JP2001304879A (ja) * 2000-04-27 2001-10-31 Maspro Denkoh Corp 車載用衛星追尾装置及び車載用衛星受信システム

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