JP2006101164A - 自動周波数調整システム - Google Patents

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Abstract

【課題】自動周波数調整システムにおいて、周波数分解能を下げることなく、回路規模を大幅に削減する。
【解決手段】本実施形態の自動周波数調整システムは、アンテナ10、チューナ回路100、映像SAWフィルタ14、映像中間周波数アンプ20、映像検波器21、映像アンプ22、映像PLL回路102、AFT制御回路36、マイコン15およびメモリ16に加え、映像電圧制御発振器28の自走周波数(フリーラン周波数)のばらつきを低減するための基準PLL回路103と、受信した映像周波数と正規の映像周波数との大小関係を判別する比較器35と、映像電圧制御発振器28の出力信号と基準電圧制御発振回路30の出力信号とを混合し、その周波数の和信号と差信号を取り出すミキサ37と、周波数の和信号を取り除いて、周波数の差信号のみを後段に供給するミキサ低域通過フィルタ38とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動周波数調整(AFT)システムに係り、特に、AFTシステム内の局部発振回路の発振周波数を制御するディジタル方式のAFT制御回路を備える、例えば、テレビジョン受信機やテレビジョンチューナ内蔵のビデオ再生装置の分野に関する。
近年、テレビジョン受信機において、映像信号と音声信号を正確に受信するために、ディジタル方式のAFT制御回路が使用されるようになってきている。
AFT制御回路とは、映像中間周波信号処理回路(VIF回路)に入力される映像中間周波数を測定し、この値と正規の映像中間周波数との差の値をマイコンを介して前段の局部発振器に送り、映像中間周波数を正規の周波数に自動的に補正するものである。映像中間周波数は、例えば日本国内であれば常に一定の58.75MHzになるようにし、アメリカ合衆国内であれば常に一定の45.75MHzになるようにしている。
しばしば問題となるのは、放送チャネルを変換してケーブルで再送信するCATV等においては、映像搬送周波数自身が基準周波数よりもずれている場合があり、映像中間周波数が正規の周波数よりもずれてしまうことがある点である。
アナログ方式のAFT制御回路では、映像中間周波数の測定はアナログ処理によって行っているため、電源電圧の影響、周囲温度の影響およびトランジスタ、容量並びに抵抗といった回路素子のばらつきの影響を受けやすい。このため、周波数の分解能を一般に必要とされる10kHz程度に抑えるために、回路構成は複雑になり、また、ICの最終検査工程にて微調整するためコストアップにもつながってしまう。
しかしながら、ディジタル方式のAFT制御回路では、受信した映像中間周波数をディジタル的に周波数カウントしているため、電源電圧の影響、ICの周囲温度の影響および回路素子の影響を受けることはない。したがって、回路規模にも依るが、比較的容易に周波数の測定分解能を10kHz程度にすることができる。
従来のディジタル方式のAFT制御回路では、受信した映像中間周波数を直接にカウントし、その結果を前段の局部発振器に送り、映像中間周波数の自動調整を実施している。しかしながら、58.75MHzの映像中間周波数に対して、必要とされる周波数分解能は10kHz程度であり、非常に高精度の周波数カウンタが必要とされる。分周器を介さずに映像中間周波数を直接にカウントすると周波数分解能は良くなるものの、周波数カウンタ回路の規模は非常に大きくなりコストアップになる。一方、映像中間周波数を分周器を介してカウントすると、分周比によるが、周波数カウンタの回路規模は小さくなるものの周波数分解能が悪くなってしまう。
市場の要望は、当然ながら、自動周波数調整の精度を高め、安いICを提供することであるが、従来の方法では、これら2点を両立することが困難であった。
以下に、従来のディジタルAFT制御回路の動作について、図11を参照しながら説明する。図11は、従来の自動周波数調整システムの構成を示す回路図である。
図11に示すように、従来のディジタルAFT制御回路を制御するシステムは、大別して、アンテナ10と、アンテナ10で受信したテレビ高周波信号から希望のチャンネル周波数を選択し、映像中間周波数信号に変換するチューナ回路100と、映像中間周波信号から映像信号を検波する映像中間周波信号処理回路101とを備えている。
次に、図11に示すディジタルAFT制御回路の動作について説明する。まず、アンテナ10においてUHF帯またはVHF帯のテレビ高周波信号が受信されると、高周波アンプ11では、テレビ高周波信号のうち希望のチャンネル周波数が選局されて増幅される。1stミキサ回路12では、高周波アンプ11からの信号と局部発振器13からの信号とが混合されて映像中間周波数信号に変換される。例えば日本国内であれば、この映像中間周波数信号は58.75MHzである。
映像SAWフィルタ(表面弾性波フィルタ)14は、映像中間周波数信号の帯域通過フィルタとしての特性を有している。したがって、映像SAWフィルタ14では、映像中間周波信号のみが弁別され通過する。映像中間周波信号は映像中間周波数アンプ20によって増幅された後に映像検波器21に印加される。映像中間周波数アンプ20の出力信号は、映像位相検波器25、映像低域通過フィルタ(LPF)27、映像電圧制御発振器(VCO)28および移相器26からなる映像PLL回路102にも印加される。
この映像PLL回路102では、映像電圧制御発振器28から出力された信号は、移相器26によって位相をシフトされた後、映像位相検波器25に入力される(信号a)。また、映像位相検波器25には、映像中間周波数アンプ20の出力信号(信号b)もまた入力される。映像位相検波器25では、信号aと信号bとの周波数差(移相差)を検出し、この周波数差は映像低域通過フィルタ27に入力される。この周波数差は映像低域通過フィルタ27において平滑化されて周波数制御電圧となり、映像電圧制御発振器28へフィードバックされる。そして、映像電圧制御発振器28の周波数が映像中間周波数になり、かつ、信号aと信号bとの位相差が90度となるように動作する。
一方、移相器26では信号aに対して位相が90度シフトされた信号cが生成され、信号cは映像検波器21に入力される。この信号cの位相と映像中間周波数アンプ20からの出力信号の位相とは等しくなるため、映像検波器21は映像信号を同期検波し、映像信号を出力することになる。
映像中間周波数に同期した映像電圧制御発振器28の出力は、1/L分周器90によって分周されて、ディジタル方式の自動周波数調整の機能を有するAFT制御回路91に入力される。AFT制御回路91に設けられた周波数カウンタ(図示せず)によって、映像中間周波数は直接にカウントされる。ただし、ここで、映像電圧制御発振器28の出力信号の代わりに、移相器26の出力の信号(図11に示す信号aまたは信号c)をカウントしても構わない。
また、この周波数カウントは、正確な基準周波数によって実施されており、通常、水晶振動子XtalOSC33の発振周波数を利用している。この周波数は、例えば、3.58MHzや4.00MHzであり、精度は数kHzと比較的高い。
ディジタル方式のAFT制御回路91の出力特性は、正規の映像中間周波数と受信した映像中間周波数の周波数差をディジタル信号で表したものであり、その仕様はセットメーカやチューナーパックのメーカによって様々である。周波数を弁別する閾値は、例えば、0kHz、±50kHz、±100kHz、±150kHzと、周波数差に応じていくつかの段階に分けられている。また、その閾値の交差周波数には、10kHz程度の周波数分解能が必要となっている。映像中間周波数は、日本国内の場合は58.75MHzであるから、これに比べると、非常に高い周波数分解能が必要であることがわかる。AFT制御回路91の出力特性であるディジタル信号は、マイコン15を介して局部発振器13にフィードバックされており、受信周波数が変化した場合においても、映像中間周波数が自動調整され、常に、正規の58.75MHzになるように動作する。
以上のように、従来では、図11のディジタルAFT制御回路91の出力特性により、1stミキサ回路12の出力の映像中間信号周波数が一定となるような制御が行われる。
特開平11−252478号公報
前記従来の構成においては、受信した映像中間周波数に同期した映像電圧制御発振器28の出力信号は、1/L分周器90によって分周され、ディジタル方式のAFT制御回路91によって周波数カウントされる。ここでは、先述したように、映像中間周波数58.75MHzを10kHz程度の分解能で周波数カウントするシステムが必要とされる。仮に、1/L分周器90の分周比を大きくした場合は、周波数の分解能は上がるが、周波数カウンターの回路規模は非常に大きくなりコストアップにつながる。逆に、1/L分周器90の分周比を小さくした場合は、周波数カウンターの回路規模は小さくなるものの、周波数の分解能は悪化してしまう。
このように、周波数分解能の向上と周波数カウンターの回路規模の削減とは相反するものとなっているため、従来では、周波数分解能が必要最小限の10kHz程度になるように1/L分周器90の分周比を設定して、できる限り回路規模を小さくし、コストアップにならないようにしている。しかしながら、この場合には十分に回路規模を小さくすることができないという不具合があった。
本発明は、周波数分解能を下げることなく、かつ、回路規模を大幅に削減する手段を講ずることにより、性能アップとコスト削減を両立した自動周波数調整システムを提供することを目的とする。
本発明の第1の自動周波数調整システムは、第1の電圧制御発振回路と、前記第1の電圧制御発振回路の出力信号と映像中間周波信号との位相を比較する第1の位相検波回路と、前記位相検波回路の出力を平滑化して、前記第1の電圧制御発振回路へ第1の周波数制御電圧をフィードバックする第1の低域通過フィルタとを含む第1の位相同期回路と、外部の高安定周波数源からの周波数に同期して前記正規の映像中間周波数で発振している第2の電圧制御発振回路と、前記第1の電圧制御発振回路から出力される周波数と前記第2の電圧制御発振回路から出力される周波数と混合した混合成分を出力するミキサと、前記ミキサから出力される前記混合成分のうち、周波数の高い和成分を減衰させ、周波数の低い差成分を通過させる第2の低域通過フィルタと、前記第1の電圧制御発振回路の発振周波数と、前記正規の映像中間周波数との大小関係を判別する比較器と、前記比較器の出力信号と前記第2の低域通過フィルタの出力信号とが入力され、前記正規の映像中間周波数と受信した中間周波数との周波数差をカウントし、前記周波数差に応じたディジタル信号を出力するAFT制御回路とを備える。
これにより、非同期カウンタ、ゲート回路、ラッチ回路、デコーダ回路等の回路規模が削減される。本発明のシステムでは、周波数分解能は低下しないため、性能アップとコスト削減とを実現することができる。
前記第1の電圧制御発振回路と前記第2の電圧制御発振回路の発振周波数は同一周波数か、あるいはその周波数差は映像中間周波数に比べて極めて小さいことが好ましい。これにより、ミキサにおいて正確に混合成分を出力することができる。
前記第1の周波数制御電圧は前記映像中間周波数に比例し、前記比較器は、前記第1の周波数制御電圧とあらかじめ設定した基準電圧との大小関比較することにより、前記受信した映像中間周波数と前記正規の映像中間周波数の大小関係を判別してもよい。
前記比較器における前記基準電圧は、前記受信した映像中間周波数が前記正規の映像中間周波数である場合の前記第1の周波数制御電圧と等しくなるようにあらかじめ設定されていてもよい。
前記比較器は、前記第1の周波数制御電圧に対するヒステリシス特性を有することが好ましい。この場合には、比較器の出力が不安定になるのを防止することができる。
前記第2の電圧制御発振回路は、前記第1の電圧制御発振回路と実質的に同一の構成を有し、前記第2の電圧制御発振回路の出力信号を分周する第1の分周器と、前記外部の高安定周波数源の出力信号を分周する第2の分周器と、前記第1の分周器からの出力信号と前記第2の分周器からの出力信号との位相比較をする第2の位相検波回路と、前記第2の位相検波回路の出力信号を平滑化して、第2の周波数制御電圧を前記第2の電圧制御発振回路へフィードバックする第3の低域通過フィルタとを含む第2の位相同期回路をさらに備え、前記第2の周波数制御電圧が前記第1の電圧制御発振回路にも供給されることにより、前記第1の電圧制御発振回路の自走周波数は、前記正規の映像中間周波数に等しいように自動調整されていてもよい。
前記AFT制御回路からの出力信号を受ける局部発振回路をさらに備え、前記局部発振回路は、前記AFT制御回路からの出力信号によって、アンテナから受信したテレビジョン信号である受信信号を映像中間周波数に周波数変換するための高周波数信号を発生してもよい。
本発明の第2の自動周波数調整システムは、第1の電圧制御発振回路と、前記第1の電圧制御発振回路の出力信号と映像中間周波信号との位相を比較する第1の位相検波回路と、前記位相検波回路の出力を平滑化して、前記第1の電圧制御発振回路へ第1の周波数制御電圧をフィードバックする第1の低域通過フィルタとを含む第1の位相同期回路と、外部の高安定周波数源からの周波数に同期して基準の映像中間周波数で発振している第2の電圧制御発振回路と、前記第1の電圧制御発振回路から出力される周波数と前記第2の電圧制御発振回路から出力される周波数と混合した混合成分を出力するミキサと、前記ミキサから出力される前記混合成分のうち、周波数の高い和成分を減衰させ、周波数の低い差成分を通過させる第2の低域通過フィルタと、前記比較器の出力信号と前記第2の低域通過フィルタの出力信号とが入力され、正規の映像中間周波数と受信した中間周波数との周波数差をカウントし、前記周波数差に応じたディジタル信号を出力するAFT制御回路とを備え、前記受信した映像中間周波数が最大限に変化しても、前記第1の前記電圧制御発振回路と前記第2の電圧制御発振回路の発振周波数の大小関係が変化しないように、前記第1の電圧制御発振回路から出力される発振周波数と、前記第2の電圧制御発振回路から出力される発振周波数との値の差が設定されていることを特徴とする。
前記第2の電圧制御発振回路は、前記第1の電圧制御発振回路の発振周波数と近似する発振周波数を出力することができる構成を有し、前記第2の電圧制御発振回路の出力信号を分周する第1の分周器と、前記外部の高安定周波数源の出力信号を分周する第2の分周器と、前記第1の分周器からの出力信号と前記第2の分周器からの出力信号との位相比較をする第2の位相検波回路と、前記第2の位相検波回路の出力信号を平滑化して、第2の周波数制御電圧を前記第2の電圧制御発振回路へフィードバックする前記第3の低域通過フィルタとを含む第2の位相同期回路をさらに備え、前記第2の周波数制御電圧が前記第2の電圧制御発振回路にも供給されることにより、前記第1の電圧制御発振回路の自走周波数は、前記正規の映像中間周波数に等しいように自動調整されていてもよい。ここで、「第2の電圧制御発振回路が第1の電圧制御発振回路の発振周波数と近似する」とは、具体的には第2の電圧制御発振回路の発振周波数が第1の電圧制御発振回路の発振周波数に対して数MHzだけ異なることをいう。
前記AFT制御回路からの出力信号を受ける局部発振回路をさらに備え、前記局部発振回路は、前記AFT制御回路からの出力信号によって、アンテナから受信したテレビジョン信号である受信信号を映像中間周波数に周波数変換するための高周波数信号を発生してもよい。
本発明では、周波数分解能を低下させることなく、回路規模を大幅に削減することができ、性能アップとコスト削減を両立した自動周波数調整システムを提供することができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態における自動周波数調整システムの構成を示す回路図であり、図1において従来例と同一部分には同一符号を用いている。具体的には、本実施形態に係るアンテナ10、チューナ回路100、映像SAWフィルタ14、映像中間周波数アンプ20、映像検波器21、映像アンプ22、映像PLL回路102、マイコン15およびメモリ16は、従来のものと同様の構成であり、同様の機能を果たしている。
そして、本実施形態の自動周波数調整システムでは、映像電圧制御発振器28の自走周波数(フリーラン周波数)のばらつきを低減するために、基準PLL回路103が設けられている。
さらに、受信した映像中間周波数と正規の映像中間周波数との大小関係を判別する比較器35と、映像電圧制御発振器28の出力信号と基準電圧制御発振回路30の出力信号とを混合し、その周波数の和信号と差信号を取り出すミキサ37と、周波数の和信号を取り除いて、周波数の差信号のみを後段に供給するミキサ低域通過フィルタ38と、比較器35からの出力信号とミキサ低域通過フィルタ38からの出力信号を受信し、受信した映像中間周波数と正規の映像中間周波数の周波数差を出力するAFT制御回路36とが設けられている。
次に、本実施形態の自動周波数調整システムの動作を説明する。まず、映像電圧制御発振器28の自走周波数のばらつきを低減するための基準PLL回路103の動作を説明する。基準PLL回路103は、正規の映像中間周波数58.75MHzを生成するものであり、正確な基準周波数を得るために、水晶振動子XtalOSC33の発振周波数が利用されている。この発振周波数は、例えば、3.58MHzまたは4.00MHzであり、周波数精度は数kHzであり、比較的高い精度を有している。
まず、基準電圧制御発振回路30の出力は、1/N分周器31によって1/Nに分周され、基準位相検波器32に入力される。一方、水晶振動子XtalOSC33の出力は、1/M分周器34によって1/Mに分周され、基準位相検波器32に入力される。基準位相検波器32は、1/N分周器31からの出力と1/M分周器34からの出力との周波数差(移相差)を検出して、基準低域通過フィルタ29に出力する。この基準位相検波器32の出力は基準低域通過フィルタ29で平滑化されて周波数制御電圧となり、基準電圧制御発振回路30へ供給されてフィードバックする。以上の動作により、基準電圧制御発振回路30の周波数が正規の映像中間周波数58.75MHzになりPLL回路としての機能が実現される。
同時に、基準低域通過フィルタ29で平滑化された基準位相検波器32の出力電圧は、周波数制御電圧tとして映像電圧制御発振器28にも供給され、映像電圧制御発振器28の自走周波数(フリーラン周波数)は、正規の映像中間周波数58.75MHzとなる。一方、受信した映像中間周波数に対応した周波数制御電圧sは、映像低域通過フィルタ27から映像電圧制御発振器28へ供給される。このため、映像電圧制御発振器28において、制御電圧tによって、自走周波数は、正規の映像中間周波数58.75MHzとなり、また、制御電圧sによって、受信した映像中間周波数に同期するように動作する。
ここで映像電圧制御発振器28と基準電圧制御発振回路30は、同等の回路構成、同等の素子および同等のマスクレイアウトで構成され、また、基準低域通過フィルタ29において、映像電圧制御発振器28および基準電圧制御発振回路30へ周波数制御電圧を出力するそれぞれの回路は、同等の回路構成および同等の素子を使用して構成される。
このような構成により、映像電圧制御発振器28の発振周波数は基準電圧制御発振回路30の発振周波数と同等の温度依存性およびばらつき依存性をもった制御電圧で制御されることになる。基準電圧制御発振回路30の発振周波数はPLL回路103により正規の映像中間周波数に等しくなり、温度依存性および素子ばらつきへの依存性が極めて少ないため、同じ制御電圧によって制御される映像電圧制御発振器28の自走周波数が温度によって変動したり量産時に素子ばらつきが生じたりするおそれを回避することができるようになる。これにより、映像電圧制御発振器28と基準電圧制御発振回路30との周波数差は小さくなる。以上のことから、映像PLL回路102は同期はずれのない優れた特性を有することになる。
ここで、前記したように水晶振動子XtalOSC33の発振周波数は、セットメーカやチューナーパックメーカにより、例えば、3.58MHz、4.00MHzと使い分けられている。また、映像中間周波数は、ここでは日本の58.75MHzとしたが、アメリカ合衆国の45.75MHz等の他の周波数にしてもよい。1/N分周器31や1/M分周器34の分周比は、それぞれに応じて最適値が決定される。
次に、本実施形態における自動周波数調整システムについて説明する。まず、ミキサ37は、受信した映像中間周波数に同期した映像電圧制御発振器28の出力信号と、正確に正規の映像中間周波数で発振している基準電圧制御発振回路30の出力信号とを混合し、これら2つの電圧制御発振回路28, 30の周波数の和成分と差成分とを抽出する。ミキサ37の後段のミキサ低域通過フィルタ38では、発振周波数の高い和成分を取り除き、発振周波数の低い差成分のみを通過するようにフィルタ定数を設定している。なお、この2つの発振器の周波数差は、映像電圧制御発振器28と基準電圧制御発振回路30の周波数差の絶対値であり、映像電圧制御発振器28から出力された周波数と基準電圧制御発振回路30から出力された周波数との大小関係はこの回路では判断できないものとなっている。
次に、映像低域通過フィルタ27の出力電圧は、映像電圧制御発振器28の制御電圧として動作すると同時に、比較器35にも入力されており、正規の映像中間周波数と受信した映像中間周波数の大小関係を判別することにも利用される。図6は、第1の実施形態において、比較器35の2つの入力信号を示すグラフ図である。図6に示すように、映像電圧制御発振器28からの出力電圧40は受信した映像中間周波数に依存して変化する。一方、映像低域通過フィルタ27からの基準電圧41は、受信した映像中間周波数が正規の映像中間周波数に等しいときに出力電圧40と等しくなるようにあらかじめ設定したものである。
そして、この比較器35は、“0”、“1”の2値を出力する比較器であり、例えば、受信した映像中間周波数が正規の映像中間周波数よりも低ければ、出力電圧40は基準電圧41よりも低くなり、比較器35は“0”を出力する。逆に、受信した映像中間周波数が正規の映像中間周波数よりも高ければ、出力電圧40は基準電圧41よりも高くなり、比較器35は“1”を出力する。そして、比較器35の出力電圧は、後段のディジタル方式のAFT制御回路36に提供される。
なお、受信した映像中間周波数が正規の映像中間周波数と完全に等しい場合は、比較器35の出力は不安定になる可能性があるので、映像電圧制御発振器28の数kHzの周波数に相当する出力電圧40に対して、比較器35にヒステリシス特性を持たせることが望ましい。
また、この映像電圧制御発振器28からの出力の数kHzの周波数に相当する出力電圧40の電圧は数mV〜数10mVと非常に小さいため、比較器35は増幅器の機能も有することが望ましい。
以上の説明のように、映像電圧制御発振器28の出力と基準電圧制御発振回路30の出力との周波数差の絶対値はミキサ37によって判別され、その大小関係は、比較器35によって判別される。これらの2つの結果を用いることにより、受信した映像中間周波数と正規の映像中間周波数の差が決定されることになる。
次に、この周波数をカウントする機能を有するAFT制御回路36について説明する。図2および図3はAFT制御回路36の構成を詳細に示す回路図であり、図4は出力特性の例を示す表図である。
図2に示すように、AFT制御回路36は、水晶振動子XtalOSC33からの出力を受ける分周器54と、ミキサ低域通過フィルタ38の出力と分周器54からの出力(RESET1)を受ける非同期カウンタ53と、非同期カウンタ53からの出力(D1'〜D3')と分周器54からの出力(RESET2)を受けるラッチ回路52と、ラッチ回路52からの出力(D1〜D3)、分周器からの出力(KEEP)および比較器からの出力(D4)を受けるデコーダ51と、デコーダ51からの出力を受けるパラレルシリアル変換回路50とで構成されている。
図3に示すように、非同期カウンタ53はDフリップフロップF0〜F6とゲートG1〜G3で構成されている。また、ラッチ回路52はDフリップフロップF7〜F9で構成されている。なお、図3の回路構成では、XtalOSC33の周波数が4.00MHz設定され、周波数カウントの基準信号であるRESET1が分周器54によって11分周されるように設定されている。また、図4に示すように、周波数弁別の閾値は、0kHz、±50kHz、±100kHz、±150kHzとなるように設定されている。
次に、本実施形態におけるAFT制御回路36等の動作について、図5を参照しながら説明する。図5は図2および図3に示す回路のうち主要箇所に入出力される信号のタイミングを示すタイミングチャート図である。なお、図5に示すA0〜A2の出力信号は、図2に示す回路において、パラレルシリアル変換回路50およびマイコン15を介し、局部発振器13に入力される。そして、局部発振器13は、映像中間周波数が正規の周波数になるように動作することになる。まず、XtalOSC33の周波数は分周器54にて分周され、信号RESET1を出力する。非同期カウンタ53は、この信号RESET1が“1”の期間、ミキサ低域通過フィルタ38を介したミキサ37の出力信号を非同期でカウントする。ミキサ37からの出力の周波数の増加とともに、ゲート回路の信号D1’〜D3’のうち50kHzに相当するD1’が“1”となり、次に100kHzに相当するD2’が“1”となり、最後に150kHzに相当するD3’が“1”となるように動作する。
ラッチ回路52では、D1’、D2’、D3’の信号がいったん“1”となると、その値を保持するように動作し、それぞれの信号をD1、D2、D3として出力する。このデータの保持は、分周器54から出力されるRESET2が図5に示すように“0”になるまでの期間、続くことになる。
図4に示す例では、比較器35より送られてくるD4は最上位ビット(MSB)となり、D1〜D3のデータと合わせて、デコーダ51によって所望のA0〜A2の信号に変換される。そして、パラレルシリアル変換回路50を通して、マイコン15にフィードバックされる。ここで、図5に示すように、分周器54は、ラッチ回路52をリセットする信号RESET2を出力する前に後段のデコーダ51に信号KEEPを送り、D1〜D3の信号が映像中間周波数に応じて変化する前に、A0〜A2の信号を保持するようにしている。
本実施形態のシステムでは、従来と比較して回路規模が大幅に削減される。具体的には、まず非同期カウンタ53の大幅削減が可能である。つまり、従来では、1/L分周器90(図11に示す)を介さない場合には58.75MHzの信号(または、例えば1/4の分周器を介したとしても14.6875MHz(=58.75MHz/4)の信号)を周波数カウントしていたものが、本発明では、最大でも数100kHzの信号を周波数カウントすれば十分になっている。これにより、F0〜F6に該当する1/2の分周器機能を有するフリップフロップを大幅に削減することができる。具体的には、従来回路では15個程度のフリップフロップが必要であるが、本発明では7個程度となり、8個程度(58.75MHz/150kHz=392>28)は削減され、回路規模は半分程度となる。
また、ゲート回路G1〜G3の削減も可能である。つまり、ゲート回路G1〜G3は、ある所望の周波数をカウントして、D1’〜D3’を出力する。従来では、ゲート回路G1〜G3への入力周波数が58.75MHz±150kHz程度であり、所望の周波数を10kHz程度の分解能でカウントするためには、F0〜F6に該当する分周器機能を有するフリップフロップの数が多くなるため、1つのゲート回路あたりの入力ポート数も多くなり、回路規模も大きくなっていた。しかしながら、本発明ではカウント数が150kHz程度であるため、1つのゲート回路あたりの入力ポート数が少なくなり、ゲート回路の規模は小さくなる。具体的には、従来では、ゲート回路の入力ポート数は最大でフリップフロップの数と等しく15個程度であったものが、本発明では最大で7個程度となり、各ゲート回路の入力ポートの縮小に伴い、回路規模が縮小する。また、従来例では、受信した映像中間周波数は、正規の映像中間周波数に対して大と小の2つの極性を有しているため、この2つの極性をカウントする必要があったが、本発明では、大小の極性の判定信号は比較器35より送られるため、周波数差の絶対値のみをカウントすればよく、ゲートG1〜G3の数が半分に削減されることになる。具体的には、従来は、0kHz、±50kHz、±100kHz、±150kHzの合計7つの周波数をカウントしていたが、本発明では、絶対値の0kHz、50kHz、100kHz、150kHzの合計4つの周波数をカウントすればよいため、ゲートの数が約半分に削減されることになる。
つまり、フリップフロップの数の半減に伴い、ゲート回路1個当たりの入力ポート数が半減する。また、周波数差の絶対値のみをカウントすればよいためゲート回路の数も半減する。このため、ゲート回路の規模はトータルで1/4程度となる。
さらに、ラッチ回路52の回路規模も、非同期カウンタ53の出力信号(D1’からD3’)が半減することにより、半減する。
さらに、デコーダ51においても比較器35より極性が送られてくるため、デコードするビットが1つ減る。したがって、デコーダ51の回路規模も削減される。
本実施形態では、以上に述べたように回路規模が削減される結果、従来と比べて、回路規模をおおよそ1/4程度まで削減することができる(75%程度の削減)。つまり、周波数分解能を全く下げずに回路規模を大幅に削減することができるため、性能アップとコスト削減を両立した自動周波数調整システムを提供することができる。
なお、本発明では映像中間周波数が日本国内の58.75MHzであるため、映像電圧制御発振器28の発振周波数と基準電圧制御発振回路30の発振周波数は58.75MHzとして説明したが、例えばアメリカ合衆国内では、映像中間周波数は45.75MHzであり、映像電圧制御発振器28の発振周波数と基準電圧制御発振回路30の発振周波数も45.75MHzとなることは言うまでもない。
(第2の実施形態)
図7は本発明の第2の実施形態における自動周波数調整システムの構成を示す回路図であり、図7において従来例や第1の実施形態と同一部分は同一符号を用いている。具体的には、本実施形態に係るアンテナ10、チューナ回路100、映像SAWフィルタ14、映像中間周波数アンプ20、映像検波器21、映像アンプ22、映像PLL回路102、マイコン15およびメモリ16は、従来のものと同様の構成であり、同様の機能を果たしている。
本実施形態の自動周波数調整システムでは、映像電圧制御発振器28の自走周波数(フリーラン周波数)のばらつきを低減するために、第1の実施形態と同様の基準PLL回路104を設けている。ただし、第1の実施形態では、映像電圧制御発振器28の発振周波数と基準電圧制御発振回路30の発振周波数は同一周波数としたが、第2の実施形態では、異なる周波数であることを特徴にしている。
そして、本自動周波数調整システムでは、映像電圧制御発振器28の出力信号と基準電圧制御発振回路70の出力信号とを混合し、その周波数の和信号と差信号を取り出すミキサ37と、周波数の和信号を取り除いて、周波数の差信号のみを後段に供給するミキサ低域通過フィルタ38と、ミキサ低域通過フィルタ38の出力信号から、受信した映像中間周波数と正規の映像中間周波数の周波数差を出力するAFT制御回路72とが設けられている。なお、第1の実施形態では、受信した映像中間周波数と基準の映像中間周波数との大小関係を判別する比較器35を設けたが、第2の実施形態では設けていない。
次に、本実施形態の自動周波数調整システムについて説明する。なお、本自動周波数調整システムでは、基準PLL回路104以外の構成や機能は従来と同様である。
まず、映像電圧制御発振器28の自走周波数(フリーラン周波数)のばらつきを低減するための基準PLL回路104の動作を説明する。基準PLL回路104では、正規の映像中間周波数58.75MHzとは数MHz異なる基準発振周波数が生成される。基準PLL回路104では、正確な基準周波数を得るために、水晶振動子XtalOSC33の発振周波数が利用されている。この発振周波数は、例えば、3.58MHzまたは4.00MHzであり、周波数精度は数kHzであり、比較的高い精度を有している。
基準電圧制御発振回路70の出力は、1/Q分周器71によって1/Qに分周され、基準位相検波器32に入力される。一方、水晶振動子XtalOSC33の出力は、1/M分周器34によって1/Mに分周され、基準位相検波器32に入力される。基準位相検波器32では、これら2つの周波数差(移相差)が検出され、この基準位相検波器32の出力は基準低域通過フィルタ29で平滑化されて周波数制御電圧となり基準電圧制御発振回路70へ供給されてフィードバックする。以上の動作により、基準電圧制御発振回路70の周波数が正規の映像中間周波数58.75MHzと数MHz異なる基準発振周波数となりPLL回路としての機能が実現される。
同時に、基準低域通過フィルタ29で平滑化された基準位相検波器32の出力電圧は、基準電圧制御発振回路70と映像電圧制御発振器28の発振周波数差を考慮に入れた周波数制御電圧tとして映像電圧制御発振器28にも供給され、映像電圧制御発振器28の自走周波数(フリーラン周波数)は、正規の映像中間周波数58.75MHzとなる。一方、受信した映像中間周波数に対応した周波数制御電圧sは、映像低域通過フィルタ27から映像電圧制御発振器28へ供給される。このため、映像電圧制御発振器28において、制御電圧tによって、自走周波数は、正規の映像中間周波数58.75MHzとなり、また、制御電圧sによって、受信した映像中間周波数に同期するように動作する。
ここで映像電圧制御発振器28と基準電圧制御発振回路70は、同等の回路構成、同等の素子および同等のマスクレイアウトで構成され、また、基準低域通過フィルタ29において、映像電圧制御発振器28および基準電圧制御発振回路70へ周波数制御電圧を出力するそれぞれの回路は、同等の回路構成および同等の素子を使用して構成される。ただし、発振器の制御電圧は同等でありながら発振周波数を異なるものとするために、例えば、マルチバイブレータ形式の発振器であれば、負荷の容量値を変えるなどの変更を行う。しかしながら、変更は必要最小限であり、極めて近似した回路となっている。
このような構成により、映像電圧制御発振器28の発振周波数は基準電圧制御発振回路70の発振周波数と同等の温度依存性およびばらつき依存性をもった制御電圧で制御されることになる。基準電圧制御発振回路70の発振周波数はPLL回路により基準周波数に等しくなり、温度依存性および素子ばらつきへの依存性が極めて少ないため、同じ制御電圧によって制御される映像電圧制御発振器28の自走周波数が温度によって変動したり量産時に素子ばらつきが生じたりするおそれを回避することができるようになる。以上のことから、映像PLL回路102は同期はずれのない優れた特性を有することになる。
ここで、前記したように水晶振動子XtalOSC33の発振周波数は、セットメーカやチューナーパックメーカにより、例えば、3.58MHz、4.00MHzと使い分けられている。また、映像中間周波数は、ここでは日本の58.75MHzとしたが、アメリカ合衆国の45.75MHz等の他の周波数にしてもよい。1/N分周器31や1/M分周器34の分周比は、それぞれに応じて最適値が決定される。
次に、本実施形態における自動周波数調整システムについて説明する。まず、ミキサ37は、受信した映像中間周波数に同期した映像電圧制御発振器28の出力信号と、正確に基準の周波数で発振している基準電圧制御発振回路70の出力信号とを混合し、これら2つの電圧制御発振回路の周波数の和成分と差成分を抽出する。ミキサ37の後段のミキサ低域通過フィルタ38では、発振周波数の高い和成分を取り除き、発振周波数の低い差成分のみを通過するようにフィルタ定数を設定している。なお、この2つの発振器の周波数差は数MHzと大きく設定しているため、映像電圧制御発振器28と基準電圧制御発振回路70の周波数の大小関係は、受信した映像中間周波数に依らず定まっており、周波数の大小関係は判断する必要がないものとなっている。
このように、映像電圧制御発振器28と基準電圧制御発振回路70の周波数差はミキサ37のみの出力信号によって判別される。つまり、受信した映像中間周波数の基準の周波数との差が決定されることになる。
次に、この周波数をカウントする機能を有するAFT制御回路72について説明する。図8は、このAFT制御回路72の構成を詳細に示す回路図であり、図9は出力特性の例を示す表図であり、図10は図8に示す回路のうち主要箇所に入出力される信号のタイミングを示すタイミングチャート図である。なお、図10に示すA0〜A2の出力信号は、パラレルシリアル変換回路80およびマイコン15を介し、局部発振器13に入力される。そして、局部発振器13は、映像中間周波数が正規の周波数になるように動作することになる。局部発振器13は、アンテナから受信したテレビジョン信号である受信信号を映像中間周波数に周波数変換するための高周波数信号を発生する。
図8には、AFT制御回路72の詳細が示されている。具体的には、AFT制御回路72は、水晶振動子XtalOSC33からの出力を受ける分周器84と、ミキサ低域通過フィルタ38からの出力と分周器84からの出力(RESET1)を受ける非同期カウンタ83と、非同期カウンタ83からの出力(D1'〜D7')と分周器84からの出力(RESET2)を受けるラッチ回路82と、ラッチ回路82からの出力(D1〜D7)、分周器84からの出力(KEEP)を受けるデコーダ81と、デコーダ81からの出力を受けるパラレルシリアル変換回路80とで構成されている。
なお、図示は省略するが、第1の実施形態と同様に、非同期カウンタ83はDフリップフロップとゲートとで構成され、ラッチ回路82はDフリップフロップで構成されている。
次に、本実施形態におけるAFT制御回路等の動作について、図9を参照しながら説明する。まず、XtalOSC33の周波数は分周器84にて分周され、信号RESET1を出力する。非同期カウンタ83は、この信号RESET1が“1”の期間、ミキサ低域通過フィルタ38を介したミキサ37の出力信号を非同期でカウントする。ミキサ出力の周波数の増加とともに、ゲート回路の信号D1’〜D3’のうち−150kHzに相当するD1’が“1”となり、次に−100kHzに相当するD2’が“1”となり、順次D3'、D4'、D5'、D6'が“1”となり、最後に+150kHzに相当するD7’が“1”となるように動作する。
ラッチ回路82では、D1’〜D7’の信号がいったん“1”となると、その値を保持するように動作し、それぞれの信号をD1〜D7として出力する。このデータの保持は、分周器84から出力されるRESET2が図10に示すように“0”になるまでの期間、続くことになる。
次に、D7〜D1のデータは、デコーダ81によって所望のA0〜A2の信号に変換される。そして、パラレルシリアル変換回路80を通して、マイコン15にフィードバックされる。ここで、図10に示すように、分周器84は、ラッチ回路82をリセットする信号RESET2を出力する前に後段のデコーダ81に信号KEEPを送り、D1〜D7の信号が映像中間周波数に応じて変化する前に、A0〜A2の信号を保持するようにしている。
本実施形態のシステムでは、従来と比較して回路規模が大幅に削減される。具体的には、まず非同期カウンタ83の大幅削減が可能である。つまり、従来では、1/L分周器90(図11に示す)を介さない場合には58.75MHzの信号(または、例えば1/4の分周器を介したとしても14.6875MHz(=58.75MHz/4)の信号)を周波数カウントしていたものが、本発明では、最大でも2つの発振器の周波数差である数MHz程度の信号を周波数カウントすれば十分になっている。これにより、フリップフロップを大幅に削減することができる。具体的には、従来回路では15個程度のフリップフロップが必要であるが、本発明では10個程度となり、5個程度(58.75MHz/数MHzHz>25)は削減され、回路規模は30%程度削減される。
また、非同期カウンタ83内のゲート回路の削減も可能である。つまり、ゲート回路は、ある所望の周波数をカウントして、D1’〜D7’を出力する。従来では、ゲート回路への入力周波数が58.75MHz±150kHz程度であり、所望の周波数を10kHz程度の分解能でカウントするためには、分周器機能を有するフリップフロップの数が多くなるため、1つのゲート回路あたりの入力ポート数も多くなり、回路規模も大きくなっていた。しかしながら、本発明ではカウント数が数MHz程度であるため、ゲート回路の規模は小さくなる。具体的には、従来では、ゲート回路の入力ポート数は最大でフリップフロップの数と等しく15個程度であったものが、本発明では最大10個程度となり、各ゲート回路の入力ポートの縮小に伴い、回路規模が縮小する。
さらに、ラッチ回路82の回路規模も、非同期カウンタ83の出力信号(D1’からD7’)が30%程度削減することにより、30%程度削減する。
本実施形態では、以上に述べたように回路規模が削減される結果、従来と比べて、回路規模をおおよそ30%程度削減することができる。つまり、周波数分解能を全く下げずに回路規模を大幅に削減することができるため、性能アップとコスト削減を両立した自動周波数調整システムを提供することができる。
なお、本発明では映像中間周波数が日本国内の58.75MHzであるため、映像電圧制御発振器28の発振周波数と基準電圧制御発振回路70の発振周波数は58.75MHzに近い周波数として説明したが、例えばアメリカ合衆国内では、映像中間周波数は45.75MHzであり、映像電圧制御発振器28の発振周波数は45.75MHzであり、基準電圧制御発振回路70の発振周波数も45.75MHzに近い周波数となることは言うまでもない。
本発明の自動周波数調整システムでは、周波数分解能を低下させることなく性能アップおよびコスト削減を実現することができる点で産業上の利用可能性は高い。
本発明の第1の実施形態における自動周波数調整システムの構成を示す回路図である。 第1の実施形態におけるAFT制御回路36の構成を詳細に示す回路図である。 第1の実施形態におけるAFT制御回路36の構成を詳細に示す回路図である。 第1の実施形態における出力特性の例を示す表図である。 図2および図3に示す回路のうち主要箇所に入出力される信号のタイミングを示すタイミングチャート図である。 第1の実施形態において、比較器35の2つの入力信号を示すグラフ図である。 本発明の第2の実施形態における自動周波数調整システムの構成を示す回路図である。 第2の実施形態におけるAFT制御回路72の構成を詳細に示す回路図である。 第2の実施形態において、出力特性の例を示す表図である。 図8に示す回路のうち主要箇所に入出力される信号のタイミングを示すタイミングチャート図である。 従来の自動周波数調整システムの構成を示す回路図である。
符号の説明
1 ゲート回路
10 アンテナ
11 高周波アンプ
12 stミキサ回路
13 局部発振器
14 映像SAWフィルタ
15 マイコン
16 メモリ
20 映像中間周波数アンプ
21 映像検波器
22 映像アンプ
25 映像位相検波器
26 移相器
27 映像低域通過フィルタ
28 映像電圧制御発振器
28 電圧制御発振回路
29 基準低域通過フィルタ
30 基準電圧制御発振回路
31 1/N分周器
32 基準位相検波器
33 XtalOSC
33 高安定周波数源
34 1/M分周器
35 比較器
36 AFT制御回路
37 ミキサ
38 ミキサ低域通過フィルタ
50 パラレルシリアル変換回路
51 デコーダ
52 ラッチ回路
53 非同期カウンタ
54 分周器
58 映像中間周波数
70 基準電圧制御発振回路
71 1/Q分周器
72 AFT制御回路
80 パラレルシリアル変換回路
81 デコーダ
82 ラッチ回路
83 非同期カウンタ
84 分周器
90 1/L分周器
91 AFT制御回路
91 ディジタルAFT制御回路

Claims (10)

  1. 第1の電圧制御発振回路と、前記第1の電圧制御発振回路の出力信号と映像中間周波信号との位相を比較する第1の位相検波回路と、前記位相検波回路の出力を平滑化して、前記第1の電圧制御発振回路へ第1の周波数制御電圧をフィードバックする第1の低域通過フィルタとを含む第1の位相同期回路と、
    外部の高安定周波数源からの周波数に同期して正規の映像中間周波数で発振している第2の電圧制御発振回路と、
    前記第1の電圧制御発振回路から出力される周波数と前記第2の電圧制御発振回路から出力される周波数と混合した混合成分を出力するミキサと、
    前記ミキサから出力される前記混合成分のうち、周波数の高い和成分を減衰させ、周波数の低い差成分を通過させる第2の低域通過フィルタと、
    前記第1の電圧制御発振回路の発振周波数と、前記正規の映像中間周波数との大小関係を判別する比較器と、
    前記比較器の出力信号と前記第2の低域通過フィルタの出力信号とが入力され、前記正規の映像中間周波数と受信した中間周波数との周波数差をカウントし、前記周波数差に応じたディジタル信号を出力するAFT制御回路とを備えることを特徴とする自動周波数調整システム。
  2. 請求項1に記載の自動周波数調整システムであって、
    前記第1の電圧制御発振回路と前記第2の電圧制御発振回路の発振周波数は同一周波数か、あるいはその周波数差は映像中間周波数に比べて極めて小さいことを特徴とする自動周波数調整システム。
  3. 請求項1に記載の自動周波数調整システムであって、
    前記第1の周波数制御電圧は前記映像中間周波数に比例し、
    前記比較器は、前記第1の周波数制御電圧とあらかじめ設定した基準電圧との大小関係を比較することにより、前記受信した映像中間周波数と前記正規の映像中間周波数の大小関係を判別することを特徴とする自動周波数調整システム。
  4. 請求項3に記載の自動周波数調整システムであって、
    前記比較器における前記基準電圧は、前記受信した映像中間周波数が前記正規の映像中間周波数である場合の前記第1の周波数制御電圧と等しくなるようにあらかじめ設定されていることを特徴とする自動周波数調整システム。
  5. 請求項3に記載の自動周波数調整システムであって、
    前記比較器は、前記第1の周波数制御電圧に対するヒステリシス特性を有することを特徴とする自動周波数調整システム。
  6. 請求項1に記載の自動周波数調整システムであって、
    前記第2の電圧制御発振回路は、前記第1の電圧制御発振回路と実質的に同一の構成を有し、
    前記第2の電圧制御発振回路の出力信号を分周する第1の分周器と、
    前記外部の高安定周波数源の出力信号を分周する第2の分周器と、
    前記第1の分周器からの出力信号と前記第2の分周器からの出力信号との位相比較をする第2の位相検波回路と、
    前記第2の位相検波回路の出力信号を平滑化して、第2の周波数制御電圧を前記第2の電圧制御発振回路へフィードバックする第3の低域通過フィルタと
    を含む第2の位相同期回路をさらに備え、
    前記第2の周波数制御電圧が前記第1の電圧制御発振回路にも供給されることにより、前記第1の電圧制御発振回路の自走周波数は、前記正規の映像中間周波数に等しいように自動調整されていることを特徴とする自動周波数調整システム。
  7. 請求項1に記載の自動周波数調整システムであって、
    前記AFT制御回路からの出力信号を受ける局部発振回路をさらに備え、
    前記局部発振回路は、前記AFT制御回路からの出力信号によって、アンテナから受信したテレビジョン信号である受信信号を映像中間周波数に周波数変換するための高周波数信号を発生することを特徴とする自動周波数調整システム。
  8. 第1の電圧制御発振回路と、前記第1の電圧制御発振回路の出力信号と映像中間周波信号との位相を比較する第1の位相検波回路と、前記位相検波回路の出力を平滑化して、前記第1の電圧制御発振回路へ第1の周波数制御電圧をフィードバックする第1の低域通過フィルタとを含む第1の位相同期回路と、
    外部の高安定周波数源からの周波数に同期して基準の映像中間周波数で発振している第2の電圧制御発振回路と、
    前記第1の電圧制御発振回路から出力される周波数と前記第2の電圧制御発振回路から出力される周波数と混合した混合成分を出力するミキサと、
    前記ミキサから出力される前記混合成分のうち、周波数の高い和成分を減衰させ、周波数の低い差成分を通過させる第2の低域通過フィルタと、
    前記比較器の出力信号と前記第2の低域通過フィルタの出力信号とが入力され、正規の映像中間周波数と受信した中間周波数との周波数差をカウントし、前記周波数差に応じたディジタル信号を出力するAFT制御回路とを備え、
    前記受信した映像中間周波数が最大限に変化しても、前記第1の前記電圧制御発振回路と前記第2の電圧制御発振回路の発振周波数の大小関係が変化しないように、前記第1の電圧制御発振回路から出力される発振周波数と、前記第2の電圧制御発振回路から出力される発振周波数との値の差が設定されていることを特徴とする自動周波数調整システム。
  9. 請求項8に記載の自動周波数調整システムであって、
    前記第2の電圧制御発振回路は、前記第1の電圧制御発振回路の発振周波数と近似する発振周波数を出力することができる構成を有し、
    前記第2の電圧制御発振回路の出力信号を分周する第1の分周器と、
    前記外部の高安定周波数源の出力信号を分周する第2の分周器と、
    前記第1の分周器からの出力信号と前記第2の分周器からの出力信号との位相比較をする第2の位相検波回路と、
    前記第2の位相検波回路の出力信号を平滑化して、第2の周波数制御電圧を前記第2の電圧制御発振回路へフィードバックする前記第3の低域通過フィルタと
    を含む第2の位相同期回路をさらに備え、
    前記第2の周波数制御電圧が前記第2の電圧制御発振回路にも供給されることにより、前記第1の電圧制御発振回路の自走周波数は、前記正規の映像中間周波数に等しいように自動調整されていることを特徴とする自動周波数調整システム。
  10. 請求項8に記載の自動周波数調整システムであって、
    前記AFT制御回路からの出力信号を受ける局部発振回路をさらに備え、
    前記局部発振回路は、前記AFT制御回路からの出力信号によって、アンテナから受信したテレビジョン信号である受信信号を映像中間周波数に周波数変換するための高周波数信号を発生することを特徴とする自動周波数調整システム。
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