JPH0727354B2 - ディスプレイモニタのオートトラッキング回路 - Google Patents

ディスプレイモニタのオートトラッキング回路

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JPH0727354B2
JPH0727354B2 JP63182117A JP18211788A JPH0727354B2 JP H0727354 B2 JPH0727354 B2 JP H0727354B2 JP 63182117 A JP63182117 A JP 63182117A JP 18211788 A JP18211788 A JP 18211788A JP H0727354 B2 JPH0727354 B2 JP H0727354B2
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秀樹 谷添
節 横尾
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、入力水平同期信号の周波数に自動追従し動作
するディスプレイモニタのオートトラッキング回路に関
するものである。
[従来の技術] 第4図は従来一般に用いられているオートトラッキング
回路の周波数−電圧変換回路を示す回路図である。
図中(1)は、ワンショットマルチバイブレータであ
り、その信号入力端子INには同期信号が入力され、信号
出力端子OUTからはパルス信号が出力される。
発振時定数抵抗器(2)及び発振時定数コンデンサ
(3)は、ワンショットマルチバイブレータ(1)の出
力パルス信号のパルス幅を決定するための発振時定数回
路を構成するものである。
ワンショットマルチバイブレータ(1)の出力パルス信
号は分圧抵抗器(4),(5)により分圧されて出力用
トランジスタ(6)のベースに接続されている。出力用
トランジスタ(6)のコレクタには負荷抵抗器(7)を
介して所定の電圧VDDが印加されている。また、このコ
レクタは積分時定数抵抗器(8)を介して出力端子V0に
接続されると共に、積分時定数コンデンサ(9)を介し
て接地されている。出力用トランジスタ(6)のエミッ
タは直接接地されている。
次に動作について説明する。
同期信号入力端子F1からワンショットマルチバイブレー
タ(1)の信号入力端子INに同期信号が入力されると、
発振時定数抵抗器(2)及び発振時定数コンデンサ
(3)にて構成される時定数回路により決定されるパル
ス幅の矩形パルス信号が、ワンショットマルチバイブレ
ータ(1)の信号出力端子OUTから出力される。この矩
形パルス信号は分圧抵抗器(4),(5)にて分圧され
た後、出力用トランジスタ(6)のベースに印加され
る。
出力用トランジスタ(6)のコレクタには負荷抵抗器
(7)を介して所定の電圧が印加されているので、出力
用トランジスタ(6)が導通状態にある場合、即ちワン
ショットマルチバイブレータ(1)から出力される矩形
パルスのハイレベル区間では、出力用トランジスタ
(6)のコレクタに印加されている電圧は出力用トラン
ジスタ(6)を介して接地端子へ放電される。一方、ワ
ンショットマルチバイブレータ(1)から出力される矩
形パルスがローレベルな区間では、出力用トランジスタ
(6)のコレクタに印加されている所定電圧は積分時定
数抵抗器(8)及び積分時定数コンデンサ(9)により
積分される。
いま、ワンショットマルチバイブレータ(1)から出力
される矩形パルスのパルス幅(ハイレベル区間の幅)は
発振時定数抵抗器(2)及び発振時定数コンデンサ
(3)の作用により一定であり、また、そのパルス数は
入力される同期信号の周波数に対応するので、このパル
ス信号の各1周期におけるデューティが変化することに
なる。これにより、積分時定数コンデンサ各の充放電の
時間の比が変化する。従って、ワンショットマルチバイ
レータ(1)の信号入力端子INに入力される同期信号周
波数に対応する電圧が、積分時定数コンデンサ(9)の
両端電圧として出力端子V0に出力され、これが水平発振
回路に加えられて、水平発振周波数の制御を行う。
[発明が解決しようとする課題] 従来のオートトラッキング回路は以上のように構成され
ていたので、入力水平同期信号周波数と水平発振周波数
との関係が、ワンショットマルチバイブレータ(1)に
接続された発振時定数抵抗(2)と発振時定数コンデン
サ(3)により一義的に決まってしまい、水平発振回路
の電圧制御特性に合った正確なトラッキングを行うこと
が困難であった。また、発振時定数コンデンサ(3)の
温度変化に伴なう容量変化により、トラッキング特性が
変化するという問題点があり、これらの問題点を解消す
ることが課題である。
発明の目的 本発明は、上記従来の課題を解決するためになされたも
ので、入力水平同期信号周波数に対して正確なオートト
ラッキング特性を有するオートトラッキング回路を得る
ことを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明に係るディスプレイモニタのオートトラッキング
回路は、入力される水平同期信号の周波数を計数する手
段と、その計数結果からD/A変換出力データを求めるデ
ータ変換テーブルとを有するマイクロコンピュータを備
えており、このマイクロコンピュータの出力ポートには
D/A変換用ラダー抵抗ネットワークが接続され、ラダー
抵抗ネットワークの出力端子には発振周波数切換え速度
調整用コンデンサと、発振周波数制御出力電圧の最小値
を制御するためのオペアンプを含む電圧加算回路とが接
続されている。
更にオペアンプ回路の出力は、入力水平同期信号周波数
の変化に対する出力発振周波数の変化率を制御するため
の増幅回路に接続されている。
入力される水平同期信号周波数を前記マイクロコンピュ
ータにより計数され、その結果はマイクロコンピュータ
に内蔵されたデータ変換テーブルを参照して出力用デー
タに変換され、この出力用データはD/A変換用ラダー抵
抗器によりアナログ出力に変換される。そして、このア
ナログ出力を前記加算回路と増幅回路により電圧加算及
び増幅ゲイン調整し、水平同期信号に忠実な発振出力を
得るものである。
[作用] 本発明におけるマイクロコンピュータは、その内部に設
けられたデータ変数テーブルにその時に使用される発振
回路の入力制御電圧−発振周波数特性に適合したデータ
を用意することで、必要とされる周波数−電圧変換特性
を得ることができる。
また、加算回路と増幅回路の調整により、温度変化や回
路定数のバラツキ等により生じるトラッキング特性の誤
差の補正を行うことができる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図に基づいて説明する。
第1図において、(10)はその内部にROM、RAM、カウン
タ、タイマ等を内蔵するワンチップマイクロコンピュー
タ、(11)はD/A変換用ラダー抵抗ネットワーク、(1
2)は発振周波数切換え速度調整用コンデンサ、(1
3),(15)は加算電圧決定用抵抗器、(14)は加算電
圧調整用可変抵抗器、(16)は負帰環抵抗器、(17)は
オペアンプ、(18),(19)はゲイン決定用抵抗器(2
0)はゲイン調整用可変抵抗器、(21)はオペアンプで
ある。
第2図はマイクロコンピュータ(10)の内部の処理手順
を示すフローチャートである。
まず電源ONの後、水平同期信号がマイクロコンピュータ
(10)の入力端子INに入力され、V周期の一定期間に内
蔵のカウンタを動作させ、水平同期信号の計数を行い、
これを周波数の計数結果とする(ステップ100)。次に
その計数結果をアクセスする内蔵ROMのアドレスとし、
アクセスするROMアドレスを決定する。(ステップ20
0)。次に決定されたアドレスのROM(周波数計数結果−
D/A変換出力データ変換テーブル)の内容を出力ポートR
1〜R8に出力する(ステップ100〜300)を繰り返す。
第3図は周波数計数結果−D/A変換出力データ変換テー
ブルを示す。これには、第1図に示す回路から得られる
水平発振回路の電圧−周波数制御特性に合わせたD/A変
換出力用データが記憶されている。つまり、周波数計数
結果に対応して適正な発振周波数を得るためのデータ
が、その周波数結果によって示されるメモリ番地内に格
納されており、周波数計数結果の変化がメモリ番地の変
化となり、出力データも変化する。
次にポートR1〜R8から出力されたデータは、D/A変換用
ラダー抵抗ネットワーク(11)によりD/A変換され、発
振周波数切換え速度調整用コンデンサ(12)にDC電圧と
して印加され、抵抗器(13),(15)、可変抵抗器(1
4)、抵抗器(16)、オペアンプ(17)により構成され
る反転形加算回路に加えられる。ここでV1=Vrefとする
とi1+i2=if1となるので、 で決定されるV2が上式(1)に示すように出力されるの
で、VR1即ち可変抵抗器(14)の値を変えることでVinと
Vccの加算電圧V2を変化させることができる。
次に加算回路の出力電圧V2は抵抗器(18),(19)、可
変抵抗器(20)及びオペアンプ(21)により構成される
反転計増幅回路に加えられ、このとき出力電圧V4はV3=
Vrefとすると i3=i4より となり、この回路の入出力における基準電圧Vrefからの
電位差の比は となり、VR2の値即ち可変抵抗器(20)の値を変化させ
ることで、Vrefを基準とした時のDC電圧増幅ゲインを変
化させることができる。
ここで、接続する発振回路の時定数をV4=Vrefの時に発
振周波数がその変化範囲の最小値となるように選び、Vi
nの値が最小となる時にV2=Vrefとなるように可変抵抗
器(14)を調整すると、そのときのV4はVrefと等しくな
る。つまり、V2=Vrefとした時(2)式よりV4=Vrefと
なる。よってVinが最小の値をとるとき、発振回路の発
振周波数は可変範囲の最小値をとる。
つぎにVinの値が最大となるときは可変抵抗器(20)を
調整して発振回路の発振周波数が可変範囲の最大値をと
るようにする。
以上のように可変抵抗器(14)及び(20)の調整を行う
ことにより、第1図の回路は入力周波数に忠実な発振周
波数を得るようにすることができる。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明によればマイクロコンピュ
ータD/A変換用ラダー抵抗、周波数切換え速度調整用コ
ンデンサ、オペアンプによる加算回路及び増幅回路を第
1図のように構成したので、周波数−電圧変換回路に時
定数コンデンサが不要となり、温度変化に対し安定で水
平同期信号入力に忠実な発振出力を得ることができる高
精度なオートトラッキング回路を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるオートトラッキング回
路の回路図、第2図はマイクロコンピュータの制御プロ
グラムのフローチャート、第3図はマイクロコンピュー
タのROM内の周波数計数結果−D/A変換出力データ変換テ
ーブルの説明図、第4図は従来のオートトラッキング回
路の周波数−電圧変換回路を示す回路図である。 図において、(10)はマイクロコンピュータ、(11)は
D/A変換用ラダー抵抗ネットワーク、(12)は周波数切
換え速度調整用コンデンサ、(13),(15),(16)は
加算回路の出力電圧決定用抵抗器、(14)は発振周波数
最小値調整用可変抵抗器、(17)はオペアンプ、(1
8),(19)は増幅回路のゲイン決定用抵抗器、(20)
は入力周波数に対する発振周波数の変化率を調整する可
変抵抗器、(21)はオペアンプである。 尚、図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力される水平同期信号の周波数を計数す
    る手段と、その計数結果からD/A変換出力データを求め
    るデータ変換テーブルとを有するマイクロコンピュータ
    と、 前記マイクロコンピュータに接続されたD/A変換用ラダ
    ー抵抗ネットワークと、 前記D/A変換用ラダー抵抗ネットワークに接続された発
    振周波数切換え速度調整用コンデンサと、発振周波数制
    御出力電圧の最少値を制御するためのオペアンプを含む
    電圧加算回路と、 入力水平同期信号周波数の変化に対する出力発振周波数
    の変化率を制御するための増幅回路とを備え、 入力される水平同期信号周波数を前記マイクロコンピュ
    ータにより計数し、その結果をマイクロコンピュータに
    内蔵されたデータ変換テーブルを参照して出力用データ
    に変換し、この出力用データをD/A変換用ラダー抵抗器
    によりアナログ出力とし、且つ、このアナログ出力を前
    記加算回路と増幅回路により電圧加算及び増幅ゲイン調
    整し、水平同期信号入力に忠実な発振出力を得るように
    したことを特徴とするディスプレイモニタのオートトラ
    ッキング回路。
JP63182117A 1988-07-21 1988-07-21 ディスプレイモニタのオートトラッキング回路 Expired - Lifetime JPH0727354B2 (ja)

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