JPH07273462A - 電子部品搭載用基板 - Google Patents

電子部品搭載用基板

Info

Publication number
JPH07273462A
JPH07273462A JP6087763A JP8776394A JPH07273462A JP H07273462 A JPH07273462 A JP H07273462A JP 6087763 A JP6087763 A JP 6087763A JP 8776394 A JP8776394 A JP 8776394A JP H07273462 A JPH07273462 A JP H07273462A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electronic component
heat
component mounting
insulating substrate
heat dissipation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6087763A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruo Hayashi
照雄 林
Masanori Kawade
雅徳 川出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ibiden Co Ltd
Original Assignee
Ibiden Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ibiden Co Ltd filed Critical Ibiden Co Ltd
Priority to JP6087763A priority Critical patent/JPH07273462A/ja
Publication of JPH07273462A publication Critical patent/JPH07273462A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 放熱性,実装効率に優れた電子部品搭載用基
板を提供すること。 【構成】 絶縁基板70の内部に形成した内層回路22
と,絶縁基板70の表側面に開口した電子部品搭載部7
3とを有する。電子部品搭載部73の周囲には,内層回
路22と絶縁基板の表側面との間に放熱孔23を設け
る。絶縁基板70の表側面には放熱板1を設ける。電子
部品搭載部73の底部と内層回路22との間にはヒート
パイプ21を設けて,電子部品3から発生した熱が,上
記ヒートパイプ21,内層回路22,放熱孔23,放熱
板1を経て放熱されるように構成してある。放熱板1
は,絶縁基板70の側面にも形成することができる。ヒ
ートパイプ21及び放熱孔23の孔径は,例えば,0.
1〜30mmである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,放熱性及び実装効率に
優れた電子部品搭載用基板に関する。
【0002】
【従来技術】従来,電子部品搭載用基板としては,図1
0に示すごとく,絶縁基板91,92を積層した積層板
9と,電子部品3を搭載するための電子部品搭載部90
と,該電子部品搭載部90の周囲に設けられた電気的導
通を図るためのスルーホール54と,積層板9の内部に
設けられた内層回路55とを有するものがある。
【0003】積層板9の表側面には,ボンディングパッ
ド510を有する配線回路51が設けられている。ま
た,上記積層板9の表側面には,開口部912を有する
樹脂封止用枠911が設けられている。積層板9の裏側
面には,配線回路58及び実装用パッド59が設けら
れ,スルーホール54を介して,上記配線回路51と電
気的に接続している。
【0004】内層回路55は,例えば,アース回路又は
電源回路等に用いられる。電子部品搭載部90は,上記
開口部912と,絶縁基板91に設けられた凹部900
とからなり,電子部品搭載用基板901の上方に開口し
ている。電子部品搭載部90の周囲には,ボンディング
パッド510が露出している。ボンディングパッド51
0は,電子部品搭載部90に搭載された電子部品3とワ
イヤー30により電気的に接続している。
【0005】また,電子部品搭載部90の底部には,電
子部品3を固定するためのパッド部930が設けられて
おり,その下部には複数のヒートパイプ93が形成され
ている。上記電子部品搭載用基板は,電子部品3から発
生する熱をヒートパイプ93により下方に放熱させてい
る。
【0006】
【解決しようとする課題】しかしながら,上記電子部品
搭載用基板は,図10に示すごとく,マザーボード8の
上に実装用パッド59を介して接合される。そのため,
電子部品搭載用基板901の下方に開口したヒートパイ
プ93からの放熱が,マザーボード8により阻害され
る。そこで,図11に示すごとく,電子部品搭載用基板
をキャビティダウン構造とし,積層板9の表側面に放熱
板99を設けて,該放熱板99から熱を放散させること
が考えられる。
【0007】即ち,この電子部品搭載用基板902は,
絶縁基板91,92からなる積層板9と,裏側面に開口
した電子部品搭載部90と,上記積層板9の表側面の全
面に設けられた放熱板99とを有している。電子部品搭
載部90は,絶縁基板91,92に設けられた開口部9
10,920と,放熱板99とよりなる。放熱板99の
下面には,電子部品3を接合するためのパッド部931
が設けられている。
【0008】積層板9の内部には,ボンディングパッド
520を有する配線回路52が設けられている。配線回
路52は,スルーホール54を介して,積層板9の裏側
面に形成された配線回路58及び実装用パッド59と電
気的に接続している。積層板9は,実装用パッド59を
介してマザーボード8の上に接合されている。
【0009】この場合には,上記放熱板99は積層板7
の表側面に設けられているため,効率よく放熱を行うこ
とができる。しかし,上記電子部品搭載用基板902
は,その裏側面に開口する電子部品搭載部90を設けて
いる。そのため,裏側面に実装用パッド59を多く設け
ることができず,実装効率が低い。本発明はかかる従来
の問題点に鑑み,放熱性及び実装効率に優れた電子部品
搭載用基板を提供しようとするものである。
【0010】
【課題の解決手段】本発明は,絶縁基板と,該絶縁基板
の内部に形成した内層回路と,表側面に開口した電子部
品搭載部とを有すると共に,上記絶縁基板の表側面には
放熱板を設け,上記電子部品搭載部の周囲には上記内層
回路と絶縁基板の表側面との間に放熱孔を設け,また,
上記電子部品搭載部の底部と上記内層回路との間にはヒ
ートパイプを設けてなり,上記電子部品から発生した熱
が,上記ヒートパイプ,内層回路,放熱孔,放熱板を経
て放熱されるように構成したことを特徴とする電子部品
搭載用基板にある。
【0011】本発明において最も注目すべきことは,電
子部品搭載部が絶縁基板の表側面に開口していること,
電子部品搭載部の底部及びその周囲にはそれぞれヒート
パイプ及び放熱孔を設け,上記ヒートパイプと放熱孔と
は内層回路を介して接続していること,及び上記放熱孔
は絶縁基板の表側面に設けた放熱板と伝熱的に接続して
いることである。即ち,上記電子部品搭載用基板は,電
子部品から発生した熱が,上記ヒートパイプ,内層回
路,放熱孔,放熱板を経て放熱されるように構成してあ
る。
【0012】上記内層回路は,絶縁基板の内部において
平面状に広がるパターンであることが好ましい。これに
より,絶縁基板の全体に熱を拡散させることができ,絶
縁基板全体から放熱孔を通じて熱を放散させることがで
き,放熱性を向上させることができる。また,内層回路
は,絶縁基板の側面に露出していることが好ましい。こ
れにより,絶縁基板の側面からも,熱を放散させること
ができる。絶縁基板の表側面には,配線回路が設けてあ
る。該配線回路は,ソルダーレジスト等の電気絶縁材に
より被覆し,配線回路と放熱板との電気的接続を防止す
ることが好ましい。
【0013】また,上記放熱板は,上記絶縁基板の側面
にも形成することができる。この場合,放熱板と絶縁基
板の側面との間には,空隙を設け,その空隙を上記絶縁
性接着剤により充填することが好ましい。上記絶縁基板
の側面の放熱板により絶縁基板からの放熱性を向上させ
ることができる。また,上記放熱板と,絶縁基板の側面
に露出している内層回路との間には,銅ペースト等の熱
伝導性に優れた伝熱材を設けることが好ましい。これに
より,上記放熱板を固定すると共に,内層回路を外気の
湿気から保護することができる。
【0014】上記放熱孔の孔径は,0.1〜30mmで
あることが好ましい。0.1mm未満の場合には,スル
ーホールの形成が困難になるおそれがある。一方,30
mmを越える場合には,電子部品搭載部の強度が低下す
るおそれがある。
【0015】上記放熱孔は,電子部品搭載部の周囲の絶
縁基板において,上記内層回路と絶縁基板の表側面との
間に設けられている。放熱孔は,絶縁基板の表側面のみ
に開口していてもよいし,該絶縁基板を貫通していても
よい。上記ヒートパイプは,電子部品搭載部の底部と内
層回路との間に設けられている。ヒートパイプは,電子
部品搭載部の底部の表側面のみに開口していてもよい
し,該底部から絶縁基板の裏側面まで貫通していてもよ
い。上記放熱孔及びヒートパイプには放熱性向上のため
に,例えば伝熱性の良い銅,ニッケル等の金属メッキ被
膜を形成したり,或いは半田などを充填する。
【0016】上記絶縁基板の表側面,裏側面,又は内部
には,例えば,電子部品と導通した配線回路が設けられ
ている。また,絶縁基板の内部には,上記配線回路と導
通した回路用スルーホールを設けることができる。
【0017】本発明の電子部品搭載用基板としては,上
記絶縁基板の裏側面に実装用パッドを設けたリードレス
チップキャリア,又は上記回路用スルーホールの内部に
リードピンを挿着してなるピングリッドアレイである。
上記実装用パッド,リードピンは,上記回路用スルーホ
ール,配線回路等を介して,電子部品搭載部に搭載され
る電子部品と電気的に接続される。上記実装用パッド,
リードピンは,マザーボードに固定される。
【0018】上記絶縁基板は,単層板か,又は2層以上
の各基板を積層し,接着してなる複層板である。上記内
層回路としては,銅,アルミニウム等を用いる。上記絶
縁基板としては,ガラスエポキシ樹脂,ガラスポリイミ
ド樹脂,ガラストリアジン樹脂等の基板等を用いる。上
記放熱板としては,銅,アルミニウム,ニッケル,タン
グステン及びこれらの合金等を用いる。
【0019】
【作用及び効果】本発明の電子部品搭載用基板において
は,電子部品搭載部の底部にはヒートパイプを設け,電
子部品搭載部の周囲には放熱孔を設けている。上記ヒー
トパイプ及び放熱孔は,絶縁基板の内部に設けられた内
層回路を介して接続している。上記放熱孔は,絶縁基板
の表側面に設けられた放熱板と接続している。
【0020】そのため,電子部品を電子部品搭載部に搭
載した場合,該電子部品から発生した熱は,上記ヒート
パイプ,内層回路,放熱孔を経て,放熱板に伝わり,該
放熱板から放熱される。
【0021】上記放熱板は,電子部品搭載用基板の表側
面,即ち電子部品搭載部を設けた側に設けられている。
そのため,従来のようにマザーボードに妨げられること
なく,効率よく,外方に熱を放散させることができる。
また,上記電子部品搭載部は,上記のごとく放熱板を設
けた上記絶縁基板の表側面に開口している。そのため,
マザーボードに面する裏面側には,略全面的に多数の実
装用パッドを設けることができ,実装効率が良い。した
がって,本発明によれば,放熱性,及び実装効率に優れ
た電子部品搭載用基板を提供することができる。
【0022】
【実施例】
実施例1 本発明の実施例にかかる電子部品搭載用基板について,
図1〜図5を用いて説明する。本例の電子部品搭載用基
板は,図1,図2に示すごとく,絶縁基板70と,絶縁
基板70の内部に形成した内層回路22と,絶縁基板7
0の表側面に開口した電子部品搭載部73とを有してい
る。絶縁基板70の表側面には放熱板1が設けられてい
る。電子部品搭載部73の周囲には,放熱孔23が設け
られている。放熱孔23の口径は,0.3mmである。
電子部品搭載部73の底部にはヒートパイプ21が設け
られている。ヒートパイプ21の口径は,0.3mmで
ある。
【0023】電子部品搭載用基板7は,電子部品3から
発生した熱が,ヒートパイプ21,内層回路22,放熱
孔23,放熱板1を経て放熱されるように構成してあ
る。内層回路22は,図3に示すごとく,絶縁基板70
の内部において平面状に広がるパターンである。内層回
路22は,ヒートパイプ21と放熱孔23と接続してお
り,回路用スルーホール62とは接触していない。
【0024】絶縁基板70の表側面には,図4に示すご
とく,電子部品搭載部73,及び配線回路61が設けら
れている。電子部品搭載部73の底面には,ヒートパイ
プ21と接続したパッド部20が設けられている。配線
回路61の先端には,ボンディングパッド60が設けら
れている。ボンディングパッド60は,電子部品3とワ
イヤー30を介して導通している。
【0025】上記電子部品搭載用基板7は,図1,図
2,図5に示すごとく,絶縁基板70の裏側面に実装用
パッド63を設けたリードレスチップキャリアである。
即ち,絶縁基板70の裏側面には,図5に示すごとく,
配線回路63及び実装用パッド64を設けている。実装
用パッド64は,図1,図2に示すごとく,配線回路6
3,回路用スルーホール62,配線回路61,ボンディ
ングパッド60,及びワイヤー30等を介して,電子部
品3と導通している。実装用パッド64は,半田80に
よりマザーボード8のパッド部81の上に固定される。
【0026】絶縁基板70の表側面には,絶縁性接着剤
41を介して放熱板1が接着されている。電子部品搭載
部73は,図1に示すごとく,基板72に設けられた凹
部75と,放熱板1に設けられた開口部15とよりな
り,開口部15は,凹部75よりも大きく開口してい
る。
【0027】絶縁基板70は,2枚のガラスエポキシ樹
脂からなる基板71,72を積層し,該基板71,72
の間をプリプレグ等により接着した複層板である。ヒー
トパイプ21,放熱孔23,及び回路用スルーホール6
2の内壁には,銅,ニッケル等の金属メッキ被膜が施さ
れている。
【0028】放熱孔23,回路用スルーホール62の上
部には,図2,図4に示すごとく,それぞれランド23
1,621が設けられている。ヒートパイプ21の上部
には,図1,図4に示すごとく,パッド部20が設けら
れている。また,ヒートパイプ21,放熱孔23,回路
用スルーホール62の下部には,図5に示すごとく,そ
れぞれランド212,232,622が設けられてい
る。
【0029】回路用スルーホール62の上部,下部にあ
るランド621,622は,図2に示すごとく,電気絶
縁性のソルダーレジスト40により被覆されている。内
層回路22,配線回路61,63,実装用パッド64,
パッド部20,ランド231,232,621,62
2,ボンディングパッド60としては,銅,アルミニウ
ム等を用いる。放熱板1としては,銅板を用いる。絶縁
性接着剤41としては,フィラー入り接着剤を用いる。
【0030】次に,本例の作用効果について説明する。
電子部品搭載部73の底部にはヒートパイプ21を,電
子部品搭載部73の周囲には放熱孔23をそれぞれ設け
ている。ヒートパイプ21及び放熱孔23は,絶縁基板
70の内部に設けられた内層回路22を介して接続して
いる。放熱孔23は,絶縁基板70の表側面に設けられ
た放熱板1と接続している。そのため,電子部品3を電
子部品搭載部73に搭載した場合,該電子部品3から発
生した熱は,ヒートパイプ21,内層回路22,放熱孔
23を経て,放熱板1に伝わり,該放熱板1から放熱さ
れる。
【0031】放熱板1は,電子部品搭載用基板7の表側
面,即ち,電子部品搭載部73を設けた側に設けられて
いる。そのため,従来のようにマザーボードに妨げられ
ることなく,効率よく,外方に熱を放散させることがで
きる。また,上記電子部品搭載部73は,上記のごとく
放熱板1を設けた絶縁基板70の表側面に開口してい
る。そのため,マザーボード8に面する裏側面には,略
全面的に多数の実装用パッド64を設けることができ,
実装効率に優れている。
【0032】内層回路22は,図3に示すごとく,絶縁
基板70の内部において平面状に広がるパターンであ
る。そのため,絶縁基板70の全体に熱を放散させるこ
とができ,放熱性を向上させることができる。
【0033】実施例2 本例の電子部品搭載用基板7においては,図6に示すご
とく,絶縁基板70が3枚のガラスエポキシ樹脂からな
る基板71,72,73よりなり,その内部には内層回
路22及び配線回路610が設けられている。内層回路
22は基板71,72の間に,配線回路610は基板7
2,73の間に設けられている。絶縁基板70の表側面
にも,配線回路61が設けられている。配線回路61,
610は,電子部品搭載部73の外周部に露出してお
り,その先端にはボンディングパッド60,600がそ
れぞれ設けられている。ボンディングパッド60,60
0は,ワイヤー30を介して電子部品3と導通してい
る。
【0034】内層回路22は,ヒートパイプ21及び放
熱孔23と接続している。電子部品搭載部73は,基板
72に設けられた凹部75と,基板73及び放熱板1に
設けられた開口部76,15とよりなる。凹部75,開
口部76,15は,上方に位置するに従って大きく開口
している。その他は,実施例1と同様である。
【0035】本例においては,絶縁基板70の内部にも
電子部品3と導通した配線回路610が設けられている
ため,実施例1の電子部品搭載用基板よりも,実装密度
が高い。その他,本例においても,実施例1と同様の効
果を得ることができる。
【0036】実施例3 本例の電子部品搭載用基板7においては,図7,図8に
示すごとく,放熱板11がL字状であり,絶縁基板70
の表側面からその側面まで被覆している。絶縁基板70
の側面は,伝熱性の良い絶縁性接着剤411により,放
熱板11を固定している。また,絶縁基板70の側面に
は,内層回路22が露出しており,その露出部220と
放熱板11の間には,熱伝導性のよいフィラー入り材料
からなる伝熱材45が設けられている。その他は,実施
例1と同様である。
【0037】本例においては,内層回路22が,絶縁基
板70の側面に露出している。更に,内層回路22の露
出部220は,伝熱性のよい伝熱材45を介して,放熱
板11と接続している。そのため,電子部品から発生す
る熱は,絶縁基板70の側面からも,内層回路22,伝
熱材45を経て,放熱板11へ伝えられる。そのため,
効率よく熱を放散させることができる。その他,本例に
おいても,実施例1と同様の効果を得ることができる。
【0038】実施例4 本例の電子部品搭載用基板は,図9に示すごとく,絶縁
基板70の内部に配線回路610及び内層回路22を設
けている。また,絶縁基板70の表側面及び側面は,L
字状の放熱板11により被覆されている。絶縁基板70
の側面は,絶縁性接着剤411により,放熱板11を固
定している。また,絶縁基板70の側面には,内層回路
22が露出しており,その露出部220と放熱板11の
間には,熱伝導性のよい伝熱材45が設けられている。
その他は,実施例2と同様である。
【0039】本例においては,内層回路22が,絶縁基
板70の側面に露出している。また,その露出部220
は,伝熱材45を介して放熱板11と接続している。そ
のため,電子部品から発生する熱は,絶縁基板70の側
面からも,内層回路22,伝熱材45を経て,放熱板1
1へ伝えられる。そのため,効率よく熱を放散させるこ
とができる。その他,本例においても,実施例2と同様
の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の電子部品搭載用基板の断面図。
【図2】実施例1の電子部品搭載用基板の一部断面図。
【図3】実施例1の,絶縁基板の内部を示す,図2のA
−A線矢視断面図。
【図4】実施例1の,絶縁基板の表側面を示す説明図。
【図5】実施例1の,絶縁基板の裏側面を示す説明図。
【図6】実施例2の電子部品搭載用基板の一部断面図
【図7】実施例3の電子部品搭載用基板の要部拡大断面
図。
【図8】実施例3の,絶縁基板の内部を示す,図7のB
−B線矢視断面図。
【図9】実施例4の,電子部品搭載用基板の一部断面
図。
【図10】従来例の電子部品搭載用基板の断面図。
【図11】他の従来例の電子部品搭載用基板の断面図。
【符号の説明】
1,11..放熱板, 21...ヒートパイプ, 22...内層回路, 23...放熱孔, 3...電子部品, 41,411...絶縁性接着剤, 45...伝熱材, 60,600...ボンディングパッド, 61,610,63...配線回路, 64...実装用パッド, 7...電子部品搭載用基板, 70...絶縁基板, 71,72,73...基板, 8...マザーボード,

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁基板と,該絶縁基板の内部に形成し
    た内層回路と,表側面に開口した電子部品搭載部とを有
    すると共に,上記絶縁基板の表側面には放熱板を設け,
    上記電子部品搭載部の周囲には上記内層回路と絶縁基板
    の表側面との間に放熱孔を設け,また,上記電子部品搭
    載部の底部と上記内層回路との間にはヒートパイプを設
    けてなり,上記電子部品から発生した熱が,上記ヒート
    パイプ,内層回路,放熱孔,放熱板を経て放熱されるよ
    うに構成したことを特徴とする電子部品搭載用基板。
  2. 【請求項2】 請求項1において,上記放熱板は,上記
    絶縁基板の側面にも形成されていることを特徴とする電
    子部品搭載用基板。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において,上記放熱孔の
    孔径は,0.1〜30mmであることを特徴とする電子
    部品搭載用基板。
  4. 【請求項4】 請求項1,2,又は3において,上記放
    熱板と絶縁基板とは絶縁性接着剤により接着されている
    ことを特徴とする電子部品搭載用基板。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし3,又は4において,上
    記放熱孔及びヒートパイプには,金属メッキ被膜を施し
    てあることを特徴とする電子部品搭載用基板。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし4,又は5において,上
    記放熱孔及びヒートパイプには,伝熱材を充填してある
    ことを特徴とする電子部品搭載用基板。
JP6087763A 1994-03-31 1994-03-31 電子部品搭載用基板 Pending JPH07273462A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6087763A JPH07273462A (ja) 1994-03-31 1994-03-31 電子部品搭載用基板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6087763A JPH07273462A (ja) 1994-03-31 1994-03-31 電子部品搭載用基板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07273462A true JPH07273462A (ja) 1995-10-20

Family

ID=13924002

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6087763A Pending JPH07273462A (ja) 1994-03-31 1994-03-31 電子部品搭載用基板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07273462A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000216307A (ja) * 1999-01-20 2000-08-04 Nec Corp 増幅装置
WO2006001663A1 (en) * 2004-06-24 2006-01-05 Sld Co., Ltd. A circuit board having heat sink layer
JP2007115097A (ja) * 2005-10-21 2007-05-10 Toshiba Corp 電子機器および基板ユニット
US7360903B2 (en) 2003-09-01 2008-04-22 Seiko Epson Corporation Light source device, method for manufacturing light source device, and projection type display apparatus
JP2011014854A (ja) * 2009-07-02 2011-01-20 Samsung Electro-Mechanics Co Ltd セラミックス積層体モジュール及びその製造方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000216307A (ja) * 1999-01-20 2000-08-04 Nec Corp 増幅装置
US7360903B2 (en) 2003-09-01 2008-04-22 Seiko Epson Corporation Light source device, method for manufacturing light source device, and projection type display apparatus
WO2006001663A1 (en) * 2004-06-24 2006-01-05 Sld Co., Ltd. A circuit board having heat sink layer
JP2007115097A (ja) * 2005-10-21 2007-05-10 Toshiba Corp 電子機器および基板ユニット
JP2011014854A (ja) * 2009-07-02 2011-01-20 Samsung Electro-Mechanics Co Ltd セラミックス積層体モジュール及びその製造方法
US8307546B2 (en) 2009-07-02 2012-11-13 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Method for manufacturing a ceramic elements module
US9374885B2 (en) 2009-07-02 2016-06-21 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Ceramic elements module

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI282154B (en) Die-up ball grid array package with a heat spreader and method for making the same
JP3281220B2 (ja) 回路モジュールの冷却装置
US6023098A (en) Semiconductor device having terminals for heat radiation
US6930885B2 (en) Densely packed electronic assemblage with heat removing element
US20030015348A1 (en) Printed circuit board with a heat dissipation element, mehtod for manufacturing the printed circuit board, and package comprising the printed circuit board
JPH10125832A (ja) 熱伝導方法および装置
US6770967B2 (en) Remote thermal vias for densely packed electrical assemblage
US20050063162A1 (en) Electrical assemblage and method for removing heat locally generated therefrom
KR100768998B1 (ko) 다층인쇄회로기판을 사용한 범프접속형 칩실장모듈
US6778398B2 (en) Thermal-conductive substrate package
JP2803603B2 (ja) マルチチップパッケージ構造
JP2861322B2 (ja) フィルムキャリァ実装構造体
JPH07273462A (ja) 電子部品搭載用基板
JPH07106721A (ja) プリント回路板及びその放熱方法
JPH07321471A (ja) 多層基板
JPS6239032A (ja) 電子素子用チツプキヤリア
JP2002151634A (ja) 基板放熱装置
JP2612455B2 (ja) 半導体素子搭載用基板
JP2841945B2 (ja) 半導体装置
JP3153062B2 (ja) 電子部品搭載用基板
JP2809316B2 (ja) 電子部品搭載用基板
JPH04142068A (ja) 電子部品搭載用基板及びその製造方法
JP2004031897A (ja) 放熱板を備える半導体パッケージ
JPS6239031A (ja) 電子素子用チツプキヤリア
JPH0451597A (ja) 放熱型高密度プリント配線板

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040316

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040720