JPH07273424A - 片面プリント配線板の製造方法 - Google Patents

片面プリント配線板の製造方法

Info

Publication number
JPH07273424A
JPH07273424A JP6059469A JP5946994A JPH07273424A JP H07273424 A JPH07273424 A JP H07273424A JP 6059469 A JP6059469 A JP 6059469A JP 5946994 A JP5946994 A JP 5946994A JP H07273424 A JPH07273424 A JP H07273424A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
release material
printed wiring
wiring board
copper foil
sided printed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6059469A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuji Takada
哲二 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ibiden Co Ltd
Original Assignee
Ibiden Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ibiden Co Ltd filed Critical Ibiden Co Ltd
Priority to JP6059469A priority Critical patent/JPH07273424A/ja
Publication of JPH07273424A publication Critical patent/JPH07273424A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】片面に銅箔を重ね合わせた1組の基材を離型材
を介して加熱プレスによって積層し、両者を離型材から
分離した後、各基板に反りが発生するのを極力抑えるこ
とを目的とする。 【構成】プリプレグ1の片面に銅箔2を重ね合わせ、各
プリプレグ1を銅箔2のない面が離型材3に接触するよ
うにそれぞれ重ね合わせ、1組の鏡面板4の間に配置し
て加熱プレスによって積層板5を形成する。このとき、
離型材3をその熱膨張率がステンレス製の鏡面板4の熱
膨張率よりも大きなアルミニウム製として、プリプレグ
1の硬化収縮の進行を抑えるようにした。その後、銅箔
2への導体回路の形成と、離型材3からの両基板の分離
とを行って片面プリント配線板を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は片面銅張り基板の積層方
法及び片面プリント配線板の製造方法に係り、詳しく
は、片面に銅箔を重ね合わせた1組の基材を離型材を介
して背中合わせにして積層した後、導体回路の形成と、
離型材からの両基板の分離とを行うようにした片面プリ
ント配線板を製造する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、片面プリント配線板を製造する方
法として、例えば、特公昭54−34142号公報に示
すものが提案されている。この公報では図8に示すよう
に、熱硬化性樹脂を含浸した基材としてのプリプレグ1
の片面に銅箔2を重ね合わせ、銅箔2と反対側の面が離
型フィルムFにそれぞれ接するように重ね合わせる。こ
の状態で1組の鏡面板4で加熱プレスして積層板を作成
する。続いて、作成された積層板の4周を密封材で完全
に密封して常法により印刷、エッチングして、所要の印
刷回路を作成した後、密封材を除去して2枚の片面プリ
ント配線板を得る。
【0003】又、特公昭55−5873号公報では、離
型フィルムFに代わりに後工程で切断すべき位置に対応
する部分を接着する接着部分、及びその他の分離部分を
備えた離型材を用いる方法が提案されている。この方法
では離型材を用いて前記と同様にして加熱プレスされた
積層板を、離型材の接着部分に対応する位置で接着状態
を保持した状態で裁断して、常法により印刷回路を形成
した後、分離して2枚の片面プリント配線板を得るよう
にしている。
【0004】上記した各方法においては、厚さが薄い片
面銅張り基板3を使用しても、印刷回路を形成する工程
において基板3の反りが少ない状態で、片面プリント配
線板が一度に2枚製造される。又、上記した離型フィル
ムF及び離型材としては、厚さ20〜100μmのトリ
アセチルセルローズ、フッ化ビニリデン、テドラー(デ
ュポン社の商品名)等が使用される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、両者の片面
プリント配線板の製造方法においては、特に厚さが薄い
プリント配線板を形成する場合、片面プリント配線板を
離型フィルムあるいは離型材から分離したときに反りが
発生するという問題点がある。この反りは加熱プレスに
よって積層するときにプリプレグ1の硬化の際の収縮の
割合が銅箔2側と離型フィルムF側で異なることが要因
となっている。すなわち、プリプレグ1の銅箔2を重ね
合わせる側は、銅箔2の剛性によって硬化収縮の進行が
抑えられるが、離型フィルムF側はその剛性が低いので
硬化収縮の進行を抑えることができない。このため、離
型フィルムF側のプリプレグ1は銅箔2側よりも収縮し
た状態で硬化し、片面プリント配線板を分離すると図9
に示すように、銅箔2側が盛り上がるように反ってしま
う。この反りの大きさLは幅がほぼ400mmの片面プ
リント配線板8において中央部が周辺よりも10mm〜
15mm浮いた状態となる。
【0006】従って、このように反りが生じた場合、図
10に示すように、2枚の片面プリント配線板8の間
に、プリプレグPを介して両面プリント配線板Hを挿ん
で多層プリント配線板を製造するときに、配線板8に治
具ピン(二点鎖線にて図示)Jを挿入しにくくなる。こ
のため、片面プリント配線板8を押し付けてフラットな
状態にして治具ピンJを挿入しなければならず、製造に
手間がかかるという問題点があった。
【0007】本発明は上記の問題点を解決するためにな
されたものであって、その目的は片面に銅箔を重ね合わ
せた1組の基材を離型材を介して加熱プレスによって積
層し、両者を離型材から分離した後、各基板に反りが発
生するのを極力抑えることができる片面プリント配線板
の製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め請求項1に記載の発明は、熱硬化性樹脂を含浸した基
材の片面に銅箔を重ね合わせ、各基材を銅箔のない面が
離型材に接触するようにそれぞれ重ね合わせ、1組の鏡
面板の間に配置して加熱プレスによって積層板を形成し
た後、前記銅箔への導体回路の形成と、離型材からの両
基板の分離とを行う片面プリント配線板の製造方法にお
いて、前記離型材をその熱膨張率が鏡面板の熱膨張率よ
りも大きな金属とした。
【0009】請求項2に記載の発明は、熱硬化性樹脂を
含浸した基材の片面に銅箔を重ね合わせ、各基材を銅箔
のない面が離型材に接触するようにそれぞれ重ね合わ
せ、1組の鏡面板の間に配置して加熱プレスによって積
層板を形成するとともに、前記離型材の周囲を基材の相
互融着により密封し、常法により積層板の両面に導体回
路を形成した後、該積層板の縁端部を除去して離型材か
ら両基板を分離するようにした片面プリント配線板の製
造方法において、前記離型材をその熱膨張率が鏡面板の
熱膨張率よりも大きな金属とした。又、前記離型材は材
質がアルミニウムであり、前記鏡面板は材質がステンレ
スであってもよい。
【0010】
【作用】請求項1に記載の発明では、熱硬化性樹脂を含
浸した基材の片面に銅箔が重ねられ、各基材の銅箔のな
い面が離型材に接触するようにそれぞれ重ねられた状態
で、1組の鏡面板を用いた加熱プレスによって積層板が
形成される。このとき、鏡面板の熱膨張率よりも大きな
熱膨張率を有する離型材の膨張と、離型材の剛性が比較
的大きいことによって、離型材側の基材の硬化収縮の進
行が銅箔側とほぼ同様に抑えられる。従って、基材が銅
箔側よりも収縮した状態で硬化しなくなり、両者を分離
した後、各基板に反りが発生するのが極力抑えられる。
【0011】又、請求項2に記載の発明では、加熱プレ
スによって積層板が形成されるとともに、離型材の周囲
が基材の相互融着により密封された状態で、常法により
積層板の両面に導体回路が形成される。その後、積層板
の縁端部が除去されて離型材から両基板が分離される。
従って、前記と同様の作用により基板に反りが発生する
のが極力防止されるとともに、積層板の状態で両面に同
時に導体回路を形成することが可能となる。
【0012】請求項3に記載の発明では、離型材の材質
をアルミニウムで、鏡面板の材質をステンレスとしたこ
とにより、離型材の剛性が高く基材の硬化収縮の進行が
抑えられるとともに、軽く、かつ熱伝導性が向上する。
又、積層時に鏡面板に傷がつきにくくなる。
【0013】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明を具体化した実施例1を図1
〜図3に従って説明する。
【0014】ガラス・エポキシ樹脂製で厚さ0.1mm
の基材としてのプリプレグ(商品名:R−1661,松
下電工社製)1と、厚さ18μmの銅箔(商品名:3E
C−3,三井金属社製)2とを2組準備する。そして、
各プリプレグ1をアルミニウム製の厚さ40μmの離型
材(商品名:セパニューム,サンアルミニウム工業社
製)3を挟んだ状態で配置し、その外側に銅箔2を配置
する(図1)。この離型材3はアルミベースフィルムの
表面にエポキシ樹脂が塗布され、さらにシリカ等のマッ
ト剤が添加されて粗化処理が施されたものである。
【0015】次に、1組の厚さ1mmのステンレス製
(JIS規格:SUS630 オーステナイト系ステン
レス鋼)の鏡面板4を用いた加熱プレスにより、プリプ
レグ1の間に離型材3が挟まれた積層板5を形成する。
なお、この積層板5を同時に複数形成する場合は、鏡面
板4を積層板5の数より1枚多く用いて、鏡面板4間に
積層板5が挟持された状態で一度に加熱プレスしてもよ
い。加熱プレスはプレスを2段階で行い、最初のプレス
を圧力10kgf/cm2 で20分、2回目のプレスを
圧力30kgf/cm2 で160分、計180分行っ
た。又、プレス中の加熱は常温から180℃までを90
分、180℃で40分、徐冷は180℃から常温まで5
0分で低下するように行った。このとき、離型材3の熱
膨張率は23×10-6/℃で、鏡面板4の熱膨張率は銅
箔2とほぼ同じ16〜17×10-6/℃となっている。
従って、加熱プレス時において、離型材3の膨張によ
り、その離型材3側のプリプレグ1の硬化収縮の進行が
抑えられる。
【0016】次に、離型材3から片面銅張り基板6をそ
れぞれ分離する(図2)。このとき、離型材3側のプリ
プレグ1の硬化収縮の進行が抑えられているので、基板
6の反りが少なくなる。この反りの大きさは、幅がほぼ
400mmの片面銅張り基板6において中央部が周辺よ
りも5mm程度浮いた状態となり、従来より5〜10m
m少なくなった。
【0017】その後、常法により各基板6に導体回路7
を形成して片面プリント配線板8を得る(図3)。上記
したように実施例1においては、離型材3を鏡面板4よ
り熱膨張率が大きく、かつ離型フィルムより剛性が大き
な材質としたことにより、加熱プレス時に離型材3側の
プリプレグ1の硬化収縮の進行が抑えられる。その結
果、片面銅張り基板6を分離した後に反りが発生するの
を極力抑えることができる。この結果、2枚の片面プリ
ント配線板8を使用して多層プリント配線板を製造する
ときに、配線板8に治具ピンを挿入し易くなる。
【0018】又、離型材3をアルミニウムを基材とした
ことにより、軽くて扱い易く、熱伝導性が良いので加熱
プレスによる積層に好適である。この結果、より薄いプ
リプレグ1や銅箔2を使用して例えば、50μm程度の
片面銅張り基板6に導体回路7を形成することが可能と
なる。又、離型材3を数回に亘って使用することができ
る。
【0019】更に、鏡面板4をスレンレス製としたこと
により、積層時に鏡面板4に傷がつきにくくなる。又、
離型材3をアルミベースフィルムの表面にエポキシ樹脂
を塗布し、さらにシリカ等のマット剤を添加した構成と
したことにより、適度な粗化処理が施される。その結
果、プリプレグ1との離型性が良好となるとともに、片
面配線板と内層基板とをプリプレグを介して積層する多
層板形成時における片面配線板とプリプレグとの密着性
が良好となる。
【0020】(実施例2)次に、実施例2について説明
する。この実施例では積層板5の状態で導体回路7を形
成した後、各基板を分離するようにしている。
【0021】厚さ35μmの銅箔2を片面に重ね合わせ
た厚さ0.05mmのプリプレグ1を離型材3を介して
背中合わせにして、鏡面板4を用いた加熱プレスによ
り、積層板5を形成する(図4)。このとき、プリプレ
グ1及び銅箔2を離型材3の寸法よりも長いものを使用
する。又、この加熱プレスの際に、プリプレグ1の端部
同士を熱融着させて、側方からプリプレグ1を圧縮して
離型材3の全周端面を囲んで水密状態に密閉する。な
お、離型材3及び鏡面板4は実施例1と同様のものが使
用される。
【0022】次に、常法により積層板5の両面に導体回
路7を形成する(図5)。続いて、積層板5の縁端部を
ルーター加工あるいはシャーリング加工によって離型材
3とともに除去する(図6)。その後、離型材3から各
基板を分離し、導体回路7が形成された片面プリント配
線板8を得る(図7)。
【0023】上記したように実施例2においては、実施
例1と同様に片面プリント配線板8を得たときに反りが
発生するのを極力防止することができるとともに、積層
板5の状態で同時に両面に導体回路7を形成することが
できる。従って、分離した後各片面銅張り基板6に対し
て導体回路7を形成する場合と比較して、製造工程の短
縮、工数の低減を図ることができる。
【0024】なお、本発明は以下のように具体化するこ
ともできる。 (1)上記実施例1及び2では離型材3をアルミニウム
を基材としたが、代わりに、ステンレス製の鏡面板4よ
りも熱膨張率の高い以下のような構成としてもよい。鉛
(熱膨張率:29×10-6/℃)等の金属よりなる離型
材3、ガラス・エポキシ樹脂の両面にステンレス箔を張
りつけた離型材3、ガラス・エポキシ樹脂の両面にテフ
ロン等のフッ素樹脂からなる離型フィルムを張りつけた
離型材3。なお、離型材3にガラス・エポキシ樹脂を使
用する場合には、剛性を得るために多少厚くする必要が
ある。ガラス・エポキシ樹脂の熱膨張率は20〜30×
10-6/℃で、フッ素樹脂の熱膨張率は30〜55×1
-6/℃である。
【0025】(2)鏡面板4の銅箔2と接触する面を所
定の曲率を有する凸面形状とし、離型材3の両面を鏡面
板4の凸面形状と一致する凹面形状として、加熱プレス
時において離型材3と接触する側のプリプレグ1を円弧
状に引き伸ばすようにしてもよい。このようにすれば、
プリプレグ1が硬化収縮する際にその硬化収縮が抑えら
れた状態となり、各実施例と同様に反りを極力抑えるこ
とができる。この場合、離型材3はプリプレグ1と接触
する側に従来と同様の離型フィルムが存在するのが好ま
しい。又、鏡面板4の凸面形状及び離型材3の凹面形状
は、プリプレグ1のガラス繊維を曲げる方向に湾曲した
形状である必要がある。
【0026】(3)離型材3の厚さを任意に変更しても
よい。なお、厚さの範囲は実施例2において積層板5の
縁端部を除去する際に離型材3も除去されることを考慮
して、40μ〜250μであることが好ましい。製造す
る上で最適な範囲は40μm〜100μmである。
【0027】(4)鏡面板4の材質を他の種類、例えば
JIS規格:630〜635、650〜653等のステ
ンレスとしてもよい。 (5)加熱プレスの条件を任意に変更してもよい。プレ
ス圧力を変更する場合、最初のプレス(予備プレス)の
圧力は0〜20kgf/cm2 が好ましく、2回目のプ
レスの圧力は20〜50kgf/cm2 が好ましい。
【0028】(6)プリプレグ1をガラス・ポリイミド
製としてもよい。この場合、加熱プレス時における温度
を230°まで上げてもよい。 本発明における片面プリント配線板を以下のように定義
する。片面プリント配線板:熱硬化性樹脂を含浸した基
板の片面に導体回路が形成されたものをいい、単独で使
用したり、多層プリント配線板の外層部分として使用す
るものを含む。
【0029】上記実施例から把握できる請求項に記載し
た以外の技術思想について、以下にその効果とともに記
載する。 (1)請求項3に記載の配線板において、離型材をアル
ミニウムベースフィルムの表面にマット剤を含む熱硬化
性樹脂を塗布することにより粗化した。このようにすれ
ば、基材との離型性及び多層板形成時における片面配線
板と基材との密着性が良好となる。
【0030】(2)鏡面板の銅箔と接触する面を所定の
曲率を有する凸面形状とし、離型材の両面を鏡面板の凸
面形状と一致する凹面形状とした。このようにしても、
基板の反りを極力抑えることができる。
【0031】(3)離型材を熱硬化性樹脂を含浸した基
材の両面に金属箔を張りつけて、その熱膨張率を鏡面板
の熱膨張率よりも大きくした片面プリント配線板の製造
方法。このようにしても、基板の反りを極力抑えること
ができる。
【0032】(4)離型材を熱硬化性樹脂を含浸した基
材の両面にフッ素樹脂を張りつけて、その熱膨張率を鏡
面板の熱膨張率よりも大きくした片面プリント配線板の
製造方法。このようにしても、基板の反りを極力抑える
ことができる。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1及び2に
記載の発明によれば片面に銅箔を重ね合わせた1組の基
材を離型材を介して加熱プレスによって積層し、両者を
分離した後、各基板に反りが発生するのを極力抑えるこ
とができる。
【0034】請求項3に記載の発明によれば、上記効果
に加えて軽く、かつ熱伝導性が向上する。又、積層時に
鏡面板に傷がつきにくくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の片面プリント配線板の製造
方法において加熱プレスする状態を示す模式図である。
【図2】加熱プレス後、各基板を分離した状態を示す模
式図である。
【図3】各片面銅張り基板に導体回路を形成した状態を
示す模式図である。
【図4】実施例2の片面プリント配線板の製造方法にお
いて加熱プレスした状態を示す模式図である。
【図5】積層板の両面に導体回路を形成した状態を示す
模式図である。
【図6】積層板の縁端部を除去した状態を示す模式図で
ある。
【図7】片面プリント配線板を分離した状態を示す模式
図である。
【図8】従来例における片面プリント配線板の製造方法
を示す模式図である。
【図9】加熱プレスして分離した後の片面プリント配線
板が反った状態を示す模式図である。
【図10】片面プリント配線板を用いて多層プリント配
線板を製造する状態を示す模式図である。
【符号の説明】
1…基材としてのプリプレグ、2…銅箔、3…離型材、
4…鏡面板、5…積層板、7…導体回路、8…片面プリ
ント配線板。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱硬化性樹脂を含浸した基材の片面に銅
    箔を重ね合わせ、各基材を銅箔のない面が離型材に接触
    するようにそれぞれ重ね合わせ、1組の鏡面板の間に配
    置して加熱プレスによって積層板を形成した後、前記銅
    箔への導体回路の形成と、離型材からの両基板の分離と
    を行う片面プリント配線板の製造方法において、 前記離型材をその熱膨張率が鏡面板の熱膨張率よりも大
    きな金属とした片面プリント配線板の製造方法。
  2. 【請求項2】 熱硬化性樹脂を含浸した基材の片面に銅
    箔を重ね合わせ、各基材を銅箔のない面が離型材に接触
    するようにそれぞれ重ね合わせ、1組の鏡面板の間に配
    置して加熱プレスによって積層板を形成するとともに、
    前記離型材の周囲を基材の相互融着により密封し、常法
    により積層板の両面に導体回路を形成した後、該積層板
    の縁端部を除去して離型材から両基板を分離するように
    した片面プリント配線板の製造方法において、 前記離型材をその熱膨張率が鏡面板の熱膨張率よりも大
    きな金属とした片面プリント配線板の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記離型材は材質がアルミニウムであ
    り、前記鏡面板は材質がステンレスである請求項1又は
    2に記載の片面プリント配線板の製造方法。
JP6059469A 1994-03-29 1994-03-29 片面プリント配線板の製造方法 Pending JPH07273424A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6059469A JPH07273424A (ja) 1994-03-29 1994-03-29 片面プリント配線板の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6059469A JPH07273424A (ja) 1994-03-29 1994-03-29 片面プリント配線板の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07273424A true JPH07273424A (ja) 1995-10-20

Family

ID=13114204

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6059469A Pending JPH07273424A (ja) 1994-03-29 1994-03-29 片面プリント配線板の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07273424A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008085111A (ja) * 2006-09-28 2008-04-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 配線基板とその製造方法
JP2010068005A (ja) * 2009-12-22 2010-03-25 Hitachi Chem Co Ltd 多層プリント配線板の製造方法
US20110000704A1 (en) * 2008-02-29 2011-01-06 Lg Innotek Co., Ltd. Printed Circuit Board and Method of Manufacturing the Same
JP2011517858A (ja) * 2008-04-18 2011-06-16 インベラ エレクトロニクス オサケユキチュア 配線板およびその配線板を製造するための方法
WO2011093427A1 (ja) * 2010-01-29 2011-08-04 新日鐵化学株式会社 片面金属張積層体の製造方法
TWI460076B (zh) * 2010-10-01 2014-11-11 Elite Material Co Ltd A substrate manufacturing method and a structure for simplifying the process
CN109152226A (zh) * 2018-11-06 2019-01-04 瑞华高科技电子工业园(厦门)有限公司 一种超薄单面fpc产品制作的方法

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008085111A (ja) * 2006-09-28 2008-04-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 配線基板とその製造方法
US20110000704A1 (en) * 2008-02-29 2011-01-06 Lg Innotek Co., Ltd. Printed Circuit Board and Method of Manufacturing the Same
JP2011513965A (ja) * 2008-02-29 2011-04-28 エルジー イノテック カンパニー,リミティド プリント回路基板及びその製造方法
US8590144B2 (en) 2008-02-29 2013-11-26 Lg Innotek Co., Ltd. Method of manufacturing printed circuit board
JP2011517858A (ja) * 2008-04-18 2011-06-16 インベラ エレクトロニクス オサケユキチュア 配線板およびその配線板を製造するための方法
US8286341B2 (en) 2008-04-18 2012-10-16 Imbera Electronics Oy Method of manufacturing a wiring board
JP2010068005A (ja) * 2009-12-22 2010-03-25 Hitachi Chem Co Ltd 多層プリント配線板の製造方法
WO2011093427A1 (ja) * 2010-01-29 2011-08-04 新日鐵化学株式会社 片面金属張積層体の製造方法
JP5661051B2 (ja) * 2010-01-29 2015-01-28 新日鉄住金化学株式会社 片面金属張積層体の製造方法
TWI508852B (zh) * 2010-01-29 2015-11-21 Nippon Steel & Sumikin Chem Co 單面覆金屬積層體的製造方法
TWI460076B (zh) * 2010-10-01 2014-11-11 Elite Material Co Ltd A substrate manufacturing method and a structure for simplifying the process
CN109152226A (zh) * 2018-11-06 2019-01-04 瑞华高科技电子工业园(厦门)有限公司 一种超薄单面fpc产品制作的方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04152693A (ja) 多層配線基板および多層配線基板の製造方法
JP2000263577A5 (ja)
JPH02222597A (ja) 多層プリント配線板の外層材及び製造方法
JPH07273424A (ja) 片面プリント配線板の製造方法
JPH07302977A (ja) 多層プリント配線板の製造方法とそれに用いる銅張積層板
JP2944308B2 (ja) 多層プリント基板の製法
KR20150083424A (ko) 배선 기판의 제조 방법
TWI460076B (zh) A substrate manufacturing method and a structure for simplifying the process
JP4201882B2 (ja) 積層板の製造方法
JP2001326458A (ja) プリント配線基板およびその製造方法
JP3846241B2 (ja) 積層型セラミック電子部品の製造方法
JP5057339B2 (ja) 配線基板の製造方法
JP3812516B2 (ja) 多層金属箔張り積層板及びその製造方法並びに多層プリント配線板
JP4201893B2 (ja) 積層板の製造方法
JP2020129593A (ja) 多層配線板の製造方法
JP4151160B2 (ja) プリント配線板の製造方法
JPS62212133A (ja) 積層板の製法
JP3058045B2 (ja) 多層プリント配線板の製造方法
JP3671986B2 (ja) プリント配線板の製造方法
JPH0298438A (ja) 片面銅張り積層板の製造方法
JP3681189B2 (ja) 多層プリント配線板の製造方法
JPH01268189A (ja) 放熱フィン付金属ベースプリント配線板の製造方法
JPH06210754A (ja) 片面銅張り積層板の製造方法
JPH0465893A (ja) 複合回路基板の製造方法
JP3574092B2 (ja) 耐熱性フレキシブル積層板の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040511

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040712

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041102