JPH07273280A - 薄膜パターンの形成方法 - Google Patents

薄膜パターンの形成方法

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JPH07273280A
JPH07273280A JP8396694A JP8396694A JPH07273280A JP H07273280 A JPH07273280 A JP H07273280A JP 8396694 A JP8396694 A JP 8396694A JP 8396694 A JP8396694 A JP 8396694A JP H07273280 A JPH07273280 A JP H07273280A
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lower layer
pattern
film
layer film
film pattern
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JP8396694A
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Eiji Yamanaka
英二 山中
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Tokin Corp
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Tokin Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エッチングが困難な材料からなる高精度で微
細なパターンを形成する方法を供する。 【構成】 基体1の主表面にエッチングが容易なAlか
らなる下層膜パターン(Al膜パターン)21を形成
し、この上にエッチングが困難な材料のPt膜4を形成
して、下層膜パターン21をエッチング除去すると、下
層膜パターン21の直上部のエッチングが困難な材料か
らなる薄膜の部分が下層膜パターンと一緒に除去され
て、エッチングが困難な材料のPt膜4のパターンが形
成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薄膜インダクタ、薄膜
フィルター、薄膜トランス等の薄膜デバイス、更には薄
膜抵抗素子や集積回路等の薄膜配線パターンを利用する
種々のデバイスの薄膜配線パターンを形成する技術に関
し、特に、高融点金属や磁性体薄膜、更には白金等の選
択エッチングが極めて困難な材料の薄膜で、微細なパタ
ーンを形成する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、Ta,Mo,Cr等の高融点金属
やAu,Pt,Ag等の貴金属によって、10μm以下
の線幅でパターンを形成することは、極めて困難であっ
た。その理由は、良好なエッチング液が見つからないた
め、通常のフォトリソグラフィー技術及び選択エッチン
グ技術が適用できないからである。従って、もっぱら金
属微細配線パターンは、エッチングが容易なAl等で形
成されてきているのが現状である。
【0003】一般に、エッチング液として必要な条件
は、エッチング速度が数百オングストローム/分以上あ
って、フォトレジストを侵さず、エッチングされた面が
滑らかで、パターンの切れが直線的であることである。
更には、被加工物以外の、例えば、基板等を侵さないこ
とである。高融点金属や貴金属等は、上述の条件を満た
す適当なエッチング液が見つかっていない。従って、こ
れらのエッチングし難い金属で薄膜パターンを形成する
ためには、フォトレジストパターンを下地層として形成
し、次に、被加工面全面にこれらエッチングの困難な金
属の薄膜を形成し、最後にパターンを形成したフォトレ
ジスト膜とその直上の薄膜を除去して、必要とする薄膜
パターンを残すという、いわゆるリフトオフ法が一般的
であった。しかし、従来のフォトレジストによるリフト
オフ法では、高融点金属や貴金属の薄膜を形成する際、
即ち、これら金属の薄膜をスパッターや蒸着によって形
成する際に、フォトレジストによる微細パターンが、こ
れら金属の高温の粒子に侵されるため、フォトレジスト
からなる微細パターンが部分的に破壊されてしまい、線
幅が10μm以下の微細パターンは、パターン精度が著
しく悪くなってしまうのが常であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、以上
述べたような従来の欠点をなくし、高融点金属や貴金
属、更にはフェライト等の磁性体薄膜のようなエッチン
グし難い材料の薄膜で、10μm以下の線幅のパターン
を精度よく安定して形成できる方法を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の欠点を解決するた
めの手段として、従来のフォトレジストによる下地層パ
ターンに代わり、微細加工が極めて容易な、例えば、A
l膜やSiO2膜によって下層膜パターンを形成した
後、エッチングが困難な材料の薄膜を被加工面全面に形
成し、しかる後に、基板全体を下層膜パターン専用のエ
ッチング液中に浸漬し、下層膜パターンとその直上のエ
ッチングが困難な材料の薄膜を選択的に除去して、残っ
た部分でエッチングが困難な材料からなる極めて精度の
高い薄膜パターンを得るものである。又、更に信頼性を
上げるために、下層膜パターン専用のエッチング液中に
基板全体を浸漬する直前に、下層膜パターンの膜厚とエ
ッチングが困難な材料からなる薄膜の膜厚との差よりも
薄いフォトレジスト膜を被加工面全面に塗布、ベーク処
理して形成することによって、極めて欠陥の少ない精度
の高い微細パターンを得ようとするものである。
【0006】
【作用】高融点金属や貴金属等のエッチングの困難な材
料からなる精度の高い微細パターンを得るのに、Al2
3等の基板の主表面にエッチングの容易なAl等で下
層膜パターンを形成し、そのパターンを含む主表面全面
に目的とするエッチングの困難な材料の薄膜を形成す
る。その後、下層膜パターン専用のエッチング液に浸漬
し、下層膜パターンをエッチング除去すると、下層パタ
ーンの直上部に形成されたエッチングの困難な材料から
なる薄膜の部分が選択的に除去されて、残された部分が
エッチングの困難な材料からなる高精度で微細な薄膜回
路を形成することになる。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を図を参照しながら詳述す
る。
【0008】(実施例1)図1は、実施例として白金
(Pt)薄膜抵抗の製造方法を工程の順序(a)〜
(g)で示した説明図である。図1(a)は、厚さ0.
5mmのAl23基板1を示している。図1(b)は、
基板1の主表面に通常の真空蒸着法により、厚み2μm
の下層膜としてのAl膜2を形成した状態を示す。図1
(c)は、図1(b)の表面に通常のフォトリソグラフ
ィー技術により、幅10μm、パターン間の間隔5μm
のポジタイプフォトレジストによるポジタイプレジスト
パターン3を形成した状態を示す。なお、ポジタイプフ
ォトレジストは、東京応化社製のOFPR−2で、粘度
は25cPである。レジストの塗布条件は毎分2000
回転で、20秒間の回転塗布とした。図1(d)は、図
1(c)のレジストパターン3をマスクとして、一般に
使用される燐酸・硝酸系のAl用エッチング液を用いて
Al膜2を選択エッチングし、下層膜パターンとしての
Al膜パターン21を形成した状態を示す。具体的に
は、H3PO4:HNO3:CH3COOH:H2O=1
5:1:1:1で規定される容量比のエッチング液を4
0±1℃に保ち、その液中に浸漬してエッチングを実施
した後、レジストパターン3をアセトンで超音波洗浄し
て除去した。この時、Al膜パターン21の幅はアンダ
ーカットにより6μmとなり、Al膜パターン21同士
の間隔は9μmとなる。このようなAl膜パターンは極
めて安定に形成でき、このAlによるAl膜パターン2
1を下層パターンとする。図1(e)は、図1(d)の
状態の全表面に通常のスパッター手法により、Pt膜
4,41を形成した状態を示す。Ptの膜厚は0.5μ
mとした。Al膜パターン21の上のPt膜41とAl
膜パターンのない部分のPt膜4とでは、下層膜パター
ンとしてのAl膜パターン21の膜厚が2μmなので、
段差が形成され、この部分で段切れを起こし、Pt膜が
不連続となり、Al層の側面が露出した分離部分Aを形
成する。図1(f)は、図1(e)の状態の表面全体に
ポジタイプフォトレジスト(上述と同様のOFPR−
2,粘度;25cP)を毎分4000回転で20秒間、
回転塗布し、80℃で10分間乾燥して、ポジタイプレ
ジスト膜5,51を形成した状態を示す。この際、図1
(e)の分離部分Aに対応する領域は、被覆不十分とな
って開孔部A′が形成される。これは、ポジタイプレジ
スト膜5,51の膜厚が段差(Al膜の厚さ2μとPt
膜の厚さ0.5μとの差)に比べ、はるかに薄いことに
よる。Pt膜4の上に形成されたレジスト膜5と、Al
膜パターン21とPt膜41からなる2層膜上に形成さ
れたレジスト膜51との不連続領域が開孔部A′であ
る。図1(g)は、図1(f)に示す状態に、前述の図
1(c)に示す工程の場合と同様に、Alの専用のエッ
チング液の50℃液に浸漬して、Al膜パターン21を
エッチング除去してから、アセトンの超音波洗浄でポジ
タイプレジスト膜5,51を除去した状態を示す。下層
膜パターンとしてのAl膜パターン21がエッチング除
去されると同時に、その直上のPt膜41も剥離・除去
され、残存したPt膜4からなる微細パターンが形成さ
れる。
【0009】本実施例では、Pt膜4の幅は9μm、P
t膜同士の間隔は6μmである。なお、図1(f)に示
す工程を省略して、図1(e)に示す工程から図1
(g)に示す工程へ進むことが可能である。その場合
は、ポジタイプレジスト膜5,51の被覆なしでAl用
のエッチング液に浸漬されることになるが、Pt膜4,
41はAl用のエッチング液には浸されないので、寸法
精度の高いPtパターンを安定して形成することができ
る。
【0010】(実施例2)次に、実施例2について、図
2に示す工程に従って詳述する。図2(a)は厚み40
0μmのN型Si基板11を示している。図2(b)は
図2(a)のSi基板11の表面に通常のスパッター法
により、SiO2膜22を2μmの膜厚で形成した状態
を示す。図2(c)は、ネガタイプフォトレジスト(東
京応化社製、商品名:OMR83、粘度40cP)を毎
分3000回転の回転数で20秒間塗布し、80℃で2
0分間ベークし、更にガラス乾板を密着させて、紫外線
露光を施した後、現像、リンス、乾燥を行うという、通
常のフォトリソグラフィー技術によって、ネガタイプレ
ジストパターン33を形成した状態を示す。レジストパ
ターン33の幅は8μmで、パターン同士の間隔は3μ
mである。図2(d)は、図2(c)の状態の基板をS
iO2膜専用エッチング液(緩衡フッ酸;40%NH
4F:50%HF=10:1容量比)に浸漬して、選択
エッチングを施した後、レジストパターン33を硫酸加
熱により除去した状態を示す。この時、SiO2膜パタ
ーン221の幅は、アンダーカットのため、4μmとな
り、SiO2膜パターン同士の間隔は7μmとなる。図
2(e)は、図2(d)のSiO2膜パターン221を
下層パターンとして、Pt膜を0.5μmの厚さでスパ
ッター法を用いて形成した状態を示す。SiO2膜パタ
ーン221直上のPt膜441とSiO2膜パターン2
21間のPt膜44(Si基板11面上)とは、SiO
2膜パターンの厚みによる段差のため、分離部分Bを形
成する。図2(f)は、図2(e)の状態のウェハーを
SiO2用エッチング液、即ち緩衡フッ酸の40±1℃
の液中に浸漬し、SiO2膜パターン221をエッチン
グ除去し、それとともにPt膜441も除去した状態を
示す。実施例1と同様、Pt膜の微細配線パターンが精
度よく、安定して形成できる。本実施例2では、Pt膜
44パターン幅が7μm、パターン間の間隔は4μmの
ものが形成された。
【0011】なお、実施例1における下層パターン形成
のためのAl膜2は、真空蒸着法の他、スパッタ法、あ
るいはめっき法で実施してもよい。又、実施例2におけ
る下層パターン用のSiO2膜22はスパッタ法に限ら
ず、CVD法、熱酸化法、回転塗布法、電気泳動法等の
うちのいかなる手段で形成してもよい。更に、実施例1
の図1(f)に示した工程は、当然、実施例2の図2に
示した工程にも応用可能であるし、又ポジタイプフォト
レジストの代わりに、下層膜専用エッチング液に耐性を
持ったいかなる材料を選んでもよく、回転塗布法の他、
スパッター法、CVD法等膜形成の手段も制限するもの
ではない。なお、本実施例1及び2では、Pt薄膜はA
23基板やSiウェハー表面に単独膜として形成した
が、例えば、一般に知られている多層膜での微細パター
ンを形成する場合でも、本発明の内容を応用することは
充分可能である。例えば、Al23基板1の表面に下地
薄層として数百オングストロームのTi膜を形成した
後、連続的にPtを数千オングストロームの厚さで形成
し、2層膜としたもの等である。
【0012】(比較例)最後に、本発明との比較のため
に、図3に従来のレジストによる下地層を用いたリフト
オフ法の工程を示す。図中の符号1はAl23基板、符
号60はポジタイプフォトレジスト膜で、符号61は下
地層レジストパターン、図3(d)はスパッタによるP
t膜4,41形成時、下層レジストパターン61が侵さ
れ、変形してしまった状態を示している。結局、図3
(e)に示すようなPt膜4によるパターンの端部にひ
げが出たり、隣同士が短絡しそうになったり、線幅が一
定でなかったりという不都合が発生している。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、通常のフ
ォトリソグラフィー技術及び選択エッチング技術の適用
が困難であるような高融点金属、貴金属等の材質でも薄
膜微細パターンを高精度で安定して形成できるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1に係る薄膜パータン形成工程を示す説
明図。図1(a)は、厚さ0.5mmのAl23基板を
示す説明図。図1(b)は、基板の主表面に通常の真空
蒸着法により、厚み2μm以下の下層膜としてのAl膜
を形成した状態を示す説明図。図1(c)は、図1
(b)の表面に通常のフォトリソグラフィー技術によ
り、幅10μm、パターン間の間隔5μmのポジタイプ
フォトレジストによるポジタイプレジストパターンを形
成した状態を示す説明図。図1(d)は、図1(c)の
レジストパータンをマスクとして、一般に使用される燐
酸・硝酸系のAl用エッチング液を用いてAl膜をエッ
チングし、下層膜パータンとしてのAlパターンを形成
した状態を示す説明図。図1(e)は、図1(d)の状
態の全表面に通常のスパッター手法により、Pt膜を形
成した状態を示す説明図。図1(f)は、図1(e)の
状態の表面全体にポジタイプフォトレジストを毎分40
00回転で20秒間、回転塗布し、80℃で10分間乾
燥して、ポジタイプレジスト膜を形成した状態を示す説
明図。図1(g)は、図1(f)に示す状態に、Alの
専用のエッチング液の50℃液に浸漬して、Al膜パー
タンをエッチング除去してから、アセトンの超音波洗浄
でポジタイプレジスト膜を除去した状態を示す説明図。
【図2】実施例2に係る薄膜パターン形成工程を示す説
明図。図2(a)は、厚み400μmのN型Si基板を
示す説明図。図2(b)は、図2(a)のSi基板の表
面に通常のスパッター法により、SiO2膜を2μmの
膜厚で形成した状態を示す説明図。図2(c)は、ネガ
タイプフォトレジストに紫外線露光を施した後、ネガタ
イプレジストパターンを形成した状態を示す説明図。図
2(d)は、図2(c)の状態の基板をSiO2膜専用
エッチング液に浸漬して、選択エッチングを施した後、
レジストパターンを硫酸加熱により除去した状態を示す
説明図。図2(e)は、図2()のSiO2膜パータン
を下層パターンとして、Pt膜を0.5μmの厚さでス
パッター法を用いて形成した状態を示す説明図。図2
(f)は、図2(e)の状態のウェハーを緩衡フッ酸の
液中に浸漬し、SiO2膜パターンとPt膜をエッチン
グ除去した状態を示す説明図。
【図3】従来技術に係る薄膜パターン形成工程を示す説
明図。図3(a)は、Al23基板を示す説明図。図3
(b)は、Al23 基板にポジタイプフォトレジスト
膜を形成したことを示す説明図。図3(c)は、ポジタ
イプフォトレジストによるポジタイプレジストパータン
を形成した状態を示す説明図。図3(d)は、スパッタ
によるPt膜形成時、下層レジストパターンが侵され、
変形してしまった状態を示す説明図。図3(e)は、P
t膜によるパターンの端部にひげが出たり、隣同士が短
絡しそうになったり、線幅が一定でない状態を示す説明
図。
【符号の説明】
1 Al23基板 11 Si基板 2 Al膜 21 Al膜パターン(下層膜パターン) 22,221 SiO2膜 3 (ポジタイプ)レジストパターン 33 (ネガタイプ)レジストパターン 4,41,44,441 Pt膜 5,51 ポジタイプレジスト膜 60 ポジタイプフォトレジスト膜 61 下地層レジストパターン A ,B 分離部分 A′ 開孔部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/306

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板主表面にエッチングの容易な材料で
    下層膜パターンを形成した後、前記下層膜パターンを含
    む主表面全面に、エッチングの困難な材料からなる薄膜
    を前記下層膜よりも薄い膜厚で形成し、前記下層膜専用
    のエッチング液により、前記下層膜パターンをエッチン
    グ除去すると同時に、前記下層膜パターン上の前記エッ
    チングの困難な材料からなる薄膜を選択的に剥離・除去
    することを特徴とする薄膜パターンの形成方法。
  2. 【請求項2】 基板主表面にエッチングの容易な金属で
    下層膜パターンを形成した後、前記下層膜パターンを含
    む主表面全面に、エッチングの困難な材料からなる薄膜
    を前記下層膜よりも薄い膜厚で形成し、前記下層膜専用
    のエッチング液により、前記下層膜パータンをエッチン
    グ除去すると同時に、前記下層膜パターン上のエッチン
    グの困難な材料からなる薄膜を選択的に剥離・除去する
    ことを特徴とする薄膜パータンの形成方法。
  3. 【請求項3】 基板主表面にSiO2で下層膜パターン
    を形成した後、前記下層膜パターンを含む主表面全面
    に、エッチングの困難な材料からなる薄膜を前記下層膜
    よりも薄い膜厚で形成し、前記下層膜専用のエッチング
    液により、前記下層膜パターンをエッチング除去すると
    同時に、前記下層膜パターン上の前記エッチングの困難
    な材料からなる薄膜を選択的に剥離・除去することを特
    徴とする薄膜パータンの形成方法。
  4. 【請求項4】 基板主表面にエッチングの容易な材料で
    下層膜パータンを形成した後、前記下層膜パータンを含
    む主表面全面に、エッチングの困難な材料からなる薄膜
    を前記下層膜よりも薄い膜厚で形成し、前記下層膜とエ
    ッチングの困難な材料からなる薄膜との膜厚差よりも薄
    い膜厚のフォトレジストを全面に塗布し、ベーク処理し
    た後、前記下層膜専用のエッチング液により、前記下層
    膜パターンをエッチング除去すると同時に、前記下層膜
    パターン上の前記エッチングの困難な材料からなる薄膜
    を選択的に剥離・除去することを特徴とする薄膜パター
    ンの形成方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004087691A (ja) * 2002-08-26 2004-03-18 Fujitsu Ltd ゲート絶縁膜を除去する方法
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