JP3211287B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置の製造方法に
関し、特に金属メッキ膜を配線材料として用いる半導体
装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体基板上にメッキ法により金
属配線を形成する方法について図2を用いて説明する。
【0003】まずシリコン等の半導体基板1上に絶縁膜
2Aを形成したのち、バリア及び密着用の金属としてチ
タンやチタンタングステン(TiW)膜3をスパッタ法
等により形成し、続いて給電用及びメッキが容易に行な
えるように金又は銅等の金属膜4Aを形成する。次にフ
ォトレジストプロセスにより、配線を形成する以外の箇
所にフォトレシストパターンを形成する。その後、メッ
キ液中で基板に定電流が流れるように負の電圧をかける
ことにより、フォトレジストパターン以外の箇所に、液
中で正イオンとなっている金又は銅等の金属を析出させ
所望の金属メッキ膜6Aを後工程でエッチングされるこ
とを計算し少し厚目に形成する。
【0004】次にフォトレジストパターンを剥離した
後、金属メッキ膜6Aをマスクとして、加工精度の良い
マグネトロンリアクティブイオンエッチングのみ又は1
部ウェットエッチングを用いて金属膜4A及びTiW膜
3をエッチング除去し、金属メッキ膜6Aを主とする金
属配線を形成する。この時、下層の絶縁膜2Aが一部エ
ッチングされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
メッキ法による金属配線の形成方法では、マグネトロン
リアクティブイオンエッチングのみを用いて金属膜及び
TiW膜をエッチングする場合、オーバーエッチング率
が20〜30%以下であると、配線間隔の狭い箇所でバ
リア膜としてのTiW膜のエッチング残りや、下地の絶
縁膜の表面変質によるショート不良が発生しやすい。ま
たオーバーエッチング率が30〜40%以上で、絶縁膜
に有機塗布膜を使用していると、エッチングされた金属
及び有機塗布膜の混合デポジション物質が配線の側部に
付着し、後工程で剥られることによるショート不良が発
生しやすいという問題点がある。また、デポジション物
質の剥れ対策としてウェットエッチングを用いた場合、
仮にそのウェットエッチングがリアクティブイオンエッ
チングとの併用であったとしても、加工精度が落ちると
いう問題点があった。
【0006】本発明の目的は上記欠点を克服し、ショー
ト不良の発生率が少なく、加工精度の良い金属配線を有
する半導体装置の製造方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置の製
造方法は、半導体基板上に絶縁膜を介してTiW又はT
iからなるバリア用の第1の金属膜と金又は銅からなる
給電用の第2の金属膜とを順次形成する工程と、フォト
レジスト膜をマスクとし前記第2の金属膜上にメッキ法
により金属メッキ膜を形成する工程と、この金属メッキ
膜をマスクとしマグネトロンリアクティブイオンエッチ
ング法及びケミカルイオンエッチング法により前記第2
の金属膜と前記第1の金属膜及び前記絶縁膜の一部をエ
ッチングする工程とを含むものである。
【0008】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。図1(a)〜(c)は本発明の第1の実施例
を説明するための半導体チップの断面図である。
【0009】まず図1(a)に示すように、半導体基1
上に絶縁膜としてシリコン含有のポリイミド膜2を形成
する。次でバリア膜としてTiW膜3を100nm,さ
らに給電用及びメッキされやすいように金膜4を100
nmスパッタ法で形成する。次でフォトレジスト膜5を
マスクとして用いて電解メッキ法により選択的に配線用
の金メッキ膜6を6μmの厚さに形成する。
【0010】次に、図1(b)に示すように、微細加工
上有利な異方性のマグネトロンリアクティブイオンエッ
チングにより、金メッキ膜6をマスクとして、金膜4と
TiW膜3をポリイミド膜2の界面までエッチングす
る。金膜4及びTiW膜3各々のエッチングガスとして
は、アルゴンと酸素及びアルゴンと6弗化イオウを用い
る。そして共に光学的エンドポイントモニターでエッチ
ング終了時を判断させる。
【0011】次に図1(c)に示すように、ポリイミド
膜2の一部をエッチングガストして酸素を使用し、金を
エッチングせずウェットエッチングよりも微細加工上有
利な等方性のケミカルイオンエッチングによってエッチ
ングして、金メッキ膜6を主成分とする金配線を形成す
る。
【0012】このように第1の実施例によれば、金膜4
とTiW膜3をマグネトロンイオンエッチングによりエ
ッチングし、ポリイミド膜をケミカルイオンエッチング
によりエッチングするため、TiW膜の残りもなく、し
かも従来のショートの原因となった金属膜との混合デポ
ジション物質をほとんどなくすことができる。
【0013】次に、第2の実施例について説明する。こ
の場合も図1(c)に示すように、マグネトロンリアク
ティブイオンエッチングにより、金メッキ膜6をマスク
として金膜4とTiW膜3をエッチングするが、TiW
膜3をエッチングする時は、10〜20%程度オーバー
エッチングしポリイミド膜2もエッチングする。このT
iW膜3のエッチングの場合は、6弗化イオウとアルゴ
ン流量比を第1の実施例の30%よりも高い50%程度
にし、RFパワーを第1の実施例1.3KWよりも低い
1.0KW程度でエッチングする。次に、ポリイミド膜
の一部をケミカルイオンエッチングによりエッチングい
て金配線を形成する。
【0014】第1の実施例の場合、TiW膜3をマグネ
トロンリアクティブイオンエッチングによりジャストエ
ッチングしているが、配線間隔幅の狭いところにわずか
に残るTiWの量によっては、後でポリイミド膜をケミ
カルイオンエッチングすることが困難になる。このよう
に第2の実施例は、TiW膜のマグネトロンリアクティ
ブイオンエッチング条件を変えることにより、TiW膜
/金メッキ膜,TiW膜/ポリイミド膜の選択比を高く
し、デポジション物質の剥れによるショートの原因を減
少させる分10〜20%程オーバーエッチングさせ、T
iW膜の残りを防止できるという利点がある。
【0015】尚、上記実施例においてはバリア用の金属
膜としてTiW膜を用いた場合について説明したが、T
i膜であってもよい。又メッキ膜として金メッキ膜を用
いたが、銅メッキ膜であってもよく、この場合、給電用
の金属膜としては銅膜が適当である。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、メッキ法
により金属配線を形成する場合、下層の給電用の第2の
金属膜とバリア用の第1の金属膜とをエッチングする際
に、異方性及び等方性のドライエッチング法を用いるこ
とにより、配線のショートの原因となるデポジション物
質をなくすことができるため、ショート不良の発生率が
少く、加工精度の良い金属配線を形成できるという効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を説明するための半導体チップ
の断面図。
【図2】従来の半導体装置の製造方法を説明するための
半導体チップの断面図。
【符号の説明】
1 半導体基板 2 ポリイミド膜 2A 絶縁膜 3 TiW膜 4 金膜 4A 金属膜 5 フォトレジスト膜 6 金メッキ膜 6A 金属メッキ膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H01L 21/3065 H01L 21/88 R 21/3205 21/302 N (56)参考文献 特開 平3−34324(JP,A) 特開 平2−192617(JP,A) 特開 平1−211946(JP,A) 特開 平3−270234(JP,A) 特開 平3−38825(JP,A) 特開 平3−8325(JP,A) 特開 昭60−138919(JP,A) 特開 平1−173740(JP,A) 特開 平1−187945(JP,A) 特開 昭63−161646(JP,A) 特開 昭62−217637(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/3213 C23F 4/00 C25D 7/12 H01L 21/28 H01L 21/288 H01L 21/3065 H01L 21/3205

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に絶縁膜を介してTiW又
    はTiからなるバリア用の第1の金属膜と金又は銅から
    なる給電用の第2の金属膜とを順次形成する工程と、フ
    ォトレジスト膜をマスクとし前記第2の金属膜上にメッ
    キ法により金属メッキ膜を形成する工程と、この金属メ
    ッキ膜をマスクとしマグネトロンリアクティブイオンエ
    ッチング法及びケミカルイオンエッチング法により前記
    第2の金属膜と前記第1の金属膜及び前記絶縁膜の一部
    をエッチングする工程とを含むことを特徴とする半導体
    装置の製造方法。
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