JPH07272803A - 表面実装型電気コネクタ - Google Patents
表面実装型電気コネクタInfo
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- JPH07272803A JPH07272803A JP6062949A JP6294994A JPH07272803A JP H07272803 A JPH07272803 A JP H07272803A JP 6062949 A JP6062949 A JP 6062949A JP 6294994 A JP6294994 A JP 6294994A JP H07272803 A JPH07272803 A JP H07272803A
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- Japan
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- contact
- cavities
- contacts
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- mount type
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- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 表面実装型電気コネクタにおいて、キャビテ
ィ内における電気コンタクトのがたつきを低減して、半
田タイン部のプリント配線板上における高さのばらつき
を低減する。 【構成】 ハウジング11のキャビティ11a ，11c の下面
に上方に凸でコンタクト12，13に圧接するリブ11b ，11
d を設ける。リブ11b ，11d がコンタクト12，13をキャ
ビティ11a ，11c の上面に押圧してキャビティ11a ，11
c とコンタクト12，13との間のの遊びを無くし、これに
より半田タイン部12b ，13b のコンタクトパッド22に対
する浮上がり方向のばらつきを抑制することができる。
ィ内における電気コンタクトのがたつきを低減して、半
田タイン部のプリント配線板上における高さのばらつき
を低減する。 【構成】 ハウジング11のキャビティ11a ，11c の下面
に上方に凸でコンタクト12，13に圧接するリブ11b ，11
d を設ける。リブ11b ，11d がコンタクト12，13をキャ
ビティ11a ，11c の上面に押圧してキャビティ11a ，11
c とコンタクト12，13との間のの遊びを無くし、これに
より半田タイン部12b ，13b のコンタクトパッド22に対
する浮上がり方向のばらつきを抑制することができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は表面実装型電気コネクタ
に関し、詳細には電気コンタクトの保持部の改良に関す
るものである。
に関し、詳細には電気コンタクトの保持部の改良に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より、基板上にプリント配線の施さ
れたプリント配線板が知られており、またこのプリント
配線板にプリント配線されたコンタクトパッドに接合さ
れる表面実装型（ＳＭＴ；Surface Mount Technology）
電気コネクタも知られている。
れたプリント配線板が知られており、またこのプリント
配線板にプリント配線されたコンタクトパッドに接合さ
れる表面実装型（ＳＭＴ；Surface Mount Technology）
電気コネクタも知られている。
【０００３】この表面実装型電気コネクタは、一方の端
部に相手電気コンタクトと接触する接触部を有し、他方
の端部にプリント配線板のコンタクトパッドと半田によ
って接合される接合部を有する複数の電気コンタクト
と、これらの複数の電気コンタクトを、接合部が略一直
線上に並ぶように複数のキャビティ内に保持するハウジ
ングとからなるものであり、プリント配線板に形成され
る複数のコンタクトパッド上に、半田成分およびフラッ
クス成分を含むゲル状のクリーム半田を予め付着させ、
各コンタクトパッドに対応させて、この電気コネクタの
接合部を押し付け加熱することにより、コンタクトパッ
ドに接合部を固着してプリント配線板と一体的に用いら
れる。
部に相手電気コンタクトと接触する接触部を有し、他方
の端部にプリント配線板のコンタクトパッドと半田によ
って接合される接合部を有する複数の電気コンタクト
と、これらの複数の電気コンタクトを、接合部が略一直
線上に並ぶように複数のキャビティ内に保持するハウジ
ングとからなるものであり、プリント配線板に形成され
る複数のコンタクトパッド上に、半田成分およびフラッ
クス成分を含むゲル状のクリーム半田を予め付着させ、
各コンタクトパッドに対応させて、この電気コネクタの
接合部を押し付け加熱することにより、コンタクトパッ
ドに接合部を固着してプリント配線板と一体的に用いら
れる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで電気コネクタ
は、キャビティ内面と電気コンタクトとの間に、わずか
な隙間（遊び）を有しているため、キャビティ内で電気
コンタクトがわずかにがたつきを生じる。このキャビテ
ィ内でのわずかながたつきは、特に多数の電気コンタク
トが並列に設けられた上述の表面実装型電気コネクタに
おいては、電気コンタクトの一方の端部である接合部に
おいて拡大され、キャビティ内面のうち電気コンタクト
の接合部が並ぶ方向と略平行な面と、電気コンタクトと
の間に形成された隙間は、接合部がプリント配線板のコ
ンタクトパッドから浮き上がる方向にばらつくことにな
る。
は、キャビティ内面と電気コンタクトとの間に、わずか
な隙間（遊び）を有しているため、キャビティ内で電気
コンタクトがわずかにがたつきを生じる。このキャビテ
ィ内でのわずかながたつきは、特に多数の電気コンタク
トが並列に設けられた上述の表面実装型電気コネクタに
おいては、電気コンタクトの一方の端部である接合部に
おいて拡大され、キャビティ内面のうち電気コンタクト
の接合部が並ぶ方向と略平行な面と、電気コンタクトと
の間に形成された隙間は、接合部がプリント配線板のコ
ンタクトパッドから浮き上がる方向にばらつくことにな
る。
【０００５】接合部がプリント配線板のコンタクトパッ
ドから浮き上がると、半田によるコンタクトパッドと接
合部との接合が正常になされず、接合不良を招く虞があ
る。
ドから浮き上がると、半田によるコンタクトパッドと接
合部との接合が正常になされず、接合不良を招く虞があ
る。
【０００６】従来の表面実装型電気コネクタにおいて
は、１つの電気コネクタのすべての接合部の、コンタク
トパッドから浮き上がる方向へのばらつきは略 100μｍ
程度であったが、接合不良を低減するためには、この接
合部の浮上がりを極力抑制する必要がある。
は、１つの電気コネクタのすべての接合部の、コンタク
トパッドから浮き上がる方向へのばらつきは略 100μｍ
程度であったが、接合不良を低減するためには、この接
合部の浮上がりを極力抑制する必要がある。
【０００７】そこでこの問題を解決するものとして、電
気コンタクトにエンボス加工を施してボスを形成せし
め、このボスの深さによって上記がたつきを抑制するも
のがある。しかし、金属である電気コンタクトは加工に
対する所望の精度を確保することができず、そのため上
記キャビティ内における上記がたつきを十分に低減する
ことはできなかった。
気コンタクトにエンボス加工を施してボスを形成せし
め、このボスの深さによって上記がたつきを抑制するも
のがある。しかし、金属である電気コンタクトは加工に
対する所望の精度を確保することができず、そのため上
記キャビティ内における上記がたつきを十分に低減する
ことはできなかった。
【０００８】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
って、簡単な構成でキャビティ内における電気コンタク
トのがたつきを低減して、接合部のプリント配線板のコ
ンタクトパッドからの浮上りを防止し、接合不良を防止
することを目的とするものである
って、簡単な構成でキャビティ内における電気コンタク
トのがたつきを低減して、接合部のプリント配線板のコ
ンタクトパッドからの浮上りを防止し、接合不良を防止
することを目的とするものである
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明の表面実装型電気
コネクタは、一方の端部に相手電気コンタクトと接触す
る接触部を、他方の端部にプリント配線板のコンタクト
パッドと接合される接合部を有する複数の電気コンタク
トと、この複数の電気コンタクトを、接合部が略一直線
上に並ぶように複数のキャビティ内に保持するハウジン
グとからなる表面実装型電気コネクタにおいて、前記各
キャビティの、前記接合部が並ぶ方向に略平行な内壁面
のうち同じ側の一部に、前記電気コンタクトと圧接する
突部を設けたことを特徴とするものである。
コネクタは、一方の端部に相手電気コンタクトと接触す
る接触部を、他方の端部にプリント配線板のコンタクト
パッドと接合される接合部を有する複数の電気コンタク
トと、この複数の電気コンタクトを、接合部が略一直線
上に並ぶように複数のキャビティ内に保持するハウジン
グとからなる表面実装型電気コネクタにおいて、前記各
キャビティの、前記接合部が並ぶ方向に略平行な内壁面
のうち同じ側の一部に、前記電気コンタクトと圧接する
突部を設けたことを特徴とするものである。
【００１０】ここで上記「内壁面のうち同じ側」とは、
ハウジングが備えてなる全てのキャビティの同じ側を意
味するものである。
ハウジングが備えてなる全てのキャビティの同じ側を意
味するものである。
【００１１】また上記突部は、電気コンタクトをキャビ
ティに挿入するときに電気コンタクトの接触部が通過す
る通路上以外の位置に設けるのが好ましい。これは、金
属製の接触部がキャビティに挿入されるときに、その通
路上に設けられた樹脂製の突部を削り、その削られて生
じた樹脂の削りカスが接触部に付着し、その後に接触部
が相手コンタクトと接触したときにこの接触部に付着し
た削りカスが接触不良の原因となるのを防止するためで
ある。
ティに挿入するときに電気コンタクトの接触部が通過す
る通路上以外の位置に設けるのが好ましい。これは、金
属製の接触部がキャビティに挿入されるときに、その通
路上に設けられた樹脂製の突部を削り、その削られて生
じた樹脂の削りカスが接触部に付着し、その後に接触部
が相手コンタクトと接触したときにこの接触部に付着し
た削りカスが接触不良の原因となるのを防止するためで
ある。
【００１２】
【作用および発明の効果】本発明の表面実装型電気コネ
クタは、キャビティ内に設けられた突部が電気コンタク
トに圧接するため、キャビティ内において電気コンタク
トの遊びを無くすことができ、この突部を基準として電
気コンタクトの一方の端部である接合部の、プリント配
線板のコンタクトパッドに対する浮上がり方向のばらつ
きを抑制することができる。
クタは、キャビティ内に設けられた突部が電気コンタク
トに圧接するため、キャビティ内において電気コンタク
トの遊びを無くすことができ、この突部を基準として電
気コンタクトの一方の端部である接合部の、プリント配
線板のコンタクトパッドに対する浮上がり方向のばらつ
きを抑制することができる。
【００１３】この結果、接合部のプリント配線板のコン
タクトパッドからの浮上りを防止し、接合部とコンタク
トパッドとを確実に接合することができ、接合不良を防
止することができる。
タクトパッドからの浮上りを防止し、接合部とコンタク
トパッドとを確実に接合することができ、接合不良を防
止することができる。
【００１４】またこの突部は樹脂製のハウジングに設け
られるため、従来の金属製の電気コンタクトに設けるも
のより精度よく形成することができ、したがって接合部
の高さのばらつきを抑制する効果が高い。
られるため、従来の金属製の電気コンタクトに設けるも
のより精度よく形成することができ、したがって接合部
の高さのばらつきを抑制する効果が高い。
【００１５】
【実施例】以下、本発明の表面実装型電気コネクタの実
施例について図面を用いて説明する。
施例について図面を用いて説明する。
【００１６】図１は本発明の第１の実施例に係る表面実
装型電気コネクタの外観を示す斜視図、図２は図１に示
した電気コネクタの電気コンタクトの形状を示す斜視
図、図３は図２に示した電気コネクタのＡ−Ａ線断面を
示す断面図、図４は図３に示した電気コネクタの（ａ）
I−I 線断面を示す断面図，（ｂ）矢視Ｘによる背面図
である。
装型電気コネクタの外観を示す斜視図、図２は図１に示
した電気コネクタの電気コンタクトの形状を示す斜視
図、図３は図２に示した電気コネクタのＡ−Ａ線断面を
示す断面図、図４は図３に示した電気コネクタの（ａ）
I−I 線断面を示す断面図，（ｂ）矢視Ｘによる背面図
である。
【００１７】図示の表面実装型電気コネクタは、上段お
よび下段にそれぞれ25個のキャビティ11a ，11c が略一
直線上に形成された樹脂製のハウジング11と、このハウ
ジング11の上段に形成された25個のキャビティ11a のそ
れぞれに保持される、一方の端部に相手電気コンタクト
と接触する接触ピン12a を、他方の端部にプリント配線
板20のコンタクトパッド22と接合される半田タイン部12
b をそれぞれ有する複数の金属製の第１のコンタクト12
と、ハウジング11の下段に形成された25個のキャビティ
11c のそれぞれに保持される、ハウジング11より露出し
た一方の端部に相手電気コンタクトと接触する接触ピン
13a を、他方の端部にプリント配線板20のコンタクトパ
ッド22と接合される半田タイン部13b をそれぞれ有する
複数の金属製の第２のコンタクト13とを備えた構成であ
る。
よび下段にそれぞれ25個のキャビティ11a ，11c が略一
直線上に形成された樹脂製のハウジング11と、このハウ
ジング11の上段に形成された25個のキャビティ11a のそ
れぞれに保持される、一方の端部に相手電気コンタクト
と接触する接触ピン12a を、他方の端部にプリント配線
板20のコンタクトパッド22と接合される半田タイン部12
b をそれぞれ有する複数の金属製の第１のコンタクト12
と、ハウジング11の下段に形成された25個のキャビティ
11c のそれぞれに保持される、ハウジング11より露出し
た一方の端部に相手電気コンタクトと接触する接触ピン
13a を、他方の端部にプリント配線板20のコンタクトパ
ッド22と接合される半田タイン部13b をそれぞれ有する
複数の金属製の第２のコンタクト13とを備えた構成であ
る。
【００１８】ここで第１のコンタクト12は図２に示すよ
うに、接触ピン12a の根元の分岐部12c から２股に分岐
して２つの半田タイン部12b が略平行に延びたものとし
て製造され、その後２つの半田タイン部12b のうち一方
の半田タイン部を分岐部12cの近傍で切断し、残った他
方の半田タイン部12b を折曲げ加工して形成される。ま
た第２のコンタクト13も上記第１のコンタクト12と同様
に形成されるが、第１のコンタクト12の切断された方の
半田タイン部と同じ側の半田タイン部13b を残し、他方
の半田タイン部を切断し、ハウジング11に保持されたと
き第１のコンタクト12の半田タイン部12b と第２のコン
タクト13の半田タイン部13b とがプリント配線板20上で
交互に並ぶように形成される。
うに、接触ピン12a の根元の分岐部12c から２股に分岐
して２つの半田タイン部12b が略平行に延びたものとし
て製造され、その後２つの半田タイン部12b のうち一方
の半田タイン部を分岐部12cの近傍で切断し、残った他
方の半田タイン部12b を折曲げ加工して形成される。ま
た第２のコンタクト13も上記第１のコンタクト12と同様
に形成されるが、第１のコンタクト12の切断された方の
半田タイン部と同じ側の半田タイン部13b を残し、他方
の半田タイン部を切断し、ハウジング11に保持されたと
き第１のコンタクト12の半田タイン部12b と第２のコン
タクト13の半田タイン部13b とがプリント配線板20上で
交互に並ぶように形成される。
【００１９】また第１のコンタクト12の接触ピン12a の
一部および第２のコンタクト13の接触ピン13a の一部に
はそれぞれ、キャビティ11a ，11c の接触ピン12a ，13
a が配設される部分の径よりもわずかに大きく左右方向
の外方に張り出した張出部12d および13d （図示せず）
が形成され（図４参照）、この張出部12d および13dが
キャビティ11a ，11c に圧入されることによって、第１
のコンタクト12および第２のコンタクト13はそれぞれハ
ウジング11に保持される。
一部および第２のコンタクト13の接触ピン13a の一部に
はそれぞれ、キャビティ11a ，11c の接触ピン12a ，13
a が配設される部分の径よりもわずかに大きく左右方向
の外方に張り出した張出部12d および13d （図示せず）
が形成され（図４参照）、この張出部12d および13dが
キャビティ11a ，11c に圧入されることによって、第１
のコンタクト12および第２のコンタクト13はそれぞれハ
ウジング11に保持される。
【００２０】さらに各キャビティ11a ，11c の下面であ
って、第１および第２のコンタクト12，13の接触ピン12
a ，13a が通過する部分から左右方向に外れた、２股の
半田タイン部の通過する部分にそれぞれ、各コンタクト
12，13と圧接して各キャビティ11a ，11c の上面に各コ
ンタクト12，13を押圧せしめる上方に凸のリブ11b ，11
d が形成されている。
って、第１および第２のコンタクト12，13の接触ピン12
a ，13a が通過する部分から左右方向に外れた、２股の
半田タイン部の通過する部分にそれぞれ、各コンタクト
12，13と圧接して各キャビティ11a ，11c の上面に各コ
ンタクト12，13を押圧せしめる上方に凸のリブ11b ，11
d が形成されている。
【００２１】このように構成された表面実装型電気コネ
クタ10によれば、キャビティ11a ，11c 内に設けられた
リブ11b ，11d がコンタクト12，13に圧接するため、キ
ャビティ11a ，11c 内においてコンタクト12，13の上下
方向のがたつきを防止することができ、コンタクト12，
13の半田タイン部12b ，13b が、プリント配線板20のコ
ンタクトパッド22に対する浮上り方向のばらつきを抑制
することができる。
クタ10によれば、キャビティ11a ，11c 内に設けられた
リブ11b ，11d がコンタクト12，13に圧接するため、キ
ャビティ11a ，11c 内においてコンタクト12，13の上下
方向のがたつきを防止することができ、コンタクト12，
13の半田タイン部12b ，13b が、プリント配線板20のコ
ンタクトパッド22に対する浮上り方向のばらつきを抑制
することができる。
【００２２】この結果、半田タイン部12b ，13b とコン
タクトパッド22とを確実に接合することができ、接合不
良を防止することができる。
タクトパッド22とを確実に接合することができ、接合不
良を防止することができる。
【００２３】なお50個の半田タイン部12b ，13b が一列
に並んだプリント配線板20上での上下方向の高さのばら
つきは、従来のコネクタにおいては略 100μｍであった
が、本実施例のコネクタ10においては最大60μｍに低減
することが本願出願人によって確認された。
に並んだプリント配線板20上での上下方向の高さのばら
つきは、従来のコネクタにおいては略 100μｍであった
が、本実施例のコネクタ10においては最大60μｍに低減
することが本願出願人によって確認された。
【００２４】またリブ11b ，11d は樹脂製のハウジング
11に設けられるため、従来の金属製のコンタクトに設け
たボスより高い加工精度を確保することができ、したが
ってリブ11b ，11d の高さの精度を確保するできるとと
もに、加工が容易である。
11に設けられるため、従来の金属製のコンタクトに設け
たボスより高い加工精度を確保することができ、したが
ってリブ11b ，11d の高さの精度を確保するできるとと
もに、加工が容易である。
【００２５】さらにリブ11b ，11d は、コンタクト12，
13をキャビティ11a ，11c に挿入するときに接触ピン12
a ，13a が通過する通路上に設けられていないため、接
触ピン12a ，13a がリブ11b ，11d を削る虞がなく、し
たがってその削られたリブ11b ，11d の削りカスが接触
ピン12a ，13a に付着して接触不良を招く虞もない。
13をキャビティ11a ，11c に挿入するときに接触ピン12
a ，13a が通過する通路上に設けられていないため、接
触ピン12a ，13a がリブ11b ，11d を削る虞がなく、し
たがってその削られたリブ11b ，11d の削りカスが接触
ピン12a ，13a に付着して接触不良を招く虞もない。
【００２６】図５は本発明の第２の実施例に係る表面実
装型電気コネクタの図３と同様の断面図、図６は図５に
示した電気コネクタの（ａ）II−II線断面を示す断面
図，（ｂ） III−III 線断面を示す断面図，（ｃ）矢視
Ｘによる背面図である。
装型電気コネクタの図３と同様の断面図、図６は図５に
示した電気コネクタの（ａ）II−II線断面を示す断面
図，（ｂ） III−III 線断面を示す断面図，（ｃ）矢視
Ｘによる背面図である。
【００２７】図示の表面実装型電気コネクタは、上段の
接触ピンと下段の接触ピンとの間に、プリント配線板20
の表面と同一面Ｙが配されるように構成されたコネクタ
である。この電気コネクタは、コンタクト12′，13′の
折曲げ位置，長さ、およびハウジング11′の下側半分の
コネクタの嵌合方向の長さが異なる以外は、上記第１の
実施例に係る表面実装型電気コネクタと構成および作
用，効果は同じである。
接触ピンと下段の接触ピンとの間に、プリント配線板20
の表面と同一面Ｙが配されるように構成されたコネクタ
である。この電気コネクタは、コンタクト12′，13′の
折曲げ位置，長さ、およびハウジング11′の下側半分の
コネクタの嵌合方向の長さが異なる以外は、上記第１の
実施例に係る表面実装型電気コネクタと構成および作
用，効果は同じである。
【００２８】すなわち、上段および下段にそれぞれ25個
のキャビティ11a ′，11c ′が略一直線上に形成された
樹脂製のハウジング11′と、このハウジング11′の上段
に形成された25個のキャビティ11a ′のそれぞれに保持
される、一方の端部に相手電気コンタクトと接触する接
触ピン12a ′を、他方の端部にプリント配線板20のコン
タクトパッド22と接合される半田タイン部12b ′をそれ
ぞれ有する複数の金属製の第１のコンタクト12′と、ハ
ウジング11′の下段に形成された25個のキャビティ11c
′のそれぞれに保持される、ハウジング11′より露出
した一方の端部に相手電気コンタクトと接触する接触ピ
ン13a ′を、他方の端部にプリント配線板20のコンタク
トパッド22と接合される半田タイン部13b ′をそれぞれ
有する複数の金属製の第２のコンタクト13′とを備えた
構成である。
のキャビティ11a ′，11c ′が略一直線上に形成された
樹脂製のハウジング11′と、このハウジング11′の上段
に形成された25個のキャビティ11a ′のそれぞれに保持
される、一方の端部に相手電気コンタクトと接触する接
触ピン12a ′を、他方の端部にプリント配線板20のコン
タクトパッド22と接合される半田タイン部12b ′をそれ
ぞれ有する複数の金属製の第１のコンタクト12′と、ハ
ウジング11′の下段に形成された25個のキャビティ11c
′のそれぞれに保持される、ハウジング11′より露出
した一方の端部に相手電気コンタクトと接触する接触ピ
ン13a ′を、他方の端部にプリント配線板20のコンタク
トパッド22と接合される半田タイン部13b ′をそれぞれ
有する複数の金属製の第２のコンタクト13′とを備えた
構成である。
【００２９】ここで第１のコンタクト12′は、接触ピン
12a ′の根元の分岐部12c ′から２股に分岐して２つの
半田タイン部12b ′が略平行に延びたものとして製造さ
れ、その後２つの半田タイン部12b ′のうち一方の半田
タイン部を分岐部12c ′の近傍で切断し、残った他方の
半田タイン部12b ′を折曲げ加工して形成される。また
第２のコンタクト13′も上記第１のコンタクト12′と同
様に形成されるが、第１のコンタクト12′の切断された
方の半田タイン部と同じ側の半田タイン部13b′を残
し、他方の半田タイン部を切断し、ハウジング11′に保
持されたとき第１のコンタクト12′の半田タイン部12b
′と第２のコンタクト13′の半田タイン部13b ′とが
プリント配線板20上で交互に並ぶように形成される。
12a ′の根元の分岐部12c ′から２股に分岐して２つの
半田タイン部12b ′が略平行に延びたものとして製造さ
れ、その後２つの半田タイン部12b ′のうち一方の半田
タイン部を分岐部12c ′の近傍で切断し、残った他方の
半田タイン部12b ′を折曲げ加工して形成される。また
第２のコンタクト13′も上記第１のコンタクト12′と同
様に形成されるが、第１のコンタクト12′の切断された
方の半田タイン部と同じ側の半田タイン部13b′を残
し、他方の半田タイン部を切断し、ハウジング11′に保
持されたとき第１のコンタクト12′の半田タイン部12b
′と第２のコンタクト13′の半田タイン部13b ′とが
プリント配線板20上で交互に並ぶように形成される。
【００３０】また第１のコンタクト12′の接触ピン12a
′の一部および第２のコンタクト13′の接触ピン13a
′の一部にはそれぞれ、キャビティ11a ′，11c ′の
接触ピン12a ′，13a ′が配設される部分の径よりもわ
ずかに大きく左右方向の外方に張り出した張出部12d ′
および13d ′（図示せず）が形成され（図４参照）、こ
の張出部12d ′および13d ′がキャビティ11a ′，11c
′に圧入されることによって、第１のコンタクト12′
および第２のコンタクト13′はそれぞれハウジング11′
に保持される。
′の一部および第２のコンタクト13′の接触ピン13a
′の一部にはそれぞれ、キャビティ11a ′，11c ′の
接触ピン12a ′，13a ′が配設される部分の径よりもわ
ずかに大きく左右方向の外方に張り出した張出部12d ′
および13d ′（図示せず）が形成され（図４参照）、こ
の張出部12d ′および13d ′がキャビティ11a ′，11c
′に圧入されることによって、第１のコンタクト12′
および第２のコンタクト13′はそれぞれハウジング11′
に保持される。
【００３１】さらに各キャビティ11a ′，11c ′の下面
であって、第１および第２のコンタクト12′，13′の接
触ピン12a ′，13a ′が通過する部分から左右方向に外
れた、２股の半田タイン部の通過する部分にそれぞれ、
各コンタクト12′，13′と圧接して各キャビティ11a
′，11c ′の上面に各コンタクト12′，13′を押圧せ
しめる上方に凸のリブ11b ′，11d ′が形成されてい
る。
であって、第１および第２のコンタクト12′，13′の接
触ピン12a ′，13a ′が通過する部分から左右方向に外
れた、２股の半田タイン部の通過する部分にそれぞれ、
各コンタクト12′，13′と圧接して各キャビティ11a
′，11c ′の上面に各コンタクト12′，13′を押圧せ
しめる上方に凸のリブ11b ′，11d ′が形成されてい
る。
【００３２】このように構成された表面実装型電気コネ
クタ10′によれば、キャビティ11a′，11c ′内に設け
られたリブ11b ′，11d ′がコンタクト12′，13′に圧
接するため、キャビティ11a ′，11c ′内においてコン
タクト12′，13′の上下方向のがたつきを防止すること
ができ、コンタクト12′，13′の半田タイン部12b ′，
13b ′の、プリント配線板20のコンタクトパッド22に対
する浮上りを抑制することができる。
クタ10′によれば、キャビティ11a′，11c ′内に設け
られたリブ11b ′，11d ′がコンタクト12′，13′に圧
接するため、キャビティ11a ′，11c ′内においてコン
タクト12′，13′の上下方向のがたつきを防止すること
ができ、コンタクト12′，13′の半田タイン部12b ′，
13b ′の、プリント配線板20のコンタクトパッド22に対
する浮上りを抑制することができる。
【００３３】この結果、半田タイン部12b ′，13b ′と
コンタクトパッド22とを確実に接合することができ、接
合不良を防止することができる。
コンタクトパッド22とを確実に接合することができ、接
合不良を防止することができる。
【００３４】なお本実施例のコネクタ10′において、50
個の半田タイン部12b ′，13b ′が一列に並んだプリン
ト配線板20上での上下方向の高さのばらつきは、最大60
μｍに低減することが本願出願人によって確認された。
個の半田タイン部12b ′，13b ′が一列に並んだプリン
ト配線板20上での上下方向の高さのばらつきは、最大60
μｍに低減することが本願出願人によって確認された。
【００３５】またリブ11b ′，11d ′は樹脂製のハウジ
ング11′に設けられるため、従来の金属製のコンタクト
に設けたボスより高い加工精度を確保することができ、
したがってリブ11b ′，11d ′の高さの精度を確保する
できるとともに、加工が容易である。
ング11′に設けられるため、従来の金属製のコンタクト
に設けたボスより高い加工精度を確保することができ、
したがってリブ11b ′，11d ′の高さの精度を確保する
できるとともに、加工が容易である。
【００３６】さらにリブ11b ′，11d ′は、コンタクト
12′，13′をキャビティ11a ′，11c ′に挿入するとき
に接触ピン12a ′，13a ′が通過する通路上に設けられ
ていないため、接触ピン12a ′，13a ′がリブ11b ′，
11d ′を削る虞がなく、したがってその削られたリブ11
b ′，11d ′の削りカスが接触ピン12a ′，13a ′に付
着して接触不良を招く虞もない。
12′，13′をキャビティ11a ′，11c ′に挿入するとき
に接触ピン12a ′，13a ′が通過する通路上に設けられ
ていないため、接触ピン12a ′，13a ′がリブ11b ′，
11d ′を削る虞がなく、したがってその削られたリブ11
b ′，11d ′の削りカスが接触ピン12a ′，13a ′に付
着して接触不良を招く虞もない。
【００３７】なお上記各実施例の表面実装型電気コネク
タは上下２段のキャビティ列を有するものであったが、
本発明の表面実装型電気コネクタは上記実施例のものに
限るものではなく、一段のキャビティ列しか持たないも
のであってもよい。
タは上下２段のキャビティ列を有するものであったが、
本発明の表面実装型電気コネクタは上記実施例のものに
限るものではなく、一段のキャビティ列しか持たないも
のであってもよい。
【図１】本発明の第１の実施例に係る表面実装型電気コ
ネクタの外観を示す斜視図
ネクタの外観を示す斜視図
【図２】図１に示した電気コネクタの電気コンタクトの
形状を示す斜視図
形状を示す斜視図
【図３】図２に示した電気コネクタのＡ−Ａ線断面を示
す断面図
す断面図
【図４】図３に示した電気コネクタの（ａ） I−I 線断
面を示す断面図，（ｂ）矢視Ｘによる背面図
面を示す断面図，（ｂ）矢視Ｘによる背面図
【図５】本発明の第２の実施例に係る表面実装型電気コ
ネクタの図３と同様の断面図
ネクタの図３と同様の断面図
【図６】図３に示した電気コネクタの（ａ）II−II線断
面を示す断面図，（ｂ） III−III 線断面を示す断面
図，（ｃ）矢視Ｘによる背面図
面を示す断面図，（ｂ） III−III 線断面を示す断面
図，（ｃ）矢視Ｘによる背面図
10，10′ 表面実装型電気コネクタ 11，11′ ハウジング 11a ，11a ′，11c ，11c ′ キャビティ 11b ，11b ′，11d ，11d ′ リブ 12，12′，13，13′ コンタクト 12a ，12a ′，13a ，13a ′ 接触ピン 12b ，12b ′，13b ，13b ′ 半田タイン部 12c ，12c ′，13c ，13c ′ 分岐部 12d ，12d ′，13d ，13d ′ 張出部 20 プリント配線板 22 コンタクトパッド
Claims (1)
- 【請求項１】 一方の端部に相手電気コンタクトと接触
する接触部を、他方の端部にプリント配線板のコンタク
トパッドと接合される接合部を有する複数の電気コンタ
クトと、 該複数の電気コンタクトを、前記接合部が略一直線上に
並ぶように複数のキャビティ内に保持するハウジングと
からなる表面実装型電気コネクタにおいて、 前記各キャビティの、前記接合部が並ぶ方向に略平行な
内壁面のうち同じ側の一部に、前記電気コンタクトと圧
接する突部を設けたことを特徴とする表面実装型電気コ
ネクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6062949A JPH07272803A (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | 表面実装型電気コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6062949A JPH07272803A (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | 表面実装型電気コネクタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07272803A true JPH07272803A (ja) | 1995-10-20 |
Family
ID=13215079
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6062949A Pending JPH07272803A (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | 表面実装型電気コネクタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07272803A (ja) |
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5725386A (en) * | 1996-05-24 | 1998-03-10 | The Whitaker Corporation | Board-mountable electrical connector |
| US5727957A (en) * | 1994-10-20 | 1998-03-17 | The Whitaker Corporation | Surface mount connector |
| US5735042A (en) * | 1995-03-08 | 1998-04-07 | Alps Electric Co., Ltd. | Method of fabricating connector pin contact |
| US5779489A (en) * | 1996-05-24 | 1998-07-14 | The Whitaker Corporation | Board mountable electrical connector |
| US6056603A (en) * | 1998-04-08 | 2000-05-02 | The Whitaker Corporation | Sacrificial plastic rib for contact retention |
| JP2000215959A (ja) * | 1999-01-26 | 2000-08-04 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | バルブソケット |
| GB2379341A (en) * | 2001-08-09 | 2003-03-05 | Yazaki Corp | Mounting a contact in a connector housing |
| WO2005083850A1 (ja) * | 2004-03-01 | 2005-09-09 | Matsushita Electric Works, Ltd. | コネクタ組立品及びコネクタ組立品の製造方法 |
| JP2008218295A (ja) * | 2007-03-07 | 2008-09-18 | Hosiden Corp | ピンコンタクトおよびその製造方法 |
| JP2009135122A (ja) * | 1999-07-16 | 2009-06-18 | Molex Inc | コネクタ |
| JP2009140936A (ja) * | 2000-03-31 | 2009-06-25 | Molex Inc | インピーダンス調整された終端組立体及び同組立体を含むコネクタ |
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| JP2015210899A (ja) * | 2014-04-24 | 2015-11-24 | 日本圧着端子製造株式会社 | 高さ違いの端子を有する電気コネクタ |
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| WO2022270479A1 (ja) * | 2021-06-25 | 2022-12-29 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | コネクタ |
-
1994
- 1994-03-31 JP JP6062949A patent/JPH07272803A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020402 |