JPH0727182U - 電子部品の接続構造 - Google Patents

電子部品の接続構造

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JPH0727182U
JPH0727182U JP6024593U JP6024593U JPH0727182U JP H0727182 U JPH0727182 U JP H0727182U JP 6024593 U JP6024593 U JP 6024593U JP 6024593 U JP6024593 U JP 6024593U JP H0727182 U JPH0727182 U JP H0727182U
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JP
Japan
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lead
electronic component
connection
land
wiring pattern
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JP6024593U
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English (en)
Inventor
広志 坂下
淳 山下
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Nidec Sankyo Corp
Original Assignee
Nidec Sankyo Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 基体の小型化等に貢献できる電子部品の接続
構造を得る。 【構成】 基体1上に形成された配線パターン2の接続
用ランド3と、基体1に搭載する電子部品のリード4と
を電気的に接続する電子部品の接続構造であって、電子
部品のリード4に対向する配線パターン2の接続用ラン
ド3の幅を電子部品のリード4の幅よりも狭くした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電子部品の基体への接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
ICなどの電子部品を基体上に配置し、基体上に予め形成された配線パターン と電子部品のリードを接続する構造として、図14に示すようなものがある。図 14において、基体21の上面には絶縁樹脂によって絶縁層27が形成されてい る。絶縁層27の上面には配線パターン22が形成されている。配線パターン2 2が形成された絶縁層27の上面は、配線パターン22の端部である接続用ラン ド23の部分を除き、ソルダーレジスト層26によってコーテイングが施されて いる。ソルダーレジスト層26から露出した接続用ランド23には、半田25に よって電子部品のリード24が接続されている。
【0003】 通常、電子部品はリード24を複数有しており、したがって、これら各リード 24と対応する接続用ランド23も、基体21上に複数形成されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
図14において、リード24の幅寸法をW1、接続用ランド23の幅寸法をW 2とすると、寸法関係はW1<W2で、リード24よりも接続用ランド23の幅 寸法の方が大きくなっている。リード24よりも接続用ランド23の幅寸法が大 きいと、半田接続の際、図16に示すように融けた半田25が自重と界面張力に よって接続用ランド23側に寄ると共に膨らみを生じて、かつ、接続用ランド2 3側で広がり、そのまま固まってしまう。
【0005】 特に、複数の接続用ランド23を互いに近接して配置すると、図15に示すよ うに、接続用ランド23を越えて広がった半田25が、隣接する別の接続用ラン ド23側に及び、ブリッジが生じてしまう。ブリッジを防ぐためには、各接続用 ランド23どうしを十分に離間して配設し、隣接したリード24と接続用ランド 23の接続部からの半田25の影響を受けないようにする必要がある。しかし、 各接続用ランド23を半田25の影響がないよう十分に離間して配置すると、各 リード24の間隔が大きな大型の電子部品しか使用することができないし、また 、電子部品等が取付けられる部分を省スペース化することができないため、電子 部品及び基体21自体を小型化することが不可能である。
【0006】 本考案は以上のような問題点を解決するためになされたもので、電子部品及び 基体の小型化等に貢献できる電子部品の接続構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、基体上に形成された配線パターンの接続用ランドと、 基体に搭載する電子部品のリードとを電気的に接続する電子部品の接続構造であ って、電子部品のリードに対向する配線パターンの接続用ランドの幅を電子部品 のリードの幅よりも狭くしたことを特徴とする。
【0008】 請求項2記載の発明は、配線用パターンの接続用ランドと電子部品のリードと を、半田又は導電性ペーストで接続したことを特徴とする。
【0009】 請求項3記載の発明は、配線パターンの接続用ランドと接続される電子部品の リードに凸部あるいは凹部を形成したことを特徴とする。
【0010】 請求項4記載の発明は、配線パターンの接続用ランドと接続される電子部品の リードに湾曲部を形成したことを特徴とする。
【0011】 請求項5記載の発明は、配線パターンの接続用ランドと接続される電子部品の リードに切り欠きを形成したことを特徴とする。
【0012】
【作用】 接続用ランドの幅寸法より電子部品のリードの幅寸法を大きくして半田付接続 する。接続用ランドの幅寸法より電子部品のリードの幅寸法を大きいと、半田の 自重に抗してリード側に界面張力が大きく働くため、半田は幅寸法の大きいリー ド側に寄り、接続用ランド側で広がるのを防止することができる。
【0013】
【実施例】
以下、本考案にかかる電子部品のリード接続構造の実施例について図面を参照 しながら説明する。図1において、基体1の上面には絶縁樹脂によって絶縁層7 が形成されている。絶縁層7の表面には適宜の配線パターン2が形成されている 。絶縁層7の表面は、配線パターン2の端部である接続用ランド3の部分を除き 、ソルダーレジスト層6によってコーテイングが施されている。ソルダーレジス ト層6から露出した接続用ランド3には、半田5によって電子部品のリード4が 接続されている。
【0014】 リード4端部の幅寸法をW1、基体1上の接続用ランド3の幅寸法をW2とす ると、寸法関係はW1>W2で、リード4の幅寸法の方が接続用ランド3の幅寸 法よりも大きくなるように設定されている。このため、接続用ランド3とリード 4を半田付接続した場合、図2に示すように、接続用ランド3はリード4によっ て完全に覆われるような形態となっている。
【0015】 電子部品のリード4の幅寸法を、接続用ランド3の幅寸法より大きくして半田 付接続することにより、融けた半田5の界面張力が、半田の自重に坑して幅寸法 の大きなリード4側に働き、半田5の表面は凹面となってそのまま固まる。その ため、図4に示すように、複数の接続用ランド3が近接して形成されている場合 でも、接続に使用される半田5が接続用ランド3の部分で広がって、隣接する別 の接続用ランド3に及ぶことがなく、ブリッジの発生を解消することができる。
【0016】 また、半田5が接続用ランド3側で広がらないため、接続用ランド3を間隔を 十分に詰めて形成することができ、基体1のサイズを小型化することができる。 また、接続用ランド3の間隔を十分に詰めて形成することにより、小型の電子部 品等が利用することができ、全体的なサイズの小型化に貢献することができる。
【0017】 なお、図5、図6に示すように、リード4の幅寸法W1を接続用ランド3の幅 寸法W2より大きくすると共に、接続用ランド3と接続するリード4の端部を幅 方向に湾曲させた形状にしてもよい。こうすれば、リード4の剛性その他の機械 的強度を向上させることができる。また、接続用ランド3とリード4との間に生 ずる空間に余剰半田を逃がすことができるため、この面からも隣接する接続用ラ ンド3相互間でのブリッジの発生を防止することができる。
【0018】 また、余剰半田を逃がすための別の構成として、図7、図8に示すように、リ ード4の先端部にスリット4aを形成してもよいし、図9に示すように、リード 4の先端部に孔部4bを形成してもよい。あるいは、図10に示すように、リー ド4の先端部の半田付接続される側に凹部4cを形成してもよいし、図11に示 すように、リード4の先端部の半田付接続される側から見て凸部4dをリード4 の長さ方向に形成してもよい。このように、凹部4c又は凸部4dを形成するこ とによってリード4の機械的強度が向上し、また、接続用ランド3とリード4と の間に生じる空間に余剰半田を逃がすことができる。さらに別の実施例として、 図12、図13に示すように、リード4の端部の接続用ランド3と接続される側 の面に、斜状の溝4eを複数形成し、これら溝4eに余剰半田を逃がすようにし てもよい。
【0019】 なお、上記各実施例ではリード4と接続用ランド3を接続するのに半田5を使 用していたがこれに限られたものではない。例えば、銅系あるいは銀系その他の 導電性ペーストを使用して接続してもよい。
【0020】
【考案の効果】
請求項1、請求項2記載の考案によれば、電子部品のリードに対向する配線パ ターンの接続用ランドの幅を電子部品のリードの幅よりも狭くしたため、リード と接続用ランドを電気的に接続する半田や導電性ペーストが近接する接続用ラン ド相互に及ぶのを防止でき、各接続用ランドの間隔を詰めることが可能となる。 このため、接続用ランドを小型化すると共に、小型な電子部品が利用可能となる ため、全体的なサイズの小型化に貢献することが可能となる。
【0021】 請求項3、請求項4記載の考案によれば、配線パターンの接続用ランドと接続 される電子部品のリードに凸部あるいは凹部を形成し、あるいはリードを幅方向 に湾曲させたため、接続用ランドとリードとの間に生じる空間に余剰半田又は導 電性ペーストを逃がすことができ、また、リードの機械的強度を向上させること が可能となる。
【0022】 請求項5記載の考案によれば、配線パターンの接続用ランドと接続される電子 部品のリードに切り欠きを形成したため、この切り欠きに余剰半田または導電性 ペーストを逃がすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる電子部品の接続構造の実施例を
示す断面図。
【図2】同上平面図。
【図3】同上接続部分の拡大断面図。
【図4】本考案に用いられる電子部品の例を示す斜視
図。
【図5】本考案に適用されるリードの変形例を示す斜視
図。
【図6】同上断面図。
【図7】本考案に適用されるリードのさらに別の例を示
す斜視図。
【図8】同上断面図。
【図9】本考案に適用されるリードのさらに別の例を示
す斜視図。
【図10】本考案に適用されるリードのさらに別の例を
示す断面図。
【図11】本考案に適用されるリードのさらに別の例を
示す断面図。
【図12】本考案に適用されるリードのさらに別の例を
示す斜視図。
【図13】同上断面図。
【図14】従来の電子部品の接続構造の例を示す断面
図。
【図15】同上平面図。
【図16】従来の電子部品の接続構造の接続部分を示す
拡大断面図。
【符号の説明】
1 基体 2 配線パターン 3 接続用ランド 4 リード

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体上に形成された配線パターンの接続
    用ランドと、上記基体に搭載する電子部品のリードとを
    電気的に接続する電子部品の接続構造であって、 電子部品のリードに対向する配線パターンの接続用ラン
    ドの幅を電子部品のリードの幅よりも狭くしたことを特
    徴とする電子部品の接続構造。
  2. 【請求項2】 配線用パターンの接続用ランドと電子部
    品のリードとを、半田又は導電性ペーストで接続したこ
    とを特徴とする請求項1記載の電子部品の接続構造。
  3. 【請求項3】 配線パターンの接続用ランドと接続され
    る電子部品のリードに凸部あるいは凹部を形成したこと
    を特徴とする請求項1記載の電子部品の接続構造。
  4. 【請求項4】 配線パターンの接続用ランドと接続され
    る電子部品のリードを幅方向に湾曲部させたことを特徴
    とする請求項1記載の電子部品の接続構造。
  5. 【請求項5】 配線パターンの接続用ランドと接続され
    る電子部品のリードに切り欠きを形成したことを特徴と
    する請求項1記載の電子部品の接続構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016207887A (ja) * 2015-04-24 2016-12-08 日本航空電子工業株式会社 リード接合構造

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