JPH072717U - 塵芥焼却装置 - Google Patents

塵芥焼却装置

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JPH072717U
JPH072717U JP5666191U JP5666191U JPH072717U JP H072717 U JPH072717 U JP H072717U JP 5666191 U JP5666191 U JP 5666191U JP 5666191 U JP5666191 U JP 5666191U JP H072717 U JPH072717 U JP H072717U
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JP
Japan
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incinerator
dust
deodorizing
heater
chamber
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JP5666191U
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JPH0810733Y2 (ja
Inventor
美明 三井
敏明 住田
圭 小林
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Isolite Insulating Products Co Ltd
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Isolite Insulating Products Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 焼却と同時に燃焼ガスを脱臭できる小型簡単
で安価な塵芥焼却装置を提供する。 【構成】 焼却すべき塵芥を収容する焼却室と、焼却室
の上方に設けた加熱器と、加熱器の下面との間に、片側
で焼却室と他側で排気口と連通する脱臭路を形成するよ
うに焼却室の上部空間を区画して設けられた耐熱性材料
からなる区画板と、脱臭路の焼却室との連通側と反対側
に設けた吸気口とを備えている塵芥焼却装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、厨芥などの塵芥焼却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
厨芥などの塵芥を焼却する装置では、排出ガス中に含まれる臭気を脱臭するた め、排出ガスの通路にヒーターを配置して300〜400℃に加熱して酸化触媒 と接触させて臭気を消す装置が一般に用いられている。しかし排出ガス中には煤 などの微粒子がふくまれているので、脱臭装置に入れる排出ガスを脱塵装置を通 してから脱臭装置に入れても、完全に排出ガス中の微細粒子を除去出来ないので 、この微粒子が触媒に付着して触媒の作用を短期に低下させるだけでなく、排出 ガス中に含まれる有機物質、ハロゲン、金属蒸気などにより、触媒が被毒される 問題があり、脱臭を効率よく行うためには、排出ガスの温度や流速を適正に管理 しなければならないため、装置が複雑大型となり、脱臭処理に費用がかかる問題 があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、焼却と同時に脱臭できる小型簡単で安価な塵芥焼却装置を提供する ことを課題とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、焼却すべき塵芥を収容する焼却室と、焼却室の上方に設けた加熱器 と、加熱器の下面との間に、片側で焼却室と他側で排気口と連通する脱臭路を形 成するように焼却室の上部空間を区画して設けられた耐熱性材料からなる区画板 と、脱臭路の焼却室との連通側と反対側に設けた吸気口とを備えている塵芥焼却 装置を課題を解決するための手段とする。
【0005】
【作用】 本考案では、加熱器で生じた熱は耐熱性材料からなる区画板を熱し、熱せられ た区画板から放射される輻射熱により、焼却室に入れた塵芥を加熱して塵芥を燃 焼させる。燃焼に必要な空気は焼却室の片側に設けられた吸気口から入り燃焼ガ スとなって他側から区画板と加熱器との間に形成された脱臭路に入る。脱臭路は 加熱器により直接熱せられ、焼却室より高温になっていることと、この脱臭路を 一端から他端に通過する間の時間が与えられることから、臭気成分が酸化分解す るために十分な温度と時間が与えられることにより、臭気成分は酸化分解され臭 気のない燃焼ガスにして排気口から排出することが出来る。従って、煤や塵埃が 燃焼ガスに混ざっていても脱臭には差し支えを生じない。煤や塵埃などは必要な らば、排気口から出て温度が低下した位置で集塵装置や洗浄装置を通過させ燃焼 ガス中の粒子や有害ガス成分を除去すればよい。このような構成になるので、装 置として安価な脱臭燃焼装置を提供出来、また保守費用も安価である。
【0006】
【実施例】
図1に本考案による塵芥焼却装置の一実施例の断面図を示す。焼却室1は耐熱 金属板で箱形に形成され、その外側は断熱材と外板で囲まれている。焼却室1の 上方には焼却室1の底面に面して電熱線3をセラミックフアイバー内に埋設した 板状の加熱器2が配置されている。焼却室1と加熱器2との間には、耐熱金属板 やセラミックス又は両者からなる耐熱材料で作られた区画板6が加熱器2との間 に脱臭路5を形成するように間隔を置いて配置されている。区画板6は三方の側 壁と接して設けられ、一方側だけで焼却室1と連通されている。この脱臭路5と 焼却室1との連通側と反対側に焼却室1への空気の吸気口7が設けられている。
【0007】 また脱臭路5の焼却室1との連通側と反対側に排気口4が設けられている。排 気口4には燃焼室1での燃焼を制御するためのダンパー11が設けられている。 燃焼室1の吸気口7と反対側には焼却するための塵芥を挿入するための扉8が設 けられている。燃焼室1の底壁の下には吸気口7に空気を予熱して供給できるよ うに空気通路12が設けられ、焼却室1の中央部の丁度下に位置する空気通路1 2の天井には温度センサー13が取り付けられている。
【0008】 この実施例の装置では、焼却塵芥10はパレット9に入れ扉8を開いてパレッ ト9ごと焼却室1に装入される。扉8を閉じて加熱器2の電熱線3に電流を流し 、区画板6を介してパレット9上の焼却塵芥10を加熱する。燃焼に必要な空気 は自然対流で燃焼室1に供給され、焼却塵芥10が燃焼される。燃焼ガスは脱臭 路5に入り、一端から他端に通過する間に加熱酸化され脱臭され、排気口4から 無臭の燃焼ガスとなって排出される。焼却塵芥10の焼却がおわると、パレット 9の上は灰だけとなるので、パレット9の底を介して焼却室1の底面の温度が上 昇する。この温度上昇を温度センサー13により検知して電熱線3への電流の供 給を停止できる。パレット9内の残った灰は、扉8を開きパレット9とともに外 に取り出す。なお加熱器2はセラミック板をガスバーナーで加熱する構造などの ものであってもよい。
【0009】
【考案の効果】
本考案によれば、焼却と同時に脱臭できる小型簡単で安価な塵芥焼却装置を提 供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による塵芥焼却装置の一実施例の断面図
である。
【符号の説明】
1 焼却室 2 加熱器 3 電熱線 4 排気口 5 脱臭路 6 区画板 7 吸気口 8 扉 9 パレット 10 焼却塵芥 11 ダンパー 12 空気通路 13 温度センサー

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 焼却すべき塵芥を収容する焼却室と、焼
    却室の上方に設けた加熱器と、加熱器の下面との間に、
    片側で焼却室と他側で排気口と連通する脱臭路を形成す
    るように焼却室の上部空間を区画して設けられた耐熱性
    材料からなる区画板と、脱臭路の焼却室との連通側と反
    対側に設けた吸気口とを備えている塵芥焼却装置。
  2. 【請求項2】 焼却室の下に形成された吸気口へ連通す
    る空気通路と、焼却室中央部の下の空気通路の天井に設
    けた温度センサーとを備えている請求項1に記載の塵芥
    焼却装置。
JP1991056661U 1991-06-25 1991-06-25 塵芥焼却装置 Expired - Lifetime JPH0810733Y2 (ja)

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JP1991056661U JPH0810733Y2 (ja) 1991-06-25 1991-06-25 塵芥焼却装置

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JPH072717U true JPH072717U (ja) 1995-01-17
JPH0810733Y2 JPH0810733Y2 (ja) 1996-03-29

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ID=13033577

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50101605U (ja) * 1974-02-02 1975-08-22

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01129539U (ja) * 1988-02-23 1989-09-04
JPH01178424U (ja) * 1988-05-27 1989-12-20

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Publication number Publication date
JPH0810733Y2 (ja) 1996-03-29

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