JPH0616274Y2 - 厨芥処理装置付コンロ台 - Google Patents

厨芥処理装置付コンロ台

Info

Publication number
JPH0616274Y2
JPH0616274Y2 JP1941388U JP1941388U JPH0616274Y2 JP H0616274 Y2 JPH0616274 Y2 JP H0616274Y2 JP 1941388 U JP1941388 U JP 1941388U JP 1941388 U JP1941388 U JP 1941388U JP H0616274 Y2 JPH0616274 Y2 JP H0616274Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stove
combustion furnace
heater
exhaust
port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1941388U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01123027U (ja
Inventor
邦義 井戸田
Original Assignee
松下精工株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 松下精工株式会社 filed Critical 松下精工株式会社
Priority to JP1941388U priority Critical patent/JPH0616274Y2/ja
Publication of JPH01123027U publication Critical patent/JPH01123027U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0616274Y2 publication Critical patent/JPH0616274Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Incineration Of Waste (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、厨芥を焼却,減量させる厨芥処理装置を備え
た厨芥処理装置付コンロ台に関するものである。
従来の技術 従来のコンロ台は、流し台の横に設置し、天板の上にコ
ンロを置き、天板の下は収納庫として利用するものが一
般的で、コンロ台の上方には、レンジフードなどの換気
装置を設け、調理時に発生する油煙などを排気させてい
た。
一方、本考案者らは、厨芥を電気ヒーターで焼却減量処
理する方式で、台所内で使用できる厨芥処理装置を考案
している。すなわち、第3図に示すように、流し台21
の作業台22とコンロ台24との間に厨芥処理装置23
を設置するものを考えていた。また、コンロ台24の上
方に換気を行うレンジフード25を設けていた。
考案が解決しようとする課題 しかし従来の構成では、一般家庭の狭い台所内へ厨芥処
理装置23を設置しようとしても、スペース上の制約
や、厨芥処理装置23からの排気を換気するため二重に
換気工事をしなければならないなど、設置性が悪いとい
う課題があった。
本考案はこのような課題を解決するもので、従来の流し
台セットの大きさの範囲で設置でき、合理的な換気シス
テムのもとで厨芥を処理できる新しいタイプの厨芥処理
装置付コンロ台を提供することを目的とするものであ
る。
課題を解決するための手段 上記の課題を解決するために本考案は、上面にコンロを
置く天板を備えたコンロ台本体と、前記コンロで調理す
るときに発生する油煙などを吸引する吸気口と、コンロ
台本体に収納され、かつ開閉自在な蓋を有する箱状の燃
焼炉と、この燃焼炉の内底面に突出するヒーターと、前
記燃焼炉内に収納され、かつ、前記ヒーターを覆い包む
突起を底面に有する厨芥の処理容器と、この燃焼炉内の
気体を排出する排気口を備え、前記吸気口、排気口およ
びコンロ台本体の一部に設けた導入口にそれぞれ連通す
る排気送風機とを備えた構成である。
作用 この構成により、コンロで調理時に発生する油煙などは
吸気口より吸引され排気送風機により排出される。また
厨芥処理装置からの排ガスも排気送風機により排出され
る。また厨芥処理装置が運転中に外部へ放出する熱やわ
ずかな臭いは開口部から排気送風機により排出されるこ
ととなる。
実施例 以下、本考案の一実施例を第1図および第2図にもとづ
き説明する。図において、1はコンロ台本体で、天面に
コンロを置く天板2を備え、調理時にコンロ部より発生
する油煙などを吸引する吸気口3が天板2の近傍に設け
てある。4は油煙の捕集性を高めるフードである。5は
天板2の下方の箱体内に納められた、電気ヒーターで厨
芥を焼却減量処理する厨芥処理装置で次の構成となって
いる。すなわち、6は燃焼炉で、金属あるいはセラミッ
ク等の耐熱性の高い材料で箱体を構成したものであり、
その内面にはさらに耐熱性が高く断熱効果を有するセラ
ミックファイバー等の材料の炉材が内貼りされている。
燃焼炉6の内底部には外から炉材を貫通して燃焼炉6内
に突出させた厨芥を加熱するためのヒーター7が設けて
ある。また燃焼炉6の上部には厨芥を投入する開口部を
有し、この開口部には開閉自在な蓋8を設けている。ま
た、前記ヒーター7の上部には底部にヒーター7を包み
こむ突起を形成した厨芥の処理容器9が設けられ、前記
蓋8を開けて投入された厨芥が処理容器9内に貯留され
るようになっている。また、燃焼炉6の側壁には給気口
10を開口させ、給気送風機11により厨芥の燃焼に必
要な空気を流入させるようになっており、燃焼によって
発生した排ガスは、給気口10と同様に側壁に開口した
排気口12から排出し、連通して浄化器13を設けて浄
化した後煙道14を介して排気送風機15に接続されて
いる。一方排気送風機15は前記吸気口3とも接続され
ており、また天板2の下方の箱体中に設けた開口部16
にも接続されている。17は天板2の下方の箱体に設け
た室内の空気を導入する導入口である。一般にコンロを
使用する場合と厨芥処理装置5を使用する場合では必要
排気風量が異なるため、排気送風機15は風量調整の仕
様となっている。
上記構成において、コンロを使用して調理をするとき
は、排気送風機15をコンロを使用する時の風量の仕様
で運転させる。このとき発生する油煙などはフード4で
捕集効果を高められて吸気口3より吸引され排気送風機
15により戸外へ排出される。また厨芥処理装置5を使
用するときは、排気送風機15を厨芥処理装置5を使用
する時の風量の仕様で運転させる。そして厨芥を燃焼炉
6の投入口より蓋8を開いて処理容器9内へ投入する。
そして、蓋8を閉めた後、ヒーター7を通電すると、ヒ
ーター7の熱エネルギーにより厨芥は加熱脱水されて乾
燥し、ついには着火して給気口10より給気送風機11
より送られた空気で燃焼し、燃焼により発生した排ガス
は排気口12より排出され連通して設けられた浄化器1
3内に入り浄化された後煙道14を通って排気送風機1
5により戸外へ排出される。また厨芥処理装置5の運転
中に発生する熱やわずかな臭いは、導入口17から開口
部16を介して排気送風機15によって戸外へ排出され
る気流により十分冷却されかつ戸外へ排出されるもので
ある。
以上のように本考案によれば、一般に流し台の横に設置
されるコンロ台内に電気ヒーターで厨芥を焼却減量処理
する厨芥処理装置を安全性に配慮して内蔵させたため使
い勝手がよくしかも設置性がよい厨芥処理装置付コンロ
台が実現できる。また、コンロ使用時の排気送風機と厨
芥処理装置の排気送風機を共用化したため、換気システ
ムとしても合理的なものとなっている。
考案の効果 以上の実施例の説明より明らかなように本考案によれ
ば、コンロ台本体内に厨芥処理装置を収納するため、流
し台セットの幅寸法を変えることなく厨芥処理装置が設
置でき、また、排気送風機が1つで済み合理的な換気シ
ステムとすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例による厨芥処理装置付コンロ
台の断面図、第2図は同厨芥処理装置付コンロ台の斜視
図、第3図は従来のコンロ台の設置例を示す斜視図であ
る。 1……コンロ台本体、2……天板、3……吸気口、6…
…焼却炉、7……ヒーター、8……蓋、9……処理容
器、12……排気口、15……排気送風機、17……導
入口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面にコンロを置く天板を備えたコンロ台
    本体と、前記コンロで調理するときに発生する油煙など
    を吸引する吸気口と、コンロ台本体に収納され、かつ開
    閉自在な蓋を有する箱状の燃焼炉と、この燃焼炉の内底
    面に突出するヒーターと、前記燃焼炉内に収納され、か
    つ、前記ヒーターを覆い包む突起を底面に有する厨芥の
    処理容器と、この燃焼炉内の気体を排出する排気口を備
    え、前記吸気口、排気口およびコンロ台本体の一部に設
    けた導入口にそれぞれ連通する排気送風機を設けた厨芥
    処理装置付コンロ台。
JP1941388U 1988-02-17 1988-02-17 厨芥処理装置付コンロ台 Expired - Lifetime JPH0616274Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1941388U JPH0616274Y2 (ja) 1988-02-17 1988-02-17 厨芥処理装置付コンロ台

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1941388U JPH0616274Y2 (ja) 1988-02-17 1988-02-17 厨芥処理装置付コンロ台

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01123027U JPH01123027U (ja) 1989-08-22
JPH0616274Y2 true JPH0616274Y2 (ja) 1994-04-27

Family

ID=31234902

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1941388U Expired - Lifetime JPH0616274Y2 (ja) 1988-02-17 1988-02-17 厨芥処理装置付コンロ台

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0616274Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4974741B2 (ja) * 2007-04-12 2012-07-11 三菱電機株式会社 台所用換気装置及びキッチンキャビネット

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01123027U (ja) 1989-08-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4495873A (en) Incinerator for burning odor forming materials
JPH0616274Y2 (ja) 厨芥処理装置付コンロ台
JPH05671Y2 (ja)
JPH0810733Y2 (ja) 塵芥焼却装置
JPH0616277Y2 (ja) ごみ処理装置付クッキングテーブル
US3613607A (en) Incinerator or similar article
JPH02280707A (ja) 厨芥処理装置付コンロ台
JPH09184611A (ja) 廃棄物処理装置
JPH0523938Y2 (ja)
JPH08233231A (ja) 可燃ゴミの処理方法およびその焼却炉
JPH0577923B2 (ja)
JPH02130309A (ja) ゴミ焼却炉
JP3024791U (ja) 完全燃焼式焼却炉
JP2707210B2 (ja) 廃棄物処理装置
JPH0712717U (ja) 無煙・密室焼却機
JPH0616276Y2 (ja) ごみ処理装置
JP3022892U (ja) 家庭用焼却炉
JP2745392B2 (ja) 焼却炉
JP3005042U (ja) ゴミ焼却炉
JP3024895U (ja) 生ごみ等産業廃棄物処理装置
JPH05672Y2 (ja)
JPH0412341Y2 (ja)
JP2005321142A (ja) 焼却炉の外装パネル取付構造
JPS6211553Y2 (ja)
JPH01123910A (ja) ごみ処理装置