JPH07271655A - メモリアクセス制御装置 - Google Patents

メモリアクセス制御装置

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Publication number
JPH07271655A
JPH07271655A JP5642594A JP5642594A JPH07271655A JP H07271655 A JPH07271655 A JP H07271655A JP 5642594 A JP5642594 A JP 5642594A JP 5642594 A JP5642594 A JP 5642594A JP H07271655 A JPH07271655 A JP H07271655A
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JP
Japan
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memory
data
buffer
access
read
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5642594A
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English (en)
Inventor
Takeshi Yokogawa
猛 横川
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
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Publication of JPH07271655A publication Critical patent/JPH07271655A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 読出アクセスのタイミングが異なる場合で
も、データを共用化する。 【構成】 メモリ3から直前に読出されたデータをバッ
ファ20に格納しておく。アクセスの入力タイミング及
びアクセスにかかるアドレス同士を判定し、読出しアド
レス同士が同一で、かつ2つのユーザから連続して読出
しアクセスがあったときにはメモリ3ではなく、バッフ
ァ20からデータをユーザに送ることにより、データを
共用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はメモリアクセス制御装置
に関し、特に複数のユーザが1つの記憶装置を共用して
アクセスする場合に発生するアクセス衝突時の記憶媒体
のアクセスデータの有効利用に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のメモリアクセス制御装置
としては、実開平1―76642号公報に記載されてい
るものがある。この従来の装置について図面を参照して
説明する。
【0003】図4は従来の装置の構成を示すブロック図
である。図において、従来の装置は2つの上位装置A及
びBにより夫々独立にアクセスされるものであり、上位
装置Aとの窓口となるAバスインタフェース制御部1
と、上位装置Bとの窓口となるBバスインタフェース制
御部2と、各種のデータを記憶保持する半導体メモリ3
と、上位装置Aとの転送データにおいて半導体メモリ3
への読み書きを制御するAバスメモリアクセス制御部4
と、上位装置Bとの転送データにおいて半導体メモリ3
への読み書きを制御するBバスメモリアクセス制御部5
と、これら制御部4及び5からメモリ3アクセスする際
のアドレスをチェックし、上位装置A及びBからのアク
セスの衝突を防止するアドレス重複監視制御部6とを含
んで構成されている。なお、バスのインタフェース10
0及び200は、周知のSCSIインタフェースである
ものとする。
【0004】以上の構成をより詳細に示したものが図5
である。図において、メモリアクセス制御装置は、2つ
のメモリユーザ8及び9と、メモリユーザ8へのデータ
バスのゲート10と、メモリユーザ9へのデータバスの
ゲート11と、メモリユーザ8のアドレスバスのデコー
ダ12と、メモリユーザ9のアドレスバスのデコーダ1
3と、メモリユーザ8のアドレスバスのゲート14と、
メモリユーザ9のアドレスバスのゲート15と、メモリ
回路17と、メモリユーザ8と9とのメモリアクセスの
調停を行うメモリアクセス調停回路16と、メモリ回路
17へアクセスしているメモリユーザ8及び9のアドレ
スをチェックし、各ゲートのコントロールを行うアドレ
ス比較器18とを含んで構成されている。なお、図4中
の制御部1、2が図5中のメモリユーザ8、9に夫々相
当し、図4中の制御部4〜6が図5中のゲート10、1
1、14及び15、デコーダ12及び13、調停回路1
6、比較部18に相当し、図4中の半導体メモリ3が図
5中のメモリ回路17に相当する。
【0005】かかる構成において、メモリユーザ8と9
とが同一タイミングにてメモリ回路17をアクセスする
場合、各々のアドレスはデコーダ12及び13によりバ
ス要求信号BRA及びBRBがアクセス調停回路16に
出力され、そこでバス許可信号BGA及びBGBが与え
られる。これら信号BGA、BGBがデコーダ12、1
3に入力されるとバス占有信号BGACKA、BGAC
KBが生成され、それらの信号は各ゲート10、14、
11、15に夫々入力されゲートが開かれる。これによ
り、メモリ回路17にアドレスが送られ、そこからはデ
ータが送出される。データはゲートが開いている方に送
られる。
【0006】ここで、メモリアクセスを行っている間に
両者のアドレスがアドレス比較器18で比較される。比
較の結果アドレス同士が一致すれば、メモリ回路17の
出力するデータ有効信号DTACKに同期し、ゲート1
0又は11を開き、データをメモリユーザに開放する。
これにより、一度のメモリアクセスにて複数のメモリユ
ーザがデータを取込むことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の装置に
おいては、同一タイミングで同一のアドレスのデータを
読出す場合には、一度のメモリアクセスで、複数の上位
装置によるデータの共有化ができる。しかしながら、同
一タイミングでない場合には、各々の上位装置からの読
出し要求の度にメモリアクセスをしなければならず、読
出しデータの共有化ができないという欠点があった。
【0008】本発明は上述した従来技術の欠点を解決す
るためになされたものであり、その目的は複数の上位装
置によるアクセスが同一タイミングでない場合において
もデータの共有化ができるように制御するメモリアクセ
ス制御装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によるメモリアク
セス制御装置は、第1及び第2の装置によるメモリのア
クセスを制御するメモリアクセス制御装置であって、前
記第1の装置により前記メモリから直前に読出されたデ
ータが格納されたバッファ手段と、前記第1の装置の読
出アクセス要求の入力に連続して前記第2の装置の読出
アクセス要求が入力され、かつ両アクセス要求にかかる
読出アドレス同士が同一であるとき前記バッファ手段に
格納されているデータを前記第2の装置に送出する制御
手段とを有することを特徴とする。
【0010】
【作用】バッファ手段を設け、ある装置によりメモリか
ら直前に読出されたデータを格納する。その装置の読出
アクセス要求の入力に連続して他の装置の読出アクセス
要求が入力され、かつ両アクセス要求にかかる読出アド
レス同士が同一であるときバッファ手段に格納されてい
るデータを他の装置に送出する。
【0011】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0012】図1は本発明によるメモリアクセス制御装
置の一実施例の構成を示すブロック図であり、図4と同
等部分は同一符号により示されている。図において、本
発明の一実施例によるメモリアクセス制御装置が従来の
ものと異なる点は、半導体メモリから読出したデータを
一時格納するためのバッファ20が新たに設けられ、ア
ドレス重複監視制御部の代りにアドレス調停制御部7が
設けられている点である。
【0013】バッファ20は上位装置A、Bの夫々が読
出したデータを格納しておくデータ共用バッファであ
る。このバッファ20は同じメモリユーザが続けて別の
アドレスからデータを読出すか、異なるメモリユーザが
異なるアドレスからデータを読出すことがない限りは、
データを記憶保持している。つまり、直前に読出したデ
ータを記憶保持しておくのである。なお、読出アクセス
ではなく、書込アクセスが行われたときは、バッファ2
0はクリアされる。
【0014】アドレス調停制御部7はアドレスの比較結
果に応じてバッファ20を制御する回路である。
【0015】以上の構成をより詳細に示したものが図2
であり、図1、図5と同等部分は同一符号により示され
ている。
【0016】図において、本例のアクセス制御装置が従
来の装置と異なる点は、バッファ20が新たに設けら
れ、また比較器の代りにアドレス切替回路19が設けら
れている点である。なお、図1中の制御部1、2が図2
中のメモリユーザ8、9に夫々相当し、図1中の制御部
4、5、7が図2中のゲート10、11、14及び1
5、デコーダ12及び13、調停回路16、アドレス切
替回路19に相当し、図1中の半導体メモリ3が図2中
のメモリ回路17に相当する。
【0017】かかる構成において、メモリユーザ8が読
出しアクセスを行った後、連続してメモリユーザ9が読
出しアクセスを行った場合について説明する。かかる場
合、メモリユーザ8がアクセス要求を送出すると、その
アドレスはデコーダ12によりバス要求信号BRAがア
クセス調停回路16へ出力される。
【0018】このバス要求信号を受けたメモリアクセス
調停回路16は、アドレスバスAのデコーダにバス許可
信号BGBを出力すると同時に、バッファ20へデータ
共用許可信号BCACKを送る。この信号を受けたバッ
ファ20はメモリ回路17の出すデータ有効信号DTA
CKに同期し、メモリ回路17からデータバスAのゲー
ト10を経てメモリユーザ8へ転送されるデータを取込
む。このバッファ20に記憶保持されたデータは、その
後連続してメモリユーザ9がアクセス要求を送出する
と、そのアドレスはデコーダ13によりバス要求信号B
RBがアクセス調停回路16へ出力される。
【0019】このバス要求信号を受けたメモリアクセス
調停回路16は、アドレスバスBのデコーダにバス許可
信号BGBを出力すると同時に、バッファ20へデータ
共用許可信号BCACKを送る。この信号を受けたバッ
ファ20からはその記憶保持されているデータが送出さ
れ、データバスBのゲート11を経てメモリユーザ9に
送出される。
【0020】このように、同一アドレスへの連続読出し
アクセスの場合は、メモリ回路へのアクセスは一度だけ
でそのデータをユーザ8及び9の双方で共用することが
できるのである。
【0021】次に、メモリユーザ8と9とが同一タイミ
ングにてメモリ回路17をアクセスする場合について説
明する。なお、アドレスバスAの方がアドレスバスBよ
り優先順位の高いものとする。
【0022】メモリユーザ8と9とが同一タイミングで
アクセス要求を送出すると、各々のアドレスはデコーダ
12及び13によりバス要求信号BRA及びBRBがア
クセス調停回路16へ出力される。
【0023】これらバス要求信号を受けたメモリアクセ
ス調停回路16は、同一アドレスへのバス要求信号であ
ることを認識し、優先順位の高いアドレスバスAのデコ
ーダの方にバス許可信号BGAを、優先順位の低いアド
レスバスBのデコーダの方にバス不許可信号BGB(反
転)を出力すると同時に、バッファ20へデータ共用許
可信号BCACKを送る。
【0024】この信号を受けたバッファ20はメモリ回
路17の出すデータ有効信号DTACKに同期し、メモ
リ回路17からデータバスAのゲート10を経てメモリ
ユーザ8へ転送されるデータを取込む。このバッファ2
0に記憶保持されたデータは、その後データバスBのゲ
ート11を経てメモリユーザ9に送出される。
【0025】このように、同一アドレスへの同時読出し
アクセスの場合は、メモリ回路へのアクセスは一度だけ
でそのデータをユーザ8及び9の双方で共用することが
できる。
【0026】さらに、図3を参照して以上の動作につい
て説明する。図3は読出しアクセスの場合における本例
のメモリアクセス制御装置の動作を示すフローチャート
である。
【0027】まず、メモリユーザ8、9のいずれかから
アクセス要求があるか否か判断し(ステップ31)、ア
クセスがあった場合はアクセス要求のタイミングが同一
であるか否か判断する(ステップ31→32)。
【0028】アクセス要求のタイミングが同一、すなわ
ちアクセス競合状態であれば、優先順位の高い方のユー
ザにアクセスを許可する(ステップ33)。そして、信
号BCACKを送出し、データがゲートを経由してユー
ザに送られると共に、バッファ20に記憶保持される
(ステップ34→35)。
【0029】ステップ32において、アクセス要求のタ
イミングが異なる、すなわちアクセス競合状態でなけれ
ば、今度は前回のアドレスと同一のアドレスに対するア
クセスか否か判断する(ステップ32→36)。
【0030】前回のアドレスと同一のアドレスに対する
アクセス要求であれば、信号BCACKを送出し、バッ
ファ20に記憶保持されているデータがゲートを経由し
てユーザに送られる(ステップ38→39)。これによ
り、メモリ回路17から読み出さずに済み、一度アクセ
スしたデータを共用することができる。
【0031】一方、前回のアドレスと異なるアドレスに
対するアクセス要求であれば、バッファをクリアし(ス
テップ36→37)、信号BCACKを送出し、データ
がゲートを経由してユーザに送られると共に、バッファ
20に記憶保持される(ステップ37→34→35)。
【0032】以上のように、直前に読出されたデータを
メモリ(バッファ20)に格納しておき、アクセスの入
力タイミング及びアクセスにかかるアドレス同士を判定
し、読出しアドレス同士が同一で、かつ2つのユーザか
ら連続して読出しアクセスがあったときにはメモリ回路
ではなくバッファからデータをユーザに送ることによ
り、データを共用できるのである。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、直前に読
出されたデータをバッファに格納しておき、アクセスの
入力タイミング及びアクセスにかかるアドレス同士を判
定し、読出しアドレス同士が同一で、かつ2つのユーザ
から連続して読出しアクセスがあったときにはバッファ
からデータをユーザに送ることにより、データを共用で
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるメモリアクセス制御装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】図1のメモリアクセス制御装置のより詳細な構
成を示すブロック図である。
【図3】図2のメモリアクセス制御装置の動作を示すフ
ローチャートである。
【図4】従来のメモリアクセス制御装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図5】図4のメモリアクセス制御装置のより詳細な構
成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1、2 インタフェース制御部 3 半導体メモリ 4、5 メモリアクセス制御部 7 アドレス調停制御部 8、9 メモリユーザ 10、11、14、15 ゲート 12、13 デコーダ 16 調停回路 17 メモリ回路 19 アドレス切替回路 20 バッファ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1及び第2の装置によるメモリのアク
    セスを制御するメモリアクセス制御装置であって、前記
    第1の装置により前記メモリから直前に読出されたデー
    タが格納されたバッファ手段と、前記第1の装置の読出
    アクセス要求の入力に連続して前記第2の装置の読出ア
    クセス要求が入力され、かつ両アクセス要求にかかる読
    出アドレス同士が同一であるとき前記バッファ手段に格
    納されているデータを前記第2の装置に送出する制御手
    段とを有することを特徴とするメモリアクセス制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記第1及び前記第2
    の装置による読出アクセス要求同士の入力タイミングを
    判定するタイミング判定手段と、前記読出アクセス要求
    にかかる読出アドレス同士が同一であるか否かを判定す
    るアドレス判定手段と、これら両判定手段により前記第
    1の装置の読出アクセス要求に連続して前記第2の装置
    の入力されかつこれら読出アクセス要求にかかる読出ア
    ドレス同士が同一であると判定されたとき前記バッファ
    手段に格納されているデータを前記第2の装置に送出す
    るバッファ制御手段とを有することを特徴とする請求項
    1記載のメモリアクセス制御装置。
JP5642594A 1994-03-28 1994-03-28 メモリアクセス制御装置 Withdrawn JPH07271655A (ja)

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JP5642594A JPH07271655A (ja) 1994-03-28 1994-03-28 メモリアクセス制御装置

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JP5642594A JPH07271655A (ja) 1994-03-28 1994-03-28 メモリアクセス制御装置

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JP5642594A Withdrawn JPH07271655A (ja) 1994-03-28 1994-03-28 メモリアクセス制御装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010605