JPH07271547A - カーソルをコントロールに自動的に位置決めする方法及び装置 - Google Patents
カーソルをコントロールに自動的に位置決めする方法及び装置Info
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- JPH07271547A JPH07271547A JP7047049A JP4704995A JPH07271547A JP H07271547 A JPH07271547 A JP H07271547A JP 7047049 A JP7047049 A JP 7047049A JP 4704995 A JP4704995 A JP 4704995A JP H07271547 A JPH07271547 A JP H07271547A
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 コンピュータ制御ディスプレイの画面上のコ
ントロールを管理する方法及び装置を提供する。 【構成】 コントロール・グルーピングとして多数のコ
ントロールを指定することによってコントロールを素早
くかつ効率的に活性／非活性にする。加えて、使用者が
カーソルの移動を終了した後、カーソルを理想的コント
ロール上に自動的に位置決めする。好ましい実施例で
は、（１）使用者に見えない、または画面上の非最適位
置に配置された、あらゆるコントロールを考慮から取り
除くこと、そして（２）各残りのコントロールに対する
重み付きディスタンスを計算することによって、理想的
コントロールを決定する。そしてカーソルを最小関連重
み付きディスタンスを有しているコントロール上に自動
的に位置決めする。
ントロールを管理する方法及び装置を提供する。 【構成】 コントロール・グルーピングとして多数のコ
ントロールを指定することによってコントロールを素早
くかつ効率的に活性／非活性にする。加えて、使用者が
カーソルの移動を終了した後、カーソルを理想的コント
ロール上に自動的に位置決めする。好ましい実施例で
は、（１）使用者に見えない、または画面上の非最適位
置に配置された、あらゆるコントロールを考慮から取り
除くこと、そして（２）各残りのコントロールに対する
重み付きディスタンスを計算することによって、理想的
コントロールを決定する。そしてカーソルを最小関連重
み付きディスタンスを有しているコントロール上に自動
的に位置決めする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータ制御ディ
スプレイに関し、特に、コントロール・グルーピングを
指定しかつカーソルをコントロールに自動的に位置決め
する方法及びその装置に関する。
スプレイに関し、特に、コントロール・グルーピングを
指定しかつカーソルをコントロールに自動的に位置決め
する方法及びその装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】コンピュータ制御ディスプレイは、現
在、家庭及びビジネス環境の両方に広がって使用されて
いる。更に、近年におけるマイクロプロセッサの価格低
下により、コンピュータ制御ディスプレイは、通常のパ
ーソナルコンピュータ以外の環境で用いられている。例
えば、コンピュータ制御ディスプレイは、しばしば家庭
娯楽システム（例えば、ＶＣＲｓ、ビデオ・ゲームまた
は会話形テレビジョン・システムの他の形式）で用いら
れている。しかしながら、これらのシステムは、高性能
ポインティング・デバイスと全サイズ・キーボードの両
方を一般に欠いているので、カーソル制御は、問題があ
る。カーソル制御は、カーソルをコンピュータ制御ディ
スプレイ上の特定の位置に動かす使用者の能力に関連す
る。ここで用いられる用語“カーソル”は、矢、画面ハ
イライト、画面フォーカス、等のような可動マーカのあ
らゆる形を含む。図１は、一般の家庭娯楽装置のコピュ
ータ・システム１０５を示す。一般に、家庭娯楽装置
は、コンピュータ１１０、入力装置１２０、及びビデオ
ディスプレイ装置１７０を特徴として持っている。更
に、コンピュータ１１０は、レシーバ１３０、メモリ１
４０、中央処理装置（ＣＰＵ）１５０、及びディスプレ
イ・ドライバ１６０を包含する。これらの構成部分は、
図示するように相互接続される。
在、家庭及びビジネス環境の両方に広がって使用されて
いる。更に、近年におけるマイクロプロセッサの価格低
下により、コンピュータ制御ディスプレイは、通常のパ
ーソナルコンピュータ以外の環境で用いられている。例
えば、コンピュータ制御ディスプレイは、しばしば家庭
娯楽システム（例えば、ＶＣＲｓ、ビデオ・ゲームまた
は会話形テレビジョン・システムの他の形式）で用いら
れている。しかしながら、これらのシステムは、高性能
ポインティング・デバイスと全サイズ・キーボードの両
方を一般に欠いているので、カーソル制御は、問題があ
る。カーソル制御は、カーソルをコンピュータ制御ディ
スプレイ上の特定の位置に動かす使用者の能力に関連す
る。ここで用いられる用語“カーソル”は、矢、画面ハ
イライト、画面フォーカス、等のような可動マーカのあ
らゆる形を含む。図１は、一般の家庭娯楽装置のコピュ
ータ・システム１０５を示す。一般に、家庭娯楽装置
は、コンピュータ１１０、入力装置１２０、及びビデオ
ディスプレイ装置１７０を特徴として持っている。更
に、コンピュータ１１０は、レシーバ１３０、メモリ１
４０、中央処理装置（ＣＰＵ）１５０、及びディスプレ
イ・ドライバ１６０を包含する。これらの構成部分は、
図示するように相互接続される。
【０００３】入力装置１２０は、方向制御装置１２２
（例えば、ジョイスティック、矢印キーパッド、マウ
ス）及び制御スイッチ１２４（例えば、アクション・ボ
タン、ファンクション・ボタン、またはマウス・クリッ
ク・ボタン）を含む。方向制御装置１２２を起動させる
ことによって、使用者は、ビデオディスプレイ装置１７
０の画面上でカーソル１７２を移動することができる。
同様に、方向制御装置１２２を解放することによって、
使用者は、カーソル移動を終了する。ここで用いられる
語句“方向制御装置を解放すること”は、方向制御装置
１２２を非活動化するあらゆる処理に関連しており、方
向制御装置１２２は、もはやカーソル移動をもたらさな
い。ビデオディスプレイ装置の画面は、離散的ポイント
(discrete points) に論理的に分割される。各離散的ポ
イントは、デカルト座標（Ｘ，Ｙ）によってアドレス可
能である。ビデオディスプレイ装置１７０の画面は、多
数のコントロール１７４を表示する。各コントロール１
７４は、ビデオディスプレイ装置１７０の規定領域(def
ined area)を占める子ウィンドウでありかつコンピュー
タ・システム１１０上で走行しているコンピュータ・プ
ログラム１４２に命令を入力するために用いられる。一
般に、コンピュータ・プログラム１４２は、コンピュー
タ・システム１１０のメモリ１４０内に包含される。一
般に、コントロールは、二つの状態、（１）アクティブ
（コントロール１７４によって表されたオプションが使
用者に現在利用可能であることを示している）、または
（２）インアクティブ（コントロール１７４によって表
されたオプションが使用者に現在利用不可能であること
を示している）、の一つに維持される。
（例えば、ジョイスティック、矢印キーパッド、マウ
ス）及び制御スイッチ１２４（例えば、アクション・ボ
タン、ファンクション・ボタン、またはマウス・クリッ
ク・ボタン）を含む。方向制御装置１２２を起動させる
ことによって、使用者は、ビデオディスプレイ装置１７
０の画面上でカーソル１７２を移動することができる。
同様に、方向制御装置１２２を解放することによって、
使用者は、カーソル移動を終了する。ここで用いられる
語句“方向制御装置を解放すること”は、方向制御装置
１２２を非活動化するあらゆる処理に関連しており、方
向制御装置１２２は、もはやカーソル移動をもたらさな
い。ビデオディスプレイ装置の画面は、離散的ポイント
(discrete points) に論理的に分割される。各離散的ポ
イントは、デカルト座標（Ｘ，Ｙ）によってアドレス可
能である。ビデオディスプレイ装置１７０の画面は、多
数のコントロール１７４を表示する。各コントロール１
７４は、ビデオディスプレイ装置１７０の規定領域(def
ined area)を占める子ウィンドウでありかつコンピュー
タ・システム１１０上で走行しているコンピュータ・プ
ログラム１４２に命令を入力するために用いられる。一
般に、コンピュータ・プログラム１４２は、コンピュー
タ・システム１１０のメモリ１４０内に包含される。一
般に、コントロールは、二つの状態、（１）アクティブ
（コントロール１７４によって表されたオプションが使
用者に現在利用可能であることを示している）、または
（２）インアクティブ（コントロール１７４によって表
されたオプションが使用者に現在利用不可能であること
を示している）、の一つに維持される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】一般に、ソフトウェア
・プログラマは、プログラムの状態により、所与のウィ
ンドウのどのコントロールがアクティブまたはインアク
ティブであるべきかを決定する。例えば、図２ＡのＶＣ
Ｒプログラミング・オプションズ・ウィンドウ(VCR Pro
gramming Options Windows) ２０５において、二重飾り
けい(double borders)を有するコントロール２２０、２
２２及び２２４は、アクティブであり、単一飾りけい(s
ingle borders)を有するコントロール２３０、２３２及
び２３４は、インアクティブである。この場合、プレイ
・コントロール(Play control)２３０、ファースト・フ
ォワード・コントロール(Fast Forward control)２３２
及びリワインド・コントロール(Rewind control)２３４
は、タイマー・オン／オフ(Timer ON/OFF)・コントロー
ル２２０の“ＯＮ（オン）”状態によりインアクティブ
である。通常のシステムでは、ソフトウェア・プログラ
マは、所与のコントロールを別々に活動化または非活動
化しなければならない。現行アクティブコントロールの
一部だけを抑止するために、プログラマは、コントロー
ルのそれぞれを選択的に非活動化する。そのような選択
的非活動化は、めんどうである。
・プログラマは、プログラムの状態により、所与のウィ
ンドウのどのコントロールがアクティブまたはインアク
ティブであるべきかを決定する。例えば、図２ＡのＶＣ
Ｒプログラミング・オプションズ・ウィンドウ(VCR Pro
gramming Options Windows) ２０５において、二重飾り
けい(double borders)を有するコントロール２２０、２
２２及び２２４は、アクティブであり、単一飾りけい(s
ingle borders)を有するコントロール２３０、２３２及
び２３４は、インアクティブである。この場合、プレイ
・コントロール(Play control)２３０、ファースト・フ
ォワード・コントロール(Fast Forward control)２３２
及びリワインド・コントロール(Rewind control)２３４
は、タイマー・オン／オフ(Timer ON/OFF)・コントロー
ル２２０の“ＯＮ（オン）”状態によりインアクティブ
である。通常のシステムでは、ソフトウェア・プログラ
マは、所与のコントロールを別々に活動化または非活動
化しなければならない。現行アクティブコントロールの
一部だけを抑止するために、プログラマは、コントロー
ルのそれぞれを選択的に非活動化する。そのような選択
的非活動化は、めんどうである。
【０００５】活動化コントロールによって表されるオプ
ションを呼出すために、使用者は、カーソル１７２を所
望の活動化コントロール上に位置決めし、そしてコント
ロール・スイッチ１２４を起動させる。コントロール・
スイッチ１２４を起動させることによって（例えば、ア
クション・ボタンを押し下げることによって）、使用者
がコンピュータ・プログラム１４２に所望のオプション
を実行することを指示する。しかしながら、上述したよ
うに、ほとんどの家庭娯楽システムは、方向制御装置１
２２に対する高性能ポインティング・デバイス（マウス
のような）を有していない。その代わりに、方向制御装
置１２２は、しばしばジョイスティックまたは簡単な４
方向制御装置である。結果として、カーソル１７２を所
望のコントロール１７２上に位置決めすることは、使用
者にとって難しい処理である。通常のシステムでは、カ
ーソルを位置決めすることは、“タビング(tabbing)”
または“フリーローミング(free-roaming)”によって達
成される。タビングが用いられるときには、コンピュー
タ・システム１１０は、コントロール１７４のハードワ
イヤード・リスト(hard-wired list) を維持する。コン
トロールのハードワイヤード・リストは、使用者が活動
化コントロールを介して走査しなければならないシーケ
ンスを指定する。上述したように、図２は、タイマー・
オン／オフ・コントロール２２０、タイマー・セット・
コントロール２２２、及びセット・クロック・コントロ
ール２２４をアクティブとし、プレイ・コントロール２
３０、ファースト・フォワード・コントロール２３２及
びリワインド・コントロール２３４をインアクティブと
して示す。それゆえに、使用者がセット・クロック・コ
ントロール２２４をアクセスするためには、使用者は、
セット・クロック・コントロール２２４に到達する前に
タイマー・オン／オフ・コントロール２２０、及びタイ
ム・セット・コントロール２２２を介してタブしなけれ
ばならない。結果として、タビングの通常の処理は、変
えられず(inflexible)、そして、使用者が所望のコント
ロールを誤ってタブしたならば、非常にフラストレーシ
ョンを起こさせる。
ションを呼出すために、使用者は、カーソル１７２を所
望の活動化コントロール上に位置決めし、そしてコント
ロール・スイッチ１２４を起動させる。コントロール・
スイッチ１２４を起動させることによって（例えば、ア
クション・ボタンを押し下げることによって）、使用者
がコンピュータ・プログラム１４２に所望のオプション
を実行することを指示する。しかしながら、上述したよ
うに、ほとんどの家庭娯楽システムは、方向制御装置１
２２に対する高性能ポインティング・デバイス（マウス
のような）を有していない。その代わりに、方向制御装
置１２２は、しばしばジョイスティックまたは簡単な４
方向制御装置である。結果として、カーソル１７２を所
望のコントロール１７２上に位置決めすることは、使用
者にとって難しい処理である。通常のシステムでは、カ
ーソルを位置決めすることは、“タビング(tabbing)”
または“フリーローミング(free-roaming)”によって達
成される。タビングが用いられるときには、コンピュー
タ・システム１１０は、コントロール１７４のハードワ
イヤード・リスト(hard-wired list) を維持する。コン
トロールのハードワイヤード・リストは、使用者が活動
化コントロールを介して走査しなければならないシーケ
ンスを指定する。上述したように、図２は、タイマー・
オン／オフ・コントロール２２０、タイマー・セット・
コントロール２２２、及びセット・クロック・コントロ
ール２２４をアクティブとし、プレイ・コントロール２
３０、ファースト・フォワード・コントロール２３２及
びリワインド・コントロール２３４をインアクティブと
して示す。それゆえに、使用者がセット・クロック・コ
ントロール２２４をアクセスするためには、使用者は、
セット・クロック・コントロール２２４に到達する前に
タイマー・オン／オフ・コントロール２２０、及びタイ
ム・セット・コントロール２２２を介してタブしなけれ
ばならない。結果として、タビングの通常の処理は、変
えられず(inflexible)、そして、使用者が所望のコント
ロールを誤ってタブしたならば、非常にフラストレーシ
ョンを起こさせる。
【０００６】粗雑な位置決め装置を用いたときには、
“フリーローミング”もフラストレーションを起こさせ
る処理である。フリーローミングでは、使用者は、方向
制御装置１２２を用いてカーソルを所望のコントロール
に向けて移動する。しかしながら、方向制御装置１２２
は、一般に粗雑な位置決め装置であるので、カーソルを
コントロール上に位置決めする実際の処理は、難しい。
例えば、カーソルを所望の位置に最終的に配置する前に
使用者が所望のコントロールをオーバーシュートまたは
アンダーシュートすることは、普通でなくはない。それ
ゆえに、タビングまたはフリーローミングのいずれも、
カーソルをコンピュータ制御ディスプレイの所望のコン
トロール上に位置決めするための望ましい技術を供給し
ない。通常のシステムでカーソルを位置決めすること
は、更なる複雑化を有する。この複雑化は、アクティブ
・コントロールが、続いて表示されたアイテム（項目）
によってしばしば不明瞭になるので、起こる。例えば、
図３のセット・タイム・ウィンドウ２５０は、ＶＣＲプ
ログラミング・オプション・ウィンドウ２０５の全ての
アクティブ・コントロール２６０（ファントム形式で図
示した）を不明瞭にする。これらの条件下で、通常のシ
ステムは、使用者に不明瞭なコントロール２６０及び明
瞭なコントロール２５１、２５２、２５３及び２５４を
活動化させる。そのような発生は、使用者が不明瞭なコ
ントロールの一つを不注意に活動化しうるので、望まし
くない。
“フリーローミング”もフラストレーションを起こさせ
る処理である。フリーローミングでは、使用者は、方向
制御装置１２２を用いてカーソルを所望のコントロール
に向けて移動する。しかしながら、方向制御装置１２２
は、一般に粗雑な位置決め装置であるので、カーソルを
コントロール上に位置決めする実際の処理は、難しい。
例えば、カーソルを所望の位置に最終的に配置する前に
使用者が所望のコントロールをオーバーシュートまたは
アンダーシュートすることは、普通でなくはない。それ
ゆえに、タビングまたはフリーローミングのいずれも、
カーソルをコンピュータ制御ディスプレイの所望のコン
トロール上に位置決めするための望ましい技術を供給し
ない。通常のシステムでカーソルを位置決めすること
は、更なる複雑化を有する。この複雑化は、アクティブ
・コントロールが、続いて表示されたアイテム（項目）
によってしばしば不明瞭になるので、起こる。例えば、
図３のセット・タイム・ウィンドウ２５０は、ＶＣＲプ
ログラミング・オプション・ウィンドウ２０５の全ての
アクティブ・コントロール２６０（ファントム形式で図
示した）を不明瞭にする。これらの条件下で、通常のシ
ステムは、使用者に不明瞭なコントロール２６０及び明
瞭なコントロール２５１、２５２、２５３及び２５４を
活動化させる。そのような発生は、使用者が不明瞭なコ
ントロールの一つを不注意に活動化しうるので、望まし
くない。
【０００７】本発明は、上記従来の技術における問題点
に鑑み、素早くかつ効率的なコントロールの活動化及び
非活動化を可能にする、コンピュータ制御ディスプレイ
の画面上のコントロールを管理する方法及び装置を提供
することを目的とする。
に鑑み、素早くかつ効率的なコントロールの活動化及び
非活動化を可能にする、コンピュータ制御ディスプレイ
の画面上のコントロールを管理する方法及び装置を提供
することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上述した本発明の目的
は、コンピュータ・システムにおいて、カーソルを複数
のコントロールの一つの上に位置決めする方法であり、
複数のコントロールがコンピュータ・システムの画面上
に表示され、コンピュータ・システムがカーソル移動を
制御する粗雑な位置決め装置をたんに有し、粗雑な位置
決め装置は、起動されたときにカーソル移動を開始しか
つ開放されたときにカーソル移動を終わらせる、方法で
あって、現行カーソル位置を決定し；カーソル移動パス
の最後の方向を識別し；複数のコントロールのぞれぞれ
に対して、（１）コントロール・パス及びコントロール
・アングルを決定し、コントロール・パスは、現行カー
ソル位置を対応コントロールに接続するパスであり、コ
ントロール・アングルは、カーソル移動パスの最後の方
向と該コントロール・パスの間に形成されたアングルで
あり、かつ（２）重み付きディスタンスを決定されたコ
ントロール・パス及び決定されたコントロール・アング
ルの関数として計算し；計算された重み付きディスタン
スから最小重み付きディスタンスを決定し；そしてカー
ソルを前記決定された最小重み付きディスタンスを有す
るコントロール上に自動的に位置決めする段階を具備す
るによって達成される。
は、コンピュータ・システムにおいて、カーソルを複数
のコントロールの一つの上に位置決めする方法であり、
複数のコントロールがコンピュータ・システムの画面上
に表示され、コンピュータ・システムがカーソル移動を
制御する粗雑な位置決め装置をたんに有し、粗雑な位置
決め装置は、起動されたときにカーソル移動を開始しか
つ開放されたときにカーソル移動を終わらせる、方法で
あって、現行カーソル位置を決定し；カーソル移動パス
の最後の方向を識別し；複数のコントロールのぞれぞれ
に対して、（１）コントロール・パス及びコントロール
・アングルを決定し、コントロール・パスは、現行カー
ソル位置を対応コントロールに接続するパスであり、コ
ントロール・アングルは、カーソル移動パスの最後の方
向と該コントロール・パスの間に形成されたアングルで
あり、かつ（２）重み付きディスタンスを決定されたコ
ントロール・パス及び決定されたコントロール・アング
ルの関数として計算し；計算された重み付きディスタン
スから最小重み付きディスタンスを決定し；そしてカー
ソルを前記決定された最小重み付きディスタンスを有す
るコントロール上に自動的に位置決めする段階を具備す
るによって達成される。
【０００９】また、上述した本発明の目的は、カーソル
の移動を制御する方向制御装置を有しているコンピュー
タ・システムにおいて、方向制御装置は、起動されたと
きにカーソル移動を開始しかつ開放されたときにカーソ
ル移動をもたらさず、コンピュータ・システムがビデオ
ディスプレイ装置を更に有し、ビデオディスプレイ装置
が複数のコントロールを表示している画面を有してお
り、カーソルをビデオディスプレイ装置の画面上に位置
決めする方法であって、カーソルがポイントする画面上
のロケーションを識別し；カーソル移動パスの最後の方
向を決定し、カーソル移動パスの最後の方向は、カーソ
ルが方向制御装置の開放の直前に移動していた方向を識
別し；各コントロールに対して、コントロール・パスを
決定し、コントロール・パスは、識別されたロケーショ
ンとコントロールを接続しており、コントロール・パス
と移動パスの最後の方向の間で形成されたアングルを計
算し；複数のコントロールから多数の有効静止位置コン
トロールを決定し；有効静止位置コントロールの計算さ
れたアングルの中で最小の計算されたアングルを決定
し；そしてカーソルを最小の決定された計算されたアン
グルを有している有効静止位置コントロール上に位置決
めする段階を具備する方法によって達成される。
の移動を制御する方向制御装置を有しているコンピュー
タ・システムにおいて、方向制御装置は、起動されたと
きにカーソル移動を開始しかつ開放されたときにカーソ
ル移動をもたらさず、コンピュータ・システムがビデオ
ディスプレイ装置を更に有し、ビデオディスプレイ装置
が複数のコントロールを表示している画面を有してお
り、カーソルをビデオディスプレイ装置の画面上に位置
決めする方法であって、カーソルがポイントする画面上
のロケーションを識別し；カーソル移動パスの最後の方
向を決定し、カーソル移動パスの最後の方向は、カーソ
ルが方向制御装置の開放の直前に移動していた方向を識
別し；各コントロールに対して、コントロール・パスを
決定し、コントロール・パスは、識別されたロケーショ
ンとコントロールを接続しており、コントロール・パス
と移動パスの最後の方向の間で形成されたアングルを計
算し；複数のコントロールから多数の有効静止位置コン
トロールを決定し；有効静止位置コントロールの計算さ
れたアングルの中で最小の計算されたアングルを決定
し；そしてカーソルを最小の決定された計算されたアン
グルを有している有効静止位置コントロール上に位置決
めする段階を具備する方法によって達成される。
【００１０】本発明における多数の有効静止位置コント
ロールを決定する段階は、スキップ・アングルを特定
し；そしてスキップ・アングルよりも小さい計算された
アングルを有するそれらのコントロールだけを有効静止
位置コントロールとして識別する段階を具備するように
構成してもよい。更に、本発明の上記目的は、カーソル
の移動を制御する方向制御装置を有しているコンピュー
タ・システムにおいて、方向制御装置は、起動されたと
きにカーソル移動を開始しかつ開放されたときにカーソ
ル移動をもたらさず、コンピュータ・システムがビデオ
ディスプレイ装置を更に有し、ビデオディスプレイ装置
が複数のコントロールを表示している画面を有してお
り、カーソルをビデオディスプレイ装置の該画面上に位
置決めする方法であって、カーソルがポイントする画面
上のロケーションを識別し；カーソル移動パスの最後の
方向を決定し、カーソル移動パスの最後の方向は、カー
ソルが方向制御装置の開放の直前に移動していた方向を
識別し；各コントロールに対して、識別されたロケーシ
ョンとコントロールを接続しているパスに対する絶対デ
ィスタンスを計算し；複数のコントロールから多数の有
効静止位置コントロールを決定し；有効静止位置コント
ロールの計算された絶対ディスタンスの中で最小絶対デ
ィスタンスを決定し；そしてカーソルを決定された最小
絶対ディスタンスを有しているコントロール上に位置決
めする段階を具備する方法によっても達成される。
ロールを決定する段階は、スキップ・アングルを特定
し；そしてスキップ・アングルよりも小さい計算された
アングルを有するそれらのコントロールだけを有効静止
位置コントロールとして識別する段階を具備するように
構成してもよい。更に、本発明の上記目的は、カーソル
の移動を制御する方向制御装置を有しているコンピュー
タ・システムにおいて、方向制御装置は、起動されたと
きにカーソル移動を開始しかつ開放されたときにカーソ
ル移動をもたらさず、コンピュータ・システムがビデオ
ディスプレイ装置を更に有し、ビデオディスプレイ装置
が複数のコントロールを表示している画面を有してお
り、カーソルをビデオディスプレイ装置の該画面上に位
置決めする方法であって、カーソルがポイントする画面
上のロケーションを識別し；カーソル移動パスの最後の
方向を決定し、カーソル移動パスの最後の方向は、カー
ソルが方向制御装置の開放の直前に移動していた方向を
識別し；各コントロールに対して、識別されたロケーシ
ョンとコントロールを接続しているパスに対する絶対デ
ィスタンスを計算し；複数のコントロールから多数の有
効静止位置コントロールを決定し；有効静止位置コント
ロールの計算された絶対ディスタンスの中で最小絶対デ
ィスタンスを決定し；そしてカーソルを決定された最小
絶対ディスタンスを有しているコントロール上に位置決
めする段階を具備する方法によっても達成される。
【００１１】本発明において多数の有効静止位置コント
ロールを決定する段階は、スキップ・アングルを特定
し；そして有効静止位置コントロールのリストから該ス
キップ・アングルよりも小さい計算された絶対ディスタ
ンスを有するそれらのコントロールだけを有効静止位置
コントロールとして識別する段階を具備するように構成
してもよい。本発明の上記目的は、ビデオディスプレイ
装置を有しているコンピュータ・システムにおいて、ビ
デオディスプレイ装置が画面を有しており、方法は、ビ
デオディスプレイ装置の画面上に複数のコントロールを
供給し；コントロール・グループを識別し、コントロー
ル・グループは、少なくとも二つのコントロールを含
み；単一状態インジケータでコントロール・グループを
表し；そしてアクティブ値を単一状態インジケータに記
憶することによってコントロール・グループのコントロ
ールの活動化を導く段階を具備する方法によっても達成
される。本発明において、コンピュータ・システムは、
ビデオディスプレイ装置の画面上に表示されるカーソル
を更に含み、方法は、カーソルがポイントする画面上の
ロケーションを識別し；そしてコントロール・グループ
の各コントロールに対して、コントロール位置を識別
し、コントロール位置は、活動化されたコントロールに
対する画面上のロケーションを規定し、コントロール・
ディスタンスを決定し、コントロール・ディスタンス
は、識別されたロケーションをコントロール位置に接続
するコントロール接続パスを規定し、コントロール・ア
ングルを計算し、コントロール・アングルは、コントロ
ール接続パスとカーソル移動パスの最後の方向の間に形
成されたアングルであり、重み付きディスタンスを計算
する段階を更に具備するように構成してもよい。
ロールを決定する段階は、スキップ・アングルを特定
し；そして有効静止位置コントロールのリストから該ス
キップ・アングルよりも小さい計算された絶対ディスタ
ンスを有するそれらのコントロールだけを有効静止位置
コントロールとして識別する段階を具備するように構成
してもよい。本発明の上記目的は、ビデオディスプレイ
装置を有しているコンピュータ・システムにおいて、ビ
デオディスプレイ装置が画面を有しており、方法は、ビ
デオディスプレイ装置の画面上に複数のコントロールを
供給し；コントロール・グループを識別し、コントロー
ル・グループは、少なくとも二つのコントロールを含
み；単一状態インジケータでコントロール・グループを
表し；そしてアクティブ値を単一状態インジケータに記
憶することによってコントロール・グループのコントロ
ールの活動化を導く段階を具備する方法によっても達成
される。本発明において、コンピュータ・システムは、
ビデオディスプレイ装置の画面上に表示されるカーソル
を更に含み、方法は、カーソルがポイントする画面上の
ロケーションを識別し；そしてコントロール・グループ
の各コントロールに対して、コントロール位置を識別
し、コントロール位置は、活動化されたコントロールに
対する画面上のロケーションを規定し、コントロール・
ディスタンスを決定し、コントロール・ディスタンス
は、識別されたロケーションをコントロール位置に接続
するコントロール接続パスを規定し、コントロール・ア
ングルを計算し、コントロール・アングルは、コントロ
ール接続パスとカーソル移動パスの最後の方向の間に形
成されたアングルであり、重み付きディスタンスを計算
する段階を更に具備するように構成してもよい。
【００１２】上述した本発明の目的は、ビデオディスプ
レイ装置を有しているコンピュータ・システムにおい
て、ビデオディスプレイ装置が画面を有しており、方法
は、アプリケーション・プログラムからコントロールを
登録すべき要求を受け取り；受け取った要求に応じてコ
ントロールを登録し；登録されたコントロールをビデオ
ディスプレイ装置の画面上に表示し；表示されたコント
ロールのポイントを決定し、供給されたコントロールの
ポイントは、ビデオディスプレイ装置の画面上のコント
ロールのロケーションを識別し；後続アイテムをビデオ
ディスプレイ装置の画面上に表示し；表示された後続ア
イテムが供給されたコントロールのポイントを不明瞭に
するかどうかを決定し；そして表示された後続アイテム
のポイントが供給されたコントロールを不明瞭にするな
らば、カーソルに対する無効静止ポイントとしてコント
ロールを指定する段階を具備する方法よっても達成され
る。本発明において、表示された後続アイテムが供給さ
れたコントロールのポイントを不明瞭にするかどうかを
決定する段階は、原始数値識別子を決定し、原始数値識
別子は、コントロールを登録すべく要求したアプリケー
ション・プログラムの部分を識別し；現行数値識別子を
決定し、現行数値識別子は、表示されたコントロールの
ポイントを現在取り囲むエンティティを識別し；そして
現行数値識別子を原始数値識別子と比較する段階を具備
するように構成してもよい。
レイ装置を有しているコンピュータ・システムにおい
て、ビデオディスプレイ装置が画面を有しており、方法
は、アプリケーション・プログラムからコントロールを
登録すべき要求を受け取り；受け取った要求に応じてコ
ントロールを登録し；登録されたコントロールをビデオ
ディスプレイ装置の画面上に表示し；表示されたコント
ロールのポイントを決定し、供給されたコントロールの
ポイントは、ビデオディスプレイ装置の画面上のコント
ロールのロケーションを識別し；後続アイテムをビデオ
ディスプレイ装置の画面上に表示し；表示された後続ア
イテムが供給されたコントロールのポイントを不明瞭に
するかどうかを決定し；そして表示された後続アイテム
のポイントが供給されたコントロールを不明瞭にするな
らば、カーソルに対する無効静止ポイントとしてコント
ロールを指定する段階を具備する方法よっても達成され
る。本発明において、表示された後続アイテムが供給さ
れたコントロールのポイントを不明瞭にするかどうかを
決定する段階は、原始数値識別子を決定し、原始数値識
別子は、コントロールを登録すべく要求したアプリケー
ション・プログラムの部分を識別し；現行数値識別子を
決定し、現行数値識別子は、表示されたコントロールの
ポイントを現在取り囲むエンティティを識別し；そして
現行数値識別子を原始数値識別子と比較する段階を具備
するように構成してもよい。
【００１３】本発明の上述した目的は、カーソルの移動
を制御する方向制御装置を有しているコンピュータ・シ
ステムにおいて、方向制御装置は、起動されたときにカ
ーソル移動を開始しそして開放されたときにカーソル移
動をもたらさず、コンピュータ・システムは、ビデオデ
ィスプレイ装置を更に有しており、ビデオディスプレイ
装置は、複数のコントロールを表示している画面を有し
ており、ビデオディスプレイ装置の画面上に該カーソル
を位置決めする方法であって、カーソルがポイントする
画面上のロケーションを識別し；カーソル移動パスの最
後の方向を決定し、カーソル移動パスの最後の方向は、
方向制御装置の開放の直前にカーソルが移動していた方
向を識別し；各コントロールに対して、コントロール・
パスに対する絶対ディスタンスを計算し、コントロール
・パスは、識別されたロケーションとコントロールを接
続し、そしてコントロール・パスと移動パスの最後の方
向の間で形成されたアングルを計算し；複数のコントロ
ールから多数の有効コントロールを決定し、各有効コン
トロールは、カーソルに対する有効静止位置を構成する
コントロールであり；各決定された有効コントロールに
対して、有効コントロールの計算された絶対ディスタン
ス及び有効コントロールの計算されたアングルの関数と
して重み付きディスタンスを計算し；最小重み付きディ
スタンスを決定し；そして最小重み付きディスタンスに
対応付けられたコントロール上にカーソルを位置決めす
る段階を具備する方法によっても達成される。
を制御する方向制御装置を有しているコンピュータ・シ
ステムにおいて、方向制御装置は、起動されたときにカ
ーソル移動を開始しそして開放されたときにカーソル移
動をもたらさず、コンピュータ・システムは、ビデオデ
ィスプレイ装置を更に有しており、ビデオディスプレイ
装置は、複数のコントロールを表示している画面を有し
ており、ビデオディスプレイ装置の画面上に該カーソル
を位置決めする方法であって、カーソルがポイントする
画面上のロケーションを識別し；カーソル移動パスの最
後の方向を決定し、カーソル移動パスの最後の方向は、
方向制御装置の開放の直前にカーソルが移動していた方
向を識別し；各コントロールに対して、コントロール・
パスに対する絶対ディスタンスを計算し、コントロール
・パスは、識別されたロケーションとコントロールを接
続し、そしてコントロール・パスと移動パスの最後の方
向の間で形成されたアングルを計算し；複数のコントロ
ールから多数の有効コントロールを決定し、各有効コン
トロールは、カーソルに対する有効静止位置を構成する
コントロールであり；各決定された有効コントロールに
対して、有効コントロールの計算された絶対ディスタン
ス及び有効コントロールの計算されたアングルの関数と
して重み付きディスタンスを計算し；最小重み付きディ
スタンスを決定し；そして最小重み付きディスタンスに
対応付けられたコントロール上にカーソルを位置決めす
る段階を具備する方法によっても達成される。
【００１４】本発明において、多数の有効コントロール
を決定する段階は、スキップ・アングル値を選択し；そ
してスキップ・アングル値よりも小さい計算されたアン
グルを有するそれらのコントロールだけを有効コントロ
ールとして識別する段階を具備するように構成してもよ
い。本発明において、多数の有効コントロールを決定す
る段階は、スキップ・ディスタンス値を選択し；そして
スキップ・ディスタンス値よりも小さい計算された絶対
ディスタンスを有するそれらのコントロールだけを有効
コントロールとして識別する段階を具備するように構成
してもよい。本発明において、絶対ディスタンスは、ユ
ークリッド・ディスタンスであってもよい。本発明にお
いて、方法は、アングル・インポータンス値を選択する
段階を更に備え、選択されたアングル・インポータンス
値は、重み付きディスタンス計算で計算された絶対ディ
スタンスに関して計算されたアングルに与えられたイン
ポータンスを決定するように構成してもよい。本発明に
おいて、多数の有効コントロールを決定する段階は、ス
キップ・アングル値を選択し；スキップ・ディスタンス
値を選択し；そしてスキップ・ディスタンス値よりも小
さい計算された絶対ディスタンスを有するそれらのコン
トロールだけを有効コントロールとして識別する段階を
具備するように構成してもよい。
を決定する段階は、スキップ・アングル値を選択し；そ
してスキップ・アングル値よりも小さい計算されたアン
グルを有するそれらのコントロールだけを有効コントロ
ールとして識別する段階を具備するように構成してもよ
い。本発明において、多数の有効コントロールを決定す
る段階は、スキップ・ディスタンス値を選択し；そして
スキップ・ディスタンス値よりも小さい計算された絶対
ディスタンスを有するそれらのコントロールだけを有効
コントロールとして識別する段階を具備するように構成
してもよい。本発明において、絶対ディスタンスは、ユ
ークリッド・ディスタンスであってもよい。本発明にお
いて、方法は、アングル・インポータンス値を選択する
段階を更に備え、選択されたアングル・インポータンス
値は、重み付きディスタンス計算で計算された絶対ディ
スタンスに関して計算されたアングルに与えられたイン
ポータンスを決定するように構成してもよい。本発明に
おいて、多数の有効コントロールを決定する段階は、ス
キップ・アングル値を選択し；スキップ・ディスタンス
値を選択し；そしてスキップ・ディスタンス値よりも小
さい計算された絶対ディスタンスを有するそれらのコン
トロールだけを有効コントロールとして識別する段階を
具備するように構成してもよい。
【００１５】また、本発明の上述した他の目的は、カー
ソルをビデオディスプレイ装置上に位置決めする装置で
あって、それぞれがビデオディスプレイ装置の画面上に
表示される複数のコントロール；ビデオディスプレイ装
置に結合されるコンピュータ；コンピュータ内に形成さ
れたメモリ領域；コンピュータに結合され、ビデオディ
スプレイ装置の画面上のカーソルを移動する方向制御装
置；現行カーソル位置と対応コントロールの間の対応絶
対ディスタンスを規定し、メモリ領域にコントロール・
ディスタンスを記憶するコントロール・ディスタンス識
別子；そしてメモリ領域に包含され、複数のコントロー
ルから理想的コントロールを決定しかつカーソルを決定
された理想的コントロール上に自動的に位置決めするコ
ントロール・マネージャを備えている装置によって達成
される。本発明において、コントロール・マネージャ
は、複数のコントロールからコントロールを選択する選
択装置を含み、選択されたコントロール・マネージャ
は、現行カーソル位置への最小対応絶対ディスタンスを
有しているように構成してもよい。本発明において、装
置は、メモリ領域にコントロール・アングルを記憶する
コントロール・アングル識別子を含み、コントロール・
アングルは、カーソル移動パスの最後の方向と対応コン
トロール・パスの間に形成された対応アングルを規定し
ており、コントロール・アングルは、メモリ領域内に記
憶されるように構成してもよい。
ソルをビデオディスプレイ装置上に位置決めする装置で
あって、それぞれがビデオディスプレイ装置の画面上に
表示される複数のコントロール；ビデオディスプレイ装
置に結合されるコンピュータ；コンピュータ内に形成さ
れたメモリ領域；コンピュータに結合され、ビデオディ
スプレイ装置の画面上のカーソルを移動する方向制御装
置；現行カーソル位置と対応コントロールの間の対応絶
対ディスタンスを規定し、メモリ領域にコントロール・
ディスタンスを記憶するコントロール・ディスタンス識
別子；そしてメモリ領域に包含され、複数のコントロー
ルから理想的コントロールを決定しかつカーソルを決定
された理想的コントロール上に自動的に位置決めするコ
ントロール・マネージャを備えている装置によって達成
される。本発明において、コントロール・マネージャ
は、複数のコントロールからコントロールを選択する選
択装置を含み、選択されたコントロール・マネージャ
は、現行カーソル位置への最小対応絶対ディスタンスを
有しているように構成してもよい。本発明において、装
置は、メモリ領域にコントロール・アングルを記憶する
コントロール・アングル識別子を含み、コントロール・
アングルは、カーソル移動パスの最後の方向と対応コン
トロール・パスの間に形成された対応アングルを規定し
ており、コントロール・アングルは、メモリ領域内に記
憶されるように構成してもよい。
【００１６】本発明において、装置は、メモリ領域にし
きいアングル値を記憶するスキップ・アングル識別子を
更に含み、しきいアングル値は、コントロール・アング
ルとの比較に用いられ；コントロール・マネージャは、
複数のコントロール・マネージャのそれぞれに対する重
み付きディスタンスを計算する重み付きディスタンス計
算機を含み、重み付きディスタンス計算機は、パラメー
タとして絶対ディスタンス及びコントロール・アングル
を用いて重み付きディスタンスを計算し；そしてコント
ロール・マネージャは、スキップ・アングルよりも大き
いコントロール・アングルを有しているコントロール
を、該カーソルに対する静止位置としての考慮から取り
除くように構成してもよい。本発明において、コントロ
ール・マネージャは、複数のコントロールのそれぞれに
対する重み付きディスタンスを計算する重み付きディス
タンス計算機を含み、重み付きディスタンスは、各コン
トロールに対する対応コントロール・アングル及び対応
絶対ディスタンスの関数として、現行カーソル位置を対
応コントロールに接続している対応ディスタンスを特定
するように構成してもよい。本発明において、装置は、
アングル・インポータンス・ウェイト値をメモリ領域に
記憶するアングル・インポータンス識別子を更に備え、
アングル・インポータンス値は、各コントロールに対す
る重み付きディスタンスを計算することにおいて対応コ
ントロール・ディスタンスに関して与えられるべき重み
を対応コントロール・アングルに割り当てるように構成
してもよい。
きいアングル値を記憶するスキップ・アングル識別子を
更に含み、しきいアングル値は、コントロール・アング
ルとの比較に用いられ；コントロール・マネージャは、
複数のコントロール・マネージャのそれぞれに対する重
み付きディスタンスを計算する重み付きディスタンス計
算機を含み、重み付きディスタンス計算機は、パラメー
タとして絶対ディスタンス及びコントロール・アングル
を用いて重み付きディスタンスを計算し；そしてコント
ロール・マネージャは、スキップ・アングルよりも大き
いコントロール・アングルを有しているコントロール
を、該カーソルに対する静止位置としての考慮から取り
除くように構成してもよい。本発明において、コントロ
ール・マネージャは、複数のコントロールのそれぞれに
対する重み付きディスタンスを計算する重み付きディス
タンス計算機を含み、重み付きディスタンスは、各コン
トロールに対する対応コントロール・アングル及び対応
絶対ディスタンスの関数として、現行カーソル位置を対
応コントロールに接続している対応ディスタンスを特定
するように構成してもよい。本発明において、装置は、
アングル・インポータンス・ウェイト値をメモリ領域に
記憶するアングル・インポータンス識別子を更に備え、
アングル・インポータンス値は、各コントロールに対す
る重み付きディスタンスを計算することにおいて対応コ
ントロール・ディスタンスに関して与えられるべき重み
を対応コントロール・アングルに割り当てるように構成
してもよい。
【００１７】本発明において、装置は、コントロール・
ディスタンスとの比較のためのしきいディスタンス値を
識別するスキップ・ディスタンス識別子を更に含み、コ
ントロール・マネージャは、スキップ・ディスタンスよ
りも大きいコントロール・ディスタンスを有しているコ
ントロールをカーソルに対する最終静止位置としての考
慮から取り除くように構成してもよい。本発明におい
て、装置は、オペレーティング・システムを更に含み、
オペレーティング・システムは、メモリ領域に包含され
ておりかつコントロール・マネージャを含むように構成
してもよい。本発明において、オペレーティング・シス
テムは、コンピュータとビデオディスプレイ装置の間に
結合されたデバイス・ドライバを含み、コントロール・
マネージャは、デバイス・ドライバ内に包含されるよう
に構成してもよい。更に、上述した本発明の目的は、コ
ントロール・グルーピングを活動化及び非活動化する装
置であり、コントロール・グルーピングは、少なくとも
二つのコントロールを含んでおりかつコンピュータ・シ
ステムのビデオディスプレイ装置の画面上に表示されて
いる、装置であって、コンピュータ・システム内に形成
されたメモリ；そしてメモリ内に包含されたコントロー
ル・グルーピング識別子を含み、コントロール・グルー
ピング識別子は、アクティブ状態及びインアクティブ状
態を有し、かつコントロール・グルーピング識別子は、
コントロール・グルーピングのコントロールを表わす装
置によっても達成される。
ディスタンスとの比較のためのしきいディスタンス値を
識別するスキップ・ディスタンス識別子を更に含み、コ
ントロール・マネージャは、スキップ・ディスタンスよ
りも大きいコントロール・ディスタンスを有しているコ
ントロールをカーソルに対する最終静止位置としての考
慮から取り除くように構成してもよい。本発明におい
て、装置は、オペレーティング・システムを更に含み、
オペレーティング・システムは、メモリ領域に包含され
ておりかつコントロール・マネージャを含むように構成
してもよい。本発明において、オペレーティング・シス
テムは、コンピュータとビデオディスプレイ装置の間に
結合されたデバイス・ドライバを含み、コントロール・
マネージャは、デバイス・ドライバ内に包含されるよう
に構成してもよい。更に、上述した本発明の目的は、コ
ントロール・グルーピングを活動化及び非活動化する装
置であり、コントロール・グルーピングは、少なくとも
二つのコントロールを含んでおりかつコンピュータ・シ
ステムのビデオディスプレイ装置の画面上に表示されて
いる、装置であって、コンピュータ・システム内に形成
されたメモリ；そしてメモリ内に包含されたコントロー
ル・グルーピング識別子を含み、コントロール・グルー
ピング識別子は、アクティブ状態及びインアクティブ状
態を有し、かつコントロール・グルーピング識別子は、
コントロール・グルーピングのコントロールを表わす装
置によっても達成される。
【００１８】本発明において、コントロール・グルーピ
ング識別子は、コントロール・ワードのビットであるよ
うに構成してもよい。また、本発明の上述した目的は、
コントロールを規定しているポイントが後続表示アイテ
ムによって不明瞭にされるかどうかを決定する装置であ
り、コントロールがコンピュータ・システムのビデオデ
ィスプレイ装置上に表示され、コントロールがアプリケ
ーション・プログラムからの要求に応じて表示され、後
続表示アイテムが境界領域を有しかつビデオディスプレ
イ装置上に表示される、装置であって、コンピュータ・
システム内に包含されたメモリ領域；そしてコンピュー
タ・システムのメモリ領域内に包含された試験装置を含
み、試験装置は、コントロールのポイントが後続表示ア
イテムの境界領域内に包含されるかどうかを決定する装
置によっても達成される。本発明において、試験装置
は、コントロールの表示を要求することに応答するアプ
リケーション・プログラムの部分を識別する原始識別
子；登録されたコントロールを現在取り囲むエンティテ
ィを識別する現行識別子；そして現行識別子を原始識別
子と比較する比較装置を備えているように構成してもよ
い。
ング識別子は、コントロール・ワードのビットであるよ
うに構成してもよい。また、本発明の上述した目的は、
コントロールを規定しているポイントが後続表示アイテ
ムによって不明瞭にされるかどうかを決定する装置であ
り、コントロールがコンピュータ・システムのビデオデ
ィスプレイ装置上に表示され、コントロールがアプリケ
ーション・プログラムからの要求に応じて表示され、後
続表示アイテムが境界領域を有しかつビデオディスプレ
イ装置上に表示される、装置であって、コンピュータ・
システム内に包含されたメモリ領域；そしてコンピュー
タ・システムのメモリ領域内に包含された試験装置を含
み、試験装置は、コントロールのポイントが後続表示ア
イテムの境界領域内に包含されるかどうかを決定する装
置によっても達成される。本発明において、試験装置
は、コントロールの表示を要求することに応答するアプ
リケーション・プログラムの部分を識別する原始識別
子；登録されたコントロールを現在取り囲むエンティテ
ィを識別する現行識別子；そして現行識別子を原始識別
子と比較する比較装置を備えているように構成してもよ
い。
【００１９】更に、本発明の上記目的は、カーソルをビ
デオディスプレイ装置上に位置決めする装置であり、ビ
デオディスプレイ装置がコンピュータ・システムに結合
され、コンピュータ・システムが方向制御装置を有し、
ビデオディスプレイ装置が複数のコントロールを表示す
る、装置であって、コンピュータ・システム内に包含さ
れたメモリ；コンピュータ・システムのメモリ内に包含
された絶対ディスタンス識別子、絶対ディスタンス識別
子は、コントロール・パスの絶対ディスタンスを記憶
し、コントロール・パスは、現行カーソル位置を複数の
コントロールの一つに接続する；コンピュータ・システ
ムのメモリ内に包含されたコントロール・アングル識別
子、コントロール・アングル識別子は、コントロール・
パスとカーソル・ムーブメント・パスのラスト・ディレ
クションの間に形成されたアングルを記憶する；コンピ
ュータ・システムのメモリ内に包含され、重み付きディ
スタンスを計算する計算装置、重み付きディスタンス
は、現行カーソルから複数のコントロールの一つまでの
ディスタンスを識別し、計算装置は、パラメータとして
絶対ディスタンス及びコントロール・アングルを用いて
重み付きディスタンスを計算する；そしてコンピュータ
・システムのメモリ内に包含され、カーソルを理想的コ
ントロール上に位置決めする位置決め装置、理想的コン
トロールは、複数のコントロールの一つでありかつ他の
全てのコントロールのそれよりも小さい重み付きディス
タンスを有する、を含んでいる装置によっても達成され
る。
デオディスプレイ装置上に位置決めする装置であり、ビ
デオディスプレイ装置がコンピュータ・システムに結合
され、コンピュータ・システムが方向制御装置を有し、
ビデオディスプレイ装置が複数のコントロールを表示す
る、装置であって、コンピュータ・システム内に包含さ
れたメモリ；コンピュータ・システムのメモリ内に包含
された絶対ディスタンス識別子、絶対ディスタンス識別
子は、コントロール・パスの絶対ディスタンスを記憶
し、コントロール・パスは、現行カーソル位置を複数の
コントロールの一つに接続する；コンピュータ・システ
ムのメモリ内に包含されたコントロール・アングル識別
子、コントロール・アングル識別子は、コントロール・
パスとカーソル・ムーブメント・パスのラスト・ディレ
クションの間に形成されたアングルを記憶する；コンピ
ュータ・システムのメモリ内に包含され、重み付きディ
スタンスを計算する計算装置、重み付きディスタンス
は、現行カーソルから複数のコントロールの一つまでの
ディスタンスを識別し、計算装置は、パラメータとして
絶対ディスタンス及びコントロール・アングルを用いて
重み付きディスタンスを計算する；そしてコンピュータ
・システムのメモリ内に包含され、カーソルを理想的コ
ントロール上に位置決めする位置決め装置、理想的コン
トロールは、複数のコントロールの一つでありかつ他の
全てのコントロールのそれよりも小さい重み付きディス
タンスを有する、を含んでいる装置によっても達成され
る。
【００２０】本発明のおいて、計算装置は、コンピュー
タ・システムのメモリ内に包含されたアングル・インポ
ータンス値を含み、アングル・インポータンス値は、重
み付きディスタンス計算における絶対ディスタンスに関
するコントロール・アングルに与えられたインポータン
スを決定するように構成してもよい。本発明において、
装置は、コンピュータ・システムのメモリ内に包含され
たスキップ・アングル値；そしてコンピュータ・システ
ムのメモリ内に包含された無効アングル指示子を更に含
み、無効アングル指示子は、カーソルに対する無効静止
位置としてその計算されたアングルがスキップ・アング
ル値よりも大きい各コントロールを指示するように構成
してもよい。本発明において、装置は、コンピュータ・
システムのメモリ内に包含されたスキップ・ディスタン
ス値；そしてコンピュータ・システムのメモリ内に包含
された無効アングル指示子を更に含み、無効アングル指
示子は、カーソルに対する無効静止位置としてその絶対
ディスタンスがスキップ・ディスタンス値よりも大きい
各コントロールを指示するように構成してもよい。更
に、本発明の上記目的は、カーソルの移動を制御する方
向制御装置を有しているコンピュータ・システムにおい
て、方向制御装置は、起動されたときにカーソル移動を
開始し、開放されたときにカーソル移動をもたらさず、
コンピュータ・システムは、ビデオディスプレイ装置を
更に有し、ビデオディスプレイ装置は、複数のコントロ
ールが表示されている画面を有し、カーソルをビデオデ
ィスプレイ装置の画面上に位置決めする方法であって、
複数のコントロールのそれぞれに対する重み付きディス
タンスを計算し；理想的コントロールとして最小計算重
み付きディスタンスを有しているコントロールを識別
し；そして方向制御装置が開放されたときにカーソルを
理想的コントロール上に位置決めする方法によっても達
成される。
タ・システムのメモリ内に包含されたアングル・インポ
ータンス値を含み、アングル・インポータンス値は、重
み付きディスタンス計算における絶対ディスタンスに関
するコントロール・アングルに与えられたインポータン
スを決定するように構成してもよい。本発明において、
装置は、コンピュータ・システムのメモリ内に包含され
たスキップ・アングル値；そしてコンピュータ・システ
ムのメモリ内に包含された無効アングル指示子を更に含
み、無効アングル指示子は、カーソルに対する無効静止
位置としてその計算されたアングルがスキップ・アング
ル値よりも大きい各コントロールを指示するように構成
してもよい。本発明において、装置は、コンピュータ・
システムのメモリ内に包含されたスキップ・ディスタン
ス値；そしてコンピュータ・システムのメモリ内に包含
された無効アングル指示子を更に含み、無効アングル指
示子は、カーソルに対する無効静止位置としてその絶対
ディスタンスがスキップ・ディスタンス値よりも大きい
各コントロールを指示するように構成してもよい。更
に、本発明の上記目的は、カーソルの移動を制御する方
向制御装置を有しているコンピュータ・システムにおい
て、方向制御装置は、起動されたときにカーソル移動を
開始し、開放されたときにカーソル移動をもたらさず、
コンピュータ・システムは、ビデオディスプレイ装置を
更に有し、ビデオディスプレイ装置は、複数のコントロ
ールが表示されている画面を有し、カーソルをビデオデ
ィスプレイ装置の画面上に位置決めする方法であって、
複数のコントロールのそれぞれに対する重み付きディス
タンスを計算し；理想的コントロールとして最小計算重
み付きディスタンスを有しているコントロールを識別
し；そして方向制御装置が開放されたときにカーソルを
理想的コントロール上に位置決めする方法によっても達
成される。
【００２１】本発明において、複数のコントロールのそ
れぞれに対する重み付きディスタンスを計算する段階
は、カーソルがポイントする画面上のロケーションを識
別し；カーソル移動の方向を、識別されたロケーション
に関して、決定し；コントロールへの方向を、識別され
たロケーションに関して、決定し；カーソル移動の決定
された方向とコントロールへの決定された方向の間に形
成されたアングルを計算し；コントロールへのディスタ
ンスを、識別されたロケーションに関して、決定し；そ
して計算されたアングル及び計算されたディスタンスの
関数としてコントロールに対する重み付きディスタンス
を計算する段階を具備するように構成してもよい。本発
明において、複数のコントロールのそれぞれに対する重
み付きディスタンスを計算する段階は、カーソルがポイ
ントする画面上のロケーションを識別し；カーソル移動
の方向を、識別されたロケーションに関して、決定し；
コントロールへの方向を、識別されたロケーションに関
して、決定し；カーソル移動の決定された方向とコント
ロールへの決定された方向の間に形成されたアングルを
計算し；そして計算されたアングルの関数としてコント
ロールに対する重み付きディスタンスを計算する段階を
具備するように構成してもよい。
れぞれに対する重み付きディスタンスを計算する段階
は、カーソルがポイントする画面上のロケーションを識
別し；カーソル移動の方向を、識別されたロケーション
に関して、決定し；コントロールへの方向を、識別され
たロケーションに関して、決定し；カーソル移動の決定
された方向とコントロールへの決定された方向の間に形
成されたアングルを計算し；コントロールへのディスタ
ンスを、識別されたロケーションに関して、決定し；そ
して計算されたアングル及び計算されたディスタンスの
関数としてコントロールに対する重み付きディスタンス
を計算する段階を具備するように構成してもよい。本発
明において、複数のコントロールのそれぞれに対する重
み付きディスタンスを計算する段階は、カーソルがポイ
ントする画面上のロケーションを識別し；カーソル移動
の方向を、識別されたロケーションに関して、決定し；
コントロールへの方向を、識別されたロケーションに関
して、決定し；カーソル移動の決定された方向とコント
ロールへの決定された方向の間に形成されたアングルを
計算し；そして計算されたアングルの関数としてコント
ロールに対する重み付きディスタンスを計算する段階を
具備するように構成してもよい。
【００２２】本発明において、複数のコントロールのそ
れぞれに対する重み付きディスタンスを計算する段階
は、カーソルがポイントする画面上のロケーションを識
別し；コントロールへのディスタンスを、識別されたロ
ケーションに関して、計算し；そして計算されたディス
タンスの関数としてコントロールに対する重み付きディ
スタンスを計算する段階を具備するように構成してもよ
い。
れぞれに対する重み付きディスタンスを計算する段階
は、カーソルがポイントする画面上のロケーションを識
別し；コントロールへのディスタンスを、識別されたロ
ケーションに関して、計算し；そして計算されたディス
タンスの関数としてコントロールに対する重み付きディ
スタンスを計算する段階を具備するように構成してもよ
い。
【００２３】
【作用】本発明の好ましい実施例は、コントロールを活
動化及び非活動化すると共にカーソルを理想的なコント
ロール上に位置決めするコントロール・マネージャであ
る。その好ましい実施例では、本発明は、“コントロー
ル・グルーピング”として複数のコントロールを指定す
ることによってプログラマにコントロールを素早くかつ
容易に活動化及び非活動化させる。次に、本発明の好ま
しい実施例は、全コントロール・グルーピングに対する
識別子(identifier)を指定する。本発明の好ましい実施
例は、識別子の状態をトグルすること(toggling)によっ
て全グルーピングを素早く活動化及び非活動化する。本
発明の好ましい実施例では、使用者は、方向制御装置を
起動させることによってコンピュータ制御ビデオディス
プレイ装置の画面をナビゲート（移動）(navigates aro
und)する。方向制御装置を解放して、本発明の好ましい
実施例は、カーソルを理想的なコントロール上に自動的
に位置決めする。好ましい実施例は、アプリケーション
・プログラムの状態及び使用者の最後のアクションを検
査することによって理想的なコントロールを決定する。
より特定的には、各アクティブ・コントロールに対し
て、好ましい実施例は、コントロールが、（１）続いて
表示されたアイテムによって不明瞭にされた、または
（２）アプリケーション・プログラムが無効であると特
定したロケーションに位置決めした、かどうかを決定す
る。
動化及び非活動化すると共にカーソルを理想的なコント
ロール上に位置決めするコントロール・マネージャであ
る。その好ましい実施例では、本発明は、“コントロー
ル・グルーピング”として複数のコントロールを指定す
ることによってプログラマにコントロールを素早くかつ
容易に活動化及び非活動化させる。次に、本発明の好ま
しい実施例は、全コントロール・グルーピングに対する
識別子(identifier)を指定する。本発明の好ましい実施
例は、識別子の状態をトグルすること(toggling)によっ
て全グルーピングを素早く活動化及び非活動化する。本
発明の好ましい実施例では、使用者は、方向制御装置を
起動させることによってコンピュータ制御ビデオディス
プレイ装置の画面をナビゲート（移動）(navigates aro
und)する。方向制御装置を解放して、本発明の好ましい
実施例は、カーソルを理想的なコントロール上に自動的
に位置決めする。好ましい実施例は、アプリケーション
・プログラムの状態及び使用者の最後のアクションを検
査することによって理想的なコントロールを決定する。
より特定的には、各アクティブ・コントロールに対し
て、好ましい実施例は、コントロールが、（１）続いて
表示されたアイテムによって不明瞭にされた、または
（２）アプリケーション・プログラムが無効であると特
定したロケーションに位置決めした、かどうかを決定す
る。
【００２４】好ましい実施例は、登録者識別子(registr
ant identifier) を現行識別子(current identifier)と
比較することによって、コントロールがデータの後続ア
イテム(subsequent item of data) によって不明瞭にさ
れたかどうかを決定する。登録者識別子は、コントロー
ル・マネージャにコントロールを登録したアプリケーシ
ョン・プログラムの部分を識別する。現行識別子は、コ
ントロールを規定するデカルト座標を現在取り囲むエン
ティティ（即ち、コントロールを登録したアプリケーシ
ョンの部分）を識別する。簡潔のために、コントロール
を規定するデカルト座標は、“コントロール位置”と称
される。登録者識別子が現行識別子と整合しないなら
ば、好ましい実施例は、コントロールが不明瞭であるこ
とを認識する。好ましい実施例は、カーソルに対する有
効静止位置(valid resting position)を構成しないコン
トロールとして全不明瞭コントロールを暗黙のうちに指
定する。好ましい実施例は、コントロールが、最後のカ
ーソル位置をコントロール位置と比較してアプリケーシ
ョン・プログラムが無効であると特定したロケーション
に位置決めされるかどうかを決定する。最後のカーソル
位置は、使用者が方向制御装置を開放したときにカーソ
ルがポイントしたデカルト座標によって規定される。好
ましい実施例は、コントロール・ディスタンス(Control
Distance)及びコントロール・アングル(Control Angl
e) を計算する。コントロール・ディスタンスは、コン
トロール・パス(control path)の絶対ディスタンス(abs
olute distance) である：コントロール・パスは、最後
のカーソル位置をコントロール位置に接続するパスであ
る。コントロール・アングルは、コントロール・パスと
カーソル・ムーブメント・パスのラスト・ディレクショ
ン(Last Direction of CursorMovement Path)の間に形
成されたアングルである。好ましい実施例は、計算され
たコントロール・ディスタンス及びコントロール・アン
グル値(Control Angle Values)をそれぞれスキップ・デ
ィスタンス(Skip Distance) 及びスキップ・アングル値
(Skip Angle Values) と比較する。これらスキップ・デ
ィスタンス及びスキップ・アングル値は、アプリケーシ
ョン・プログラムによって特定される。更に、好ましい
実施例は、それぞれスキップ・ディスタンスまたはスキ
ップ・アングルよりも大きい計算されたコントロール・
ディスタンスまたはコントロール・アングルのいずれか
を有するいかなるコントロールも考慮しない。
ant identifier) を現行識別子(current identifier)と
比較することによって、コントロールがデータの後続ア
イテム(subsequent item of data) によって不明瞭にさ
れたかどうかを決定する。登録者識別子は、コントロー
ル・マネージャにコントロールを登録したアプリケーシ
ョン・プログラムの部分を識別する。現行識別子は、コ
ントロールを規定するデカルト座標を現在取り囲むエン
ティティ（即ち、コントロールを登録したアプリケーシ
ョンの部分）を識別する。簡潔のために、コントロール
を規定するデカルト座標は、“コントロール位置”と称
される。登録者識別子が現行識別子と整合しないなら
ば、好ましい実施例は、コントロールが不明瞭であるこ
とを認識する。好ましい実施例は、カーソルに対する有
効静止位置(valid resting position)を構成しないコン
トロールとして全不明瞭コントロールを暗黙のうちに指
定する。好ましい実施例は、コントロールが、最後のカ
ーソル位置をコントロール位置と比較してアプリケーシ
ョン・プログラムが無効であると特定したロケーション
に位置決めされるかどうかを決定する。最後のカーソル
位置は、使用者が方向制御装置を開放したときにカーソ
ルがポイントしたデカルト座標によって規定される。好
ましい実施例は、コントロール・ディスタンス(Control
Distance)及びコントロール・アングル(Control Angl
e) を計算する。コントロール・ディスタンスは、コン
トロール・パス(control path)の絶対ディスタンス(abs
olute distance) である：コントロール・パスは、最後
のカーソル位置をコントロール位置に接続するパスであ
る。コントロール・アングルは、コントロール・パスと
カーソル・ムーブメント・パスのラスト・ディレクショ
ン(Last Direction of CursorMovement Path)の間に形
成されたアングルである。好ましい実施例は、計算され
たコントロール・ディスタンス及びコントロール・アン
グル値(Control Angle Values)をそれぞれスキップ・デ
ィスタンス(Skip Distance) 及びスキップ・アングル値
(Skip Angle Values) と比較する。これらスキップ・デ
ィスタンス及びスキップ・アングル値は、アプリケーシ
ョン・プログラムによって特定される。更に、好ましい
実施例は、それぞれスキップ・ディスタンスまたはスキ
ップ・アングルよりも大きい計算されたコントロール・
ディスタンスまたはコントロール・アングルのいずれか
を有するいかなるコントロールも考慮しない。
【００２５】この点で、好ましい実施例は、各残りのコ
ントロールに対する重み付きディスタンス(weighted di
stance) を計算する。各重み付きディスタンスは、コン
トロール・ディスタンス、コントロール・アングル、及
びアングル・インポータンス・ウェイト(Angle Importa
nce Weight) の関数として計算される。より特定的に
は、重み付きディスタンスは、コントロール・ディスタ
ンス及びコントロール・アングルの両方に直接的に比例
する。加えて、アングル・インポータンス・ウェイトが
増加すると、重み付きディスタンス計算のコントロール
・アングルに与えられた効果が減ぜられ、コントロール
・ディスタンスに与えられた効果が増大される。各残り
のコントロールに対する重み付きディスタンス計算を完
了した後、本発明の好ましい実施例は、カーソルを最小
重み付きディスタンスを有するコントロール上に位置決
めする。この方法で、本発明の好ましい実施例は、カー
ソルを理想的な活動化されたコントロール上に自動的に
位置決めする。
ントロールに対する重み付きディスタンス(weighted di
stance) を計算する。各重み付きディスタンスは、コン
トロール・ディスタンス、コントロール・アングル、及
びアングル・インポータンス・ウェイト(Angle Importa
nce Weight) の関数として計算される。より特定的に
は、重み付きディスタンスは、コントロール・ディスタ
ンス及びコントロール・アングルの両方に直接的に比例
する。加えて、アングル・インポータンス・ウェイトが
増加すると、重み付きディスタンス計算のコントロール
・アングルに与えられた効果が減ぜられ、コントロール
・ディスタンスに与えられた効果が増大される。各残り
のコントロールに対する重み付きディスタンス計算を完
了した後、本発明の好ましい実施例は、カーソルを最小
重み付きディスタンスを有するコントロール上に位置決
めする。この方法で、本発明の好ましい実施例は、カー
ソルを理想的な活動化されたコントロール上に自動的に
位置決めする。
【００２６】
【実施例】好ましい実施例は、方向制御装置を起動させ
ることによって使用者にカーソル移動を開始させる。使
用者が方向制御装置を開放するときに、好ましい実施例
は、カーソルがポインティングしている画面上の位置を
決定する。続いて、好ましい実施例は、決定した位置か
ら理想的コントロールにカーソルを自動的に移動する。
この方法で、好ましい実施例は、このファッションで所
望のコントロール・カーソルに関してカーソルを実際に
ナビゲートすることを使用者に強制することなく、使用
者に所望のコントロールに素早くジャンプ（飛越）させ
る。そのような位置決めは、使用者が粗雑な位置決めデ
バイス（例えば、ジョイスティックまたは矢印キーパッ
ド）へのアクセスだけを有するときに、特に有利であ
る。更に、プログラマに単一コントロール・グルーピン
グとして複数のコントロールを指定させることによっ
て、好ましい実施例は、アプリケーション・プログラム
に選択された数のコントロールを素早く活動化及び非活
動化させる。そのような選択的活動化及び非活動化は、
コントロール・マネージャに対して繰り返し呼出し(rep
etitive calls)を行うことからアプリケーション・プロ
グラマをセーブする。更に、好ましい実施例は、続いて
表示されたウィンドウズまたは他のデータのアイテムに
よって覆われた（カバーされた）コントロールへのアク
セスを禁止する便利な方法及び装置を提供する。より特
定的には、登録されたコントロールを規定する各ポイン
トに対して、好ましい実施例は、登録者識別子を現行識
別子と比較する。この方法で、好ましい実施例は、コン
トロールが後に表示されたデータのアイテムによって不
明瞭にされたかどうかを決定する。本発明の好ましい実
施例のこれらのファセットのそれぞれは、以下に詳述さ
れる。
ることによって使用者にカーソル移動を開始させる。使
用者が方向制御装置を開放するときに、好ましい実施例
は、カーソルがポインティングしている画面上の位置を
決定する。続いて、好ましい実施例は、決定した位置か
ら理想的コントロールにカーソルを自動的に移動する。
この方法で、好ましい実施例は、このファッションで所
望のコントロール・カーソルに関してカーソルを実際に
ナビゲートすることを使用者に強制することなく、使用
者に所望のコントロールに素早くジャンプ（飛越）させ
る。そのような位置決めは、使用者が粗雑な位置決めデ
バイス（例えば、ジョイスティックまたは矢印キーパッ
ド）へのアクセスだけを有するときに、特に有利であ
る。更に、プログラマに単一コントロール・グルーピン
グとして複数のコントロールを指定させることによっ
て、好ましい実施例は、アプリケーション・プログラム
に選択された数のコントロールを素早く活動化及び非活
動化させる。そのような選択的活動化及び非活動化は、
コントロール・マネージャに対して繰り返し呼出し(rep
etitive calls)を行うことからアプリケーション・プロ
グラマをセーブする。更に、好ましい実施例は、続いて
表示されたウィンドウズまたは他のデータのアイテムに
よって覆われた（カバーされた）コントロールへのアク
セスを禁止する便利な方法及び装置を提供する。より特
定的には、登録されたコントロールを規定する各ポイン
トに対して、好ましい実施例は、登録者識別子を現行識
別子と比較する。この方法で、好ましい実施例は、コン
トロールが後に表示されたデータのアイテムによって不
明瞭にされたかどうかを決定する。本発明の好ましい実
施例のこれらのファセットのそれぞれは、以下に詳述さ
れる。
【００２７】図４は、本発明の好ましい実施例を実行す
るコンピュータ・システム３０５のブロック図である。
コンピュータ・システム３０５は、コンピュータ３１
０、入力装置３２０、及びビデオディスプレイ装置３７
０を特徴として持っている。コンピュータ３１０は、レ
シーバ３３０、主メモリ３４０、中央処理装置（ＣＰ
Ｕ）３５０、及びディスプレイ・ドライバ３６０を包含
する。これらの構成部分（構成要素）は、図示するよう
に相互接続される。入力装置３２０は、方向制御装置３
２２を含む。図４では、方向制御装置３２２は、四矢印
キーパッド(four-arrow keypad) として示される。しか
しながら、当業者は、本発明は、あらゆる形式の方向制
御装置（例えば、マウス、ジョイスティック）との使用
に対して適することに注目するであろう。方向制御装置
３２２は、カーソルをビデオディスプレイ装置３７０の
コントロール３７４上に位置決めするために用いられ
る。一度カーソルがコントロール上に位置決めされたな
らば、使用者は、ファンクション（機能）・ボタン３２
４を押し下げることによってコントロールにより表され
たオプションを呼出しうる。以下に説明するように、本
発明の好ましい実施例では、アプリケーション・プログ
ラム（３４６及び３４８）は、コントロール・マネージ
ャ３４５にコントロールを登録する。簡潔には、コント
ロール・マネージャ３４５にコントロールを登録する処
理は、コントロールに対する所望の位置及び状態情報を
コントロール・マネージャ３４５に報告することを含
む。続いて、コントロール・マネージャ３４５は、コン
トロール３７４を活動化及び非活動化しかつカーソル３
７２をコントロール３７４の中で位置決めする。図４で
は、コントロール・マネージャ３４５及びアプリケーシ
ョン・プログラム（３４６及び３４８）の両方が主メモ
リ４４０の部分として示される。しかしならが、当業者
は、コントロール・マネージャ３４５が、本発明の精神
及び範囲から逸脱することなく、コンピュータ・システ
ムの他の領域（例えば、デバイス・ドライバ３６０）に
位置決めされうることに注目するであろう。
るコンピュータ・システム３０５のブロック図である。
コンピュータ・システム３０５は、コンピュータ３１
０、入力装置３２０、及びビデオディスプレイ装置３７
０を特徴として持っている。コンピュータ３１０は、レ
シーバ３３０、主メモリ３４０、中央処理装置（ＣＰ
Ｕ）３５０、及びディスプレイ・ドライバ３６０を包含
する。これらの構成部分（構成要素）は、図示するよう
に相互接続される。入力装置３２０は、方向制御装置３
２２を含む。図４では、方向制御装置３２２は、四矢印
キーパッド(four-arrow keypad) として示される。しか
しながら、当業者は、本発明は、あらゆる形式の方向制
御装置（例えば、マウス、ジョイスティック）との使用
に対して適することに注目するであろう。方向制御装置
３２２は、カーソルをビデオディスプレイ装置３７０の
コントロール３７４上に位置決めするために用いられ
る。一度カーソルがコントロール上に位置決めされたな
らば、使用者は、ファンクション（機能）・ボタン３２
４を押し下げることによってコントロールにより表され
たオプションを呼出しうる。以下に説明するように、本
発明の好ましい実施例では、アプリケーション・プログ
ラム（３４６及び３４８）は、コントロール・マネージ
ャ３４５にコントロールを登録する。簡潔には、コント
ロール・マネージャ３４５にコントロールを登録する処
理は、コントロールに対する所望の位置及び状態情報を
コントロール・マネージャ３４５に報告することを含
む。続いて、コントロール・マネージャ３４５は、コン
トロール３７４を活動化及び非活動化しかつカーソル３
７２をコントロール３７４の中で位置決めする。図４で
は、コントロール・マネージャ３４５及びアプリケーシ
ョン・プログラム（３４６及び３４８）の両方が主メモ
リ４４０の部分として示される。しかしならが、当業者
は、コントロール・マネージャ３４５が、本発明の精神
及び範囲から逸脱することなく、コンピュータ・システ
ムの他の領域（例えば、デバイス・ドライバ３６０）に
位置決めされうることに注目するであろう。
【００２８】図５は、アプリケーション・プログラムに
対応付けられた、データ構造４００を示す。以下に説明
するように、本発明の好ましい実施例は、アプリケーシ
ョン・プログラムの理想的コントロールを決定するため
にこのデータ構造を維持する。当業者は、図５のデータ
構造は、以下に説明するデータを記憶する多くの可能な
方法の一つだけを表わすことに注目するであろう。例え
ば、図５に示したように、アレイ・フォーマットにデー
タを記憶する代わりに、データは、リンクされたリスト
(linked-list) 構造に記憶されうるかまたは一緒に集め
られない個別フィールドに記憶されうる。便利のために
（都合上）、図５のデータ構造４００は、単一凝集グル
ーピング(single cohesive grouping)において本発明の
好ましい実施例によって用いられるデータを示す。この
フォーマットは、詳細の説明の読みやすさを向上させる
べく選択された。そのように、図５においてデータが表
されたフォーマットは、本発明の範囲を限定するもので
はない。データ構造４００は、コントロール３７４の起
動（活動化）を管理しかつカーソル３７２をコントロー
ル３７４上に位置決めするために用いられる。データ構
造は、コントロールのグルーピングを素早く活動化及び
非活動化するコントロール・ワード(Control Word)４０
５を含む。コントロール・ワード４０５は、多数のコン
トロール・グルーピング・インジケータ(Control Group
ing Indicators)４０６を含む。各コントロール・グル
ーピング・インジケータ４０６は、多数の集合コントロ
ール(aggregated controls) に対する状態（アクティブ
またはインアクティブ）を規定する。この多数の集合コ
ントロールは、コントロール・グループ(control grou
p) と称される。加えて、データ構造は、アプリケーシ
ョン・プログラム３４６によって特定される３つのパラ
メータを含む：スキップ・アングル・パラメータ(Skip
Angle Parameter)４１０、スキップ・ディスタンス・パ
ラメータ(Skip Distance Parameter) ４２０、及びアン
グル・インポータンス・ウェイト・パラメータ(Angle I
mportance Weight Parameter) ４３０。以下に説明する
ように、コントロール・マネージャ３４５は、その上に
カーソル３７２を位置決めする理想的コントロール３７
４を決定するためにこれら３つのパラメータを利用す
る。データ構造は、各コントロールに対するコントロー
ル・ポジション・アンド・ステータス・インジケータ(C
ontrol Position and Status Indicator) ４４０（ＣＰ
ＳＩ）も含む。各ＣＰＳＩは、：（１）画面上のコント
ロールの位置（例えば、コントロールを表している一組
のデカルト座標）を識別する位置識別子(Position Iden
tifier) ４４１；（２）コントロールを登録したエンテ
ィティ（例えば、レジスタリング・ウィンドウを識別す
るウィンドウ・ハンドル）を識別する登録者識別子(Reg
istrant Identifier) ４４２；（３）コントロールのア
クティブ／インアクティブ状態を示すアクティブ・フラ
グ(Active Flag)４４３；（４）一つ以上のコントロー
ル・グループのコントロールのメンバーシップを識別す
るコントロール・グループ識別子４４４、を包含する。
対応付けられた、データ構造４００を示す。以下に説明
するように、本発明の好ましい実施例は、アプリケーシ
ョン・プログラムの理想的コントロールを決定するため
にこのデータ構造を維持する。当業者は、図５のデータ
構造は、以下に説明するデータを記憶する多くの可能な
方法の一つだけを表わすことに注目するであろう。例え
ば、図５に示したように、アレイ・フォーマットにデー
タを記憶する代わりに、データは、リンクされたリスト
(linked-list) 構造に記憶されうるかまたは一緒に集め
られない個別フィールドに記憶されうる。便利のために
（都合上）、図５のデータ構造４００は、単一凝集グル
ーピング(single cohesive grouping)において本発明の
好ましい実施例によって用いられるデータを示す。この
フォーマットは、詳細の説明の読みやすさを向上させる
べく選択された。そのように、図５においてデータが表
されたフォーマットは、本発明の範囲を限定するもので
はない。データ構造４００は、コントロール３７４の起
動（活動化）を管理しかつカーソル３７２をコントロー
ル３７４上に位置決めするために用いられる。データ構
造は、コントロールのグルーピングを素早く活動化及び
非活動化するコントロール・ワード(Control Word)４０
５を含む。コントロール・ワード４０５は、多数のコン
トロール・グルーピング・インジケータ(Control Group
ing Indicators)４０６を含む。各コントロール・グル
ーピング・インジケータ４０６は、多数の集合コントロ
ール(aggregated controls) に対する状態（アクティブ
またはインアクティブ）を規定する。この多数の集合コ
ントロールは、コントロール・グループ(control grou
p) と称される。加えて、データ構造は、アプリケーシ
ョン・プログラム３４６によって特定される３つのパラ
メータを含む：スキップ・アングル・パラメータ(Skip
Angle Parameter)４１０、スキップ・ディスタンス・パ
ラメータ(Skip Distance Parameter) ４２０、及びアン
グル・インポータンス・ウェイト・パラメータ(Angle I
mportance Weight Parameter) ４３０。以下に説明する
ように、コントロール・マネージャ３４５は、その上に
カーソル３７２を位置決めする理想的コントロール３７
４を決定するためにこれら３つのパラメータを利用す
る。データ構造は、各コントロールに対するコントロー
ル・ポジション・アンド・ステータス・インジケータ(C
ontrol Position and Status Indicator) ４４０（ＣＰ
ＳＩ）も含む。各ＣＰＳＩは、：（１）画面上のコント
ロールの位置（例えば、コントロールを表している一組
のデカルト座標）を識別する位置識別子(Position Iden
tifier) ４４１；（２）コントロールを登録したエンテ
ィティ（例えば、レジスタリング・ウィンドウを識別す
るウィンドウ・ハンドル）を識別する登録者識別子(Reg
istrant Identifier) ４４２；（３）コントロールのア
クティブ／インアクティブ状態を示すアクティブ・フラ
グ(Active Flag)４４３；（４）一つ以上のコントロー
ル・グループのコントロールのメンバーシップを識別す
るコントロール・グループ識別子４４４、を包含する。
【００２９】以下に説明するように、コントロール・マ
ネージャ３４５は、コントロール・ワード４０５、スキ
ップ・アングル・パラメータ４１０、スキップ・ディス
タンス・パラメータ４２０、アングル・インポータンス
・ウェイト・パラメータ４３０、位置識別子４４１、及
び登録者識別子４４２；に対する値を、アプリケーショ
ン・プログラム３４６及び３４８から、入力する。本発
明の好ましい実施例は、各ＣＰＳＩの残りの内容（例え
ば、アクティブ・フラグ４４３及びコントロール・グル
ープ識別子４４４）を動的に維持する(dynamically mai
ntain)ためにこれら入力された値を用いる。図６は、本
発明の好ましい実施例の主ソフトウェア処理を示してい
る機能ブロック図である。本発明の好ましい実施例は、
（１）位置決め情報、登録者識別子、及びアプリケーシ
ョン・プログラム３４６（ブロック５０２）からのコン
トロール・グループ数を入力し、かつ（２）ＣＰＳＩ４
４０（ブロック５１０）のそれぞれのフィールドに入力
されたデータを記憶することによって、コントロール
（ブロック５０１）を登録する。同様に、好ましい実施
例は、（１）コントロール情報（ブロック５１１）を入
力し、それに従ってＣＰＳＩのアクティブ・フラグ４４
３を更新する（ブロック５１２）ことによって、コント
ロールを活動化及び非活動化する（ブロック５１０）。
より特定的には、好ましい実施例は、（１）個別コント
ロール識別子及びアクティブ／インアクティブ状態情報
を入力することによって個別コントロールを活動化／非
活動化しうる（ブロック５１３）かまたは（２）マスク
を入力しかつマスクをコントロール・ワード４０５に重
ね合わせることによって全コントロール・グルーピング
を活動化／非活動化しうる（ブロック５１４）。図１１
を参照して以下に説明するように、このマスクは、コン
トロール・グルーピング・インジケータ４０６を選択的
にセットまたはリセットするために用いられる２進数の
グルーピングである。
ネージャ３４５は、コントロール・ワード４０５、スキ
ップ・アングル・パラメータ４１０、スキップ・ディス
タンス・パラメータ４２０、アングル・インポータンス
・ウェイト・パラメータ４３０、位置識別子４４１、及
び登録者識別子４４２；に対する値を、アプリケーショ
ン・プログラム３４６及び３４８から、入力する。本発
明の好ましい実施例は、各ＣＰＳＩの残りの内容（例え
ば、アクティブ・フラグ４４３及びコントロール・グル
ープ識別子４４４）を動的に維持する(dynamically mai
ntain)ためにこれら入力された値を用いる。図６は、本
発明の好ましい実施例の主ソフトウェア処理を示してい
る機能ブロック図である。本発明の好ましい実施例は、
（１）位置決め情報、登録者識別子、及びアプリケーシ
ョン・プログラム３４６（ブロック５０２）からのコン
トロール・グループ数を入力し、かつ（２）ＣＰＳＩ４
４０（ブロック５１０）のそれぞれのフィールドに入力
されたデータを記憶することによって、コントロール
（ブロック５０１）を登録する。同様に、好ましい実施
例は、（１）コントロール情報（ブロック５１１）を入
力し、それに従ってＣＰＳＩのアクティブ・フラグ４４
３を更新する（ブロック５１２）ことによって、コント
ロールを活動化及び非活動化する（ブロック５１０）。
より特定的には、好ましい実施例は、（１）個別コント
ロール識別子及びアクティブ／インアクティブ状態情報
を入力することによって個別コントロールを活動化／非
活動化しうる（ブロック５１３）かまたは（２）マスク
を入力しかつマスクをコントロール・ワード４０５に重
ね合わせることによって全コントロール・グルーピング
を活動化／非活動化しうる（ブロック５１４）。図１１
を参照して以下に説明するように、このマスクは、コン
トロール・グルーピング・インジケータ４０６を選択的
にセットまたはリセットするために用いられる２進数の
グルーピングである。
【００３０】本発明の好ましい実施例は、（１）後に表
示されたデータのアイテムによって不明瞭にされた（ブ
ロック５１７）か、または（２）カーソルの位置及びパ
スに関して、それぞれのアプリケーション・プログラム
−規定された最大値よりも大きい、ディスタンスまたは
アングルで位置決めされた（ブロック５１８及び５１
９）、あらゆるコントロールを考慮から取り除くことに
よってカーソルを理想的コントロール上に位置決めする
（ブロック５１５）。好ましい実施例は、考慮から取り
除かれない各コントロールに対する重み付きディスタン
スを計算する。好ましい実施例は、カーソル・ムーブメ
ント・パスのラスト・ディレクション及びラスト・カー
ソル位置をまず識別することによって重み付きディスタ
ンスを計算する。カーソル・ムーブメント・パスのラス
ト・ディレクションは、使用者が方向制御装置３２２を
開放した直前の使用者がカーソル３７２を移動していた
方向を規定する。同様に、ラスト・カーソル位置は、使
用者が方向制御装置３２２を開放したときのカーソル・
ポインタのデカルト座標を規定する。カーソル・ムーブ
メント・パスのラスト・ディレクション及びラスト・カ
ーソル位置を識別してから、好ましい実施例は、そのコ
ントロールのコントロール・ディスタンス及びコントロ
ール・アングルの関数としてコントロールに対する重み
付きディスタンスを計算する。上記したように、コント
ロールのコントロール・ディスタンスは、ラスト・カー
ソル位置をカーソル位置に接続するディスタンスであ
る。コントロール・ディスタンスを規定するラインは、
コントロール・パスと称される。ラスト・カーソル位置
及びコントロール位置の両方は、デカルト座標によって
一般に関係づけられるので、コントロール・ディスタン
スは、直接的方法（例えば、ユークリッドまたはマンハ
ッタン(manhattan) ・ディスタンス計算）で計算されう
る。コントロールのコントロール・アングルは、カーソ
ル・ムーブメント・パスのラスト・ディレクションとコ
ントロール・パスの間で形成されたアングルである。一
般に、コントロールの重み付きディスタンスは、コント
ロール・アングルとコントロール・ディスタンスの両方
に直接的に比例する。加えて、好ましい実施例は、使用
者に、上述したアングル・インポータンス・ウェイト４
３０を変化することによってコントロール・アングルま
たはコントロール・ディスタンスのいずれかに与えられ
た効果を選択的に最小化または最大化させる。当業者に
よって注目されるように、コントロールの重み付きディ
スタンスを計算する種々の数式は、本発明の精神または
範囲から逸脱することなく実行されうる。一例は、本発
明の好ましい実施例で用いられる次式である：
示されたデータのアイテムによって不明瞭にされた（ブ
ロック５１７）か、または（２）カーソルの位置及びパ
スに関して、それぞれのアプリケーション・プログラム
−規定された最大値よりも大きい、ディスタンスまたは
アングルで位置決めされた（ブロック５１８及び５１
９）、あらゆるコントロールを考慮から取り除くことに
よってカーソルを理想的コントロール上に位置決めする
（ブロック５１５）。好ましい実施例は、考慮から取り
除かれない各コントロールに対する重み付きディスタン
スを計算する。好ましい実施例は、カーソル・ムーブメ
ント・パスのラスト・ディレクション及びラスト・カー
ソル位置をまず識別することによって重み付きディスタ
ンスを計算する。カーソル・ムーブメント・パスのラス
ト・ディレクションは、使用者が方向制御装置３２２を
開放した直前の使用者がカーソル３７２を移動していた
方向を規定する。同様に、ラスト・カーソル位置は、使
用者が方向制御装置３２２を開放したときのカーソル・
ポインタのデカルト座標を規定する。カーソル・ムーブ
メント・パスのラスト・ディレクション及びラスト・カ
ーソル位置を識別してから、好ましい実施例は、そのコ
ントロールのコントロール・ディスタンス及びコントロ
ール・アングルの関数としてコントロールに対する重み
付きディスタンスを計算する。上記したように、コント
ロールのコントロール・ディスタンスは、ラスト・カー
ソル位置をカーソル位置に接続するディスタンスであ
る。コントロール・ディスタンスを規定するラインは、
コントロール・パスと称される。ラスト・カーソル位置
及びコントロール位置の両方は、デカルト座標によって
一般に関係づけられるので、コントロール・ディスタン
スは、直接的方法（例えば、ユークリッドまたはマンハ
ッタン(manhattan) ・ディスタンス計算）で計算されう
る。コントロールのコントロール・アングルは、カーソ
ル・ムーブメント・パスのラスト・ディレクションとコ
ントロール・パスの間で形成されたアングルである。一
般に、コントロールの重み付きディスタンスは、コント
ロール・アングルとコントロール・ディスタンスの両方
に直接的に比例する。加えて、好ましい実施例は、使用
者に、上述したアングル・インポータンス・ウェイト４
３０を変化することによってコントロール・アングルま
たはコントロール・ディスタンスのいずれかに与えられ
た効果を選択的に最小化または最大化させる。当業者に
よって注目されるように、コントロールの重み付きディ
スタンスを計算する種々の数式は、本発明の精神または
範囲から逸脱することなく実行されうる。一例は、本発
明の好ましい実施例で用いられる次式である：
【００３１】
【数１】 各コントロールに対する重み付きディスタンスを計算し
た後、本発明の好ましい実施例は、カーソルを最小関連
重み付きディスタンス(smallest associated Weighted
Distance) を有するコントロール上に位置決めする（ブ
ロック５２１）。本発明の好ましい実施例の概観を説明
したので、好ましい実施例のそれぞれの構成要素を以下
に詳述する。後述の詳細な説明は、会話形テレビジョン
・システムに組み込まれた好ましい実施例を示す。この
例では、図４の入力装置３２０は、リモート・コントロ
ールであり、方向制御装置３２２は、四方向矢印キーパ
ッドであると仮定する。加えて、この例では、コンピュ
ータ３１０は、ＶＣＲであり、ビデオディスプレイ装置
３７０は、テレビジョンである。しかしながら、本発明
は、特定な方向制御装置３２２、コンピュータ・システ
ム３１０、またはビデオディスプレイ装置３７０に限定
されない。
た後、本発明の好ましい実施例は、カーソルを最小関連
重み付きディスタンス(smallest associated Weighted
Distance) を有するコントロール上に位置決めする（ブ
ロック５２１）。本発明の好ましい実施例の概観を説明
したので、好ましい実施例のそれぞれの構成要素を以下
に詳述する。後述の詳細な説明は、会話形テレビジョン
・システムに組み込まれた好ましい実施例を示す。この
例では、図４の入力装置３２０は、リモート・コントロ
ールであり、方向制御装置３２２は、四方向矢印キーパ
ッドであると仮定する。加えて、この例では、コンピュ
ータ３１０は、ＶＣＲであり、ビデオディスプレイ装置
３７０は、テレビジョンである。しかしながら、本発明
は、特定な方向制御装置３２２、コンピュータ・システ
ム３１０、またはビデオディスプレイ装置３７０に限定
されない。
【００３２】図７は、コントロール・マネージャによっ
て実行されるステップの概観を示す。好ましい実施例
が、判断ステップ（例えば、ステップ６１０、６３０、
６６０、または６８０）の“ＹＥＳ”パスに沿ってコン
トロールを処理することを導くために、好ましい実施例
は、アプリケーション・プログラムが対応するアクショ
ンを要求したことを決定しなければならない。一般に、
アプリケーション・プログラム３４６は、所与のアクシ
ョンが望ましいことをコントロール・マネージャ・プロ
グラムに通知する。当業者によって注目されるように、
そのような通知は、多数の方法のあるもの（例えば、要
求フラグを設定すること、直接的に図７の構成要素、ま
たはハードウェア割込みを呼出すこと）で達成されう
る。通知の実際の手段は、本発明に制限をもうけない。
好ましい実施例は、アプリケーション・プログラムがコ
ントロールをレジスタ（登録）することを要求するかど
うかを決定することによって処理を開始する（ステップ
６１０）。この例は、ＶＣＲ使用者がＶＣＲリモート・
コントロール装置のＶＣＲプログラミング・オプション
・スイッチを押し下げることによってＶＣＲオプション
・プログラム３４６をちょうど活動化（起動）したと仮
定する。そのように、ＶＣＲオプションズ・プログラム
３４６は、ビデオディスプレイ装置３７０上に図８のＶ
ＣＲプログラミング・オプションズ・ウィンドウ７０５
を生成する。図８は、通常のシステム（図２及び図３）
に関して先に説明したのと同一方式(identical manner)
のコントロールを示す。しかしながら、以下に説明する
ように、本発明の好ましい実施例は、図８のコントロー
ルを活動化及び非活動化する新規な技術を開示する。ウ
ィンドウを生成した後、ＶＣＲオプションズ・プログラ
ム３４６は、コントロール・マネージャ３４５にＶＣＲ
プログラミング・ウィンドウ７０５の各コントロール
（７２０、７２２、７２４、７３０、７３２及び７３
４）を登録（レジスタ）する。
て実行されるステップの概観を示す。好ましい実施例
が、判断ステップ（例えば、ステップ６１０、６３０、
６６０、または６８０）の“ＹＥＳ”パスに沿ってコン
トロールを処理することを導くために、好ましい実施例
は、アプリケーション・プログラムが対応するアクショ
ンを要求したことを決定しなければならない。一般に、
アプリケーション・プログラム３４６は、所与のアクシ
ョンが望ましいことをコントロール・マネージャ・プロ
グラムに通知する。当業者によって注目されるように、
そのような通知は、多数の方法のあるもの（例えば、要
求フラグを設定すること、直接的に図７の構成要素、ま
たはハードウェア割込みを呼出すこと）で達成されう
る。通知の実際の手段は、本発明に制限をもうけない。
好ましい実施例は、アプリケーション・プログラムがコ
ントロールをレジスタ（登録）することを要求するかど
うかを決定することによって処理を開始する（ステップ
６１０）。この例は、ＶＣＲ使用者がＶＣＲリモート・
コントロール装置のＶＣＲプログラミング・オプション
・スイッチを押し下げることによってＶＣＲオプション
・プログラム３４６をちょうど活動化（起動）したと仮
定する。そのように、ＶＣＲオプションズ・プログラム
３４６は、ビデオディスプレイ装置３７０上に図８のＶ
ＣＲプログラミング・オプションズ・ウィンドウ７０５
を生成する。図８は、通常のシステム（図２及び図３）
に関して先に説明したのと同一方式(identical manner)
のコントロールを示す。しかしながら、以下に説明する
ように、本発明の好ましい実施例は、図８のコントロー
ルを活動化及び非活動化する新規な技術を開示する。ウ
ィンドウを生成した後、ＶＣＲオプションズ・プログラ
ム３４６は、コントロール・マネージャ３４５にＶＣＲ
プログラミング・ウィンドウ７０５の各コントロール
（７２０、７２２、７２４、７３０、７３２及び７３
４）を登録（レジスタ）する。
【００３３】図１０のレジスタ・コントロール・プログ
ラム(Register Control Program)は、アプリケーション
・プログラム３４６からコントロールを受け入れてそれ
らをデータ構造４００に登録する。レジスタ・コントロ
ール・プログラムは、アプリケーション・プログラムが
登録すべき追加のコントロールを有するかどうかを決定
することによって開始する（ステップ８１０）。アプリ
ケーション・プログラムが登録すべき追加のコントロー
ルを有するならば、好ましい実施例は、それぞれのコン
トロール・データを入力する（ステップ８２０）。例で
は、本発明の好ましい実施例は、ＶＣＲオプションズ・
プログラム３４６のコントロール（７２０、７２２、７
２４、７３０、７３２及び７３４）に対するコントロー
ル・データを入力する（ステップ８２０）。好ましい実
施例は、入力されたコントロール・データを上述したＣ
ＰＳＩｓ４４０に記憶することによってコントロールを
登録する（ステップ８３０）。より特定的には、各コン
トロールに対して、好ましい実施例は、対応する位置識
別子４４１のコントロールのセンター（中心）を識別す
る一組のデカルト座標を記憶する。加えて、好ましい実
施例は、それぞれの登録者識別子４４２に各コントロー
ルに対するウィンドウ・ハンドルを記憶する。ウィンド
ウ・ハンドルは、登録ウィンドウ（即ち、ＶＣＲプログ
ラミング・オプションズ・ウィンドウ７０５）を識別す
る数値識別子(numerical identifier)である。デフォル
トにより、好ましい実施例は、各新たに登録されたコン
トロールに対するアクティブ・フラグ４４３も設定す
る。しかしながら、アプリケーション・プログラム３４
６は、このフラグが初期的にリセットされることを要求
できる。更に、好ましい実施例は、それぞれのコントロ
ール・グループ識別子４４４の各コントロールに対する
コントロール・グループ・ナンバー(control groupnumb
ers) を記憶する。これらグループ・ナンバーは、コン
トロールが属するコントロール・グルーピングを示す。
以下に説明するように、アプリケーションは、いつでも
コントロール・グルーピングの素子(element) として考
慮されるべきコントロールを指定しうる。この例の目的
に対して、ＶＣＲオプションズ・プログラム３４６は、
タイマー・オン／オフ・コントロール７２０、タイマー
・セット・コントロール７２２、及びクロック・セット
・コントロール７２４が全てコントロールの第１グルー
ピングに属し、かつプレイ・コントロール７３０、ファ
ースト・フォワード・コントロール７３２、及びリワイ
ンド・コントロール７３４が全てコントロールの第２グ
ルーピングに属することを特定すると仮定する。結果と
して、レジスタ・コントロール・プログラムは、それら
のおのおののグループにおけるコントロールのメンバー
シップを反映すべくＣＰＳＩｓ４４０を更新する。この
例では、本発明の好ましい実施例は、関連コントロール
が対応する第１または第２のグルーピングに属するかど
うかによって、各コントロールのコントロール・グルー
プ識別子４４４の一つまたは二つのいずれかを記憶す
る。各コントロールに対するこのデータを入力しかつ記
憶した後、図１０のレジスタ・コントロール・プログラ
ムは、図７のコントロール・マネージャ・プログラムに
戻る。
ラム(Register Control Program)は、アプリケーション
・プログラム３４６からコントロールを受け入れてそれ
らをデータ構造４００に登録する。レジスタ・コントロ
ール・プログラムは、アプリケーション・プログラムが
登録すべき追加のコントロールを有するかどうかを決定
することによって開始する（ステップ８１０）。アプリ
ケーション・プログラムが登録すべき追加のコントロー
ルを有するならば、好ましい実施例は、それぞれのコン
トロール・データを入力する（ステップ８２０）。例で
は、本発明の好ましい実施例は、ＶＣＲオプションズ・
プログラム３４６のコントロール（７２０、７２２、７
２４、７３０、７３２及び７３４）に対するコントロー
ル・データを入力する（ステップ８２０）。好ましい実
施例は、入力されたコントロール・データを上述したＣ
ＰＳＩｓ４４０に記憶することによってコントロールを
登録する（ステップ８３０）。より特定的には、各コン
トロールに対して、好ましい実施例は、対応する位置識
別子４４１のコントロールのセンター（中心）を識別す
る一組のデカルト座標を記憶する。加えて、好ましい実
施例は、それぞれの登録者識別子４４２に各コントロー
ルに対するウィンドウ・ハンドルを記憶する。ウィンド
ウ・ハンドルは、登録ウィンドウ（即ち、ＶＣＲプログ
ラミング・オプションズ・ウィンドウ７０５）を識別す
る数値識別子(numerical identifier)である。デフォル
トにより、好ましい実施例は、各新たに登録されたコン
トロールに対するアクティブ・フラグ４４３も設定す
る。しかしながら、アプリケーション・プログラム３４
６は、このフラグが初期的にリセットされることを要求
できる。更に、好ましい実施例は、それぞれのコントロ
ール・グループ識別子４４４の各コントロールに対する
コントロール・グループ・ナンバー(control groupnumb
ers) を記憶する。これらグループ・ナンバーは、コン
トロールが属するコントロール・グルーピングを示す。
以下に説明するように、アプリケーションは、いつでも
コントロール・グルーピングの素子(element) として考
慮されるべきコントロールを指定しうる。この例の目的
に対して、ＶＣＲオプションズ・プログラム３４６は、
タイマー・オン／オフ・コントロール７２０、タイマー
・セット・コントロール７２２、及びクロック・セット
・コントロール７２４が全てコントロールの第１グルー
ピングに属し、かつプレイ・コントロール７３０、ファ
ースト・フォワード・コントロール７３２、及びリワイ
ンド・コントロール７３４が全てコントロールの第２グ
ルーピングに属することを特定すると仮定する。結果と
して、レジスタ・コントロール・プログラムは、それら
のおのおののグループにおけるコントロールのメンバー
シップを反映すべくＣＰＳＩｓ４４０を更新する。この
例では、本発明の好ましい実施例は、関連コントロール
が対応する第１または第２のグルーピングに属するかど
うかによって、各コントロールのコントロール・グルー
プ識別子４４４の一つまたは二つのいずれかを記憶す
る。各コントロールに対するこのデータを入力しかつ記
憶した後、図１０のレジスタ・コントロール・プログラ
ムは、図７のコントロール・マネージャ・プログラムに
戻る。
【００３４】図７のコントロール・マネージャ・プログ
ラムは、ＶＣＲオプションズ・プログラム３４６が重み
付きディスタンス計算で用いたパラメータ（即ち、スキ
ップ・アングル値４１０、スキップ・ディスタンス値４
２０、及びアングル・インポータンス・ウェイト４３
０）を設定または変更することを要求したかどうかを決
定することによって処理を継続する（ステップ６３
０）。これらパラメータに対する値を変化することによ
って、アプリケーション・プログラマは、カーソル３７
２に対する理想的静止位置を決定する方法（どのように
決定するのか）をコントロール・マネージャ３４５に報
告する。例えば、好ましい実施例は、重み付きディスタ
ンスを計算するために次式を用いるので、
ラムは、ＶＣＲオプションズ・プログラム３４６が重み
付きディスタンス計算で用いたパラメータ（即ち、スキ
ップ・アングル値４１０、スキップ・ディスタンス値４
２０、及びアングル・インポータンス・ウェイト４３
０）を設定または変更することを要求したかどうかを決
定することによって処理を継続する（ステップ６３
０）。これらパラメータに対する値を変化することによ
って、アプリケーション・プログラマは、カーソル３７
２に対する理想的静止位置を決定する方法（どのように
決定するのか）をコントロール・マネージャ３４５に報
告する。例えば、好ましい実施例は、重み付きディスタ
ンスを計算するために次式を用いるので、
【００３５】
【数２】 アプリケーション・プログラムは、大きなスキップ・デ
ィスタンス値４２０、小さなスキップ・アングル値４１
０、及び大きなアングル・インポータンス・ウェイト値
４３０を選択することによって（カーソル・ムーブメン
ト・パスのラスト・ディレクションの方向から離れてあ
るアングルに向けられたコントロールに対抗して）カー
ソル・ムーブメント・パスのラスト・ディレクションの
近接にあるコントロールに優位な重み(predominate wei
ght)を与えるべくコントロール・マネージャ３４５を導
くことができる。一般に、アプリケーション・プログラ
マは、ウィンドウの大きさ、ウィンドウにおけるコント
ロールの数及びそれぞれに対するコントロールの相関位
置に基づいて上記パラメータに対する値を帰納的に決定
する。この場合、アプリケーション・プログラムは、１
７５°のスキップ・アングル値、４５０ユニットのスキ
ップ・ディスタンス値、及び１００のアングル・インポ
ータンス・ウェイト値がＶＣＲプログラミング・オプシ
ョンズ・ウィンドウ７０に対する理想的値を表わすこと
を決定したと仮定する。これらの値の選択の効果は、図
１２及び図１３に関して、以下に詳述する。これらの条
件下で、好ましい実施例は、ＶＣＲオプションズ・プロ
グラム３４６から値を受け取り（ステップ６３０及び６
４０）かつデータ構造４００のそれぞれのロケーション
に入力された値を記憶する（ステップ６５０）。
ィスタンス値４２０、小さなスキップ・アングル値４１
０、及び大きなアングル・インポータンス・ウェイト値
４３０を選択することによって（カーソル・ムーブメン
ト・パスのラスト・ディレクションの方向から離れてあ
るアングルに向けられたコントロールに対抗して）カー
ソル・ムーブメント・パスのラスト・ディレクションの
近接にあるコントロールに優位な重み(predominate wei
ght)を与えるべくコントロール・マネージャ３４５を導
くことができる。一般に、アプリケーション・プログラ
マは、ウィンドウの大きさ、ウィンドウにおけるコント
ロールの数及びそれぞれに対するコントロールの相関位
置に基づいて上記パラメータに対する値を帰納的に決定
する。この場合、アプリケーション・プログラムは、１
７５°のスキップ・アングル値、４５０ユニットのスキ
ップ・ディスタンス値、及び１００のアングル・インポ
ータンス・ウェイト値がＶＣＲプログラミング・オプシ
ョンズ・ウィンドウ７０に対する理想的値を表わすこと
を決定したと仮定する。これらの値の選択の効果は、図
１２及び図１３に関して、以下に詳述する。これらの条
件下で、好ましい実施例は、ＶＣＲオプションズ・プロ
グラム３４６から値を受け取り（ステップ６３０及び６
４０）かつデータ構造４００のそれぞれのロケーション
に入力された値を記憶する（ステップ６５０）。
【００３６】この点で、図７のコントロール・マネージ
ャ・プログラムは、いずれかのコントロールを活動化ま
たは非活動化すべきかどうかを決定する（ステップ６６
０）。この例の目的に対して、ＶＣＲオプションズ・プ
ログラム３４６は、ＶＣＲプログラミング・オプション
ズ・ウィンドウ２０５の全てのコントロールを原始的に
活動化したと仮定する。更に、使用者は、通常のプレイ
・オプション（即ち、プレイ、ファースト・フォワード
及びリワインド）を利用できないようにさせるＶＣＲの
タイマーをその後設定すると仮定する。この場合、利用
できないオプションは、第２コントロール・グルーピン
グのコントロール（７３０、７３２、及び７３４）によ
って表される。これらの条件下で、ＶＣＲオプションズ
・プログラムは、第２コントロール・グルーピングの非
活動化を要求する。結果として、コントロール・マネー
ジャ・プログラムは、コントロールを図１１の活動化／
非活動化コントロール・プログラムに転送する（ステッ
プ６７０）。図１１の活動化／非活動化コントロール・
プログラムは、アプリケーション・プログラムによって
要求されたようにコントロールを活動化または非活動化
する。活動化／非活動化コントロール・プログラムは、
アプリケーション・プログラム３４６がコントロールの
グルーピングを活動化または非活動化することを要求し
ているならば、入力としてマスクを求める（期待す
る）。マスクは、コントロール・ワード４０５のある一
定のビットを選択的に遮蔽するかまたは通させるために
用いられる２進数のグルーピングである。以下に説明す
るように、好ましい実施例は、コントロール・ワード４
０５のコントロール・グルーピング・インジケータ４０
６を選択的にセットまたはリセットすべく入力されたマ
スク及びコントロール・ワード４０５の現行値を用いて
論理ＡＮＤオペレーションを実行する。代替的に、アプ
リケーション・プログラムが個別コントロールを活動化
または非活動化することを要求しているならば、活動化
／非活動化コントロール・プログラムは、入力として、
（１）コントロール識別子（例えば、ＣＰＳＩアレイ・
エレメント・ナンバー）及び（２）活動化／非活動化フ
ラグを求める（期待する）。
ャ・プログラムは、いずれかのコントロールを活動化ま
たは非活動化すべきかどうかを決定する（ステップ６６
０）。この例の目的に対して、ＶＣＲオプションズ・プ
ログラム３４６は、ＶＣＲプログラミング・オプション
ズ・ウィンドウ２０５の全てのコントロールを原始的に
活動化したと仮定する。更に、使用者は、通常のプレイ
・オプション（即ち、プレイ、ファースト・フォワード
及びリワインド）を利用できないようにさせるＶＣＲの
タイマーをその後設定すると仮定する。この場合、利用
できないオプションは、第２コントロール・グルーピン
グのコントロール（７３０、７３２、及び７３４）によ
って表される。これらの条件下で、ＶＣＲオプションズ
・プログラムは、第２コントロール・グルーピングの非
活動化を要求する。結果として、コントロール・マネー
ジャ・プログラムは、コントロールを図１１の活動化／
非活動化コントロール・プログラムに転送する（ステッ
プ６７０）。図１１の活動化／非活動化コントロール・
プログラムは、アプリケーション・プログラムによって
要求されたようにコントロールを活動化または非活動化
する。活動化／非活動化コントロール・プログラムは、
アプリケーション・プログラム３４６がコントロールの
グルーピングを活動化または非活動化することを要求し
ているならば、入力としてマスクを求める（期待す
る）。マスクは、コントロール・ワード４０５のある一
定のビットを選択的に遮蔽するかまたは通させるために
用いられる２進数のグルーピングである。以下に説明す
るように、好ましい実施例は、コントロール・ワード４
０５のコントロール・グルーピング・インジケータ４０
６を選択的にセットまたはリセットすべく入力されたマ
スク及びコントロール・ワード４０５の現行値を用いて
論理ＡＮＤオペレーションを実行する。代替的に、アプ
リケーション・プログラムが個別コントロールを活動化
または非活動化することを要求しているならば、活動化
／非活動化コントロール・プログラムは、入力として、
（１）コントロール識別子（例えば、ＣＰＳＩアレイ・
エレメント・ナンバー）及び（２）活動化／非活動化フ
ラグを求める（期待する）。
【００３７】この例では、本発明の好ましい実施例は、
ＶＣＲオプションズ・プログラム３４６が第２コントロ
ール・グルーピングを活動化または非活動化することを
要求していることを決定する（ステップ９１０）。代替
的に、アプリケーションが個別コントロールを活動化ま
たは非活動化することを要求して、本発明の好ましい実
施例は、（１）個別コントロール識別子及び活動化／非
活動化フラグを受け取り（ステップ９２０）そして
（２）識別したコントロールを適当に活動化または非活
動化する（ステップ９３０）。この例に戻ると、好まし
い実施例は、第２のコントロール・グルーピングを非活
動化すべくマスクを入力する（ステップ９４０）。説明
の目的のために、第２コントロール・グルーピングは、
コントロール・ワード４０５の第２ビット４０６によっ
て表され、かつビットに対するヌル値は、グルーピング
を非活動化すると仮定する：それゆえに、入力されたマ
スクは、図１１の９４５によって表されたように現われ
る（即ち、入力されたマスクの最後の４ビットは、１１
０１または１６進数記述で０ｘＤである）。続いて、本
発明の好ましい実施例は、図１１の論理ＡＮＤオペレー
ション（ステップ９５０）を用いて入力されたマスク９
４５をコントロール・ワード４０５に重ね合わせる。図
５のコントロール・ワード４０５をマスクしたら、好ま
しい実施例は、コントロール・ワード４０５の新しくマ
スクされたビット値に従って各ＣＰＳＩ４４０のアクテ
ィブ・フラグ４４３を更新する。この場合、好ましい実
施例は、コントロール・グループ識別子として記憶され
た二つのコントロール・グループ・ナンバーを有してい
る各ＣＰＳＩに対する各アクティブ・フラグ４４３をリ
セットする。各関連アクティブ・フラグ４４３を更新し
て、図１１の活動化／非活動化コントロール・プログラ
ムは、コントロールをコントロール・マネージャ・プロ
グラム６に戻す。コントロール・ワード４０５の単一ビ
ットとしてコントロールのグルーピングを表わすことに
よって、本発明の好ましい実施例は、その登録されたコ
ントロールの一部を活動化または非活動化するためのア
プリケーション・プログラムに対する便利な方法を提供
する。マスク及びコントロール・ワードを用いることに
よって、好ましい実施例は、アプリケーション・プログ
ラマに、符号化された命令の最小量を有する所望のフラ
クション・コントロール(desiredfraction controls)
を活動化／非活動化させる（即ち、アプリケーション・
プログラマが活動化または非活動化させたい各コントロ
ールを個別に特定することに対抗して、マスク値をパラ
メータに単にローディングするだけで）。この点で、こ
の例は、どのように本発明の好ましい実施例がコントロ
ールを登録しかつ以前活動化されたコントロールの一部
を素早く非活動化するのかを説明した。この例は、本発
明の好ましい実施例の革新的自動位置決め技術を説明す
る。
ＶＣＲオプションズ・プログラム３４６が第２コントロ
ール・グルーピングを活動化または非活動化することを
要求していることを決定する（ステップ９１０）。代替
的に、アプリケーションが個別コントロールを活動化ま
たは非活動化することを要求して、本発明の好ましい実
施例は、（１）個別コントロール識別子及び活動化／非
活動化フラグを受け取り（ステップ９２０）そして
（２）識別したコントロールを適当に活動化または非活
動化する（ステップ９３０）。この例に戻ると、好まし
い実施例は、第２のコントロール・グルーピングを非活
動化すべくマスクを入力する（ステップ９４０）。説明
の目的のために、第２コントロール・グルーピングは、
コントロール・ワード４０５の第２ビット４０６によっ
て表され、かつビットに対するヌル値は、グルーピング
を非活動化すると仮定する：それゆえに、入力されたマ
スクは、図１１の９４５によって表されたように現われ
る（即ち、入力されたマスクの最後の４ビットは、１１
０１または１６進数記述で０ｘＤである）。続いて、本
発明の好ましい実施例は、図１１の論理ＡＮＤオペレー
ション（ステップ９５０）を用いて入力されたマスク９
４５をコントロール・ワード４０５に重ね合わせる。図
５のコントロール・ワード４０５をマスクしたら、好ま
しい実施例は、コントロール・ワード４０５の新しくマ
スクされたビット値に従って各ＣＰＳＩ４４０のアクテ
ィブ・フラグ４４３を更新する。この場合、好ましい実
施例は、コントロール・グループ識別子として記憶され
た二つのコントロール・グループ・ナンバーを有してい
る各ＣＰＳＩに対する各アクティブ・フラグ４４３をリ
セットする。各関連アクティブ・フラグ４４３を更新し
て、図１１の活動化／非活動化コントロール・プログラ
ムは、コントロールをコントロール・マネージャ・プロ
グラム６に戻す。コントロール・ワード４０５の単一ビ
ットとしてコントロールのグルーピングを表わすことに
よって、本発明の好ましい実施例は、その登録されたコ
ントロールの一部を活動化または非活動化するためのア
プリケーション・プログラムに対する便利な方法を提供
する。マスク及びコントロール・ワードを用いることに
よって、好ましい実施例は、アプリケーション・プログ
ラマに、符号化された命令の最小量を有する所望のフラ
クション・コントロール(desiredfraction controls)
を活動化／非活動化させる（即ち、アプリケーション・
プログラマが活動化または非活動化させたい各コントロ
ールを個別に特定することに対抗して、マスク値をパラ
メータに単にローディングするだけで）。この点で、こ
の例は、どのように本発明の好ましい実施例がコントロ
ールを登録しかつ以前活動化されたコントロールの一部
を素早く非活動化するのかを説明した。この例は、本発
明の好ましい実施例の革新的自動位置決め技術を説明す
る。
【００３８】図９は、図４のビデオディスプレイ装置３
７０のディスプレイを表わす。より特定的には、図９
は、それが図９の後で表示されたウィンドウ７５０によ
って不明瞭にされた後の図８のＶＣＲプログラミング・
ウィンドウ７０５を示す。図８のアクティブ・コントロ
ールは、図９のファントム形式７６０で表示されたコン
トロールによって表される。加えて、後で表示されたウ
ィンドウ７５０が四つのアクティブ登録コントロール７
５１、７５２、７５３、及び７５４（前述した方法で登
録されかつ活動化された、図１０及び図１２）を包含す
ると仮定する。この例の目的のために、使用者は、ムー
ブメント・パスのラスト・ディレクションによって表さ
れた移動の最後の方向にカーソルを移動していたと仮定
する。加えて、使用者がカーソルの移動を終了したビデ
オディスプレイ装置３７０の画面上の位置は、図９の７
８０によって表される。図７のコントロール・マネージ
ャ・プログラムは、使用者が方向制御装置３２２を開放
することによってカーソルの移動を終了したことを決定
し（ステップ６８０）そしてコントロールを図１３の位
置決めカーソルプログラムに転送する（ステップ６９
０）。図１２の位置決めカーソルプログラムは、使用者
が方向制御装置３２２のスイッチを開放した後に、その
上にカーソルを位置決めする理想的コントロールを決定
する（例えば、使用者が予め押し下げられた方向矢印ボ
タンを開放したならば）。この例では、位置決めカーソ
ルプログラムは、ラスト・カーソル・ポジション(Last
Cursor Position)を決定することによって開始する（例
えば、使用者が方向制御装置３２２を開放したときにカ
ーソルによってポイントされた画面上の位置に対するデ
カルト座標）（ステップ１０１０）。加えて、ポジショ
ン・カーソル・プログラムは、カーソルに対するムーブ
メント・パスのラスト・ディレクションを決定する（ス
テップ１０２０）。一般に、ラスト・カーソル・ポジシ
ョン及びムーブメント・パスのラスト・ディレクション
の両方は、ディスプレイ・ドライブ３６０内に包含され
たパラメータとして容易に利用可能である。開放の点及
びムーブメント・パスのラスト・ディレクションを決定
して、ポジション・カーソル・プログラムは、図１３の
デターミン・アイデアル・コントロール・プログラム(D
etermine Ideal Control Program) を呼び出す（ステッ
プ１０３０）。
７０のディスプレイを表わす。より特定的には、図９
は、それが図９の後で表示されたウィンドウ７５０によ
って不明瞭にされた後の図８のＶＣＲプログラミング・
ウィンドウ７０５を示す。図８のアクティブ・コントロ
ールは、図９のファントム形式７６０で表示されたコン
トロールによって表される。加えて、後で表示されたウ
ィンドウ７５０が四つのアクティブ登録コントロール７
５１、７５２、７５３、及び７５４（前述した方法で登
録されかつ活動化された、図１０及び図１２）を包含す
ると仮定する。この例の目的のために、使用者は、ムー
ブメント・パスのラスト・ディレクションによって表さ
れた移動の最後の方向にカーソルを移動していたと仮定
する。加えて、使用者がカーソルの移動を終了したビデ
オディスプレイ装置３７０の画面上の位置は、図９の７
８０によって表される。図７のコントロール・マネージ
ャ・プログラムは、使用者が方向制御装置３２２を開放
することによってカーソルの移動を終了したことを決定
し（ステップ６８０）そしてコントロールを図１３の位
置決めカーソルプログラムに転送する（ステップ６９
０）。図１２の位置決めカーソルプログラムは、使用者
が方向制御装置３２２のスイッチを開放した後に、その
上にカーソルを位置決めする理想的コントロールを決定
する（例えば、使用者が予め押し下げられた方向矢印ボ
タンを開放したならば）。この例では、位置決めカーソ
ルプログラムは、ラスト・カーソル・ポジション(Last
Cursor Position)を決定することによって開始する（例
えば、使用者が方向制御装置３２２を開放したときにカ
ーソルによってポイントされた画面上の位置に対するデ
カルト座標）（ステップ１０１０）。加えて、ポジショ
ン・カーソル・プログラムは、カーソルに対するムーブ
メント・パスのラスト・ディレクションを決定する（ス
テップ１０２０）。一般に、ラスト・カーソル・ポジシ
ョン及びムーブメント・パスのラスト・ディレクション
の両方は、ディスプレイ・ドライブ３６０内に包含され
たパラメータとして容易に利用可能である。開放の点及
びムーブメント・パスのラスト・ディレクションを決定
して、ポジション・カーソル・プログラムは、図１３の
デターミン・アイデアル・コントロール・プログラム(D
etermine Ideal Control Program) を呼び出す（ステッ
プ１０３０）。
【００３９】図１３のデターミン・アイデアル・コント
ロール・プログラムは、その上にカーソルを位置決めす
る最適コントロールを決定する。好ましい実施例は、任
意的に大きな値にカレント・ミニマム・ウェイティデ・
ディスタンス・パラメータ(Current Minimum Weighted
Distance Parameter) を設定することによって決定処理
を開始する（ステップ１１０５）。例の目的に対して、
カレント・ミニマム・ウェイティデ・ディスタンス・パ
ラメータは、最初６５，５３５に設定されると仮定す
る。続いて、好ましい実施例は、各コントロールの位置
決め（配置）及び状態を検査する（ステップ１１１０−
１１７０）。この例では、７つのアクティブ・コントロ
ールがある：後続表示ウィンドウ（後で表示されたウィ
ンドウ）７５０の明瞭なコントロール及びＶＣＲプログ
ラミング・オプションズ・ウィンドウ７０５の不明瞭な
コントロール７６０。簡潔化のために、ウィンドウ７０
５の３つの不明瞭コントロール７６０は、図１３のステ
ップ１１１０及び１１２０で形成されたループの単一パ
スで扱われる。本発明の好ましい実施例は、コントロー
ル７６０が、ＣＰＳＩの位置識別子４４１に記憶された
デカルト座標を検索することによって不明瞭になるとい
うことを決定する。デカルト座標を検索して、本発明の
好ましい実施例は、検索した座標をゲット・ウィンドウ
・フロム・ポイント・プログラム(Get Window From Poi
nt Program) に渡す。次に、ゲット・ウィンドウ・フロ
ム・ポイント・プログラムは、渡された中心座標(passe
d centercoordinate)によって表されるポイント（点）
を取り囲むアクティブ・ウィンドウ・ハンドル(active
window handle)をリターンする（戻す）。この例では、
ゲット・ウィンドウ・フロム・ポイント・プログラム
は、後続表示ウィンドウ７５０のウィンドウ・ハンドル
をリターンする。好ましい実施例は、後続表示ウィンド
ウ・ハンドルを関連コントロールに対する登録者識別子
４４２として記憶されたウィンドウ・ハンドルと比較す
る。上述したように、ウィンドウ・ハンドルは、ウィン
ドウの単一数値識別子(unique numerical identifier)
である。そのような場合、ＶＣＲプログラミング・オプ
ションズ・ウィンドウ７０５ののウィンドウ・ハンドル
は、後続表示ウィンドウ７５０のウィンドウ・ハンドル
と整合（一致）しない。その結果、好ましい実施例は、
カーソルに対する有効静止位置として不明瞭コントロー
ル７６０のいずれも考慮しない（ステップ１１１０及び
１２２０）。
ロール・プログラムは、その上にカーソルを位置決めす
る最適コントロールを決定する。好ましい実施例は、任
意的に大きな値にカレント・ミニマム・ウェイティデ・
ディスタンス・パラメータ(Current Minimum Weighted
Distance Parameter) を設定することによって決定処理
を開始する（ステップ１１０５）。例の目的に対して、
カレント・ミニマム・ウェイティデ・ディスタンス・パ
ラメータは、最初６５，５３５に設定されると仮定す
る。続いて、好ましい実施例は、各コントロールの位置
決め（配置）及び状態を検査する（ステップ１１１０−
１１７０）。この例では、７つのアクティブ・コントロ
ールがある：後続表示ウィンドウ（後で表示されたウィ
ンドウ）７５０の明瞭なコントロール及びＶＣＲプログ
ラミング・オプションズ・ウィンドウ７０５の不明瞭な
コントロール７６０。簡潔化のために、ウィンドウ７０
５の３つの不明瞭コントロール７６０は、図１３のステ
ップ１１１０及び１１２０で形成されたループの単一パ
スで扱われる。本発明の好ましい実施例は、コントロー
ル７６０が、ＣＰＳＩの位置識別子４４１に記憶された
デカルト座標を検索することによって不明瞭になるとい
うことを決定する。デカルト座標を検索して、本発明の
好ましい実施例は、検索した座標をゲット・ウィンドウ
・フロム・ポイント・プログラム(Get Window From Poi
nt Program) に渡す。次に、ゲット・ウィンドウ・フロ
ム・ポイント・プログラムは、渡された中心座標(passe
d centercoordinate)によって表されるポイント（点）
を取り囲むアクティブ・ウィンドウ・ハンドル(active
window handle)をリターンする（戻す）。この例では、
ゲット・ウィンドウ・フロム・ポイント・プログラム
は、後続表示ウィンドウ７５０のウィンドウ・ハンドル
をリターンする。好ましい実施例は、後続表示ウィンド
ウ・ハンドルを関連コントロールに対する登録者識別子
４４２として記憶されたウィンドウ・ハンドルと比較す
る。上述したように、ウィンドウ・ハンドルは、ウィン
ドウの単一数値識別子(unique numerical identifier)
である。そのような場合、ＶＣＲプログラミング・オプ
ションズ・ウィンドウ７０５ののウィンドウ・ハンドル
は、後続表示ウィンドウ７５０のウィンドウ・ハンドル
と整合（一致）しない。その結果、好ましい実施例は、
カーソルに対する有効静止位置として不明瞭コントロー
ル７６０のいずれも考慮しない（ステップ１１１０及び
１２２０）。
【００４０】続いて、デターミン・アイデアル・コント
ロール・プログラムは、図９のＡＭ／ＰＭコントロール
７５４を検査する（図１３のステップ１１１０−１１３
０）。この場合には、しかしながら、（１）カーソル・
ムーブメント・パスのラスト・ディレクションと（２）
ＡＭ／ＰＭコントロール・パス７７４との間で形成され
たアングルは、１８０°に等しい。上述したように、ア
プリケーション・プログラマは、スキップ・アングルを
１７５°である特定した。従って、好ましい実施例は、
カーソルに対する有効静止位置としてＡＭ／ＰＭコント
ロール７５４を考慮しない（図１３のステップ１１１０
及び１１３０）。この点で、図１３のデターミン・アイ
デアル・コントロール・プログラムは、図９のタイム・
エントリ・コントロール７５３を検査する。この場合に
は、好ましい実施例は、タイム・エントリ・コントロー
ル７５３に対する関連絶対ディスタンス(associated ab
solute distance)７９３は、５００ユニットに等しいこ
とを決定する（ステップ１１４０）。それゆえに、タイ
ム・エントリ・コントロールへの絶対ディスタンスは、
４５０のスキップ・ディスタンス値よりも大きい。結果
として、デターミン・アイデアル・コントロール・プロ
グラムは、カーソルに対する有効静止位置としてタイム
・エントリ・コントロール７５３を考慮しない。
ロール・プログラムは、図９のＡＭ／ＰＭコントロール
７５４を検査する（図１３のステップ１１１０−１１３
０）。この場合には、しかしながら、（１）カーソル・
ムーブメント・パスのラスト・ディレクションと（２）
ＡＭ／ＰＭコントロール・パス７７４との間で形成され
たアングルは、１８０°に等しい。上述したように、ア
プリケーション・プログラマは、スキップ・アングルを
１７５°である特定した。従って、好ましい実施例は、
カーソルに対する有効静止位置としてＡＭ／ＰＭコント
ロール７５４を考慮しない（図１３のステップ１１１０
及び１１３０）。この点で、図１３のデターミン・アイ
デアル・コントロール・プログラムは、図９のタイム・
エントリ・コントロール７５３を検査する。この場合に
は、好ましい実施例は、タイム・エントリ・コントロー
ル７５３に対する関連絶対ディスタンス(associated ab
solute distance)７９３は、５００ユニットに等しいこ
とを決定する（ステップ１１４０）。それゆえに、タイ
ム・エントリ・コントロールへの絶対ディスタンスは、
４５０のスキップ・ディスタンス値よりも大きい。結果
として、デターミン・アイデアル・コントロール・プロ
グラムは、カーソルに対する有効静止位置としてタイム
・エントリ・コントロール７５３を考慮しない。
【００４１】加えて、図１３のデターミン・アイデアル
・コントロール・プログラムは、図９のＯＫコントロー
ル７５２及びキャンセル・コントロール７５１を検査す
る（ステップ１１１０−１１７０）。先に検査したコン
トロールと対照的に、これら二つのコントロールは、不
明瞭(obscured)またはアウト(out) または対応ディスタ
ンス(respective distance) またはアングル範囲(angle
ranges)のいずれでもない。従って、好ましい実施例の
ポジションは、これら二つの残っているコントロール候
補に対する重み付きディスタンスを計算する（ステップ
１１５０）。より特定的には、キャンセル・コントロー
ル７５１に対するコントロール・アングル７８１が２０
°に等しくかつ開放の点７８０をキャンセル・コントロ
ール７５１の中心に接続している絶対ディスタンスが３
００ユニットであると仮定すると、関連重み付きディス
タンスは、３６０に等しい。［重み付きディスタンス＝
絶対ディスタンス＋（コントロール・アングル×絶対デ
ィスタンス）／ウェイト・アングル＝３００＋（２００
×３００）／１００＝３６０］（ステップ１１５０）。
キャンセル・コントロールがカレント・ミニマム・ウェ
イティデ・ディスタンス・パラメータに保持された値
（６５，５３５）よりも小さい関連重み付きディスタン
スを有するので（ステップ１１６０）、好ましい実施例
は、カレント・ミニマム・ウェイティデ・ディスタンス
・パラメータをキャンセル・コントロール７５１に対応
付けられた重み付きディスタンスに設定する（ステップ
１１７０）。同様に、図９のＯＫコントロール７５２
に対する関連絶対ディスタンスが４００ユニットであり
かつ関連ウェイト・アングルが４５°であると仮定する
と、好ましい実施例は、５８０の関連重み付きディスタ
ンスを計算する（ステップ１１１０−１１５０）。この
場合には、しかしながら、計算した重み付きディスタン
スは、カレント・ミニマム・ウェイティデ・ディスタン
ス・パラメータに保持された値よりも小さくない（ステ
ップ１１６０）。従って、デターミン・アイデアル・コ
ントロール・プログラムは、最小関連重み付きディスタ
ンスを有しているコントロールとして識別された図９の
キャンセル・コントロール７５１を有する図１２のポジ
ション・カーソル・プログラムにリターンする。この点
で、ポジション・コントロール・プログラムは、カーソ
ルをキャンセル・コントロール７５１上に位置決めする
（ステップ１１４０）。この方法で、本発明の好ましい
実施例は、カーソルを理想的コントロール上に自動的に
配置する。このファッションで、理想的コントロールを
決定することによって、好ましい実施例は、粗雑な位置
決め装置だけを用いて使用者にコントロール間を容易に
ナビゲートさせる。例えば、四矢印キーパッド(four-ar
row keypad) またはジョイスティックのいずれかを用い
て、使用者は、所望コントロールの方向に方向制御装置
を瞬間的に活動化するだけで所望のコントロールに効果
的にジャンプすることができる。
・コントロール・プログラムは、図９のＯＫコントロー
ル７５２及びキャンセル・コントロール７５１を検査す
る（ステップ１１１０−１１７０）。先に検査したコン
トロールと対照的に、これら二つのコントロールは、不
明瞭(obscured)またはアウト(out) または対応ディスタ
ンス(respective distance) またはアングル範囲(angle
ranges)のいずれでもない。従って、好ましい実施例の
ポジションは、これら二つの残っているコントロール候
補に対する重み付きディスタンスを計算する（ステップ
１１５０）。より特定的には、キャンセル・コントロー
ル７５１に対するコントロール・アングル７８１が２０
°に等しくかつ開放の点７８０をキャンセル・コントロ
ール７５１の中心に接続している絶対ディスタンスが３
００ユニットであると仮定すると、関連重み付きディス
タンスは、３６０に等しい。［重み付きディスタンス＝
絶対ディスタンス＋（コントロール・アングル×絶対デ
ィスタンス）／ウェイト・アングル＝３００＋（２００
×３００）／１００＝３６０］（ステップ１１５０）。
キャンセル・コントロールがカレント・ミニマム・ウェ
イティデ・ディスタンス・パラメータに保持された値
（６５，５３５）よりも小さい関連重み付きディスタン
スを有するので（ステップ１１６０）、好ましい実施例
は、カレント・ミニマム・ウェイティデ・ディスタンス
・パラメータをキャンセル・コントロール７５１に対応
付けられた重み付きディスタンスに設定する（ステップ
１１７０）。同様に、図９のＯＫコントロール７５２
に対する関連絶対ディスタンスが４００ユニットであり
かつ関連ウェイト・アングルが４５°であると仮定する
と、好ましい実施例は、５８０の関連重み付きディスタ
ンスを計算する（ステップ１１１０−１１５０）。この
場合には、しかしながら、計算した重み付きディスタン
スは、カレント・ミニマム・ウェイティデ・ディスタン
ス・パラメータに保持された値よりも小さくない（ステ
ップ１１６０）。従って、デターミン・アイデアル・コ
ントロール・プログラムは、最小関連重み付きディスタ
ンスを有しているコントロールとして識別された図９の
キャンセル・コントロール７５１を有する図１２のポジ
ション・カーソル・プログラムにリターンする。この点
で、ポジション・コントロール・プログラムは、カーソ
ルをキャンセル・コントロール７５１上に位置決めする
（ステップ１１４０）。この方法で、本発明の好ましい
実施例は、カーソルを理想的コントロール上に自動的に
配置する。このファッションで、理想的コントロールを
決定することによって、好ましい実施例は、粗雑な位置
決め装置だけを用いて使用者にコントロール間を容易に
ナビゲートさせる。例えば、四矢印キーパッド(four-ar
row keypad) またはジョイスティックのいずれかを用い
て、使用者は、所望コントロールの方向に方向制御装置
を瞬間的に活動化するだけで所望のコントロールに効果
的にジャンプすることができる。
【００４２】上述したように、本発明の好ましい実施例
は、使用者が方向制御を開放した後で理想的コントロー
ルを決定する。しかしながら、当業者は、使用者がカー
ソルを移動している間に理想的コントロールを決定する
ために好ましい実施例が容易に変更されうることを注目
するであろう。この代替実施例では、本発明は、コント
ロールの重み付きディスタンスを周期的に計算し、かつ
現行の理想的コントロールとして最小重み付きディスタ
ンスを有しているコントロールを指定する。代替実施例
は、使用者が方向制御装置を開放するときに、カーソル
を現行の理想的コントロール上に位置決めする。本発明
の好ましい実施例の更なる利点、及び本発明の好ましい
実施例に対する変更は、当業者には容易に明らかなこと
であろう。従って、本発明のより広い態様は、上述した
好ましい実施例の特定した詳細に限定されない。よっ
て、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく好まし
い実施例に対して種々の変更がなされうる。そうして、
本発明は、添付した特許請求の範囲及びそれらの同等な
ものによってのみ制限される。
は、使用者が方向制御を開放した後で理想的コントロー
ルを決定する。しかしながら、当業者は、使用者がカー
ソルを移動している間に理想的コントロールを決定する
ために好ましい実施例が容易に変更されうることを注目
するであろう。この代替実施例では、本発明は、コント
ロールの重み付きディスタンスを周期的に計算し、かつ
現行の理想的コントロールとして最小重み付きディスタ
ンスを有しているコントロールを指定する。代替実施例
は、使用者が方向制御装置を開放するときに、カーソル
を現行の理想的コントロール上に位置決めする。本発明
の好ましい実施例の更なる利点、及び本発明の好ましい
実施例に対する変更は、当業者には容易に明らかなこと
であろう。従って、本発明のより広い態様は、上述した
好ましい実施例の特定した詳細に限定されない。よっ
て、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく好まし
い実施例に対して種々の変更がなされうる。そうして、
本発明は、添付した特許請求の範囲及びそれらの同等な
ものによってのみ制限される。
【００４３】
【発明の効果】本発明の方法は、コンピュータ・システ
ムにおいて、カーソルを複数のコントロールの一つの上
に位置決めする方法であり、複数のコントロールがコン
ピュータ・システムの画面上に表示され、コンピュータ
・システムがカーソル移動を制御する粗雑な位置決め装
置をたんに有し、粗雑な位置決め装置は、起動されたと
きにカーソル移動を開始しかつ開放されたときにカーソ
ル移動を終わらせる、方法であって、現行カーソル位置
を決定し；カーソル移動パスの最後の方向を識別し；複
数のコントロールのぞれぞれに対して、（１）コントロ
ール・パス及びコントロール・アングルを決定し、コン
トロール・パスは、現行カーソル位置を対応コントロー
ルに接続するパスであり、コントロール・アングルは、
カーソル移動パスの最後の方向と該コントロール・パス
の間に形成されたアングルであり、かつ（２）重み付き
ディスタンスを決定されたコントロール・パス及び決定
されたコントロール・アングルの関数として計算し；計
算された重み付きディスタンスから最小重み付きディス
タンスを決定し；そしてカーソルを前記決定された最小
重み付きディスタンスを有するコントロール上に自動的
に位置決めする段階を具備する。
ムにおいて、カーソルを複数のコントロールの一つの上
に位置決めする方法であり、複数のコントロールがコン
ピュータ・システムの画面上に表示され、コンピュータ
・システムがカーソル移動を制御する粗雑な位置決め装
置をたんに有し、粗雑な位置決め装置は、起動されたと
きにカーソル移動を開始しかつ開放されたときにカーソ
ル移動を終わらせる、方法であって、現行カーソル位置
を決定し；カーソル移動パスの最後の方向を識別し；複
数のコントロールのぞれぞれに対して、（１）コントロ
ール・パス及びコントロール・アングルを決定し、コン
トロール・パスは、現行カーソル位置を対応コントロー
ルに接続するパスであり、コントロール・アングルは、
カーソル移動パスの最後の方向と該コントロール・パス
の間に形成されたアングルであり、かつ（２）重み付き
ディスタンスを決定されたコントロール・パス及び決定
されたコントロール・アングルの関数として計算し；計
算された重み付きディスタンスから最小重み付きディス
タンスを決定し；そしてカーソルを前記決定された最小
重み付きディスタンスを有するコントロール上に自動的
に位置決めする段階を具備する。
【００４４】また、別の本発明の方法は、カーソルの移
動を制御する方向制御装置を有しているコンピュータ・
システムにおいて、方向制御装置は、起動されたときに
カーソル移動を開始しかつ開放されたときにカーソル移
動をもたらさず、コンピュータ・システムがビデオディ
スプレイ装置を更に有し、ビデオディスプレイ装置が複
数のコントロールを表示している画面を有しており、カ
ーソルをビデオディスプレイ装置の画面上に位置決めす
る方法であって、カーソルがポイントする画面上のロケ
ーションを識別し；カーソル移動パスの最後の方向を決
定し、カーソル移動パスの最後の方向は、カーソルが方
向制御装置の開放の直前に移動していた方向を識別し；
各コントロールに対して、コントロール・パスを決定
し、コントロール・パスは、識別されたロケーションと
コントロールを接続しており、コントロール・パスと移
動パスの最後の方向の間で形成されたアングルを計算
し；複数のコントロールから多数の有効静止位置コント
ロールを決定し；有効静止位置コントロールの計算され
たアングルの中で最小の計算されたアングルを決定し；
そしてカーソルを最小の決定された計算されたアングル
を有している有効静止位置コントロール上に位置決めす
る段階を具備する。
動を制御する方向制御装置を有しているコンピュータ・
システムにおいて、方向制御装置は、起動されたときに
カーソル移動を開始しかつ開放されたときにカーソル移
動をもたらさず、コンピュータ・システムがビデオディ
スプレイ装置を更に有し、ビデオディスプレイ装置が複
数のコントロールを表示している画面を有しており、カ
ーソルをビデオディスプレイ装置の画面上に位置決めす
る方法であって、カーソルがポイントする画面上のロケ
ーションを識別し；カーソル移動パスの最後の方向を決
定し、カーソル移動パスの最後の方向は、カーソルが方
向制御装置の開放の直前に移動していた方向を識別し；
各コントロールに対して、コントロール・パスを決定
し、コントロール・パスは、識別されたロケーションと
コントロールを接続しており、コントロール・パスと移
動パスの最後の方向の間で形成されたアングルを計算
し；複数のコントロールから多数の有効静止位置コント
ロールを決定し；有効静止位置コントロールの計算され
たアングルの中で最小の計算されたアングルを決定し；
そしてカーソルを最小の決定された計算されたアングル
を有している有効静止位置コントロール上に位置決めす
る段階を具備する。
【００４５】更に、本発明の別の方法は、カーソルの移
動を制御する方向制御装置を有しているコンピュータ・
システムにおいて、方向制御装置は、起動されたときに
カーソル移動を開始しかつ開放されたときにカーソル移
動をもたらさず、コンピュータ・システムがビデオディ
スプレイ装置を更に有し、ビデオディスプレイ装置が複
数のコントロールを表示している画面を有しており、カ
ーソルをビデオディスプレイ装置の該画面上に位置決め
する方法であって、カーソルがポイントする画面上のロ
ケーションを識別し；カーソル移動パスの最後の方向を
決定し、カーソル移動パスの最後の方向は、カーソルが
方向制御装置の開放の直前に移動していた方向を識別
し；各コントロールに対して、識別されたロケーション
とコントロールを接続しているパスに対する絶対ディス
タンスを計算し；複数のコントロールから多数の有効静
止位置コントロールを決定し；有効静止位置コントロー
ルの計算された絶対ディスタンスの中で最小絶対ディス
タンスを決定し；そしてカーソルを決定された最小絶対
ディスタンスを有しているコントロール上に位置決めす
る段階を具備する。本発明の更に別の方法は、ビデオデ
ィスプレイ装置を有しているコンピュータ・システムに
おいて、ビデオディスプレイ装置が画面を有しており、
方法は、ビデオディスプレイ装置の画面上に複数のコン
トロールを供給し；コントロール・グループを識別し、
コントロール・グループは、少なくとも二つのコントロ
ールを含み；単一状態インジケータでコントロール・グ
ループを表し；そしてアクティブ値を単一状態インジケ
ータに記憶することによってコントロール・グループの
コントロールの活動化を導く段階を具備する。
動を制御する方向制御装置を有しているコンピュータ・
システムにおいて、方向制御装置は、起動されたときに
カーソル移動を開始しかつ開放されたときにカーソル移
動をもたらさず、コンピュータ・システムがビデオディ
スプレイ装置を更に有し、ビデオディスプレイ装置が複
数のコントロールを表示している画面を有しており、カ
ーソルをビデオディスプレイ装置の該画面上に位置決め
する方法であって、カーソルがポイントする画面上のロ
ケーションを識別し；カーソル移動パスの最後の方向を
決定し、カーソル移動パスの最後の方向は、カーソルが
方向制御装置の開放の直前に移動していた方向を識別
し；各コントロールに対して、識別されたロケーション
とコントロールを接続しているパスに対する絶対ディス
タンスを計算し；複数のコントロールから多数の有効静
止位置コントロールを決定し；有効静止位置コントロー
ルの計算された絶対ディスタンスの中で最小絶対ディス
タンスを決定し；そしてカーソルを決定された最小絶対
ディスタンスを有しているコントロール上に位置決めす
る段階を具備する。本発明の更に別の方法は、ビデオデ
ィスプレイ装置を有しているコンピュータ・システムに
おいて、ビデオディスプレイ装置が画面を有しており、
方法は、ビデオディスプレイ装置の画面上に複数のコン
トロールを供給し；コントロール・グループを識別し、
コントロール・グループは、少なくとも二つのコントロ
ールを含み；単一状態インジケータでコントロール・グ
ループを表し；そしてアクティブ値を単一状態インジケ
ータに記憶することによってコントロール・グループの
コントロールの活動化を導く段階を具備する。
【００４６】また、本発明の他の方法は、ビデオディス
プレイ装置を有しているコンピュータ・システムにおい
て、ビデオディスプレイ装置が画面を有しており、方法
は、アプリケーション・プログラムからコントロールを
登録すべき要求を受け取り；受け取った要求に応じてコ
ントロールを登録し；登録されたコントロールをビデオ
ディスプレイ装置の画面上に表示し；表示されたコント
ロールのポイントを決定し、供給されたコントロールの
ポイントは、ビデオディスプレイ装置の画面上のコント
ロールのロケーションを識別し；後続アイテムをビデオ
ディスプレイ装置の画面上に表示し；表示された後続ア
イテムが供給されたコントロールのポイントを不明瞭に
するかどうかを決定し；そして表示された後続アイテム
のポイントが供給されたコントロールを不明瞭にするな
らば、カーソルに対する無効静止ポイントとしてコント
ロールを指定する段階を具備する。更に、別の本発明の
方法は、カーソルの移動を制御する方向制御装置を有し
ているコンピュータ・システムにおいて、方向制御装置
は、起動されたときにカーソル移動を開始しそして開放
されたときにカーソル移動をもたらさず、コンピュータ
・システムは、ビデオディスプレイ装置を更に有してお
り、ビデオディスプレイ装置は、複数のコントロールを
表示している画面を有しており、ビデオディスプレイ装
置の画面上に該カーソルを位置決めする方法であって、
カーソルがポイントする画面上のロケーションを識別
し；カーソル移動パスの最後の方向を決定し、カーソル
移動パスの最後の方向は、方向制御装置の開放の直前に
カーソルが移動していた方向を識別し；各コントロール
に対して、コントロール・パスに対する絶対ディスタン
スを計算し、コントロール・パスは、識別されたロケー
ションとコントロールを接続し、そしてコントロール・
パスと移動パスの最後の方向の間で形成されたアングル
を計算し；複数のコントロールから多数の有効コントロ
ールを決定し、各有効コントロールは、カーソルに対す
る有効静止位置を構成するコントロールであり；各決定
された有効コントロールに対して、有効コントロールの
計算された絶対ディスタンス及び有効コントロールの計
算されたアングルの関数として重み付きディスタンスを
計算し；最小重み付きディスタンスを決定し；そして最
小重み付きディスタンスに対応付けられたコントロール
上にカーソルを位置決めする段階を具備する。
プレイ装置を有しているコンピュータ・システムにおい
て、ビデオディスプレイ装置が画面を有しており、方法
は、アプリケーション・プログラムからコントロールを
登録すべき要求を受け取り；受け取った要求に応じてコ
ントロールを登録し；登録されたコントロールをビデオ
ディスプレイ装置の画面上に表示し；表示されたコント
ロールのポイントを決定し、供給されたコントロールの
ポイントは、ビデオディスプレイ装置の画面上のコント
ロールのロケーションを識別し；後続アイテムをビデオ
ディスプレイ装置の画面上に表示し；表示された後続ア
イテムが供給されたコントロールのポイントを不明瞭に
するかどうかを決定し；そして表示された後続アイテム
のポイントが供給されたコントロールを不明瞭にするな
らば、カーソルに対する無効静止ポイントとしてコント
ロールを指定する段階を具備する。更に、別の本発明の
方法は、カーソルの移動を制御する方向制御装置を有し
ているコンピュータ・システムにおいて、方向制御装置
は、起動されたときにカーソル移動を開始しそして開放
されたときにカーソル移動をもたらさず、コンピュータ
・システムは、ビデオディスプレイ装置を更に有してお
り、ビデオディスプレイ装置は、複数のコントロールを
表示している画面を有しており、ビデオディスプレイ装
置の画面上に該カーソルを位置決めする方法であって、
カーソルがポイントする画面上のロケーションを識別
し；カーソル移動パスの最後の方向を決定し、カーソル
移動パスの最後の方向は、方向制御装置の開放の直前に
カーソルが移動していた方向を識別し；各コントロール
に対して、コントロール・パスに対する絶対ディスタン
スを計算し、コントロール・パスは、識別されたロケー
ションとコントロールを接続し、そしてコントロール・
パスと移動パスの最後の方向の間で形成されたアングル
を計算し；複数のコントロールから多数の有効コントロ
ールを決定し、各有効コントロールは、カーソルに対す
る有効静止位置を構成するコントロールであり；各決定
された有効コントロールに対して、有効コントロールの
計算された絶対ディスタンス及び有効コントロールの計
算されたアングルの関数として重み付きディスタンスを
計算し；最小重み付きディスタンスを決定し；そして最
小重み付きディスタンスに対応付けられたコントロール
上にカーソルを位置決めする段階を具備する。
【００４７】本発明の装置は、カーソルをビデオディス
プレイ装置上に位置決めする装置であって、それぞれが
ビデオディスプレイ装置の画面上に表示される複数のコ
ントロール；ビデオディスプレイ装置に結合されるコン
ピュータ；コンピュータ内に形成されたメモリ領域；コ
ンピュータに結合され、ビデオディスプレイ装置の画面
上のカーソルを移動する方向制御装置；現行カーソル位
置と対応コントロールの間の対応絶対ディスタンスを規
定し、メモリ領域にコントロール・ディスタンスを記憶
するコントロール・ディスタンス識別子；そしてメモリ
領域に包含され、複数のコントロールから理想的コント
ロールを決定しかつカーソルを決定された理想的コント
ロール上に自動的に位置決めするコントロール・マネー
ジャを備えている。更に、別の本発明の装置は、コント
ロール・グルーピングを活動化及び非活動化する装置で
あり、コントロール・グルーピングは、少なくとも二つ
のコントロールを含んでおりかつコンピュータ・システ
ムのビデオディスプレイ装置の画面上に表示されてい
る、装置であって、コンピュータ・システム内に形成さ
れたメモリ；そしてメモリ内に包含されたコントロール
・グルーピング識別子を含み、コントロール・グルーピ
ング識別子は、アクティブ状態及びインアクティブ状態
を有し、かつコントロール・グルーピング識別子は、コ
ントロール・グルーピングのコントロールを表わす。
プレイ装置上に位置決めする装置であって、それぞれが
ビデオディスプレイ装置の画面上に表示される複数のコ
ントロール；ビデオディスプレイ装置に結合されるコン
ピュータ；コンピュータ内に形成されたメモリ領域；コ
ンピュータに結合され、ビデオディスプレイ装置の画面
上のカーソルを移動する方向制御装置；現行カーソル位
置と対応コントロールの間の対応絶対ディスタンスを規
定し、メモリ領域にコントロール・ディスタンスを記憶
するコントロール・ディスタンス識別子；そしてメモリ
領域に包含され、複数のコントロールから理想的コント
ロールを決定しかつカーソルを決定された理想的コント
ロール上に自動的に位置決めするコントロール・マネー
ジャを備えている。更に、別の本発明の装置は、コント
ロール・グルーピングを活動化及び非活動化する装置で
あり、コントロール・グルーピングは、少なくとも二つ
のコントロールを含んでおりかつコンピュータ・システ
ムのビデオディスプレイ装置の画面上に表示されてい
る、装置であって、コンピュータ・システム内に形成さ
れたメモリ；そしてメモリ内に包含されたコントロール
・グルーピング識別子を含み、コントロール・グルーピ
ング識別子は、アクティブ状態及びインアクティブ状態
を有し、かつコントロール・グルーピング識別子は、コ
ントロール・グルーピングのコントロールを表わす。
【００４８】また、他の本発明の装置は、コントロール
を規定しているポイントが後続表示アイテムによって不
明瞭にされるかどうかを決定する装置であり、コントロ
ールがコンピュータ・システムのビデオディスプレイ装
置上に表示され、コントロールがアプリケーション・プ
ログラムからの要求に応じて表示され、後続表示アイテ
ムが境界領域を有しかつビデオディスプレイ装置上に表
示される、装置であって、コンピュータ・システム内に
包含されたメモリ領域；そしてコンピュータ・システム
のメモリ領域内に包含された試験装置を含み、試験装置
は、コントロールのポイントが後続表示アイテムの境界
領域内に包含されるかどうかを決定する。更に、本発明
の別の装置は、カーソルをビデオディスプレイ装置上に
位置決めする装置であり、ビデオディスプレイ装置がコ
ンピュータ・システムに結合され、コンピュータ・シス
テムが方向制御装置を有し、ビデオディスプレイ装置が
複数のコントロールを表示する、装置であって、コンピ
ュータ・システム内に包含されたメモリ；コンピュータ
・システムのメモリ内に包含された絶対ディスタンス識
別子、絶対ディスタンス識別子は、コントロール・パス
の絶対ディスタンスを記憶し、コントロール・パスは、
現行カーソル位置を複数のコントロールの一つに接続す
る；コンピュータ・システムのメモリ内に包含されたコ
ントロール・アングル識別子、コントロール・アングル
識別子は、コントロール・パスとカーソル・ムーブメン
ト・パスのラスト・ディレクションの間に形成されたア
ングルを記憶する；コンピュータ・システムのメモリ内
に包含され、重み付きディスタンスを計算する計算装
置、重み付きディスタンスは、現行カーソルから複数の
コントロールの一つまでのディスタンスを識別し、計算
装置は、パラメータとして絶対ディスタンス及びコント
ロール・アングルを用いて重み付きディスタンスを計算
する；そしてコンピュータ・システムのメモリ内に包含
され、カーソルを理想的コントロール上に位置決めする
位置決め装置、理想的コントロールは、複数のコントロ
ールの一つでありかつ他の全てのコントロールのそれよ
りも小さい重み付きディスタンスを有する。
を規定しているポイントが後続表示アイテムによって不
明瞭にされるかどうかを決定する装置であり、コントロ
ールがコンピュータ・システムのビデオディスプレイ装
置上に表示され、コントロールがアプリケーション・プ
ログラムからの要求に応じて表示され、後続表示アイテ
ムが境界領域を有しかつビデオディスプレイ装置上に表
示される、装置であって、コンピュータ・システム内に
包含されたメモリ領域；そしてコンピュータ・システム
のメモリ領域内に包含された試験装置を含み、試験装置
は、コントロールのポイントが後続表示アイテムの境界
領域内に包含されるかどうかを決定する。更に、本発明
の別の装置は、カーソルをビデオディスプレイ装置上に
位置決めする装置であり、ビデオディスプレイ装置がコ
ンピュータ・システムに結合され、コンピュータ・シス
テムが方向制御装置を有し、ビデオディスプレイ装置が
複数のコントロールを表示する、装置であって、コンピ
ュータ・システム内に包含されたメモリ；コンピュータ
・システムのメモリ内に包含された絶対ディスタンス識
別子、絶対ディスタンス識別子は、コントロール・パス
の絶対ディスタンスを記憶し、コントロール・パスは、
現行カーソル位置を複数のコントロールの一つに接続す
る；コンピュータ・システムのメモリ内に包含されたコ
ントロール・アングル識別子、コントロール・アングル
識別子は、コントロール・パスとカーソル・ムーブメン
ト・パスのラスト・ディレクションの間に形成されたア
ングルを記憶する；コンピュータ・システムのメモリ内
に包含され、重み付きディスタンスを計算する計算装
置、重み付きディスタンスは、現行カーソルから複数の
コントロールの一つまでのディスタンスを識別し、計算
装置は、パラメータとして絶対ディスタンス及びコント
ロール・アングルを用いて重み付きディスタンスを計算
する；そしてコンピュータ・システムのメモリ内に包含
され、カーソルを理想的コントロール上に位置決めする
位置決め装置、理想的コントロールは、複数のコントロ
ールの一つでありかつ他の全てのコントロールのそれよ
りも小さい重み付きディスタンスを有する。
【００４９】更に、本発明の別の方法は、カーソルの移
動を制御する方向制御装置を有しているコンピュータ・
システムにおいて、方向制御装置は、起動されたときに
カーソル移動を開始し、開放されたときにカーソル移動
をもたらさず、コンピュータ・システムは、ビデオディ
スプレイ装置を更に有し、ビデオディスプレイ装置は、
複数のコントロールが表示されている画面を有し、カー
ソルをビデオディスプレイ装置の画面上に位置決めする
方法であって、複数のコントロールのそれぞれに対する
重み付きディスタンスを計算し；理想的コントロールと
して最小計算重み付きディスタンスを有しているコント
ロールを識別し；そして方向制御装置が開放されたとき
にカーソルを理想的コントロール上に位置決めする段階
を具備する。上述した構成を有するので、本発明は、方
向制御装置を起動させることによって使用者にカーソル
移動を開始させる。使用者が方向制御装置を開放すると
きに、カーソルがポインティングしている画面上の位置
を決定する。続いて、決定した位置から理想的コントロ
ールにカーソルを自動的に移動する。この方法で、この
ファッションで所望のコントロール・カーソルに関して
カーソルを実際にナビゲートすることを使用者に強制す
ることなく、使用者に所望のコントロールに素早くジャ
ンプ（飛越）させる。そのような位置決めは、使用者が
粗雑な位置決めデバイス（例えば、ジョイスティックま
たは矢印キーパッド）へのアクセスだけを有するとき
に、特に有利である。更に、プログラマに単一コントロ
ール・グルーピングとして複数のコントロールを指定さ
せることによって、アプリケーション・プログラムに選
択された数のコントロールを素早く活動化及び非活動化
させる。そのような選択的活動化及び非活動化は、コン
トロール・マネージャに対して繰り返し呼出し(repetit
ive calls)を行うことからアプリケーション・プログラ
マをセーブする。更に、続いて表示されたウィンドウズ
または他のデータのアイテムによって覆われた（カバー
された）コントロールへのアクセスを禁止する便利な方
法及び装置を提供する。より特定的には、登録されたコ
ントロールを規定する各ポイントに対して、登録者識別
子を現行識別子と比較する。この方法で、コントロール
が後に表示されたデータのアイテムによって不明瞭にさ
れたかどうかを決定する。
動を制御する方向制御装置を有しているコンピュータ・
システムにおいて、方向制御装置は、起動されたときに
カーソル移動を開始し、開放されたときにカーソル移動
をもたらさず、コンピュータ・システムは、ビデオディ
スプレイ装置を更に有し、ビデオディスプレイ装置は、
複数のコントロールが表示されている画面を有し、カー
ソルをビデオディスプレイ装置の画面上に位置決めする
方法であって、複数のコントロールのそれぞれに対する
重み付きディスタンスを計算し；理想的コントロールと
して最小計算重み付きディスタンスを有しているコント
ロールを識別し；そして方向制御装置が開放されたとき
にカーソルを理想的コントロール上に位置決めする段階
を具備する。上述した構成を有するので、本発明は、方
向制御装置を起動させることによって使用者にカーソル
移動を開始させる。使用者が方向制御装置を開放すると
きに、カーソルがポインティングしている画面上の位置
を決定する。続いて、決定した位置から理想的コントロ
ールにカーソルを自動的に移動する。この方法で、この
ファッションで所望のコントロール・カーソルに関して
カーソルを実際にナビゲートすることを使用者に強制す
ることなく、使用者に所望のコントロールに素早くジャ
ンプ（飛越）させる。そのような位置決めは、使用者が
粗雑な位置決めデバイス（例えば、ジョイスティックま
たは矢印キーパッド）へのアクセスだけを有するとき
に、特に有利である。更に、プログラマに単一コントロ
ール・グルーピングとして複数のコントロールを指定さ
せることによって、アプリケーション・プログラムに選
択された数のコントロールを素早く活動化及び非活動化
させる。そのような選択的活動化及び非活動化は、コン
トロール・マネージャに対して繰り返し呼出し(repetit
ive calls)を行うことからアプリケーション・プログラ
マをセーブする。更に、続いて表示されたウィンドウズ
または他のデータのアイテムによって覆われた（カバー
された）コントロールへのアクセスを禁止する便利な方
法及び装置を提供する。より特定的には、登録されたコ
ントロールを規定する各ポイントに対して、登録者識別
子を現行識別子と比較する。この方法で、コントロール
が後に表示されたデータのアイテムによって不明瞭にさ
れたかどうかを決定する。
【００５０】即ち、上述したように、本発明によれば、
コントロール・グルーピングとして多数のコントロール
を指定することによってコントロールの素早くかつ効率
的な活動化及び非活動化を提供する。コントロール・グ
ルーピングに対する識別子を用いて指定された数のコン
トロールを集合的に活動化または非活動化する。カーソ
ルを理想的コントロール上に自動的に位置決めする。ま
た、使用者によってなされた前回のカーソル移動をアプ
リケーション特定パラメータと比較することによって重
み付きディスタンスを計算する。そして、カーソルを最
小関連重み付きディスタンスを有しているコントロール
上に自動的に位置決めする。
コントロール・グルーピングとして多数のコントロール
を指定することによってコントロールの素早くかつ効率
的な活動化及び非活動化を提供する。コントロール・グ
ルーピングに対する識別子を用いて指定された数のコン
トロールを集合的に活動化または非活動化する。カーソ
ルを理想的コントロール上に自動的に位置決めする。ま
た、使用者によってなされた前回のカーソル移動をアプ
リケーション特定パラメータと比較することによって重
み付きディスタンスを計算する。そして、カーソルを最
小関連重み付きディスタンスを有しているコントロール
上に自動的に位置決めする。
【図１】通常のコンピュータ・システムのブロック図で
ある。
ある。
【図２】図１のビデオディスプレイ装置上に表示される
複数のコントロールを示す図である。
複数のコントロールを示す図である。
【図３】複数のコントロールが続いて表示されたデータ
のアイテムによって不明瞭にされた後の図２の複数のコ
ントロールを示す図である。
のアイテムによって不明瞭にされた後の図２の複数のコ
ントロールを示す図である。
【図４】本発明の好ましい実施例を実行するためのコン
ピュータ・システムのブロック図である。
ピュータ・システムのブロック図である。
【図５】本発明の好ましい実施例で用いられるコントロ
ール位置及び状態データ構造を示す図である。
ール位置及び状態データ構造を示す図である。
【図６】本発明の好ましい実施例の主機能構成部分を説
明するための機能ブロック図である。
明するための機能ブロック図である。
【図７】本発明の好ましい実施例において実行されるス
テップの概観を説明するフロー図である。
テップの概観を説明するフロー図である。
【図８】本発明の好ましい実施例におけるコントロール
・グルーピングを活動化及び非活動化する処理で実行さ
れるステップを示す図である。
・グルーピングを活動化及び非活動化する処理で実行さ
れるステップを示す図である。
【図９】本発明の好ましい実施例においてカーソルを位
置決めする処理で実行されるステップを示す図である。
置決めする処理で実行されるステップを示す図である。
【図１０】本発明の好ましい実施例においてコントロー
ルを登録する処理で実行されるステップを説明するフロ
ー図である。
ルを登録する処理で実行されるステップを説明するフロ
ー図である。
【図１１】本発明の好ましい実施例においてホット・ス
ポットを活動化及び非活動化する処理で実行されるステ
ップを説明するフロー図である。
ポットを活動化及び非活動化する処理で実行されるステ
ップを説明するフロー図である。
【図１２】本発明の好ましい実施例においてカーソルを
位置決めする処理で実行されるステップを説明するフロ
ー図である。
位置決めする処理で実行されるステップを説明するフロ
ー図である。
【図１３】その上にカーソルを位置決めする理想的コン
トロールを決定する処理で実行されるステップを説明す
るフロー図である。
トロールを決定する処理で実行されるステップを説明す
るフロー図である。
４００ データ構造 ４０５ コントロール・ワード ４０６ コントロール・グルーピング・インジケータ ４１０ スキップ・アングル・パラメータ ４２０ スキップ・ディスタンス・パラメータ ４３０ アングル・インポータンス・ウェイト・パラメ
ータ ４４０ ＣＰＳＩ ４４１ 位置識別子 ４４２ 登録者識別子 ４４３ アクティブ・フラグ ４４４ コントロール・グループ識別子
ータ ４４０ ＣＰＳＩ ４４１ 位置識別子 ４４２ 登録者識別子 ４４３ アクティブ・フラグ ４４４ コントロール・グループ識別子
Claims (36)
- 【請求項１】 コンピュータ・システムにおいて、カー
ソルを複数のコントロールの一つの上に位置決めする方
法であり、該複数のコントロールが該コンピュータ・シ
ステムの画面上に表示され、該コンピュータ・システム
がカーソル移動を制御する粗雑な位置決め装置をたんに
有し、該粗雑な位置決め装置は、起動されたときにカー
ソル移動を開始しかつ開放されたときにカーソル移動を
終わらせる、該方法であって、 現行カーソル位置を決定し；カーソル移動パスの最後の
方向を識別し；前記複数のコントロールのぞれぞれに対
して、（１）コントロール・パス及びコントロール・ア
ングルを決定し、該コントロール・パスは、該現行カー
ソル位置を対応コントロールに接続するパスであり、該
コントロール・アングルは、前記カーソル移動パスの最
後の方向と該コントロール・パスの間に形成されたアン
グルであり、かつ（２）重み付きディスタンスを前記決
定されたコントロール・パス及び前記決定されたコント
ロール・アングルの関数として計算し；前記計算された
重み付きディスタンスから最小重み付きディスタンスを
決定し；そして前記カーソルを前記決定された最小重み
付きディスタンスを有するコントロール上に自動的に位
置決めする段階を具備することを特徴とする方法。 - 【請求項２】 カーソルの移動を制御する方向制御装置
を有しているコンピュータ・システムにおいて、該方向
制御装置は、起動されたときにカーソル移動を開始しか
つ開放されたときにカーソル移動をもたらさず、該コン
ピュータ・システムがビデオディスプレイ装置を更に有
し、該ビデオディスプレイ装置が複数のコントロールを
表示している画面を有しており、該カーソルを該ビデオ
ディスプレイ装置の該画面上に位置決めする方法であっ
て、 前記カーソルがポイントする前記画面上のロケーション
を識別し；カーソル移動パスの最後の方向を決定し、該
カーソル移動パスの最後の方向は、該カーソルが前記方
向制御装置の開放の直前に移動していた方向を識別し；
各コントロールに対して、コントロール・パスを決定
し、該コントロール・パスは、前記識別されたロケーシ
ョンと前記コントロールを接続しており、該コントロー
ル・パスと前記移動パスの最後の方向の間で形成された
アングルを計算し；前記複数のコントロールから多数の
有効静止位置コントロールを決定し；前記有効静止位置
コントロールの前記計算されたアングルの中で最小の計
算されたアングルを決定し；そして前記カーソルを前記
最小の決定された計算されたアングルを有している前記
有効静止位置コントロール上に位置決めする段階を具備
することを特徴とする方法。 - 【請求項３】 前記多数の有効静止位置コントロールを
決定する段階は、スキップ・アングルを特定し；そして
該スキップ・アングルよりも小さい計算されたアングル
を有するそれらのコントロールだけを有効静止位置コン
トロールとして識別する段階を具備することを特徴とす
る請求項２に記載の方法。 - 【請求項４】 カーソルの移動を制御する方向制御装置
を有しているコンピュータ・システムにおいて、該方向
制御装置は、起動されたときにカーソル移動を開始しか
つ開放されたときにカーソル移動をもたらさず、該コン
ピュータ・システムがビデオディスプレイ装置を更に有
し、該ビデオディスプレイ装置が複数のコントロールを
表示している画面を有しており、カーソルを該ビデオデ
ィスプレイ装置の該画面上に位置決めする方法であっ
て、 前記カーソルがポイントする前記画面上のロケーション
を識別し；カーソル移動パスの最後の方向を決定し、該
カーソル移動パスの最後の方向は、該カーソルが前記方
向制御装置の開放の直前に移動していた方向を識別し；
各コントロールに対して、前記識別されたロケーション
と前記コントロールを接続しているパスに対する絶対デ
ィスタンスを計算し；前記複数のコントロールから多数
の有効静止位置コントロールを決定し；前記有効静止位
置コントロールの前記計算された絶対ディスタンスの中
で最小絶対ディスタンスを決定し；そして前記カーソル
を前記決定された最小絶対ディスタンスを有している前
記コントロール上に位置決めする段階を具備することを
特徴とする方法。 - 【請求項５】 前記多数の有効静止位置コントロールを
決定する段階は、スキップ・アングルを特定し；そして
有効静止位置コントロールのリストから該スキップ・ア
ングルよりも小さい計算された絶対ディスタンスを有す
るそれらのコントロールだけを有効静止位置コントロー
ルとして識別する段階を具備することを特徴とする請求
項４に記載の方法。 - 【請求項６】 ビデオディスプレイ装置を有しているコ
ンピュータ・システムにおいて、該ビデオディスプレイ
装置が画面を有しており、方法は、 前記ビデオディスプレイ装置の前記画面上に複数のコン
トロールを供給し；コントロール・グループを識別し、 該コントロール・グループは、少なくとも二つのコント
ロールを含み；単一状態インジケータで前記コントロー
ル・グループを表し；そしてアクティブ値を前記単一状
態インジケータに記憶することによって前記コントロー
ル・グループの前記コントロールの活動化を導く段階を
具備することを特徴とする方法。 - 【請求項７】 前記コンピュータ・システムは、前記ビ
デオディスプレイ装置の画面上に表示されるカーソルを
更に含み、前記方法は、 前記カーソルがポイントする前記画面上のロケーション
を識別し；そして前記コントロール・グループの各コン
トロールに対して、 コントロール位置を識別し、該コントロール位置は、前
記活動化されたコントロールに対する前記画面上のロケ
ーションを規定し、 コントロール・ディスタンスを決定し、該コントロール
・ディスタンスは、前記識別されたロケーションを前記
コントロール位置に接続するコントロール接続パスを規
定し、 コントロール・アングルを計算し、該コントロール・ア
ングルは、前記コントロール接続パスとカーソル移動パ
スの最後の方向の間に形成されたアングルであり、 重み付きディスタンスを計算する段階を更に具備するこ
とを特徴とする請求項６に記載の方法。 - 【請求項８】 ビデオディスプレイ装置を有しているコ
ンピュータ・システムにおいて、該ビデオディスプレイ
装置が画面を有しており、方法は、 アプリケーション・プログラムからコントロールを登録
すべき要求を受け取り；前記受け取った要求に応じてコ
ントロールを登録し；前記登録されたコントロールを前
記ビデオディスプレイ装置の前記画面上に表示し；前記
表示されたコントロールのポイントを決定し、該供給さ
れたコントロールの該ポイントは、前記ビデオディスプ
レイ装置の前記画面上の前記コントロールのロケーショ
ンを識別し；後続アイテムを前記ビデオディスプレイ装
置の前記画面上に表示し；前記表示された後続アイテム
が前記供給されたコントロールの前記ポイントを不明瞭
にするかどうかを決定し；そして前記表示された後続ア
イテムの前記ポイントが前記供給されたコントロールを
不明瞭にするならば、該カーソルに対する無効静止ポイ
ントとして該コントロールを指定する段階を具備するこ
とを特徴とする方法。 - 【請求項９】 前記表示された後続アイテムが前記供給
されたコントロールの前記ポイントを不明瞭にするかど
うかを決定する段階は、 原始数値識別子を決定し、該原始数値識別子は、前記コ
ントロールを登録すべく要求した前記アプリケーション
・プログラムの部分を識別し；現行数値識別子を決定
し、該現行数値識別子は、前記表示されたコントロール
の前記ポイントを現在取り囲むエンティティを識別し；
そして前記現行数値識別子を前記原始数値識別子と比較
する段階を具備していることを特徴とする請求項８に記
載の方法。 - 【請求項１０】 カーソルの移動を制御する方向制御装
置を有しているコンピュータ・システムにおいて、該方
向制御装置は、起動されたときにカーソル移動を開始し
そして開放されたときにカーソル移動をもたらさず、該
コンピュータ・システムは、ビデオディスプレイ装置を
更に有しており、該ビデオディスプレイ装置は、複数の
コントロールを表示している画面を有しており、該ビデ
オディスプレイ装置の該画面上に該カーソルを位置決め
する方法であって、 前記カーソルがポイントする前記画面上のロケーション
を識別し；カーソル移動パスの最後の方向を決定し、該
カーソル移動パスの最後の方向は、前記方向制御装置の
開放の直前に該カーソルが移動していた方向を識別し；
各コントロールに対して、コントロール・パスに対する
絶対ディスタンスを計算し、該コントロール・パスは、
前記識別されたロケーションと前記コントロールを接続
し、そして前記コントロール・パスと前記移動パスの最
後の方向の間で形成されたアングルを計算し；前記複数
のコントロールから多数の有効コントロールを決定し、
各該有効コントロールは、前記カーソルに対する有効静
止位置を構成するコントロールであり；各決定された有
効コントロールに対して、前記有効コントロールの前記
計算された絶対ディスタンス及び該有効コントロールの
前記計算されたアングルの関数として重み付きディスタ
ンスを計算し；最小重み付きディスタンスを決定し；そ
して前記最小重み付きディスタンスに対応付けられた前
記コントロール上に前記カーソルを位置決めする段階を
具備することを特徴とする方法。 - 【請求項１１】 前記多数の有効コントロールを決定す
る段階は、 スキップ・アングル値を選択し；そして前記スキップ・
アングル値よりも小さい計算されたアングルを有するそ
れらのコントロールだけを有効コントロールとして識別
する段階を具備することを特徴とする請求項１０に記載
の方法。 - 【請求項１２】 前記多数の有効コントロールを決定す
る段階は、 スキップ・ディスタンス値を選択し；そして前記スキッ
プ・ディスタンス値よりも小さい計算された絶対ディス
タンスを有するそれらのコントロールだけを有効コント
ロールとして識別する段階を具備することを特徴とする
請求項１０に記載の方法。 - 【請求項１３】 前記絶対ディスタンスは、ユークリッ
ド・ディスタンスであることを特徴とする請求項１０に
記載の方法。 - 【請求項１４】 前記方法は、アングル・インポータン
ス値を選択する段階を更に備え、該選択されたアングル
・インポータンス値は、前記重み付きディスタンス計算
で前記計算された絶対ディスタンスに関して前記計算さ
れたアングルに与えられたインポータンスを決定するこ
とを特徴とする請求項１０に記載の方法。 - 【請求項１５】 前記多数の有効コントロールを決定す
る段階は、 スキップ・アングル値を選択し；スキップ・ディスタン
ス値を選択し；そして前記スキップ・ディスタンス値よ
りも小さい計算された絶対ディスタンスを有するそれら
のコントロールだけを有効コントロールとして識別する
段階を具備することを特徴とする請求項１４に記載の方
法。 - 【請求項１６】 カーソルをビデオディスプレイ装置上
に位置決めする装置であって、 それぞれがビデオディスプレイ装置の画面上に表示され
る複数のコントロール；前記ビデオディスプレイ装置に
結合されるコンピュータ；前記コンピュータ内に形成さ
れたメモリ領域；前記コンピュータに結合され、前記ビ
デオディスプレイ装置の前記画面上の前記カーソルを移
動する方向制御装置；現行カーソル位置と対応コントロ
ールの間の対応絶対ディスタンスを規定し、前記メモリ
領域にコントロール・ディスタンスを記憶するコントロ
ール・ディスタンス識別子；そして前記メモリ領域に包
含され、前記複数のコントロールから理想的コントロー
ルを決定しかつ前記カーソルを該決定された理想的コン
トロール上に自動的に位置決めするコントロール・マネ
ージャを備えていることを特徴とする装置。 - 【請求項１７】 前記コントロール・マネージャは、前
記複数のコントロールからコントロールを選択する選択
装置を含み、該選択されたコントロール・マネージャ
は、前記現行カーソル位置への最小対応絶対ディスタン
スを有していることを特徴とする請求項１６に記載の装
置。 - 【請求項１８】 前記装置は、前記メモリ領域にコント
ロール・アングルを記憶するコントロール・アングル識
別子を含み、該コントロール・アングルは、カーソル移
動パスの最後の方向と対応コントロール・パスの間に形
成された対応アングルを規定しており、該コントロール
・アングルは、該メモリ領域内に記憶されることを特徴
とする請求項１６に記載の装置。 - 【請求項１９】 前記装置は、前記メモリ領域にしきい
アングル値を記憶するスキップ・アングル識別子を更に
含み、該しきいアングル値は、前記コントロール・アン
グルとの比較に用いられ；前記コントロール・マネージ
ャは、前記複数のコントロール・マネージャのそれぞれ
に対する重み付きディスタンスを計算する重み付きディ
スタンス計算機を含み、該重み付きディスタンス計算機
は、パラメータとして前記絶対ディスタンス及び前記コ
ントロール・アングルを用いて重み付きディスタンスを
計算し；そして前記コントロール・マネージャは、前記
スキップ・アングルよりも大きいコントロール・アング
ルを有しているコントロールを、該カーソルに対する静
止位置としての考慮から取り除くことを特徴とする請求
項１８に記載の装置。 - 【請求項２０】 前記コントロール・マネージャは、前
記複数のコントロールのそれぞれに対する重み付きディ
スタンスを計算する重み付きディスタンス計算機を含
み、該重み付きディスタンスは、各コントロールに対す
る対応コントロール・アングル及び対応絶対ディスタン
スの関数として、現行カーソル位置を対応コントロール
に接続している対応ディスタンスを特定することを特徴
とする請求項１８に記載の装置。 - 【請求項２１】 前記装置は、アングル・インポータン
ス・ウェイト値を前記メモリ領域に記憶するアングル・
インポータンス識別子を更に備え、該アングル・インポ
ータンス値は、各コントロールに対する重み付きディス
タンスを計算することにおいて対応コントロール・ディ
スタンスに関して与えられるべき重みを対応コントロー
ル・アングルに割り当てることを特徴とする請求項２０
に記載の装置。 - 【請求項２２】 前記装置は、前記コントロール・ディ
スタンスとの比較のためのしきいディスタンス値を識別
するスキップ・ディスタンス識別子を更に含み、前記コ
ントロール・マネージャは、該スキップ・ディスタンス
よりも大きいコントロール・ディスタンスを有している
コントロールを前記カーソルに対する最終静止位置とし
ての考慮から取り除くことを特徴とする請求項１６に記
載の装置。 - 【請求項２３】 前記装置は、オペレーティング・シス
テムを更に含み、当該オペレーティング・システムは、
前記メモリ領域に包含されておりかつ前記コントロール
・マネージャを含むことを特徴とする請求項１６に記載
の装置。 - 【請求項２４】 前記オペレーティング・システムは、
前記コンピュータと前記ビデオディスプレイ装置の間に
結合されたデバイス・ドライバを含み、該コントロール
・マネージャは、該デバイス・ドライバ内に包含される
ことを特徴とする請求項１６に記載の装置。 - 【請求項２５】 コントロール・グルーピングを活動化
及び非活動化する装置であり、該コントロール・グルー
ピングは、少なくとも二つのコントロールを含んでおり
かつコンピュータ・システムのビデオディスプレイ装置
の画面上に表示されている、装置であって、 前記コンピュータ・システム内に形成されたメモリ；そ
して前記メモリ内に包含されたコントロール・グルーピ
ング識別子を含み、該コントロール・グルーピング識別
子は、アクティブ状態及びインアクティブ状態を有し、
かつ該コントロール・グルーピング識別子は、当該コン
トロール・グルーピングの前記コントロールを表わすこ
とを特徴とする装置。 - 【請求項２６】 前記コントロール・グルーピング識別
子は、コントロール・ワードのビットであることを特徴
とする請求項２５に記載の装置。 - 【請求項２７】 コントロールを規定しているポイント
が後続表示アイテムによって不明瞭にされるかどうかを
決定する装置であり、該コントロールがコンピュータ・
システムのビデオディスプレイ装置上に表示され、該コ
ントロールがアプリケーション・プログラムからの要求
に応じて表示され、該後続表示アイテムが境界領域を有
しかつ該ビデオディスプレイ装置上に表示される、装置
であって、 前記コンピュータ・システム内に包含されたメモリ領
域；そして前記コンピュータ・システムの前記メモリ領
域内に包含された試験装置を含み、該試験装置は、前記
コントロールの前記ポイントが前記後続表示アイテムの
前記境界領域内に包含されるかどうかを決定することを
特徴とする装置。 - 【請求項２８】 前記試験装置は、 前記コントロールの前記表示を要求することに応答する
アプリケーション・プログラムの部分を識別する原始識
別子；前記登録されたコントロールを現在取り囲むエン
ティティを識別する現行識別子；そして前記現行識別子
を前記原始識別子と比較する比較装置を備えていること
を特徴とする請求項２７に記載の装置。 - 【請求項２９】 カーソルをビデオディスプレイ装置上
に位置決めする装置であり、該ビデオディスプレイ装置
がコンピュータ・システムに結合され、該コンピュータ
・システムが方向制御装置を有し、該ビデオディスプレ
イ装置が複数のコントロールを表示する、装置であっ
て、 前記コンピュータ・システム内に包含されたメモリ；前
記コンピュータ・システムの前記メモリ内に包含された
絶対ディスタンス識別子、 該絶対ディスタンス識別子は、コントロール・パスの絶
対ディスタンスを記憶し、 該コントロール・パスは、現行カーソル位置を前記複数
のコントロールの一つに接続する；前記コンピュータ・
システムの前記メモリ内に包含されたコントロール・ア
ングル識別子、 該コントロール・アングル識別子は、前記コントロール
・パスとカーソル・ムーブメント・パスのラスト・ディ
レクションの間に形成されたアングルを記憶する；前記
コンピュータ・システムの前記メモリ内に包含され、重
み付きディスタンスを計算する計算装置、 該重み付きディスタンスは、前記現行カーソルから前記
複数のコントロールの一つまでのディスタンスを識別
し、 該計算装置は、パラメータとして前記絶対ディスタンス
及び前記コントロール・アングルを用いて該重み付きデ
ィスタンスを計算する；そして前記コンピュータ・シス
テムの前記メモリ内に包含され、前記カーソルを理想的
コントロール上に位置決めする位置決め装置、 該理想的コントロールは、前記複数のコントロールの一
つでありかつ他の全てのコントロールのそれよりも小さ
い重み付きディスタンスを有する、を含んでいることを
特徴とする装置。 - 【請求項３０】 前記計算装置は、前記コンピュータ・
システムの前記メモリ内に包含されたアングル・インポ
ータンス値を含み、該アングル・インポータンス値は、
前記重み付きディスタンス計算における前記絶対ディス
タンスに関する前記コントロール・アングルに与えられ
たインポータンスを決定することを特徴とする請求項２
９に記載の装置。 - 【請求項３１】 前記装置は、 前記コンピュータ・システムの前記メモリ内に包含され
たスキップ・アングル値；そして前記コンピュータ・シ
ステムの前記メモリ内に包含された無効アングル指示子
を更に含み、該無効アングル指示子は、前記カーソルに
対する無効静止位置としてその計算されたアングルが前
記スキップ・アングル値よりも大きい各コントロールを
指示することを特徴とする請求項３０に記載の装置。 - 【請求項３２】 前記装置は、 前記コンピュータ・システムの前記メモリ内に包含され
たスキップ・ディスタンス値；そして前記コンピュータ
・システムの前記メモリ内に包含された無効アングル指
示子を更に含み、該無効アングル指示子は、前記カーソ
ルに対する無効静止位置としてその絶対ディスタンスが
前記スキップ・ディスタンス値よりも大きい各コントロ
ールを指示することを特徴とする請求項３１に記載の装
置。 - 【請求項３３】 カーソルの移動を制御する方向制御装
置を有しているコンピュータ・システムにおいて、該方
向制御装置は、起動されたときにカーソル移動を開始
し、開放されたときにカーソル移動をもたらさず、該コ
ンピュータ・システムは、ビデオディスプレイ装置を更
に有し、該ビデオディスプレイ装置は、複数のコントロ
ールが表示されている画面を有し、該カーソルを該ビデ
オディスプレイ装置の該画面上に位置決めする方法であ
って、 前記複数のコントロールのそれぞれに対する重み付きデ
ィスタンスを計算し；理想的コントロールとして最小計
算重み付きディスタンスを有しているコントロールを識
別し；そして前記方向制御装置が開放されたときに前記
カーソルを前記理想的コントロール上に位置決めするこ
とを特徴とする方法。 - 【請求項３４】 前記複数のコントロールのそれぞれに
対する前記重み付きディスタンスを計算する段階は、 前記カーソルがポイントする前記画面上のロケーション
を識別し；カーソル移動の方向を、前記識別されたロケ
ーションに関して、決定し；前記コントロールへの方向
を、前記識別されたロケーションに関して、決定し；前
記カーソル移動の決定された方向と前記コントロールへ
の決定された方向の間に形成されたアングルを計算し；
前記コントロールへのディスタンスを、前記識別された
ロケーションに関して、決定し；そして前記計算された
アングル及び前記計算されたディスタンスの関数として
前記コントロールに対する重み付きディスタンスを計算
する段階を具備することを特徴とする請求項３３に記載
の方法。 - 【請求項３５】 前記複数のコントロールのそれぞれに
対する前記重み付きディスタンスを計算する段階は、 前記カーソルがポイントする前記画面上のロケーション
を識別し；カーソル移動の方向を、前記識別されたロケ
ーションに関して、決定し；前記コントロールへの方向
を、前記識別されたロケーションに関して、決定し；前
記カーソル移動の決定された方向と前記コントロールへ
の決定された方向の間に形成されたアングルを計算し；
そして前記計算されたアングルの関数として前記コント
ロールに対する重み付きディスタンスを計算する段階を
具備することを特徴とする請求項３３に記載の方法。 - 【請求項３６】 前記複数のコントロールのそれぞれに
対する前記重み付きディスタンスを計算する段階は、 前記カーソルがポイントする前記画面上のロケーション
を識別し；前記コントロールへのディスタンスを、前記
識別されたロケーションに関して、計算し；そして前記
計算されたディスタンスの関数として前記コントロール
に対する重み付きディスタンスを計算する段階を具備す
ることを特徴とする請求項３３に記載の方法。
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