JPH07271312A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JPH07271312A
JPH07271312A JP6282994A JP6282994A JPH07271312A JP H07271312 A JPH07271312 A JP H07271312A JP 6282994 A JP6282994 A JP 6282994A JP 6282994 A JP6282994 A JP 6282994A JP H07271312 A JPH07271312 A JP H07271312A
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JP
Japan
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panel
display device
phosphor layer
electron emitting
emitting portion
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Pending
Application number
JP6282994A
Other languages
English (en)
Inventor
Hochi Nakamura
芳知 中村
Masahiro Fujikawa
正洋 藤川
Naoki Shiramatsu
直樹 白松
Shuji Iwata
修司 岩田
Shinsuke Yura
信介 由良
Noritsuna Hashimoto
典綱 橋本
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 輝度の向上を図ることを目的とする。 【構成】 赤、緑および青の蛍光体層3aが区画されて
形成された第1パネル1aと、カソード電極およびゲー
ト電極を有する電界放出素子で構成される電子放出部1
8が形成された第2パネル1bとが、蛍光体層と電子放
出部が対向すると共に第2パネルが表示面側、第1パネ
ルが背面側となるように配設されている。また、第1パ
ネルまたは第2パネルの少なくとも一方に、蛍光体から
放射された光を反射する反射膜が設けられた。また、蛍
光体層の対向側表面が凹凸形状を有する。また、第1パ
ネルまたは第2パネルの少なくとも一方の支柱と接する
位置に帯電防止リード線が設けられた。また、支柱が導
電性を有する連続体で形成された。また、支柱は絶縁物
で形成されると共に表面に凹凸を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に電界放出素子を電
子源とするフラットディスプレイに関し、特に蛍光面形
状、支柱構造、並びに電子放出部と蛍光面の配置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図31、32は従来の電界放出素子(フ
ィールドエミッター)を電子源とするフラットフルカラ
ーディスプレイの構造を示したものである。なお、図3
1は斜視図であるが、明確のため、ハッチングを施して
示した。図の上部蛍光面側において、1aは第1パネル
例えばガラス基板、2は透明電極層(陽極)、3は蛍光
体層(例えば左から順に赤蛍光体層、緑蛍光体層、青蛍
光体層)、4はブラックマトリクスである。図の下部電
子源側において、1bは第2パネル例えばガラス基板、
5はゲート導電体層すなわちゲート電極、6は絶縁体
層、7はカソード導電体層すなわちカソード電極、7c
はカソードの突起部である。また、10はガラス製の球
状の支柱であり、第1パネル1aと第2パネル1bとを
所定間隔に保持している。カソード導電体層7とゲート
導電体層5は絶縁体層6を介して直角に交わり、マトリ
クス電極を構成する。その交差している部分の絶縁体層
6およびゲート導電体層5には複数の孔があり、その中
にカソードの突起部7cが設けられる。赤、緑、青三色
の蛍光体層3は、ガラス基板1a上に被覆された透明電
極層2の表面に形成され、ブラックマトリックス4によ
り区画されている。
【0003】次に動作について説明する。カソード導電
体層7とゲート導電体層5間に数十ボルトの電位差を加
えることにより、カソードの突起部7c先端に強電界が
かかり、その先端部分からトンネル効果により電子が放
出する。蛍光面の透明電極層2には数百ボルトの電圧が
印加され、カソードの突起部7cから放出された電子
は、陽極2からの電界により加速されて蛍光体層3に衝
突し、光を放出する。その発光は蛍光体層3、透明電極
層2、およびガラス基板1aを通して図の上方から観察
できる。前述のマトリックス電極を操作し順次映像信号
を入力することにより、各カソードの突起部7cから電
子が放出され、対応した赤、緑、青の蛍光体が順次発光
し、映像を映し出す。
【0004】さらに、特開平2―61946号公報では
透明電極層2を赤蛍光体層、緑蛍光体層、青蛍光体層の
各ストライプに対応して分割し、透明電極層2とカソー
ド導電体層7、あるいは透明電極層2とゲート導電体層
5をマトリックス電極として使用する例が示されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のフ
ラットフルカラーディスプレイでは、カソードの突起部
7cより放出され各色蛍光体3に衝突する電子が、陽極
2に印加されている条件が数百V以下と低い関係上、電
子速度が低速になり、高輝度化が困難であった。また、
各色蛍光体3で発光した光は、蛍光体自体の厚みによ
り、表示面側(図の上方)に光が出にくいこと、及び、
透明電極層2も透過光を低下させる性質があるので高輝
度化には、不向きな構造になっている。従って、テレビ
やコンピュータ用モニタに使用するにしても、周囲を暗
くする必要が生じ応用範囲が限られていた。また、輝度
を上げる工夫として陽極2電圧を上げ、電子の速度を速
くする方法が考えられるが、管内放電や沿面放電の問題
がある。
【0006】この発明は、かかる問題点を解決するため
になされたもので、フラットディスプレイにおいて輝度
の向上を図ることを目的としている。まずは、光の利用
効率を上げるために蛍光面と電子放出部の配置を変えた
構造、蛍光面の構造、つぎに電子を高速にするとき生じ
る沿面放電を防止する構造を提供することを目的として
いる。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明のよ
る表示装置は、赤、緑および青の蛍光体層が区画されて
形成された第1パネルと、カソード電極およびゲート電
極を有する電界放出素子で構成される電子放出部が形成
された第2パネルとが、上記蛍光体層と上記電子放出部
が対向すると共に上記第2パネルが表示面側、上記第1
パネルが背面側となるように配設されたものである。
【0008】請求項2記載の発明による表示装置は、請
求項1記載のものにおいて、蛍光体層が光反射膜を介し
て形成されたものである。
【0009】請求項3記載の発明による表示装置は、請
求項1記載のものにおいて、蛍光体層が光反射特性を有
する基板上に形成されたものである。
【0010】請求項4記載の発明による表示装置は、請
求項1ないし3のいずれかに記載のものにおいて、電子
放出部が、蛍光体層に対応する区画を取り囲む辺の少な
くとも1辺に形成されたものである。
【0011】請求項5記載の発明による表示装置は、請
求項1ないし3のいずれかに記載のものにおいて、電子
放出部が、蛍光体層に対応する区画の中央に形成された
ものである。
【0012】請求項6記載の発明による表示装置は、請
求項1ないし5のいずれかに記載のものにおいて、電子
放出部が、平面型またはコーン型であるものである。
【0013】請求項7記載の発明による表示装置は、請
求項6記載のものにおいて、電子放出部が透明材料から
なるものである。
【0014】請求項8記載の発明による表示装置は、
赤、緑および青の蛍光体層が区画されて形成された第1
パネルと、カソード電極およびゲート電極を有する電界
放出素子で構成される電子放出部が形成された第2パネ
ルとが、上記蛍光体層と上記電子放出部が対向するよう
に配設され、上記第1パネルまたは第2パネルの少なく
とも一方に、上記蛍光体から放射された光を反射する反
射膜が設けられたものである。
【0015】請求項9記載の発明による表示装置は、請
求項8記載のものにおいて、反射膜がゲート電極上に絶
縁物を介して形成されているものである。
【0016】請求項10記載の発明による表示装置は、
請求項8または9記載のものにおいて、反射膜がパラボ
ラ状の表面形状を有するものである。
【0017】請求項11記載の発明による表示装置は、
請求項8記載のものにおいて、蛍光体層の区画毎に蛍光
体層表面より突出した側壁が設けられ、この側壁に反射
膜が形成されているかまたは上記側壁が光反射特性を有
する材料で形成されているものである。
【0018】請求項12記載の発明による表示装置は、
請求項8記載のものにおいて、第1パネルと第2パネル
とを所定間隔に保持する支柱に反射膜を設けたものであ
る。
【0019】請求項13記載の発明による表示装置は、
請求項8記載のものにおいて、蛍光体層の対向側表面
に、この表面の少なくとも一部を覆う反射膜が設けられ
ているものである。
【0020】請求項14記載の発明による表示装置は、
赤、緑および青の蛍光体層が区画されて形成された第1
パネルと、カソード電極およびゲート電極を有する電子
放出部が形成された第2パネルとが、上記蛍光体層と上
記電子放出部が対向するように配設され、上記蛍光体層
の対向側表面が凹凸形状を有するものである。
【0021】請求項15記載の発明による表示装置は、
請求項14記載のものにおいて、凹凸形状が波形または
コの字形を含む形状であるものである。
【0022】請求項16記載の発明による表示装置は、
赤、緑および青の導電性を有する蛍光体層が区画されて
形成された第1パネルと、カソード電極およびゲート電
極を有する電界放出素子で構成される電子放出部が形成
された第2パネルとが、上記蛍光体層と上記電子放出部
が対向するように配設され、上記蛍光体層は絶縁性の基
板上に直接形成されているものである。
【0023】請求項17記載の発明による表示装置は、
赤、緑および青の蛍光体層が区画されて形成された第1
パネルと、カソード電極およびゲート電極を有する電子
放出部が形成された第2パネルとが、上記蛍光体層と上
記電子放出部が所定の寸法の支柱を介して対向するよう
に配設され、上記第1パネルおよび第2パネルの少なく
とも一方の上記支柱と接する位置に帯電防止リード線が
設けられたものである。
【0024】請求項18記載の発明による表示装置は、
請求項17記載のものにおいて、支柱が絶縁物からなる
ボール、絶縁物からなるボールに導電体を被覆したも
の、または、導電体のボールであるものである。
【0025】請求項19記載の発明による表示装置は、
赤、緑および青の蛍光体層が区画されて形成された第1
パネルと、カソード電極およびゲート電極を有する電子
放出部が形成された第2パネルとが、上記蛍光体層と上
記電子放出部が所定の寸法の支柱を介して対向するよう
に配設されると共に、上記支柱は導電性の連続体で形成
されたものである。
【0026】請求項20記載の発明による表示装置は、
請求項19記載のものにおいて、連続体は、導電体を格
子状に形成したもの、格子状に形成した絶縁物に導電体
を被覆したもの、導電体をストライプ状に形成したも
の、または、ストライプ状に形成した絶縁物に導電体を
被覆したものである。
【0027】請求項21記載の発明による表示装置は、
請求項19または20記載のものにおいて、連続体に切
り欠きが設けられているものである。
【0028】請求項22記載の発明による表示装置は、
請求項19ないし21のいずれかに記載のものにおい
て、連続体は少なくともその表面が光反射性を有する材
料で形成されているものである。
【0029】請求項23記載の発明による表示装置は、
赤、緑および青の蛍光体層が区画されて形成された第1
パネルと、カソード電極およびゲート電極を有する電子
放出部が形成された第2パネルとが、上記蛍光体層と上
記電子放出部が所定の寸法の支柱を介して対向するよう
に配設され、上記支柱は絶縁物で形成されると共に表面
に凹凸を有するものである。
【0030】請求項24記載の発明による表示装置は、
請求項23記載のものにおいて、第1パネルおよび第2
パネルの少なくとも一方の支柱と接する位置に帯電防止
リード線が設けられたものである。
【0031】
【作用】請求項1記載の発明によれば、赤、緑および青
の蛍光体層が区画されて形成された第1パネルと、カソ
ード電極およびゲート電極を有する電界放出素子で構成
される電子放出部が形成された第2パネルとが、上記蛍
光体層と上記電子放出部が対向すると共に上記第2パネ
ルが表示面側、上記第1パネルが背面側となるように配
設されたので、蛍光体の電子衝突側を見ることになり、
従来の様に蛍光体より発せられた光が蛍光体層と透明電
極層を通り抜けて出てくるのに比べて光の利用効率を高
めることができ、輝度の向上が図れる。
【0032】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の蛍光体層が光反射膜を介して形成されたので、背面
側に漏れる光を表示面側に反射させて輝度の向上が図れ
る。
【0033】請求項3記載の発明によれば、請求項1記
載の蛍光体層が光反射特性を有する基板上に形成された
ので、請求項2の場合と同様に、背面側に漏れる光を表
示面側に反射させて輝度の向上が図れる。
【0034】請求項4記載の発明によれば、請求項1な
いし3のいずれかに記載の電子放出部が、蛍光体層に対
応する区画を取り囲む辺の少なくとも1辺に形成された
ので、蛍光体層に向かって周囲からシャワー状に電子を
降らせて所定の画素を光らせることができる。さらに、
カソードに用いる材質や形状により電子放出量が異なる
場合、それに応じて配置する辺の数や面積を変えられ
る。
【0035】請求項5記載の発明によれば、請求項1な
いし3のいずれかに記載の電子放出部が、蛍光体層に対
応する区画の中央に形成されたので、蛍光体層に向かっ
て中央からシャワー状に電子を降らせて所定の画素を光
らせることができる。さらに中央に配置することにより
周囲に配置する場合に比べて位置が多少ずれてもよく製
造裕度が生まれる。
【0036】請求項6記載の発明によれば、請求項1な
いし5のいずれかに記載の電子放出部が、平面型または
コーン型であるので、コンパクトな放出部から効率的に
電子を放出する。
【0037】請求項7記載の発明によれば、請求項6記
載の電子放出部が透明材料からなるので、表示側に出る
光が増し、輝度の向上がはかれる。
【0038】請求項8記載の発明によれば、第1パネル
または第2パネルの少なくとも一方に、蛍光体から放射
された光を反射する反射膜が設けられたので、光を表示
面側に反射し光の利用効率を上げることができる。
【0039】請求項9記載の発明によれば、請求項8記
載の反射膜がゲート電極上に絶縁物を介して形成されて
いるので、各ゲート間の絶縁が保たれるため、各画素間
の空いた場所にも光反射膜を配置することができ、光の
利用効率をより高めることができる。
【0040】請求項10記載の発明によれば、請求項8
または9記載の反射膜がパラボラ状の表面形状を有する
ので、蛍光体表面から放出され背面側に出た光は、隣の
画素側に抜けないので発光漏れの防止になり、しかも光
が集束されるので輝度が向上する。
【0041】請求項11記載の発明によれば、請求項8
記載の蛍光体層の区画毎に蛍光体層表面より突出した側
壁が設けられ、この側壁に反射膜が形成されているかま
たは上記側壁が光反射特性を有する材料で形成されてい
るので、側壁に光が吸収されることなく反射され、光の
利用効率が向上する。また、各区画を区切るため発光漏
れも防止できる。
【0042】請求項12記載の発明によれば、請求項8
記載のものにおいて、第1パネルと第2パネルとを所定
間隔に保持する支柱に反射膜を設けたので、支柱に光が
吸収されることなく反射され、光の利用効率が向上す
る。
【0043】請求項13記載の発明によれば、請求項8
記載の蛍光体層の対向側表面に、この表面の少なくとも
一部を覆う反射膜が設けられているので、背面側に漏れ
る光を反射して光の利用効率を高めることができる。
【0044】請求項14記載の発明によれば、蛍光体層
の対向側表面が凹凸形状を有するので、衝突表面積が増
えて輝度の向上が図れる。さらに、1次電子の衝突によ
り蛍光体から出た2次電子が散乱し、蛍光体層が凹凸形
状になっているため再び蛍光体に衝突して発光するた
め、さらなる輝度の向上が図れる。
【0045】請求項15記載の発明によれば、請求項1
4記載の凹凸形状が波形またはコの字形を含む形状であ
るので、波型では容易に製造でき、コの字形では区画の
周囲が突出した蛍光体層で囲まれることとなり、電子の
当たる面積が増えて発光効率が上がり、しかも発光漏れ
を防止できる。
【0046】請求項16記載の発明によれば、導電性を
有する蛍光体層は絶縁性の基板上に直接形成されている
ので、従来のように蛍光体層と基板間に透明導電体層を
設けるものに比べて構造が簡単になると共に、蛍光体側
を表示面側とする場合には導電体層によって光が吸収さ
れることがなく、光の利用効率を向上できる。
【0047】請求項17記載の発明によれば、第1パネ
ルおよび第2パネルの少なくとも一方の支柱と接する位
置に帯電防止リード線が設けられたので、支柱表面に付
着する浮遊電子を除去して沿面放電を防止できる。よっ
て蛍光体側にかける電圧を上げて輝度を向上させること
ができる。
【0048】請求項18記載の発明によれば、請求項1
7記載の支柱が絶縁物からなるボール、絶縁物からなる
ボールに導電体を被覆したもの、または、導電体のボー
ルであるものであり、支柱が絶縁物からなる場合は第1
パネルと第2パネルとの導通の心配がなく、導電体を用
いた場合は支柱に浮遊電子が溜まることがない。。
【0049】請求項19記載の発明によれば、支柱は導
電性の連続体で形成されたものであるので、容易に形成
でき、しかも沿面放電および発光漏れを防止することが
できる。
【0050】請求項20記載の発明によれば、請求項1
9記載の連続体は、導電体を格子状に形成したもの、格
子状に形成した絶縁物に導電体を被覆したもの、導電体
をストライプ状に形成したもの、または、ストライプ状
に形成した絶縁物に導電体を被覆したものであるので、
格子状に形成した場合はより発光漏れを防止でき、スト
ライプ状に形成した場合はストライプの方向に製造裕度
が生まれると共に組立時の真空引きも容易になる。
【0051】請求項21記載の発明によれば、請求項1
9または20記載の連続体に切り欠きが設けられている
もので、組立時の真空引きが容易となる。
【0052】請求項22記載の発明によれば、請求項1
9ないし21のいずれかに記載の連続体は少なくともそ
の表面が光反射性を有する材料で形成されているので、
光漏れを防止し、輝度の向上を図ることができる。
【0053】請求項23記載の発明によれば、支柱は絶
縁物で形成されると共に表面に凹凸を有するので、絶縁
性を保ちながら蛍光体側にかける電圧を上げることがで
き、輝度の向上が図れる。
【0054】請求項24記載の発明によれば、請求項2
3記載のものにおいて、第1パネルおよび第2パネルの
少なくとも一方の支柱と接する位置に帯電防止リード線
が設けられたので、支柱表面に溜まった浮遊電子を除去
して沿面放電を防止できる。よって蛍光体側にかける電
圧を上げて輝度を向上させることができる。
【0055】
【実施例】
実施例1.請求項1、4、6、および16記載の発明の
一実施例について説明する。図1は実施例1による表示
装置の要部の構成を示す断面図である。図において、3
aは導電性蛍光体層18は電子放出部であり、この例で
は、赤、緑および青の蛍光体層3aが区画されて形成さ
れた第1パネル1aと、カソード電極およびゲート電極
を有する電界放出素子で構成される電子放出部18が形
成された第2パネル1bとが、蛍光体層3aと電子放出
部18が対向すると共に第2パネル1bが表示面側(図
の上方から見る)、第1パネル1aが背面側となるよう
に配設されており、いわゆるバックビュー方式電界放出
ディスプレイの基本構造を示すものである。また、例え
ば通常の蛍光体層にSnO2やIn23を混合したよう
な導電性の蛍光体層3aを用いることによって図31の
従来例で示したアノード電極2を省いている。上部表示
面側を下から見ると、図2に示すように電界放出素子
は、蛍光体層に対応する区画すなわち画素の周辺を囲む
ように配置されている。なお、図2では説明のためブラ
ックマトリックス4および電子放出部18にハッチング
を施して示した。またその電子放出部18の構造は、図
3、4に示すような平面型やコーン型などで、カソード
部7とゲート部5をマトリクスに配置し、これによりア
ドレスされ任意の場所を発光させる。第1パネル1aと
第2パネル1bとを所定間隔に保持する支柱10は、各
画素を囲む様に構成されるか、もしくは、図32の従来
例で示されたようなガラスボールの様な支柱等が用いら
れる。また、ブラックマトリックス4としては例えばS
iO2の中にカーボンを封入したような絶縁性のもの等
が用いられる。
【0056】この様に構成されたバックビュー方式電界
放出ディスプレイは、表面ガラス基板1aに画素の周辺
を囲むように形成された電子放出部18から電子が放出
され、導電性蛍光体層3aに印加された電界により加速
されてシャワーの様に降り注いだ電子が背面ガラス基板
1b上の蛍光体層3aに当たり光を放出する。なお、電
子放出のメカニズムは図3の平面型では、ゲート電極5
で、絶縁体6を介してカソード電極7をサンドイッチ状
に配列し、数十ボルトの電位差を与えると、カソード表
面に強電界がかかり電子が放出される。この時、カソー
ド電極7の電子放出部を尖らせたり角が多くある構造等
にすることによって電子放出量が増える。このような平
面構造は製造工程も簡単で精度も出し易い。また図4の
コーン型では従来例と同様である。
【0057】このようにバックビュー方式の表示装置で
は蛍光体層3aの電子が衝突する側を見るため、従来の
様に蛍光体より発せられた光が蛍光体層3と透明電極層
2を通り抜けて出てくるのに比べて光の利用効率を高め
ることができ、輝度の向上が図れる。また、電子放出部
18が、蛍光体層3aに対応する区画を取り囲む辺に形
成されたので、蛍光体層に向かって周囲からシャワー状
に電子を降らせて所定の画素を光らせることができると
共にブラックマトリックス4の位置に形成することによ
り表示面積を減らさなくてよい。さらに、電子放出部1
8に平面型やコーン型のものを用いることによりコンパ
クトな放出部から効率的に電子を放出することができ
る。さらに、導電性の蛍光体層3aが基板1aに直接形
成されているので、図31や32に示した従来例のよう
に導電体層2を介して蛍光体層3を形成する場合に比べ
て構造が簡単になり、製造も容易となる。
【0058】なお、上記実施例では電子放出部18が、
蛍光体層3aに対応する区画を取り囲む4辺に形成され
た場合について示したが、少なくとも1辺に形成されれ
ばよく、上記実施例と同様の効果が得られる。
【0059】実施例2.次に、図5をもとに請求項1、
8、および9記載の発明の一実施例について説明する。
実施例1の図3、図4に示した電子放出部構造の変更例
で、蛍光体層と対向するゲート膜5に絶縁体6を介して
光反射膜9、例えばアルミニウムや金等の鏡面性のある
材質を蒸着などの方法で塗布することにより、電子放出
部18に吸収される光を反射し輝度を向上させる構造で
ある。なお、平面型の場合はゲート膜5表面に直接反射
膜9を配置してもカソード7への電界強度の変化が無い
ため、絶縁体無しでも同様の効果が得られる。また、コ
ーンタイプにおいてはゲート膜の厚さを考慮すれば同様
に絶縁体を設けずに同様の効果が得られる。
【0060】実施例3.請求項7記載の発明の一実施例
について説明する。実施例1の変更例で図3、図4に示
した電子放出部18の材料を、例えばカソード電極7、
ゲート電極5にITOなどの透明電極、間の絶縁層6に
SiO2などの透明絶縁体を使用することにより表示面
側に抜ける光を増やすことができる。
【0061】実施例4.図6をもとに請求項1記載の発
明の他の実施例について説明する。実施例1の変更例で
蛍光体層3と背面板1bの間に導電体層2bを挟んだ構
造である。この導電体層2bは、絶縁性の蛍光体層3を
用いた場合アノード電極の役割を持つ。またこの電極に
よりアノード側にアドレスを配置することもできる。ま
た、アノード電極の材質を透明にする必要が無い。
【0062】実施例5.請求項2記載の発明の一実施例
について説明する。上記実施例4の変更例として図6の
導電体層2aの材質にアルミニウムや金など鏡面性も有
する材質を用いる、すなわち、蛍光体層3を光反射膜を
介して基板1a上に形成するをことにより、背面側へ逃
げてしまう光を表示面側へ向けることができ輝度を向上
できる。
【0063】実施例6.請求項3記載の発明の一実施例
について説明する。図7は、実施例1の変更例で蛍光体
層3を光反射特性を有する基板1c上に形成し、基板1
cの光反射性を利用して背面側に漏れる光を反射するこ
とによって輝度を上げる構造である。
【0064】実施例7.請求項1および12記載の発明
の一実施例について説明する。図8は実施例5の変更例
で、支柱10表面にも光反射膜9を設けることによりさ
らに輝度向上の効果が得られる。
【0065】実施例8.請求項1、2、および10記載
の発明の一実施例について説明する。図9は実施例5の
変更例で、支柱10が各区画毎に配置されずにある一定
の間隔で例えば数区画に一本の割合で配置されている場
合、光反射膜9がパラボラ状の表面形状を有するように
形成し、発光漏れおよび光の集束を考慮した構造であ
る。なお、光反射膜9の表面形状をパラボラ状に形成す
る代わりに蛍光体層4の表面形状をパラボラ状に形成し
てもよく、この場合は、請求項14記載の発明の一実施
例となる。
【0066】実施例9.請求項1および11記載の発明
の一実施例について説明する。図10は実施例1の変更
例で、各画素間すなわち各区画毎に支柱10が配置され
ずガラスボールの様な支柱がある一定の間隔で配置され
ている場合、蛍光体層3の区画毎に蛍光体表面より突出
した例えば酸化マグネシウムや酸化バリウム等の側壁8
を設け、この側壁8を光反射特性を有する材料で形成す
ることによって発光漏れ防止や輝度向上の効果が得られ
る。なお、この例では側壁8を光反射特性を有する材料
で形成した場合について示したが、光反射特性の無い材
料で形成された側壁に光反射膜を形成してもよく、同様
の効果が得られる。
【0067】実施例10.請求項5記載の発明の一実施
例について説明する。図11において、電子放出部18
が画素すなわち蛍光体層3に対応する区画の中央に配置
されている。この電子放出部18としては、実施例1同
様、図3や図4に示すような平面型やコーン型の構造の
ものが用いられる。図12に上部表示面側を下から見た
平面図を示す。なお、図12では説明のため絶縁性のブ
ラックマトリックス4および電子放出部18にハッチン
グを施して示した。
【0068】この構造の利点は、実施例1と同様に蛍光
体層3の発光側を見るので輝度向上の効果があり、ま
た、画素の上に配置することによって周辺に配置する実
施例1のものより製造裕度が生まれることである。
【0069】実施例11.図13は請求項8および9記
載の発明をフロントビュー方式の表示装置に適用した一
実施例を示すものである。フロントビュー方式の表示装
置とは図31、32で示した従来例のように、蛍光体層
3を有する第1パネル1aが表示面側、電子放出部が形
成された第2パネル1bが背面側となるように配設され
た表示装置である。図において、8は光反射壁であり、
ブラックマトリクス4上に蛍光体3に隣接して配置さ
れ、十分な光反射特性を示すような物質、例えば酸化マ
グネシウム、硫化バリウム等で形成されている。9はゲ
ート膜5の上に絶縁体膜6を介して形成された光反射膜
であり、アルミニウムや金等の材料により形成されてい
る。このように光反射膜9により電子放出部に吸収され
たり背面側に漏れたりする光を反射することにより輝度
の向上が図れる。なお、光反射壁8によっても光漏れを
防止している。
【0070】実施例12.請求項12記載の発明の他の
実施例について説明する。一区画毎に支柱10で囲まれ
ている場合、図14に示す様に支柱側面にも光反射膜9
を塗布することにより、より一層の輝度向上の効果が得
られる。特にこの例では支柱10が蛍光体層3に向かっ
て広がるように放射状に形成されており、その支柱10
上に形成された光反射膜9は、ゲート5面上の光反射膜
9で反射され周囲に拡散する光を表示面方向に集光し、
隣接蛍光体の発光を抑さえる効果がある。この場合、光
反射膜9とゲート層5は、上記実施例11の場合と同様
に接触しないように配置され絶縁性は保たれている。な
お、図14では支柱10が蛍光体層3に向かって広がる
ように放射状に形成されている場合について示したが、
同じ幅で形成されていても輝度向上および隣接蛍光体の
発光を抑える効果はある。
【0071】実施例13.請求項15記載の発明の他の
実施例について説明する。図15は実施例11の変更例
で、光反射膜9の表面形状を蛍光体層3の区画中心を中
心にパラボラ状に形成することによって輝度向上と発光
漏れ防止の効果が得られる。
【0072】実施例14.請求項13記載の発明の一実
施例について説明する。蛍光体層3の周辺付近の電子衝
突表面層では光は、蛍光体3内で乱反射され、電子放出
部との対向側へも放出される。そこで、図16に示す様
に蛍光体層3の電子放出部との対向側表面にこの表面の
少なくとも一部を覆う光反射膜9を設けることにより、
画素周辺の背面側に逃げる光を表示面に向けられ輝度を
向上できる。
【0073】実施例15.請求項11記載の発明の他の
実施例について説明する。図17は、実施例9で図10
を用いてバックビュー方式の表示装置で説明した請求項
11記載の発明をフロントビュー方式の表示装置に適用
した場合を示し、蛍光体層3の区画毎に蛍光体層3表面
より突出した側壁8を設け、この側壁8を光反射特性を
有する材料で形成することにより、発光漏れ防止や輝度
向上の効果が得られる。なお、光反射特性の無い材料で
形成された側壁8に反射膜を設けても同様の効果が得ら
れるのは実施例9の場合と同じである。
【0074】実施例16.請求項14および15記載の
発明の一実施例を図をもとに説明する。図18に示すよ
うに蛍光体層3の電子放出部との対向側表面が波状の凹
凸形状にすることにより容易に製造でき、しかも電子の
衝突する面積が増え、さらに、1次電子の衝突により蛍
光体から出た2次電子が散乱し、蛍光体が波状になって
いるため再び蛍光体に衝突して発光する。このため、平
面の蛍光面構造の1次電子だけの発光よりも1次電子、
2次電子の発光のある本構造のほうが面輝度を向上する
ことができる。なお、図18では直線的な波の例を示し
たが曲線的な波であってもよいのは言うまでもない。
【0075】実施例17.請求項15記載の発明の他の
実施例について説明する。図19は蛍光体層3表面の凹
凸形状が、コの字状である場合の1例を示し、蛍光体層
3の周囲に光反射壁8があり、その壁8の側面にも蛍光
体層3を塗布してコの字型に形成した構造である。これ
より、蛍光体の発光面積を増やすことができ、蛍光体か
ら放出される光もそれに対応して増加する。結果、表示
面側の第1パネル1aより観測される発光輝度は高くな
る。さらに、コの字形では区画の周囲が突出した蛍光体
層で囲まれることとなり、電子を確実に衝突させること
ができると共に発光漏れを防止できる。なお、図20に
示すようにコの字を増やすことにより電子衝突表面積を
増やし輝度を向上できる。さらに、図19および20で
示したようなコの字の蛍光体層の表面に図18に示した
ような波形状を形成してもよい。
【0076】実施例18.請求項16記載の発明の他の
実施例について図21をもとに説明する。図において、
導電性蛍光体層3aガラス基板1a上に直接形成されて
おり、例えば導電性の物質を使った、あるいは導電性の
物質をドープあるいは混合した導電性の蛍光体層3aを
用い、この十分な導電性をもった蛍光体層3aを透明電
極にかわり電極として使用し、従来の透明電極を省略し
た構造にすることにより、図に示すような簡単な構造の
蛍光面になると共に、透明電極を通過するときの光の損
失がなく、輝度の向上ができる。
【0077】実施例19.請求項17および18記載の
発明の一実施例について説明する。図22は断面図、図
23は第1パネルを取り除いて見た平面図である。図に
おいて、11はガラスボールよりなる支柱10と第2パ
ネル1bの絶縁体6の間にゲート5と平行して設けられ
た帯電防止リード線である。製造に際しては、ゲート膜
5と同じ材料を使いゲート膜5と同時に形成することも
可能である。なお、図23では説明のためにゲート電極
5、絶縁層6、および帯電防止リード線11にハッチン
グを施して示している。
【0078】このように構成された支柱構造において
は、低速である浮遊電子がガラスボール10の表面に付
着し表面に溜まると帯電防止リード線11を介して流れ
出ることになる。したがって、輝度を向上させるために
透明電極2に高圧を加えた場合、支柱(ガラスボール1
0)を介して発生する沿面放電の発生を防ぐことができ
る。なお、図22では帯電防止リード線を第2パネル1
bに設けた場合について示したが、第1パネル1aに設
けてもよく、さらに両方に設けてもよい。
【0079】実施例20.請求項18記載の発明の他の
実施例について図24をもとに説明する。この例では支
柱はガラスボール10に導電性の薄膜13を塗布した構
造である。上記実施例17では、ガラスボール10に付
着する浮遊電子がある程度蓄えられてから流れ出される
ため電子の放出軌道が曲げられる可能性があるが、この
例では表面が導電性の膜13であるために帯電すること
なく流れ出る。
【0080】実施例21.請求項18記載の発明のさら
に他の実施例について図をもとに説明する。図25は、
ガラスボール10に導電性薄膜13を被覆する変わりに
導電性のボール14を使用した構造であり、実施例20
より容易に製造され、しかも同様の効果が得られる。な
お、上記実施例19〜21では共にボール状の支柱を用
いた場合について説明したがこれに限るものではなく円
柱状や角柱状のものであってもよいのは言うまでもな
い。
【0081】実施例22.請求項19および20記載の
発明の一実施例について図26、27をもとに説明す
る。この例では支柱は導電性を有する格子状の連続体1
5で形成されている。この格子状連続体15は導電性の
金属薄板を用いエッチングなどの工程により作製され
る。このように上記実施例19〜21で示したガラスボ
ール10と帯電防止リード線11より容易に作製でき、
しかも上記実施例と同様に浮遊電子の付着を防止でき
る。さらに、画素それぞれを区切ることになるため発光
漏れ防止の効果も得られる。図26は断面図、図27は
連続体の配置される様子を示す平面図である。なお、図
27では説明のためブラックマトリックス4および格子
状導電体15にハッチングを施して示した。
【0082】実施例23.請求項19および20記載の
発明の他の実施例について図28をもとに説明する。上
記実施例21では、格子状導電体15によって画素を個
々に区切った構造であるが、図28に示す様にストライ
プ状導電体16にすることによって同一の効果が得られ
ると共に、ストライプ方向に製造裕度ができ、しかも組
立時の真空引きも容易になる効果がある。なお、図28
では説明のためブラックマトリックス4およびストライ
プ状導電体16にハッチングを施して示した。
【0083】実施例24.請求項21記載の発明の一実
施例について説明する。図29(a)は平面図、(b)
は(a)のB−B線断面図である。このように各画素間
に切り欠き17aを有する連続体17とすることにより
帯電防止効果を有し、しかも組立時の真空引きを簡単に
できる。なお、図29(a)では説明のためブラックマ
トリックス4および連続体17にハッチングを施して示
した。
【0084】実施例25.請求項20記載の発明の他の
実施例について説明する。上記実施例22〜24に示し
た導電体を格子状やストライプ状に形成した連続体の代
わりに、絶縁体を格子状やストライプ状に形成した連続
体に導電体を被覆して用いてもよく、上記各実施例と同
様の効果が得られる。
【0085】実施例26.請求項22記載の発明の一実
施例について説明する。上記実施例22〜24の支柱表
面をアルミニウムや金などの鏡面性の材質で覆うか、ま
たは支柱を光反射特性を有する材料で形成することによ
り、光漏れを防止し、輝度の向上を図ることができる。
【0086】実施例27.請求項23記載の発明の一実
施例について図30をもとに説明する。この例では、支
柱19は絶縁物で形成されると共に表面に凹凸を有して
おり、電極間の距離が長いほど絶縁性が保たれるため、
支柱に導電性の材質を使用しない場合は、表面に凹凸を
設けることによってアノードの電圧を上げることができ
る。
【0087】実施例28.請求項24記載の発明の一実
施例について説明する。図30に示した上記実施例27
の表面に凹凸を有する絶縁性支柱19を用い、図22、
23に示した実施例19の場合と同様に、第1パネル1
aおよび第2パネル1bの少なくとも一方の支柱と接す
る位置に帯電防止リード線11を設けることにより、支
柱表面に溜まった浮遊電子を除去して沿面放電を防止で
きる。よって蛍光体側にかける電圧を上げて輝度を向上
させることができる。
【0088】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、赤、緑および青の蛍光体層が区画されて形成され
た第1パネルと、カソード電極およびゲート電極を有す
る電界放出素子で構成される電子放出部が形成された第
2パネルとが、上記蛍光体層と上記電子放出部が対向す
ると共に上記第2パネルが表示面側、上記第1パネルが
背面側となるように配設されたので、蛍光体の電子衝突
側を見ることになり、従来の様に蛍光体より発せられた
光が蛍光体層と透明電極層を通り抜けて出てくるのに比
べて光の利用効率を高めることができ、輝度の向上が図
れる。
【0089】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載のものにおいて、蛍光体層が光反射膜を介して形成さ
れたので、背面側に漏れる光を表示面側に反射させて輝
度の向上が図れる。
【0090】請求項3記載の発明によれば、請求項1記
載のものにおいて、蛍光体層が光反射特性を有する基板
上に形成されたので、請求項2の場合と同様に、背面側
に漏れる光を表示面側に反射させて輝度の向上が図れ
る。
【0091】請求項4記載の発明によれば、請求項1な
いし3のいずれかに記載のものにおいて、電子放出部
が、蛍光体層に対応する区画を取り囲む辺の少なくとも
1辺に形成されたので、蛍光体層に向かって周囲からシ
ャワー状に電子を降らせて所定の画素を光らせることが
できる。さらに、カソードに用いる材質や形状により電
子放出量が異なる場合、それに応じて配置する辺の数や
面積を変えられる。
【0092】請求項5記載の発明によれば、請求項1な
いし3のいずれかに記載のものにおいて、電子放出部
が、蛍光体層に対応する区画の中央に形成されたので、
蛍光体層に向かって中央からシャワー状に電子を降らせ
て所定の画素を光らせることができる。さらに中央に配
置することにより周囲に配置する場合に比べて位置が多
少ずれてもよく製造裕度が生まれる。
【0093】請求項6記載の発明によれば、請求項1な
いし5のいずれかに記載のものにおいて、電子放出部
が、平面型またはコーン型であるので、コンパクトな放
出部から効率的に電子を放出する。
【0094】請求項7記載の発明によれば、請求項6記
載のものにおいて、電子放出部が透明材料からなるの
で、表示側に出る光が増し、輝度の向上がはかれる。
【0095】請求項8記載の発明によれば、赤、緑およ
び青の蛍光体層が区画されて形成された第1パネルと、
カソード電極およびゲート電極を有する電界放出素子で
構成される電子放出部が形成された第2パネルとが、上
記蛍光体層と上記電子放出部が対向するように配設さ
れ、上記第1パネルまたは第2パネルの少なくとも一方
に、上記蛍光体から放射された光を反射する反射膜が設
けられたので、光を表示面側に反射し光の利用効率を上
げることができる。
【0096】請求項9記載の発明によれば、請求項8記
載のものにおいて、反射膜がゲート電極上に絶縁物を介
して形成されているので、各ゲート間の絶縁が保たれる
ため、各画素間の空いた場所にも光反射膜を配置するこ
とができ、光の利用効率をより高めることができる。
【0097】請求項10記載の発明によれば、請求項8
または9記載のものにおいて、反射膜がパラボラ状の表
面形状を有するので、蛍光体表面から放出され背面側に
出た光は、隣の画素側に抜けないので発光漏れの防止に
なり、しかも光が集束されるので輝度が向上する。
【0098】請求項11記載の発明によれば、請求項8
記載のものにおいて、蛍光体層の区画毎に蛍光体層表面
より突出した側壁が設けられ、この側壁に反射膜が形成
されているかまたは上記側壁が光反射特性を有する材料
で形成されているので、側壁に光が吸収されることなく
反射され、光の利用効率が向上する。また、各区画を区
切るため発光漏れも防止できる。
【0099】請求項12記載の発明によれば、請求項8
記載のものにおいて、第1パネルと第2パネルとを所定
間隔に保持する支柱に反射膜を設けたので、支柱に光が
吸収されることなく反射され、光の利用効率が向上す
る。
【0100】請求項13記載の発明によれば、請求項8
記載のものにおいて、蛍光体層の対向側表面に、この表
面の少なくとも一部を覆う反射膜が設けられているの
で、背面側に漏れる光を反射して光の利用効率を高める
ことができる。
【0101】請求項14記載の発明によれば、赤、緑お
よび青の蛍光体層が区画されて形成された第1パネル
と、カソード電極およびゲート電極を有する電子放出部
が形成された第2パネルとが、上記蛍光体層と上記電子
放出部が対向するように配設され、上記蛍光体層の対向
側表面が凹凸形状を有するので、衝突表面積が増えて輝
度の向上が図れる。さらに、1次電子の衝突により蛍光
体から出た2次電子が散乱し、蛍光体層が凹凸形状にな
っているため再び蛍光体に衝突して発光するため、さら
なる輝度の向上が図れる。
【0102】請求項15記載の発明によれば、請求項1
4記載のものにおいて、凹凸形状が波形またはコの字形
を含む形状であるので、波型では容易に製造でき、コの
字形では区画の周囲が突出した蛍光体層で囲まれること
となり、電子の当たる面積が増えて発光効率が上がり、
しかも発光漏れを防止できる。
【0103】請求項16記載の発明によれば、赤、緑お
よび青の導電性を有する蛍光体層が区画されて形成され
た第1パネルと、カソード電極およびゲート電極を有す
る電界放出素子で構成される電子放出部が形成された第
2パネルとが、上記蛍光体層と上記電子放出部が対向す
るように配設され、上記蛍光体層は絶縁性の基板上に直
接形成されているので、従来のように蛍光体層と基板間
に透明導電体層を設けるものに比べて構造が簡単になる
と共に、蛍光体側を表示面側とする場合には導電体層に
よって光が吸収されることがなく、光の利用効率を向上
できる。
【0104】請求項17記載の発明によれば、赤、緑お
よび青の蛍光体層が区画されて形成された第1パネル
と、カソード電極およびゲート電極を有する電子放出部
が形成された第2パネルとが、上記蛍光体層と上記電子
放出部が所定の寸法の支柱を介して対向するように配設
され、上記第1パネルおよび第2パネルの少なくとも一
方の上記支柱と接する位置に帯電防止リード線が設けら
れたので、支柱表面に付着する浮遊電子を除去して沿面
放電を防止できる。よって蛍光体側にかける電圧を上げ
て輝度を向上させることができる。
【0105】請求項18記載の発明によれば、請求項1
7記載のものにおいて、支柱が絶縁物からなるボール、
絶縁物からなるボールに導電体を被覆したもの、また
は、導電体のボールであるものであり、支柱が絶縁物か
らなる場合は第1パネルと第2パネルとの導通の心配が
なく、導電体を用いた場合は支柱に浮遊電子が溜まるこ
とがない。
【0106】請求項19記載の発明によれば、赤、緑お
よび青の蛍光体層が区画されて形成された第1パネル
と、カソード電極およびゲート電極を有する電子放出部
が形成された第2パネルとが、上記蛍光体層と上記電子
放出部が所定の寸法の支柱を介して対向するように配設
されると共に、上記支柱は導電性の連続体で形成された
ものであるので、容易に形成でき、しかも発光漏れを防
止することもできる。
【0107】請求項20記載の発明によれば、請求項1
9記載のものにおいて、連続体は、導電体を格子状に形
成したもの、格子状に形成した絶縁物に導電体を被覆し
たもの、導電体をストライプ状に形成したもの、また
は、ストライプ状に形成した絶縁物に導電体を被覆した
ものであるので、格子状に形成した場合はより発光漏れ
を防止でき、ストライプ状に形成した場合はストライプ
の方向に製造裕度が生まれると共に組立時の真空引きも
容易になる。
【0108】請求項21記載の発明によれば、請求項1
9または20記載のものにおいて、連続体に切り欠きが
設けられているもので、組立時の真空引きが容易とな
る。
【0109】請求項22記載の発明によれば、請求項1
9ないし21のいずれかに記載のものにおいて、連続体
は少なくともその表面が光反射性を有する材料で形成さ
れているので、光漏れを防止し、輝度の向上を図ること
ができる。
【0110】請求項23記載の発明によれば、赤、緑お
よび青の蛍光体層が区画されて形成された第1パネル
と、カソード電極およびゲート電極を有する電子放出部
が形成された第2パネルとが、上記蛍光体層と上記電子
放出部が所定の寸法の支柱を介して対向するように配設
され、上記支柱は絶縁物で形成されると共に表面に凹凸
を有するので、絶縁性を保ちながら蛍光体側にかける電
圧を上げることができ、輝度の向上が図れる。
【0111】請求項24記載の発明によれば、請求項2
3記載のものにおいて、第1パネルおよび第2パネルの
少なくとも一方の支柱と接する位置に帯電防止リード線
が設けられたので、支柱表面に溜まった浮遊電子を除去
して沿面放電を防止できる。よって蛍光体側にかける電
圧を上げて輝度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1による表示装置の要部の構成を示す断
面図である。
【図2】図1の電子放出部の配置を示す平面図である。
【図3】図1の電子放出部の具体例1を示す斜視図であ
る。
【図4】図1の電子放出部の具体例2を示す斜視図であ
る。
【図5】実施例2による表示装置の要部の構成を示す斜
視図である。
【図6】実施例4による表示装置の要部の構成を示す断
面図である。
【図7】実施例7による表示装置の要部の構成を示す断
面図である。
【図8】実施例7による表示装置の要部の構成を示す斜
視図である。
【図9】実施例8による表示装置の要部の構成を示す断
面図である。
【図10】実施例9による表示装置の要部の構成を示す
断面図である。
【図11】実施例10による表示装置の要部の構成を示
す断面図である。
【図12】図11の電子放出部の配置を示す平面図であ
る。
【図13】実施例11による表示装置の要部の構成を示
す断面図である。
【図14】実施例12による表示装置の要部の構成を示
す断面図である。
【図15】実施例13による表示装置の要部の構成を示
す断面図である。
【図16】実施例14による表示装置の要部の構成を示
す断面図である。
【図17】実施例15による表示装置の要部の構成を示
す断面図である。
【図18】実施例16による表示装置の要部の構成を示
す断面図である。
【図19】実施例17による表示装置の具体例1の要部
を示す断面図である。
【図20】実施例17による表示装置の具体例2の要部
を示す断面図である。
【図21】実施例18による表示装置の要部の構成を示
す断面図である。
【図22】実施例19による表示装置の要部の構成を示
す断面図である。
【図23】図22の帯電防止リード線の配置の様子を示
す平面図である。
【図24】実施例20による表示装置の要部の構成を示
す断面図である。
【図25】実施例21による表示装置の要部の構成を示
す断面図である。
【図26】実施例22による表示装置の要部の構成を示
す断面図である。
【図27】図26の格子状連続体の配置の様子を示す平
面図である。
【図28】実施例23によるストライプ状連続体の配置
の様子を示す平面図である。
【図29】実施例24による切り欠きを有する連続体の
配置の様子を示し、(a)は平面図、(b)は(a)の
B−B線断面図である。
【図30】実施例27による表示装置の要部の構成を示
す断面図である。
【図31】従来の表示装置の要部の構成を示す斜視図で
ある。
【図32】図31の表示装置の動作を説明する断面図で
ある。
【符号の説明】
1a 第1パネル 1b 第2パネル 2 透明電極層 2b 導電体層 3、3a 蛍光体層 4 ブラックマトリックス 5 ゲート電極 6 絶縁物 7 カソード電極 7c コーン部 8 光反射壁 9 光反射膜 10 支柱 11 帯電防止リード線 13 導電性薄膜 14 導電性ボール 15 格子状導電体 16 ストライプ状導電体 17 切り欠きを有する導電性連続体 17a 切り欠き 18 電子放出部 19 表面に凹凸を有する絶縁性支柱
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩田 修司 尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三菱電機 株式会社材料デバイス研究所内 (72)発明者 由良 信介 尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三菱電機 株式会社材料デバイス研究所内 (72)発明者 橋本 典綱 尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三菱電機 株式会社材料デバイス研究所内

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 赤、緑および青の蛍光体層が区画されて
    形成された第1パネルと、カソード電極およびゲート電
    極を有する電界放出素子で構成される電子放出部が形成
    された第2パネルとが、上記蛍光体層と上記電子放出部
    が対向すると共に上記第2パネルが表示面側、上記第1
    パネルが背面側となるように配設されたことを特徴とす
    る表示装置。
  2. 【請求項2】 蛍光体層が光反射膜を介して形成された
    ことを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  3. 【請求項3】 蛍光体層が光反射特性を有する基板上に
    形成されたことを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  4. 【請求項4】 電子放出部が、蛍光体層に対応する区画
    を取り囲む辺の少なくとも1辺に形成されたことを特徴
    とする請求項1ないし3のいずれかに記載の表示装置。
  5. 【請求項5】 電子放出部が、蛍光体層に対応する区画
    の中央に形成されたことを特徴とする請求項1ないし3
    のいずれかに記載の表示装置。
  6. 【請求項6】 電子放出部が、平面型またはコーン型で
    あることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記
    載の表示装置。
  7. 【請求項7】 電子放出部が透明材料からなることを特
    徴とする請求項6記載の表示装置。
  8. 【請求項8】 赤、緑および青の蛍光体層が区画されて
    形成された第1パネルと、カソード電極およびゲート電
    極を有する電界放出素子で構成される電子放出部が形成
    された第2パネルとが、上記蛍光体層と上記電子放出部
    が対向するように配設され、上記第1パネルまたは第2
    パネルの少なくとも一方に、上記蛍光体から放射された
    光を反射する反射膜が設けられたことを特徴とする表示
    装置。
  9. 【請求項9】 反射膜がゲート電極上に絶縁物を介して
    形成されていることを特徴とする請求項8記載の表示装
    置。
  10. 【請求項10】 反射膜がパラボラ状の表面形状を有す
    ることを特徴とする請求項8または9記載の表示装置。
  11. 【請求項11】 蛍光体層の区画毎に蛍光体層表面より
    突出した側壁が設けられ、この側壁に反射膜が形成され
    ているかまたは上記側壁が光反射特性を有する材料で形
    成されていることを特徴とする請求項8記載の表示装
    置。
  12. 【請求項12】 第1パネルと第2パネルとを所定間隔
    に保持する支柱に反射膜を設けたことを特徴とする請求
    項8記載の表示装置。
  13. 【請求項13】 蛍光体層の対向側表面に、この表面の
    少なくとも一部を覆う反射膜が設けられていることを特
    徴とする請求項8記載の表示装置。
  14. 【請求項14】 赤、緑および青の蛍光体層が区画され
    て形成された第1パネルと、カソード電極およびゲート
    電極を有する電子放出部が形成された第2パネルとが、
    上記蛍光体層と上記電子放出部が対向するように配設さ
    れ、上記蛍光体層の対向側表面が凹凸形状を有すること
    を特徴とする表示装置。
  15. 【請求項15】 凹凸形状が波形またはコの字形を含む
    形状であることであることを特徴とする請求項14記載
    の表示装置。
  16. 【請求項16】 赤、緑および青の導電性を有する蛍光
    体層が区画されて形成された第1パネルと、カソード電
    極およびゲート電極を有する電界放出素子で構成される
    電子放出部が形成された第2パネルとが、上記蛍光体層
    と上記電子放出部が対向するように配設され、上記蛍光
    体層は絶縁性の基板上に直接形成されていることを特徴
    とする表示装置。
  17. 【請求項17】 赤、緑および青の蛍光体層が区画され
    て形成された第1パネルと、カソード電極およびゲート
    電極を有する電子放出部が形成された第2パネルとが、
    上記蛍光体層と上記電子放出部が所定の寸法の支柱を介
    して対向するように配設され、上記第1パネルおよび第
    2パネルの少なくとも一方の上記支柱と接する位置に帯
    電防止リード線が設けられたことを特徴とする表示装
    置。
  18. 【請求項18】 支柱が絶縁物からなるボール、絶縁物
    からなるボールに導電体を被覆したもの、または、導電
    体のボールであることを特徴とする請求項17記載の表
    示装置。
  19. 【請求項19】 赤、緑および青の蛍光体層が区画され
    て形成された第1パネルと、カソード電極およびゲート
    電極を有する電子放出部が形成された第2パネルとが、
    上記蛍光体層と上記電子放出部が所定の寸法の支柱を介
    して対向するように配設されると共に、上記支柱は導電
    性の連続体で形成されたことを特徴とする表示装置。
  20. 【請求項20】 連続体は、導電体を格子状に形成した
    もの、格子状に形成した絶縁物に導電体を被覆したも
    の、導電体をストライプ状に形成したもの、または、ス
    トライプ状に形成した絶縁物に導電体を被覆したもので
    あることを特徴とする請求項19記載の表示装置。
  21. 【請求項21】 連続体に切り欠きが設けられているこ
    とを特徴とする請求項19または20記載の表示装置。
  22. 【請求項22】 連続体は少なくともその表面が光反射
    性を有する材料で形成されていることを特徴とする請求
    項19ないし21のいずれかに記載の表示装置。
  23. 【請求項23】 赤、緑および青の蛍光体層が区画され
    て形成された第1パネルと、カソード電極およびゲート
    電極を有する電子放出部が形成された第2パネルとが、
    上記蛍光体層と上記電子放出部が所定の寸法の支柱を介
    して対向するように配設され、上記支柱は絶縁物で形成
    されると共に表面に凹凸を有することを特徴とする表示
    装置。
  24. 【請求項24】 第1パネルおよび第2パネルの少なく
    とも一方の支柱と接する位置に帯電防止リード線が設け
    られたことを特徴とする請求項23記載の表示装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002075253A (ja) * 2000-08-30 2002-03-15 Kyocera Corp 平面型ディスプレイ用正面板およびそれを用いた平面型ディスプレイ
JP2008091279A (ja) * 2006-10-04 2008-04-17 Fuji Heavy Ind Ltd 発光装置
JP4590092B2 (ja) * 1999-11-24 2010-12-01 キヤノン株式会社 画像表示装置

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